[表示 : 全て 最新50 1-99 101- 201- 301- 401- 501- 601- bbspinkのread.cgiへ] 2chのread.cgiへ]
Update time : 01/14 04:12 / Filesize : 500 KB / Number-of Response : 658
[このスレッドの書き込みを削除する]
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧] [類似スレッド一覧]


↑キャッシュ検索、類似スレ動作を修正しました、ご迷惑をお掛けしました

無口な女の子とやっちゃうエロSS 3回目



1 名前:初のスレ建て [2007/10/01(月) 17:48:19 ID:/aR7sTR+]
無口な女の子をみんなで愛でるスレです。

前スレ
無口な女の子とやっちゃうエロSS 2回目
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179104634/

初代スレ
【隅っこ】無口な女の子とやっちゃうエロSS【眼鏡】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155106415/

保管庫
mukuchi.yukigesho.com/

次スレは480KBを超えた時点で有志が立てて下さい。
それでは皆様よろしくですぅ。

10 名前:4/10 mailto:sage [2007/10/02(火) 02:35:40 ID:j6s1yNec]
 彼女は体中がピンクに染まった。
 彼女は息を飲むと、ゆっくり言った。
「……な、ナオのぉお、おチン……ポぉ、あたし、のぉおま●こに挿れて、くらさい……」
 ぼくはニッコリ微笑んだ。
「よく言えまし……たっ!」
 ズン、と一気に挿入する。
 中が熱く滑って、ぎっちりと奥まで埋まる。
 彼女の背中がぐっと反った。
「ふゅあぁぁぁっ!」
 ぼくはそれを見ながら、腰を律動させた。
 ぱんぱん、とミュウマの尻肉と、ぼくの太ももが当たる。
 その間からは、ぐちゅぐちゅといやらしい体液の音が漏れ響く。
「あっあっ、あーっあっ! ナオぅ、す、すご、いっあああ、るぁっ、うふぁ!」
 彼女の中の締め付けが、きゅきゅっと強まる。
「う、あ、み、ミュウマの中、も、すごいよっ! あ、はぁはぁはぁっ……」
 ぼくは彼女の腰骨のほうを持って、さらに奥深く突いた。
「ひぅっ! おく、おく、きて、きてる! おく、ナオチンポ、きてるぅ!」
「はぁっはぁっ、ミュウマ●コ、きもちいいよ、う、はぁっはっ、で、出そう、出る、う」
 もう何を言っているかよく解らない。ただ、その快感に酔い痴れていた。
「ナオチンポ汁出して! なおちんぽぉ汁いっぱいぃぃ!」
「あ、ああ! ミュウマ●コに、出るよ! 出るでるでる――」
 限界が来た。
 獣のように、腰を振った。
「ああああっ! ナオ、なおちんぽッ! いふゅっ! いふゅのっ!」
「う、うあ、出るッ! みゅうま●こ出すよッ!」
 自分のモノが一瞬、膨れたのがわかった。
「うわぁあああああ――ッ!」
「い、いふゅぅぅぅ――んんんッ!」
 ダクダクと彼女の中に全てを注いだ。
「はぁ……な、なおちんぽじる、で……おなか、いっぱいぃ……」
 ぼくがゆっくりと、ソレを抜くと中からだらだらと精液が垂れてきた。

 お互いの事後処理をして、ベンチのある開けた道のほうへ戻った。
 またしばらく歩く。

 ぼくは、決意した。
 ぼくにとってどうしても言わなければいけないことを言う。
「ミュウマは、ぼくのこと……生まれ変わりの王子じゃなく、佐原ナオユキとして、好きなの?」
 彼女は少し、目を見開いた。
 すぐに哀しそうな顔をして、つぶやく。
「……ごめん、なさい……」
 そのまま、ぼくの腕を振り払って逃げるように駆けだした。

11 名前:5/10 mailto:sage [2007/10/02(火) 02:36:20 ID:j6s1yNec]
「あっ、ミュウマ!」
 日が落ちて、すっかり藍色に染まった公園の中で、ぼくは彼女を追った。
「ん? え、なんだこれ?!」
 唐突に世界から色が無くなった。

 ミュウマの悲鳴が聞こえた。
 そっちをみると、人の姿になったエルがミュウマをかばっている。
 さらにその向こうで、黒い霧のようなものが蠢いていた。
 エルが叫んだ。
「くっ! なぜだ! おまえも還れなくなるのに!」
 その霧のようなものが徐々に、人間の形になっていく。
「ゆるさぬ……ミュウマ。おまえはなぜ、どこにいっても幸せになれるのじゃ……」
 霧は金髪の女の子になった。ミュウマと同じかそれ以下の背の高さだ。
 よくゲームでみるような魔法使いっぽいフードを被っている。
 目は青く、吊り目で鋭い。髪は真ん中分けでそれぞれ、結っている。

 彼女は手に持っている、先に丸い玉が付いた金属の杖を振りかざす。
「出でよ! ライノゴン! 死すがよい! ミュウマ!」
 杖の先が赤く光ると空間が円形に歪み、その奥から何か大きな生き物が姿を現してきた。

 ぼくは身体が勝手に動いた。
「やめろ!」
 魔法使いに体当たりを喰らわせた。
「きゃぁっ!」
 ちょっと声が可愛い。
 いや、そうじゃない。
 ぼくはその子に覆い被さるようにして、その杖を持つ腕にチョップした。
 杖が落ちた。光が消える。
 だが、遅かったみたいだ。
 エルが叫ぶ。
「ナオ様! 早くそこから逃げて下さい!」
 地響きが聞こえる。
 猛り狂った獣の声が迫ってきた。
 一角のサイに長いしっぽの生えたトカゲにも似た魔獣。
 あの夢で見たドラゴンそっくりだ。
「くっ!」
 ぼくは魔法使いの女の子を胸に抱いて、転がった。
 次の瞬間、すぐ横を恐ろしく重い足音が駆け抜ける。
 ぼくは立ち上がってミュウマのほうへ向かう。

12 名前:6/10 mailto:sage [2007/10/02(火) 02:37:29 ID:j6s1yNec]
「ミュウマ! エル!」
 エルがミュウマを腕に抱いて、片手からなにか魔法陣のようなものを出し、その猛突進を防いでいる。
 魔獣は攻撃態勢なのだろう、頭を思い切り低くして、ツノを真っ直ぐ前に突き出していた。
「く……!」
 エルの表情から、それを抑えるだけで必死なのが伝わってきた。
 どうすればいいんだ……どうすれば!

 その時、ふいにぼくの中から声が聞こえた。
『ナオユキ。聞こえるか。俺はナオ王子だ』
 えっ! そ、そうなの? 王子にしては口が悪いなぁ。
『ほっとけ。それであのライノゴンだが、俺が倒してやってもいいぞ』
 ど、どういうこと?
『俺はヤツに借りがある。ミュウマを守るためにヤツと戦って死んだんだ。あのときはまだヴァーディアが完全に覚醒していなかったからな』
 そうか……あの夢はそういう意味だったのか。
『だが今の俺は違う。おまえに転生し、ミュウマを抱くことで完全に目覚めたんだ。俺に任せな。ヤツを葬ってやる』
 ありがたい話だ。
 だが……ぼくは反発した。
「いやだ。ぼくはぼくの力でなんとかしたい。ぼくがぼく自身でミュウマを助けたいんだ」
 王子は軽く笑った。
『ふ、そうか。ならやってみるんだな。だが無理ならすぐ出て行ってミュウマを助けるぞ。俺だってミュウマが大事なんだ』
 ぼくは頷く。
 そう、だよな。王子だって命を張ってミュウマを助けたんだ。
 今のぼくと同じか、それ以上にミュウマのことを好きなんだ。
 でも。だからこそ、ぼくが今度は命を張る番なんだ。

 ぼくは魔法使いの女の子に声を掛けた。
「なにか武器、持ってない?!」
 彼女はぼくを見つめてぼんやりしていた。
 彼女に駆け寄って、肩を揺する。
「ね、何か武器持ってないの!」
 彼女は我に返ったように、顔を真っ赤にして答える。
「えっ! あ、そ、そんなの魔法使いが持ってるワケないのじゃ!」
 ぼくはしかたなく、そこに転がっている杖を手に取った。
「借りるよ!」
「あ、ちょ! それあたしの!」
 ぼくは杖を振りかざして、魔物に突進した。
「うおぁぁぁっ!」
 エルが抑えている頭を強く殴りつける。
 物凄く硬い衝撃が手に走る。
 しびれて、杖を落としそうになる。
 だけど、もう一度握り締めて、二回、三回。
 全然効いてない感じだ。
 エルの苦悶の表情が、その限界を物語る。
 マズイ!

