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セピアな思い出昼モッる話



1 名前: ◆kuriu7uP3. [04/02/09 18:38]
セピアな思い出。感傷的な気持ちにさせてくれる話をうp汁!!みんなでしみじみ泣こうじゃないか!!

677 名前:大人になった名無しさん [2007/03/05(月) 13:55:27 ]
子供の頃、夏休みになる度に母方のばあちゃんちに遊びに行ってた。
ばあちゃんちは、車で2時間くらいの山の中の集落。
じいちゃんはとっくに死んでて、一人暮らし。近くにおばちゃん夫婦が住んでて面倒見てた。

俺が遊びに行く度に、ばあちゃんは喜んでくれて、あれこれご馳走してくれた。
俺専用のおもちゃ箱が置いてあり、プラスチックの野球セットとか虫かごとかが入ってた。
「すぐ遊べるようにおもちゃ洗っといたよ〜」ばあちゃんはニコニコしながら言ってた。
すぐ裏手が山だったので、カブトムシなんかもたくさんいて、ばあちゃんちは結構お気に入りの場所だった。

でも、それも小学校高学年まで。
学校の友達と遊んでたほうが楽しいし、まして中学に入れば部活もあったし、
自然とばあちゃんち訪問は夏休みの行事から消えていった。
最後に入ったのは小5のときだったと思う。

そんなのが寂しかったのか、夏休みが近くなる度にばあちゃんから電話が掛かってきてた。
母親から「たまに顔見せて来いって」とも言われてた。
その度に「う〜ん」と生返事をし、やり過ごしていた。少しわずらわしくもあった。
毎年、そんな感じで中学、高校の夏休みを過ごし、おれは大学生になっていた。

678 名前:大人になった名無しさん [2007/03/05(月) 14:25:17 ]
>>677の続き

大学3年の夏休み。8月になったばかりの昼頃。
だらだら寝てた俺は、母親から叩き起こされた。ばあちゃんが亡くなった。
その日、おばちゃんがばあちゃんちを訪ねたところ、台所で倒れていたらしい。
なくなったのは前日の夜。くも膜下出血との事。

ばあちゃんの遺体が夕方病院から戻るとの事で、母親と妹の3人でばあちゃんちに向かう。
車は俺が運転した。なんか、現実感がない。ぼーっとしている。
母親は助手席で黙りこくっている。妹は後ろで泣いていた。

夕方頃、ばあちゃんちに着いて遺体と対面する。
10年ぶりくらいの対面。でも、ばあちゃんは冷たくて、白くて、小さい。
泣き出す母親と妹の横で俺はやっぱりぼーっとしてる。頭に靄がかかった感じ。
涙は出てこない。(おれって冷たいのかな?)そんなことを思ったりしてた。




679 名前:大人になった名無しさん [2007/03/05(月) 14:59:16 ]
>>678の続き 連投ごめん

なんとなく居たたまれなくなって、庭に出てみる。
庭の隅にある、ばあちゃんの納屋。子供の頃、よくここで遊んで怒られた。
中に入ってみると、いろんなものが置いてある。
全部、埃まみれ。この埃の匂いは子供の頃と変わらない。

足元に俺のおもちゃ箱を見つける。
プラスチックのバット、ボール、虫かご、ミニカー・・・
「?」・・・次の瞬間気付いた。
これ、ひとつも埃が付いてない!

慌てて、箱を抱えておばちゃんのところへ駆け出す。
「おばちゃん、これ・・・?」
おばちゃんは最初怪訝な顔をしてたけど、俺の聞きたいことに気付いて
「それねぇ、ばあちゃんが毎年、夏になると洗ってたのよ。
Mちゃん(俺)がいつ来ても遊べるようにって・・・。
もう、そんな年じゃないよって言ったんだけど、きかないのよねぇ。」
おばちゃんは泣いたような、笑ったような顔だった。

初めて泣いた。
もう、箱を抱えて、座り込んで大声で泣いた。

10年もばあちゃんは俺を待ってた。
俺のおもちゃを洗いながらずっと待ってたのに
「遊びにおいで」何十回もばあちゃんは言ってたのに。

なんでこんなに人は人のことをこんなに想い続けられるんだろう?
そして俺は、そんな想いを、こんな風に形にして目の前に出してもらわないと分からない。
自分が本当にくだらなくて、愚かな人間に思えた。

ばあちゃん、ごめんなさい。
いつでも会えるんだから、と後回しにしてた。
ばあちゃんがいることが当たり前だと思ってた。
それが、ずっと続くことが当たり前だと思ってた。

ばあちゃん、ほんとにごめんなさい。



680 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/05(月) 17:47:00 ]
俺も祖母孝行しないとな・・・

681 名前:大人になった名無しさん [2007/03/05(月) 18:59:08 ]
>>675>>676

ちゃんと読んでくれてありがとう。

すぐに前向きにはなれないが、しっかり今出来る人生を生きる事が彼女への償い?って言うとおかしいけど、そんな気持ちです。

スゲー嬉しかった。ありがとう

682 名前:大人になった名無しさん [2007/03/05(月) 20:59:01 ]
>>681
のような椰子が家庭を持つべきである
あせらず探せ
きっと神様がぴったりな伴侶を用意してくれているはず
なぜならここに祈ってる675がついているから
彼女できたら知らせろよ みんなで一緒に祝おうな(^Д^)

683 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/05(月) 21:04:59 ]
同棲を始めて間もない夏の日、仕事中の彼氏から電話が。
大はしゃぎで「猫飼うぞ!」。
仕事場の人が子猫を拾って、それを私達が飼うことになったんです。
大量の猫グッズと一緒にやってきた猫。
ほんとに小さくて、薄汚れてたけど可愛かった。
いまいち猫との接しかたが分からない私にもすぐ懐いてくれた。
私がベットで雑誌を読んでるとチョコンと横に座ったり。
遊びにきた彼の友達たちに人見知りして私の後ろに隠れたり。
異変が起きたのは四日目の夜。

684 名前:続き mailto:sage [2007/03/05(月) 21:24:14 ]
部屋の中で突然倒れたんです。
すぐ夜間空いてる病院を探したけど遠くて断念。
ご迷惑とは知りながら近くの動物病院の先生を起こし診ていただきました。
注射をして元気になった(ように見えた)ので、翌日検査をすることになり一旦連れて帰って。
でも明け方に容態が急変。午前中、病院が開くと同時に駆け込みました。
検査の結果は先天性の白血病で先は長くない。
その数十分後、診察台で息を引き取りました。
ごめんね、と繰り返す私たちに先生は静かに「この子は幸せだったと思います。
一人ぼっちで短い一生を終えるより、
最後に心ある人たちに出会えたから。ご飯もらって、病院にも連れてってくれて…。」
その言葉を聞いて涙が溢れました。
たった四日間だったけど、あなたは私の初めての飼い猫だよ。
今ではすっかり猫バカです。
ろくに名前も決めてあげれずごめん。

685 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/05(月) 21:39:26 ]
>>677-679
(´;ω;`) ブワッ


>>683-684
(つД`) ウッ



686 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/05(月) 22:36:42 ]
>>684 マザー・テレサの伝記に同じような話があったような・・・。

687 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/05(月) 23:22:44 ]
>>686
パクリすか!?がっかり〜(´・ω・`)

688 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/05(月) 23:57:20 ]
>>687 絶対にパクリではありませんよ
「人生の最期が幸せであることが大切」という共通点があるということなのです。
がっかりは無用だよ

689 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 12:19:21 ]

僕には好きな人がいる。

別に僕の彼女ではないし、話したこともない女子で、
ただ、同じクラスというだけだ。

僕は、いつも明るく笑顔で笑っている彼女が好きだった。

僕は彼女に片想いをしていた。



ある日を境に、彼女は学校に来なくなった。
先生や友達の話では、
下校途中に、信号無視の車と事故にあい、今は、病院で入院しているらしい。
少し前まで、危険な状態だったようだ。

僕は友達ではないから、お見舞いに行くことはなかった。恥ずかしかったんだ。



690 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 12:51:19 ]
>>682
本当にありがとう。

