- 1 名前:考える名無しさん [2017/05/24(水) 21:31:52.49 0.net]
- 井筒俊彦(1914-1993)スレ
- 585 名前:考える名無しさん [2018/12/21(金) 11:25:23.14 0.net]
- >>582
聖書の預言者はユダヤ人だけじゃないよ。
- 586 名前:考える名無しさん [2018/12/21(金) 11:27:55.19 0.net]
- 言語と呪術はラッセルや心の哲学で活躍するデネットの師ライルも引用してる。
- 587 名前:考える名無しさん [2018/12/22(土) 11:36:48.40 0.net]
- 時宜にかなった本の邦訳が出版されました。
イギリスのジャーナリスト、ダグラス・マレー氏が著した『西洋の自死』 (町田敦夫訳、東洋経済新報社)です。 欧州諸国は戦後、移民を大量に受け入れてきました。 著者のマレー氏は、その結果、欧州各国の「国のかたち」が大きく変わり、 「私たちの知る欧州という文明が自死の過程にある」と警鐘を鳴らします。 昨年出版された本書は、まず英国内でベストセラーになり、 その後、欧州諸国を中心に23か国語に翻訳され、大きな話題となっています https://www.sankei.com/region/news/181217/rgn1812170019-n1.html イスラム移民がいかに社会を破壊するか理解できる正義の本が発売!
- 588 名前:学術 [2018/12/22(土) 11:46:03.84 0.net]
- 戦ってみて認めてるんじゃないの?
- 589 名前:考える名無しさん [2018/12/23(日) 08:20:31.30 0.net]
- アラブとムスリムは世界に荒れ狂うテロの直積責任を認めよ
―イラク紙編集長の主張― 著者アドナン・フセイン 小学校、中学校、高等学校そして後になると大学でも、宗教と歴史の教科で我々は選民であり、 至高且つ栄光の民であるとか、我々の宗教が真の宗教であり、(地獄の業火から)救われる 正しい民は我々であるとか、ほかの民は偽りの民で地獄に落ち業火に焼かれる不信心の民であり、 その民の殺害は許され、その民の財産と妻を我々がとっても構わないなどと教えている 我々の子供達と孫達は、他者の宗教や民族或いは国籍などに関係なく、すべての他者を敵視して、 世界聖戦をやっているのである。この環境が過激イスラム集団を生みだした。この集団は、 貧困と失業という土壌で発芽し、汎アラブ主義の名においてそして又時には宗教と宗派の名に おいて犯される拝斥、人権強奪、個人及び集団の自由の侵害そして信義の侵害によって育っていく 我々はテロに対する我々の責任からのがれることはできない。言い訳も役に立たない。 まず我々は責任を認め、我々自身と他者に謝罪し、今から我々の生き方を改めていかなければならない。 そのためには、教育のカリキュラムを再検討し、初等教育から大学レベルまでそれを根本から かえなければならない。それをやらないと何も前に進まない https://memri.jp/bin/articles.cgi?ID=SP622115
- 590 名前:学術 [2018/12/23(日) 09:03:16.72 0.net]
- 過激派は一部だが激高することがあってもいいよ。
- 591 名前:考える名無しさん mailto:sage [2018/12/24(月) 00:30:22.91 0.net]
- @岩波文庫2月。
小池昌代編『吉野弘詩集』 宇野千代『色ざんげ』 川合康三,富永一登,釜谷武志,和田英信,浅見洋二,緑川英樹訳注『文選 詩篇 五』 井筒俊彦『神秘哲学――ギリシアの部』 岡義武編『明治政治史 上』
- 592 名前:考える名無しさん [2018/12/24(月) 09:39:08.90 0.net]
- 一夫多妻制は市民権であると述べたイスラム教徒の指導者、
イタリア政府で「民主的代表」を要求 www.ilgiornale.it/news/politica/lislamico-che-vuole-poligamia-sfida-salvini-organizzi-1619972.html イタリアイスラム共同体連合(UCOII)の創設者は、イタリア人は「一夫多妻制の 人口学的効果を過小評価するべきではない」と主張して知られています 彼は今、そのイタリア政府に、イスラム教を政治体制に持ち込むよう求めています。 「政府がイタリアのイスラム教に秩序をもたらすことができる協議を組織させよう、 我々はこの無秩序にうんざりしています」
- 593 名前:考える名無しさん [2018/12/26(水) 09:12:38.55 0.net]
- 日本での「本来のイスラーム教はこうだ」という議論には、イスラーム教も日本的な