13 名前:7/10 mailto:sage [2007/10/02(火) 02:38:19 ID:j6s1yNec]
 その時、ミュウマがひと言だけ、叫んだ。
「ツノ!」
 一瞬、なんのことか解らなかったがすぐに理解した。
「ありがとう! ミュウマ!」
 ぼくは、攻撃目標を変えた。
 その頭に生えている一本角の真ん中に狙いを定めて、杖を振り下ろした。

 硬い物同士がぶつかる高い音が響いた。
 魔物の一本角は、見事に折れ砕けた。
 同時に杖も折れてしまう。
 魔獣は狂ったような雄叫びを上げて横に倒れ込み、悶え苦しんだ。
 やがて動きが止まると、砂のようなものになり、崩れ消え去った。
「はぁっはぁっ……」

 穏やかに、世界に色が戻ってきた。
「よくやった。おまえの力だけでここまでやれるなら、俺はもう用済みだな」
 目の前にスッと、ぼくとそっくりの男性が現れた。
 だが目は鋭く、口元は不敵な笑いを浮かべている。
 全身は甲冑に包まれてるが、やや透けていた。
 彼以外の全員が一斉に驚いた。
「ナオ王子!?」
 彼はみんなに笑いかけた。
「ミュウマ姫、エル、それにキア。久しぶりだな」
 エルは平伏した。
 ミュウマは胸の前でぎゅっと手を握り、泣いている。
 キアと呼ばれた魔法使いの少女は、ガクガクと震えだした。
 彼はひとりひとりに話しかける。
「ミュウマ姫。ナオユキを通じてあなたを抱けて光栄です。
それで気付いたんですが、あなたはもう本当は俺じゃなく、ナオユキを愛してらっしゃる。
でも彼を傷付けたと思い、言えなかったんですね。それで逃げた」
 ミュウマはコクコクと頷いた。
 そうだったのか……。
「大丈夫ですよ。彼は俺じゃあなく、完全に彼になる。ですから末永く幸せになってください」
 ミュウマとぼくは自然に手を繋いでいた。

14 名前:8/10 mailto:sage [2007/10/02(火) 02:39:01 ID:j6s1yNec]
「エル。よく今までミュウマ姫を守ってくれた。これからはナオユキも含めて、今まで以上に色々と世話をしてやってくれ」
「御意」
 エルは短く答えた。
 相変わらず、ふだんはクールだ。

 彼はキアと呼んだ魔法使いに振り向いた。
 彼女は怯えて、逃げようとしたが足腰が立たなくなっているようだった。
「キア上級魔法官。逃げなくていい。俺の部下だったおまえが俺を殺したのは間違いだったのだろう」
 キアがハッと息を飲んだ。
「おまえは俺をミュウマ姫に盗られるのが嫌だったんだな。だから、あんな事をした。でも、俺が命を賭けてミュウマ姫を守るのは当然だろ」
 キアはうつむいてしまう。
 地面に雫がぽろぽろと落ちる。
「あ、あたしは罪を償いたかった……謝りたかったのじゃ……だからこの世界でのミュウマの情報を密かに集めておった……じゃが……」
 王子がその言葉を続けた。
「ミュウマ姫は俺の転生したナオユキと出会っていた。それを知ったおまえは嫉妬に抗えなかった。
還れない事を知っていながら、ミュウマ姫を殺しにこの世界に来たってわけだ。そうだろ」
 ガックリとうなだれるキア。
 王子は快活に笑う。
「心配ない。これからはナオユキがおまえの相手をしてくれる」
 って、ええ?!
「ナオユキは俺のヴァーディアが目覚めた身体を持っているからな。精力もすごいぞ?」
 キアの顔が一瞬で茹で蛸になった。
 だが、なんとなく嬉しそうだ。
「はっはっは。だが、罰はあるかもな。エルもそうだが王族以外はこちらの世界に来ると、昼は別の生き物になるらしいからな」
「うにゅ……」
 キアがまたかくっと首を曲げ、呻いた。

15 名前:9/10 mailto:sage [2007/10/02(火) 02:40:26 ID:j6s1yNec]
 彼はぼくのほうを向いた。
「さて、ナオユキ。そろそろ時間だ。俺はおまえと完全に一体化する。
もうこうやって話すこともないだろう。三人を頼んだぞ。じゃあな」

 彼があっさりと別れの言葉を口にした途端、彼がぼくに入ってきた。
 そのとき。
 ぼくは、ぼくになった。

 あれから。
 ぼくの身体の弱さは完全に直り、どちらかというと筋肉質でしっかりした身体になった。
 ミュウマは相変わらず、言葉は少ない。でも頭が良いから、どんどん覚えている。
とは言え、ぼくのせいで性的な言葉からだけど。

 エルはキアと夜だけは仲が良い。もちろん性的な意味で。
お互い、魔力で部分的に男になったり女になったりしている。

 キアはぼくを求めることもあるがその時は必ず三人一緒だった。普通ならもたないけどね。
 ちなみにキアの昼の姿は、猫だった。トラジマでけっこうかわいい。

 そんな、ぼくの不思議でエッチな体験は、今も続いている。
 


16 名前:coobard ◆69/69YEfXI mailto:sage [2007/10/02(火) 02:42:15 ID:j6s1yNec]
10レスの予定が一つ早く終わりましたが、以上です。
これでこのお話はお開きです。

ここまでお読み頂き有り難うございました。
それでは失礼します。

17 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/02(火) 04:02:36 ID:MBndjp5b]
見事なSSでした。GJ!
そして

18 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/02(火) 04:04:39 ID:MBndjp5b]
途中送信orz…市にたい…
>>1




19 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/02(火) 05:54:13 ID:xyC3l/JX]
>前スレかおるさとー氏
GJ!
肩の力を抜いて明るく読める作品も素敵ですね。
クリームコロッケが食べたくなりました。
続編にwktkです。

演技であるという展開希望w

>>16
coobard氏 GJです!
終わってしまうのは寂しいですねー。広がりそうなネタなのに。

>もちろん性的な意味で。
吹いたw


20 名前:名無しさん@ピンキー [2007/10/02(火) 17:20:45 ID:ylqguTP0]
この話は終わりだけど続編あるんだよね?
とにかくGJ!

21 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/02(火) 17:23:13 ID:ylqguTP0]
ごめ、あげちゃった

22 名前: ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:12:58 ID:xyC3l/JX]
某オレターンスレから来ました。
投下しますね。

エロ無しですみません。
このスレ初なので何か問題があればツッコミヨロです。


23 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:14:25 ID:xyC3l/JX]
【雫と涙と告白と】

 それはまあ、雫は確かに恋愛音痴なヤツなのだが。
 しかしそれでも年頃の女の子には違いない。女の子の気持ちは女の子に聞くべきだ。そう
オレは思うんだ。

「オレさ、好きな娘ができたんだ」
「――真琴が? ……誰を?」
 手持ち無沙汰に長い髪をくるくると弄んでいた雫は、やや不思議そうな表情でオレを
見上げてくる。

 二人きり、放課後の部室。
 オレは部活仲間の雫に対し、恋愛相談を持ちかけているところだった。

 雫はオレの親友だ。
 異性だが、コイツとオレとはなんでも話し合える貴重な間柄だった。
 人見知りで無愛想。そのうえ人付き合いも下手くそ極まる困ったヤツなのだが、真面目で
思いやりがあり、人を見る目も確か。見た目こそとても高校生とは思えないちびすけだけれど、
オレは彼女を他の誰よりも信頼している。

「雫のクラスのさ、加奈ちゃん。イイ娘だろ?」

 雫はその瞳を子供のように大きく見開いた。びっくりおめめ、というやつか。

 ――へえ、コイツでもこんな表情ができるんだな。

 普段の雫はいつだって無表情だ。驚いたり笑ったりするようなことは滅多に無い。
 無口。
 物静か。
 ポーカーフェイス。
 そんな言葉が服を着て歩き回っているようなヤツなのだ。
 恐らく全校で一番雫と親しくて、全校で一番雫を良く知っているはずのオレでさえ、彼女の
笑顔を見た記憶はほんの数えるほど。驚いたところなんて、見るのはこれが初めてだ。

「――なんだよなんだよ? オレが誰かを好きになったことが、そんなに驚くような
ことなのかよ?」
「…………ん。……違うよ、真琴」
 雫はくすりと笑う。

 おちゃらけぎみなオレの言葉への反応にしては、やけにその笑みは寂しそうで切なそうで。
 じっとこちらを見つめてくるその黒目がちの瞳に、オレはかなり戸惑った。
 いまにも泣きだしそうに見えたんだ。

 何を思ってなのかはわからない。
 ただ、ある意味とてもこいつらしい、内心をごまかして隠そうとする微笑みであることは
よくわかる。それが更にオレをうろたえさせる。
 なんだよ、どうしたんだよ雫? オレたちの間で隠し事なんてナシだろ?

