- 267 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/05/04(金) 18:49:01 ]
- CL(D) の任意の類 { I } をとる。ここで I は R の可逆分数イデアル
である。 I = [α, β] で α, β の向きは正とする。 このような基底 α, β が存在することは >>201 からわかる。 >>228 と同様に f(α, β; x, y) = N(xα - yβ)/N(I) とおく。 >>197 より a = (αα')/N(I) b = -(αβ' + βα')/N(I) c = (ββ')/N(I) とおけば、f(α, β; x, y) = ax^2 + bxy + cy^2 である。 h(x) = ax^2 + bx + c とおく。 N(I)αh(β/α) = α'β^2 - αββ' - α'β^2 + αββ' = 0 よって h(β/α) = 0 である。 よって β/α は D に属す2次無理数である。 Im(β/α) = (β/α - β'/α')/2 = (βα' - αβ')/2αα' = (βα' - αβ')/2N(α) α, β の向きは正だから (βα' - αβ')/√D > 0 α は虚2次体 Q(√m) の元だから αα' = N(α) > 0 である。 よって Im(β/α)/√D = (βα' - αβ')/2N(α)√D > 0 よって β/α は複素上半平面にある。
|

|