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三島由紀夫はパンク!!



1 名前:NO-FUTUREさん [2007/02/11(日) 21:27:23 ID:7dFgptiJ]
割腹自殺

201 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/11(火) 15:35:21 ID:yAiBGpXn]
市ヶ谷総監室のバルコニーの演説から帰ってきた三島由紀夫の最後の呟きの言葉
「二十分間くらい話したんだな。あれでは聞こえなかったな。」
それから、益田総監に向かって
「恨みはありません。自衛隊を天皇にお返しするためです。」

(二人の切腹のところは省きます)

益田総監の言葉
「きみたち、おまいりしなさい。」
そして総監は小賀に手を解かれた後に
「私にも冥福を祈らせてくれ。」
と言い、首の前に正座し瞑目合掌した。
知らず識らずに総監の目に涙が溢れてきた。
そして、黙って泣く三人にも
「もっと思い切り泣け。」
と総監は言った。

(現場にいた益田総監、古賀の公判廷での証言から)


202 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/11(火) 15:36:08 ID:yAiBGpXn]
そして、後の三島裁判での益田総監の証言から

「被告たちに憎いという気持ちは当時からなかった。
…中略…
国を思い、自衛隊を思い、あれほどのことをやった純粋な国を思う心は、個人としては買ってあげたい。
憎いという気持ちがないのは、純粋な気持ちを持っておられたからと思う。」


203 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/11(火) 15:36:45 ID:yAiBGpXn]
三島由紀夫の死後に、幹部が自衛隊員に極秘で行ったアンケートでは、大部分の隊員は三島の考えに共鳴したという事実がある。
事件の翌日には、総監室前に菊の花束が隊員たちにより手向けられた。


204 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/13(木) 07:04:59 ID:Lt7L03yY]
右翼かもしれないけど、保守(コンサバ)ではないだろ
コンサバなら、この板にある意味がない

205 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/13(木) 16:21:06 ID:EFrVbX5Y]
日本はみかけの安定の下に、一日一日魂のとりかへしのつかぬ癌症状をあらはしてゐるのに、手をこまぬいてゐなければならなかった。
もっともわれわれの行動が必要なときに、状況はわれわれに味方しなかったのである。
(中略)
日本が堕落の淵に沈んでも、諸君こそは、武士の魂を学び、武士の錬成を受けた、最後の日本の若者である。
諸君が理想を放棄するとき、日本は滅びるのだ。

三島由紀夫
遺言状
「楯の会会員たりし諸君へ」から


206 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/15(土) 15:49:19 ID:DZoII9t1]
>>204
元経済板住民。
右翼との言葉の起源はフランス革命時、革新を強固に主張したジャコバン達を
左翼と呼んだことにあるよね。反意として右翼だよね。
さらに遡れば保守:革新の論争の中で生まれた言葉であるわけだよね。
左翼≧革新:保守≪右翼がまず成り立つと思うの(これでさえ大雑把過ぎるが)。
自分は若い頃から自称「右翼」だった。会社に入社してからも若いこともあったが、
「自分は右翼、差別主義者!」とあえて言ってた。上司は笑ってたが、今は大分
自分の言っていたことを理解してくれてるみたい。
小泉政権下、経済板では7割方反小泉・竹中だったよ。これは北朝鮮外交等を批判
してたわけじゃない、あくまでも経済板だから経済政策を批判してたんだよ。
当時経済板の住民がニュー速+板に出張し警鐘してた。「資本主義の暴走(弱点)
→所得格差→教育格差→国益を損なう」との警鐘が主、他にも勿論あったがね。
当時自分はニュー速+板では「サヨ」と誹謗されたよ、多くの経済板の住民と共に。
(つづく)


207 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/15(土) 15:51:08 ID:DZoII9t1]
安倍政権の頃だからもう半年以上前になると思うが、久々にニュー速+見てみたの。
笑ったよ、泣きが入ってたねみんな。小泉・安倍教が反安倍一色になってた。
それから覗いてもいないけど、小泉が福田を支持した時、ニュー速+の反応は
どうだったのだろうか?恐らく小泉チルドレン共々、戸惑ったんじゃないのかな?
当時の右翼(自称・他称含む)の多くが経済政策を批判してたよね。その論拠は
詰まるところ「日本人の持つ精神性」に言及されてた。自分はそれ以外の問題として
「これからは国際金融戦争の時代、外貨準備を使えない日本では郵貯の金は絶対に
政府の管理下に置かなければならない」との考え。例えば福岡ドームを買収した
ファンドの主な出資者はスウェーデン政府だよね。
小泉を全否定してるわけじゃないよ、小泉は中選挙区制を支持してるしマニュフェ
ストも出し渋った。日本人の精神性を考えてのことでしょう。私も同じです。小沢は
嫌いです。ただ大連立を実現しようとした姿勢は私は評価します。
私は今自分を「右翼」と呼ばずに「保守、または右よりの保守」と自称してます。
「三島は右翼」これは当時の世相ではそうなのかもしれない。でも今は「保守」の
方が適切ではないかな?そもそも右翼:左翼、保守:革新って何なの?


208 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/15(土) 15:53:13 ID:DZoII9t1]
左翼≧革新:保守≪右翼 ×
左翼≧革新:保守≦右翼 ○

ゴメン・・・

209 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/17(月) 14:42:51 ID:3kjtmm41]
三島由紀夫は江戸時代だったら保守なんじゃないの?




