- 1 名前:無党派さん mailto:sage [2008/07/12(土) 22:04:07 ID:S1U3E8mI]
- 古今東西の選挙制度に関する議論スレッド 第12段
議会(制度)の在り方などに関しても扱っております 過去スレ 11 society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1193320511/ 10 society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1175438748/ 09 society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1163689492/ 08 society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1137840110/ 07 society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1127090789/ 06 society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1109700918/ 05 society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1091264688/ 04 society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1076927455/ 03 society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1061994058/ 02 society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1053469267/ 01 society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1025122754/
- 659 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/07(金) 20:47:41 ID:N6cF/lXv]
- 議員制度廃止。
今までは物理的な問題から全国民が議会に参加するのは無理だったけど、 ネットが発達した今なら出来るよね。 全国民参加議会希望。
- 660 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/07(金) 21:02:38 ID:v54HH1mL]
- またニート民主制ですか
- 661 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/07(金) 21:56:24 ID:DOvcrFye]
- 検察寄りというか、検察の手続き上のチェックしかしてないんじゃない?
たまに手抜きが酷い時だけ無罪判決とか出す係
- 662 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/07(金) 23:04:37 ID:vNWrPn9J]
- まあ検察自体が有罪でいける、と認めないと起訴しないからな。
刑事訴訟において検察が有利なのは当然だわ。 検察審査会とかまあ補完的だがまだ機能している方かもね。 行政訴訟は。。。 まあ国民が行政府を相手に訴訟しているのに司法府は国家=政府で 判断しているような気がしないでもないなあ。 このへんの乖離は制度(内閣の指名)だけの問題だろうかなあ。 >>659 誰がその(民主主義じゃなく物理的な)システムをチェックするんだ、と いう問題がある限り代議制か住民集会のほうがまだマシだなあ。 住民集会は国民の負担が大きいから我が国くらいの規模なら代議制が 民主主義のコストとしては妥当だと思うけどね。
- 663 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/07(金) 23:15:19 ID:6KGVGKA+]
- 最高裁判事の信任投票を毎年、年2回、無制限連記式で行って
一度の投票での当選人数を3〜5くらいにしておく なお、一度選ばれた判事も3〜5年の任期をめどに再選挙を必要とする つーか、判事ってどれくらいいるんだっけ 選挙日はいい加減固定すべきだろ 春分の日と秋分の日で年2回 上半期の地方自治体の選挙、下半期の地方自治体の選挙もこれにあわせる 解散で任期変更した場合も次回からこれにあわせる その場合、任期が「前任者の残任期間」という扱いになるが これは補選議員の扱いと同じであって 議会解散で議員全員がこれと同様の扱いを受けたって 特に問題はあるまい
- 664 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/07(金) 23:33:39 ID:DOvcrFye]
- >>662
微妙な事件だと類例に当てはまるように手抜き書類作っちゃうから、 変な証拠出てくると全然違う状況だったってことになってさあ大変と
- 665 名前:無党派さん mailto:age [2008/11/11(火) 09:20:08 ID:xGoZ+A2I]
-
- 666 名前:無党派さん [2008/11/11(火) 16:21:38 ID:tdb0nMfd]
- >>659
なんで日本国民みんなが等しくネットを使える環境にあると思ってるんだろう。 自分中心にものごとを考えているのかな
- 667 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/11(火) 17:11:35 ID:myLAbPVW]
- まあ、等しくネットを使える環境にはするべきだな。
地デジチューナー買わせる金ばらまくのであれば。
- 668 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/11(火) 23:26:16 ID:u7Xzu9QV]
- それに応じた教育というかトレーニングというか配慮も不可欠。
いまの選挙制度だって障害者や在外邦人に投票機会を 与えているけど、ネットだと足で投票所に通えた人で投票できない人も 出てくるだろうな。厳密な個人認証も難しいし、何よりシステムに不正や 不手際があるか否かチェックしづらいわな。 アナログの方が優れていることもあるからねえ。
- 669 名前:無党派さん mailto:age [2008/11/11(火) 23:57:00 ID:xGoZ+A2I]
- 今でも投票が選挙期間中いつでもできるということを知らない人が多すぎる
不在者投票という言葉をやめて任意投票期間とでも名付けるべきだろう ネットは簡易アンケートとかの使い方で有効に活用すべきだと思うが 自宅パソコンからの投票は本人同定が不可能に近いので不可 移動投票車でゴミ収集みたいに選挙期間中パソコン積んでまわらせるとか オーストラリアみたいに投票義務制にするとか 他に投票率をあげる方法はいくらでもある
- 670 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/12(水) 00:50:23 ID:Oqk9b4Ys]
- 小選挙区(535議席)+比例代表(最大100議席)。一票制。
比例は全国区。比例代表は投票率応じて変動。端数切り上げ。
- 671 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/12(水) 01:33:52 ID:FBlVNIZk]
- >>669
期日前投票に名称変更にならなかったっけ。 さておき、別に投票率アップが本題ではなく 安易かつ高リスクな直接制に対して批判があるんだと思う。 まあネット選挙だと本人特定は難しいわな。 秘密投票、公開開票のアナログの方が少なくとも投票から開票までに 不正や不手際はないと思うんだが、コストはかかるけどね。
- 672 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/12(水) 22:13:12 ID:0MvD+RBn]
- >期日前投票に名称変更にならなかったっけ。
そういやそうだった >安易かつ高リスクな直接制 「ネットで投票」は否定するが直接権は強化しなければならないと思う 先進国の自治体で住民投票条例がないというのは日本くらいだそうだよ 海外事例と日本での取組み、その必要性については以下を参照してほしい www.amazon.co.jp/住民投票―観客民主主義を超えて-岩波新書-今井-一/dp/4004306930 俺もこの著者の講演を聞いて初めて住民投票条例が「ない」ことの異常性に気づかされた
- 673 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/12(水) 22:22:01 ID:hLnYzp0y]
- 改憲しないんだから、そもそも国民に極端に直接政治の参加経験が少ないわけだな。
- 674 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/13(木) 00:02:59 ID:RFoSvlyq]
- 改憲しないと拘束力のある国民投票は難しく
また国民の直接権を拡大するような、いわば統治機構の 既得権(ある程度合理性はあるけど)を侵す発議は難しく。 まあ地方自治に関しては法律の範囲内でより住民参加を 強くすることはできるがそういう自治体に中央の権力は 権限を余り委譲しないだろうなあ。 住民参加というのはハードルが高いんだよなあ。 本来、もっと小さい規模の基礎自治体が単位なら積極的な 住民参加もできるんだろうけど国の政策で大合併が 二次にわたって行われたからなあ。 そりゃあ国が地方の予算規模と使途までほぼ決めているんだから 地方は中央に従わざるを得なかったわけだけど じっさい住民参加とは逆コースを歩んでいるような気もするねえ。 スイスのコミューン(市町村に相当、基礎自治体)など平均2000人強だし 国家の基礎を為す州も平均28万人だからなあ。 いまの日本は基礎自治体で平均7万人前後だからなあ。 これじゃあ物理的に住民参加は難しいわな。 50分の1とか3分の1とか普通に無理な水準だろ。
- 675 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/13(木) 00:57:26 ID:QohwZVMr]
- なあに、改憲しなくても議会定数を全国民にすればいいよ。
但し給与は年間一万二千円な(w
- 676 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/13(木) 04:09:48 ID:hPltzcG8]
- >>674直接請求の定数要件を緩和すべき
自治体が小さかったら権限移譲できないし、コストも中規模10〜30万人口が一番安くついている もう一つ、住民訴訟などの市民運動が活発なのは中規模の都市が多い 小さい町村ではオンブズマン活動などをやる住民の数自体がそろわず、長続きしないところが多い 大都市は大都市で、コミュニティーが弱い 規模が小さくなければ目が行き届かないなんてことはない 大都市だろうが小さな市町村だろうが、行政事務でやってることはさほどかわらない 江戸時代の藩みたいに全国300の政令指定都市でいい
- 677 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/15(土) 00:01:35 ID:F35U5ku6]
- >>676
適正な規模がどの程度なのかは議論のあるところ。 国家・中央政府の権限として絶対に留保したいのは 外交、警察(中央機能)、金融、経済・通商、司法、運輸、環境・エネルギー、 国防とそれに関連する財務なのだが 残りの分野、例えば教育・産業・福祉・雇用なんかをどの程度委譲するかだねえ。 委譲する権限が小さいなら基礎自治体のみで良いけど ある程度委譲して、かつ住民自治・団体自治を実現するなら どうしても二段階の方が効率が良いように思えてしまうなあ。 仮に30万規模の自治体にするなら、まあ請求権の要件緩和は必要だが その下に自治区を置いても良いのではないだろうか。 藩を例に出していたから藩内の代官所や郡奉行所みたいなものかな。 4分の1が天領だったことはここは置いておこう。
- 678 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/15(土) 02:33:53 ID:gF8z7gMB]
- 考えてみたら江戸時代って石高だからつまり税金で規模を表してたんだよな
世界中を石高表記にしてみたら面白いかも?
