- 469 名前:名乗る程の者ではござらん [2007/08/28(火) 15:08:09 ID:z8hOG3tW]
- >>468
京都テルサホールは、856席収容の大きな多目的ホールでした。 ですから、質問もすぐに手をあげるのには、とても勇気がいる感じでした。 質問してくださった方は、栗塚さんの日本人離れした端整なお顔立ちのことについてでした。 栗塚さんは、「自分は父の顔を知らないで育った。母は平凡な日本人の 顔だった。しかし自分が子どもの頃は、色白なので他の子どもから、ロシアやアイヌの子といわれた」 と仰っていました。栗塚さんが子ども時代を過ごされたのは、戦争の真ッ只中でした。 きっと、悲しい辛い思いをなさったことが多々あったのではないか、と思いました。 貴重なお話を聞けて、質問してくださった方に、感謝したいです。 もう一つは、若王子を再開してほしい、ということでした。 自分は留守がちだったが、お姉さまがずっと経営してくださっていて、亡くなられたので、 閉めているが、いつか再開したい、というお返事でした。ここでも会場から拍手が沸き上がりました。 そこでトークショーは終わり、玄関ホールで、多くのファンに囲まれ、 サインや写真撮影に応えておられました。 ご自分のことは、照れもあるのか、ユーモアをまじえ、とても謙虚な言葉で語られます。 明るくて、お話が上手で、気配りの人でした。お姿を見、お声を聞くだけでも、楽しくて、 いつまでも立ち去らずにいるファンも、多かったです。 私は京都チャンネルで拝見する、ソフト帽とスーツ姿の英国紳士のようなダンディーな 栗塚さんに、お会いしたかったので、この日ソフト帽をお召しだったのが、嬉しかったです。 司馬遼太郎さんは栗塚さんを評して、「素顔と演技がガラッと変わる点は長谷川一夫に似ている。 大きな可能性をもつ人」(1965年週刊朝日)と仰ったそうです。 という
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