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日本製鉄 part26



448 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2021/05/27(木) 23:17:37.35 ID:KwohuGHVa.net]
鉄鋼大手が、二酸化炭素(CO2)排出削減に向け技術開発を加速している。菅義偉(すが・よしひで)政権は、2050年までの脱炭素を明記した改正地球温暖化対策推進法を26日に成立させ、CO2排出量が国内製造業の約4割を占める鉄鋼業界への削減圧力はさらに高まった。各社は、技術開発が環境負荷低減に貢献するばかりではなく、中国などの海外の鉄鋼大手に対する強みにもなるとみて本腰を入れる。(井田通人)

製鉄所の基幹設備である高炉では、石炭を蒸し焼きにしたコークスを還元材に使い、鉄鉱石から酸素を取り除くことで、自動車などに使われる高級鋼材の基礎材料となる鉄を作る。このためCO2排出削減は、コークスの使用量をいかに減らすかが最大の課題だ。

JFEスチールは、コークスと鉄鉱石を投入する高炉から排出されたCO2をメタンに変換し、還元材に繰り返し使う「カーボンリサイクル高炉」を開発する。高炉単体で3割のCO2排出削減を実現したい考え。余ったCO2を化学品の原料に再利用するなどし、製鉄所の排出実質ゼロも目指す。2030年代には実用化したい考えだ。

同社は、低品位の鉄鉱石と石炭から作る触媒「フェロコークス」も開発中。高炉に投入すると、還元反応が速まってコークスの使用量が減り、CO2排出量を1割削減できる。30年までに既存の実証設備の規模を拡大した上で商業利用を始める考えだ。

神戸製鋼所は2月、高炉のCO2排出を2割減らせる技術を確立した。あらかじめ、還元材に天然ガスを使って鉄鉱石から酸素を取り除いた「還元鉄」を製造して高炉に投入することで、コークスの使用量を減らす。

一方、鉄スクラップを電気の熱で溶かす電炉の導入も排出削減策の1つだ。電炉はCO2排出量が高炉の4分の1で済む半面、自動車用鋼板のような高級鋼材の生産は難しい。日本製鉄は、高級鋼材にも対応した大型電炉を30年までに実用化する方針だ。

各社はほかにもコークスを水素に置き換える「水素製鉄法」を開発している。

各社が独自技術に磨きをかける背景には、今後は製造時の環境負荷が少ない鋼材ほど高く売れる仕組みが普及し、日本勢がこれまで以上に技術力を生かせるとの読みがある。JFEスチールの北野嘉久社長は「CO2削減をリスクのみならず(ビジネス拡大の)機会ととらえ、持続可能な社会の実現に貢献する」と力を込める。






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