- 679 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/15(土) 03:37:58 ID:d6lFUyz8]
- さすがに石高ベースはないけど
GDPで世界地図は高校現社の教科書にあったような。
- 680 名前:無党派さん [2008/11/15(土) 11:21:51 ID:hdgoKoeJ]
- >>676-677
結局、国→いきなり市町村単位 としている行政国は先進国じゃほとんど見られないような気がする。 アメリカやドイツは連邦制だから連邦政府(国)→州政府→郡→市町村って感じだし、 スウェーデンは市町村を再編し限界まで統合した上で国→レーン・レンスティング→コミュン って感じの行政にしているし。 最低でも支所・出張所・行政区制度あたりは残したほうがいい気がするなあ。
- 681 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/15(土) 13:29:10 ID:fYjDZCx4]
- おまいさん達が自分の住んでる町の議員の名前や県会議員の
定数や名前をどれくらい正確に言えるか自分の胸に問うてみ 俺は市町村議会の名前を全部言えるが 国会は自分の住んでる県から出てる人のほかに数人、 県会は自分の市から出てる人の名前しかいえないし、定数も自信がない 県会ってのはそれほど「目の届きにくい」存在なんだわ 普通の勤め人なら市議会議員の名前も自分の住んでる地区の人の名前くらい いえたらいいほうだろうな 住民自治を基本に考えるとき、県・市と2つも議会を監視するのは正直しんどいぞ 始終マスコミ報道のある国と違って県政は情報提供も手薄で、よほど能動的でないと問題点にも気づきにくい そもそも鳥取や島根のように政令指定都市の目安要件(80〜100万人)さえ満たさない人口の県っておかしいだろ 横浜みたいに300万を超える「市」もあるってのにな 政令指定都市が県なみの権限を許されてるものなら、要件を法律の50万か、あるいはもっと緩和して 自治体を全部政令指定都市にして県と一般市町村をなくしてしまったほうがすっきりするし 住民自治力も強くなると思う その意味で、県の完全廃止は無理にせよ、廃止に近い道州制議論には賛成したいと思ってる
- 682 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/15(土) 13:29:55 ID:fYjDZCx4]
- ×俺は市町村議会の名前を全部言えるが
○俺は自分の住む街の市議会議員の名前を全部言えるが
- 683 名前:消費税反対教信者 [2008/11/15(土) 13:49:36 ID:DKJCu0m8]
- 地方分権が善というイデオロギーをたれながして
どうやって国を解体するかを論ずるスレはここですか?
- 684 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/15(土) 20:36:53 ID:d6lFUyz8]
- >>680
その行政区のようなものに自治権を与えると特別区になるなあ。 かといって基礎自治体だけで住民が監視できる規模、となると その上に国・中央の意向を反映した明治期の「郡―町村」みたいな 出先機関が取り仕切りそうで。 >>681 政令市なんで党派別の議席数くらいしか知らんわ。 あなたの考えだと事実上の都道府県制廃止(名前のみ残る)だね。 その上に道州を置くのか、あるいは下に行政区か特別区を置くか 結局ある程度二重性は避けられないと思うけどなあ。 まあハコ(自治体の規模)を先に決めるより中身(分権する内容)を 論じたほうが建設的ではなかろうか。 それに応じてハコを決めるのが筋だろう。 道州制議論見てもハコ先行だからなあ。
- 685 名前:無党派さん [2008/11/16(日) 00:11:31 ID:/SUj3ZYI]
- 小選挙区比例代表連用制
society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1226499730/l50 こんなスレもできました。
- 686 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/17(月) 03:37:56 ID:nh6cwj1d]
- >>684じゃあとりあえず「ハコ」と「中身」の再定義からはじめっか
ます、「ハコ」だが、標準財政規模・自己財源・職員人数・人口が基本だな 「中身」は、地方自治体の自主事業と法定受託事務に加え、その自治体自身の将来展望を描き実行する力だ まあ、人口1万以下、職員数300人以下なんて自治体で合併に失敗してるところが たくさんあるわけだが、こういう自治体が将来も分権の流れで増えていく事務 に自己財源中心の対応ができるかといえばありえないわけだ 市町村合併で1万以下の町村を潰すという方針が打ち出され、交付税の優遇が 廃止されかけて(結局、延長して)いる状態では、町村は 「県に事務を代行してもらう」か「合併して大きな市に面倒みてもらう」か 「事務組合か広域連合で対応する」以外の道が残されていない このうち、事務組合は住民監視から遠くなるのでナンセンス、県の役割はある程度 必要だが、そもそも、自己財源で事務をすべきところ、同じ県の住民みんなで 負担しようというのもナンセンスな話だな だいたい、市町村のほうが住民の直接請求が近く、行政体が大きくなれば遠いのだから 市町村でまかないきれない事務量をより大きな行政体に任すというのもいかがなものかと思う ただし、子育て支援などの分野は、地方で生まれ育っても都市で働いて都市に納税する という「地方にとってバックが見えにくい投資」なので、すべて国で事業費をまかなうべきだろう 公立保育園の措置費が交付税措置に切り替えられてしまったが、 それをやる以上は、保育園を民営化しろと付け加えておかねばなるまい
- 687 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/17(月) 03:51:34 ID:nh6cwj1d]
- そもそも、地方自治体が「やらねばならない中身」を「どこまでやれているか」