「こころ教」と「本来は」同様であると議論するものが多く、欧米でもスピリチュアリズムや 政教分離思想を普遍的と考える論者が、イスラーム教でも宗教は人間の内面に限定されるのが 本来のあり方であるという誤った説明をしているといった事情がある。 アラブ世界でも、イスラーム世界一般でも圧倒的多数は、人間の外部に神が絶対的な規範を定め、 それを人間は護持していく義務があるのだ、と信じている。日本の宗教に大きく欠けているのは (それがいいか悪いかは別に)、律法主義的な側面だ。「あなたがどう考えるかどうかとは別に、 あなたのこころとか世俗社会の論理などの外に、絶対的な規範を示す存在がいて、 規範を示しています」ということ信じ、実践する(それぞれのあり方で)のが律法主義と言えるが、 日本ではこれを理解できない人が多い。私はどのタイプの宗教が正しくて、他は正しくない、 という立場ではない。しかし日本の外には律法主義を根幹とし、「本来」のあり方とする宗教があり、 人数から言っても、国際世論の中での支配的な地位から言っても、そちらが圧倒的に優位である。 キリスト教を固く信じているからイスラーム教を認められない、というような人はまだ、 自分がどのような規範体系を信じていて、それに対してイスラーム教の規範体系のどの部分が 認められない、ということを議論するきっかけがある。しかし「こころ教」の場合は、 世界の大多数の人が信じている律法主義的な宗教を丸ごと「宗教じゃないでしょ」と言って頭から退け、 自足してしまうのだ。当初から、イスラーム教(あるいは宗教一般)にある律法主義的な側面と 霊性主義的な側面の判別能力の有無が、日本での無理解や抵抗感の根幹にあると私は考えており、 折に触れ指摘してきたが、状況はまるで変わっていない。宗教者や宗教学者ですら気づかないのだから、 一般人は気づきようがない。----------------------------------池内恵
- 594 名前:考える名無しさん [2018/12/26(水) 10:27:58.91 0.net]
- 「薔薇の名前」でも読んだらいいんじゃね?
- 595 名前:考える名無しさん [2019/01/01(火) 03:48:49.05 0.net]
- アルジェリアの活動家は「哲学と闘う」ことを望んでいる
政治活動家Houria Bouteldjaは、イスラム人権委員会の会議でスピーチで次のように 述べています、哲学主義と戦う "「我々は国家人種主義の同じ面である過激なイスラム恐怖症と 哲学を批判しなければならない。ハマスとヒズボラは抵抗する抵抗運動です。 私はこれら二つの運動が抵抗運動であることを大声ではっきりと述べます。」 https://www.i24news.tv/fr/actu/international/europe/192151-181231-france-une-militante-franco-algerienne-veut-combattre-le-philosemitisme
- 596 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/01/01(火) 04:02:48.73 0.net]
- サウジアラビアに導入される哲学 18年12.31
サウジアラビアの教育者たちは、王国の学校で哲学の研究を紹介する準備を始めました。 何人かの観察者はサウジアラビアの教室に哲学を含めることを賞賛し、彼らはデジタル教育と STEM科目(科学、技術、工学と数学)に重点を置いているビン・サルマンの教育改革に賛辞を 示しています。しかし、他の人たちは、まさに「哲学」や「批判的思考」が何を伴うのかについて 懐疑的です。クウェートの教育者、Dhari Salmanは「哲学を自由思考プロセスではなく 悪魔の道具と見なすことは保守的な長老たちの間では一般的でした。」問題は、「神学は サウジ国民が生まれる瞬間からの日常生活における最大の関心事である」ということです。 1960年代に始まって、シェイク・アブデル - アジズ・ビン・バズと他の高い尊敬された サウジアラビアの宗教学者たちは学校で哲学の教えを禁止するいくつかの「ファトワ」(イスラムの判決) を出しました。彼らは、この主題を「異端者」および「悪」と見なしました - 社会の柱に対する脅威です。 https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5438386,00.html
- 597 名前:考える名無しさん [2019/01/01(火) 13:19:13.33 0.net]
- >>595
政治的主張はよそでやってくれ。
- 598 名前:考える名無しさん [2019/01/01(火) 15:21:07.39 0.net]
- >>596
宗教学者が危機感を抱くほど哲学が浸透してるのは喜ばしいことではないか。 何か問題でも?
