- 1 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/09(土) 23:49:59.81 ID:dAYtU2LI0.net]
- 次スレは>>980お願いします
実体験に基づく話が多く、意外と“シャレにならない”より怖い話もあったり… ガイシュツ・都市伝説、何でもOK! ほんのりマターリヒヤーリと…… 嫌煙厨と夢話は閲覧書込み禁止 ◆最重要事項◆ 長文を何回かに分けて投稿する場合は、『メモ帳などに全部書いてから』一気に投稿して下さい。 携帯からの方もそれなりに配慮をお願いします。 それではあなたのお話を聞かせてくださいませ… 過去ログ倉庫 (新) 2ch.nvxi.jp/r8/ (旧) www.geocities.jp/g6thh 前スレ ほんのりと怖い話スレ その117 [無断転載禁止]©2ch.net hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1465654961/ 関連スレ 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?336 hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467617840/l50 不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part99 [無断転載禁止]c2ch.net hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467343230/ 子供の頃の不思議な体験5 (DAT落ち、次スレなし)
- 101 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 17:06:39.69 ID:5bwFa0nZ0.net]
- そういわれても本当にオチがないんだよ
その後中村とお祓いにいったほうがいいんじゃないかとか 盛り塩のやりかた調べたりしたんだけど、結局何もやらないまま夏休みに突入 新学期前に戻ってきたら、教師が「背の低い坊主の子をみた」という噂だけ伝わってきたけど 特に何があったわけでもないし、中村も家族でハワイにいったとかで真っ黒に日焼けして健康そのもので戻ってきて あれだけ怖がってたのに、寮に戻ってきたら「俺の隣でジュウサンって吉田サンが答えてさぁ。 俺呪われたかと思ったよ〜(笑)」と笑い話にしてるし。 結局、ちょっとだけ話題になって、その後終了。
- 102 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 17:28:13.77 ID:v3+H4q6a0.net]
- どう見てもジュウサンって言ったの中村やんそれ
ネタにするつもり言ったら大事になったから咄嗟に嘘ついたんだけじゃん
- 103 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 17:38:30.92 ID:gv0z6S3w0.net]
- 本当に吉田くんの霊なら淋しくて出てきたのかな、と哀れに思うし
中村くんの嘘ならそんな嘘ついて話題の中心になりたい中村くんの性格が怖い(虚言癖?)
- 104 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 17:46:10.29 ID:5bwFa0nZ0.net]
- >>94
中村は俺の隣にいたから、中村が言ったなら他の誰がわからなくても俺がわかったはずなんだよな 実際、中村の「ジュウニ」って声は聞こえてたけど「ジュウサン」はもっと離れたところから聞こえたし 中村の声とは全然違う、ちょい高めの幼い声だった 一応、声の感じとか目撃談からすると、中学生っぽい印象を受けるんだよな。
- 105 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 17:55:52.66 ID:i+PEibb20.net]
- >>82
寝てないと思う。友人曰く、短いトンネルで私の目はあいてたらしい。 意識して、もうすぐトンネル!と気合い入れてても、どっかに飛んじゃう。 ほんのり怖いか微妙だが、自分は怖かった話もあるわ。 大学卒業後数年。友達数人と、よく旅行をしてた時期。 旅行にいく前に、「誰かの親戚が急逝して途中で帰る」という夢を見た。 もちろんそんな縁起でもないことは口にできないから黙ってたが、正夢になった。 一度なら偶然で済ませれたけど、その後も集まる友達の家族・親戚の不幸なことを夢で見てた。 脳梗塞で救急搬送の連絡がくるとかは、まだ20代でみんなの親も若いから、 絶対うちの親(高齢)だわwwと思った。違ったけど。 何度かあって怖くなって旅行行くの止めちゃった。 何で自分に無関係な人たちの不幸がわかってたのか謎だわ
- 106 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 18:08:45.25 ID:RtzuTxXM0.net]
- >>86
扉をかけてたって事はやっぱりどこでもドアか… てか、その髪の毛DNA鑑定してみれば良かったのにね もしかしたらお姉さんと違うDNAだったかも知れないんだしさ
- 107 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 18:37:11.42 ID:EIaPRWUC0.net]
- まだ2ちゃんねるを知らない頃の話
メンヘラの子との会話録 「こないだ、こんなことがあってさ」 「〇〇だと思われ…」 「え、何が?」 「それは〇〇だと思われ」 「え、どっち?」 「それは〇〇だと思われ」以降、無限ループ それから程なく2ちゃん用語を知った。
- 108 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 22:41:09.61 ID:H/5p05Cb0.net]
- >>83
ひょっとして、大阪の都島?
- 109 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 23:19:02.50 ID:zcPUHJJp0.net]
- >>100
おいやめてくれよ 高倉公園じゃないだろうな
- 110 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/12(火) 23:22:57.22 ID:hkvczdkO0.net]
- >>100
何か心当たりあんのか、怖えーだろいきなり
- 111 名前:83@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 07:28:12.38 ID:B1gdngnp0.net]
- >>100
大阪だけど市内じゃないです。 都島の話が気になります。
- 112 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 09:40:11.68 ID:OeEgS+xK0.net]
- オカルト要素はなく個人的にほんのりした話
学生の頃、家〜駅までの道を歩いてたら後ろからアジア人ぽい言葉で話してる人がくる事に気が付いた ボソボソ話してるけれど電話かな?と特に気にせず歩き続けて信号待ちで止まったら、そのアジア人らしき人と距離が縮まってよく声が聞こえる距離になった そしたら「アーヤッテチョッパリ!アーヤッテチョッパリ!」とひたすら繰り返し言っていて、チョッパリ=日本人disという事だけは知ってたのでおかしいなと振り向いたら大柄の男が道行く人を睨みつけながら独り言繰り返してた その時周りには女性ばかり5人くらい歩いてたけど
- 113 名前:信号変わったらみんな小走りで駅まで逃げてた
振り向いたらその男は道の途中にある中華屋に入っていって、あそこの店員かな?ヤベー!と興奮して言葉の意味も知りたかったので2ちゃんに書き込んだら釣り扱いで相手にしてもらえずw 後日その中華屋で店員同士の刺傷事件があって、どうやらあの時の男が日本人店員を刺したみたいで震えた [] - [ここ壊れてます]
- 114 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 09:48:08.19 ID:uZU7ZK1B0.net]
- 在日チョンは全員死ねって事やな
- 115 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 09:59:09.27 ID:AEuUKD460.net]
- 15年ほど前の話になりますが・・・