 オレの片思い相手の加奈ちゃんは、雫の数少ない友達だ。
 誤解されやすいタチの雫は、学校では昔から孤立しがちだった。目立っていじめられる
ことこそ無いけれど、邪険に扱われることも多い。
 そんな雫にとって加奈ちゃんは、オレを除いた中では一番の親友と言えそうだった。オレが
加奈ちゃんのことをイイなと思ったそのきっかけも、雫への接し方がとても優しげだったくらい
なのだから。
 ひょっとして、取られてしまうと思っているのだろうか? オレを加奈ちゃんに、あるいは
加奈ちゃんをオレに。


24 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:16:40 ID:xyC3l/JX]
「……真琴はニブいから」
「んなっ?」
「……そういう方面に興味は無いと思ってた」
 ぽつりぽつりと囁くような声で呟く雫。

「なっ? なんでだよ誤解だよ! ニブくねーし! オレだって女の子好きだよ大好きだよ!」
「…………ん。いいよ、協力する」
「……あ、……えと、そか。サンキュ。……んで、どう思うよお前の目から見て。オレに
勝算はありそうだと思うか、正直なところ」
「…………」
 雫は黙って一つこくりと頷いた。
「ん? そりゃ、オレはこのままでコクっちゃっても大丈夫ってことか?」
「…………」
 こくり、とまた一つ。
「やったーっ、そか。じゃあオレ頑張るわ。サポートよろしくな?」
「……ん。了解」

 言葉では喜びつつも、オレは内心複雑だった。
 自分の科白が、自分のものじゃないみたいに空気中を上滑りしていく。
 先ほどの雫の表情が頭から離れない。胸に刺さった小さな棘がどうしても抜けてくれなくて、
ただ、じんじんじんと心の中を疼かせる。

 ――な、雫。
 本当はお前、寂しいんじゃないのか?
 オレ、仮に加奈ちゃんと付き合うことになったとしても、お前のことを蔑ろにしたりは
しないぜ。絶対だ。それは加奈ちゃんも一緒だと思うぜ?
 だから。
 だからさ。
 そんな寂しそうにするなよ。元気出してくれよ。

 夕暮れだ。
 窓から差し込んでくる橙色の光の束が、妙に目に痛かった。

◆◇◆

 翌日から、雫はオレの背中の後押しをしてくれるようになったのだが。

 でも、どうにも気が乗らない。
 加奈ちゃんのことを好きなはずなのに、少しも気分は弾まない。
 脳裏に浮かぶのは、ただ泣きそうな雫の顔ばかり。

 ……やれやれ、だ。どうかしてるよなオレも。

 昼休み、雫のクラスに顔を出すと、彼女はさかんにオレをけしかけてくる。
 加奈ちゃんとオレとを引き合わせ、雫自身はというとなんのつもりかシャドウボクシングの
真似事だ。
 ジャブだフックだアッパーだ。
 ちびっこボクサーここにあり。ってなんだこれ?
 いけっ! やれっ! ぶちかませっ!!
 そんな科白が聞こえてきそうな仕草である。
 ……オレをたきつけているつもりなのかね? もう訳わからんのだが。

「あー、加奈ちゃん加奈ちゃん? 雫がまたなにかオカシナことをしはじめてるけど、
気にしないでやってくれな」
「あはははっ。雫がおかしいのはいつものことだから気にしないよ? でもさ、マコトくんも
雫の面倒大変だねー」
「おっ、オレの苦労をわかってくれるのか、嬉しいね。誰にも理解されないんだよな、
コイツの保護者でいることの大変さ」
「ふふーん。とかなんとか言っちゃってー。わかってるんでしょ、そこが雫のかわいいとこ
なんだって。よろしく頼みますよ? マコトくん」

25 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:18:10 ID:xyC3l/JX]
 そんな会話。
 加奈ちゃんとの間を取り持ってくれている雫には悪いのだが、恋愛や告白みたいな流れには
ちっともならないし、そうする気にもなれなかった。
「……………………」
 なんだよ雫。そんな怖い目で睨むなよ。
「…………ヘタレ」
 るせーよ。このちびっこ。

◆◇◆
 一週間が過ぎた。
 雫はことあるごとにオレと加奈ちゃんを二人っきりへと仕向けてくる。

 いいかげん、さすがにオレも気がついた。自分が加奈ちゃんに惚れた訳ではないってことに。
 素敵な娘だと思う。可愛らしい、イイ娘だと思う。
 でも、それだけなんだよな。

 雫と出会ったばかりの頃を思い出す。
 あれは確か、4年以上前、中学に入学したての頃だったか。

 ガリガリ君アイスにかじりつきながら歩く、ある春の日の、いつもの帰り道。
 グラウンド脇の公園で、数名の男子生徒に絡まれているクラスメイトを見かけた。
 まだ一度も会話したことのない少女だった。同じクラスで無かったなら、どう見ても
低学年の小学生にしか思えない、小柄でちんちくりんな中学生。
 彼女は震えながらも両腕を大きく広げ、背中に何かをかばっていた。背後を見れば、
マジックでいたずら書きされた小さな子犬が一匹、やはりぷるぷると震えている。

 ははん。なるほどね。
 チビがチビを助けてるわけか。

「テメー、ガキのクセに生意気ぁんだよっ!」
「糞チビが、邪魔すんじゃねーよっ!」
「……っ」
 いつも寡黙な彼女だった。
 こんなときでさえ少女は一言も声をあげようとはせず、助けも呼ばずにただ少年たちに
刺すような視線を向ける。泣きそうなのを、必死にこらえて。

「なあ、この女にもイタズラ書きしてや――んぶはっ!」
 べちゃりん。
 オレが投げつけた食いかけのガリガリ君ソーダ味は、中央男子の顔面にクリーンヒットした。
ちぇっ、まだ半分も食ってなかったんだぜ?
「あーあ。勿体ねえなあ、ちくしょーめ」
「な、何だっ、テメーも邪魔すんのかっ!」
「おう。やるか? 相手してやるぜ」
 オレは唇の端だけで笑いながら、拳を突き出して彼らを睨みつける。
「その子はオレの連れだ。――お前ら、そいつをどうする気だって?」

 腕っ節こそからっきしだが、目つきの悪さと背の高さ、ついでにハッタリと逃げ足には
自信のあるオレだった。
 いざとなれば、彼女を抱えてダッシュしよう。そう思っていたのだが。

「……ちっ」
 そこまで子犬に執着心は無かったのだろう、少年たちはすごすごと逃げ去っていく。
 ああ、っていうか多分この娘、小学生と間違われてたんだろうな。それで与し易しと思われて
いたに違いない。
 オレは目潰し用にと隠し持っていた一握りの砂をぱんぱんと払い落とす。


26 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:19:26 ID:xyC3l/JX]
「よ、アンタ、大丈夫だったか?」
 相変わらず声こそ出さないが、少女は何度もぺこりぺこりとお辞儀する。
 顔つきこそ無表情のそのままだけど、精一杯謝意を伝えようという気持ちは十分に伝わってくる。
 なんだか、面白いヤツだ。

「えーっと、同じクラス、だったよな? すまん、まだ名前覚えてねーんだ。……いいって、
もうお礼はいいから気にすんなよ」
 ポーカーフェイスは崩さずに、ただ、こくりと頷く少女。

「しゃべれない、訳じゃないんだよな? 話すことはできるんだろ?」
 こくり。
 どこまでも無表情な彼女だ。
 ただ、なぜかそのとき、オレは彼女が辛そうに見えた。どこか話をするのが苦痛そうに
見えていたんだ。
 後から聞いた話だが、彼女は幼い頃、喉の病気でガラガラな声しか出すことができなかった
そうだ。今ではもう完治しているのだが、その頃にいじめられたことが原因で、人と
言葉を交わすのが極端に苦手になってしまったようなのだ。

「や、う、えと、責めてる訳じゃねえよ? 会話が苦手なヤツだっているもんな。無口だって
立派な個性だと思うぜ? 無理に明るく振舞う必要なんてぜんぜんねーし」
「…………」
「……たださ。誰かに助けを求めたり、大事なことを伝えたりしたいときにはさ、自分の
できることはどんなことでもやってみるべきじゃねーのかな? できるかぎりの大声で、
助けを呼ぶべきじゃねーのかな」
「……」
「いや、すまん偉そうに。ただ、何かあったら心配だしさ、あの――」
「…………ありがとう、真琴くん。私、雫」
 か細くも、可愛らしい綺麗な声で、彼女はそう答えてくれた。

 ――これが、オレが雫の声を始めて聞いた瞬間だった。

 思えば、最初からオレは雫を気に入っていた。
 愛すべきヤツだと思ったし、すぐに親友にもなった。
 はじめからあいつはオレにとって大事な人間だった。雫が悲しんでいるのを見たそれだけで
他の女の子への思いなんてどこかへ霧散してしまうくらいに、誰よりも大切な少女だったんだ。

 しかし。
 だけどさ。
 オレは雫に惚れているのだろうか?
 そんな自覚はこれっぽっちも無いんだ。
 雫のことを女の子として見たことなんて、これまでにただの一度も無い。これからそんな眼で
見ることだって、とてもできそうな気はしない。
 なにしろ16歳になった今でさえ、あいつは小学生と見間違えそうになるちびっこだし、
色気のカケラもない、何を考えているかわからない無愛想なヤツだし、第一雫はオレの
親友であって――。

「あーもう訳わからん。めんどくせーなあ、ほんと」
「……何が?」
「のあっ!」
 ひとりごちたオレに、いきなり後ろから声がかけられる。
 雫だ。いつもながら、気配もなく忍び寄る特殊諜報員みたいなヤツだった。おまいはゴルゴかよ。
「びっくりさせるなよ。別に、なんでもねーし」
「……真琴、元気無さそうだよ」
「んー、男の悩みってヤツだ。お前には縁の無い話だよ」
「……ああ。エロいこと」
「ちげーよっ!!」


27 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:21:07 ID:xyC3l/JX]
◆◇◆
 放課後だ。

 いつものように部室に向かったオレは、扉の前で通せんぼしている雫を見つけた。
「雫。何してんだ?」
「…………」
 何も言わず、左右に突っ張らかせた両腕をぷるぷると震わせながら、雫は上目遣いでオレを
見つめてくる。
 どうやら部室には誰かがいる様子。中に入るな近寄るな、覗き込んだりもしちゃだめだ、
ということらしい。
 しかし理由も聞かずにそうもいかないわけで。雫は必死にこちらを遮ろうとしてくるが、
30cmにもなろうかという身長差ではオレに抗えるはずもなく。
「?」
 オレは扉の隙間から部室の中を覗き込む。
 中にいたのは、うちの部長と加奈ちゃんだった。
 いつの間にそんな関係になっていたのやら、二人は熱いキスの真っ最中。
「…………」
 まだ雫はオレを必死に遮っていた。
 加奈ちゃんをオレに見せないように。オレが傷つかないように。オレのために。
 雫は広げた両手を震わせたまま、泣きそうな瞳でオレをじっと見つめ続ける。