210 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/18(火) 01:01:00 ID:???]
三島を保守とするか右翼とするかは、まず自分がどの位置にいるかで決まるものでしょ。
三島の思想は新右翼(例えば一水会等)にも引き継がれているわけだから右翼とみる
のが普通だと思う。>>206さんは元々すごーく右よりの方なのか、ただ文面みると
そうでもなさそうだから、そもそも日本人の持つ精神性を重視するのが保守でも
右翼でも当たり前、ってことが前提になってるのではないかな?そして経済板の化物
達の議論をみて、自らを学識のない人間と思っているからか迷いも感じる。
きっと俺より知識が豊富でそれが原因で逆に悩んでるように思うな。

一水会の主張は理想としては賛成だが俺は否現実的過ぎると思うな。三島も同じに思う。
そもそも日米同盟なんて植民地に近いものでしょ。それを米から独立し新たな世界
秩序を創ろうなんて不可能に思う。「志」程度に思ってれば良いと思うな。

211 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/19(水) 11:57:53 ID:0Obpu3FN]
山内(元自衛隊員、普通科教導連隊元助教)は、あの日、市ヶ谷のバルコニーで
「諸君は武士だろう!」と絶叫の響きをにじませながら訴える三島の声をかき消すように、嘲笑や罵声を浴びせた隊員たちにむしろ
「腹が立ち」、「平岡先生を悪者にしてはいけないということしか頭に浮かばなかった」という。
三島への尊敬の念が強まることはあれ薄まることはなかったのである。
そんな山内も、終生先生との思い出を忘れない、と書きとめたノートのなかで、
〈私は先生に会う以前、三島由紀夫とはつまらぬ小説家であろうと思っていた〉と明かしている。
それが「尊敬」へと180度変わったのは、生身の三島に触れて、たとえ弱さがあっても、そんな自分から決して逃げることはせず、
むしろ真正面から立ち向かって、より強くなろうとする三島の真摯な姿を間近でみつめてからだった。

杉山隆男
「兵士になれなかった三島由紀夫」より


212 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/19(水) 11:58:49 ID:0Obpu3FN]
ひたむきな三島に心動かされたのは山内ひとりではなかった。体験入隊してきた三島を、時には「平岡ッ」と本名で呼び捨てにしながら、手加減せず厳しく指導してきた教官や助教も、
あるいはともに汗を流し、隣り合わせのベッドで眠った訓練仲間の学生も、少なくとも私が話を聞いたすべての元兵士たちが口を揃えて、
鍛え上げられた上半身に比べて足腰の弱さが際立つ、三島の中のアンバランスを指摘しながら同時に、三島の愚直なまでの一途さにすがすがしいものを覚えていた。
要するに彼ら全員が、兵士になろうとして、世界のミシマとは別人のように弱さも含めてすべてをさらけ出した人間三島に惚れこんだのである。

杉山隆男
「兵士になれなかった三島由紀夫」より


213 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/24(月) 12:24:11 ID:OSmiTR4v]
ハラキリにおいて死は消滅する。死という人間的諸条件を、ある人間の意志が、自由に否定する行為であるからだ。
ハラキリにおいては、より高き倫理価値が自己に対する超越のかたちによって、死に対する克服のかたちによって肯定されているからである。

三島にとっては死は行動として一つの強烈な現実性を持っていた。日本の偉大な伝統と、儀式とによる死。
それでも異常なことだが、西欧ではローマ人的なこの死とロマンティックな自殺とを、混同するに至っている。
西欧のロマン主義者は、決してこのような方法では自殺しなかった。どのような文明も、死を祭儀的行為として提議してはいないのである。
ある意味では日本の武士道精神がそれを提議した。

アンドレ・マルロオ


214 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2007/12/25(火) 00:42:28 ID:???]
ココまで読んでかなり頭痛くなったwwとにかく極右と極左は結局繋がるって話を思い出した。
何か、みんな大層な事言ってるけど、活動は2ちゃんに書き込むだけなの?他に何かやってるの?

215 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/25(火) 01:16:29 ID:???]
>>214
俺の場合は(ry
こんなところでゲロるわけにはいかないww

216 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/25(火) 01:19:45 ID:???]
バレたかwww

217 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/25(火) 01:45:27 ID:???]
>>214
三島が極右とか右翼だと思うこと自体が勘ぐりすぎなんじゃないの?

三島好きがいたらなにか困ることでもあるの?

218 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/25(火) 03:25:33 ID:???]
いや、困るとは一言も書いてない。素朴な疑問だよ。みんな俺には到底書けそうもない難しい事書いてるから。思想を持ってる人って、ただ持ってるだけじゃ済まないだろうと。

三島は何作か読んだけど、パンクとは思わない。何つうかロマンチストだとは思った。



219 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/27(木) 00:58:24 ID:???]
赤尾は右翼だが左翼の戦士をも納得させた。
所謂新右翼には多くの嘗ての革命戦士が加わっている。
「対米自立」で一致するわけだ。



220 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2007/12/30(日) 05:38:14 ID:???]
オネェマンの魅死魔をノンケ マッチョ パンクスはリスペクトできるの ホント!?