小5の時に父が転職をしてその関係で引っ越しをしたんですが、 しばらくしてから、そのマンションで若い女性の霊を見ることがありました。 規則性が無く、夜現れることもあれば昼間現れることもあり、 いつもあちこちを怖い顔で睨みつけていて、とにかく近寄りたくないといつも思っていました。 うっかり目が合うとものすごい形相で睨みつけてきて、殺されるんじゃないかと逃げたこともありましたが、 特に母に対して執着しているようで、料理をつくってる母をじーっと睨みつけていました。。 中1の夏休み、仕事のある父を除いた母と私と妹の三人が母方の田舎にいっている間に 父が職場の若い女性と駆け落ちして、私たちの手元には父の残した借金だけが残りました。 その為、引っ越しをすることになり、新しく借りた部屋は前の部屋と違って古かったのですが 霊がついてくることもなく、その後霊を見ることは一度もありませんでした。 私が高校2年の頃、父の知り合いという人から連絡が入り、父が脳梗塞で倒れて入院をしているから世話をして欲しい、と言われました。 母は一人で行くといいましたが、母を心配した私も付き添いで病院にいきました。 病室にいたのは、前のマンションで見かけた「若い女性の霊」にそっくりな女性でした。 私は、ああ、なるほど。アレは自縛霊じゃなく、父の浮気相手の生霊だったんだ。 だから私を睨みつけ母を睨みつけていたんだ、と納得しました。 その女性は悪びれた風もなく「一緒に暮らしてただけで、結婚もしてないから私が病人の面倒をみる理由が無い。 荷物は家に送るから、後は全部よろしく」と言いました。 私は離婚をすすめましたが、母は父にまだ愛情があるのか、それとも責任感からなのか父の世話をし始め 母は、運動障害が残る父のリハビリを手伝い、嚥下障害のある父に毎日ご飯を食べさせ毎日世話をしました。 その後、その女性を家でもリアルでも見たことがありません。 父に対する執着が無いから出てこないんだと思います。 生霊になるほど父に執着していたのに、別れる時はあっさりしたもんだなぁと不思議な感じがします。 書いてたらあんまり怖くなかった。すみません。
- 116 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 10:09:28.38 ID:DxLVWt590.net]
- >>106
やはり1番怖いのは、幽霊よりも生きてる人間なのかと思う。
- 117 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 10:39:20.10 ID:J1556fA00.net]
- 嫌な間女と浮気おやじだな 三船みかの母親みたい
- 118 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 11:37:52.66 ID:uZU7ZK1B0.net]
- 奥さん子供捨てて浮気女と長年一緒に暮らしてたら内縁関係にならね?責任と賠償求めたらよかったのに。お金云々じゃなくその女に地獄の苦しみ与えるって考え方ね
- 119 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:04:56.93 ID:ZGWO1FfA0.net]
- 8年くらい前、悪友のKと2人で地元にある心霊スポットのダムへ行った時の話。
8月の暑い夜、いつものように2人で暇して、俺の運転でドライブしてたんです。 地元は結構な田舎でどこを見廻しても山が見えるみたいなとこ。 その日は街
- 120 名前:の中を走るのにも飽きてきて、山道を走ろうってことになりました。
で、ただ山道を走るんじゃなくて、心霊スポットへ行こうってKが言いだしたんです。 オカルト好きな俺はノリノリでKの案内する山の中のダムへ向かいました。 街から山へ入り、街灯もまばらになってきた頃、Kの指示で益々暗い脇道へと左折。 道もどんどん狭くなり、街灯も全くなくなりましたが「雰囲気あるな〜!」なんてハシャギながらどんどん走って行きました。 すると、カーブを曲がった先に赤い橋がありました。 車1台しか通れないような幅の狭い橋で、暗さと、木々と、道の曲がり具合のせいで、突然目の前に現れたように見えて、凄く不気味に感じたのを覚えています。 それに、その橋の半分を過ぎたくらいから、何だか視界が狭くなるような、後ろへ引っ張られるような感覚があって少し息苦しくも感じました。 それでもオカルト好きな俺達は、そんな感覚にも盛り上がってました。 [] - [ここ壊れてます]
- 121 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:07:47.58 ID:ZGWO1FfA0.net]
- (続き)
いよいよ橋を渡りきった先がダムでした。 どこのダムもそうだと思いますが、ここのダムにも、村が沈んでるとか自殺があったとか、まぁありきたりな噂は色々ありました。 そんな話をKとしながら、少し道の広くなった所で車から降り、ダムの方へ歩いて行きました。 1本しかない懐中電灯はKが持っており、俺は暗闇で視界がほぼきかない中、 「こっち?ここがダム?」 とか言いながらガードルから身を乗り出して下を覗き込みました。 少し離れた所であっちこっちを照らし、ブラブラその辺を見て回っていたKは、 「そうそう、そこがダム」と俺の方へ向き直し、こっちへ歩いて来るようでした。 ガードレールの向こうは急な斜面になっていて、どうやらその下の方に水が貯まっているらしい事が微かな水音で分かった。 ただ、木や雑草がかなり生えていて、暗いせいもあり目を凝らしてもダムの様子は分からない。 それどころか、目の前の木や草でさえもぼんやりと輪郭が分かる程度で、色や形をはっきりと認識することは出来なかった。 それくらい、明かりのない山の中は暗い。 薄い月明かりも木々に遮られた斜面までは照らしてくれない。
- 122 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:10:06.27 ID:ZGWO1FfA0.net]
- (続き)
ダムから吹き上げてくるひんやりとした風を頬に感じながら暗闇を見つめていると、だんだんその深淵に引っ張られるような感じがしてきた。 重い。 身体が後ろからじんわりと加圧されるようにダムの方へ押される。 頭がぼーっとする。 夢を見ているような意識が引き込まれる感覚。 ふいにKが隣へ来てガードルの向こうを懐中電灯で照らして、 「なんも見えねーな」 その声にハッとなって、 「おー...」と適当に相槌を返し、懐中電灯の照らす円形の視界を目で追っていました。 その時、斜面の少し離れた左下の方から、 カサカサ...ガサ...ガサガサガサ と、草の中で何かが動く音がしました。 俺もKもめちゃくちゃ驚いて 「うわぁ!!」と叫んで、そっちを照らして目を凝らして固まりました。 K「何?誰かいんの?」 俺「野生動物かなんかじゃねーの?」 K「お化けかな?」 俺「猪とかだったら、やばくない?」 K「雑草で何も見えねぇ」 とか話ながら、音の原因を探して目を凝らしていると。 懐中電灯の明かりが何かをとらえた。
- 123 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:12:44.83 ID:ZGWO1FfA0.net]
- (続き)
人影だった。 木と雑草でよく見えないけど、斜面をこっちへ向かって登って来てる! 「え?なんで?人?」そんな事を言いながら混乱してソレから目が離せない。 怖くて逃げたい気持ちと、ソレが何か突き止めたい好奇心とが葛藤して、俺はしばらく動けず
- 124 名前:にいた。
が、車に向かってダッシュで逃げたKの背中に 「おい!懐中電灯!」と叫んだ次の瞬間、近づいてくるソレが、何かブツブツ言ってるのが分かった。 ...なに?喋ってる? 全身に鳥肌が立ち冷たい汗が噴き出す。 ソレのブツブツが少しハッキリしてくる距離まで来てやっと、俺はヤバい、逃げなきゃと思って走った。 Kは、もう運転席に座ってエンジンをかけていた。 俺も慌てて助手席に乗り込んだ。 車は急発進し、その場を離れた。 [] - [ここ壊れてます]
- 125 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 13:12:49.38 ID:NDnaIBFb0.net]
- そういう女はほっといても破滅的な人生を雪だるまのように転げ落ちるだけだから放置でいい
父ちゃんはアレだがお母ちゃんの慈悲の心に(複雑な心境だと思うけど)胸を打たれたわ しかし、生きてる人間は怖いなぁ〜
- 126 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:15:12.16 ID:ZGWO1FfA0.net]
- (続き)
2人とも無言で車を走らせ山を降りた。 街へ戻ってきて、すぐに解散するのも怖かったのでファミレスに入った。 ドリンクバーを頼んで一息ついた所で俺は 「さっきの...なんだったんだろな...Kも見た...よな?」 と恐る恐るKに声をかけたが、Kはまだ油汗をかき震えが治まらず返事は無かった。 それ以上何も言えなかった。 そのまま朝まで黙ったまま2人でファミレスのソファに座っていたが、外も明るくなってきたのでKを家へ送った。 車を降りて玄関に入って行くKの後ろ姿を見送りながら、俺はさっきの人影のブツブツを思い出していた。 そいつは、 「こっち来い...こっちぃ...K...来いよぉ...K...」 Kの名前を呼んでいた。 あれから何度連絡しても、Kからの返事はなかった。 そのまま俺らは疎遠になった。 Kに何があったのだろうか。
- 127 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:27:24.07 ID:NDnaIBFb0.net]
- >>115
