- 13 名前:最低人類0号 [2007/07/03(火) 09:54:00 ID:JV1gJKJn]
- 5 :考える名無しさん:2007/06/22(金) 01:15:23 0
5つの菜食者調査、合計76000人をメタアナリシスしたKey博士らの研究[Am. J. Clinical Nutrition, Sep 1999; 70: 516 - 524.]がある。 1 24538人のアメリカ・カリフォルニア州のセブンスデー・アドヴェンティスト(1959-60年) 2 9878人のイギリス・健康食品の買物客(イギリス1973-79年) 3 28952人のアメリカ。カリフォルニア州のセブンスデー・アドヴェンティスト(カリフォルニア1976-80年) 4 1757人のドイツ・ハイデルベルク(1978-81年) 5 11047人のイギリス・オックスフォードの菜食主義者(1980-84年) 総死亡率は上から、 (ベジタリアンのほうが17%総死亡率が低いという)0.83、(11%高い)1.11、0.80、1.17、1.00である。 これは低い2件、高い2件、同じ1件であり、 しかも、メタアナリシスなので5つのグループをまとめた結論で見なければいけない。 この結果は0.95でありベジタリアンのほうが5%総死亡率が低く、 統計学的には優位な差がありません、誤差の範囲だと結論づけられている。 上述のように総死亡率1.17と最も高いのはドイツの研究だが、1757人であり参考にするための信頼性が5つの研究中もっとも低い。 したがって信頼性が修正され、総死亡率も、脳卒中、胃ガン、前立腺ガンも優位な差はないという結論である。 このメタ分析では5つの研究を統合すると大腸ガン、肺ガン、乳ガンにも優位な差がなく、 有意な差があるのは心筋梗塞だけであり、ベジタリアンの方が24%死亡率が低いと結論づけられている。 この心筋梗塞は研究中の死亡要因の25%程であり死因第1位なので重要な死因である。 科学的見識から見ると、このAm J Clinical Nutrition(米国臨床栄養学雑誌)という雑誌はpeer-reviewがある一次資料であり、 IFを基準にした格付けでは、IFは5.853である。世界に53誌ある栄養学雑誌の中でTop3に位置する評価を受けている。 なかでもこの論文は100件近いcitation indexがありきわめて高く評価されている。
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