- 599 名前:考える名無しさん [2019/01/02(水) 08:25:52.30 0.net]
- >>598
ムハンマド皇太子が改革でこれから哲学を導入するという話なんだが? サウジは60年代から哲学を教えていない。
- 600 名前:学術 [2019/01/02(水) 09:01:02.93 0.net]
- 一夫多妻というと妻が並べられるから品が悪いね。女が多いのは良いけど。
- 601 名前:考える名無しさん [2019/01/02(水) 12:05:39.91 0.net]
- >>599
いくら極端な保守的ワッハーブ主義者が外来思想の受容を拒んでもグローバル化にさらされて受容せざるを得なくなるよ。 イスラムには豊穣な哲学的遺産があるからそれが再発見されると良いね。
- 602 名前:考える名無しさん [2019/01/03(木) 14:44:42.29 0.net]
- 哲学は全てを検証するだろう。それは神や信仰も例外としない。
批判精神にイスラムが耐えられるとは考えられない。 ザカーリーを持ち出して哲学者は再び非難されるだろうな。 過去におきたことと同様のことがおきるだろうな。
- 603 名前:考える名無しさん [2019/01/03(木) 18:04:27.91 0.net]
- >>602
ザカーリーって誰? 聞いたことないが? ガザーリーなら活躍して何年たったと思ってる! 古いよ。 最もガザーリーの偶因論はグレアム ハーマンの最新の哲学に取り入れられてるけどね。
- 604 名前:考える名無しさん [2019/01/04(金) 19:52:04.88 0.net]
- 偶像禁止という偶像を破壊できるか
- 605 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/01/05(土) 07:46:34.29 0.net]
- >>603
間違えただけだろう。12世紀にイスラム社会が哲学を拒否しただけじゃない。 サウジアラビアは1960年代に哲学を教育から排除しているだろう。 2度目の拒否じゃないのか?あの社会に神を自由に批判的精神で検証することなどできるのか
- 606 名前:考える名無しさん [2019/01/05(土) 16:43:01.93 0.net]
- 中東の北朝鮮という異名を持つサウジアラビアはイスラム機構57国でもかなり特殊だろ!
石油で儲けたからそういう閉鎖的政策も出来たが8割の確率で今後は変わらざるを得ない。
- 607 名前:考える名無しさん [2019/02/02(土) 15:27:58.75 0.net]
- イスラム文学の代表作、イスマイール一世の「英雄詩」をアゼルバイジャン語から訳してくれ。
サファヴィー朝の建国者であり、「神」「預言者」と呼ばれるのを辞退したらしい。
- 608 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/02/02(土) 15:41:20.28 0.net]
- キリスト教に関する著述をもっと読んでみたかった
- 609 名前:学術 [2019/02/02(土) 18:55:45.30 0.net]
- ソクラテスは弁証法デカルトは批判とすると批判まで零落した哲学にイスラム教相手取って何ができるというんだい?
- 610 名前:考える名無しさん [2019/02/02(土) 20:30:35.98 0.net]
- >>608
「読むと書く」「神秘哲学」「ロシア的人間」でキリスト教に触れてる部分はあるよ。
- 611 名前:考える名無しさん [2019/02/04(月) 11:57:46.98 0.net]
- イスラムもの。読んで感想くれ。
井戸の所有 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1549073894/145
- 612 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/02/04(月) 17:58:55.49 0.net]
- 存在と本質の関係を、非限定と限定、あるいは無限と有限の関係に置き換えてみる。
- 613 名前:考える名無しさん [2019/02/04(月) 18:24:02.51 0.net]
- ガザーリーの「哲学者の意図」を読んでる。
340ページのところを146ページまで来た。 あまりたいした内容はない。
- 614 名前:考える名無しさん [2019/02/05(火) 13:23:29.21 0.net]
- ブリハッドの神学的応用
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1549073894/164
- 615 名前:考える名無しさん [2019/02/05(火) 13:31:16.73 0.net]
- ここ、すごいな。インド哲学の「ブリハッド・ウパニシャッド」と似たことをいってる。
これを読むかぎりでは、「霊魂」は「無意識」のことをそう呼んでいたようだ。 ガザーリー「哲学者の意図」200ページ そのもの自体にある性質を与えるような他の助けを必要とせず、 可能的なものをすべて所有し、 それを備えているようなもの。 これは完全(存在者)と呼ばれる。
- 616 名前:考える名無しさん [2019/02/05(火) 13:50:31.00 0.net]
- アーリア人、アラブ人、ペルシャ人の思想的起源はゾロアスター教にあるのだから
同様の世界観が見られるのは当然だろ ヤハウェとアッラーは似ている!と言って喜んでるようなもんだ
- 617 名前:考える名無しさん [2019/02/05(火) 16:25:59.35 0.net]
- >>616
いや、読む前は誤解していたことでいっぱいだよ。
- 618 名前:学術 [2019/02/05(火) 18:15:15.82 0.net]
- ネーチャン オプ イスリム
- 619 名前:考える名無しさん [2019/02/07(木) 10:41:03.81 0.net]
- >>616
ガザーリーの思考の根底にはプロティノスの新プラトン主義があるのだろう。 新プラトン主義とインド哲学は中村元以来共通性が指摘されてる。 ウィリアムジェームズが神秘主義はその宗教や地域を問わず似たものになると指摘してる。 神秘体験自体に共通性があるのだろう。
- 620 名前:考える名無しさん [2019/03/12(火) 11:42:00.11 0.net]
- 岩波文庫版の「神秘哲学」読んでるが改めて読むとこんなに面白かったのかと感動してる。
- 621 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 08:44:49.59 0.net]
- この人、ウリである共通性をたぐったジャンプが
かなり粗いよね グダグダ書いているわりに つなぎ目を見るといい加減 東洋とかそういう言葉に寄りかかりすぎも酷い
- 622 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 09:48:56.09 0.net]
- 井筒俊彦の文庫化されたやつ、「神秘哲学」と「意味の深みへ」はどんな感じ?