 どうして。
 どうしてお前がそんなに必死になってるんだよ。
 どうしてお前が泣きそうになってるんだよ。

 その姿が、初めて出会ったときのものと重なって見えた。

 ――どうしてこう、こいつは他人のことになると一生懸命なんだろうな。
 何を言い訳することもなく、誰にどう思われるかも構わずに、ただ、必死に誰かのために。
 ほんっと、お前、莫迦だろ。
 そしてどうやら、オレは莫迦なヤツが大好きなようだ。

「もう、いい」
 オレは無意識のうちに、雫をぎゅっと抱きしめていた。
「悪かった。……オレが加奈ちゃんに惚れたって話な。アレ間違いだ」
「…………?」
「気がついたんだ。もっと別のヤツのこと、昔からずっと好きだったってことにさ」
「……」

 今自分の抱えている気持ちが恋なのか友情なのか、それはいまだにわからない。
 そもそも恋がどんなものかさえ答えられないオレなのだ。
 でも、そんなことはもうどうでもよかった。
 オレにとって、誰が一番大切な女の子なのか。それははっきりしていたのだから。

「――ソイツは恐ろしく無口で、人見知りが激しくてさ。オレはとにかくソイツを守って
やりたくて、それだけで手一杯で。その自分の気持ちが恋なのか友情なのかもよくわからなく
なっちまってたんだ。そんなことで悩んじまってた」
「…………真琴?」

「でも、なんかバカバカしくなったんだよ。オレがソイツのこと好きだ、ってことには何にも
変わりないものな」
 大きく一つ深呼吸して、オレは先を続ける。
「――雫。オレ、お前のことが好きだ。お前に恋してる」
「……………………」

 雫は俯いたまま、ぴくりとも動かない。
 ――考えてみれば、いきなりこんなこと言い出すのは迷惑だっただろうか?
 そりゃそうか。恋愛相談しておいて突然それはないよな。


28 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:22:47 ID:xyC3l/JX]
「あ、や、単にオレの気持ちがそうだってだけで、雫に今すぐ何かして欲しいわけじゃねーんだ。
その、なんだ、お前の気持ちも考えず、いきなりこんなこと言い出してすまん。
嘘や冗談じゃない、本気の話なんだ。いつかお前の気持ちも――」
 オレは慌てて雫から両手を離し、どぎまぎしながらとにかく言葉を紡ぎまくった。
 とにかく何かしゃべっていないと間が持たない気がしていた。
 雫の気持ちが気になって、聞き出したくてしかたがなかったのだが、すぐにそれどころじゃ
なくなった。
 雫があらんかぎりの大声で泣き出したのだ。

「……っぐ…………っえぐ、……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!……ひぐっ、……んわぁ
ああああんっ!」
「し、雫!?」
「わぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
 雫の大声なんて、聞いたのは始めてだ。
 雫はぽろぽろぽろとビー玉みたいな涙を零しはじめたかと思うと、オレの胸に顔をうずめ、
傍目も気にせずにまるで幼い子供みたいに泣きじゃくりだす。
 部室棟を歩く生徒たちからは奇異の目で見られまくりだ。まいったな、これは。

 廊下脇のベンチに二人並んで座る。
 雫はコアラの子供みたいに、オレの胴にぎゅっと抱きついたまま。オレのTシャツは、
雫の涙とよだれとハナミズでもうでろんでろん。

 30分もしないうちに、雫はすうすうと寝息を立てだした。泣き疲れて眠ってしまったらしい。
 ふう。ほんとに子供みたいなやつだな。
 このままにしておく訳にはいかないが、起こしてしまうのも忍びない。オレは雫を背負って
彼女の自宅まで送り届けることにした。正直起こすのが怖くもあったのだ。

 雫の家の人がいてくれて助かった。

 とりあえず、部活中に泣き出したこと、そしてそのまま寝てしまったことを伝えておく。
 当然どうして泣いたのか尋ねられたが、オレが告白したせいだとも言えず、
「オレにも何が何だかわからないんです。本人に聞いてみていただけますか?」
とお茶を濁す。
 いや実際わからねえしなあ。
 やはり、オレの告白が迷惑だったのだろうなあ。へこむね。

「あと、すみません。雫には、オレが謝っていたと伝えてもらえますか」
 と伝言をお願いしてその場を立ち去ったのだが、よく考えたら謝ってたと伝えたら、
雫が泣いた責任がオレにあることがバレバレじゃねーかよ。
 ううむ、これまたまいったね。

 今度雫のお母さんにお会いする時には、この話題が出ないことを祈るのみ、だ。

◆◇◆
 翌朝だ。

 いつものように登校すると、校舎の玄関先で雫を見つけた。
 向こうもオレを見つけると、全速力でダダダダダ――――っとこちらに駆け寄ってくる。
 近づいてきても速度は落とさずに、そのままの勢いでジャンプして頭からオレのボディに
体当たり。
「ぐはっ」
 こいつがちびすけのおかげでたいしたダメージにはならなかったが。え? 何これ? 
何の遊び?
「泣いたのは真琴のせい。だからこれは仕返し」
「はあ?」




29 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:25:09 ID:xyC3l/JX]
「…………私も」
 雫は小さな声で何事かを呟いて、そのままぴとっとオレに張り付いた。まだその仕返しと
やらが続いてるのか?
「なんだよ」
 すぅ、と大きく息を吸い。
 それから、雫は大声で返事をする。
「…………私も、真琴が大好き――――――――っ!!」

 それは雫にはありえない、全校生徒全員に聞こえるかというくらいの大絶叫。
「ちょ、な、――し、しし、し、ずくっ!!」
 いや。昨日の返事をくれたのは、嬉しいよ、めっちゃ嬉しいさ。
 だが問題はこの状況だ。
 登校中の生徒たちが次々とオレたちを取り囲みはじめ、あちこちから囃し立てる声が聞こえだし、
しまいには拍手まで巻き起こる。
 待て待て待て待ておいおいおいおい、勘弁してくれよー。
「…………何? 真琴」
「な、何言い出してんだよ大声でっ! 恥ずかしいだろが!」
 頬が熱い。めちゃめちゃ熱い。
 全身の血液が全て頬に集まってきた。もう、どうしたらいいやら。

「…………大事なことは大声で」
「は?」
「…………そう言ったのは真琴」
 オレは校舎の玄関にへたり込んだ。
 文字通りの orz っていうヤツだ。
 ……言ったよ。ああ、確かに言ったさ。
 だがな、TPOってもんがあるんじゃないのか普通はよ!? っていうか、人見知りの癖になぜ
こういうところだけ羞恥心が欠如しているのか、お前には!?

 そして、更にだ。
「……………………」
 じ――――っ。
 その場に座り込み、正面からオレを凝視する雫。
 何、その何かを期待するまなざし。
 なんだよ? まだ何かあるのかよ?
「………………真琴も、大声で」
「――何だって?」
 オレにも大声で恥ずかしい科白を叫べといいやがりますか、このちんまいのは。
 雫、なんだかテンションおかしくねーか? オレの告白のせいでハイになってるのだろうか、
ひょっとして。


30 名前:【雫と涙と告白と】 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:26:33 ID:xyC3l/JX]
「………………大声で」
「いまここで? いや無理だから。オレには無理絶対無理。超無理」
 雫は即時首を振り、オレの必死の返答を断固拒否。
 なんでそんな悲しそうな目をするんだよ。周りにはギャラリーのみなさんがまだ
たくさんいるんだぜ? ダメだってできねえって。

「…………大事なことは大声で」
 じっとオレを見つめ続ける雫の瞳。
 ダメだ。オレ、こいつのこの目にはどうしても逆らえないんだ。
「くっ、あーもうわかったわかったよ言ってやるよ。一度しか言わねえからな――っ!!」
 なんてこった。
 4年前のオレに、あんなこと言わないほうがいいぞ、と助言してやりたい。
 まさかこんな羞恥プレイが待っているとは、予想もつかなかった。人生、一寸先には
何が待ち受けているかわからんね。

「オレもっ! 雫のことがっ! 大好きだ――――っ!」
 オレは絶叫した。
 ギャラリーの大歓声とともに、雫はぎゅっとオレに抱きついてくる。

――校内新聞にオレと雫がバカップルとして掲載されたのは、その翌日のことだった。

 実際この日を境として、雫はバカップルめいたことを次々とやらかしてくれるのだが、それはまあ、
また別の話。


31 名前:22 ◆mHw4j6JbPs mailto:sage [2007/10/02(火) 22:28:02 ID:xyC3l/JX]
以上ですよ。

ではまたいずれ。

32 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/02(火) 22:41:09 ID:RwYLi1fk]
GJ!雫がかわいすぎる。


男の名前が真琴でよかった。
「天沢」とか「聖司」だったら吹くところだった。

33 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/02(火) 23:18:45 ID:CuuqtFoY]
同じくGJ!!

