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雪華綺晶「ジュン登り………」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/06(月) 20:41:02.90 ID:ccDkvwF40]
 


 
ジュン 「うわっ!?だ、誰だよお前!?」

雪華綺晶「はっ!?わ、私は何を……」




 

800 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:27:52.10 ID:IwuKTHB60]
追いついた
えんじゅ死ね

801 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:28:43.82 ID:FOsJEGXE0]
やめてくれ・・・

802 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:28:46.31 ID:b2SNnnLA0]
薔薇水晶や、俺のところへおいで

803 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:29:05.16 ID:c2VpDRbn0]
 

「……なんだって?」

「……嫌。…嫌です」

「お、おい、薔薇水しょ……」

「絶対に嫌……!!」

「おい!?ま、待て……!」


 

804 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:29:40.61 ID:bM3ASeJo0]
はい断った!薔薇水晶今断ったよ!

805 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:29:51.84 ID:k+FPrDmxO]
なんかヘタレっぽく見えるえんじゅ

806 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:30:39.90 ID:Vk0DOWrO0]
こっから槐が悪役か改善かで人気が変わるな

807 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 20:31:49.22 ID:dYR6bN7n0]
修造さんこんなとこでなにしてはるんですかぁ

808 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:32:45.02 ID:c2VpDRbn0]
 


こんこん、と、ノックのような音。

「ん?」
窓を見れば。
外の風景は見えず、代わりに見えるのは、白い人影。

「……雪華綺晶」

くす、と。
窓硝子の向こうから、少女が微笑みかけてくる。

 



809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:33:07.04 ID:UBA+N0dGO]
ばらしぃを見なおした!
俺の娘にしてやる

810 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:34:00.54 ID:PhN0sMKq0]
きらきーきらきーきらきっきー

811 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:34:24.25 ID:Vk0DOWrO0]
早くしろおおおおおおおおおおおおおおおおお

おまっwwwwwまっっじwww早くしrpwwwww

812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:34:53.17 ID:FOsJEGXE0]
           ___ _                     }; ; ; ; ; ; ; ;: -−{; ; ; ; ; ;:/
          _´ ̄_                      {; ; ; ; ;/ , / :}; ; ; ;:/   初 彼 ま
            ̄ ¨ −              __    └; ;://, .:/ // {; ; ;/   め 女 あ
         = :. _                _,:┘×ハ- 、 _ V , l / '/ :l }; ;:'    て の :
         \   ¨`‥-             , '´L×××ハ.  , イ|l|.:l T:ト、 l| {;:|    見 こ :
         、 ヽ\                / .:/ ..::L×××V :::::', /' ヌト、:l |l l: lL|    る ん :
           :: . . :.、          / .:::/:::::l::l::.{i×××} :r:'  {リ ':l / l/::|    わ な
:|!       \/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   ,':|:: :::: _/ム::.{i× × ハ::::.、   /.:イ/{r]}:}、       表
l:|   l  ',::.  ヽ:| 二人きりだと  | l.: .:l.: .:l___\::}××{:::. i´  .:// /:::::/ハ     情
!:l   |:i  ,:::.、 : | こんな時も     > i.: .:ト::.リヘ:;} ' l{××ハ::::. > -://tーァ'_三ハ     は
:::i|  :l|:.i  ,:. ::.、| あったですよ   |   ヽ:. 〈   ::: イ}×X{::::. く;:;:://;:;:;:;:;:} ; ; ; フ/'´\
:. :.,  l|::.,  ,:. :. ::.\______/        ト 、'   {×X}::: :.. Y´__ ̄三ヽ; ; ;`', |l: l::..ー―
:::::::,  |::::,  ,::::::::::: :. :.. . .                 l:. {×T}×x{ ` ー/;:/´ ̄_`_、〉; ; ;:;l l| |
:::::::::., :i!:::.,  ;::::::: :. :... :. . .                /.: {×イ×x}〉  Y ´ ̄'‥ー、; ; ; ; ; ; ;|::| :!