といえば、人口10万以下の多くの地方は落第点をつけられることになる たとえば、土地開発公社の経営を改善すべく、総務省が土地開発公社の整理に関する 基本計画を定めるよう地方に要求する これに応えて期限内に計画を定めた自治体はごくわずかで、 中にはそんな通知文が出ていることすら小さな自治体の職員は知らなかったりする 職員数が50人くらいしかいないような役場で、住民票を交付するのに精一杯だという ところに、そんな仕事を率先してやれといってもどだい無理な話なのだ あるいは介護保険をめぐる職員サービス 「中身」が大きくなりすぎていて、現在の大きさのハコでは合わなくなっている ことのもっとも端的な事例の一つだ で、年間の歳入歳出決算額をその町の人口や職員数で割ってみると どの程度の大きさの自治体がもっとも効率よく運営できているかわかるので その大きさに自治体を合わせていこうという話になった これが平成の市町村合併の経緯だな 人口10〜30万の人口規模がもっとも自治体として効率がいい 効率がいいということは、「中身」の増加にもっとも耐えやすいということだ 逆に、弱小自治体を残して「中身」を上部行政体にまかせていけば 財政の無駄が増え、今度は日本国の財政自身が沈没する 住民の監視力が遠い場所に事務を任せてしまえば、民衆の自治力自体が後退し日本の民主主義が滅ぶ まあ、いいことはなんもなかろう
- 688 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/17(月) 03:59:47 ID:nh6cwj1d]
- >>683ところで、俺も消費税は反対だよ
地方分権と関係ないからあえて絡むつもりもなかったが 現行の消費税は食料費にかかっているのが諸外国とくらべるとおかしい まあ嗜好品中心の物品税方式に戻すべきだろうな ただし所得税は実態を掴みにくいので、直接税よりは間接税という意味合いにおいて 物品税強化の際にはその同じ金額だけ直接税を減額することを要求する 公務の無駄を減らしていけば同じ金額で十分日本はやっていける
- 689 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/18(火) 19:47:37 ID:GLUXn+8b]
- >>686-687
結構、具体的なビジョンだねえ。 中央の権限から地方の権限を考えてそこから「ハコ」を 考えるのかと思ったけどあるべき自治された地方から 「ハコ」と「中身」を考えているのか。 住民自治と団体自治を踏まえていて悪くないと思う。 >逆に、弱小自治体を残して「中身」を上部行政体にまかせていけば >財政の無駄が増え、今度は日本国の財政自身が沈没する これは国(行政府も民意を間接的に反映する)が出先機関を 置くのが問題で、それが都道府県の事務と競合するから更に 問題なだけで自治の精神や直接民主主義の要素は欠けるが 財政上は破綻はしないだろうと思うけど。 どうも今、提案されている道州制がこれに近いような気がするんだがなあ。 住民の監視の届かない道州に中央の権限を委譲する。 移すというより委ねる、という感じかね。 貴方の案だと数十万規模の住民の基礎自治体が移譲される権限の 単位になることになるが、どの程度まで権限は移せるだろう。 警察と教育は逆コース以前の過去に実績があるけど 問題はやはり財源、財政・税制ということになるかなあ。 基礎自治体の課税権が強ければそれだけ自由度は上がるが ある程度中央政府による再分配も必要だしなあ。
- 690 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/21(金) 00:00:34 ID:VWWIUmk/]
- 道州制の内実が直接請求権を認めないような非民主主義的なものなら
県を廃止して道州制に、なんてことは言いたくはないんだ そこはあなたの感覚とさほど遠くはないと思うよ 現状の県があまりにも市民から遠い存在だから廃止に賛成だが それよりさらに遠い存在になってしまうなら意味がない >財政上は破綻はしないだろうと思うけど。 ここは、舌足らずだったかもしれんが、ちょっと意味が違う ハコと中身のうち、民主的な社会を形成し、個々が幸せであるように という中身は当然大事だが、一番大きなハコである国家財政の 枠組みを超えてまで、その中身を実現することは無理だから 赤字国債を発行することは認められていないし、 理由つきの国債でも、その「理由」が将来性のないものなら望ましくない 収入の範囲で支出を行うという原則は、必要だ 端的にいえば、国家財政においては中身よりハコ(歳出枠)を優先しなくてはならない 地方財政においては、それなりに上部行政(地方交付税)に依存できたので 中身重視でもそれなりになんとかやってこれた
- 691 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/21(金) 00:01:45 ID:VWWIUmk/]
-
しかし、地方の莫大な借金が国自身の国債発行残高につけまわされているのだから 地方が放漫財政であり、国への援助を求め続けたら国が滅ぶのはしごく当たり前のことだ 憲法が言う基本的人権の、生活の幸福追求、幸福補償ってのはプログラム規定 だと解釈されているということは、平たくいえば国家財政を破綻させてまで 実現しなければならない個人の権利として存在しているわけではないといえるかな 国家を破産させないということと、民主的な社会を作るということは 別に相反するものではなく、むしろ同じ方向で存在する同時目標だから ハコと中身に、本当は優先順位なんてあるわけないんだがね 個々人の節度ある民主的機能が国家破綻を救う、というべきかな えらそうですまん
- 692 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/21(金) 00:21:08 ID:O8j+P5NO]
- 話が戻るが、実感として地方自治体が小さすぎると「中身」が実現できないというのは
いろんな自治体に情報公開請求をやってみて痛切に思う 少なくとも職員が700、800〜1000くらいいる自治体でないと 「なんびとにも」情報公開をできる体制になっていないし、 自分の自治体に済む市民への情報公開さえままならない かといって、人口1万以下の町に職員を500人配置するというのもナンセンスだ 人口1万以下の町村では、200人くらいの職員の給与手当てすら自己財源でまかなえていない ところが圧倒的に多いのだから これは、結局、情報公開や行政改革担当の職員は増やすかわりに 指定管理者制度などを使って、ごみ収集や公立保育園は民営化していくという 議論にならざるを得ないのだが、それをやっても財政問題を自己解決できない自治体には もはや合併しか道が残されていないということになる
- 693 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/21(金) 00:22:17 ID:O8j+P5NO]
- ここ、選挙スレだったなw
税制の自由化とはまた今度
- 694 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/22(土) 00:53:28 ID:xq5SmAnN]
- 議長!