221 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/30(日) 05:51:54 ID:???]
三島がホモというのはは幾つかの三島研究本を読む限り否定的な説がつよい。
だからマッチョな俺も迷うことなくリスペクトするぜ。

222 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/30(日) 06:07:23 ID:???]
本当にゲイかどうかはともかく、作品から読みとれる三島の美学ってのは有る意味ゲイっぽくもある。

223 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/30(日) 11:34:38 ID:???]
調べれば調べるほど真性同性愛者じゃないのは明白
むしろ同性愛にあこがれていた部分があり、作品にも投影されている

224 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2007/12/30(日) 22:50:57 ID:???]
同性愛板の魅死魔スレもミテネ〜

ゲイフォビアの方々もドウゾーWWWWWWW

225 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/30(日) 23:49:48 ID:ERLcvr3f]
三島作品の、ホモセクシャルやマゾヒズムは、エンターテイメントの作家としてのネタ
三島の本心は、最後の激文のように
武士としての気概を無くした、日本人を憂いたもの
崇高な精神の行動を下の方に持っていくな

226 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/30(日) 23:59:32 ID:???]
>>225
まったく同感だ

227 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2007/12/31(月) 00:00:52 ID:???]
>>224全く同感だ。

228 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/31(月) 00:09:30 ID:???]
>>227
つまりお前はゲイということかw

229 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2007/12/31(月) 00:23:26 ID:???]
↑ヘテロぶった隠れゲイWWWWWWW

無理に性を抑圧してユキオねぇさん みたいにヒステリー起こして周囲の人巻き込んで迷惑かけないようにきをつけなよ



230 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/31(月) 01:02:55 ID:???]
興奮を抑えきれないホモ野郎>>229(笑)

231 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/31(月) 16:51:01 ID:0PbjdPH9]
新聞や週刊誌の中には、しごく単純に三島を異常性格者ときめつけ、最初から彼が自分の文学の主要テーマとして選び貫いた同性愛をも風俗の眼で眺めたあげく、ホモだオカマだと立ち騒ぐ向きまであるのには一驚した。
死んだのは流行歌手でも映画スターでもない、戦後にもっとも豊かな、香り高い果実をもたらした作家である。
彼の内部に眼玉ばかり大きい腺病質の少年が棲み、あとからその従者として筋肉逞しい兵士が寄り添ったとしても、それをただ劣等感の裏返しぐらいのことで片づけてしまえる粗雑な神経と浅薄な思考が、こうも幅を利かす時代なのか。

中井英夫
当時の報道を批判して


232 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/31(月) 16:51:51 ID:0PbjdPH9]
「薔薇刑」の基本的テーマは「生と死」「エロスとタナトス」であり、それは三島由紀夫を被写体とするところの私の主観的ドキュメンタリー作品である。
そこで理解してもらいことは、三島氏は自分を「被写体」と呼び、最初から最後まで完全に「被写体」に徹してくれた。
だからハリウッドの映画監督がつくった映画「MISHIMA」の中で私らしい写真家が登場するが、
そこで画面上のMISHIMAがカメラをかまえる写真家に向かってカメラの位置を変えるように手で指示するシーンがでてくるが、あんなことは絶対になかったし、ありえないことだ。

細江英公


233 名前:NO-FUTUREさん [2007/12/31(月) 16:52:36 ID:0PbjdPH9]
三島さんは文字通り「誠実の人」であった。その点だけは、身近に彼を知り、そして生き残った自分の責任として、きちんと後世に伝えておかなければならない。
その三島さんが、あえて選んだ死に様であるのなら、それは真摯に考え抜いた結果であったはずであり、そこには止むに止まれぬ理由が存在したに違いないのである。
であるから、私がまず強調しておきたいのは、事件直後から多くのメディアによって宣伝されてきたような「スキャンダル」として三島さんの死を扱うようなことは、実にもって愚劣なことであるということである。

細江英公


234 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2007/12/31(月) 17:44:51 ID:???]
↑コピペ乙w

ゲイ術は性欲の昇華

235 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2007/12/31(月) 22:51:29 ID:???]
>>234
あんた性欲のみたされない欲求不満?
そんなことばっかり殊更こだわって、バカみたいにみえますよ

236 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/03(木) 14:13:36 ID:1F7YJl8r]
(三島は)物差しやハタキのような長いものを持ってこれをこれを振り回すのがとても好きでした。……やがて危ないというので、母(三島の祖母、夏子)に没収されてしまいました。
公威はこんなときでも、決して反抗はいたさず、だまって素直に従ってくれて、かえって可哀想になりました。

平岡倭文重
(三島由紀夫の母)

237 名前:Q作媚ぴ屁 mailto:age [2008/01/03(木) 16:56:13 ID:???]
何もかも性に帰結するフロイトが天体鏡で男湯を覗く

238 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/05(土) 11:59:38 ID:pz92tV8G]
三島由紀夫
「僕はいつも思うのは、自分がほんとうに恥ずかしいことだと思うのは、自分は戦後の社会を否定してきた、
否定してきて本を書いて、お金をもらって暮らしてきたということは、もうほんとうに僕のギルティ・コンシャスだな。」

武田泰淳
「いや、それだけは言っちゃいけないよ。あなたがそんなこと言ったらガタガタになっちゃう。」

三島
「でもこのごろ言うことにしちゃったわけだ。おれはいままでそういうことを言わなかった。」

武田
「それはやっぱり、強気でいてもらわないと…」

三島
「そうかな。おれはいままでそういうことは言わなかったけれども、よく考えてみるといやだよ。(略)」

私は三島さんを懸命にナダめにナダめる武田氏に、つよい共感で(感傷的にも)涙ぐみたくなる。
しかし同時に、三島さんがもの書きとしての恥部をここまで口にする激しい自己意識に心をうたれずにいられない。
それはまたそっくり三島さんの社会への批判でもある。

田久保英夫

239 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/05(土) 12:00:46 ID:pz92tV8G]
左翼人の私も右翼人の三島の「行動」には、かなり衝撃を受けたことも事実なのであって、これを匿す気にはならないからである。
そして衝撃を受けなかった人はどんな人なのかと思ったりもするのだが、「行動」といい「芸術」といっても、所詮人間はおなじなのかも知れない。
しかも三島と私とはイデオロギーが全くちがっているのに、どこか類似性、相似性があるような気がして、それが私自身気になるのである。

