- 10 名前:名無しさん@1周年 [2019/02/14(木) 08:20:55.23 ID:10Ji/Jdv0.net]
- 東急グループ全体として、新たに沿線に人をたくさん流入させることも大事ですが、いったん流入した人が定着して、
そこで一生安心して楽しく快適に住み続けていける環境を維持していくことも等しく大事です。 多摩田園都市は多摩丘陵沿いに開発されたため、坂道や階段が多いことが街の特徴になっています。 30代、40代でこの街に移住してきた頃は、まだ体力もマイカーもあるので、そんな土地の起伏も街の風格に映ったことでしょう。 しかし、体力の落ちた方、障害を抱えた方、運転免許を返納した方などには極めて住みにくい街の構造をしています。 それは多摩田園都市を開発した頃には、いずれそのような社会が到来するとは想像しきれていなかったからです。 東急グループでは鉄道とバスは運行していますが、その他の多様なモビリティサービスを提供できていません。 今後は少人数での短距離移動に向いた「パーソナルモビリティ」や好きな時にどこでも乗り降りできる「フルデマンドバス」、あるいはシェア型のモビリティサービスなどを街中に充実させていく必要があります。 「この街に引っ越してきて良かった」「この家を終の棲家としたい」、そう感じて人生の最後まで安心安全、便利、快適に過ごしていける、そんなまちづくりをすることがまちづくりデベロッパー東急の使命だと考えています。 誰もが必ず迎える「老い」という現実。「街」とは生き物であり、まちづくりとは一旦造り上げた街に継続的に手を入れながら、その後も見守り続けること。その責任が東急にはあると思っています。
|
|