供託金のありかたについて審議することを望みます
- 695 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/22(土) 03:30:09 ID:yERN8z9G]
- 議長じゃないけど審議を認めます。
(てかこのスレの常駐住人は5名くらいかなあ) >>694 ネタ元はこれだよね sankei.jp.msn.com/politics/situation/081121/stt0811211041000-n1.htm 民主党対策? 自民調査会、供託金引き下げ案など今国会提出へ 2008.11.21 10:38 自民党の選挙制度調査会(村田吉隆会長)は21日午前、党本部で総会を開き、 衆参両院選挙への立候補に必要な供託金と、供託金が没収される得票率の 引き下げなどを盛り込んだ公職選挙法の改正案骨子を了承した。 今国会に議員立法で提出する。野党各党にも共同提案を呼びかけるが、 反自民票を分散させる狙いがあるとして民主党が反発することも予想される。 骨子では、衆院選挙区の供託金を300万円から200万円に、参院では300万円を 200万円に引き下げた。比例代表は衆院が600万円を400万円に、参院が600万円を 400万円と改める。 供託金没収の基準となる得票率は、衆院小選挙区が総得票数の「10分の1」を 「20分の1」とし、参院選挙区は従来の2分の1に緩和する。 供託金制度は売名行為を目的とした候補者の乱立を防ぐことが目的だ。共産党など 少数野党はこれまで、供託金の没収基準緩和を求めてきた。自民党がこの時期に 公選法改正に乗り出した背景には供託金のハードルを下げることで候補者絞り込みを 決定している共産党に多くの候補者を擁立させ、反自民票が民主党候補に集中することを 避けたい思惑もあるとみられる。
- 696 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/22(土) 03:41:04 ID:yERN8z9G]
- 平凡社百科事典による「選挙による供託」の説明
>売名立候補など無責任な候補者の立候補を規制する意図で設けられた制度である。 >この制度は,1925年の普通選挙法の制定の際,イギリスの制度にならってはじめて >設けられた。当時は無産政党の議会への進出を抑えることを意図していたといわれて >いた。したがって,この制度の設置に対し,学界から,財産資格による選挙権の制限を >撤廃しながらも供託金制度を設けることによって被選挙権を制限することは普通選挙制を >認めることに対する内部矛盾であるといった批判が出されていた。ところが,この制度は >現在の公職選挙法(1950公布)においても継承された。 供託金が海外に比べて高すぎる、と言われる 英国 約9万円 カナダ 約7万円 韓国 約150万円 シンガポール 約3万5千円 オーストラリア(上院) 約2万5千円 オーストラリア(下院) 約5万円 インド 約2万5千円 マレーシア 約90万円 ニュージーランド 約1万5千円 ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%9B%E8%A8%97%E9%87%91より いずれも為替レートはいつのものか不明だがすべて国政選挙。 米、英、独、伊などは選挙の供託金制度がない。 まあ高いか安いかは本質的な議論をかえって妨げるような気もするなあ。 問題は憲法44条の財産または収入による議員または選挙人の資格への差別禁止が 供託金によって憲法に反していないかどうか。
- 697 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/22(土) 03:58:25 ID:yERN8z9G]
- ちょうど共産スレにも書いたのだが
党利党略は無視して、事実上の被選挙権の財産による制限は 公営選挙を著しく妨げるほどの「合理的な差別か否か」が問題だな。 合理的な差別なら容認されるのが憲法の一般的な解釈だったよな。 候補者の乱立は、なるほど売名や選挙妨害のおそれはあるが 大量擁立により予想される有権者の情報への混乱による弊害が 被選挙権の制限を認め得るだろうか。 自分の結論から言えば被選挙権は財産や収入(供託金支払い能力)に よって制限されるのは選挙人の利益を損なう以上に、被選挙権の 恣意的な制限であるから合理的な差別とはできない。 よって供託金は違憲・廃止されるべきではないだろうか。 供託金を予め用意することもそうだが、没収ラインに到達しなければ 公営選挙の恩恵をほぼ受けられない、というのも問題ではある(ほぼ自己負担)。 これでは明文上は示されていないがある程度の資金がない選挙人は 被選挙権を事実上有さない、としているようなものだ。 また現実論からいうと高度に発達した政党政治で売名や選挙妨害という 近代英国が怖れた事態は生じない、と思うのだ。 供託金以外に一定数の署名を集める、という方法も海外(米仏)ではあるね。 これは本筋とは違うが少なくとも財産資格による制限での違憲とはできないな。 別も問題はありそうだけど。
- 698 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/22(土) 04:06:29 ID:yERN8z9G]
- と、ここまで原則論をぶったけど
売名や選挙妨害防止に供託金制度って役に立つのかな。 これってブルジョア政党が無産政党の勢いが強いときの 選挙妨害には役に立たないし(供託金が痛くないから) 売名で選挙に出る自由もあっていいんじゃないかねえ。 もちろん公費負担は増えるけどこれは民主主義のコストじゃないかな。 それでも可能な限りコストを最小限にしたいのなら署名方式で 予めあからさまな売名目的で公営選挙の運営を妨げる候補の乱立を 事前に防ぐほうがまだ憲法の精神には反しないと思う。 もちろん、署名が小選挙区の場合、当該選挙区の有権者の3分の1とかは 論外だが50分の1程度ならそこまで問題ないような。 今度は事前運動の禁止との整合性が難しいけどねえ。 以上です。
- 699 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/22(土) 08:18:27 ID:VPtuTw8C]
- 競売じゃないんだから、先に金積まなきゃいけない理由もないよな。割り勘プールと言う訳でもないし。
公費で一定額まで支出して、没収の場合は使用額の大小に関わらず後でその定額ないし未得票に応じた額を 月賦払いさせるのでは何か問題あるんだろうか?