三島由紀夫こそはあきらかに、永井荷風や谷崎潤一郎やあるいは川端康成の耽美主義の系譜とその路線に沿いながら、しかし明確な知性をもって、またその美的知性の故に、
その路線の最終駅に到着しながら、それをなんらかの形で社会的行動におきかえようとした努力家であり勇気ある誠実者ではなかったのだろうか。

山岸外史




240 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/15(火) 14:44:20 ID:QmaW7aEf]
たとえこのたびの事件が、社会的になんらかの影響をもつとしても、生者が死者の霊を愚弄していいという根拠にはなりえない。
また三島氏の行為が、あらゆる批評を予測し、それを承知した上での決断によるかぎり、三島氏の死はすべての批評を相対化しつくしてしまっている。
それはいうなればあらゆる批評を峻拒する行為、あるいは批評そのものが否応なしに批評されてしまうという性格のものである。
三島氏の文学と思想を貫くもの、それは美的生死への渇きと、地上のすべてを空無化しようという、すさまじい悪意のようなものである。

磯田光一

241 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/15(火) 14:45:00 ID:QmaW7aEf]
三島氏にとって必要なこと、それは「戦後」という時代、あるいはストイシズムを失った現実社会そのものに、徹底した復讐をすることであったと思われる。
イデオロギーはもはや問題ではない。自衛隊も、自民党も、共産党も、氏の前には等しく卑俗なものに見えたのである。
この精神の貴族主義者にとって、いったい不可能以外の何が心を惹いたであろうか。

磯田光一


242 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/15(火) 14:45:53 ID:QmaW7aEf]
ぼくにとっていまでも驚異に思われるのは、三島というひとが、あんなに明敏かつ冷徹な批評家的、懐疑家的な眼と、あんなに度の高い情熱とを、どうして併有することができたか、ということである。
情熱家は、世のなかに少なくはないだろう。しかしあのような最期をとげ得るほどの人物が、ほかにどれだけあるか。
また冷静な合理主義者の数は、多いだろうが、死の最後の瞬間まであれほど冷徹に計算し、実行し得るひとは、稀だろうと思う。
しかも驚くべきことに三島氏はその両者をわが身に併存させていたのだった。

村松剛


243 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/15(火) 18:18:41 ID:???]

こいつは、『武士道』を履き違えてるな。

もちろん現政府、石原とかも大嫌い。

でも愛国心はあるよ、俺。



244 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/15(火) 20:55:39 ID:???]
>>243
百姓は黙ってろや

245 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/15(火) 23:24:19 ID:???]
>>244
田舎もんは2ちゃんに書き込みすんな

246 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/15(火) 23:49:46 ID:???]
>>245
ど田舎のど貧乏水飲み百姓は黙ってろやボケ

247 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2008/01/16(水) 04:22:45 ID:???]
>>246
三島好きなのって君みたいに頭悪いのが多いの?


248 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/16(水) 04:33:33 ID:???]
と、頭と顔が悪い奴が言ってますぜ246さん。

249 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2008/01/16(水) 15:55:35 ID:???]
>>243
武士道も愛国心もないくせに嘘つかなくていいよ
おまえがいくら、へらずぐち叩いても切腹した人にはかなわない




250 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/16(水) 16:50:17 ID:???]
切腹(笑)

251 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2008/01/16(水) 19:31:05 ID:???]
自殺なんかしたやつがパンクであるわけがない

252 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/16(水) 19:33:40 ID:???]
>>249そんなこと言ったら切腹すんのが偉いみたいじゃん…やっぱり三島好きはバカばっかだな

253 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/16(水) 19:55:01 ID:fu9CrwCZ]
三島由紀夫は見事に切腹した。しかも、介錯は一太刀ではすまなかった。恐らく、弟子である森田必勝には師の首に刀を振り下ろすことに何かためらいでもあったのだろう。
それは逆に、三島が通常の切腹に倍する苦痛に克ったことを意味する。
罪人の斬首の場合、どんな豪胆な連中でも恐怖のあまり首をすくめるので、刀を首に打ち込むことはきわめて困難であると、山田朝右衛門(首切朝右衛門)は語っている。
しかし、三島は介錯の刀を二度三度受け止めたのである。このことは、三島由紀夫の思想が「本気」であることを何よりも雄弁に語っていた。
楯の会が小説家の道楽ではないことの確実な証拠であった。だからこそ、「本気」ではなかった左翼的雰囲気知識人は、自らの怯えを隠すように嘲笑的な態度を取ったのである。

呉智英


254 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/16(水) 23:15:50 ID:???]
死を恐れるのはごく自然な事と思うのだが。

255 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/18(金) 06:43:57 ID:rtES+qC8]
天才になりきれなかった三島

256 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/18(金) 15:06:09 ID:???]
三島由紀夫は天才だと言う人は世界にたくさんいる事実

257 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2008/01/20(日) 13:06:15 ID:???]
つまり世界中にバカは存在するということ

258 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/01/20(日) 22:18:14 ID:???]
天才の遺した提言も馬には単なる念仏にしか聞こえなくて、さぞや悔しいのだな

259 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/23(水) 12:26:29 ID:7pFUp4wQ]
「私はかねがねこの問題について言ってゐるやうに、文学を生の原理、無倫理の原理、無責任の原理と規定し、行動を死の原理、責任の原理、道徳の原理と規定してゐる。」
三島由紀夫