出来たら報告します。



691 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 14:53:34 ]
数日後、部活から帰ってきた僕は、疲れて寝てしまった。
その時、彼女が夢にでてきた。
いつもの笑顔で笑っていた。

目が覚めたとき、まだ、30分しか寝てないことに気付いた僕は、病院に走った。

なぜか焦っていた。



病院に着いたとき、まだ面会時間があった。
僕は受付の人に、
「○○○○さんのクラスメートの○○です。」
と言った。看護士さんは快く部屋を教えてくれた。

彼女の部屋に入ると、彼女は驚いた顔で僕を見ていた。

まぁ、話したこともかない男がいきなり入ってきたら、誰でもその反応をするだろう。

彼女の身体中包帯が巻かれていた。
頭にも包帯が巻かれていた。

この日、彼女と初めて話すことができた。
いつの間にか面会時間は終わっていた。

僕が帰ろうと扉に向かったとき、彼女に止められた。

「ありがとう」

いつもの明るい可愛い笑顔で彼女は言った。

692 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 14:54:21 ]

次の日、登校し教室に入ったとき、

…彼女の机に花が置いてあった。

僕は信じられなかった。絶対にありえないと思った。


授業が始まるのにも関わらず、僕は病院に走っていた。

もう一度、会いたい。
もう一度、話したい。
もう一度、笑顔がみたい。

…君に思いを伝えたい。

様々な思いが、脳裏をよぎりっていた。

もう一度、
もう一度、

病院内も走っていた。

彼女の部屋に入ったとき、僕は立ち尽くしていた。

そこには、綺麗にされたベットがあるだけだった。


693 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 14:56:22 ]

受付にいた看護士さんが、僕を追いかけて来ていた。
看護士さんは、優しく話してくれた。

「あの子、友達が来たときはずっと笑っていたけど、友達が帰ったあとは、痛みでずっと泣いていたのよ。あれだけの傷だから普通なら我慢できないのに。君が帰ったあと、容態が急に悪化したの。」

「僕が昨日行かなければ。」

「ちがうのよ。あの子は、君が来てくれたことをとても喜んでいたわ。容態が悪化したのは、夜に水の入ったペットボトルを取ろうとして、ベットから落ちてしまったの。そのときに、頭を打ってしまったのよ。」

僕は、いつの間にか泣いていた。教室では、まだ生きてると思っていた。彼女が死んだなんて嘘だと思っていた。この部屋に入り現実を目にしたときには泣いていたのだろう。


看護士さんは静かに部屋から出ていった。僕はしばらく、その部屋で泣いていた。


部屋からでて、受付に戻っていた看護士さんに軽く会釈し、病院から出た。


僕は、痛みに負けずに一生懸命に笑っていた彼女を覚えていようと思う。彼女が最後に僕に向けてくれたた笑顔も。






僕からも言いたい。


「ありがとう」


694 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 15:00:00 ]
>>689
>>691
>>692
>>693
は、話がつながってます。

695 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 18:00:53 ]
>>677
ばーちゃん子だったおれは、ばーちゃんネタはほんとにヤバい(´;ω;`)



696 名前:大人になった名無しさん [2007/03/06(火) 19:40:28 ]
iihanasidane.








697 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/07(水) 18:56:18 ]
>>677 久しぶりにあたたかい涙が出た

698 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/07(水) 23:29:13 ]
>>690
はぁはぁ 今来た!
あなたのようなやさしく
律儀な方には、かならず
将来可愛い嫁になる彼女が、出来るよ!
こんなデクノボーな676ですら家庭持てるんですから
きっとイイコトあるよ!
彼女できたら教えてね。


699 名前:大人になった名無しさん [2007/03/08(木) 01:01:17 ]
>>676=698
なんてイイヤツなんだ!
おまいとおまいの大切な家族の幸せも祈ってるぞ
家族が増えたら報告キボンヌ

みんなで大喜びしようナ〜(^Д^)〜

700 名前:大人になった名無しさん [2007/03/08(木) 11:27:40 ]
このレスを見たあなたは確実に交通事故に会います



逃れる方法はただ一つ
↓このスレに行き
game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1172831417/



デア・リヒター最強



と書き込んでください。書き込まなければ確実に明日交通事故にあいますよ


701 名前:大人になった名無しさん [2007/03/08(木) 15:16:22 ]
↑あほス

702 名前:大人になった名無しさん [2007/03/09(金) 22:51:41 ]
>>699
あなたにもイイコトありますように…。
698が祈ってますよ。
家族増えたら教えるよ
>700以外のヒト、
週末ハッピーでありますように!!

703 名前:大人になった名無しさん [2007/03/09(金) 23:31:12 ]
702が最後の2行で特にイイコトを言った

704 名前:大人になった名無しさん [2007/03/17(土) 09:51:06 ]
小2の時の身体測定で、間違ってねぇちゃんのパンティを履いて来た僕は すごい焦って、スボンを脱げずにいた。
すると、先に測定を終えたA君がどうしたのって声をかけてくれた。
僕はもじもじしながら訳を話すと、Aは僕を便所に連れて行き、自分のパンツを脱いで僕に差し出して「うんこは付いてないからな」って笑った。僕はそれを履いて測定に無事臨んだ。



705 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/18(日) 00:48:01 ]
>>673
俺も同じ病気で彼女を亡くしました。>>673さんと同じように俺も彼女が世界で一番大切でした。
しかも俺も彼女の死の間際に立ち会えませんでした。
あれから約三年になりますが女性から告白されても断り続けていました。

でも今は彼女を忘れることに決めました。
それは第三者に指摘されて気がついたのですが、愛と執着は違うものだということを実感したからです。
そして、お節介なのは重々承知しておりますが、もし>>673さんが彼女の立場だったらどう思われますか?。
自分のことは忘れて早く新しい恋人を見つけて幸せになって欲しいと願うのではないでしょうか。

俺も>>673さんには心底幸せになって欲しいのです。勿論未婚故に幸せではないとは思いませんが、
独りが寂しく感じられ、恋人と楽しく生きたいという思いが少しでもあるなら新しい人を好きになってください。



706 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/24(土) 03:59:06 ]
うちの父と母は同い年で、生まれた頃からの付き合いだったというのおさななじみ
20の時に結婚したって話だから、ゴールまで20年というそれこそ大恋愛の末に結婚したそうな
いい年こいたおっさんとおばさんがそのへんのバカップルよろしく茶の間で四六時中イチャイチャしてるような環境で育ったおかげで
ちょっとやそっとの下世話な話や街中で平然と抱き合うようなバカップルでも全く腹が立たないのは、まあ教育のたまものともいえるかもしれないな・・

そんなはた迷惑な中年であったうちの両親だったのだけど、
父が42の時に癌で死んでしまうと、いつもはニコニコと笑顔の絶えなかった母が、人が変わったように暗くふさぎこんでしまうようになった。
息子で長男の俺は、父の死も束の間に、どんどんと痩せ細っていく母をなんとか励まそうと色んな観光旅行に行ってみたり、
趣味になるようなものを色々と勧めてみたりしたけれど、やっぱり母は以前のようないやみのない笑い顔を見せることはどんどん少なくなった。

2つ年の離れた妹と一緒に頭を抱えて、眠れない夜を過ごしたある明け方に、
急に前のような笑顔を顔に浮かべた母がおきてきた。「何かいいことでもあったの」と聞くと、
「お父さんが夢に出てきて、私のお尻をなでて『やわらかいなあ』って言ったの!」ととても嬉しそうな顔で母は言った。
何がそんなに嬉しいのかと呆然としている俺達兄妹を尻目に、その日から母はまた少しずつ元気を取り戻していった
このことを思い出すたびに、呆れる気持ちと一緒に「自分もそんな、それこそ一生もんの相手にめぐりあえるといいな」と羨ましい気持ちもこみ上げてくる。

なんとなく実家に帰って母の顔を見たら思い出したので書き込んではみたものの、泣ける話かどうかは怪しいです

707 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/27(火) 12:55:16 ]
ついこの間のことだけど
彼女の家に携帯を忘れたので取りに戻ったら家の中に隠れてたらしい
男と彼女の笑い声が外まで聞こえた。すごく楽しそうだった。
そのまま帰宅しました。

