- 753 名前:132人目の素数さん [2019/05/01(水) 20:51:41.34 ID:dT+KSVDH.net]
- お伺いしたいことがあって
書き込みをします. どなたかアドバイスをお願いします. 問題 −1≦a≦1をみたすaに対して,数列{a[n]}を a[1]=a,a[n+1]=(1/2)(a[n]^3−3a[n])(n=1,2,・・・) によって定める. このとき,すべての自然数nに対して,−1≦a[n]≦1であることを示せ. この問題に対して,「数学的帰納法」らしく証明することはできました. 「数学的帰納法」ではなく, (出題者の期待しているのはその解答だとは思いますが), 次のように解答した場合,これは正解なのか?ということです. もうひとつの解答 証明するには,次の事柄が成り立つこといえば十分である. 「 関数f(x)=(1/2)(x^3−3x)の定義域を−1≦x≦1とした場合, 関数f(x)の値域が−1≦f(x)≦1である.」 なぜなら,S={x;−1≦x≦1}とすると,x∈S ⇒ f(x)∈S. ここで,f’(x)=(3/2)(x−1)(x+1). −1≦x≦1のとき,f'(x)≦0. よって,この区間で関数f(x)は単調に減少する. 値域は,f(−1)≧f(x)≧f(1). すなわち,−1≦f(x)≦1である. したがって,上の事柄は証明され,問題は片付いた.□□ いかがでしょう? 聞きたいのは,細かいことをいうと, 関数の値域の問題としても, 「数学的帰納法」の形をとるのが無難なのでしょうが, 集合として,値域が定義域の部分になることをいえば 本質的には問題は片付いているのではないか というのがいいたいことなのですが, いかがでしょうか?
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