34 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 01:06:25 ID:2hY4fKIY]
シリーズ化きぼん、エロなしでも良し。

35 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 02:50:07 ID:CKqhJu08]
うほっGJ

36 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 03:56:04 ID:GJTN8PXd]
台詞の頭に…つければ無口キャラ
まで読んだ

37 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 04:10:59 ID:LJvpSx14]
ぶっちゃけすぎだが真理だw

38 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 05:14:00 ID:ZaIIoIL5]
>>16
GJ!
無口ていうかすでにハーレムですな
良かった!

>>31
GJ
オレターンってどこなんかな




39 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 07:22:55 ID:0bYOQcrk]
なんだこのGJ過ぎる流れはwww
職人さんが増えたか!?

40 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 07:37:24 ID:dNrDppBz]
>>39
前スレからスムーズに移行できてるな。
月が変わっていきなり三作品だもんな。すばらしいことだ。
あとは保管庫が更新されれば…

41 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 14:47:51 ID:kZ8bIRwF]
>>38
【次は】SS職人募集スレ【君のターン】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189158507/

ここかと。

42 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 16:25:29 ID:eMM+LIN7]
>>39-40
前スレのかおるさとー氏のが終わってからすぐにこのスレが立ったからな。
まあ今更だが>>1

43 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 16:54:49 ID:wKQcF/nr]
んじゃさらにいまさらに
前スレかおるさとー氏にGJ!

続編期待する!  

44 名前:『彼女』の呼び声〜ブリッジ まえがき mailto:sage [2007/10/03(水) 23:45:27 ID:WzUEYUJ9]
やあ(´・ω・`)
今回の話は本編と本編の間を繋ぐブリッジ的な話なんだ。
『彼女』のいない、仁の日常が描かれている。つまり、出て来るのは男だけ。
と言うわけで、興味のない人は読み飛ばしてくれて構わない。
でも、このブリッジ部分にはきっと言葉では言い表せない、伏線のようなものが含まれていると思う。
これから先を書く上でどうしても外せなかったシーンだと、そう思ったからこの話を書いたんだ。

じゃあ、投下を始めようか。

45 名前:『彼女』の呼び声〜ブリッジ mailto:sage [2007/10/03(水) 23:46:58 ID:WzUEYUJ9]
 そして翌日。
 その日の授業を仁は、彼にしては珍しく睡魔と戦いながら過ごしていた。
 まあ、無理もない。
 結局昨晩は寮に着いたのが十二時半過ぎ。それから風呂に入って翌日の予習をしてと日課をこなし、布団に入った頃には二時近く。
 さらに、布団に入ってからも悪夢にうなされ、結局熟睡することができなかったのだ。

 四時間目で限界が来た。
 眠気に耐えかねてつい目を閉じ、目を覚ましたのは校内に響く昼休み開始のチャイムの音と生徒達の喧噪で。

「うわ、やっちまった」

 教師に当てられなかったのが唯一の幸運か。
 仁は眠い目をこすりながら、一つ伸びをする。
 と、その時だ。

「)&、/ズoシイジ'ナイT。&マ%ガジ(キ`ョ$チュ6ニ<.ナyテ」

 耳障りな雑音に、仁が振り向く。
 いつの間に現れたのか、そこには得体の知れない何かが存在していた。
 やや潰れた円筒の上に乗っているのは、上半分程から夥しい量の細い毛の生えた球体。
 さらに円筒の両脇からは、半ばほどに節のある円筒が伸びており、その先端は五つに分かれている。
 異形はその分かれた先端の片方を仁の肩の上に乗せ、球体の下半分に空いた、赤い色を内に秘めた空洞から雑音を撒き散らす。

「z\カ、&マ%トeッシ)ノHラスiナッwカラFシ@/テカ。ナYカ#ッqノカ/」

 思わず背筋が寒くなるほどの異形の姿だが、壊すのはさして難しく無さそうだ。
 特に、球体部分に填まった、ぎょろぎょろと動く二つのゼラチン質めいた白と黒の部分は見るからに脆そうに見える。
 いつの間にか手にしていた、この軽いが硬質な棒のようなもので力いっぱい刺せば、簡単に貫けるだろう。
 仁はどこか醒めた気分で、口元に薄ら笑いすら浮かべながら、棒のようなものを握る手に力を込め――

46 名前:『彼女』の呼び声〜ブリッジ mailto:sage [2007/10/03(水) 23:47:48 ID:WzUEYUJ9]
「おーい、まだ寝てんのか? 古橋」

 クラスメイトが自分を呼ぶ声で、仁は目を覚ました。
 授業が始まってしばらくして、眠気に耐えかねてつい目を閉じたと思えば、気付づけば授業は終わっている。
 教師に当てられなかったのが唯一の幸運か。

「え? ――ああ、悪い。聞いてなかった」

 何だか、目を覚ます直前に変な夢を見た気もする。
 仁は眠い目をこすりながら一つ伸びをした。と、その手から、何かが転げ落ちた。

「シャーペン?」

 そう。それは何の変哲もないシャープペンシルだ。
 が、それを握っていた右手を見れば、よっぽど強い力で握っていたのか、力の入れ過ぎで皮膚に痕が残っている。

「で、何だっけ、甘木?」

 床に落ちたシャーペンを拾いながら、仁は話しかけてきたクラスメイト――甘木に聞き返す。
 甘木は呆れたように肩を竦めながら、

「いやだから、お前が授業中に寝るなんて珍しいなって。後ろから見ててもはっきりと分かったぜ」
「あー、まあな。ちょっと昨日はあんまり寝られなくて」

 ノートを見れば、途中まで眠気に耐えようとしていたのか、アラビア文字の様な珍妙な記号の数々。
 これは後で、誰かにノートを見せてもらわなければならないだろう。
 そんなことを考えながら、仁は鞄から昼食を取り出す。
 自炊というほど本格的ではないが、いつも昼は自分で用意している。
 寮で一人暮らしの勤労学生は色々と厳しいのだ。

「ひょっとしてあれか。噂の彼女と夜までしっぽりか」
「ぶほぉあっ!?」

 不意に思いついたように言った甘木の言葉に、仁は思わず握り飯を吹き出した。

「おおおおお前、それ一体誰から聞いた?」

 思いっきり吃りながら言う仁に、甘木は再び呆れたように、

「誰って……皆が噂してるぜ。お前が急に社交的になったのは、絶対女のせいだってな。
俺としては信じられなかったが――その反応を見ると、どうやら本当っぽいな。
で、どんな奴なんだ? その物好きは」
「ど、どんなって言われてもな……」

 まさか、そんなことを噂されていたとは。
 どうりで最近、クラスメイトから話しかけられることが多い訳だ。

「良いじゃねぇか。けちけちしないで教えろよ」

 甘木は後ろの席から椅子を引きずって来ると、仁の机に並べた。いかにも興味津々と言った感じである。

「己(オレ)も興味があるな。お主(おんし)をここまで丸くさせた女子(おなご)には」

47 名前:『彼女』の呼び声〜ブリッジ mailto:sage [2007/10/03(水) 23:48:43 ID:WzUEYUJ9]
 そんな二人に傍らから声をかけたのは、高校生と言われても一重には信じられないような巨漢。
 身の丈190近く、体格もプロレスラーか何かのように逞しく、剃った頭は日差しを燦々と浴びて輝いている。
 仁のクラスメイトの一人、蘇我と言うのが彼の名前だ。
 学校近くにある古寺、実相寺の住職の息子で、その体格とどこか古風な口調が特徴的。
 いかつい外見に似合わず社交的な性格で、目立つ外見と合わせ、このクラスのムードメーカー的存在である。
 ちなみに彼には実家が神職故か、世話焼きなところがある。
 ついしばらく前。仁があまり他の人間と関わろうとしなかったころから、色々と気にかけてくれていた。

「おう甘木。頼まれてたもんじゃ。カツサンドは売り切れじゃったから、かわりに竜田サンドにしておいたぞ」
「あ、悪いな」

 手にした袋の内一つを甘木に押し付けると、やはり近くの机から椅子を引っ張ってきて仁の机に並べる。

「で、その女子は美人なのか? 同じ学校の生徒か?」

 位置的に見下ろしながら、表情で見上げるという器用な態勢で蘇我が尋ねた。
 対する仁は、表情は困惑気に、しかし口元には笑みを浮かべながら答える。
 何のことはない。誰かに話したくて、惚気たくてたまらなかったのだ。

「ああ。見た目はかなり可愛いな。学校は――よくわからん。
少なくとも、この学校の生徒じゃないとは思うが……」
「へぇ、他校の生徒かよ。やるじゃん。
――で、名前は何て言うんだ? 写メとかプリクラとかは無いのか?」

 甘木の言葉に、仁は僅かに考えると、

「写真とかは……無いな。名前も聞いたこと無いし」

 その仁の言葉に甘木は眉根を寄せ、蘇我もむう、と呻きを漏らす。

「はぁ!? それお前、ホントに付きあってんのか?」
「お主、それはひょっとして物陰から相手を見つめながら妄想に浸っているとか言う類いでは……」

 憐れみと不信の込められた視線に、仁は否定するように首を振る。

「いや、それは無いって。確かにプライベートなことは何も知らないが、ちゃんと付き合ってるって」
「ホントかぁ? 大体、名前も知らないで普段どうやって会話してるんだよ」
「ん――」

 甘木の言葉に、再び考え込む。
 僅かな逡巡の後、

「いや、彼女喋れないからさ。だから普段は俺が学校で何があったかとか話して……あとはまあ、普通に――いちゃついてるくらいかな」
「くぁーっ、二人の間に言葉はいらないってか? 惚気るのもいい加減にしろよこの野郎」