>あれから何度連絡しても、Kからの返事はなかった。 >そのまま俺らは疎遠になった。 >Kに何があったのだろうか。 最後雑すぎw Kに聞けよww バレバレの創作は痛いぞw
- 128 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 13:45:12.58 ID:JgiBrd6m0.net]
- 最近このスレでの長文系は読めなくなったなぁ。
2レス分程度なら何とか読めるがそれ以上になると飽きてくるのか読めなくなる。 歳のせいかのー。
- 129 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 14:32:11.94 ID:Co2ZhykD0.net]
- おいおいお前ら、また作家先生とその信者がファビョるからやめろw
- 130 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 14:53:50.99 ID:r/0fkcjN0.net]
- ガードルとブラブラでほんのり(〃ω〃)
- 131 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:56:38.77 ID:K/gkcxibY]
- 初投稿です。
今まで怖い話読むばっかだったけど、 実際に怖い体験をして、解決し、自分の中でも落ち着いてきたので、 ネットで話したくなり、書きます。
怖いと言っても、私が怖かっただけで、文章にしたら面白くないかも。 文章下手なので読みにくかったりしたらすみません。 あと書き溜めたら長くなった。すみません。
- 132 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:57:11.92 ID:K/gkcxibY]
- 私(K):会社員。20代・女。西日本在住。
19歳の時、家が引っ越す事になるまで住んでいた町がある。
で、一年ほど前、 昔住んでいた町が懐かしくなって、 今はどうなっているかと見に行った。
前に住んでいた家をみにいって(特に変わりなし)、 その後遊んでいた近所あたりを散策。 その後通っていた小学校の方まで行った。
「K?」 同じ歳くらいの女性に声をかけられたが、 誰だかよく分からなかった。
「そうですけど、すみません、失礼ですが・・・」 「えー誰か分からない?Nだよ、N」
- 133 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:57:47.33 ID:K/gkcxibY]
- N。
彼女は某震災の時に避難してきた同級生で、 家が近かった事もありよく遊んでたし、登下校も一緒だ
- 134 名前:った。
「N?全然わからんかった〜!久しぶり〜!え、なんでおるん?」 「出張でこっちに来たんだけど、懐かしくなってこの辺見に来たんだよ〜」 「おお!私もだよ。今は引っ越してこのへん住んでないんだけど、久々に見に行こうかって思って」 「え、すごい偶然じゃない?」
私たちは子供の頃のこのあたりの話で盛り上がった。 あのスーパーで一緒に遊んだよねだとか、 あそこに空き地があったとか、そういう話。
Nが、急に思い出したように手を叩いた。 「ねえ、小学校の裏手に山があったよね?」 「あったねえ。みんな秘密基地作ってはすぐ壊されてたよね」 「うんうん。ねえ、ちょっと行ってみない?」 「え?ダメでしょ。小学校の所有地なのに」 「確か裏手からだと、人に見つかりにくかったじゃん」 「ああ・・・」 その山は小学校側からだとアスレチックなどの遊具も取り付けられていて学校からも丸見えなんだけど、 その裏側は団地に繋がっていて、人目みるとどこかの所有地とは分かりにくかった。
私は考えた末頷いた。 「分かった。見るだけね」 [] - [ここ壊れてます]
- 135 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:58:21.14 ID:K/gkcxibY]
- 私とNは、小学校の敷地をぐるりと周回するように山の裏手にいってみた。
昔はグラウンドも校舎も大きく感じたけど、大人になった今は小さく感じた。 グラウンドの遊具も記憶とはかなり様変わりしていて、 懐かしいような、別の場所を見ているような、 不思議な気持ちだった。
山は、全然変わってなかった。 昔も小学校側から山に入ってこっちから出て行くのが 流行ったなぁ、と考えていると、 急にNが、山の中に入っていった。 ズンズンと、躊躇なく。 「え!?ちょっとちょっと、入ったらダメでしょ!」 頭の中に職質される自分が浮かんだ私は 必死でNを止めた。
急にNは無言になってしまい、 私は走って追いかけて、Nの腕を掴んだ。 なんだかやたらと冷たい腕だと思った。 「N、ダメだって。入ったらコレ不審者でしょ。小学校だし、ヤバイって」 Nは答えなかった。 「N?なんとか言って」 Nの腕を強く引っ張ってこちらを向かせた。
- 136 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:58:49.90 ID:K/gkcxibY]
- こちらを見たNの顔が、なかった。
なかった、っていう言い方が正しいかは分からないし、 あれを文章としてどう表現したら良いか分からない。 のっぺらぼう、とかいうんじゃない。 空洞になってるのでもない。 頭はそこに存在してるんだけど、 なんていうか、視覚がNの顔を認識しない。 ありそうなんだけど、ない。 そんな感じ。
私は腰が抜けて何もいえなかった。 元々怖がりだし、ヘタレだし、そのくせオカルト好きだし、 もうそこでこれはオバケだと思った。
今度はそこらじゅうに響き渡るような声がNから発せられた。 「K(私の名前)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!K〜〜〜〜〜〜〜! 昔はたのしかったよねえええええええええええええええ 手をつないで帰ったりいいいいいいいいいいいいいいいい F(他の友人の名前)と三人で遊んだりいいいいいいいいいいいいいい」 頭痛がするような大音量だった。
- 137 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:59:19.51 ID:K/gkcxibY]
- 私はもうなんていうか、混乱してしまって、
足もガクガクするし、体に力も入らなくて、 転びそうになりながら逃げようとした。 そこでもおかしな事が起きた。 山の出口はすぐそこなのに、 走っても走っても全然近づかない。 そこに地面のコンクリートが見えてるのに、 ランニングマシーンみたいに、足はずっと『そこ』を走ってる。 そのことに気付いてさらに混乱した。
その時、全然違う誰かの声が聞こえた。 「おいっ、何してる!?」 その瞬間、急にぱっと普通の世界みたいな感じに戻って、 私は転げ落ちるみたいに山からおりた。
- 138 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 15:59:50.63 ID:K/gkcxibY]
- 声をかけてきたのは普通のおじいさんだった(ほんとに単なる通りすがり)。
私は心臓がばくばくで、なんとか今あった事を話そうとした。 「今、私の子供の頃の友達が
- 139 名前:、そこに、そこにいませんか?」
「は?」 意味が分からないというようにおじいさんが山の中を見て、 「誰もおらんよ」 と言った。 私は振り向くのがこわかったけど、 でも確認せずにもいられなくて、 そっと振り返ったけど、そこにはもう普通の山があるだけだった。 「今、私、この山で……ずっと声が聞こえてて。友達がこの中に入ったんですけど、 急に、顔がなくなって、それで」 なんか、自分で言ってて途中からすごく胡散臭く聞こえてきた。 その証拠に、おじいさんも 「いや、なんかあったんなら警察に言え」 というような事を言って、胡散臭そうな顔で私を見ながら去っていった。
私は怖くて、急いで駅にいき、電車で自分の家に帰った。 周囲の人がまたあんな風になるんじゃないかって不安で仕方なかった。 [] - [ここ壊れてます]
- 140 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:00:12.39 ID:K/gkcxibY]
- 家に帰ってから家族に話し、
会社でも同僚に話したり、飲み会で友達に話したりしたけど、 「こわーい」程度の反応で、多分誰もそこまで信じてない。
私もそれから三ヶ月ほど何もなかったので、徐々に恐怖心が薄れ、誰にも話さなくなっていった。
ある日、とある友人から、 Fに私のLINEのIDを教えても良いかと聞かれた。 Fは小学校、中学校の同級生だが、 何年も連絡をとっていないので、正直「友人」という呼び方が あっているかは分からないが、まあとりあえず、元同級生だ。 ただ、仲介にあたった友人が信頼できる人物だったので、 変なことはないだろうと了承した。
するとこんなやり取りになった。 長いやり取りだったので要約する
F:突然ごめんね。Nって覚えてる?
私はぞっとした。 Nとは3ヶ月前に出会った彼女だ。
- 141 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:00:34.44 ID:K/gkcxibY]
- 私:覚えてるけど、何で?