興味あるんだけど。
- 623 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 13:46:08.37 0.net]
- >>621
具体的にどの著作のどの部分が粗くつなぎ目がいい加減?
- 624 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 13:53:51.21 0.net]
- 「意識と本質」でいろんなタイプの思弁的な人間が
出てくるだろ こいつのこの言葉は俺のいうこれだって論法が いい加減
- 625 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 19:44:06.48 0.net]
- >>624
例えば? 意識と本質は思い切り単純化すると本質否定論と本質肯定論の3つのタイプが出るがどの辺が原典と照らしていい加減?
- 626 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 21:10:35.21 0.net]
- >>624
『意識と本質』より緻密で内容の濃い本とは、例えばどういうものがある? 挙げてみて?西洋のものでもいいよ。
- 627 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 21:18:04.76 0.net]
- 緻密というよりもしっかりと整理されて
接続しているということが重要 グチャグチャで唐突な発想の連続じゃないということだな たとえばコリンウィルソンの「アウトサイダー」は きちんと整理されているし、フランス人の 「道徳を基礎づける」は明快な論旨だ 俳句だの老師だのを勝手に自分の言葉で 本質wを掴んだように性急におかしな図式に当てはめない
- 628 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 21:26:12.11 0.net]
- これは廣松もそうだな意味不明
中井正一の一部もそう たとえば和辻はそういうものがほとんどない 大拙もな 言いたいことそのものはすぐに分かる まあ井筒のは文体でいえば自分でも整理できていない 悪しき曲線状とも言える どうしても入れたいから入れたんでしょっていう奴な 無論解題的な書き物は別な 以上のような意味不明さは現代日本の著作だと まず見られない たとえば「仏教のゼロポイント」とか 見通しがきちんと立つよ
- 629 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 21:39:41.90 0.net]
- >>627-628
その程度の本を読んでいるレベルの人に『意識と本質』は難しいかもね。
- 630 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 21:46:35.43 0.net]
- デリダは井筒俊彦を巨匠と呼び敬意を表したがデリダ的にはどこが凄いと感じたのだろう?