708 名前:大人になった名無しさん [2007/03/29(木) 17:22:26 ]
>>707
一番笑えた

709 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/03/30(金) 21:53:10 ]
>>706
泣けた

710 名前:大人になった名無しさん [2007/04/05(木) 02:29:20 ]
あげ

711 名前:大人になった名無しさん [2007/04/07(土) 05:58:19 ]
ちくしょー
いい話しおおいじゃねーかよ・゚・(⊃Д⊂)・゚

712 名前:大人になった名無しさん [2007/04/11(水) 21:42:19 ]
はじめてカキコしてみよう。
おれには大好きな彼女がいた。2年前に別れたその人にはだんながいていわゆる不倫
というやつだったが、限られた時間のなかだったから泊まりの旅行もできなかったし、
会えるのはいつも昼間だったから夜景のきれいなレストランなんかにも行ったことは
なかった。当時はフリーターだったから金もなかったから買ってあげられるプレゼント
と言えばお揃いのキーホルダーとかそんなもんくらいしかなかった。でも、彼女とい
るときはほんとに幸せでずっとこの時が続けばいいと思ってたよ。よくあるセリフ
だけどほんとに思ったよ。
でも時間ってほんとに怖いね、ふられた。
それから彼女と会うのはいつも夢の中だけ。



713 名前:大人になった名無しさん [2007/04/11(水) 21:57:39 ]
最初のころ見た夢はパターンはいろいろあれどいつも後姿だけ、絶対彼女
だって分かってるのにどうしても振り向いてくれないって夢。
その次に見た夢は顔は見えて、勇気を振り絞って声をかけようとするといつ
もだんならしき人と子供がきて一緒にどこかへ笑顔で行っちゃう夢。
最近見る夢は最初は笑顔で再会を楽しむんだけど、いつも最後には「新しい
人と一緒になるの。だから最後のお別れを言いにきたの。」って言ってその
新しい人が迎えに来た車に乗って行っちゃう夢。
こんな寂しい夢を2年間2、3日おきに見る。最近は1週間に1度くらいの
割合で朝起きると泣いてて涙が枕を濡らしてる。
でもこんな生活嫌いじゃないよ、だって夢で彼女に会えるんだもん。
いまでもずっと大好きだよ。

714 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/11(水) 23:31:20 ]
小学校の頃にアンパンマンのビニールシートが持っててさ
それには「バタ子さん」とか「ジャムおじさん」とか「ウサ子ちゃん」とかそんな感じで名前がふってあったんだけど
一人だけ「カバオ」って思いっきり呼び捨てで書かれててさ。
なんかすげーかわいそうだったんだ。それ思い出したらちょっと泣けた。カバオて。

715 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/12(木) 00:09:28 ]
よし、せっかくの機会だから、つかってみたかった
あのセリフを初めて言ってみようと思う。

>>714
日本語でおk



716 名前:大人になった名無しさん [2007/04/12(木) 05:23:32 ]
>>712 713
不倫しといて夢見てんなチンカス
お前人間としてアウト
同情の余地は全くない。

717 名前:大人になった名無しさん [2007/04/12(木) 15:39:28 ]
>>715>>714のどこを解せんのか、俺には解せん。

718 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/16(月) 17:45:26 ]
sage

719 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/18(水) 23:34:40 ]
我が家では春になると毎年茶碗蒸しが出て、
俺、母ちゃんの茶碗蒸し好きだから春じゃなくても作ってよって言っても
やっぱり春にしか作ってくれなくて。

何でだよって聞いてみたら、おっきくなってからも、春になれば
茶碗蒸し食べに帰ってきてくれるでしょ、って言ってさ。
母ちゃん・・・もう母ちゃんの茶碗蒸し食えないのかよ。
さっきコンビニで茶碗蒸しを買ってて思い出して、涙出てきた。

母ちゃん・・・何でいっちまったんだ・・・。
一人の春はとっても寒いです。そちらは暖かいですか。
俺も後少しでそっちに行けると思います。
そしたら、向こうでも茶碗蒸し作ってくれますか。


いいなあ・・夫婦で春のハワイ旅行なんて。
ゴールデンウィークになったら絶対行く・・・それまでせいぜいイチャついてろよ。

720 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/19(木) 01:55:25 ]
ん〜いい話なんだろうけど・・・。

>母ちゃん・・・もう母ちゃんの茶碗蒸し食えないのかよ。

ここが狙いすぎて矛盾してるから最後のオチが台無し。

721 名前:大人になった名無しさん [2007/04/21(土) 09:43:54 ]
てゆーか作り話はどうかと思うよ。

722 名前:大人になった名無しさん [2007/04/21(土) 10:16:26 ]
>400

723 名前:大人になった名無しさん [2007/04/22(日) 05:34:11 ]
いつも喧嘩ばかりの私と妹
妹が中学に入学して合唱部に入った

で数日たってから偶然母さんと部活の話をしてるのを盗み聞きした
そしたら妹
「先輩にね!おねーちゃんにそっくりな人がいるんだ
顔とか声とかは全然違うんだけど、なんでかなーうれしいな!」
ってはなしてた(´・ω・`)
自分だったら
こんな素直になれない
こんなことイエナイ(´・ω・`)
これからもくだらない喧嘩しちゃうとおもうけど
もっと妹思いやろうと思った瞬間でした

なんか
うまくかけないや
おやすみ








724 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/22(日) 10:32:53 ]
ええ姉妹やな〜。泣けるっていうかほのぼのした。ありがとう。

725 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/22(日) 19:52:00 ]
>>723 姉妹萌えな俺にはもうたまらない。 これからも妹さんを大切にしてあげてな。



726 名前:大人になった名無しさん [2007/04/22(日) 21:27:50 ]
自分じゃないんだけど、
たまたま暇だったから「泣ける2ちゃんねるU」みてて思い出したから書く。

R君が小5の頃、R君のお母さんが病気で亡くなった。
何でかは忘れてしまったけど。
R君はいつも活発な子で、学校ではムードメーカーみたいなタイプだった。
だから友達みんなもR君にいつも励まされたりしてるから
R君の事、励ましていこう、と思ってた。

だけどR君は葬式のとき全くもって泣いてなかった。
むしろ、笑ってた。
大爆笑してた。  お母さん死んだし〜、うけんねって。
みんなR君が頭おかしくなっちゃったんだ、と思った。


違った。
みんなが、心配するから。
みんなの前で泣いたらみんな気まずくなっちゃうから、迷惑かかるから

笑った。


あとから友達の話。
葬式のあとR君はお父さんと二人ずっとずっと
泣いていた。


今でも、彼は彼のお母さんが居ない事を知らない人にお母さんの話を
されてもワラってる。
実際、転校してきた子に言われていた。

凄い豪華だね。 そのお弁当、全部お母さんの手作り?
母さんじゃない、自分だよ。
お母さんは作ってくれないの?
うん。
何で?
作れないからかな。
何で作れないの?
ちょっと遠くに住んでるんだ。 

R君より強い人を見たことがない。





727 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/23(月) 02:09:35 ]
久しぶりにきた

728 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/23(月) 12:05:41 ]
数年前の話。

実は、精神科に入院してた。薬を減らすためなんだけど。
同じ病棟に7つくらい年上の兄ちゃんがいて、すげー明るかった。
何でこの人がこんなところに?って思うくらい。
坊主頭で、コワモテの兄ちゃんだったけど、なぜか私は懐いてた。
兄ちゃんも、すごく可愛がってくれたよ、姫とか呼んでw
その兄ちゃん、白血病だった。本来は内科病棟にいた。
病名聞いて、パニくって、首吊ろうとしたから、精神科に移ったって。
笑って話してた。いっつも笑ってセッタ吸ってた。
たまに、タバコたかられたりしたw
身体に悪いだろ、って言って、あんまりあげなかったけどね。
途中から、兄ちゃんは抗癌剤での治療が始まって。
治療と治療の間は、ぱやぱやに生えてきてた髪の毛、また抜けてった。
男前が台無しだなって自分で言ってたから、たまにこづいたりw