これは、「文学とは何か」という重要な主張でもある訳ですが、事実、三島さんの文学には倫理や道徳を侵すことをテーマにした作品が多いことはよく知られています。
その一方で、楯の会の制服を私の会社に注文した時の生真面目な態度にも表れているように、現実の行動においては極めて倫理的、道徳的であったことも、三島さんをよく知る人々の間では、つとに知られていました。

辻井喬




260 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/23(水) 12:27:10 ID:7pFUp4wQ]
「私の考へる革新とは、徹底的な論理性を政治に対して厳しく要求すると共に、一方、民族的心性(ゲミュート)の非論理性非合理性は文化の母胎であるから…(中略)
この非論理性非合理性の源泉を、天皇概念に集中することであつた。
かくて、国家におけるロゴスとエトスははつきり両分され、後者すなはち文化概念としての天皇が、革新の原理になるのである。」

三島由紀夫


261 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/23(水) 12:28:24 ID:7pFUp4wQ]
ここで「文化概念としての天皇」という三島さんの有名な主張について触れている訳ですが、これで明らかなように、三島さんはある意味では「革新派」であったともいえる。
ただそれは、東西冷戦期に東側が言っていたような意味での革新ではもちろんない。
そして天皇を革新の原理とするという主張に注目すると、二・二六事件の決起将校たちの思想的な指導者であった北一輝も同じようなことを言っていたということに思いあたります。
つまり、北一輝が二・二六事件の決起将校たちとともに天皇の命令というかたちで処刑された時から、日本の国の有り様は、三島さんの考えるものとは、実は全く異なる性質のものになってしまっていたのです。

辻井喬


262 名前:NO-FUTUREさん [2008/01/23(水) 12:46:06 ID:7pFUp4wQ]
以上で明らかなように、三島さんの言っていたことは、そもそも右翼か左翼かといったような単純な二元論で説明できるようなものではなく、どちらにも分類できない革新派であり、どちらにも分類できない民族派だったといえるのです。
しかし、その点がなかなか理解されないのは、新聞などのメディアでは、こういう「どちらにも分類できない概念」というものは扱うのに困るらしくて、ほとんど活字などで解説されることがないということに原因があるのです。
そして、時間がたつにつれて、どんどんどんどん問題が単純化されて、一般の理解は益々三島さんの言っていたことの本質から遠ざかってしまっていると思われるのです。

辻井喬


263 名前:三島由紀夫 [2008/02/03(日) 10:49:29 ID:VISvGgvg]
自衛隊にとって健軍の本義とは、なんだ。
日本を守ること。
日本を守るとはなんだ。
日本を守るとは、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を守ることだ。
おまえら聞け。聞け!
静かにせい。静かにせい!
静粛に聞け!
男一匹が命をかけて諸君に訴えているんだぞ!
いいか!
いいか!

それがだ、いま、日本人がだ、ここでもって立ち上がらなければ、自衛隊が立ち上がらなければ、憲法改正というものがないんだよ。
諸君は永久にだね、ただ、アメリカの軍隊になってしまうんだぞ!


264 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/16(土) 17:17:20 ID:xjKijNcf]
戦後文学の作品は沢山あり、さらに沢山つみあげられることだろう。今や大企業である。
しかしついのつまりに、三島由紀夫だけが文学及び文学者として、後の世に伝わってゆくだろう。
彼は紙幣を作っていたのでも、銀行預金通帳の数字を書き加えたのでもないからである。

保田与重郎

265 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/16(土) 17:18:29 ID:xjKijNcf]
私が三島由紀夫氏を初めて知ったのは、彼が学習院中等部の上級生の時だった。
…そのあと高等部の学生の頃にも、東京帝国大学の学生となってからも、何回か訪ねてきた。
ある秋の日、南うけの畳廊下で話していると、彼の呼吸が目に顕ったので、不思議なことに思った。
吐く息の見えるわけはなく、又寒さに白く氷っているのでもない。長い間不思議に思っていたが、やはりあの事件のあとで拙宅へきた雑誌社の人で、三島氏を知っている者が、彼は喘息だったからではないかと云った。
私はこの齢稚い天才児を、もっと不思議の観念で見ていたので、この話をきいたあとも、一応そうかと思い、やはり別の印象を残している。

保田与重郎


266 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/17(日) 08:39:26 ID:6NtNrm64]
俺は、太宰治の方がパンクだとおもうんですよね
落ちていくような感じが……生まれてすみません

267 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/02/18(月) 21:57:08 ID:???]
太宰さんは卑下しすぎ

268 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/19(火) 23:12:38 ID:hqkIzvd0]
学生の頃は共感したし崇拝したけど、30過ぎて読み直すと三島ってやっぱお坊ちゃんだったんだなぁとしか思えない

269 名前:NO-FUTUREさん mailto:sage [2008/02/20(水) 10:32:13 ID:???]
>>268
作家の個人的な背景にとらわれすぎ
もっと魂を柔軟にして読むべし



270 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/20(水) 11:11:45 ID:qUMMmpNB]
私が三島由紀夫氏を初めて知ったのは、彼が学習院中等部の上級生の時だった。
…そのあと高等部の学生の頃にも、東京帝国大学の学生となってからも、何回か訪ねてきた。
ある秋の日、南うけの畳廊下で話していると、彼の呼吸が目に顕ったので、不思議なことに思った。
吐く息の見えるわけはなく、又寒さに白く氷っているのでもない。長い間不思議に思っていたが、やはりあの事件のあとで拙宅へきた雑誌社の人で、三島氏を知っている者が、彼は喘息だったからではないかと云った。
私はこの齢稚い天才児を、もっと不思議の観念で見ていたので、この話をきいたあとも、一応そうかと思い、やはり別の印象を残している。