井筒俊彦は西洋哲学の解説に終始する書生哲学がもてはやされる日本では毀誉褒貶があるがヨーロッパやイスラム圏では日本より高く評価されるのは何故だろう? 彼の語学力を除いても評価が高い。
- 631 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 22:08:40.91 0.net]
- >>629
個々の思想/芸術への見方は別個の批評としては 読み物になり得るんだよな ああそう感じたんですね貴方は、で済む だがそれをあの文体で大きな構築物の部品にすると 途端におかしくなる 唐突に観念が登場してロクに整備しないで進むんだから 東洋的、が念仏みたいに響くな
- 632 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 22:09:46.40 0.net]
- まあ整理されていないのが大きいな
小林秀雄よりもさらに一段分酷い
- 633 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 22:12:02.08 0.net]
- >>631
馬鹿の耳に念仏
- 634 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 22:18:48.67 0.net]
- 信者しかいないというのもヤバさの特徴だな
傷ひとつさえ指摘できないで その程度の本を、とか言っちゃう 他人と論争になるような分野じゃないのに かなり等閑視されてきたのは実際 理由があったんだと思うね 現実にネット上にロクなサマリーもないしね テーマの大きさと語学神話みたいな ハッタリでナイーブな読者を獲得しているのかもしれない
- 635 名前:考える名無しさん [2019/03/19(火) 22:33:34.90 0.net]
- そういやこのスレ読み返してて出てきたが
九鬼も和辻型で個々の細かい穴があっても きちんと見通しのいい論旨で唐突さはない 軽みやレトリックから生まれた俳諧表現を 謎の俺言葉でなんの前提もなく解釈したりはしない そう考えると美学上のひとつの重大な姿勢に ぶち当たる それは偉大な芸術だと感じられる作品は 極めて思弁的な精神文化の分析においても偉大で 高度に整合的であるという憶測だ これを井筒にも強く感じるな 現代アートの有名作品には必ず深い哲学が 潜んでいるという誤った発想と同じ
- 636 名前:考える名無しさん [2019/03/20(水) 00:13:11.80 0.net]
- >>634
もうちょいマシな本出せよって気持ちは理解できる。権威主義的に上から目線もあるだろうが。
- 637 名前:考える名無しさん [2019/03/20(水) 00:16:18.13 0.net]
- >>635
井筒俊彦が取り上げた俳句の赤冊子は原典読んだけどやはり深いと思ったけどね。
- 638 名前:考える名無しさん [2019/03/20(水) 08:22:32.79 0.net]
- 芭蕉周辺の俳論は日本の芸術思想上もっとも
目を惹く成果かもしれない 非常に洗練されて独自性がある 風姿花伝なんかとは違う 問題となるのは今流行りの俳句添削みたいな 特定の創作の営みから切り離して、 唐突に別の観念の地図に当てはめること 読み手は論旨の重要な接合部を、信者パワーを その都度発揮してモヤモヤと乗り切るしかない なんか深淵そうだなあって
- 639 名前:考える名無しさん [2019/03/20(水) 13:39:12.94 0.net]
- >>638
接合部とか抽象的で分かりにくいな。 もっとも君がよくわかってないんだろうが!
- 640 名前:考える名無しさん [2019/03/20(水) 15:41:43.97 0.net]
- >>639
昔のことで手元にないからすまんな
- 641 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/03/21(木) 22:41:56.69 0.net]
- 怖い怖いwww
- 642 名前:考える名無しさん [2019/04/01(月) 17:58:37.97 0.net]
- 井筒の本が次々と岩波文庫で出てるけど、どんな感じのことが書いてあるの?
- 643 名前:考える名無しさん [2019/04/01(月) 18:39:14.61 0.net]
- 井筒俊彦の「意味の深みへ」、アマゾンランキング1600位とかなり売れてるじゃん。
「コスモスとアンチコスモス」も四月に岩波文庫で出るらしいね。
- 644 名前:考える名無しさん [2019/04/02(火) 02:03:24.46 0.net]
- 「日本の友への手紙」 『プシュケー:他なるものの発明II』 (2019/03/27)
ジャック・デリダ https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/tachiyomi/0246900.pdf “親愛なる井筒教授。 私たちが会ったとき、私はあなたに「脱構築」という語について―図式的で予備的なものではありますが―いくつかの省察をお約束しました。 問題になっていたのは、要するに、この語を日本語に訳すときに可能な翻訳への予備考察(プロレゴメナ)でした。(略) なかんずく私が望んでいたのは、ハイデガーのDestruktion[破壊]もしくはAbbau[解体]という語を私の意図へ翻訳し翻案することでした。(略) けれどもフランス語では「破壊[destruction]」という語は、ハイデガー的な解釈もしくは私が提案していたタイプの読みよりも、 おそらくはむしろニーチェ的な「粉砕」に近い無化、否定的還元という含意があまりに際立っていました。 そこで私はこの「破壊」という語をしりぞけたのです。(続く)” ※デリダの最重要概念である"脱構築"の説明を収録した『プシュケー』は、これまで邦訳されていなかった