729 名前:728 mailto:sage [2007/04/23(月) 12:13:54 ]
続き。
しばらくして、兄ちゃんは内科に戻り、私は退院した。
外来には通ってたから、一度お見舞いに行ったよ。
メールで差し入れ何がいいか聞いたら
セッタとオレンジジュースって。買っていったさ。
でも、兄ちゃん、がーがーイビキかいて寝てた。
仕方ないから、差し入れ置いて、置き手紙して、喫煙室に行った。
30分くらいぼーっとしてたら、兄ちゃんが喫煙室にやってきた。
なんかさ、写メ撮ってくれってしつこいんだよねw
だから撮ってあげた。赤外線で送ってもあげた。
物凄く嬉しそうな顔して、姫、ありがとうって何度も言ってた。

約一ヵ月後に、兄ちゃんはその病院で亡くなった。
馬鹿な私は、何も知らなかった。その時、同じ病院にいたのに。
ひどい鬱状態だった私は、アホなことに自殺未遂をしでかして
救急病棟に運ばれてたんだ。兄ちゃんが亡くなった、その日。

730 名前:728 mailto:sage [2007/04/23(月) 12:26:13 ]
これで最後。
兄ちゃんが亡くなったのは人づてに聞いた。
遺影は、本人の希望で、私の撮った写メだったらしい。

兄ちゃん言ってたね
『あと何年かしたら、姫も結婚してるんだろうなぁ』
『子供連れてお見舞いにきてよ、俺たぶん、しぶとく生きてるから』
兄ちゃん、あの後、私は結婚しました。
落ち込むことはあるけど、自殺しようとは思わなくなりました。
兄ちゃんは生きたかったのに、生きられなかった。
私はまだ生きていける、だったら生きなきゃいけないって思ったから。
兄ちゃん、兄ちゃんが亡くなったあの日、今年のあの日は
私が母親になる予定の日です。
兄ちゃんの写メを撮った携帯は、もう使ってないけど
あの写メはまだ残しています。
もう繋がらないメアドも、まだ、今の携帯に入ってます。
辛い時、兄ちゃん宛のメールを打っています。送信は出来ないけど。
来年の命日には、セッタ持って墓参りに行きたいよ、子供連れてさ。
元気だよ、お嫁に行ったよ、子供可愛いでしょ!って。
ばーちゃんになってそっちに行ったら、また一緒にタバコ吸おう。

731 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/23(月) 12:51:18 ]
う〜ん…。

732 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/23(月) 13:17:28 ]
・ ・ ・ ・ ・ 。

733 名前:大人になった名無しさん [2007/04/23(月) 18:38:41 ]
もう随分前の話だが・・・。

俺が小1の時にお袋が今の親父を連れて来た。
親父は連れ子である俺にも本当の子どものように優しくしてくれた。
話は親父とお袋が結婚する少し前の話だ。
お袋と一緒に親父の実家に言ったときに俺は初めてそのじいちゃんに会った。
亭主関白の家だったらしく、長いテーブルの正面にドンと構えていた。
始めはものすごく怖そうな人だと思った。
でも実際はそんなことはなかった。
毎週電話をかけてくれては話を聞いてくれた。
「学校はどうだ?」
「楽しいよ。友達がまたできたんだよ。」
「勉強も難しいだろ。」
「簡単だよ。だって僕がんばってるもん」
毎週の電話で自慢話をするのがすごく楽しみだった。
旅行にも山登りにも海にも・・・。
いろんな所にも連れてってくれた。
そんなじいちゃんが俺も大好きだった。




734 名前:大人になった名無しさん [2007/04/23(月) 18:46:34 ]

小4ぐらいになって妹ができた頃。
仕事による時間のすれ違いや意見の相違で親父とお袋の仲が悪くなり始めた。
お袋は俺に親父に対する悪口を言うようになった。
その中にはじいちゃんに対するのもあった。
小1まで女手1つで育てられた俺はお袋の言うことを全て信用してしまった。
そのせいでじいちゃんに対する感情も変わった。

それからというもの帰ってきて留守電を聞くと毎日のようにじいちゃんから電話が入っていた。
お袋はうるさいなぁ、と嫌がる。
俺もお袋と同じ気持ちだった。

735 名前:大人になった名無しさん [2007/04/23(月) 19:19:14 ]
じいちゃんは俺と電話をしたかったのかもしれない。
毎週楽しみにしていたのかも知れない。
俺はそんな気持ちを踏みにじってしまった。
本当に後悔している。

小6の末。
ずっと連絡がなかったじいちゃん家から連絡が来た。
「じいちゃんが入院したの。」
お酒の飲みすぎで肝臓の病気にかかったらしい。
僕は家族でお見舞いに行くことになった。
本当は行きたくなかった。
じいちゃんに悪い印象があるのもそうだが、電話で聞いた元気な声が変わってるのが見たくなかったし
電話をずっと出なかったことを怒られそうだったからだ。

病室はものすごく静かだった。
中に入っても布団の中のおじいちゃんは起き上がらなかった。
病気の侵食が予想より早かった。
それでも僕は声をかけた。
「おじいちゃん・・・。」
「・・・学校は・・どう・・だい?」
水分が抜けたかすれた声で思わぬ質問をしてきた。電話と全然違う声で。
「・・・楽しいよ。すごく楽しい。」
後悔と悲しみで胸が一杯になった。自慢げになんて話せなかった。
「・・・その返事が・・・ずっと・・聞きたか・・った」
目から涙が出た。自分を責めたくなった。
親に承諾もせず、僕はじいちゃんに言った。
「中学校に行ったら制服着てもう一回くる!待ってて!絶対!」




736 名前:大人になった名無しさん [2007/04/23(月) 19:30:54 ]
それから1ヶ月もたたなかった。
じいちゃんは静かに逝った。
学校だったからその場にはいなかったけれど
親から聞いても涙は出なかった。
制服を見せる夢は叶わなかった。

葬儀には親に頼んで制服でいった。
入学式まで着ないと思っていたが、
じいちゃんのために着ていった。
式場に入ったときじいちゃんが満面の笑みを浮かべている写真が張ってあった。
俺はその写真を見た瞬間、涙が止まんなくなった。
じいちゃんは悪くなかった。
自慢話をたくさん聞いてくれた。
いろんな所に連れてってくれた。
後悔の気持ちで一杯になった。

今でも留守電が入ってるとじいちゃんのことを思い出す。
自慢話を聞かせてあげることはもうできない。
だけどなぜか留守電が入ってるとすみずみまで探してしまう自分がここにいる。

737 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/23(月) 21:04:37 ]
泣ける…じいちゃん゚(ノд`゚)゚・。

お母さんにちょとムカッ…

738 名前:大人になった名無しさん [2007/04/24(火) 00:48:52 ]
白血病ってそんなに頻発するもん?
作り話が多い気がする。
不謹慎ならスマソ。

739 名前:大人になった名無しさん [2007/04/25(水) 13:46:35 ]
去年、でき婚した。
俺はもうすぐ29歳になる。
5人兄弟の末っ子でわがままに育った俺。
うちが貧乏だったのはすべて親のせいだと思っていた。
当然のように親の事を恨むではないが見下していたし、好き放題な暮らしをしてた。

結婚も色々問題はあったが何とか無事にすんだ。
子供が生まれたある日ある日、姉から手紙が届いた。



すったもんだと大変やったけど、無事に赤ちゃん、元気に生まれてよかったね。
本当におめでとう。これから、この子の為に、頑張っていかないかんね。

私が小学校2年生の時、入院していたお母さんが黄色い産着に包まれた
かわいい、かわいい赤ちゃんを抱いて座ってた。
私が「かわいい〜。どこんちの子?」って聞いたら、
お母さんが「あんたの弟よ」って言ってね。
こんなにかわいい弟ができたって、本当に嬉かかった事、今でも鮮明に覚えとるよ。