- 700 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/22(土) 11:38:21 ID:xq5SmAnN]
- 世田谷なんて、区議会議員選挙で、80人以上から選ぶ事になってるし
立候補者が多くなりすぎるというのを理由にするのは難しいかもね。 特に、小選挙区制で、選挙区1つで当選者1人の現状では。 供託金以外にも、選挙にかかるカネをなんとかしなきゃ、っていう意見はあるわけだし、 供託金で乱立を防ぎ、公費支出を抑える、ってのは無理が出始めてるかな。
- 701 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/22(土) 22:37:20 ID:yERN8z9G]
- 政令市移行前の堺市議もそんな感じだったな。
何十といればどれが有力候補か売名候補か 乱立しているのか否か、すら分からんかった。 首長選での乱立といえば東京都知事の青島後だが あれも売名目的の乱立、とは言いにくいなあ。 なんか昔からある制度だから残っています、みたいなもんかな。 戸別訪問の禁止とかと同じ類ではないだろうかねえ。 1925年普通選挙法の名残というか。
- 702 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/23(日) 04:12:59 ID:+sjJfrg/]
- >供託金の制度はイギリスが発祥であるといわれており、公職選挙において、売名や選挙妨害を目的とした立候補の乱立を抑制し、
「政治家になりたいのならばそれなりの覚悟(供託金)を示すべき」という観点からこの制度が設けられたとされている。 >過去の選挙において選挙運動用のはがきなどを他の陣営に横流しして 売買した候補が現れたことや選挙公報等を用いて特定の商品の宣伝を行 った政党などが問題になって、公営選挙が充実している選挙ほど供託金 の額が高額となっている。 ただし、供託金が没収された候補は、公営選挙による公費負担の大部分 を受けられなくなるため[1]、供託金を没収された上に、選挙費用の実 費負担を強いられる結果になっている。 供託金の金額についても、こうした事件などを契機として、1969年、 1975年、1982年などの公職選挙法改正の際に改正され、そのたびに 金額が高騰化している。 ja.wikipedia.org/wiki/供託金 つーわけで、売名目的の乱立を防ぐための対案を示していただきたい 売名させろとか売名してもいいやんってのはなしだぜえ
- 703 名前:無党派さん [2008/11/24(月) 12:00:21 ID:L7V+P+NV]
- 連続元厚生事務次官襲撃テロ犯を応援するスレ namidame.2ch.net/test/read.cgi/dame/1227036552/l50x
766 :名無しさん@毎日が日曜日:2008/11/24(月) 10:14:11 ID:sza5lkcA 以下コピペだけど 厚生官僚殺人は、口封じ目的による犯行 山口次官夫妻が襲われた理由は、 年金資金の不正流用に関する事実を、 民主党政権下で公開されないための口封じだとされる。 吉原次官の妻が襲われた理由は、 年金問題に義憤を抱いた大衆によるテロだと見せかけるためらしい。 真の狙いは、 あくまでも年金資金不正流用の真実を知る山口の口封じだといわれる。 今回の刺殺事件で、狙われた二人が、事務次官やってた時期と、 小泉が、厚生大臣やっていた2期が、みごとにピッタリ重なっています。 先日、麻生・小沢の党首討論の結果、 国会の会期がのびたので、 民主党の長妻議員が、今回狙われた二人を、 証人喚問に呼ぶ予定だった 二人の事務次官が小泉厚生大臣の時期と重なっているという事実は、 構造改革派のコアメンバーが地位保全とともに、 犯罪暴露を恐れての犯行であったことを示している
- 704 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/24(月) 12:44:40 ID:6sIfyOmt]
- >>702
売名は民主主義のコスト。署名制でよい。
- 705 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/24(月) 14:18:16 ID:77unZz02]
- >>702
少なくともイギリスに関しては、売名を防ぐためという名目で始められたものの、 今は10万以下のデポジットで十分、売名行為も別に影響なし、って事になってるわけでしょ。 日本がどうのというのも、売名行為というものとはちょっと違うようだし。 はがきの横流し、商品宣伝、そのあたりは直接そういう行為を禁止すればいいんじゃないの? その公費負担なども含めて、選挙制度自体の問題もありそうだし。 売名目的の乱立であれば、供託金で防ぐ必要はほとんど無い、ってとこだと思う。
- 706 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/24(月) 16:10:16 ID:43f6LVD4]
- >>704論外乙
>>705 おまいさんも論外と言いたいところだがw >売名行為というものとはちょっと違うようだし。 そういう問題ではないだろ 公選法の中にどういう文言を入れるのか 具体的に売名目的の乱立を防ぐ有効な方法を対案として提示されたい
- 707 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/24(月) 20:36:35 ID:f9nb6BJV]
- 何をもって売名行為を判断する機関がなく
憲法の認める被選挙権を公選法で縛るならば 金銭というのは如何なものかな、というのは原則論だわな。 ある程度の得票を期待するなら署名制でいいんじゃない。 これも被選挙権の制限だが金銭で制約を設けるよりは 合理的な制限だろう。 金銭で制約するということは資本家が有力候補に対して 大量の候補を用意してかかる有力候補を埋没させることもできるが 署名制ならそうはいかない。 そもそも売名目的の被選挙権の行使は権利の濫用なのか。 それが濫用だとしても制約を加えることによって国民の不利益が 生じるのなら民主主義のコストではないか。
- 708 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/24(月) 20:40:41 ID:77unZz02]
- 「説明はできないけど売名は絶対悪なので、対案を出してください」と言われてもねえ。
- 709 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 02:32:13 ID:PdeloC/k]
- 議論を分けて考えよう
(1)被選挙権の行使のうち、いずれを「権利の濫用」として抑止すべきか 被選挙権の抑止に関する抑止に関する議論をするなら 供託金だけでなく、公選法違反者・贈収賄に関する犯歴・本人意思に関する能力 直接請求や議会の特別多数決による身分の剥奪者など他の制限も存在し、 それらとの関係が問われるので、もっと広範な議論が必要だ この関係なら供託金の廃止どうこうを議論するよりも 1/2以上の直接意思で否認された政治家が、議員定数50の市なら 1/50以下の直接意志でいくらでもよみがえって来ることの問題のほうを 議論してもらいたいものだと思う (2)売名行為の抑止 >>708説明は702参照、それで不十分なら売名を許すことにより いかに税金が浪費されるかいくらでも語ってみせるが、 自分としてはいちいち説明する時間と手間がもったいない おまえら本当に納税者かと言いたくなる
- 710 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 02:32:44 ID:PdeloC/k]
- 財政論としてはあくまで、収税の範囲で歳出を実行するのが原則だ
それは生活保護受給者の被選挙権をいかに担保するかという 個人的権利の尊重に関する議論ではない あくまでも、歳出枠を増やしたいなら財源を提示せよという簡単な話だ ぶっちゃけ、金のない人がいくら選挙に出てくれようとかまわんのだよ ただで選挙が出来るか、それともおまえさんたちの莫大な寄附で 全額支出をまかなってくれるならね もしも、そのコストを民主主義のためにかけるのだとしても、 金のない多数の人が立候補できるようになることと 売名を抑止し、無駄な公費支出を抑制することはまったく異なる議論だ 売名を許すことは民主主義でもなんでもないんでね 疑うならば、売名者が選挙に出ることにより増える公費負担の増加を計算し、 国民の前に、これだけの税金を新たに負担してもらえますかと問うてみればいい 頼むからもう少しましな使い道を考えてくれと言われることだろう まあ、現実に売名抑止で制度が組みあがっている中で、 今さら売名OKの制度を世間が認めるわけもないので、 この議論は省略可能だと思うが、省略せずに あんたらがその議論で盛り上がりたいなら俺はしばらく ROMらせてもらうので好きにやってくれ
- 711 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 02:33:40 ID:PdeloC/k]
- (3)売名を防ぐための署名制度をつくり、供託金は廃止してはどうか
署名制度という代案をまじめに主張するなら、検討してみたいので 現行の供託金にかわって、衆院・参院・知事・県会議員・政令市の長・ 市町村長と市町村議会議員が立候補するためにどの程度の署名を 求めるか具体的に示してもらいたい 数字だけでなく、人口や有権者を基礎とした署名数の設定理由が必要だ あと、供託金没収点がなくなるので、 自動的に法定得票数のみの縛りになるのかどうか これを下回る候補に対するペナルティーを設けるのか否か 設けるとすればどのようなペナルティーにするのか、 (1)の議論にも関係してくる
- 712 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 05:18:22 ID:fWcB6Vk/]
- むしろ、候補者への寄付から税金を上納する制度ってどうだろう?