F:怖い事があった。私、この間会社からの帰り道に、Nに会った。 久しぶりだねって話して、思い出話とか楽しくしてたん。 それで、「小学校にいかない?」ってNに誘われた。 もう夜遅かったし、そんな肝試しみたいな事できないって断ったら、 ものすごい力で腕掴まれた。 行こうよ、行こうよって何度も誘われて、 だんだんNがヒステリックになってきて、 怖くなって逃げ出した。 その時に、後ろから「K(私)も誘うから! 三人で今度行こう!小学校じゃなくても良いから、昔遊んだところに」って ものすごく、信じられないくらい大きな声で言われた。 翌日からはNとは会わなかったけど、 昨日また会った。 怖くて違う道から行こうとしたのに、気付かれて、追いかけられて、 「F〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」って大声で呼ばれて 急いで家に帰った。 K(私)の名前が彼女から出ていたので、友人をつたって私の連絡先を聞いた。
要約するとそんな話だった。 これだけの話なら「怖いねー」で終わらせたかもしれないが、 私もあの体験があったので、正直チビるかと思った。
- 142 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:01:09.56 ID:K/gkcxibY]
- 私:実は私もちょっと前に…
と、先日の話をしたら、Fに電話しても良いかと聞かれ、了承した。 以降は電話のやり取りになる。
F「ねえ、どういう事だろう。私かなり怖いんだけど」 私「笑わないで聞いてほしいんだけどさ、Nってもう死んでるんじゃない?それであれはNの幽霊とか」
洒落怖とかホラー映画とか、怖がりのくせにそういう話が大好きなわたしは 早々にそう結論づけた。
F「ないでしょ!そもそも結構普通っぽかったよ。足もあったしw」 私「でも、私はNが普通の人間とは思えなかったんだよね…。 大体さ、私と会った時は、出張でこっちに来たって言ってたんだよ。 なのにFと会ったのは三ヵ月後で、しかも夜にそのへんいたんでしょ? おかしいでしょ……」 F「いや……、やめてよ、まじ怖いわ」 私「Fってまだ昔と同じとこ住んでるの?」 F「そう。小学校の近く。実家住まいだから」 私「私はあれからNとは会ってないから、そのへんの地縛霊とか……?」 F「とりあえず死んだ前提で話すのはやめようよw どうにかNに知られずに生きてるかどうか確認する方法ないかな?」 私「N転勤族だったしなぁ……。共通の友達もおらんし……」
- 143 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:01:35.39 ID:K/gkcxibY]
- F「私おるよ」
私「ほんま!?」 F「Nって●●大学(超有名私大)出身なの」 私「まじ?めっちゃ頭いいな……」 F「私あそこに友達が二人ほどいってて、その子たちの話聞いてた時に、 Nと同姓同名の名前が出た事があったん。 私の小学校の頃の友達と同じ名前だわって言ったら、 写真見せてもらったら、Nだったん。 あの子らに言ったら生存確認くらいしてもらえるかも」 私「頼んでいい?」 F「うん」 私「Nには知られん方がいいと思うよ」 F「分かっとる」
という感じで電話が終わった。
結論から言うと、Nは普通に生きてた。 今は東京住みだそうだ。 某有名企業(大学と言い、ほんとのエリートだ……)に務めてて、 バリバリのキャリアウーマンだそうだ。
- 144 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:01:59.88 ID:K/gkcxibY]
- その報告の電話はFからもらったが、
その時Fは半泣きだった。 私「どしたん?」 F「またNと会った……」 私「嘘でしょ?だって東京に住んでるんよね?」 F「また、遊ぼ、遊ぼって何度も何度も。そんで、K(私)に連絡がつかないから 連絡先教えて、ってすっごい大きい声で言われて、もう怖くて。 家の前まできて、そんな大声で叫ぶんだよ。 でもさ、家族はそんな声聞いてないって言うの。 ありえないよ!だって町内放送レベルの音量なんだよ!? もう気が狂いそうだよ。怖いよ」
私は考え込んでしまった。
そこで思い出した事がある。 関係があるかはその時分からなかったが、 Nは中学時代、いじめられていた。 直接は知らないが、中学1〜2年生の頃、 彼女から相談を受けていた。
- 145 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:02:25.10 ID:K/gkcxibY]
- ちょっと話が脱線するが、
Nはいわゆる、男受けがよく、女受けが悪いというタイプの典型の女の子だった。 とは言え、別にぶりっ子じゃない。
顔はそんなに良くもない。 ただ、色白で、程よくぽっちゃりしていて、 頬がピンク色で、髪がサラサラで、 性格がおっとりしていて、人がよくて、素直で、ちょっぴり運動オンチっていう。 男性の方が聞いたら「良い子じゃん」と思うだろうし、実際良い子なんだが、 こういう子はとにかく女からは受けが悪い。 顔がそんなに良くないからこそ、 「あいつブスだよね!(なのにモテやがって、と聞こえない言葉が続く)」とか言われてしまう。
本人は男女分け隔てなく接しているつもりでも、 彼女のようなタイプが男と話すだけで、 女は陰口を言う。女性の方は多分全員頷いてくれるんじゃないかと思う。
- 146 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:02:47.77 ID:K/gkcxibY]
- Nが受けていたいじめは、Nのそういうところから来ていたのではないかと思う。
実際、最初の頃は女ばかりにいじめられていた、と。 ペンケースを隠されたり、イベントの班にいれてもらえなかったり、 というところからはじまる。 その空気が男子にも伝わり、面白がった男子らが 今度は雑巾をNに投げたり。 暴力沙汰にはなってないが、Nは誰にも言えず、私はよく相談を受けていた。 私は最初は親身に聞いていたが、 親に言いなよと言っても「言いたくない」とばかり言うNの状況は改善せず、 私は家が遠かった事もあり話を聞く以上のアクションは取らず、 お互い高校受験がせまってくると、ほとんど連絡をとらなくなった。 ただ、「小学校に戻りたい」と執拗に言っていたNの言葉が 今になって蘇ってきた。
私「Nに連絡とれんかな」 F「まじ!?」 私「だって東京に
- 147 名前:いるN自体は普通なんでしょ。なら話しても平気でしょ。
その友達から連絡先聞けるかな」 F「……まあ、聞いてみるわ」
その後、Fから、Nの連絡先をもらった。 [] - [ここ壊れてます]
- 148 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:03:19.19 ID:K/gkcxibY]
- 電話番号も教えてもらったが、
最初から電話はなぁ、と思ったので、 とりあえずLINEで連絡をとった。
結果、Nはものすごく喜んだ。
N:K〜〜〜〜〜〜〜〜!?!? やばい、めっちゃ久しぶり〜〜〜〜! 元気〜〜〜〜???
みたいな。絵文字やスタンプを使った 可愛らしいラインだった。
私:久しぶりだね!最近Fと連絡とってて、 Nも昔よく遊んだよねって話してたら懐かしくなって。
と、本題は伝えなかった。
N:本当?!私も、KとFに会いたいって ずっとずっと思ってた! ほんとにほんとに思ってた。
なんかグイグイくるな、とちょっと気になった。
- 149 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:03:50.05 ID:K/gkcxibY]
- 私:今東京なんでしょ?
N:そうだよ〜。頑張って働いてるよ!Kは? 私:私も一応OLやってるよー。 N:えー!OLのKみたい!会いたい〜!すっごく会いたい! 今どのへんに住んでるの?
私はざっくりとした住所を教えたんだけど・・・
ああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!! まじで、ほんとに、解決した今でも、教えるんじゃなかったって思う。 この少しあとに起こる出来事が完全にトラウマになったので。
N:へえ、このへんなんだ。今グーグルマップで見てるよ。
は!?!? いや、別に良いけど、普通友達の住所聞いて、 グーグルマップですぐに検索するって変じゃないか?