813 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:38:35.53 ID:c2VpDRbn0]
 

雪華綺晶に手を引かれて、nのフィールドへ。

「ごめんなさい。私は今、身体がないから」
雪華綺晶は本来、nのフィールドにしか存在できない。
現実世界には指の一本も出すことは出来ない。
だから、話したり触れ合ったりするためには、ジュンもnのフィールドに入る必要がある。

「いいよ。………それで、決まった?」
雪華綺晶の表情を見て、なんとなく答えは分かったのだが、
ちゃんと雪華綺晶に確認を取る。

「ええ。私は……」

そこに。

「お義母さま!!」

どんっ、と、飛び込んできた小さな人影。

 

814 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:39:14.84 ID:GoV2O48v0]
しえん

815 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 20:39:59.62 ID:XHq7ReYtO]
>>784
あなたが反応しなければこの無駄レスも書き込まれることはありませんでしたけどね^^

816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:40:23.31 ID:k+FPrDmxO]
これは……

817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:43:15.15 ID:c2VpDRbn0]
 

飛んできた勢いに押されて、雪華綺晶が倒れこむ。

「きゃっ………、……薔薇水晶さん?」
雪華綺晶は、自分に抱きついている娘に呼びかける。

「……えっぐ……えう………お義母さまぁ……」
薔薇水晶は、泣いている。

「……どうしたのですか?貴女のお父様のところに行ったのでは……」
とりあえずあやしながら、事情を聞いてみる。

「……お父様が、お父様が………」

ぽつり、ぽつりと、薔薇水晶は話し始める。

 

818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:43:43.38 ID:oKxVZQHbO]
支援



819 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:44:19.77 ID:m6NqiFr40]
正座して待ってる

820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:45:43.88 ID:2/XLkIa1O]
ふう…

821 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:49:00.69 ID:c2VpDRbn0]
 


薔薇水晶の話は、とても断片的で把握しづらかったが、
雪華綺晶は理解したようだ。

「……そう。あの人に、私を壊せ、と言われたのですね」

「……ふぇっ………でも、私……そんなの……」

「分かっていますわ。だから、ほら。泣かないで」

「……………お義母さまぁ……!」

「あらあら。余計に涙が増えてしまいましたわ」

 

822 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:49:36.62 ID:o+AUIEdfO]
パチもんがいるならフォッセーは居ないのですね、わかりました

823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 20:52:35.30 ID:DGoMlQgq0]
ばらすぃの印象が180度変わったぞ俺は
雪華薔薇いいな

824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:52:52.34 ID:04ktD99z0]
ばらしーがお父様以外を選んだ!!

825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:53:35.44 ID:c2VpDRbn0]
 

雪華綺晶が、薔薇水晶をあやしている。
その光景。

はじめて見る、優しい表情。
それはとても、女性的で―――


「……どうかしました?」

「あ、いや、なんでもない」

ジュンは、慌てて目を逸らす。

「………?」
雪華綺晶が怪訝そうに視線を送ってくるが、黙ってやり過ごす。


(………なんだ今の。なんかすごくどきっとしたけど)

 

826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:56:08.22 ID:c2VpDRbn0]
 

「……それで、そのお父様の命令が嫌だったから、ここに来たのね?」
優しく、雪華綺晶が聞く。

「………私、…お義父さまの家の子になる………」

「あらあら」

「……ほんとだもん………」

「あらあら」

 

827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:56:58.75 ID:tDkmULciO]
真紅と翠星石が嫉妬してるシーンはあるよな?

828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:57:20.32 ID:PhN0sMKq0]
アがッアががががっあががががががっあがっががが



829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 20:58:44.46 ID:04ktD99z0]
>>828
おちつけwwww



落ち着くんだ・・・・・・

830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 20:59:53.72 ID:ZtWHboJtO]
カズキの出番はまだか

831 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:00:06.39 ID:k+FPrDmxO]
落ち着けるもんか………

832 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:00:44.52 ID:c2VpDRbn0]
 

なんだかやけに微笑ましい光景はさておいて。

「……で、僕はいまいちよく分かってないんだけど。
 なんでそいつは雪華綺晶を壊そうとしてるんだ?」

薔薇水晶をあやしながら、雪華綺晶が答える。
「この子の作り手は、お父様に対抗意識を持っているんです。
 私達を壊すことで、お父様を越えたことを証明したいのでしょうけれど……」