お母さんは、あんたを身ごもった時、何とかして流産できんものかと苦しんだ。
何でだかわかる?
上に4人も子供がおるけんとかじゃないとよ。
4人も産んだ母さんが、子供のかわいさをしらん訳がないやろ?
あんたも自分の子供を持った今ならわかると思う。
子供は一人でも二人でも同じ、みんなすべて平等に愛しいものよ。
そして、どの子にも、みな、同じように幸せになってもらいたいと思うものやし、
どの子にもみな、同じように幸せな環境を作ってやりたいと思う。
その親心、今のあんたならわかってもらえるかな。
だからこそ、貧乏のどん底に居て、どうやってこの子を幸せにできるか、苦しかったとよ。
私は女やし、子供を産んだからわかる。とっても。
あんたが生まれてくる事を拒んだ訳じゃない。
親ならわかる。幸せにできんのなら、産まない方がいいかもしれないという選択は間違いとは言えんやろ?
それでも、おなかの中のあんたの生命力に突き動かされて、
どんな事してでもこの子を守ろうって思ったって言いよったよ。

続く

740 名前:大人になった名無しさん [2007/04/25(水) 13:47:26 ]
続き

病院代もなかったけど、「私が頭下げて、この子を守れるなら、恥じも外聞もない」ってね。
出産して1週間くらい。母体にとって、絶対安静が必要な時期に、車もない、お金もない
お父さんとお母さんは、病院から、家まであんたを抱えて歩いて帰ってきたんだよ。
私が高校生になって、初めて、病院の場所を知った時、
「こんな距離を歩いたのか」と、本当に頭が下がる思いやったよ。
「母は強し」って本当だなぁって。

ねぇ・・・・
こんな思いをして産み育てたあんたの事を、何も思わん親な訳ないやろう?
忘れんで欲しい、わかって欲しいって、姉ちゃんはいっつも思う。
親にも悪い所はいっぱいあったのは認める。子供として嫌な思いをした事も事実よね。
でも、たくさんの愛情をかけて育ててもらった自分というものも、
この機会に感じてもらえたら嬉しいなと思う。

悲しい事に、小さな時の記憶というものは、私達にはあまりないけど、
兄弟の中ではあんたが一番お母さんの手を取って育ててもらったんだよ。
幼稚園にも、保育園にも、ぎりぎりまで行かず、一日中、ずっとお母さんの側にいて。
同じ年頃の姉(別の姉)の時は預けられてたのに。
色んな事、思い出して、よく考えてみて。

あんたが小学生の頃、親は何もしてくれんやったか?
あんたが中学生の頃、親は何もしてくれんやったか?
あんたが高校生の頃、親は何もしてくれんやったか?

あんたの為に何度となく学校に頭を下げに行っていたお母さんを私は知っとるよ。
高校を辞めて、プー太郎のような生活をしている頃、きつく言おうとする私を
必死に止めて、あんたをかばっていたお母さんを私は知っとるよ。
あんたがうつ病になって、うちに居た事を知って、旦那に一生懸命お礼を言いよったお母さんを
私は知っとるよ。
あんたが結婚するとなった時も無いお金を一生懸命、本当に
一生懸命都合して、「旅費に」と10万用意してくれたんよ。
でも、その時、あんたは「親にして欲しくない」くらいに言ったのを私は覚えとるよ。

これから、思い知ればいいと思う。親の気持ち、親の思いを。
あんたが、自分一人で生まれてきた訳じゃない事、自分一人で大きくなった訳じゃない事をね。

少しでも、親の気持ちが理解できる時があったら、その時々に親孝行してあげてね。
親あってこその自分って事を忘れるな。
してもらう事は当たり前じゃない、してもらったら感謝する事。
感謝してるなら、その気持ちをちゃんと表現して相手に伝える事。大事な事ぞ。

もう、あんたは一人前ぞ。
しっかり、家庭を築いて行ってね。


ありがとう、おかあさん。
ありがとう、おねえちゃん。
俺、がんばるよ 父親として、息子として、弟として、精一杯がんばるからね
(メールは慣れない姉ががんばって打ったものなので、
誤字など多いがそのまま載せました)


741 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/25(水) 19:30:49 ]
メール?手紙じゃねえの?まぁいいわ。

742 名前:大人になった名無しさん [2007/04/26(木) 02:16:17 ]
ガキの頃の話。

小学生の時から俺の両親は共働きで二人とも家に帰ってくるのが遅かった。土日すらあまり休んでなくていっつもいなかった。
だから俺は当時保育園だった妹の世話を頼まれてた。

俺は友達と遊びたい時期だったから、よく妹を家にほかって遊びに行った。
家を出ようとすると、よたよたしながら追っ掛けてくる妹をうっとーしく思って、振り払ってドアの鍵を閉めると、にーちゃんにーちゃん叫んで泣いてた。少し胸が痛かったけど、ほっといて遊びに出掛けた。

それでも妹はいつも俺にべったりで、くっついて来るわ、一緒に寝たがるわ、本当うんざりしてた。

そんなある夏の日、久しぶりに夏祭りに行こうと両親が計画してくれた。
家族で出掛けた事があまりなかったから、すごい楽しみだったけど、当日に夏風邪をひいて仕舞い、一人ぼっちで留守番するはめになった。
家族が帰ってきた時に、妹が俺に手に持ってた林檎飴を差し出した。
それを受けとる時にいつも酷い事ばっかりしてるのに、優しい妹の気持ちが嬉しくてこっそり泣いた。

それから

743 名前:大人になった名無しさん [2007/04/26(木) 02:32:26 ]
反省した俺は妹を遊びに連れていく様になった。

ある日、また友達と近くの川に魚を取りに行った時に、妹も連れて行った。川に降りた時チャリに水中眼鏡を忘れた事に気付いて、チャリは見える場所だったから、妹に水中眼鏡取って来てと頼んだ。

妹は走って取りに行った。

そしたらチャリの方からキキーッてブレーキの音が聞こえて、妹の麦藁帽子が飛んで来た。

俺は驚いて、走ってチャリの方に行ったら、でっかいダンプが止まってて、チャリの横に人の形には見えないぐちゃぐちゃの赤い丸い物体が転がってた。

かろうじて見える服の柄でそれが妹だと認識できた。

妹は一瞬で死んだ。
僕は真っ白になって妹を抱き抱えて逃げようとした。病院に連れて行ったら治ると思った。いや死んだって解ってた。
ふと俺が一人でゲームしてたら帽子を被った妹が寂しそうにベットに座って足をぶらぶらさせてたのを思い出して涙が出てきた。あれは公園に連れて行くと嘘をついた日だった。友達がチャリ

此処まで書いたんだけど思い出してしまって無理だ…。
中途半端でスマン。


744 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/26(木) 07:50:52 ]
>>743
妹の分もイキロ

745 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/27(金) 10:56:18 ]
今、パチンコ屋の開店待ちしながら、このスレ読んでんだけど、純粋?なオレは全部泣けて・・・
車から出れないでいる。
あーあ 墓参りでもいってこよっかな。。
あんまりあらすなよ。
良スレなんだから・・



746 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/28(土) 19:48:37 ]
sage

747 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/04/28(土) 21:48:33 ]
サゲ

748 名前:大人になった名無しさん [2007/04/29(日) 15:15:33 ]
あげよ。

749 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/05(土) 18:15:11 ]
俺はおばあちゃん子だった。買い物に行くときも一緒について行き、
中学1年まで、おばあちゃんに背中を流してもらってもいた。
そんなとある日、予想だにしない事態が起きた。

まだ日も昇りきらない明け方、ベランダから大きな物音が聞こえ、
家族全員驚いて向かってみると・・・ばあちゃんが蹲っていた。
粗相してしまった下着を洗い、干し物をしようとして転んだらしい。

車で病院に運んで検査してみると、大腿骨が骨折していることが判明。
ばあちゃんの年齢(当時97歳)から、手術をする事が不可能で、自然
治癒にかけるしかなく、入院生活になってしまった。

老いも進行しており、点滴を打つにも暴れてしまう祖母。寝返りを
うつことも出来なくて床ずれの後も痛々しく、日に日に痩せ細って
行く姿に耐え切れず、父は祖母を自宅療養させることとした。