 最後の方はボソボソと呟くような声だったが、二人の耳には十分届いたらしい。
 甘木は体中を掻き毟るような動作をしながら羨ましがる。
 が、ふと我に返り、

「まあ、けどあれだな。やっぱ、名前くらい知っといたほうがいいんじゃねぇの?」

 言いながら視線を投げた先は、教室の窓際。
 仁と蘇我も釣られるようにそちらに視線を向ける。そこにいるのは机を並べて食事中の一組の男女だ。
 この二人、クラスで――いや、学年でも有名なバカップルである。

48 名前:『彼女』の呼び声〜ブリッジ mailto:sage [2007/10/03(水) 23:49:33 ID:WzUEYUJ9]
「ねぇ団。今週の日曜日、一緒に金城山にハイキングに行かない?」
「安縫、また趣味のミステリースポット探検かい?
でも、あそこはこの間米軍機の墜落事故があったばかりだろう。危険じゃないのか」
「だからこそよ。噂じゃ、米軍だけじゃ無くて自衛隊やCIAも調査をしてるんですって。
いかにも何かありそうじゃない。ね、行きましょうよ、団」
「わかったよ、安縫。君一人を行かせるのは心配だし、僕も付き合うよ」
「やったぁ。団、大好き」
「ははは、よせよ安縫。皆が見てるじゃないか」

 明らかに、二人の回りだけ空気がピンク色に染まっている。
 仁は視線を向けたことを激しく後悔した。

「――で、あの桃色魔空空間がどうしたんだ?」

 呆れたように言う声には明らかに力が無い。
 対する甘木はと言うと二人の桃色魔空空間に呆然としていたが、仁の言葉にはっと我に返り、

「いや、だからさ。アレだよ。『団』『安縫』とかって呼び合いだよ。
他人行儀にあんた、とか君、とかなんて呼ぶのも変だろ。恋人同士なら」

 そんなものかな、と仁は考える。
 確かに、恋人同士ならば名前や愛称で呼び合うイメージがある。

「けどさ、何か彼女訳有りっぽいし、あんまり色々聞くのもなぁ……」
「いいじゃねぇか、名前くらい。減るもんじゃないし」

 と、その時。それまで黙っていた蘇我が不意に口を開いた。

「名前を聞くのに抵抗があるのなら、お主が愛称なり戒名なりをつければ良いじゃろう」
「おお、それナイスな提案じゃん」

 甘木も手を打って同意する。

「愛称か――」

 確かに、それは良い意見かもしれない。
 そうすれば彼女に声をかける時、何と言って呼びかけるか悩まずにすむ。
 何より甘木の言うとおり、その方が恋人同士らしい。
 だが、何て呼べば良いのだろうか。変な名前をつけては逆効果だ。

 思わず考え込む仁に、蘇我が言う。

「名前にはな、それ自体に言霊――すなわち力が宿るもんじゃ。
そして、名付けるという行為にもな」

 例えば、同じ公園の片隅に生えた一輪のタンポポでも、単なる名前の無い雑草として見る人間と、それをタンポポの花だと認識して見る人間だと受け取り方は大きく異なる。
 視界にただ入っているだけでは、人は物を認識できない。
 物と名前を関連づけることで初めて、その物が何であるかを正常に認識できるのだ。

 ノってきたのか、蘇我の語りがまるで説法でもする時のように朗々としたものへと変化して行く。

「故に、もしも物の名前や意味と言った概念を失ってしまえば――
それまで普通に見えていた世界すら、正常に認識することが適わなくなるじゃろうな」



49 名前:『彼女』の呼び声〜ブリッジ あとがき mailto:sage [2007/10/03(水) 23:52:23 ID:WzUEYUJ9]
そんな感じでブリッジでした。
ちなみに仁の通っている高校は円谷高校。バイト先はセブンイレブンで、店長の名前は桐山。
次こそ、次こそはアリスといちゃいちゃラブラブするはずです。
それでは、また逢う日まで。ごきげんよう

50 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/04(木) 00:32:16 ID:GgU6XY5g]
GJ。繋ぎの回だが、名前か…戒名はやめとけw
謎の異形、シャーペン、ノートに書いた文字、アリスと繋がる要素はこの辺りか。
本編ではアリスの名前は出てきてないけど。

>店長の名前は桐山
オールバックでマシンガン持って襲ってくるのか。

51 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/04(木) 05:36:34 ID:Fu0yIOrx]
>>49
>店長の名前は桐山。

なにぃ〜!

52 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/04(木) 05:42:27 ID:Fu0yIOrx]
追記

隊長、10年近くに前に亡くなられていたとは・・・
ご冥福をお祈りします。

53 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/04(木) 08:37:35 ID:q/kroTlM]
GJGJ〜!
やばい、面白い!

しかし、作品全体はどっちに
向かってるんだろうね、
本当に幸せになってほしいんだけど。



54 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/04(木) 16:12:13 ID:3TvxjLv/]
なんなんだ、この新作ラッシュは。皆さんGJっす。

55 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/04(木) 20:09:35 ID:o6EidZwA]
>>49
アイスラッガー噴いたww
そして、>>50>>51二人の間にジェネレーションギャップを感じた。

56 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/05(金) 11:11:08 ID:n7lo0WRY]
普段はそっけないけど二人きりになるとさりげなくこっちに寄りかかってきたり、
別れ際になるとこっちの手を両手で握り締めながら「またね」と言ってくれたり、
落ち込んでる時は何も言わず頭を抱きしめながらナデナデしてくれるような娘が欲しいです

57 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/05(金) 11:56:48 ID:O580QrMd]
>>56
想いを乗せて君が書くんだ

58 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/06(土) 03:45:17 ID:0GT4CRN5]
>>56甘え無口(二人の時デレデレ分100%)というやつだな。

それに猫耳がついてて、無言で猫のように甘えてくるという要素も欲しいですな。
もしくは猫擬人化(コイネコ風味)で。

後は無言で寄って来て、長い髪をマフラーみたいに二人の首に巻いてほのぼのしながら寄り添うとか。


うん・・・変な要素を加えたな、すまない。



59 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 05:13:05 ID:WdZMWfre]
「唖の奴隷女」って、このスレ的に許容範囲内?

60 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 10:25:19 ID:vNTgqJ/H]
>>49氏のアリスだって喋れない?みたいだし、喋れないこと自体は問題ないかと。
重要なのはいちゃいちゃラブラブできているかでしょう。
虐待は個人的に嫌ス

61 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 10:52:45 ID:uT0LOVb1]
>>60
自分も虐待は好きじゃないけど、
それは個人の好みで、スレ的にはまた
別じゃない?
書き手にはできる限りフリーハンドを与えるべきだと思うので。

虐待、凌辱には注意書き推奨ってとこでは?

62 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 11:05:07 ID:41h6kSyl]
俺は虐待でも全然ok
どんどん来てくれ

63 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 20:14:06 ID:IaieAu+P]
>>49
激しくGJ!!

仁のSAN値が下がってきてる予感…
ハッピーエンドになれるのかな…

自分もSAN値下げまくりながら期待してます!

64 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/06(土) 20:16:23 ID:Oq1c+gn2]
私の適応係数は84%です

65 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/07(日) 10:12:14 ID:xHM6ODzZ]
☆とか魔空空間とかネタにあふれてますねまぁカポーの冥福を祈りつつ続きを待つ

66 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/09(火) 08:22:13 ID:LkdbyKBB]
そういや、もう3スレ目かぁ……早かったな
今更だが、1スレ目から無茶苦茶恵まれてたな、職人様バンザーイ



ちょっと過去作品読み返してくる

67 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/09(火) 22:12:23 ID:viL99vPk]
>>66
2スレ目は早かったね。連載が増えたからかな。職人さんたちに改めてGJ。
保管庫更新されないね…管理人さん忙しいのかも。

68 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:41:54 ID:bcjK/N/3]
ちょいと投下させて貰います
一応、↓のやつの続きだったりしますが読まなくても問題ないです
mukuchi.yukigesho.com/n/29.html



69 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:42:26 ID:bcjK/N/3]
 視界を覆うのは深い霧。
 一寸先も見えないような、とても深く、とても白い、壁。
 霧のほかに見えるものと言えば、俺達が歩いている道路に、その両端を埋め尽くしているであろう一面の田圃。
 そして、俺の左手を握る小さな、小さな少女。
「まだ、冬には早いのにな」
 頭一つ。いや、頭二つは小さいそいつは返事代わりに小さな体を密着させてきた。
 冬物の制服の上からでも感じる、こいつの体温。
 それは、確かに温かい。温かいが、普段に比べれば、低い。
 今日の最高気温予報は26℃。程よく温かかくなるだろうと踏んだんだが、どうやら失敗したようだ。
 朝の冷え込みに加え、この濃霧。
 こいつだけではない。俺も結構寒い。
 さて、寒い時にはどうするか。
 厚着をする、温かいものを食べる、暖を取る。
 どれもが、今この時は不可能だ。
 この町唯一の高校までは残り少なくとも20分はある。
 自販機なんて気の利いたものは無い。あるのは広大な田圃だけ。
 そして、居るのは俺とこいつの二人だけ。
 ならば、する事は一つ。
「……」
 一瞬、恥ずかしがるような気配を感じたが、まさに一瞬だった。
 こいつは俺にされるがまま、即ち。より身体を密着させて、手を繋いだまま俺のポケットに入れる、という行為を受け入れて変わらない歩調で歩いている。
 高校まで残り20分。
 俺は、全神経を左半身に集中させた。