N:ねえ、今●●っていう看板が見えるとこ見てる。ここから近い? 私:うん。そこから………
- 150 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:04:17.43 ID:K/gkcxibY]
- 変だなと思いながらも、
私は自分の家への詳細を教えた。 Nの幽霊(?)の事は忘れてた訳じゃないけど、 このNはちゃんと生きてて実在するんだし、 アレとは無関係だろうって思ってた。
N:あっ、あった!ここ?わ〜〜素敵な家〜! 遊びにいきたいー!めっちゃいきたいー! 私:まじで(笑) そんな良い家でもないけど、 もし今度こっちきたら遊びにきなよ! N:うん!いや、もう今日いく!今日いっちゃう〜! 私:まじで(笑) ウケる(笑)
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その瞬間だった。 窓がすごい勢いで叩かれた。 私はNとやり取りしている緊張感もあって「わあっ!」と声をあげながら 窓を見ると、窓ガラスからNが見ていた。 笑って、楽しそうに、 「きたよ〜〜〜〜〜〜」 って言ってる。
- 151 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:04:39.88 ID:K/gkcxibY]
- 嘘でしょ!?と思って、
泣きそうになりながら階下にいる両親を呼んだ。 両親がくるまでに、 私「え、Nなの?」 N「そうだよおお。久しぶりだねえ」 という短いやり取りがあった。 もう死ぬかと思った。 何で?東京にいるはず。嘘だったの?と泣きたくなった。
両親が何事かと部屋にきて、 「そこに人がいる!」 と半狂乱で指差す私に、 両親は窓の外を確認して、 「何もいないよ……」 と不気味そうに言った。 実際、窓の外を恐る恐るみたら、もう誰もいなかった。
- 152 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:05:04.91 ID:K/gkcxibY]
- あまりに不安で仕方がなかったので、
警察を呼び、パトロールしてもらう事になった。 詳細を話している時に、申し訳ないと思ったが、Nの話もした。 ラインのやり取りを見てもらい、Fとの一連のやり取りも話した。 警察にNが働いている東京の会社を告げると、 警察がその会社に電話をし、 Nが今日出社していたかという確認をとると、 今日の9時前に出社し、20時過ぎに退社しているという。 まじかよ……と思った。 (冒頭にも書いたが私は西日本在住だし、 20時過ぎからこっちにくるのは絶対無理)
私の話がオカルトめいていたせいか、 もしかしたら警察はあまり信じていなかったかもしれなくて、 パトロールを今夜から数日してもらえる事になって、 また何かあったら知らせてほしいとの事だった。
- 153 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:05:32.70 ID:K/gkcxibY]
- 警察が帰ったあと、
Fに電話して
- 154 名前:、泣きながら報告した。
Fも泣きそうだった。 F「なんなんだろ、これ……」 私「家教えた直後にアレだもん。Nが絶対関係してる」
私たちは以下のふたつの説を考えた。
・こっちにいるNは実はNじゃなくて別人。Nと通じていて、私たちに嫌がらせをしている ・Nをかたった幽霊。
ただ、やっぱりどっちかというとオカルト系なんじゃないかと、 そういう結論になった。
私は檀家の住職に相談してみることにした。 優しくて法事の時の説教もこちらに分かりやすいように話してくれるし、 昔から知ってる人だから話しやすいと思った。 葬儀なんかで忙しいらしくて、なかなかご本人と連絡がとれなくて、 電話をもらったのは翌々日の昼間だった。 その間はNと出会う事はなく、Fも何事もなかったそうだ。 [] - [ここ壊れてます]
- 155 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:06:27.39 ID:K/gkcxibY]
- お坊さん「ごめんなさい、連絡が遅くなって」
私「いえ、お忙しいのにすみません。あの、ちょっとご相談があって」
私は今までの出来事をできるだけ細かく話した。
お坊さんは話をじっと聞いたあとに、 考えるように言った。 「Kさん、これは私の推測だから、 これが本当かどうかは分かりません。 この推測が間違っている可能性もあるから、 事件の可能性も捨てず、気をつけて過ごしてほしいんです」 そう前置きをしてからお坊さんは言った。
「Nさんは、生霊を飛ばしているのかもしれません」 「生霊って、あれですか、嫉妬とか恨みとかを強く念じすぎて呪いになっちゃうとかの」 「そうですね。Kさんは、Nさんが中学時代いじめられていたと言っていましたね」 「はい」 「小学校に戻りたいと言っていた、と」 「はい。……あっ、Fも私も、小学校の頃遊んだところに行こうって誘われました」 「そう。もしかしてですけど、彼女は、今でも小学生の頃に戻りたいのかもしれない」 「ええ……?でも、いじめは中学の時の話だし。その後は良い大学に入って良い企業に入って」 「そこでも辛い思いをしているのかもしれませんよ」 「……」
- 156 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:06:58.76 ID:K/gkcxibY]
- お坊さんは、
「あまり長くはお付き合いできませんが、もしよかったら、 今週末にでも、そのFさんと、その小学校周辺を一緒にまわってみましょうか」 「えっ、いいんですか」 「はい。ただ、私に何ができるかは分かりませんけどね。 あと、葬儀などが入った場合はお付き合いできません。 それで良いですか」 「良いです。すみません、お忙しいのに」
Fに連絡すると、ぜひに、との事だった。 幸いお坊さんも時間がとれたので、 日曜日、お坊さん(袈裟とかじゃなく、普段着ね)と、Fと、私で、 小学校周辺をうろついた。
私「この間は、ここでNと会ったんです」 お坊さん「そうですか……」 三人で周辺をうろついていたが、特に何もなく、 時間だけが過ぎていった。
- 157 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:07:22.83 ID:K/gkcxibY]
- あまり長時間拘束しても申し訳ないし、
そろそろ帰ろうかという時、 「あっ!KとFだ〜〜〜〜!」 とすごく嬉しそうな声が聞こえてきた。 私とFは硬直した。Nだった。
「嬉しい!三人で遊びたかったんだ! ずっと!ずっと!ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと」 『ずっと』を繰り返すNに、私とFは完全に引き攣っていた。 逃げ出したかったが、その前に、お坊さんが 「こんにちは」 と穏やかにNに話しかけた。 Nはその時はじめてお坊さんに気付いたような顔で、 「どなたですか?」 と問い返す。 お坊さんは 「Kさんとお友達の住職です。Mといいます」 と自己紹介をした。
すると、急にアレが起きた。 最初に会った時に起こった、Nの顔がなくなるやつ。 私は絶句して、Fはぶるぶると震えていたが、 お坊さんがぎゅっと私たちの手を握った。
- 158 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:07:45.24 ID:K/gkcxibY]
- Nは、
「友達なんですかあああああああああああ いいなあああああああああああああああああ」 と、また例の大音量
- 159 名前:ナ話し始めた。
怖くて仕方なかったが、お坊さんは、 「ちょっと一緒にお話しましょうか」 とにこにこしながらNに語りかけた。
嘘でしょ、と思ったが、小学校近くの公園に四人でむかい、 (Nはその間消えたり現れたりした。もう私は気を失う寸前だってくらい怖かった) ベンチに腰掛けて話した。 そこは昔、よく三人で遊んだ公園だった。 その時は懐かしいなんて思う心の余裕がなかったが、 Nはしきりに「ここ懐かしいいいいいいいいい!すごく懐かしいいいいいいいいいい!」と 騒いでいる。 [] - [ここ壊れてます]
- 160 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:08:16.37 ID:K/gkcxibY]
- お坊さんは、私たちに、昔はどんな事をして遊んだか、という質問からはじめた。
私とFは怖くてほとんど何も話せなかった。 Nがほとんど一人で喋っていた。 彼女の言葉は時々途切れたりした。 「あそこの……――ぉぉ、ブランコでよくふざけて絡まったり……」 時々「ね?」と話をふられた。 最初は会話して良いものか分からなかったが、 お坊さんに「ほら、お話しましょう」と優しく諭され、 次第に話せるようになっていった。
同級生の話、好きだった男の子の話なんかをしたあとに、 Nが 「あああ、小学生に……戻りたいぃ……」 と言った。 お坊さん「戻りたいのは、小学生の頃?」 N「はいぃ……。だって、その後、何もいい事なかったし。 明日も会社いくのやだ。死に……ううん、生きる。生きる生きる生きる。 生きるから、お願い、つらい、つらいの」 お坊さん「そうか、辛いか」 N「つらい、つらい、つらい」 そこから一分くらい、Nが消えた。 いなくなったのかと思ったが、お坊さんが、「まだ」と言ったので、そのまま待った。 またNが出てくる。
- 161 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:21:34.98 ID:K/gkcxibY]