納税額を一度候補者への寄付に振り替える、落選分は没収。 議員は上納というか自分への寄付金の中から予算を支出する感覚。
- 713 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 09:44:05 ID:vXPyxf2g]
- >>708に同意。売名しないと票が取れないのが選挙だ。売名で何が悪いのか。
供託金にしても没収した上で選挙費用を負担させるのではなく、自己にかかる選挙費用を差し引いたうえで返還するべきだ。選挙に出た罰金のような位置づけは極めて不適切。
- 714 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 19:34:48 ID:DXZf3+Xj]
- 現行の選挙公営をまとめておこう
(理念) 選挙運動にかかる費用の高額化を回避し、経済力の劣る候補者にも最低限の平等な 選挙運動の機会を保障すること (内容) 国や自治体が候補者に郵便・放送などの公的施設の利用を認めたり、候補者の 人物・政策などの周知を図って公報を頒布したり、選挙運動経費の一部を負担 具体的に ・選挙用無料郵便はがきの交付 ・ポスター掲示場の設置 ・新聞の無料広告 ・選挙放送(政見放送・経歴放送) ・立会演説会の公営 ・個人演説会施設の公営および無料使用 ・選挙公報の発行 ・交通機関の無料使用など (これによる制限) ・法定外文書図画の頒布の禁止および制限 ・法定得票に達しない候補者から選挙公営にかかる費用の一部の取り立て(供託金制度) ・選挙公営の便宜供与を受ける政治団体の制限(確認団体制度)
- 715 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/25(火) 19:49:08 ID:DXZf3+Xj]
- 供託金制度というものは
選挙公営の維持のための被選挙権の濫用を抑止するものだ。 ただ選挙てのは被選挙権や財源だけをもって語るのはどうかねえ。 選挙公営の理念ももっぱら候補者の権利を優先させるものであって 選挙人の知る権利を優先させるのならば納税者意識は別問題だろう。 で、選挙公営が選挙人の権利のためのものであるならば 被選挙権の濫用の弊害(泡沫候補の乱立による財源圧迫)を問題視するよりも 現行の選挙公営が選挙人の利益にかなっているのか否か、が問題ではないか。 選挙にカネがかかるのは当然のことで それへの公的扶助も選挙人の利益に適うのだから当然のこと。 金銭による制約(供託)で泡沫候補の立候補を「事前」に制限することは 金銭によって選択肢を狭められることで選挙人の利益に適うとはとても言えない。 やむを得ず制限が必要であるなら署名制など別の方法を探るべきであって 選挙の自由を納税者意識をもって自制するのはまったくのナンセンス。
- 716 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/26(水) 06:13:37 ID:lgYV6/X7]
- もしも、そのコストを民主主義のためにかけるのだとしても、
金のない多数の人が立候補できるようになることと 売名を抑止し、無駄な公費支出を抑制することはまったく異なる議論だ 売名を許すことは民主主義でもなんでもないんでね
- 717 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/26(水) 07:52:20 ID:Nfs/DAnj]
- >>716
では羽○○三○吉やド○○ー○松といった 無駄に金だけは持っている奴の売名行為を抑止する手段は? これを明示してくれないと、単に被選挙権を資産の額によって 制限しようとしているだけにしか思えないが。
- 718 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/26(水) 15:19:15 ID:1Zc3HnZV]
- >>716
所得や資産の有無が立候補資格になるのは 選挙公営でもおかしいんじゃないか、ということになる。 有産者は無制限に立候補でき無産者の立候補が制限されるなら これは明らかに普通選挙の原則に反するでしょ。 その有産者にしても選挙公営の費用の「一部」しか負担しないのだから 供託金制度が「売名」というか泡沫候補を抑止する効果は認めるが 有産者に有利な制限じゃあないかね。 もっとも署名制度による制限だと日々の政治活動や組織作りが たいへんだから(個人的負担が大きくなるから)今度は非組織候補が 立候補できないという、またカネと組織による被選挙権の制約になるけどね。。。
- 719 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/26(水) 15:48:30 ID:qvPPyy/r]
- 優先順位付き連記にすれば泡沫乱立でもあんまり影響ない希ガス
- 720 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/26(水) 22:53:28 ID:lgYV6/X7]
- >所得や資産の有無が立候補資格になるのは
出馬にもリスクが必要だ 別に金銭である必要はないが、無制限に遊び半分で出るやつや 売名のために出るやつのために公費負担してやる必要がない そんなもんは民主主義とは関係ない だいたい、別に俺は拝金主義でもなんでもないが、現行の供託金の額なんか知れてるじゃないか あの程度で選挙に出れないとかいう人はちょっと生活力がなさすぎだと思うぞ 自分の人生も自分で切り開けないような人に税金を任せたくはないな 市議選の30万なんか2ヶ月ほどバイトすりゃたまる金だ いきなり一般人が国会議員になろうなんてのはそもそも無茶だ 供託金で立候補制限されてると嘆くやつってホントにいるのかといえば せいぜい負けても負けても戦うことにしてる某党の幹部くらいなもんだ 自分で出たい人間にとっては30万くらいなんでもない金だよ 他人をおだてて無理やりまける選挙に立候補させる仕事をしてるやつにとっては痛いかもしれんが
- 721 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/26(水) 23:11:15 ID:Pi2BmrQu]
- まあ、準備なくいきなり出馬してチェンジとか叫んだっていいじゃないか。
それより真面目に>>712考えてみる人っていないかな?
- 722 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/26(水) 23:42:09 ID:6H/8vAlw]
- >>712
相撲の懸賞方式で、 例えば経団連が自民に1億円寄付したければ、 国が窓口になって、半分の5千万を自民に、残りの5千万を国が取り そうやって国が集めた金を、政党助成金で全政党に配布するという方式を 考えてみた事がある。 似たような事ができるかも。
- 723 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/27(木) 01:31:25 ID:IbDU4O8E]
- >>722
いや、国がばら撒くトップダウンじゃなくて、ボトムアップを意識させたらいろいろ変わるかな?なんてね。
- 724 名前:無党派さん [2008/11/27(木) 06:23:27 ID:HBdezpTq]
- >>717
だから売名行為自体がいけないわけじゃないから
- 725 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/27(木) 10:15:31 ID:bIJD3fhE]
- >>720
合理的なリスクの範囲を超えている。 それに、供託金没収の候補は選挙費用は自己負担になるんだぞ。
- 726 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/27(木) 22:00:05 ID:spp6IiJJ]
- >合理的なリスク
ってどんな定義だ? >供託金没収の候補は選挙費用は自己負担になる あたりまえだ それがどうかしたか? 遊び半分の出馬をとめるためにリスクを設定するのは当然だろう
- 727 名前:717 mailto:sage [2008/11/27(木) 22:19:54 ID:0sQzkQM3]
- >>726
だから「供託金没収がリスクにならないレベルの資産家」の「遊び半分の出馬」を止める手段を どのようにかんがえているのか伺いたいのだが
- 728 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/27(木) 22:48:34 ID:spp6IiJJ]
- 俺が「供託金を廃止した場合のリスク設定をどうするのか」聞いてるのが先だぞ
- 729 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/27(木) 23:07:50 ID:IbDU4O8E]
- 選管費用は全部落選者の割り勘で。
っていうか、候補者税金上納方式ならそこから払えばいいからどっちでもいいな。
- 730 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/28(金) 00:39:12 ID:FJ6aWfRO]
- 遊び半分の出馬が、絶対悪で地獄に堕ちるぐらい悪い事で、
日本中の人々が迷惑していて、何が何でもやめさせなきゃいけない。 という前提なら、リスクが必要とか、リスクの代替案が必要とかいうことになるが、 皆がそう思ってるわけじゃないからねえ。
- 731 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/28(金) 00:50:08 ID:btYIvkeL]
- 善とか悪とかは誰も言ってないんだがな
誰が遊び半分で出馬するやつに金出すんだって言ってんの おまえさんは出せばよかろう、俺は嫌だ 以上
- 732 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/28(金) 00:56:45 ID:nfuSfJ9/]
- 日本では現実に共産や社民が妨害擁立しまくってるから
諸外国と同列に語るのは無理 特に共産の妨害擁立は選挙結果を180度逆転させる決定的影響を与えてきたんだから
- 733 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/28(金) 01:23:14 ID:f3AXQyFn]
- っていうかそれをいうなら票割自体どうなんだ?
