- 101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/03/08(土) 09:12:35 ID:0E4FgjR20]
- >>96
実は無限遠から見た場合、つまりパース無視の平面構図をとるならばこれでいいのだけど、 視点位置を考慮に入れると、外郭線を描く物体上の点が変わるために外郭線がずれる。 なので外郭線を取り出して表と裏の絵を比べるにしても、この点を考慮に入れていないと 外郭線が同じだからと言って、非常に不自然な絵を描いていることになってしまう。 立体を描く能力は、平面構図での前後が描けるのは当然として、視点によるパースを 正確にイメージできるかどうかというのも重要になってくる。 でミラー云々だけど、こんな感じで前後の場合は左右のミラーとは違う話だと思うよ。 鏡に映すと不自然になるという話は、写真と絵の違いというか物体と記号の違いというか、 絵は立体を描いているように見えて、立体をモデルにして絵柄を描いているわけだから、 絵として描かれているものから記号的に何かが伝わればいい、という前提だからね。 正確な3次元製図のような絵を描くよりも、3次元的に不自然であっても絵柄の表現として 伝えたい内容を持たせるというのが最優先なわけだし。 それがアニメーションにできて実写にできない最たるものだよね。 写実を求めていったら3Dが技術的に早いし、実写が使えればこれを越せるものはない。 ただ、技術とか技量としてそういう写実性を求めて絵の練習をするというのは すごく面白いことだし、極めれば強みになると思うよ。 でも「それなら3Dでやれば?」とか言われまくるとは思うけどw
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