保田与重郎


271 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/23(土) 10:23:52 ID:NNYfVhOb]
あの時(ノーベル賞を)受賞したのが川端であり、三島由紀夫でなかったのは、何かの行き違いだったかもしれない。
すなわち、国連事務総長だったダグ・ハマーショルドが1961年に亡くなる直前、三島の「金閣寺」を読み、ノーベル賞委員会のある委員に宛てた手紙で大絶賛したのである。こういった筋からの推薦は小さくない影響力を持っていた。
また1967年のこと、出版社の国際的な集会がチェニスで開かれ、私はその集いが授与する文学賞、フォルメントール賞を三島にと試みたが失敗に終わった。
この時、スウェーデンから参加した有力出版社ボニエールの重役が私を慰め、三島はずっと重要な賞をまもなく受けるだろう、と言ったのだ。ノーベル賞以外にはあり得なかった。

ドナルド・キーン


272 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/26(火) 11:04:57 ID:GtdAv129]
自己の作品化をするのが、私小説作家だとすれば、三島由紀夫は逆に作品に、自己を転位させようとしたのかもしれない。
むろんそんなことは不可能だ。作者と作品とは、もともとポジとネガの関係にあり、両方を完全に一致させてしまえば、相互に打ち消しあって、無がのこるだけである。
そんなことを三島由紀夫が知らないわけがない。知っていながらあえてその不可能に挑戦したのだろう。
なんという傲慢な、そして逆説的な挑戦であることか。ぼくに、羨望に近い共感を感じさせたのも、恐らくその不敵な野望のせいだったに違いない。

安部公房


273 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/29(金) 22:59:57 ID:SqzZ4uPb]
ぼくは、国のために死にたいと思います。

森田必勝

274 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/29(金) 23:00:39 ID:SqzZ4uPb]
僕の母、白い手、黒い髪、白い大きな目、いつも天のどこかで僕を見守り、愛撫してくれる。お母さん、僕、今日学校で寝た。かんにんだよ。
でもどこかでお母さんの声が、必勝、あと十分だからがんばりなさい、と聞こえてきたよ。
そうか、お母さんのいる天国へ僕も行こうか。お父さんも待っていてくれると思うけど、きっと仲が良いんでしょうね。

森田必勝


275 名前:NO-FUTUREさん [2008/02/29(金) 23:01:24 ID:SqzZ4uPb]
先生のためには、いつでも自分は命を捨てます。

森田必勝


どんな美辞麗句をならべた礼状よりも、あのひとことには参った。

三島由紀夫


276 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/01(土) 10:32:49 ID:SmGtCMN+]
たとへ私が狂気だつたにせよ、あの狂気の中心には、光りかがやくあらたかなものがあつた。
狂気の後には水晶のような透明な誠があつた。

翼を切られても、鳥であることが私の狂気だつたから、その狂気によつてかるがると私は飛んだ。

彰武院文鑑公威居士
三島由紀夫


277 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/01(土) 10:33:34 ID:SmGtCMN+]
私にはわからない。自分が今なほ狂気か正気かといふことが、自分にはわからう筈がない。
只一つわかることは、その正気の中心には誠はなく、みごとに翼は具へてゐても、その正気は決して飛ばないといふことだ。あたかも醜い駝鳥のやうに。
私は知らず、少なくともお前たちみんなは駝鳥になつたのだよ。

彰武院文鑑公威居士
三島由紀夫


278 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/02(日) 11:52:17 ID:UM2Aq4xx]
「奔馬」には、1876年に叛乱を起した武士たちの集団自殺が描かれており、彼らの行動は勲を感奮興起させたものであった。
この血と臓腑の信ずべからざる大氾濫は私たちを恐怖させるとともに、あらゆる勇敢なスペクタクルのように興奮させもする。
この男たちが闘うことを決意する前に行った、あの神道の儀式の簡素な純粋性のようなものが、この目を覆わしむ
流血の光景の上にもまだ漂っていて、叛乱の武士たちを追跡する官軍の兵隊たちも、できるだけゆっくりした足どりで山にのぼって、彼らを静かに死なせてやろうと思うほどなのである。

マルグリット・ユルスナール


279 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/02(日) 11:52:45 ID:UM2Aq4xx]
勲はといえば、彼はその自殺に幾分か失敗する。
しかし三島は、それ自体うかがい知りえぬ肉体的苦痛の領域に天才的な直感をはたらかせて、この叛逆の若者に、彼にとってはあまりに遅く来るであろう昇る日輪の等価物をあたえてやったのだ。
腹に突き立てられた小刀の電撃的な苦痛こそ、火の球の等価物である。それは彼の内部で赤い日輪のような輝きを放射するのである。

マルグリット・ユルスナール




280 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/02(日) 22:48:51 ID:UM2Aq4xx]
若者は、突拍子もない劇画や漫画に飽きたのちも、これらの与えたものを忘れず、自ら突拍子もない教養を開拓してほしいものである。
すなわち決して大衆社会へ巻き込まれることのない、貸本屋的な少数疎外者の鋭い荒々しい教養を。

三島由紀夫


281 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/03(月) 11:50:20 ID:0pcw3zRx]
日本の民と国との歴史の上で、天地にわたる正大なる気を考える時、偉大なる生の本願を、文人の信実として表現した人は、戦後世代の中で、日本の文学の歴史は、三島由紀夫ただ一人を記録する。

保田與重郎


282 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/06(木) 14:54:46 ID:LfulU0iG]
日本を日本の真姿に、戻してそこで死ぬのだ。生命尊重のみで魂は死んでもよいのか。
生命以上の価値なくして何の軍隊だ。
今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。