- N「わたし……友達、いない」
お坊さん「いるよ。私とたくさん話しただろう。わたしと友達だ」 N「……」 お坊さん「Kさんも、Fさんも友達だよ」 一瞬ぎょっとしたが、でもNが生霊を飛ばしている(?)理由はなんとなく 察しはじめたので、私もFも頷いた。 私「友達だよ」 F「話くらいなら、いつでも聞くよ」 N「でも、でも、もう、毎日が、つらくて」 私「会社もつらい?やめても良いんじゃない?」 N「でも、頑張って、しゅうしょく、したのにぃ」 お坊さん「頑張ったね。でも、頑張らなくても良い時だって、ありますよ」 F「こっちにきたら良いよ」
話がそのへんまで進んだ時に、ふっとNが消えた。
- 162 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:22:17.63 ID:K/gkcxibY]
- 私「まだですか?」
お坊さん「……分からないけど」 私「分からないんですか?」 お坊さん「私もこういうのははじめてだから。話には聞いた事あったけど、こういう事もあるんですねえ」 苦笑しながらお坊さんが立ち上がった。
「でも、原因は分かったでしょう?ここで『あの』Nさんと話すのも良いけど、 根本はNさん本人にあります。 電話でもして、話を聞いてあげたらどうでしょう。 それと、怖いかもしれないけど、『あの』Nさんも 悪い事はしてないでしょう?」
私「いや……山に引きずりこまれそうになりました」 「懐かしい場所で一緒に遊びたかったんでしょう。 またそういう事が起こったら、 今みたいに話を聞いてあげてください。 少なくとも、そこで殺されるとか、怪我をするとか、 そういういわゆる怖い話のような事は起こりません。 霊にはそこまでの力はありません。 呪い殺すとか、そういう話が全くこの世にないという訳ではないけど、 そういった呪いはもっと大掛かりな手順がいるから。 Nさんはそういう類の人ではないですよ。 ただ、君たち二人は、本物Nさんと少しずつで良いから、 話をしてあげてください」
- 163 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:22:38.91 ID:K/gkcxibY]
- お坊さんが帰り、Fとはカフェで話をして解散した。
お互い、Nに電話してあげようという話になった。
最初の電話は他愛もない話で終わったが、 三度目の電話のあと、私にちょうど東京出張の話が入り、 怖かったがNを誘って飲みにいった。
Nはすごく嬉しそうだった。 帰ってほしくない〜!ずっと東京にいて〜!と しょっぱなから言われた時はちょっと引いたが、 楽しく話をした。
二軒目でゆっくりしている時に、 Nが「重い話なんだけど、聞いてくれる?」と話を切り出してきた。
中学時代いじめられていたが、 高校、大学でもいじめられ、会社でも嫌がらせを受けているという。 いじめの内容は、
- 164 名前:ミどくもなく、かといって受け流す事もできないものだった。
最初書いた通り、彼女は同姓に嫌われやすい感じの子なんだけど、 やっぱり女にいじめられていたらしく、 高校では2年生の途中から無視されるようになり、 大学では同サークルの先輩の彼氏を取った(男から告白されたらしい)として 聞こえるように陰口を叩かれ続け、 会社ではそのサークルの先輩の友人がいて ちくちくと地味な嫌がらせを受けているらしい。 [] - [ここ壊れてます]
- 165 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:22:59.15 ID:K/gkcxibY]
- ひとつひとつは大した事なくても、
ずっと続いていると爆発しそうになり、 最近は小学校の頃の事ばかり考えていた(この辺お察し)。 あの時が私の人生の中で 一番楽しい時期だったかも、とNは苦笑気味に語っていたが、 ああいう出来事があった私としてはNは本当に苦しいんだろうな、と思った。
N「この間、Kの住所聞いてグーグルマップで検索してたじゃん、私」 私「あっ(トラウマ)、う、うん」 N「あれさ、キモかったよね、って後から気付いて。ごめんね。 私さ、なんかちょっと病んでるよね、ってよく言われるんだ。 でもさ、自称病んでる、みたいな子っているじゃん。ああいう子にはなりたくなくて、 誰にも言わなかったんだけど、私やっぱおかしいのかも。 Kに対しても、この間のラインのやり取りとかずーっと見てて、 思い返したりしてんの。やばいでしょ」 私「うーん……」
実際、グーグルマップはちょっと、いやかなり引いたが、 それを言ってもはじまらないと思って、その話題は流し、
「会社やめて、こっちで休んでも良いんじゃないかなあ」
と提案してみた。
- 166 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:23:20.45 ID:K/gkcxibY]
- 「少なくとも私とFがいるでしょ。
そしたら(少なくとも生霊を飛ばすような事はなくなり) 少しマシになるんじゃないの」 N「あー!それほんと楽しそう!そうしたい!」 「そうする?そうした方が良いんじゃない?」 N「そうだな……。マジで考えてみる」
そんな感じの会話で終わり、別れて、私は地元へ戻った。
Nはまだ会社をやめてないけど、でも今年中にやめるかも、 と言っていた。 こっちに引っ越してくるかは分からないけど、 でもまだ連絡は取り合っているし、これからも取ろうと思ってる。 Nの生霊はあれから見てない。
っていう話。
おわり
- 167 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:23:46.98 ID:K/gkcxibY]
- 長くなった。申し訳ないです。
- 168 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 16:20:36.22 ID:qIoL1PcC0.net]
- >>117
心霊スポットイキマシタ、コワカッタデス系はもうお腹いっぱいだしね。 バカな行動をして酷い目に遭った体験談なんざマジで日記帳に書いて置けと思うわ。
- 169 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 16:25:30.11 ID:gUXW7Jwg0.net]
- >>151
その論評も日記帳にでも書いて戸棚にしまっておいてね、マジでw
- 170 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 16:54:27.86 ID:td68OF6d0.net]
- ほんとの実話なら一気に読めるんだけどね
- 171 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 17:51:42.77 ID:Yfu15gvQ0.net]
- もうかなり昔の事なんでそろそろ時効だろうということで書かせて貰おうかな
最近夏だからかニュー速の方で怖い話のスレとかが多いが、本来はこっちだろ まあ、怖いっていっても所詮ほんのりなんだけどね 場所は時代劇とかでよく出てくる東京の下町だ。 友達の家が結構な地主で、大体の土地にはアパートを立ててた 部屋数もそれなりあって、そうするとどうしても出ちゃうんだな 事故物件て奴が この話もその一つなんだが、当時俺は高校出てぶらぶらしてた。 家はそれなりの家系というか、両親兄弟ちゃんと学歴もあるもんで 俺だけが俗に言うできそこないってやつだった 居場所がなかったんで、高校を卒業と同時に家を出た 当然金も無いんでなんとか安い部屋を探して、高校が一緒だった 友達のところに相談に行ったんだ。そいつをAとする。 Aは、事情を話すとすぐ
- 172 名前:ノ心当たりを思いついたようだったけど、
それでも少し考えてた。それから親に訊きに行って、戻ってきた。 提示された条件はこう 事故物件である。 最低3ヶ月、できれば半年は住んでほしい。 家賃は2万で良い。 更に少しだが謝礼を払う 3ヶ月以上住んでくれれば、良い部屋を格安で世話する その際の引っ越し代も持つ すごいだろ? 当然、一も二も無くOKした。 [] - [ここ壊れてます]
- 173 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 17:53:47.15 ID:Yfu15gvQ0.net]
- 早速部屋に連れてって貰った
4階建ての4階。エレベータは無し。1フロアに3部屋あって、角部屋 1DKで押し入れの他に同じくらいの大きさの収納まであって風呂トイレ別 クリーニングも済んでいて綺麗なもんだった 不動産屋が来るまでの間、事故の様子を訊いた OLの首つりだったらしい。あまり綺麗な死に方では無かったみたいだ キッチンで、釣り式の蛍光灯のコードを使って首を吊ったらしい 天井抜けないの?って訊いたら、直天井で上は屋上だから 頑丈なんだってなことを言っていた 不動産屋がきて指示される通りに途中の文房具屋で買った判子を突いた この時は一人前になったみたいで嬉しかったんで、事故物件だってのも忘れてた その後友達が一人暮らしのお祝いだって言って近所のイトーヨーカドーで 布団と照明を買ってくれた それから別れ際、おかしな事があったら、思いつめたりしないですぐ相談しろと言った 特に家ん中で自殺とか止めてくれって笑いながら 部屋に帰って、生活の支度をして、すぐに日が暮れた 近所のコンビニで弁当と漫画を買って帰った。玄関のドアを開けて暗い部屋に入る。 その時が最初だった 部屋の中に人がいるような感じがあるんだよ。気配っていうのかな。 それも後ろから肩越しに誰かに覗きこまれてる感じ。首の皮がぎゅぅっと縮まる感じ。 靴脱ぎ捨ててダッシュで壁のスイッチまで走って電気を付けた 当然誰もいない。この時初めて、余計なこと訊かなきゃ良かった!と後悔した ただ、電気をつけて、落ち着いたらもう気配みたいなものは感じなかった とりあえず奥の部屋にはまだ照明が無かったんで便所と風呂場の電気も 点けたままその日はキッチンの例の場所からなるべく遠い場所で寝た