くす、と、薔薇水晶を見て笑い。
「この子は、私と貴方に懐いてしまいましたので、それができなくなってしまったようで……」



「なるほど。どうやったかは知らんが、僕の薔薇水晶に干渉したわけか」


怒りに染まった、声がした。


 

833 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:01:40.35 ID:k+FPrDmxO]
なんかきたーしねばいいのに

834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:03:46.44 ID:ea5EsFfZO]
ちゃーん

835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:03:56.66 ID:c2VpDRbn0]
 

「え……」
ジュンが、声のした方に振り向くより速く。

「……がっ…!?」
雪華綺晶が、薔薇水晶から引き離される。

「お父様……!?」
薔薇水晶が悲鳴を上げるが、


雪華綺晶の首を掴みあげる男は、ただ雪華綺晶を睨んでいる。


 

836 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:06:04.49 ID:uXIhg/tWO]
えんじゅしね

837 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:06:12.83 ID:ivnwfvn/0]
うわあああああ

838 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:06:59.88 ID:3plOAj540]
これ1000いったらどうするの?



839 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:08:35.80 ID:bM3ASeJo0]
かじゅきぃ

840 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:09:28.48 ID:c2VpDRbn0]
 

「薔薇水晶は、精神的属性を受け入れないようになっているはずなんだが。
 それでも干渉が可能だとはな。さすがはローゼンのドールだ」
憤怒をその声ににじませながら、男はひとりごちる。

「だが、僕の薔薇水晶に手を出した罪は重い。
 こんなつもりはなかったが、この際、僕直々に貴様を壊してやる」
雪華綺晶を自分の顔に引き寄せ、視線を合わせながら、恫喝する。

「お父様、やめて……!」
薔薇水晶の懇願にも、

「薔薇水晶。少し待っていろ。こいつを壊して、その後お前を直してやるからな」
男は、その手を緩ませない。

 

841 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:11:29.38 ID:GoV2O48v0]
しえん

842 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:11:49.20 ID:hCSyuuD60]
うわあああああああああああ

843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:12:57.33 ID:UBA+N0dGO]
えんじゅてめえぇぇぇぇえ!!

844 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:13:20.15 ID:HSAlI4Of0]
今まで見たSSの中で一番引き込まれる物語
散文調じゃないけど抗○みたいだな

845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:13:35.20 ID:c2VpDRbn0]
 

「……槐。私は、その子に、手を出してなどいませんわ」
首を絞められながらも、淡々と、雪華綺晶が言う。

「ぬかせ。僕がいない隙を狙って干渉したんだろうが。
 僕の目的をこの子が知る前に、掌握するために」
男、槐は、取り合わない。

「私は、あくまで、普通にその子と接して……」

「黙れ」

「がっ……!?」

ばきり、と、雪華綺晶の全身が軋む。

「貴様の言葉などに用はない。
 黙って、壊れろ」

不可視の力が、雪華綺晶を、軋ませる。


 

846 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:15:28.21 ID:c2VpDRbn0]
 

雪華綺晶の、軋みに。

「あ……」

呆然と、事態を見ていただけのジュンが、正気に戻る。

「や、やめ……」

びぎっ、と軋む。

「やめろ!!!!」

飛び出して。

 

847 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:17:58.90 ID:m6NqiFr40]
もうや目おり追えrrgfだr

848 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:18:18.70 ID:GoV2O48v0]
しえん



849 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:20:27.89 ID:Z8fsRVQO0]
バイさるかよおおおお

850 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:20:37.23 ID:c2VpDRbn0]
 

「……ああ?」
槐が、鬱陶しげに目をやる。
「ドールのマスターか。はっ!ただの人間が、何ができるんだ?」

雪華綺晶を締め上げている腕とは別のもう片方の腕で、
ジュンの顔面を掴む。

「わっ……!」
もがく。
が、槐の腕は、とてつもなく、硬く、剛い。

「邪魔だ」

「ぐあああ!!!?」
激痛が、全身を走る。

 

851 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:21:35.91 ID:RVd4ExOV0]
なんという超人

852 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:22:47.35 ID:2LcNz13eO]
おいおいおいおい

853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:23:28.44 ID:fwMOSTiL0]
2メートルだからな

854 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:23:39.33 ID:ZwQYRrEA0]
派遣ドールズもそうだったけど、
最初ギャグ萌え展開にして入りやすくしておけば
シリアスにしても超展開にしても
盛り上がるんだな

855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:24:18.41 ID:UBA+N0dGO]
JUM頑張れ!
超頑張れ!!

