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●●寝取り・寝取られ総合スレ6●●



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/28(金) 16:01:34 ID:v4Enk9dV]
――他人の彼女、妻を寝取る。自分の彼女、妻が寝取られる。

どちらでもOKです。

職人さまの降臨をお待ちしております。

前スレ
『寝取り・寝取られ総合スレ5』
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179749372/

保管サイトさん
寝取り・寝取られ総合スレSS保管庫
ntrss.web.fc2.com/NTR/

401 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/05(水) 23:09:50 ID:vdPyuL1z]
分かってるって、そんな事は。
最近寝取り作品ばかり連発されてるからついこぼしただけ。

402 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 01:19:44 ID:UEeNMEye]
俺としては寝取りのほうがいい
ただエロくなくては意味がない
そしてサンデーは俺も思ったw
うわー寝取られフラグwwwwみたいな

403 名前:妻と先輩 mailto:sage [2007/12/06(木) 01:30:27 ID:gRxUqfAW]
「あんたがもっと稼げばいいんでしょ!」
俺こと三和明義の小遣いUPの交渉はそんな妻の怒鳴り声とともに却下された。
家計は妻の三和美月が握っており、そこから俺の小遣いをもらっている。
妻は専業主婦だが、俺に弁当をつくることも「忙しいのよ!」と言ってしてくれない。
もちろん今回の交渉にあたってそのことも言ったが、あっさり無視された。
そのため、小遣いをやりくりしてなんとか昼飯代を捻出すると、後に残るのは雀の涙。
会社の同僚との飲みにもほとんどいけない。
俺が何か悪いことをしたのだろうか?


「ってことなんですよ、先輩」
「はは、そりゃひどい奥さんだな」
なんとか、金があったのでその日は会社の先輩と飲みに行けたので俺の不満をぶちまけた。
先輩の秋田龍平さんには妻を紹介してもらったという恩もあるので失礼千万だが、言わずにはおけない。
「しかし、よくお前離婚しようと思わないな」
「それは…美月は家のことをやってもらってますし、別れようなんて」
と俺は言ったがそれは嘘だ。
実際、別れようとは思ったこともあるが、彼女は今妊娠しているのだ。
俺と美月の子が。
やはり、子育ては両親そろっていた方が良いと俺は思い、離婚を切り出すことを踏みとどまった。
「男は外で仕事、女は家で家事、か?そいつは今の世の中では男女差別だぜ?」
先輩は笑いながら言う。
俺としてはあまり笑える状況ではないが、愛想笑いを浮かべておく。
「だからお前付き合いが悪かったのか」
先輩は納得したように頷く。
「金がないとどうしようもないですからね」
俺は自虐的な笑みを浮かべる。
「まああれだ、世の中には過労で倒れる奴もいる。それにくらべりゃ美人の嫁さんもらってんだ。お前は幸せだよ」
確かにそうかもしれない。
美月は顔立ちも少しきついが美人と言えるし、プロポーションも良い。
天は二物を与えず、性格は良くなかったが…
「そうですね…そういうのと比べれば俺も幸せかもしれません」
先輩への愚痴はこれで終わり、今度は俺が先輩の愚痴を聞く役回りとなりその日の飲みは終わった。


それから一週間後、俺の人生を狂わす信じられない事件が起きた。
その日は仕事が早く終わり、家路についた。
家に帰ると見慣れない靴が置いてあり、不思議に思った。
誰か来ているのだろうか。
そのまま、玄関を通りリビングに入る。
いや、入ろうとした。
そこには妻がいた。

404 名前:妻と先輩 mailto:sage [2007/12/06(木) 01:31:20 ID:gRxUqfAW]
そして、妻に覆いかぶさる男も。
俺は驚きのあまり目が飛び出したのではないかと思ったほど、目を見開いた。
男は妻に激しく腰を突き入れている。
「あっ……ああん……いい…もっとぉ」
美月が甘えるように声をあげる。
俺には決して出したこともない声を。
そして、俺は次の台詞でさらに驚愕した。
「あん…龍平さん…もっとぉ…」
龍平、秋田先輩の名前ではないか。
よく見ると確かに妻を犯しているのは秋田先輩だ。
妻に朝連絡するのを忘れていたことを思い出す。
2人は互いに夢中で俺に気づかない。
「ホント、淫乱だな。美月は」
その声で、俺が勘違いしているかもしれないという可能性が消え去った。
先輩と美月が?
確かに先輩は今日休んでいた。
だが、旅行に行っていたのではないのか?
疑問が頭に渦巻く。
そんなことを他所に先輩と美月はさらに激しく己の体を求め合った。
「ああん!いい!凄い、凄い!私、おかしくなっちゃう!」
「そうだろ、いいだろ?」
俺は目の前の情景を夢だと信じたかった。
だが、それは決して醒めず、2人は達した。
「龍平さん、龍平さん、龍平さん!」
「美月、美月、イクぞ!」
先輩の精液が美月の中に注ぎこまれる。
そして、2人はぐったりとした。
先輩が優しい手つきで美月の髪を撫でている。
「やっぱり、龍平さんはいいわぁ」
うっとりとした口調で美月が語りかける。
「おいおい、旦那はどうなんだよ」
その声に美月が顔をしかめる。
「嫌よ、あんな男。触られるだけで吐き気がするわ。龍平さんに言われなきゃ結婚なんかしなかったわ」
心底嫌そうな口調で俺をこき下ろす。
一体、美月は何を言っているんだ。
「まあ、保険もかけたし、不審のないようにしないとな」
保険…?先輩の言葉に背筋が寒くなる。
一体、誰の保険だというのだ。
「そうよね、この前も小遣いを増やせだの、弁当を作れだの勝手なこと言ってたわ」
俺のことだろう。他に誰がいるというのだ。