それは自由でも民主主義でもない。
日本だ。
われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。
これを骨抜きにしてしまった憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。

三島由紀夫


283 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/13(木) 17:01:58 ID:JtcoPHlk]
私は、研究室で突然三島の死を聞いたとき、どういうわけかすぐに連想したのは、高山彦九郎であり、神風連であり、横山安武であり、相沢三郎などであった。
これらの人々の行動はいずれも常識を越えた「狂」の次元に属するものとされている。
この「狂」の伝統がどのようにして、日本に伝えられているのか、それはまだだれもわからないのではないだろうか。
ただ、すべての「異常」な行動を「良識」によって片づけることは、これまでの日本人の心をよくとらえ切っていない。
三島は私の知るところでは非常に「愚直」な人物である。
私のいう意味は、幕末の志士たちのいう「頑鈍」の精神であり、私としてはほめ言葉である。
私は三島をノーベル賞候補作家というよりも、その意味では、むしろ無名のテロリスト朝日平吾あるいは中岡良一などと同じように考えたい。

橋川文三


284 名前:2才^@^ ◆bsSK41XXZg mailto:sage [2008/03/13(木) 23:53:56 ID:???]
みしまゆきお

285 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/18(火) 21:43:58 ID:zLl4jaMj]
それにしても西洋人の享楽主義のえげつなさは、支那人はともかく、とても日本人の肌にはあいませんね。

平岡公威16歳
東文彦への書簡から
ドイツ語の講座の本少しよみ出しました。いやはやドイツ語はまるで法文みたいですね。ヒットラアという嫌悪すべき名が、亀の子文字の行間にチラチラします。
モスコオはどうしてどうしておちますまい。(?)

平岡公威16歳
東文彦への書簡から


286 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/18(火) 21:44:52 ID:zLl4jaMj]
「西洋」へ、気持の惹かされることは、決して無理に否定さるべきものではないと思います。真の芸術は芸術家の「おのずからなる姿勢」のみから生まれるものでしょう。
近頃近代の超克といい、東洋へかえれ、日本へかえれといわれる。その主唱者は立派な方々ですが、
なまじっかの便乗者や尻馬にのった連中の、そこここにかもし出している雰囲気の汚ならしさは、一寸想像のつかぬものがあると思います。
我々は日本人である。我々のなかに「日本」がすんでいないはずがない。この信頼によって「おのずから」なる姿勢をお互いに大事にしてまいろうではございませんか。

平岡公威18歳
東文彦への書簡から


287 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/18(火) 21:45:32 ID:zLl4jaMj]
いやなことと申せば今度も空襲がまいりそうですね。こうして書いております夜も折からの警戒警報のメガホンの声がかまびすしい。
一体どうなりますことやら。
しかしアメリカのような劣弱下等な文化の国、あんなものにまけてたまるかと思います。

平岡公威18歳
東文彦への書簡から


288 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/18(火) 21:46:31 ID:zLl4jaMj]
文学の上では日本は今こそ世界唯一であり、また当然世界第一でありましょう。
ムッソリーニにはヒットラアより百倍も好意をもっていますので、一しおの哀感をおぼえました。ムッソリーニも亦、ニイチェのように、
愚人の海に傷ついた人でありましょう。英雄の悲劇の典型ともいうべきものがみられるようにおもいました。
かつて世界の悲劇であったのはフランスでしたが、今度はイタリーになりました。スカラ座もこわれたようですね。
米と英のあの愚人ども、俗人ども、と我々は永遠に戦うべきでありましょう。俗な精神が世界を覆うた時、それは世界の滅亡です。
萩原氏が自ら日本人なるが故に日本人を、俗なる愚人どもを、体当りでにくみ、きらい、さげすみ、蹴とばした気持がわかります。

平岡公威18歳
東文彦への書簡から


289 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/19(水) 11:37:35 ID:1clfXURd]
国家儀礼と申せば、この間新響へゆきましたら、ただ戦歿勇士に祈念といえばよいものを、ラウド・スピーカアが、
やれ「聖戦完遂の前に一億一心の誓を示して」どうのこうのと御託宣をならべるので、ヒヤリとしたところへ、「祈念」という号令、
トタンにオーケストラが「海行かば」を演奏、――まるで浅草あたりの場末の芝居小屋の時局便乗劇そのままにて、冒涜も甚だしく、憤懣にたえませんでした。

平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から




290 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/19(水) 11:38:06 ID:1clfXURd]
国家儀礼の強要は、結局、儀式いや祭事というものへの伝統的な日本固有の感覚をズタズタにふみにじり、
本末を顛倒し、挙句の果ては国家精神を型式化する謀略としか思えません。
主旨がよい、となればテもなく是認されるこの頃のゆき方、これは芸術にとってもっとも危険なことではありますまいか。
平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から

291 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/19(水) 11:39:27 ID:1clfXURd]
今度の学制改革で来年か、さ来年、私も兵隊になるでしょうが、それまで、日本の文学のために戦いぬかねばならぬことが沢山あります。
去年の戦果に、国外国内もうこれで大丈夫と皆が思っていた時、学校へ講演に来られた保田與重郎氏は、これからが大事、これからが一番危険な時期だと云われましたが、今にしてしみじみそれがわかります。
文学を護るとは、護国の大業です。文学者大会だなんだ、時局文学生産文学だ、と文学者がウロウロ・ソワソワ鼠のようにうろついている時ではありません。

平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から


292 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/19(水) 11:54:32 ID:1clfXURd]
僕らは卑怯な健康よりもデカダンをとる。デカダンの中にあるはるかな未来への輝きと能動も熟知しているのだ。