856 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:24:33.76 ID:NE9h9Tj/0]
なんかつまらなくなってきたな・・・

857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:25:08.80 ID:c2VpDRbn0]
 

顔面を掴まれたままもがくジュンを嘲るように見て。

槐は、雪華綺晶に向き直る。

その、冷たい目に。

今度こそ、壊される。
雪華綺晶にも、ジュンにも、それが分かった。

「じゃあな。
 僕の薔薇水晶に手を出したことを悔やみながら、
 永遠に眠」

どごう!!!!!


水晶の柱が、槐を打ち砕いた。



 

858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:25:47.30 ID:bM3ASeJo0]
怒号!



859 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:26:42.33 ID:GoV2O48v0]
しえん

860 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:27:02.58 ID:hCSyuuD60]
しえん

861 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:28:37.93 ID:c2VpDRbn0]
 

「………お義母さまを、いじめないで」

無表情な少女が、呟く。

「………お義父さまを、いじめないで」

怒りをその目に宿らせながら。

「………お父様の、ばかあああああああ!!!!!!!!!」

水晶の柱を、ぶち放つ。


 

862 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:29:03.53 ID:DGoMlQgq0]
なんという恐ろしい親子喧嘩

863 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:29:17.73 ID:7WxrRZHBO]
エンジュざまぁ

864 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:29:19.39 ID:eNms1iVxI]
うっひょーい

865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:29:43.97 ID:6nuldy2X0 BE:996579656-2BP(0)]
sssp://img.2ch.net/ico/yukidaruma_3.gif
追いついたとは信じられん・・・

866 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:30:58.35 ID:xILEduXjO]
>>91を理解した自分に幻滅した

867 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:31:58.62 ID:FOsJEGXE0]
原作主要人物大半空気だなw

868 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:32:13.77 ID:c2VpDRbn0]
 

槐が、宙を舞う。

「………うおお」

槐が、空を舞う。

「…………薔薇水晶さん……」

ていうかもはやあれは肉塊と化してないか。

「ばかああああああああ!!!!!!!」


「………やりすぎじゃね?」
「……まあ、きっと大丈夫ですわ」

 



869 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:32:30.25 ID:a/RQMnzq0]
助かった・・・のか・・・?

870 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:32:47.03 ID:bti8712m0]
なんという親子喧嘩

871 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:32:49.65 ID:lvrpZ95i0]
約700レスを乗り越えてきますた

872 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:33:22.52 ID:6nuldy2X0]
心なしエンジュが嫌いになりそうな俺が居る

873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:33:47.95 ID:LqkfRG+lO]
やった
スレ残ってた

バイト終わったしゆっくり読める

874 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:34:20.76 ID:m6NqiFr40]
肉塊てwwwwJUM冷静すぎww

875 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:36:54.84 ID:c2VpDRbn0]
 

「はあ、はあ、はあ……」
薔薇水晶の息が上がっている。
いつも小さな声でしゃべっている子が、全力で叫んでいたのだから当然だ。
「……大丈夫か、薔薇水晶……」
槐のことは見なかったことにして、薔薇水晶に声をかけるが、

「くっ……薔薇水晶……なぜだ……」
肉の塊になっていたはずの槐が、起き上がる。
化け物じみているとは思っていたが、これほどとは。

「……お義母さまを、いじめないで」
薔薇水晶が、槐を睨む。

 

876 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:37:51.23 ID:FOsJEGXE0]
グロ注意・・・

877 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:38:33.15 ID:MTkgXhOhO]
塊が…肉槐に…

878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:39:00.37 ID:a/RQMnzq0]
恐るべき薔薇水晶