自宅に戻った後も症状は改善することはなく、地力では歩けず、
排泄もままならなくなった祖母を、母はその後3年間甲斐甲斐しく
面倒を見続けた。実の母ではない祖母に対して、ここまで尽くす
母の姿を見て、幼心にただ涙するしかなかった。

煮物を作るのが得意だったばあちゃん。毎年おせちをお重いっぱいに
作ってくれたけど、子供だった俺はほとんど手をつけなかった。
大人となった今では、それが無性に悔やまれる。

その後、祖母は享年100歳という大往生でその生涯を終えた。
骨折前を含め、6年以上に及ぶ母の介護。母は苦しむそぶりを見せず、
二人の息子を育て、祖母の最期を看取った。

最期は祖母も家族全員の見つめる前で、苦しむことなく自室で
静かに息を引き取った。父の「おばあちゃんの最期だぞ」の一言が
今での忘れられない。その言葉の1分後、祖母の人生は幕を閉じた。

750 名前:749 mailto:sage [2007/05/05(土) 18:22:09 ]
昔自分の日記に書いていた、当時の母ちゃんが綴った日記を
サルベージ出来たのでこっちも貼っておきます。

母ちゃん、親不孝な息子でごめんよ・・・。来週の母の日は絶対に
実家に帰るからな・・・。

父ちゃん、俺まだ毒男だけど、母ちゃんのような女性を見つけて
最後まで面倒見るからな・・・。

原文 母の介護日記

平成3年 7月25日
姑の世話が私の方にかかってきた。大小の下の世話から、風呂や
食事でも嬉しいときは「うれしい顔」、困ったときは「困った顔」、
良くしてあげればあげるほど、私を頼ってくれる。
私も義母を一人の人間として面倒見ているつもりです。この義母の
一生を、最期まで看てあげよう。

平成9年 2月6日
義母が骨折して3年。泥沼も在れば地獄もあった年月でした。
その間、私はいったい何回の「ありがとう」を夫から言われたでしょうか。
義母のペースに合わせてゆっくりの食事を終えたとき、オムツを変えたとき、
汗びっしょりになって着替えを済ませたときなど、数え切れません。
自分の親でありながら、妻にみんな任せているという夫の負い目から出た
言葉かもしれません。でも夫の「ありがとう」で私は頑張れたのです。
経験した人で無ければ判らない、何やら得たいの知れない「あせり」
「不安」「苛立ち」など、在宅介護者の抱える悩みも、この人だけは
わかってくれているという心強さが、私の背中を支えてくれました。

妻には感謝しているが、「口には出してお礼をお礼を言うなんてどーも・・・」
という男性が多いようですが、どうぞ声に出してください。
貴方の一言で、やさしい気持ちになれるのです。
幸せな介護者だった私。

751 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/09(水) 11:59:08 ]
>父ちゃん、俺まだ毒男だけど、母ちゃんのような女性を見つけて
最後まで面倒見るからな・・・。


なんか、母ちゃんしかいなければ・・・のAA思い出した。
将来エネ夫にならないようにね。

752 名前:大人になった名無しさん [2007/05/10(木) 01:39:06 ]
小学4年の娘が、図書館から本を借りてきました。
「白旗の少女」 比嘉登美子著 講談社 という本です。
時々、涙を流しながら読んでいたので、気になり日中読んでみました。
それは、沖縄戦での少女の物語でした。

沖縄戦では、18万人余の日本人と、1万2千人余の米兵が亡くなりました。
米軍は、昭和20年4月1日に、沖縄に上陸を開始した。
富子(6歳)の一家は、首里に住んでいたが、
もう、おとうさんの行方は、分からなくなっていました。

「南に逃げよう」と言う、
ヨシ子姉さん(17歳)、初子姉さん(13歳)、直裕兄さん(9歳)と一緒に逃げます。
持って出た食料も尽き、山や、「ガマ」とよばれるほら穴にかくれたり、寝たりします。
でも、海岸の砂浜に穴をほって寝ていた時、直裕兄さんの頭に、
機関銃の弾があたり、亡くなってしまいました。

三人は砂浜に穴をほって、埋めて上げます。
ヨシ子姉さんは、
「ここは米須というところよ。ちゃんと覚えておくのよ」
「いつかちゃんと、家のお墓に入れてあげるのだから」
と妹たちに言い聞かせます。

米須から逃げ出すと、すぐ富子ははぐれてしまい、一人ぼっちになってしまいます。
富子は2人のネエネエを探して、ガマからガマを渡り歩きます。
トボトボと歩きながら、小さいおいもや、ニンジンを見つけて食べました。
ガマの中で死んでしまった、兵隊さんのかばんから、金平糖や乾パンや缶詰を見つけて
食べたこともありました。
最初はアリがたくさんいたので分かったのですが、だんだん兵隊さんが死んでいるか
どうか、分かるようになっていったのです。

ガマからガマへと逃げる富子でしたが、5つ目のガマで日本の兵隊に
「おまえを生かしておくと、こっちが危ない。殺してやる」
と日本刀で追いかけられます。
富子は走って逃げますが、ついに崖から落ちてしまいます。

気絶した富子は、やがて崖の中腹の木に引っかかり、命を救われたことに気付きます。
でも、何もつかまるものはなくどうしたらいいのか、と考えているときに木が折れて、
今度は崖の下に落ちていきます。
また気絶していた富子は、水の音で目をさまします。
靴もボタンもなく、モンペもやぶれてボロきれのようになっていました。
川ではたくさんの人が水を飲んでいました。
富子は、順番を待つうちに、それは水を飲んでいるのではなく、川に顔をつけたまま
死んでいるのだと分かりました。

川の水のなかにはウジ虫がたくさんいましたが、どかして飲むしかありませんでした。
ひとりぼっちで、富子はさらに逃げます。

引用 ogob.net/full/full.php?aid=459&uid=&fav=&art=&page=14


753 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/11(金) 09:51:50 ]
泣けるというか、俺が泣けてきた話な。
気楽に読んでくれ。

親はかつていわゆる妊婦ものと呼ばれるアダルトビデオに出てたのな。
まぁ察しはつくと思うがお腹の中は俺な。

小さい頃はたまにスタッフらしき怪しい人間が頻繁に家に出入りしてて、
俺をわずらわしい気持ちにさせたが、大きくなってから理解できたのが
こいつらにとって俺の存在の方がわずらわしいらしかったんだな。
こいつらの中には親も含まれる。

今となっては養父母に育ててもらって大学まで行かせてもらって、結婚して
家庭を築いてる身だが墓場まで持ってかなしゃーない話なんだが、まぁ
2chだから許せ。

あ、そうそうさっき書いた家っていうのは、実は撮影スタジオでそこに住まわ
されてたのな。家と勘違いして過ごしてきた俺を見てあいつらは笑ってたろうな。

それと最後にな。
子供を作る気になれね。




754 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/11(金) 20:54:49 ]
本当の話??

良い養父母にひきとってもらってよかったねぇ><

755 名前:大人になった名無しさん [2007/05/14(月) 00:41:55 ]
>>743の続きを落ち着いたから。

友達がチャリで追い掛けてきた。

そっから病院まではあんまり記憶が無い。
取り乱して喚き立てた事をうっすら覚えてる。

両親は俺にどうしてこうなったかを問い詰める元気も無くして泣きじゃくってた。

それから親戚や祖父母が次々に集まってきて、中には俺を罵る奴もいた。
でも俺はうわの空で妹がまだ生きてるような気がして、家をうろついては妹の痕跡を見つけて泣いた。

最後に妹を入れた小さい柩の窓を開けて見ようとしたけど、窓は開けれない様になっていて、轢かれた直後の妹を思い出した。

なんで俺はもっと優しくしてやらんかったんだろ。なんでいっぱい嘘付いたんだろ。なんで叩いたんだろ。なんで一緒に寝てやらなかったんだろ。

なんで俺は自分で水中眼鏡を取りに行かなかったんだろ。

こんな事になっちまうなんて嘘だろ?