僕らが浪漫主義を主張したことは、悲しみと憤り、歎きと憂いの混淆した境地の主張だった。

保田與重郎

293 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/19(水) 11:55:04 ID:1clfXURd]
私は日本民族の永遠を信じる。
今や三島氏は、彼がこの世の業に小説をかき、武道を学び、演劇をし、楯の会の分列行進を見ていた、数々のこの世の日々よりも、多くの国民にとってはるかに近いところにいる。
今日以後も無数の国民の心に生きるようになったのだ。そういう人々とは、三島由紀夫という高名な文学を一つも知らない人々の無数をも交えている。

保田與重郎

294 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/19(水) 12:04:06 ID:1clfXURd]
総監室前バルコニーで太刀に見入っている三島氏の姿は、この国を守りつたえてきたわれらの祖先と神々の、最もかなしい、かつ美しい姿の現にあらわれたものだった。
しかしこの図の印象は、この世の泪という泪がすべてかれつくしても、なおつきぬほどのかなしさである。
豊麗多彩の作家は最後に天皇陛下万歳の声をのこして、この世の人の目から消えたのである。日本の文学史上の大作家の現身は滅んだ。

保田與重郎


295 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/20(木) 22:00:27 ID:cojn8tXl]
コピー&ペーストばっかり
ご苦労なこった
お前よっぽど暇なんだな

296 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/21(金) 15:19:32 ID:eYtnPEMw]
>>295
それを見ているあんたも暇ね
なにかそうされると困ることでもあるの?
いやなら見なくていいよ

297 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/21(金) 18:38:18 ID:WeCKja3y]
お前みたいなネット上で
コピー&ペーストしか出来ない奴を
茶化して暇つぶししてんだよ(笑)

298 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/21(金) 19:15:55 ID:IIQEDXOQ]
長澤まさみ
「『あなたのことが大好き』と告白する今回のCM(NTT西日本)はハンカチ王子だけをイメージしました!
 佑ちゃんにCMで公開告白です(笑)」
「ハンカチ王子と同じ世代に生まれたことを誇りに思います」

カンニング竹山
「長澤まさみは将来的には上手くハンカチ王子とくっつくんじゃない?
 昔の美空ひばりと小林旭や、松田聖子と郷ひろみみたいに。その世代を代表するカップルとして」

日米野球で大勢の報道陣を連れてアメリカに来たハンカチ王子をアメリカのTVニュースが全米放送で
「彼は19歳ながら日本ではパリス・ヒルトン級のスター
 違うのは彼には実力があるということでしょうか」

宇多田ヒカル
「楽天の田中君が好き。何か困ったことがあったらお姉さんに言ってね、何でもするから!」

爆笑問題の漫才DVDより
太田「斎藤君と田中君の漫画みたいな宿命のライバルは滅多に出てこないですよ!
   このライバル関係は一生続きますよ。多分野球以外のことでも
   一人の女を斎藤君と田中君が奪い合ったりね。例えば山本モナとか」
田中「何でモナを奪い合うんだよ!歳ずっと上だろ!」
太田「ハンカチ王子と山本モナが路上キスしたり」

磯山さやか
「私の世代には中田翔選手みたいな、あんな凄い高校生いませんでした」

若槻千夏(ブログで)
「ダルビッシュに失恋しました。anan買ったのに」
木下優樹菜(TVで)
「優樹菜もダルビッシュと付き合いたかったんすよ〜」

299 名前:NO-FUTUREさん [2008/03/21(金) 19:16:25 ID:IIQEDXOQ]
明石家さんま
「ホンマ、亀田はヤンチャな子供のまんまやからね。後藤(真希)とかに会わせたらオモロイよ
 『すげー!後藤真希やんけー!』とか言いよるで」
後藤真希
「そんな感じですかね(笑)?」

明石家さんま
「里田(里田まい)もスザンヌも、亀田には勝てへんよ。インパクトが違う」

爆笑問題「興毅選手は沢尻エリカさんについてどう思う?」
亀田「俺は対戦相手にはメンチきったりするけど、お客さんには絶対せえへん」
太田「お前が言うか!(笑)じゃあ女としてはどう?タイプ?」
亀田「女は苦手やから、好きも嫌いもないよ」
田中「またぁ〜、本当この子は、女の子の話になったら話そらすのよ(笑)」

太田「先週、番組に亀田の兄貴(興毅)が来てさ、CM中に俺が興毅に
   『あの女子アナ、お前のファンなんだってよ?』って言ったら急に大人しくなっちゃって」
田中「スッゲーかわいいんだよね(笑)」
太田「まるで子供だよ?俺が小声で『ヤっちゃえよ』って茶化したらさ
   『ちょっ!何言うてんねん!』って、顔真っ赤にして焦ってんの(笑)
   今はマスコミや世間じゃ、もの凄い悪い奴になってるけど、俺はあいつ等好きなんだよなぁ」

亀田興毅の謝罪会見を見た元ワンギャルの石井あみが
「目が覚めてTVを見ると坊主頭の少年が大人達に攻められてました
 眼に涙を浮かべる少年をまるで警察気取りで攻め続ける大人達
 何かが音をたてて崩れ落ちる様でした。あの兄弟愛がもう見れないと思うと少し寂しく感じたな〜」

亀田興毅「年上で顔の濃い女の人がええな」
山本モナ「あっ、クリアした!結婚しちゃう?」

板垣恵介
「さすが悪ガキ大毅!」(内藤戦直後に)



300 名前:NO-FUTUREさん mailto:age [2008/03/21(金) 21:28:41 ID:???]
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