- 57 名前:朝まで名無しさん (ワッチョイ bea3-MD3W) mailto:sage [2017/04/09(日) 16:29:40.64 ID:8sDwcrRk0.net]
- 厚労省「医療用の大麻なんて存在しません」
医療目的での大麻使用は、アメリカの一部の州やカナダなどで許可されている。 こうした事実から、医療大麻推進派のなかには「海外では当たり前に使われている」と主張する向きもある。 実際、NPO法人「医療大麻を考える会」のウェブサイトには、 「大麻の医療使用を実質的に禁止しているのは、先進諸国のなかでは日本だけです」 との記述がみつかる。そのほか、サイト上では「大麻は依存性がほとんどなく実質的な致死量のない」 治療薬にあたるとして、がんやうつ病などの難病にも効果があるとも主張していた。 だが、厚生労働省監視指導・麻薬対策課の担当者は2016年10月27日のJ-CASTニュースの取材に対し、 「前提として、医療用大麻なんて存在しません」と話す。続けて 「そうした名称は、大麻を医療に使用したいと主張している一部のグループの方が、 独自に用いているものだと認識しています。医療のための大麻などなく、犯罪にかかわる大麻と全く同じ成分が含まれています」と説明した。 担当者によれば、現時点では世界保健機関(WHO)も「大麻の有効性に科学的な根拠はない」と判断する一方で、 精神毒性や依存性については「有害と評価している」という。そのため、厚労省としては、 「有毒性がはっきりしていて、有効性が認められていないものを、医療に使用することは認められない」との見解だという。 その上で、医療用に大麻が一部の州で許可されているアメリカであっても、連邦法や食品医薬品局(FDA)では使用を禁じている例を挙げ、 「推進派は一部の良い所だけを持ち出して主張しているのでしょう」と指摘していた。
|
|