- 174 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 18:03:56.41 ID:KMlHyvKE0.net]
- 終わり
- 175 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 18:05:22.60 ID:5DuYsWpa0.net]
- 続きはWebで
- 176 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 18:07:06.46 ID:Yfu15gvQ0.net]
- 済みません・・・まとめて書いておいたんだけど誤操作で
メモ帳閉じてしまって書き直してます。 まさか読んでくれてる人がいると思って無かったんで、申し訳ない
- 177 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 18:28:27.20 ID:Yfu15gvQ0.net]
- 朝になって、明るい光の下で部屋見回してみても、おかしな感じはしなかった
ホントに何もない、ガラーンとした空間があるだけ その日は、もう一部屋用の照明や机を買う事にして、早めに家を出た。 当時できたばかりのスーパービバホームで安い天井直付けの蛍光灯とカラーボックスを買って 暫くテーブルを物色したけどあまり気に入るものが無なかったんで、ネットで探す事にした そこで、PCが必要なことに気づいたけど、家に取りに行ったところで PCなんぞ持ち出させて貰える訳も無く、またAに相談に行ったら とりあえずAが使ってないノートPCを貸してくれる事になった。SH○RPの宇宙なやつ そこで、大丈夫か訊かれた。当然あの瞬間のことが蘇ったけど 昨日の今日で泣きいれるの
- 178 名前:もあまりに恥ずかしく
「まあ、ああいうのは気の持ちようだからさあ」 とか言っておく。Aも 「そうだよなー。余計な事話しちゃったからさ。念のため」 とか言って笑ってた PCを持って帰ったものの、ネット回線が来てないんで、携帯でとりあえず手配だけして 後はまた照明を取りつけたり、カラーボックスを組み立てたりしてるうちに日が暮れた 前日、風呂に入らなかったことに気づいて、風呂に入ることにした。 風呂場の電気をつけて風呂場を開ける。シャンプーみたいな香料の匂いと、異臭。 二三日風呂入ってないと、頭臭くなるよな?アレを数倍きつくしたような。 思わず、うっとのけぞって風呂場を見まわすと、普通のユニットバスなんだけど なんだか隅々がちょっと汚い。キッチンとかがすごい綺麗だったのは対照的な感じ 臭いはこのせいかな、と思ってさっさと風呂に入る。 頭を洗ってるその時、またあの感じ。それと背中をシャワーの湯以外に、布みたいなものが 滑っていく感触。物凄い恐怖で頭も顔も泡だらけなのも構わず目を開けて振り返った 当然誰もいないし、何もない。けど、風呂場のドアがすこーしだけ開いてた。 [] - [ここ壊れてます]
- 179 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 18:28:47.82 ID:82whA9yq0.net]
- みとるぞ
- 180 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 18:35:17.93 ID:J1556fA00.net]
- >>158
かなり楽しみなんでゆっくり続きお願いします
- 181 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 18:41:22.49 ID:NDnaIBFb0.net]
- >>158
ここまでは読み易くて面白いし、良作の予感がする wktkして待ってるから力まずゆっくり書いて読ませてくれさい!
- 182 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 19:01:03.96 ID:82whA9yq0.net]
- ごめん、レス止まったから貼らせてくれ
小道からちょっと大きい通りに右折で入ろうと軽自動車で待っていたのだけれど 右の方の信号が思ったより混んでいて並んでいく車の列が丁度自分の前まで 来てた。早くいかないかなってぼんやりその光景を眺めていたら列の最後尾の車に 乗用車が追突した。目の前で見ていたのに、窓越しにゴンッてバンパーが当たる音が 聞こえてから始めて気づく位小さい事故だったんだけど、追突した方の運転者みたら 30代位のスーツ着た男で一瞬何が起こったのか分からないって顔してたんだけど 直ぐに少しバックして左の脇道に猛スピードで逃げていった その車両とそこまで距離はなかったから逃げる時のそいつの表情の変化が よく見えていて、眉間に皺が寄ってるのに目がバチって開いていて歯は食いしばっている に口角は少し上がっていた。でもそれだけじゃなくて雰囲気も合わせてっていうか 凄い形容しずらい感じなんだけど、悪魔とか鬼の絵ってこういう顔モチーフに したんだろうなって思った。魔が差すってこういうことかって感じ。 それ見てからそういう表情に敏感になった。「俺霊感あるんだぜ?ドヤ」ってことじゃなくて 警察24時って番組とかに出てくる現職の刑事がよく「悪いことする奴は顔見れば分かる」 みたいなこというけど、そういう感じで分かる。 書いててなんか痛い感じになったわ
- 183 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 19:09:17.51 ID:GIhmKTLX0.net]
- 夜叉もそんなイメージだよな
- 184 名前:127@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 19:19:43.30 ID:Yfu15gvQ0.net]
- 風が吹きこんだってことかぁ、と声に出して、無駄に力を込めてドアを閉める
全開で目を開けたまま泡を流して、身体を拭く。 その間、作業はすべて風呂場の隅。ビビりが収まらなくて 鳥肌が引かず、視界の外に空間を空けておきたくなかった。 風呂を出て換気扇をつけて、とにかく急いでと奥の部屋に移動。 なんで開いたのかなー、陰圧とかかなーとかいちいちしゃべりながら服を着た。 着替えが済んで体が温まると、どうにか人心地ついて漸く落ち着いた。 俺も小心者だなーとか言いながら、壁に寄り掛かった時 ふと部屋の奥にある押し入れが目に入った。開いてる。 襖と柱の間に3センチくらいの空間がある 一人暮らしを始めたばっかり、家具はカラーボックス一個。 荷物は登山用のバックパックひとつ。 押し入れに入れるものなんかない。無いから開けも閉めもしない。 開けたのは記憶にある限り、朝ホームセンターに行く前に収納をチェックした時だけ しかも明確に閉めた記憶がある。襖の滑りが悪くて、そういうのも買わないと駄目か? と思いながら閉めたからよく憶えている。ここで、誰か人が居るのか!?と思い至る。 暫く空き家だったんだろうから、人が忍び込んで住んでたとか、あってもおかしくない!と 理由が解ったような気がして、星一徹ばりの勢いで襖を開けた ベニヤで囲まれた空間だけ。天袋も確認する。当然いない。 腑にはおちなかったけど襖を壊す勢いで空けたり、押し入れの上段に乗って 天袋を覗きこんだり、と身体を動かしたせいか、怖いって感覚は大分薄くなってた。 勢いよく閉めた反動で開くこともある訳で、さっきのもそうだったのかも、と 今度は丁寧に襖を閉めた。 丁度その時、携帯が鳴った
- 185 名前:127@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 19:22:19.80 ID:Yfu15gvQ0.net]
- >>160-162
有難うございます。移動するので、移動後また大丈夫なようなら続き書かせて頂きます テンポ悪くてすいません
- 186 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 20:29:02.58 ID:4RZD1NCh0.net]
- >>166
面白いよ。続き待ってるよ。
- 187 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 20:42:54.29 ID:Dwd6vf5OO.net]
- 今夜勤中に道具を取りに行こうと誰もいない場所の電気を点けたんだけど
道具を乗せる台車を忘れて取りに行ってる間に点けたはずの電気が消えてた 「誰だよ消したの」ってちょっと怒ったような声で言ったら 「ご、ごめんない」ってい女の子の声が耳元で聞こえてきて電気が点いた 因みに夜勤中は自分ともう一人しかいなくて、その一人は別の場所で作業してた
- 188 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 20:54:13.97 ID:PQkXKA0Z0.net]
- 仕事中に2chに書き込むとは・・・
- 189 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 20:57:56.27 ID:qzVYVuAa0.net]
- 「ごめんない」って事は幼女だな!