- 734 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/28(金) 01:41:16 ID:/Ux9PrGG]
- なんで議論が供託金一本槍なんだ。
優先順位付き連記とか二回投票とかの手もあんだろ。
- 735 名前:第3のregime mailto:sage [2008/11/28(金) 01:48:45 ID:FJ6aWfRO]
- >>732
共産は組織があるから、高い供託金を出せるが、 例えば自民よりも右の新風みたいな人々は、供託金のせいで立候補できなかった。 そういう風に、日本の供託金の弊害と見るべきだと思う。 ×妨害擁立がある→供託金が必要 ○あんな供託金制度がある→妨害擁立になってしまう こういうこと。
- 736 名前:無党派さん mailto:sage [2008/11/28(金) 02:32:10 ID:GFde53fJ]
- >>732
あまり特定政党を前提としてレスしてないからそれは勘弁。 擁立が妨害か否かはある特定の(多数派の)思想・信条に基づくものだし このスレはあくまで制度の問題を議論するとこだし。 >>734 いまのお題なのさ。何か別の話題があればそちらに乗りますよ。 選挙公営における供託金制度廃止・軽減が納税者意識として悪なら 特定政党関係なく、結局組織やカネのない人間は被選挙権を 有しないということになるな。 まあ署名制も同様なんだがな。 そもそも売名のどこが悪い、というより売名と決め付けるのも如何なものか。 泡沫候補というのは選挙において結果論であってどうせ結果法定得票に達しないだろうからと 被選挙権の行使を予め自制させるのは合理的な制約と言えるだろうかねえ。
- 737 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/01(月) 10:08:21 ID:/Opqrptc]
-
- 738 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/02(火) 00:33:21 ID:znkCxicS]
- www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-28/2007122803_01_0c.jpg
- 739 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/03(水) 07:13:17 ID:jAmhoqrp]
- タイは与党の解党命令かあ。
こういうのって日本だとどうなるんだ?同じ状況なら出そうと思えば出せる?
- 740 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/03(水) 14:08:23 ID:8m8C4RSY]
- 選挙違反程度じゃ無理じゃないかしら。破防法適用の方がまだあり得そう。
- 741 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/05(金) 13:31:16 ID:mJCjMfJk]
- カナダでプチ政変があったとか何とか。
ttp://d.hatena.ne.jp/Soreda/20081204
- 742 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/05(金) 22:16:02 ID:qhpdh02S]
- 先日選挙やったばかりなのにな、カナダ。
CNNは首相は解散総選挙を視野に入れているとするが 英国モデルは困ったら選挙、というのが基本のようね。 民意を得ないで連立組み換えなんかはご法度と言うか しても速やかに総選挙を行うべし、という不文律なのかな。 しかし野党もケベック党と組んで倒閣とは、まあ何というか 自分が政権とったらどうする気なんだろう。
- 743 名前:第3のregime mailto:sage [2008/12/07(日) 12:25:54 ID:bhaoALoR]
- 日本みたいに、総辞職や選挙の後に自動的に首相指名選挙が行われるわけじゃなく、
現職の首相と国王or総督が、選挙結果などを踏まえ、慣習に従い、空気を読んでどうするか決めるわけだからね。 首相が「選挙で過半数を奪われたので、私は辞任し、その党の党首を次期首相に推挙します」 ってのはあるけど 「野党が連立合意したらしいので、私は辞めます。彼らのリーダーを次期首相に」 って風に、自分の負けでも無いのに政権を譲るのは、感覚的にもやらなそうだ。
- 744 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/07(日) 19:29:35 ID:CHC9cmTe]
- 今回の国籍法改正で参議院の議決はそんなに急ぐ必要はなかった。
衆議院では与党が3分の2を占めているため、野党が過半数を占めている参議院の審議は慎重に慎重を重ねるべきだった。 参議院での反対者の中に田中康夫と川田龍平がいたためこんな批判があった。 www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=419 新党日本の田中康夫議員は「すべての認知にDNA鑑定を義務付けるべき。偽装認知奨励法に ほかならぬと懸念されている本法案は、人身売買促進法、小児性愛黙認法と呼び得る危険性を はらんでいる」とまで言い放った。 まるで外国人を見たら犯罪者と思えと言わんばかりだ。田中議員はこの改正に反対し、 独自の法改正案を主張。「国民新党の亀井静香代表代行や民主党の鳩山由紀夫幹事長からも 法案修正を勝ち取って衆議院に差し戻してほしいと激励を受けた」と述べた。 この他、質問に立った山谷議員も慎重審議をするべきと、稲田議員と同様の質問をした。 審議終了後、社民党の議員は「自民党だけでなく民主党の対応がひどかった」と怒りをあらわにした。 公明党議員は「過半数の民主党が採決すると言えばすぐにできた。民主党の千葉景子議員は 速やかに採決をするよう主張したが、他の民主党議員に反対され孤立した形で気の毒だった」と語った。 今回の国籍法改正法案の審議過程で見えてきたのは、排外主義、歴史修正主義者が 自民党だけでなく民主党、さらに市民派と言われる議員にも見られたことだ。 かつて薬害エイズの原告として闘い、市民派の支持を受けて参議院議員となった 川田龍平議員も自身のホームページで反対を表明し、稲田議員らと同様の主張を行なった。 こうした歪曲というか中傷はサヨクの常套手段だ。 反対者の意見に耳を傾けてこそ本当の民主主義は存在しない。
- 745 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/07(日) 21:11:07 ID:w1nECtfU]
- >>743
後任首班を前任者が推薦するんだったかな英国モデルは。 ベルギーなど比例制の君主国は国王が情報提供者か組閣者を 指名するけど19世紀英国が組閣で揉めたように 憲法の行政権の規定が古いと結構高度な政治判断を迫られるときもあるようね。
- 746 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/07(日) 21:37:24 ID:fOY29Bt1]
- 英国は比較第一党が議会の選出を経ずに選挙後そのまま首相になるんではなかったかと。
過半数割れした場合は知らんけど、たぶん国王が第一党党首を指名。
- 747 名前:無党派さん [2008/12/09(火) 20:08:50 ID:JnEfJBu6]
-
- 748 名前:第3のregime mailto:sage [2008/12/10(水) 22:37:39 ID:SX5QrxXN]
- イギリスは、っていうか多くの国では、議会が首相を選出することをしてないね。
紛糾したときなどに特別にやる国は、どっかにあった気がするけど、 基本的には国王サイドが任命、議会は信任するか不信任するかの二択と。 イギリスの場合は、難しい事になった場合は元首相とか議長とか政界の重鎮あたりを 総動員して、落としどころを探るんだろうな。 そしてあくまでも、議会関係無しに国王が首相を任命する。
- 749 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/10(水) 23:07:02 ID:cnB/DcM7]
- 日本の首相はどちらかというと総統的なのかな?