- 645 名前:考える名無しさん [2019/04/02(火) 02:03:54.67 0.net]
- “井筒が生涯をかけて探求したのは、万物を超越する一神教ではなく、万物に内在する一神教である。
ユダヤ教、キリスト教の伝統に連なるとともにその伝統を刷新し、純粋化していったイスラームのさらなる東方的な展開である。(略) アラビア半島に生まれた森羅万象すべてに超越する神、スンナ派の神ではなく、 イラン高原で生まれた森羅万象すべてに内在する神、シーア派の神であった。 イラン高原では、神は「存在」と言い換えられていた。 「存在」の根源にして、根源の「存在」である「神」、そこから森羅万象あらゆるものが産出される「神」。 その「神」は一なる神――一神教すべての根幹となる唯一無二の神――を可能にする「無」の神、 より正確には、「無」にして無限の神であった。” ― 安藤礼二 「「東方哲学」素描:鈴木大拙、折口信夫、井筒俊彦の仏教」 『現代思想 2018年10月臨時増刊号 仏教を考える』
- 646 名前:オーバーテクナナシー mailto:age [2019/04/03(水) 03:53:01.15 0.net]
- ☆イスラムは科学を滅ぼす?・未来予測
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/future/1345329336/
- 647 名前:考える名無しさん [2019/04/06(土) 20:41:39.70 0.net]
- 若松英輔に井筒俊彦が山崎弁栄に会っていたら井筒俊彦はイスラムに行かなかっただろうと言わせた浄土宗の高僧山崎弁栄は「超在一神教的汎在神教」をとなえた。
超越的一神に相当する彼の法身の阿弥陀如来と本覚思想の一切衆生悉有仏性の統合と現代的表現だろうけど。
- 648 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/04/07(日) 02:07:51.30 0.net]
- 若松英輔の妄想世界ビジネス炸裂
- 649 名前:考える名無しさん [2019/04/07(日) 10:47:38.56 0.net]
- >>648
若松英輔の場合山崎弁栄の作った光明会上首で東大教授だった河波昌の影響が強い。
- 650 名前:考える名無しさん [2019/04/10(水) 00:08:44.05 0.net]
- 山崎弁栄いいね。
「超越即内在」。“内なる仏であり、なおかつ外なる仏である”。 一神教と汎神教との相克を超えた「超在一神的汎神教」という立場は、 宇宙を直感するシュライエルマッハーの宗教学を背景としている。 フッサールと同じ1859年生まれで、 インド各地の仏蹟各地を巡拝した最初の日本人。
- 651 名前:考える名無しさん [2019/04/19(金) 17:51:07.46 0.net]
- 井筒俊彦の「神秘哲学」、一行目がすごいというから読んでみたが、確かにすごいなあ。
640ページもあるから、後まわしにするかもしれないけど、 絶対に読むぜえ。
- 652 名前:考える名無しさん [2019/04/19(金) 17:59:42.68 0.net]
- 井筒俊彦「神秘哲学」は、一行目からこんなんだぜ。超面白そう。
山深きアジアの蛮神ディオニソスの狂乱が、 あたかも何者の権能を以てしても阻止しがたき悪疫の伝播するごとく、 村から村へ、都市から都市へ飛び火して、すなわちのうちに全ヘラスの美しき天地を 血腥き霊気に充たして行ったのは、人も知る如く西暦紀元前六世紀のことであった。
- 653 名前:考える名無しさん [2019/05/09(木) 16:20:12.76 0.net]
- 井筒俊彦「神秘哲学」を読み始めたぜ。
井筒俊彦の短い記事が後半にまとまっているみたいで、楽しみだ。
- 654 名前:考える名無しさん [2019/05/10(金) 15:46:07.51 0.net]
- 井筒俊彦「神秘哲学」96ページ
すごいいいわあ。 井筒俊彦がいうには、哲学者は生きて帰って来るものだと。 生きて帰ってこなければならないと。 井筒俊彦は、宇宙の究極的救済を目標とするのが神秘主義であり、 哲学者はその目標に気づくまで探索して、その後、さらに生きて帰って来なければならないという。
- 655 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/05/10(金) 16:19:13.51 0.net]
- >>566
国家レベルで派遣したなら可能だろ
- 656 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/05/10(金) 16:24:24.26 0.net]
- >>582
イスラエルを呪うよう要請された預言者バラム ヨブ記のヨブはウツのアラム人かエドム人
- 657 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/05/10(金) 17:32:38.15 0.net]
- >>615