70 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:42:59 ID:bcjK/N/3]
 俺達の通う高校は、即ちこの町唯一の高校で、イコール正真正銘田舎の高校だ。
 校舎は木造二階建て、築一世紀くらいは経っているんじゃないかと思わせる風貌。
 教室は全部で三十数室、生徒はおよそ二百人。
 この町は、田舎町だ。
 山に囲まれ、都心までは三時間以上かかる上に、海まではその倍はかかる立地条件。
 他の田舎町に比べればまだマシと言われているが、繁華街なんてものは名前だけ。
 遊べるところなんて何にもない。
 それを嫌う若者は、そう少なくない。というか大半そうだ。
 だから、中学を卒業すると都会に出ていくのが半分くらい。
 残りの半分は、こうして高校に進学して、都会の大学目指して日々励んでいる。
 いや、励んでいた。と言うべきか。
 時期は11月目前。大学の推薦入試はとうに終わっており、進路が決まっていない生徒は絶無と言える。
 そんな状態の俺達高校三年生は、残り少ない授業にまったく耳を傾けず、ただ学校に来ているだけなのが大半だ。
 俺の目の前のこいつ以外は。
 初老の数学教師が黒板に書き出す数式をノートに写し、問題を解いていく、
 他の連中と言えば、寝てたり、本読んでたり、喋ってたり。
 まともに授業を受けているのはこいつ含めて二、三人といった所か。
 腰まで届く黒い髪が揺れた。
 気付けば、この教室で三年も過ごしていたのか。
 そう考えると、こいつも今はぼろい机を使いこなしているが、入学当初はその身長もあって"座らせられている"感が溢れていた。
「……」
 いきなり、噂のそいつが振り向いた。
 フレームの無い眼鏡の奥にある、髪の様に黒い瞳と目が合った。
 その瞳は、暗に非難の声を浴びせかけている。
「悪い」
 短く小さくそう呟いた。
 それを聞いたこいつは小さく首を横に振ると黒板に視線を戻した。
 考えが読まれていたのだろう。幼馴染とはいえ恐れ入る。
 そんな事を考えると、ぼろいスピーカーから音割れしたチャイムが響いた。
 昼休みだ。


71 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:44:32 ID:bcjK/N/3]
昼休み。
 それは全ての学生の憩いの時間で、安らぎの時間で、学校で唯一楽しめる時間だ。
 それはおそらく、どこの町、どこの国でも変わらないだろう。
「天気予報、当たってたな」
 そんな時間を満喫する為に、俺達は学校の屋上へとやってきた。
 扉をくぐれば目に入るのはどこまでも続く田園風景に四方を覆う山脈と青い空に白い雲。
 朝の冷え込みが嘘のような陽気さがそこにはあった。
「……」
 俺にやや遅れて出てきたこいつは、空を仰いで目を細めた。
 その横顔が微笑んでると分るのは俺くらいだろう。
 そう広くない屋上の隅に小さなレジャーシートを引き、そこに腰を落とす。
 俺に続いて、こいつもゆっくりと腰を落とした。
 二人座れば一杯なレジャーシート。
 窮屈では無い。むしろこれじゃなきゃダメなのだ。
「今日のおかずは何だ?」
 携えた鞄から取り出された弁当箱を受け取りながら言った。
「……出汁巻き」
 注意深く聞かなければ気付かないような小さな声。
 だが、俺はそれを聞き逃さない。
「そっか。お前出汁巻き作るの上手いからな」
 弁当箱を開けながら、その味に想いを馳せる。
 こいつの作る料理はいつも絶品だ。
 しかも、毎回隠し味が違ったりして、同じ料理でも微妙に味が異なって飽きが来ない。
「おぉ、美味そ〜」
 そこには一見、地味な弁当があった。
 弁当箱の半分を占める日の丸ご飯。四分の一を占める出汁巻き卵。そして鶏肉の唐揚。
 料理の数は少ないが、その分量は多くなってる。
 何から何まで俺好みだ。
「いただきます」
「……ます」


72 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:45:57 ID:bcjK/N/3]
 言い終わるや否や、俺は出汁巻き卵を口に放り込んだ。
 卵は半熟でも無く、完熟でもない。言わば半々熟とも言える塩梅に仕上がっており、口辺りは最高だった。
 噛み締めると同時に卵特有の柔らかい味と、バターの風味が広がる。
 それを味わいつつも、米に箸を伸ばす。
 流石は田舎。伊達に田圃に囲まれていない。
 米はもはや表現するに勿体ない程に旨かった。
 素材の味もさることながら、その調理方法もまた一流だった。
 恐らくは、釜で炊いたのであろうそれは炊飯器の米とは次元が違っていた。
 そして何より、出汁巻き卵と喰い合わせる事によってお互いの味が何倍にも増強されているのだ。
 少なくとも50回は咀嚼して、味わいつくして飲み込んだ。それくらいウマい。
 次に鶏肉の唐揚だ。
 箸で掴んだ瞬間、衣のパリパリ具合に驚いた。
 作ったのは少なくとも六時間前、それなのにこの状態を保てる技術力に感服する。
 感服しながらも口に運び、一気に頬張る。
 噛み締める毎に鶏肉のジューシーな肉汁が溢れ出し、何とも言えない幸福感に包まれる。
 衣にレモンでも混入してあるのか、柑橘の香りが鼻をくすぐり爽やかな後味がまたたまらない。
 そしてまた米を口に運ぶ。
 やはり米には肉があう。肉汁をすった米はその味を何倍にも高める。
 料理界のスーパーサブは伊達じゃない。
 そんなこんなで弁当箱を物の数分で空にしてしまった。
「ふぅ。ごちそうさま」
「……さま」
 弁当箱を渡し、弁当の余韻に浸る。
 毎日こんなうまい昼飯を食える俺は本当に幸せ者だ。
「……」
 くい、と袖を引かれた。
 何事かと思ってそちらを向けば、小さなそいつが顔を赤くしながら俯いていた。
 弁当の感想でも聞きたいのだろうか。
 それにしては様子が可笑しいが。


73 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:46:32 ID:bcjK/N/3]
「して」
 一瞬。いや、数瞬思考が停止した。
 何を言っているのか。
 いや、言っている事は分っている、理解している。
 だが、何故にこんな時にこんな場所で。
 と、思ったが、そう言えばここ最近、めっきりやってなかった。
「……いや?」
 震える声で、こいつは言った。
 受験を控えていたこいつにとって、そういう事は妨げになるだろうと思って控えていたのが裏目に出ていたようだ。
 そういえば、俺も俺でここ最近処理していなかった気がする。
「いや、全然」
 返事を聞く前に、こいつの口の中に舌を捩じ込んだ。
 抵抗らしい抵抗もせず、それどころか嬉々として舌を絡ませて来た。
 こいつの口の中は、さっきの弁当の残り香がまだ残っていた。
 出汁巻き卵の味、鶏肉の唐揚の味、米の味。
 それら全てを舐め取るように、歯茎をなぞり、歯を撫でまわし、唇を吸い取る。
 そうすると、まるで弁当を食べているような錯覚に陥り、唾液がどんどん溢れてくる。
 そいつの頬を両手で掴み、顔を上に向かせる。
 そして、一気に俺の唾液を注ぎ込む。
 一瞬、嬉しそうに驚いたそいつは、ごくりごくりと喉を鳴らして俺の唾液を呑み込んだ。
 こいつの唇をきれいに舐め取ってから口を放した。
 そして、その顔を見た。
 頬は真っ赤に上気し、目には理性の欠片なんてありはしない。
 ただ、肉欲に揺れる一人の女がそこに居た。
「……我慢……出来ない」
 そう呟くと、そいつはいきなり立ち上がり、パンツを脱いだ。
 俺の目前に晒し出された秘所には毛すら生え揃っておらず、子供のようなきれいな割れ目がそこにはあった。
 それは子供らしい面影を残す反面、愛液で妖しく濡れていた。
 子供らしい性器が大人の象徴たる愛液で濡れている。それに思わず背筋が震える。
 もう、俺は我慢など出来なかった。
 直ぐにズボンを降ろし、臨戦体制となった息子を取りだした。
 それを見たこいつは嬉しそうに笑うと、その腰をいきなり沈めてきた。
「……ぁ」
 そこは、何も触っていないのに既にぐちょぐちょで、凄い勢いで締め付けてきた。
 柔らかい肉の壁が、欲望の赴くままに俺の息子を包み潰していく感触。
 挿れたばかりだと言うのに、俺はイきそうだった。


