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【周防正行】それでもボクはやってない【痴漢冤罪】 第二審



265 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2007/01/22(月) 02:49:14 ID:LwrpfE5b]
観て来た。
結末は予想通りだったのだが、あの形でなければ監督の主張は伝わらなかったと思う。
描写もリアルで、製作者の熱意が伝わってきた。
裁判所の作りも、宣誓とか甲○号証とか言った裁判用語も。
検察に関して「起訴した事件は有罪にするのが仕事」って言ってたくだりでは、甲山事件を思い出した。

ただ、上の方にもあったけど、検察側の席と弁護側の席が逆なような気が…
地裁にもよるのかも知れないけど…

消化不良な点は、田口浩正と被害者の女の子の偽証かな。
2人は、目撃者の女性が
「(被告は)服を引っ張っていたが、(中略)怪しかった」みたいな事を言っていた。
結局、最後の「怪しかった」という部分は事実と違っており、
女性目撃者は「この人は犯人じゃない」って言ってたわけだが、
女の子と田口がなんでそういう嘘をついたのかの説明は最後までなかった。
私は普通に、警察または検察がそう言わせたものだと思っていたのだが、
その辺が明らかにならないばかりか言及すらされなかったのが残念。






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