- 1 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ [2016/07/09(土) 23:49:59.81 ID:dAYtU2LI0.net]
- 次スレは>>980お願いします
実体験に基づく話が多く、意外と“シャレにならない”より怖い話もあったり… ガイシュツ・都市伝説、何でもOK! ほんのりマターリヒヤーリと…… 嫌煙厨と夢話は閲覧書込み禁止 ◆最重要事項◆ 長文を何回かに分けて投稿する場合は、『メモ帳などに全部書いてから』一気に投稿して下さい。 携帯からの方もそれなりに配慮をお願いします。 それではあなたのお話を聞かせてくださいませ… 過去ログ倉庫 (新) 2ch.nvxi.jp/r8/ (旧) www.geocities.jp/g6thh 前スレ ほんのりと怖い話スレ その117 [無断転載禁止]©2ch.net hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1465654961/ 関連スレ 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?336 hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467617840/l50 不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part99 [無断転載禁止]c2ch.net hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1467343230/ 子供の頃の不思議な体験5 (DAT落ち、次スレなし)
- 160 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:08:16.37 ID:K/gkcxibY]
- お坊さんは、私たちに、昔はどんな事をして遊んだか、という質問からはじめた。
私とFは怖くてほとんど何も話せなかった。 Nがほとんど一人で喋っていた。 彼女の言葉は時々途切れたりした。 「あそこの……――ぉぉ、ブランコでよくふざけて絡まったり……」 時々「ね?」と話をふられた。 最初は会話して良いものか分からなかったが、 お坊さんに「ほら、お話しましょう」と優しく諭され、 次第に話せるようになっていった。
同級生の話、好きだった男の子の話なんかをしたあとに、 Nが 「あああ、小学生に……戻りたいぃ……」 と言った。 お坊さん「戻りたいのは、小学生の頃?」 N「はいぃ……。だって、その後、何もいい事なかったし。 明日も会社いくのやだ。死に……ううん、生きる。生きる生きる生きる。 生きるから、お願い、つらい、つらいの」 お坊さん「そうか、辛いか」 N「つらい、つらい、つらい」 そこから一分くらい、Nが消えた。 いなくなったのかと思ったが、お坊さんが、「まだ」と言ったので、そのまま待った。 またNが出てくる。
- 161 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:21:34.98 ID:K/gkcxibY]
- N「わたし……友達、いない」
お坊さん「いるよ。私とたくさん話しただろう。わたしと友達だ」 N「……」 お坊さん「Kさんも、Fさんも友達だよ」 一瞬ぎょっとしたが、でもNが生霊を飛ばしている(?)理由はなんとなく 察しはじめたので、私もFも頷いた。 私「友達だよ」 F「話くらいなら、いつでも聞くよ」 N「でも、でも、もう、毎日が、つらくて」 私「会社もつらい?やめても良いんじゃない?」 N「でも、頑張って、しゅうしょく、したのにぃ」 お坊さん「頑張ったね。でも、頑張らなくても良い時だって、ありますよ」 F「こっちにきたら良いよ」
話がそのへんまで進んだ時に、ふっとNが消えた。
- 162 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2016/07/13(水) 16:22:17.63 ID:K/gkcxibY]
- 私「まだですか?」
お坊さん「……分からないけど」 私「分からないんですか?」 お坊さん「私もこういうのははじめてだから。話には聞いた事あったけど、こういう事もあるんですねえ」 苦笑しながらお坊さんが立ち上がった。
「でも、原因は分かったでしょう?ここで『あの』Nさんと話すのも良いけど、 根本はNさん本人にあります。 電話でもして、話を聞いてあげたらどうでしょう。 それと、怖いかもしれないけど、『あの』Nさんも 悪い事はしてないでしょう?」
私「いや……山に引きずりこまれそうになりました」 「懐かしい場所で一緒に遊びたかったんでしょう。 またそういう事が起こったら、 今みたいに話を聞いてあげてください。 少なくとも、そこで殺されるとか、怪我をするとか、 そういういわゆる怖い話のような事は起こりません。 霊にはそこまでの力はありません。 呪い殺すとか、そういう話が全くこの世にないという訳ではないけど、 そういった呪いはもっと大掛かりな手順がいるから。 Nさんはそういう類の人ではないですよ。 ただ、君たち二人は、本物Nさんと少しずつで良いから、 話をしてあげてください」
|
|