俺が死ねばよかった。
俺みたいな奴が死んでしまえばよかった。
何度も思った。

火葬に行く前に、部屋に戻った。

机の上にあの日貰った林檎飴があった。

それを食った。

夢中で食ってたくさん泣いた。





756 名前:大人になった名無しさん [2007/05/14(月) 00:48:50 ]
母さんがフラフラ部屋にやってきて、妹が描いた絵を俺に差し出した。

題名は「大好きなお兄ちゃん」
クレヨンでぐちゃぐちゃで何が何だか解んなかったけど、その絵を見てその時、少し救われた気がした。

あの日の後悔は今も消えないし、俺は最低な人間だと思う。多感な時期には自殺しようと思った事もあった。

でもその絵を見ると、最低なお兄ちゃんだった俺を一生懸命書いてくれた妹の為にもっと大好きになって貰えるお兄ちゃんになろうと思える。

中途半端に区切った上に上手く書けなくてスマソ。


757 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/14(月) 02:18:33 ]
あちゃー

758 名前:大人になった名無しさん [2007/05/14(月) 22:25:24 ]
ベタだけど
ドラえもんの
「さようなら、ドラえもん」は泣けるよ。

www.raorao.jp/view_movie.php?mi=m00000000f82

759 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/14(月) 22:27:14 ]
>>756
ありきたりだが、妹の分も生きろ!

760 名前:大人になった名無しさん [2007/05/16(水) 03:48:27 ]
大したドラマじゃないけど、聞いてください。

うちの死んだおじいちゃんとの話。
高校1年生の入学直後の連休の宿題が「高校入学までの自分史」という作文でした。
当時、志望高校に落ちて滑り止めで入った高校で失望していました。
だから、劣等感から作文に「自分は勉強の成績が悪くて、いわゆる馬鹿だった。」と書いていました。
書いている途中で、おじいちゃんが作文を読ませてくれと来たので読んでもらいました。

そしたら、おじいちゃんが。
「確かにお前の勉強の成績は良くないかもしれない。
でも、じいちゃんはお前の優しい所や良い所をたくさん知ってる。
そう簡単に、自分自身を馬鹿と言ってはいけないんだ。」

と言ってくれました。
自分は思春期で弱反抗期だったため、
「皆が受かった○高に落ちたんだから、馬鹿なんだよ。」と言いました。
おじいちゃんは、困った顔をして苦笑いして言いました。
「お前の頑固は、誰に似たのかな。でも、じいちゃんは自分自身を軽々しく馬鹿と言ってはいけないと思う。」
と頭を撫でてくれました。自分は、ぽかーんとしてしまいました。

最近、時は過ぎてその言葉が急によみがえって来ました。
この新年度から色んな事で挫折や修羅場、大失態を迎えて、落ち込んでいる成長した自分がいます。
味方もいません。生きている意味も解らなくなっていました。

でも、このおじいちゃんの言葉を思い出して、なんとなくでも落ち着けたような気がします。
自分を、優しく愛のこもった眼差しで見守ってくれる存在がいただけでも、
自分は幸せな星の元に生まれた。そう思います。

まだまだ、情けないくらい弱い自分です。
でも、この言葉を噛み締めて生きて行こうと思います。
おじいちゃん。もちろん欠点もあったけど、大好きです。ありがとう。

泣ける話でもなくてごめんなさい。

761 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/17(木) 01:06:49 ]
>>760
こんだけしっかりした文章が書けるってことは頭悪くないよ。
でもいいじいちゃんだな。
世の中にはおまえのじいちゃんみたいな人が居なかった為に
救われなかったヤツも居ると思うぞ。じいちゃんに感謝だな。

でも、学校の勉強だけで優秀かそうでないかが決まるわけじゃない。
試験でわかるのは人間の可能性のホンの一部だけ。
試験で成績が悪くても、他に才能があるかもしれないじゃん。
その中で時代にマッチしたものを見つければいいのさ。

例えば、ビルゲイツが100年早く生まれてきていたら、あの成功はなかったね。
単なる変な人だったと思う。

762 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/05/28(月) 03:28:42 ]
良スレ見つけ
sage

763 名前:切ない・・・・ [2007/05/31(木) 15:11:27 ]
俺小4の頃から好きな女子(レイコ)が居て、
初恋だったけど想いを打ち明けるなんてことは到底無理で胸がジクジクする日々だった。
でも5年6年と同じクラスになってそれなりに仲良くなって
俺は不自然にならないように気をつけながら、態度で示そうとしていて、
レイコも薄々俺の気持ちに気付いているのだろうと(勝手に)思い込んでいた。
そう思うとよけいに気持ちが溢れてきて、想いを伝えたい衝動が強くなって、
夏休み前、修学旅行のときに告白しようと、一大決心をした。
ところが出発一週間前になって、レイコが授業中急にお腹が痛いと言い出して
保健の先生が付き添って病院にいくと急性盲腸炎で即入院・緊急手術。
レイコの修学旅行もパー。俺の一大決心もパー。になってしまった。

先生や女子たちが行けないレイコの為に色々と相談しているのを尻目に前の日にコッソリと見舞いに行った。
「男子でお見舞い来てくれたの○○君だけだね」って言われて、照れくさくてあんまり喋れないでいると
急にレイコが枕もとの小さなマスコットを手渡して「これ私の代わりに連れて行ってくれる?」なんて

俺はもう告白しなくてもOKがもらえた気分で有頂天になって、
旅行中もハイテンションでお土産を散々迷って貝殻のアクセサリーにしたり、
記念撮影では何気にマスコットも写るようにしてみたり・・・

で帰ったらやっぱり改めて告白しようと心に決めて、
次の日は振り替え休日だったけど退院予定日だったので遠慮して、
さらに次の日の放課後にお土産とマスコットをもっていくことにした。

764 名前:切ない・・・・ [2007/05/31(木) 15:14:29 ]
その日の昼休み同じクラスのTがやってきて
「お前レイコとS(隣のクラス)、付き合ってるの知ってた?」
「え゙ぇ!!」
「きのう女子がお土産もって行ったら、Sが家にいたんだってよ」
俺は山の天辺から一気に奈落の底に突き落とされたような気分になって、
結局その日は家に行けず、お土産を渡すことも、マスコットを返すことも出来なかった。

レイコが登校してくるまでの一週間、Sとのことはすでに既成事実として学年全体に知れ渡り
かといって誰もそのことを冷やかしたり話題にしたりはしなかった。
俺はそれまでの想いが大きかった分だけ落差が激しかったというのだろうか、
マスコットを渡された思わせぶりな態度が恨めしいのもあって急激にレイコへの気持ちが醒めてしまい、
二学期の運動会の練習で仲良くなった女子と初詣にいったりしてちょっといい雰囲気になっていた。

卒業も近づいたバレンタイン。
朝登校するとすぐに件の女子から呼び出しがあって、手作りチョコを渡された。
俺は自分が“モテた”という嬉しさもあってすぐその場で付き合うことに同意した。

俺にもやっと「春」が来たのだ。

765 名前:切ない・・・・ mailto:sage [2007/05/31(木) 15:17:29 ]
でも他の奴らにバレるとややこしいので
その日は通学路の途中で待ち合わせて一緒に帰ることにして、
俺はウキウキしながら放課後をまった。

と下足室で靴を履き替えていると後ろからレイコが呼び止めた。
俺は怪訝に思いながらもレイコに言われるまま職員駐車場の隅についていくと、
振り返りざまにニッコリと微笑んでリボンのかかった小さな箱を取り出した。
「ハイ、これ。」
「え、なに?」
「なにってチョコ。貰ってくれる?」
「・・・・・は??・・S、怒るぞ?」
「え〜どうしてS君が怒るの?」
「どうしってって彼氏・・」
「ばぁ〜か、彼氏じゃないよ。何回も付き合ってって言われたけど断ったモン」
「ぇ・・・・・・・・」
「ハイ、どうぞ」
そういって箱を目の前に突き出した。
俺は頭はパニクッてて咄嗟に
「いらない!俺○○と付き合ってるし・・」と口走ってしまった。

レイコは、ハッとしたような顔を一瞬してから見る見る目から涙が溢れてきた
「どうして?・・・私のマスコットずっと持っててくれてたんじゃないの?そうだと思ってたのに・・・・・」



766 名前:切ない・・・・ mailto:sage [2007/05/31(木) 15:19:32 ]
今、卒業証書と一緒の箱にマスコットもしまっている。

とうとう返せなかった。

アルバムにはそれを手に持った俺のニヤケた顔が写っている。

あの時Sより先にお土産を渡しに行っていたら、

その後の俺とレイコの人生はどう変わっていたのだろうかと考えることもあるが、

今となってはどうすることも出来ない・・・・

767 名前:大人になった名無しさん [2007/05/31(木) 16:57:47 ]
>>766
うあああああぁぁぁぁぁぁーーーーん
せつねぇぇぇぇぇーーー

768 名前:大人になった名無しさん [2007/05/31(木) 19:01:53 ]
>766
ぶぁぅぅぁぁあかぁぁやぁぁあろぉぉお!!!!(;д;)

769 名前:大人になった名無しさん [2007/05/31(木) 23:53:42 ]
>>766 なんで〜?!なんで、そんな事を言うたの?!も〜ぉ(`ε´)!!