74 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:47:39 ID:bcjK/N/3]
「……ん……ぁ」
 だが、それはこいつも同じだったようだ。
 焦点の定まらない視線を泳がし、頬を真っ赤に染めて唇からは涎がだらしなく垂れている。
 俺はこいつのずれ落ちた眼鏡を取ってやり、唇を塞いだ。
 それが合図と言わんばかりにこいつは腰を上下に降り始めた。
「……ん……ふぅ……!」
 唇と唇の隙間から洩れる嬌声。
 ピストン運動の度にぐちょぐちょと鳴く接合部。
 動くたびに、こいつの膣は俺の息子をぎゅうぎゅうに締め付ける。
 もう俺は長くは無い。
 そして、それはこいつも同じはずだ。
 だから、俺はこいつの腰を掴み、俺も腰を振り始めた。
 二度、三度と腰を振り、息子を膣の奥へと突き入れる。
「んぅ!」
 最後に、渾身の力を込めて息子を奥へ、深く突き刺した。
 その瞬間、膣はこれまでに無いほど収束して、小刻みに振動を始めた。
 それと同時、背中にこいつの細い腕が回された。
「うぁ……」
 思わず、声が漏れた。
 それほどまでに、こいつの最後の締め付けは凄まじかった。
 自分でもどれほど出しているのか分からなくなるような射精。
 頭から爪先まで電気の様に流れる快感に、意識が飛びかける。
 だが、それをこいつは許してくれないようだ。
 精液の一滴すら残さず搾り取ろうと蠢く膣に、快感の余韻に追い打ちをかけてくるのだ。
 お互い、繋がったままどれくらい過ごしていただろうか。
 ようやく落ち着いた頃、そいつは腰を上げた。
 にゅるり、と俺の息子が力無く垂れ落ちるの同時に、そいつの秘所から俺の精液がどろちと漏れ落ちた。
 自分でもこれほど出していたのかと思うほど、大量に漏れ落ちていた。
 そいつはすっかりいつもの無表情に戻り、鞄からティッシュを出し俺の息子を奇麗に拭き取った。
 次に自分の秘所を綺麗にすると、鞄から替えの下着を取り出して穿いた。
 俺も俺でズボンを掃き直し、屋上に大の字になった。
「……」
 すると、こいつは無言で俺の上に覆いかぶさってきた。
 俺の胸辺りに頬を当て、何をするでもなくじっとしていた。
 太陽が翳った。


75 名前:無口で小さな恋人 mailto:sage [2007/10/10(水) 21:48:39 ID:bcjK/N/3]
「……寂しい」
 小さく、短くこいつは言った。
 俺はその言葉の意味を理解していた。
 こいつは今年、大学を受験して、真面目なこいつは当然合格した。
 俺は受験もせず、就職もしない。
 俺は親父の後を継いで農家になる。
 俺はこの町が好きだ。
 俺が育ったこの町が好きだ。
 幾ら田舎でも、都会に無いものがたくさんある。
 だから、俺はここで生きていきたかった。
 毎日畑仕事に精を出し、似たような毎日を繰り返す。
 俺はそれでいい。それが良かった。
「大学だって、そう遠くないんだろ」
 でも、こいつは大学に行く。
 場所は詳しく聞いてないから分らないが、この町に大学は無い。
 恐らく町を出て行ってしまうのだろう。
 こいつだけじゃない。俺だって寂しい。
 でも、あえてそれを考えないようにした。
「一生会えない訳じゃないだろ」
 口では言えるが、俺はこいつ抜きで生きていけるだろうか。
「……うん」
 小さく、呟いた。
 俺は、その小さな体を抱きしめた。


 あれから、半年経った。
 俺は親父の後を継ぎ、農家になる為に農家見習いをしている。
 土に汚れる毎日、それが何故か無性に嬉しかった。
 時刻は昼過ぎ。
 広大な田圃を歩き、道路を目指す。
 いや……そこに立つ、そいつを目指す。
「今日のおかずは何だ?」
 何時ものように、弁当を作ってきてくれる俺の可愛い、愛しい恋人。
 その遥か後方には、真新しい大学が建っていた。


76 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/10(水) 21:50:11 ID:bcjK/N/3]
以上です
エロシーン書くのは生まれて初めてなので、読みづらいかもしれませんが許してください


77 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:02:15 ID:47HAGlbx]
>>76
GJGJGJGJGJGJ!!!!!!
続きを待ってたかいがあったぜ!
大変面白いです



ところで、お腹が減ったのはどうすればいいんだwww

78 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:14:36 ID:E3jwcvzV]
GJだよコンチクショウ!
弁当も食べる、彼女も食べる、両方しなくちゃならないのが恋人のつらいところだよな…羨ましいか?俺は羨ましい。



79 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 08:20:00 ID:u/92Hzi2]
GJ!
おいしそうな食事風景を書ける人の小説はみんな上手い、と
別スレでたった今書いたばかりだったのですが、ほんとにそう思います。

あーお腹減ったよー。

80 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 19:18:32 ID:j00ESGV5]
うむ、じんと来る良いお話でした。

>>79
あなた素クールスレ住人ですね!?

81 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 07:17:47 ID:JtmWc6vv]
>>80
はいー。
ミュウマの coobard氏しかり、ここの住人に素クール好きはかなり
いるような気がしますね。


82 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 07:41:49 ID:rYC/naMn]
>>76
ええーい、朝飯食べる前に見るんじゃなかったwww
お腹が空いて力が出ないGJ!!
おまけに股間がっ!なぜだ!


>>80-81
お、前々から居るんじゃないかと思っていたが、やっぱり混ざってるかw
あっちもこっちも良作多いから最高!!


83 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 22:13:07 ID:859ayrUd]
ここと素クールと、ツンデレとデレデレと新ジャンルを跨いで、毎日ウハウハ。
読み切れずに眠る日々。書きたくなって、小ネタはでてもプロットが出来ない日々。
いつか名を馳せるその日まで努力を続けよう。
何が言いたいかと言うとGJだ。

84 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/13(土) 08:35:46 ID:NOHEY3Rr]
おなかすいたー・・・・・・
GJ!!
切なさがとても凝縮されてて、感動しながら涙目になった。
更に影響されておいしい物が食べたくなった。

85 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 09:13:02 ID:0jyNmneO]
デレデレって何?>>83

86 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 10:42:00 ID:Z161kuo1]
>>85
 >>83 じゃないんだけど↓のコトなんじゃね

 Hの時だけデレデレになる女の子
  sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154602703/

87 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 14:19:58 ID:7HbGegWF]
>>86

俺はてっきり甘えん坊な〜のとこかとおもてたよ

88 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 19:43:33 ID:y6FAPGiI]
>>76
GJ!他スレでSS書いてますがこういう素晴らしい作品を見るとやる気出ます。

>>83
その中のスレに長編モノ書いてますが見ていただきありがとうございます。



89 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 20:56:50 ID:HelGVxoD]
>>88まさかブレイズの作者様?!

90 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 22:40:15 ID:y6FAPGiI]
>>89
残念!その人とは別人です。

91 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 23:01:26 ID:HelGVxoD]
>>90じゃあレイジュの作者様?

92 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/13(土) 23:13:00 ID:Dcul39QQ]
個人特定やめれ

93 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 12:09:18 ID:0u4FTMV/]
ゲレゲレ

94 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 17:04:12 ID:cNO1cdUf]
ボロンゴ

95 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 19:28:51 ID:c+ftRSQr]
プックル

96 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 20:33:02 ID:FP4d8dQb]
何故ドラクエwww

いやー懐かしいな
ただ、無口っていないんだよなぁドラクエ


ふぅ……

97 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 20:46:49 ID:aFtdHhs+]
1とかの主人公

98 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 20:47:08 ID:wEfp8BRo]
3、4を女主人公でやればいいじゃん



99 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 20:51:28 ID:1Ysku1s6]
3なんか、ファミコン版だと男装無口少女だぜ。

100 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 20:54:35 ID:FP4d8dQb]
お前ら反応早すぎwww

そうか、勇者は無口って考えはなかったな
台詞出てないだけでしゃべってると思ってたからなぁ

101 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 21:18:09 ID:3sz5KBUC]
ヘラクレスの栄光IIIだと、パロディ的に
「主人公は無口」という設定がちゃんと作られてる

男だけど。

102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 21:20:51 ID:1Ysku1s6]
>>101
つまり、乗り移りで女体に入ってたらやられちゃって、
女の快感に目覚める、と?

・・・賛否がわかれそうだなw

103 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/15(月) 03:48:48 ID:9hJjjQan]
IIIの女武道家は無口(ある意味)かわいい。
アッサラーム(名前違うかもしれんがぱふばふの町)でいつも喋らせてる俺。

104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 12:47:44 ID:sM4AQkpZ]
いや〜ねぇ ふけつよぉ。

105 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/16(火) 02:10:16 ID:sxb0iokQ]
女賢者>>>>>>超えられない壁>>>全て

そんな訳で無口なRPGものが見たいです

106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 02:35:40 ID:LI9XGYgg]
主人公が喋らない作品やりなさい

107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 15:40:00 ID:QzA7CwZo]
このスレの住人的には引っ込み思案で何もして来ず、
話しかけたりするとすぐ真っ赤になって目を反らしてしまうような子と
無口だけど恥ずかしがりというわけではなく積極的にアプローチしてきたり
よく笑顔を見せてくれたりする子とどっちが好き?

108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 15:40:29 ID:GzmEo+as]
>>107
結論は決まってるだろう。



どっちも好きだぁぁああああ!!



109 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 17:04:06 ID:AItzRVCu]
後者に決まってんだろうがああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!

110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 17:17:56 ID:whYiZ/cV]
一人ずつ用意して、3P。



書くのすげえ大変そう






[ 続きを読む ] / [ 携帯版 ]

前100 次100 最新50 [ このスレをブックマーク! 携帯に送る ] 2chのread.cgiへ
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧](;´∀`)<500KB

read.cgi ver5.27 [feat.BBS2 +1.6] / e.0.2 (02/09/03) / eucaly.net products.
担当:undef