- 750 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/11(木) 02:50:42 ID:/UT/Jj+1]
- 第三、第四共和政のフランスなんかは議会が選出、と思ったが
調べたら大統領指名ののち国民議会の信任を得るものだな。 ドイツが連邦宰相は連邦議会が選挙する、と示しているから 比較的日本に近いけど、これも大統領の提議に基づくものだなあ。 実態は議会主導だろうけど明文でここまで議会による指名を 位置づけているのは意外だが確かに珍しいね。 大統領を議会で選出するのに似ているかなあ。 GHQや帝国政府は行政官としての内閣ではなく統治する内閣を 考えていたのかねえ。 おそらく憲法制定での明文での議会による首班指名はGHQが初で、 行政権を議会の下に位置づけた共産党案以外は超然内閣の 弊害の是正が主務だったようで両院議長の推薦による任命(社会党・進歩党)、 議会への責任の明記(松本案、自由党ほか各党)が目立つが 行政に対する議会優位が根本の思想にありそうだな。 共産除いて天皇―内閣の大権を如何に減ずるかが問題であって どうも内閣は「自然に」組閣されるものだと考えられていたような。 旧い話だと君主権と議会の権限の問題で、あくまで内閣は議会の信任は 経なければならないが君主の任命によるもの、というのが左右問わず 特徴的だね。
- 751 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/11(木) 02:59:22 ID:KR44itEI]
- っていうか、指名できるのが国権の最高機関?
- 752 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/11(木) 03:26:37 ID:/UT/Jj+1]
- うーん、いまの解釈では国権の最高機関というのは
まあ美辞麗句てか修辞なわけだけど ある意味そうかも知れないね。 立憲君主が任命する内閣(英国、帝国日本)、主権者たる国民の代表者たる 議会の指名する内閣(戦後日本)、あるいは主権者たる国民の代表者たる 大統領が任命する内閣(フランス、ロシアなど)、議会が選出する大統領が 任命する内閣(イタリア、ドイツなど)。 議会統治制と括るとスイスや共産圏も議会が行政府を任免するなあ。 直接に行政官を国民が選挙しない制度では(米国型大統領制や半大統領制) 民意を直接に受ける議会の影響下に行政権者を信任・不信任できるのだから、 まあ最高機関なんでしょうな。 ただ最高機関と国家を代表するもの(元首)は、また別物でもあるのが。
- 753 名前:第3のregime mailto:sage [2008/12/11(木) 23:26:04 ID:oqVlUrH4]
- 1・元首が任命して,議会が承認
2・議会が指名して,元首が任命 言われて初めて考えてみたが,俺には後者の方が 議会の権力が弱いように感じてしまうな. 1方式の問題は,任命までのプロセスがあまり民主的で無いこと. そして元首や取り巻きの政治的判断力に頼ることかな. 2方式の問題は,議会が開いてないと指名のプロセスを踏めないから, 総選挙中に大平が死んじゃったケースのように,首相不在を覚悟しなきゃいけないこと. この点は1方式だと,元首は死んでもすぐ継承順1位の皇太子or副大統領が昇格するから 元首が欠ける事はないので,首相も常に任命できる体制がとれる. また,議会の指名のプロセスも,裏の作業が結構多いこと. 例えば麻生を首相に指名するだけでも ・立候補したわけでもないのに,麻生の名前が挙がる ・審議したわけでもないのに,自民は麻生,民主は小沢に投票することが決まっている ・カーボンコピーじゃないのなら,衆は衆,参は参で,独自に判断することが,二院制には 求められるはずなんだが,参院も衆院と同じように,衆院議員から選んでる. この辺は怪しげな制度で,本来の議会制度の例外が多そう.
- 754 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/13(土) 01:02:55 ID:t3u61PSx]
- 後者の方が議会が弱いってのは
民意をもった多数党間接選挙することで統治の正統性が 内閣に与えられるからかな。 もっと純粋に日本の場合、超然内閣の伝統がありそうだけど。 まあ旧共産圏やスイスのように議会が行政府を任免する 議会統治制では別の力が働いているのは確か。 旧共産圏では党、スイスだと4大政党の魔術の方程式だっけか。 かといって議会が任命後に承認を与えるパターンでも 事前の調整とか裏の作業が少ないわけじゃあないなあ。 米国型の強い独立性をもった(事実上)直接選挙の大統領制以外 つまり議院内閣制を用いる以上はどうしても選挙以外の裏の作業は あるだろうねえ。 かといって大統領制の場合、議院内閣制ではおそらくあり得ない、 周期的なレイムダックが再選制限がある以上は常に起こるしなあ。 どのみち日本は君主(天皇)の国政上の権能を封じているから 議院内閣制を採る以上、議会以外が行政府首班指名する方法がないのよね。 首相公選制を採るなら話は別だけど、統治機構改革は難しいからなあ。
- 755 名前:第3のregime mailto:sage [2008/12/14(日) 13:51:43 ID:tTi8+lgU]
- >>754
実際のところはそうだろうね。 例えば現状だって、国会で福田や麻生が選出されているから、 これだけグダグダになっても、正統性は維持できてるのかなと。 ただ753はそういう実務的な影響などではなく、理念的な意味で、 議会が強いので… 政府提出法案を政府が提出する→議会にお伺いを立て、議会がうんと言ってくれれば成立 予算案を政府が提出→議会がOKと言ってくれれば成立 人事案を政府が提案→議会が(ry となるのではないかと。 国民様の代表である議会の決定が絶対で、議会のお墨付きが必要ってわけでね。 この論理そのままに、 国王が首相を任命して、議会に信任を求める→信任されればOK、不信任されたらアウト っていう議院内閣制があるのだろうと思うけど、 日本型だと 国会が首相を指名する→天皇が任命してお墨付き っていうスタイルになるから、理念的に国会が弱くなっちゃうなと。
- 756 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/18(木) 00:53:30 ID:MeW5D5gR]
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- 757 名前:無党派さん [2008/12/18(木) 19:56:21 ID:lFOFE9TX]
- >>753
そうやって考えると1より2の方が民主的だとは言い切れないんだと感じた
- 758 名前:無党派さん [2008/12/20(土) 23:26:49 ID:96WKunq+]
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- 759 名前:無党派さん mailto:sage [2008/12/22(月) 10:11:09 ID:73QwhqRi]
- 予算と立法の権限を完全分立すべきである
完全というのは有権者からして分立 どちらか一方にしか投票できないようにするということ 予算議会と予算議会の選ぶ予算大統領 立法議会と議会の選ぶ首相の2本立てにする(首相がトップ) 両方の選挙は同時に行い、有権者はどちらか片方にしか投票できない しかし「予算関連法」の決定権をどうするかという問題が残る。
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