哲学者の意図はガザーリー説じゃなくてイブン・スィーナー説な イブン・スィーナーが仕えたアラッダウラへの知識の書をアラビア語に抄訳翻訳したもの
- 658 名前:考える名無しさん [2019/05/12(日) 12:29:34.87 0.net]
- 19、神秘主義に寄せて
中江兆民の著作に「三酔人経論問答」という本がある。明治の哲学書で広く読まれたものである。 それは、古代中世の征服者を良しとする豪傑君と、啓蒙の思想家である紳士君の意見の対立を扱った哲学書である。 紳士君がいくらギリシャ哲学を根拠に理想主義を唱えても、そんなものは、豪傑君の暴力主義に殴り倒されてしまうと書かれている。 紳士君と豪傑君の思想には、それぞれ、現実を反映したものがあり、 両者の良いところを抽出する現実主義によって政治は動くとして終わる。 これは、百年前の明治の思想であり、現代だとさらにちがうと思われる。 しかし、紳士君の理想主義とはどんなものなのか。それは、 井筒俊彦の「神秘哲学」という書にある記述が最も典型であると思われる。 理想主義者の井筒俊彦は1949年の書で何をいったか、それは以下のようなことである。 哲学者は、生きて帰って来なければならない。 井筒俊彦によると、神秘主義とは、宇宙の究極的救済を目的とするものである。 哲学者は、哲学の散策の中でそれを発見して、さらに、生きて帰って来なければならない。 哲学の神秘主義とは、それが宇宙の究極的救済を目指すことを発見することである。 井筒俊彦はいう。「人が神に成り、神であること」が神秘主義であるが、神に成るとは、力強い力を得ることではなく、 人間の身に許された限り、宇宙を救済することである。 世界を救済する理想によって神に似ることが、神秘主義哲学である。 これが、暴力主義に対しての、理想主義である。
- 659 名前:考える名無しさん [2019/05/12(日) 12:29:57.55 0.net]
- 暴力主義で最強を目指すという哲学者もいるかもしれない。
机上の空論と呼ばれても、理想主義を追求する哲学者もいるかもしれない。 しかし、ぼくは、哲学者すべてが宇宙的救済を目的とすることには、不安を感じる。 哲学の目的は、もっと多様であるべきだ。そして、志だけを高く掲げるのではなく、 目的の実現のために策を練らなければならない。 ぼくは、暴力主義でも、理想主義でもない、第三の道、現実主義を訴えたい。 科学によって、事実の確認をくり返して積み重ねる現実主義こそ、現代における哲学だと思う。 哲学を読んで感動したというだけではダメなのだ。あくまでも、物質的な実利を得るために作戦を練らねばならない。 明治の哲学者である大西祝はいった。「天地の間のすべてを物質的に解釈すべきである」と。 理想主義も良い。だが、物質的な探究の積み重ねが、暴力主義の豪傑君にも、理想主義の紳士君にも、おそらくは勝つであろう。
- 660 名前:考える名無しさん [2019/05/12(日) 18:59:51.06 0.net]
- >>659
なんかズレてるな!
- 661 名前:考える名無しさん [2019/05/12(日) 19:10:08.12 0.net]
- >>659
中江兆民の時代は日本が欧米に植民地化される危機が生々しく実感としてあった帝国主義全盛期。 だから兆民の答えは時宜を得たものだった。 世界の文明で最も現実主義的だったのは中国。 その功利主義的で現実主義的な態度は現代にも受け継がれる。 西洋に中国が負けたのは西洋には1+1=2に何故なるのかという問いに一生を棒にふった人間がいたのに現実主義的な中国にはそれがいなかった為。 井筒俊彦の仕事は敢えて例えるならその1+1=2に何故なるのかという仕事で別に百年や二百年現実応用出来なくても良い類いの仕事に相当する。
- 662 名前:考える名無しさん [2019/05/21(火) 17:27:02.32 0.net]
- 「みんな、救ってみせる。誰一人、見捨てやしないさ」
というのは、ストルガツキー兄弟の1972年出版の「ストーカー」のセリフだが、 同じようなことを、1949年の井筒俊彦が「神秘哲学」で述べているなあと思った。
- 663 名前:考える名無しさん [2019/07/01(月) 18:25:11.96 0.net]
- 引用しかない糞雑魚
- 664 名前:考える名無しさん [2019/07/02(火) 00:00:43.99 0.net]
- >>652
序文を読むとこれが単なる文学的修飾でなく、バリバリ体験派の人の実際的感覚だということがわかる。 それも、神秘体験の内でも禅とか密教とかのソフィスティケートされたものだけでなく、 シャーマンのトランスや火山性ガスの吸引によるアポロンの神託など原始的で荒々しい神秘体験も哲学に必須の基盤として高く評価している。 現代ならジョン・リリーやスタニスラフ・グロフ らのLSDなど薬物によるサイケデリック神秘体験研究も高く評価したかもしれない。
- 665 名前:考える名無しさん [2019/07/02(火) 20:25:01.88 0.net]
- 「東洋哲学の構造」読んでる。
これはある意味「意識と本質」の入門書かも知れない。 重なる部分が非常に多い。
- 666 名前:し mailto:sage [2019/07/02(火) 21:23:32.83 0.net]
- スーフィズムとマーフィーズム
- 667 名前:考える名無しさん [2019/07/16(火) 20:30:32.57 0.net]
- こいつがすごいんじゃなくて、イスラムの哲学者や詩人がすごいだけでは?
