- 591 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2010/07/24(土) 21:54:25 ]
- >もちろん初めに高額、低額の封筒が等確率に選ばれる場合ね
これは、2つの封筒の金額の組が{x,2x}である確率と{2x,4x}である確率が常に(任意のx=1,2,4,…に対して)1:1という意味か? >>543では常に3:2としている(常に3:2の場合を扱っている)ので、(まずは)それに従って解くべき。 また、常に1:1という場合は確率論では扱うことができない。 (一方、0<a<1なる定数aに対して、常に1:aの場合は取り得る金額の値が無限個ではあるが確率論でも扱うことができる) 確率論 ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%BA%E7%8E%87%E8%AB%96 の簡単な説明の他、確率論や統計学の本の確率空間の定義を参照すべし。 一般的には Aが起こった時にBが起こる(起こった)確率 Aが起きる(起きた)ということを知っている人にとってのBの起こる(起こった)確率 等々は Aが起こるという条件の下でのBが起こる条件付き確率 と同一と解釈することが多い(また、そう解釈すべき)。 主観確率やベイズ主義等を認めない・理解できない人や 子の視点での確率・期待値(一方の封筒の金額はxである人にとっての確率・期待値)などの "○○視点"の違いがわからない人・厳密に考えたい人は、そのような解釈に注意して考えればよい。 金額の組が{a,2a}であるという条件の下での(条件付)期待値と 一方の金額がxであるという条件の下での(条件付)期待値 は、(異なる条件の)異なる期待値を考えているだけでどちらかが間違っているわけではない。また 前者の(条件付)期待値で考えて [交換しない時の期待値]=[交換する時の期待値] 後者の(条件付)期待値で考えて [交換しない時の期待値]<[交換する時の期待値] が同時に成立しているが、(前者と後者は異なる期待値の話なので)このことは矛盾ではない。 (前者[交換しない時の期待値]=[交換する時の期待値]が正しいからといって 後者[交換しない時の期待値]<[交換する時の期待値]が間違っていることにはならない)
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