770 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/06/01(金) 03:41:21 ]
これはせつねぇぇぇぇぇ゚(ノд`゚)゚・。

771 名前:大人になった名無しさん [2007/06/01(金) 03:47:55 ]
私がまだ20代前半の頃の話 就職先で出会った拓との話。
会社の歓迎会で初めて拓を見た時はあまりいい印象ではなかった。
お酒に酔った勢いでホテルに行ってしまった。でも、これを機に拓と遊ぶようになった。
会社でも噂になってきた頃、先輩から「あの人部署は違うけど彼女いるよ」と聞かされた・・
ある日突然拓から「別れてくれ」と言われた。「(彼女に)酷い事したから」という理由で。
詳しく聞くと「中絶させてしまった」と言う事だった。今思えば「ちゃんと責任取ろうとしてたんだな」って思えるけど、若かったなぁ・・
ずっと拒み続けてた。
車で流していた曲からB'zの「春」のサビの部分「もっと早く出会っていれば何もかもがうまくいったのか」が流れ、聞いた途端涙が止まらず、拓も一緒に泣いていた。
数日後「別れた」と聞き改めて付き合う事が出来、同棲を始めた。でもまだ拓の事を知らな過ぎた。
1年が過ぎた頃から行動が怪しくなった。浮気だった。ある日、私は浮気相手と家で鉢合わせた。修羅場になった。
相手の彼氏も呼び出した。話は付いたけど、拓の浮気癖は治らなかった。1人じゃなかったから。
そんな中、会社の先輩が事故を起こして会社を辞める事になった。拓の尊敬する人だったから、拓のショックは大きかった。
ある日私が髪の色を変えた事に腹を立てた拓が「(先輩が)あんな事になったのにお前何してんの?」って理由で何発も殴られた。
こんな事あっても一緒にいたけど、繰り返される浮気には耐えられなくなった。会社を休んで荷物をまとめ、鍵を置いて家を出た。
会社も辞めた。 1ヶ月後用事があって会社に行くと、拓の後輩から「前の彼女と結婚するんだって。(私が辞めた後)より戻して、2週間前に彼女車に乗せて
事故っちゃって怪我させたのがきっかけなんじゃない?中絶もさせてるし。でもお腹に子供いるって話だよ」って聞いた時には信じられなかった。
浮気相手って彼女か・・って。それから男の人を信じられなくなって、約5年独りでいたなぁ。風の噂で拓に女の子が生まれて、拓と奥さんの名前、1文字づつとって
名前付けたとか聞いた。私自身若かったし、今となっては色々勉強になったかな。
今でもB'zの「春」を聞くと胸が切なくなります。


772 名前:きゅん と そっか〜 mailto:sage [2007/06/01(金) 10:16:53 ]
>>766人間のかかわりなんて結局はタイミングの積み重ね
切ないけど、だからこそ想い出も彩られるのだと思う



>>771辛いお話なんだろうけど、正直あんまり泣けない。
どっちかというと「元気出して頑張りなよ!」と励ましたくなる。

773 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/06/03(日) 07:19:44 ]
>>771
複数の女と同時期に付き合ってる。浮気性。
そのくせ身勝手な理屈を押し付ける。
DV


単に、ろくでもない男と別れられずにいたバカ女が自己満の感傷に浸ってるとしか思えない。
付き合ったきっかけもSEXからだし。

774 名前:大人になった名無しさん [2007/06/03(日) 17:11:32 ]
>>771
そんな屑に弄ばれて汚れた中古女の悲しい話ですね
まあその中絶した奥さんのように事故車にならなくて良かったね

775 名前:大人になった名無しさん mailto:sage [2007/06/03(日) 18:01:50 ]
捨てられた女は、よく「男は信じられない」と言いますが、それは同時に相手に信じてもらえるだけの女じゃなかったってこと。
その程度の薄っぺらい女だから、自身の身の丈に近いそれなりのDQNにしか相手にされない。
しかし、上記のケースはそのDQNにすら便器にされたという点で、ある程度泣けました。
大変気の毒です。悲惨な過去は消えませんが、元気を出してこれから良い人にたくさん出会い、頑張ってほしいものです。



776 名前:大人になった名無しさん [2007/06/04(月) 22:42:55 ]
6〜7才の時、大好きだったおじが結婚するのが嫌で嫌で。





今度おばになるおじの結婚相手の女の人にやきもちを焼きまくっていました。私の両親が結婚式にどうしても行けず、嫌々ながら親戚に引きずられるように結婚式に行った。
私は親がいない事をいい事に、披露宴で困らせてやろうと、真面目なシーーンとした結婚式の誓いの言葉では、隠し持っていたクラッカーをパンパンならしたり、「あきる〜。うざーい!早く終わらせろー!」とグチった。
披露宴では、「この料理まっずい!このジュースまっずい!」と食べては吐き出すの繰り返し。
大きい声で「○○ちゃん(おじ)のお嫁さん、綺麗だね!当たり前だよね!普段超ぶっさいくなのに、あんな厚化粧に綺麗なドレスじゃ綺麗になって当たり前だよね!メイクした人の技術すごいね!あんなぶっさいくな女がここまでなるとは!」と、言ったり、
小さいながらエロティックな事はすべて知り尽してた私は、大きな声で「静かなコハンの森の影から〜♪○○ちゃん(おじ)とお嫁さんの声がする〜♪いやーん!ばかーん♪そこはだめよ〜♪」と定番の替歌を歌ったり、
お嫁さんの両親の前で「結婚式終わったら、二人は新婚旅行待てずに、すぐにお○んちん、お○んこに入れちゃったりー!きゃー!初夜じゃなく、初夕〜!」とか叫んだり、
料理の太いウインナーを手にし、「○○ちゃん(おじの嫁)は多分こういう太いウインナー大好きだよね!下の口からこっそり食べてるもんね!」と叫んだり、
ばたばた走り回っては、ここではもう言えないようなエロネタを叫んでた。
お嫁さんのドレスの中に入り込み「脚太ーい!しかもドレスの中めちゃ臭いー!おえー!」とか言って出てきたり。
誰だったか、あまりに怒った大人が、私の胸をかかえてお尻をたたいた時、「警察呼ぶぞー!お尻触られたー!きゃー!痴漢だ痴漢!ロリコンがいるよ!お尻触られた!胸触ってる!」と叫んだ。
途中で私は会場を追い出され、会場の人に預けられた。そのあと、すきを見て、外に一人で四時間くらいも出歩き、さらに迷惑かけました。
現在私は25歳になりました。あれ以来、親戚とは会ってません。というか、縁を切られました。6〜7才だったのに縁を切られた。
おじさんともおばさんとも会ってません。いくらおじが好きだったとはいえ、我ながらすごい事をしてしまったなぁ。今じゃとてもできない。

777 名前:大人になった名無しさん [2007/06/04(月) 22:50:05 ]
>>776
あなたにはこっちのスレの方が向いてるとおも

自分のイタい過去で「あぁ〜」ってなる 23度目
life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1175599858/






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