- 190 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/13(水) 21:00:46.27 ID:7wzXtA/K0.net]
- 幼女は「ごめんなちゃい!」だろ
- 191 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 21:21:29.63 ID:DjtF0btX0.net]
- 節電に協力してくれる良い子じゃないか
- 192 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 21:24:29.29 ID:8MRCcQHK0.net]
- 電子ちゃんか?
- 193 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 21:52:56.09 ID:douII7Z00.net]
- 幼女と聞いて
- 194 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 22:20:27.35 ID:GIhmKTLX0.net]
- 幼女かしらんが
高校のとき地元のスーパーでバイトしてた おれは加工食品の部門にいた 閉店後、10時まで品出し作業があるわけだが、バイト連中で集まるとお菓子コーナーで 子供の足音するやろ?ってなって社員まで「あるある」って言ってた 「え、あのタカタカタカって音?」「それや!」って一斉にいわれた 今度、音したら見たらいい、誰も居ないからって 次の日くらいに閉店後、お菓子を品出ししてたら、パタパタって走る音がしてすかさず パッと振り返って、さらに追いかけて向こうの棚とか見回ったけど何も居なかった あーコレかってちょっとだけ怖くなった… そのあと普通に仕事した
- 195 名前:127@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 22:29:51.41 ID:
]
- [ここ壊れてます]
- 196 名前:9dPk+UEk0.net mailto: 戻りました。自宅からとなりますのでID変わります。
とりあえず、途中までですが、行きます [] - [ここ壊れてます]
- 197 名前:127@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 22:32:24.16 ID:9dPk+UEk0.net]
- 電話はAからだった
昼間貸したノートPCの付属品が見つかったけどどうする?というようなことだった 聞きなれた友達の声を聴いたら、意地がふつふつと湧いてきて 目一杯元気な声で相槌をうつ俺。 しばらく話してると、Aが唐突に沈黙したんで、俺が 「どした?」と訊くと、「何かあったのか?」と聞かれた やっぱりさっきの衝撃が抜けきっていなかったらしい。 声がやたらに遠いとのこと。 ムキになって、「何もねーよ!」と言い返したら 更に考えるような間があいた後 「とりあえず届けるわ、今からそっちいくから」 と言って電話は切られた。おせっかいなやつだなーと 携帯を閉じたとき、壁に立てかけたバックパックが目に入った なんかおかしい。影が。家庭用の照明の光量なんてたかが知れてんのに なんであんなにくっきり、太陽光の下みたいにべったり影が落ちてんだ? 影のところの畳の目なんて見えないほど濃い。いや部屋もなんか薄暗くないか? 「ふぅうー」って溜息みたいな音がした。真後ろというか耳元で。 硬直する俺。空耳か?自分の溜息かも? いやいやいくらなんでもわかるだろ自分のくらい。俺してねーし じゃあ空耳だとしたら、なんで生臭いの? 俺部屋の真ん中で電話してたのに、なんで真後ろに遮蔽物を感じるの? もうほとんどパニクッてたと思う。その瞬間 ビン゛ボン゛ッ と轟音で玄関のチャイムが鳴った。 気配が消えた
- 198 名前:127@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 22:34:54.55 ID:9dPk+UEk0.net]
- よたよたしながら玄関に向かうとAが居た。
余りにも早いのに驚いて時計見たら、電話切ってから既に15分以上経ってた。 Aは暫く黙って俺のこと見てたけど 「大丈夫か?住んでくれって言ったけど、無理するなとも言ったよな?」 って聞いてきた。 脂汗もかいてたし、顔色も普通じゃなかったんだと思う とりあえず、Aに上がってもらって中で話すことにした。 キッチンも、奥の和室も、もうおかしな感じはしなかった 何もない部屋に座って、二人で缶コーヒー飲みながら Aが思い込みでもなんでもかまわない、とにかく言えって言うんで 気配がすること、風呂が臭かったこと、襖の立てつけがおかしいことを話した ただ、まだ意地が残ってて、 「全部思い込みで片付くことだからさ。ほら俺色々聞いてるじゃん?」 とか自分でフォローする。 Aは黙って立ち上がって、「建具は取り替えたんだがな」と言いながら 襖を開け閉めする。次に風呂場に行くと臭いを確認して 今は特に臭わないが、臭かったなら配管かもしれないから すぐに配管掃除手配する、と言ってくれた。 「それなら、風呂も結構汚れてるみたいだよ?」と便乗する俺。 隅々の汚れを指し示すと、ハウスクリーニングも一緒に手配してくれた 風呂はクリーニング業者が手を抜いたんだろうとのことだった Aは不快な思いをさせて悪かったと謝った後、いつでも止めていいから と言って帰って行った。
- 199 名前:127@\(^o^)/ mailto:sage [2016/07/13(水) 22:39:04.84 ID:9dPk+UEk0.net]
- 翌日、ハウスクリーニングや配管掃除の業者が来た
掃除業者は確かにやった、作業前後の写真もある、と息巻いていた 手抜きじゃないかって、言われた時は怒ってたけど Aに聞いたらAのうちとは長い付き合いの業者さんだって言ってたし 若い俺らに対する態度も丁寧で、手抜きをするような人には見えなかった カメラ入れてチェックしたところ、配管はやはり相当汚れてた 油ものとかを大量に流したりしなければ短期間で
- 200 名前:こんなに汚れるのは
ちょっと考えられないと言っていた。 まあ結果として配管も、ユニットバスも、掃除の後は恐ろしく綺麗になった この3日間で起きたことは既に相当効いてたが、ここまでしてもらって ってのがあったんで、やっぱり、やめさせてもらいたいとは言い出せなかった その後数日は何事もなく過ぎた。日に日に整っていく生活環境が嬉しかったし ネットが開通してやることも増えて、バイトも決まってって感じで順調だった ただ、電気が消せなくなった。意外とトラウマになっていたようで、 風呂トイレ含め自分がいる間はすべての電気を点灯。 いない間もキッチン(玄関入るといきなりキッチンなんで)の電気は常灯 [] - [ここ壊れてます]
|
|