- 440 名前:フェイスレス ◆GayR78wdTk mailto:sage [04/01/08 19:46]
- 「二話」
「気になるんだ?麻衣さん」 喰いついたとばかりに、由美の目がひかる やっぱりよからぬ企み事だ 「ま、まあちょっとは・・。なるでしょ」 後輩の魂胆は読めないが、乗ってあげることにする 「麻衣さんには刺激強いんじゃないかなあ?」 といいつつも、なにやらメールをチェックしている なんかすごく楽しそうだ・・ 「まだ消してないヤツあった。見る?」 ほいと、携帯を差し出した 「え?・・う、うん・・」 ストラップがじゃらじゃらとなる。無理やりつけてやった自分のがちゃんとあるのは 可愛いところかな 受け取って、さっそく画面を見る 瞬間、凍りついた 一杯に、男性の性器が写っていた 「きゃっ・・・」 それも、かなり立派な・・ 「ゆ、由美〜〜」 思わず携帯を放り投げた。由美はこの行動を予測してか、ひらりと携帯をキャッチする 「何でもアリ〜なんだよね、向こうは。はい、消した〜バイバイキーン」 軽い調子で、作業を終える。まんまとひっかかってしまった 「あなたの画像は消えても、わたしの頭からは消えないー」 麻衣はう〜とその場にしゃがみこんだまま言った 「泣かない〜泣かない〜」 子供をあやすかのような声に、麻衣はうらめしそうに顔を上げる 「麻衣さんやっぱり免疫ないなあ〜。いまどきめずらいいくらい」
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