- 416 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2010/01/27(水) 11:45:56 ID:9kI54i3j]
- >>410-412
なるほど〜 あのシーンは、登場人物たちのその後を描いているように見せて 実は観念的な描き方をしているのかなと感じました。 >>362の監督へのインタビューの中で、 『パルナサス自身、娘を悪魔に取られそうになって 初めて自分の世界観に娘を閉じ込めようとしていたと気付く』 というコメントがあったのだけど 物乞いをしている父親に気づかずに歩き去る娘、という描写は 父親の世界観から解放されて自由になった姿、を描いてる気がしました。 そうして娘は新しい自分の世界観(アントンとの幸せな家庭)を築いて、 レストランの窓の外からそれを見ているパルナサスは、もう干渉できないみたいな。 たしかパーシーが「今行くと娘さんが不幸になりますよ」みたいな台詞もあったような… パーシーは不思議なキャラだけど、パルナサスの良心の象徴みたいな気がします。 この映画全体にいえることだけど、見た人それぞれに色んな解釈ができて、 どれも間違ってない、正解なんて無い、強いて言えば 見た人が感じたこと、受け取った事がその人にとっての正解みたいな そんな感じなのかなと思いました。 かなり自己流の解釈なんで、間違ってたり気を悪くする方が居たらすみません
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