- 668 名前:阿吽 [2019/07/27(土) 13:10:53.98 0.net]
- 『意識と本質』を読んでいるが、著者はイスラムは勿論、プラトン、釈迦からシャンカラ、竜樹を経由して
サルトル、メルロポンティまで論じられる鋭い知性に裏打ちされた該博な教養の持主ですね。 ある意味では非常に「日本的な」知性と言える。なのに、余り日本では評価が高くない気もしますね。 一般的には岩波文庫の『コーラン』の訳者程度の認識だが、東洋古典と西洋古典哲学のどちらにも親しみを持ち得る、日本の読書人層には究極の「まとめサイト」みたいな本だよな。
- 669 名前:考える名無しさん [2019/08/13(火) 01:16:38.24 0.net]
- ようは唯識最強!って感じだけど
理理無礙だけはよくわからん
- 670 名前:107 mailto:sage [2019/08/13(火) 20:33:21.83 0.net]
- こいつは正剛のパワーアップ版だろ
何でもかんでも結びつけているだけ
- 671 名前:考える名無しさん [2019/08/14(水) 22:19:21.16 0.net]
- >>670
具体的に整合性の取れない何でもかんでも結びつけて矛盾が生じてる部分はどこ?
- 672 名前:107 mailto:sage [2019/08/15(木) 08:12:16.69 0.net]
- 矛盾というか浅い
甘い 哲学的にどうでもいいからデリダとか持ち上げられる 馬鹿にしているから 井筒の評価の高さはそれが全て
- 673 名前:考える名無しさん [2019/08/15(木) 12:43:05.20 0.net]
- >>672
じゃあ誰の哲学が深い?
- 674 名前:考える名無しさん [2019/08/16(金) 00:24:56.56 0.net]
- 中沢新一「創造の出発点―井筒俊彦『神秘哲学』」
中沢は、井筒のやってきたことが西欧哲学の脱構築にあたるとしながら、 その井筒哲学を更に脱構築しようとするのが中沢という構図。
- 675 名前:考える名無しさん [2019/08/16(金) 00:26:11.39 0.net]
- >>121
> ・アフリカ(的段階) 『言語と呪術』がこれに該当するか。
- 676 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/08/16(金) 19:54:11.30 0.net]
- >>667
そう その人たちが超凄いから紹介した人も凄いといわれる段階にいられる
- 677 名前:考える名無しさん mailto:sage [2019/08/16(金) 20:06:12.63 0.net]
- >>671
イブン・アラビーの アハド−アハディーヤ−ワーヒディーヤ を老荘の 無極−太極 に安易に当てはめてるように思えるな 無極と太極の関係についても儒教内で色々あるのに全く違う文化圏のイブン・アラビーを持ち出して当てはめるのは無理がある
- 678 名前:考える名無しさん [2019/08/19(月) 20:24:54.92 0.net]
- 周敦頤の「無極而太極」については陸象山の解釈と朱子の解釈しか知らないが他に色々あるのか?
中国哲学の主流になった朱子の解釈に井筒俊彦はよっているはず。 ノーベル物理学賞受賞者の量子力学者ハイゼンベルグが自分の思想と同じだと感動してハイゼンベルグ家の家紋に採用した太極図も多分朱子解釈のものじゃなかった?
- 679 名前:学術 [2019/08/19(月) 20:27:15.35 0.net]
- 家具なんか健常型じゃないの欲しいよなあ。インテリアも。
- 680 名前:学術 [2019/08/19(月) 20:27:57.28 0.net]
- 無敗オーラの床。家の庭園大事さ。
- 681 名前:学術 [2019/08/19(月) 20:28:41.36 0.net]
- 過程が長いから中退はしなかったがな。奇形児で。
- 682 名前:学術 [2019/08/19(月) 20:29:17.72 0.net]
- 無でも無の文字に何かたまってない?表彰から立体文字。
- 683 名前:狂神学術 [2019/08/19(月) 20:30:30.14 0.net]
- 無でも無の文字に何かたまってない?表象から立体文字。無も酷使したり現実逃避の方便にはよくない。
- 684 名前:学術 [2019/08/19(月) 20:31:15.68 0.net]
- サッカートータルフットボールなんて昔すぎ。
- 685 名前:考える名無しさん [2019/09/17(火) 10:57:22.83 0.net]
- おはよう
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