879 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:41:41.77 ID:c2VpDRbn0]
 

「ば、薔薇水晶。今のは酷いんじゃないのか。
 僕は確かに不死ではあるが、痛みは一応感じる身体であってな……」
「お義母さまをいじめたお父様が、悪い」
きっぱりと、薔薇水晶は槐の抗議を突っぱねる。

「……さっきから、お義母さまってなんなんだ、薔薇水晶。
 一体そいつに何をされて……」

「私は何もしていないと言っているでしょう。
 貴方が彼女を一人にするから悪いのですよ」

雪華綺晶が、堂々と、槐に諭す。

 

880 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:41:47.44 ID:Vk0DOWrO0]
なんかマヒャドみたいな
攻撃想像したけどそれでいいのかな

881 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:42:05.01 ID:bti8712m0]
お母様つええ

882 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:42:33.90 ID:Vk0DOWrO0]
やべえ、あんかほのぼのギャグに
出来るふいんき(ryだな

883 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:42:36.64 ID:PhN0sMKq0]
ばらしーと結婚したら怒らせないようにしないといけないわけか・・・

884 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:43:46.37 ID:soTdz/+E0]
>>883
そんなに気にしなくても良い。
瞬時に肉塊にされるから、苦しむ時間は短いと思う。

885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:43:50.50 ID:a/RQMnzq0]
>>883
ばらしーと結婚して水銀燈とかの胸に飛び込んだら
いろいろな意味でジャンクになれそうだ

886 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:44:39.56 ID:c2VpDRbn0]
 

「……どういうことだ」

「貴方がいきなりいなくなるから。
 この子は寂しくてたまらなかったのです。
 そこに彼と私がいたから、私達に甘えた。
 当然のことではないですか」

「………………」

「私達やその子に責任を求めるのは見当違いですわ。
 貴方が全て悪いのですから」

 

887 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:44:46.81 ID:UgqJQ1Yn0]
>>885
最初から水銀燈の胸にしか飛び込まない俺には関係のない話ですね

888 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:44:47.40 ID:Vk0DOWrO0]
>>885
結婚うんぬんより銀様の胸に飛び込んだ瞬間にジャンクだろ



889 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:45:24.48 ID:FOsJEGXE0]
そういや水銀燈全く出てないな
金でさえ出番があるというのに

890 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:45:25.79 ID:6nuldy2X0]
ばらしーは俺の娘支援

891 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:45:56.37 ID:Vk0DOWrO0]
>>889

おまえあえてみんな言ってないことをなんで言うかな

892 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:46:16.95 ID:a/RQMnzq0]
>>889
たぶん今は真紅と一緒にテレビ見てる

893 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:46:59.50 ID:ZwQYRrEA0]
出来たばっかの彼女に黙って、仲良しの人妻と不倫してる俺も
ジャンクにされるのかな…

894 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:47:13.51 ID:soTdz/+E0]
水銀燈もクンクンが大好きなのか。

895 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:47:45.70 ID:6Ci2tMDOO]
>>899
前回出しすぎた的な

896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:49:13.27 ID:c2VpDRbn0]
 

「……確かに、薔薇水晶に寂しい思いをさせたのは悪いと思ってる。
 だがな、僕だって好きで薔薇水晶から離れたわけじゃないんだ」

「あら、じゃあ、どうしてですの」

「nのフィールドでインスピレーションを求めて、歩いていたときに、
 なぜか世界がいきなり壊れたんだ。
 あまりにいきなりだったから、僕も少し崩壊に巻き込まれた。
 身体を修復するのに時間が掛かったんだよ」

「……世界が、壊れた?」


「そうだ。亀裂みたいな白い茨が世界に侵食して、いきなり世界が壊れたんだ」


「…………………………」


 

897 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:50:08.46 ID:6gCxhow/0]
一応支援

898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [2008/10/08(水) 21:50:25.95 ID:GoV2O48v0]
しえん



899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:50:30.32 ID:dYR6bN7n0]
あらら・・・

900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mailto:sage [2008/10/08(水) 21:50:36.68 ID:a/RQMnzq0]
きらきーは悪くないんです






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