- 259 名前:名無し@アガリドゾー(゚∀゚)ノ旦 mailto:sage [2013/01/19(土) 09:23:47.24 ID:qW9tZaAl.net]
- 東京商工リサーチより
〜持ち帰り寿司「茶月」で有名〜 (株)春陽堂(TSR企業コード:641098979、京都市南区吉祥院清水町2、設立昭和25年1月、 資本金3億2200万円、岡田正陽社長)と(株)茶月(TSR企業コード:642038074、同所、 設立平成16年10月、資本金1000万円、同社長)は1月15日、UAゼンセン春陽堂労働組合および 従業員から京都地裁に対して破産を申請し同日、保全命令を受けた。申請代理人は小野誠之弁護士 (烏丸法律事務所、京都市中京区烏丸通三条下ル、電話075−223−2714)ほか1名。 負債総額は春陽堂が24年3月期末時点で約49億円、茶月が平成23年9月期末時点で約28億円だが、 その後事業譲渡などを行っているため、金額は大幅に変動する可能性がある。 春陽堂はグリル・喫茶・洋菓子の製造、販売を目的に設立され、持帰り・宅配寿司「茶月」「百花撰」 「神田一番寿司」、カレーハウス「スパイシー」、弁当・惣菜の「旬菜楽市」、ピザ・パスタ料理「サンマルコ」 中華レストラン「春陽堂」などを運営し一大外食チェーンを形成、ピークとなる平成4 年3月期には 売上高約364億円をあげ、全国に619店舗を展開していた。 その後は、競合激化や消費者ニーズの変化に対応できず売上高は大きく減少、16年10月以降、 営業エリアや業態ごとの競争力強化を目的に茶月ほか複数の子会社を会社分割により設立して主力事業を移管、 春陽堂はグループ会社に対する食材等の供給や経営指導を行う業態に転換した。しかし、非効率的な会社運営 によりグループ業績は更に悪化したため、20年10月には再びグループ子会社9社を茶月に集約するなど、 経営面での混乱も続いた。22年3月には産業活力再生特別措置法(産活法)の認定を受けて、店舗閉鎖や 人的リストラを加速させたが、業績を改善させることはできず、給与支払の遅延が常態化する中で動向が 注目されるようになった。
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