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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む



234 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/02/12(日) 19:35:53.72 ]
>>225-226
さて、>>225から再録

素数p次の一般の(二項方程式でない)場合の補助方程式g(x)の根rが添加されて、f(V,r)xf(V,r')xf(V,r'')x・・・のように分解される場合を直感的に説明する
まず、F(x)=f(V,r)xf(V,r')xf(V,r'')x・・・はガロア方程式
つまり、>>28ガロア分解式(リゾルベント) V=Aa+Bb+Cc+・・・  a,b,c・・・は、(重根を持たない)で問題の方程式の根、A,B,C・・・は根の置換で異なる値をとるように決める

V、V'、V''、・・・・、V''* (もとの既約方程式の根 a,b,c・・・を置換してできる値の異なる全ての式。(元が一般5次方程式なら120個の式))
注)V''*は、Vにダッシュ'がn-1個ついたもの(アスキーでは添え字が表現できないので)
を使って、次のガロア方程式を作る
F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*) (元が一般5次方程式なら120次の式)

この場合、V、V'、V''、・・・・、V''*は、互いに他の一根の有理式で表されるという性質を持つことに注意しておこう (元の根a,b,c・・・もVの有理式で表される)
(これは、アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11)のガロア論文 P28の補題IIIに相当する)

>>226から再録
1.f(V,r)=(x-V1)(x-V2)・・・(x-Vn) (上記V、V'、V''、・・・・、V''*を一般性を失わずに並べ替えて、V=V1、V'=V2・・・と書き換えた)
6.そこで、改めて、f(V,r1)=f(V,r1)xq(V,r1)と書き直せば、ガロア論文のP32 第II節の因子分解が得られる
  また、対称式の要請から、f(V,r1)、f(V,r2)、・・・、f(V,rm)は次数はもちろん式の形も同じだと
(再録おわり)

1.さてここで、ガロアの置換とVの対応を思い出そう>>29 (アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) P31の記述)
2.ガロアの>>29の置換の定義では、V1、V2、・・・、Vnはそれぞれ置換と対応していたのだ
3.だからf(V,r)=(x-V1)(x-V2)・・・(x-Vn)から、n個の置換が見える
4.同様に、f(V,r')=(x-V'1)(x-V'2)・・・(x-V'n)などと書け、これはまたn個の置換に対応する(V'1、V'2、・・・、V'nは、V、V'、V''、・・・・、V''*から選び出して並べ直すとして)
5.この繰り返しで、群の分解が見える






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