405 名前:妻と先輩 mailto:sage [2007/12/06(木) 01:32:18 ID:gRxUqfAW]
「大丈夫、保険金をもらったら3人仲良く暮らそうな」
そう言いながら先輩は美月に微笑みかける。
その笑みは俺にとっては死刑宣告に等しかった。
しかし、3人とはどういうことだろう?
「あの馬鹿、あなたとの愛の結晶を自分の子種と勘違いしてるの。笑っちゃうわ」
そう言って美月はせせら笑う。
つまり、お腹の中の子供は俺と美月の子供ではなく先輩との子供なのか?
「自分の子供だって信じてるから、頑張って働いてくれてるんじゃないか。葬式の時はちゃんと泣けよ?」
「もちろん、夫を亡くした身寄りのない妻を演じて見せるわ」
ふふっと笑う美月。
なんということだろう。
「まあ、あんな男の葬式で泣くのは癪だけど」
美月の声がやたら遠くに聞こえる。
先輩は美月を抱きしめる。
「もう一回…しようか」
そう言って2人は再び愛を交わし始めた。
俺は、それらをただ見守るしかなかった。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

終わり

406 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 06:19:22 ID:icvPbuMH]
ひでぇ!
そしてGj!
このあと殺されるのかよ

407 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 07:55:47 ID:Zobm0Wlp]
イイヨーイイヨー

>>406
でも、自分を殺しに来ることがわかってるのなら
反攻も可能だな

408 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 15:43:29 ID:dYL1f8nV]
下手だのなんだの言わず気持ち悪いとだけ言ってるから
ここから逆転寝取りも可能っちゃ可能だな

409 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 16:43:43 ID:/S477MIG]
寝取られの締めによくある「俺はただ見ているしかなかった…」ってのが
どーしても馴染めん



410 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 20:21:48 ID:5jcN1igz]
まあ、単にセックス場面を見たってんならそれもアリだろうけど、
自分を殺害する計画を聞いてんのに「ただ見ているしかなかった・・・」というのは
もはや高度なギャグだと思うw

411 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 22:54:12 ID:rf3vPM6a]
呆然としてるんだろ?
普通に考えろよ、愛する妻が自分を殺すなんてリアルに聞いたら耳を疑うぞ?
しかも他の男とセクース中なら尚更

まぁ最近の事件見てるといきなり出刃包丁で突撃ってのもアリだけどなw

412 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/07(金) 00:34:59 ID:LY4GLUXT]
とりあえず逆襲の展開で脳内補完しておいた

413 名前:名無しさん@ピンキー [2007/12/07(金) 18:52:21 ID:Dhr41rqQ]


414 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/07(金) 21:41:39 ID:HlXelRp7]


415 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/07(金) 21:49:08 ID:sJjevrRP]
バスタードキャラで書いてくださるネ申降臨希望

416 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/09(日) 14:28:17 ID:hbnqM3UB]
↑死ねばいいのに

417 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 03:53:22 ID:qN5bOKZc]
父娘スレでNTRものが投下されてた

418 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 09:43:19 ID:pyzgFAA2]
>>417
一般的にはああいう反応されちゃうんだなあ…
この嗜好のマイナーぶりを再認識させられた

419 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 12:04:13 ID:WC2O08m8]
>>418
嗜好うんぬんじゃなくて単にスレ違いだからだろ。



420 名前:家庭教師の唯先生3 mailto:sage [2007/12/11(火) 04:01:02 ID:sC9Ist4v]
「唯さん、どうだった?」
「こんなこと…いけないのよ、勇人君…こんなこと…健人、ごめんなさい…」
2人の交わりが終わった後のやりとり。
(あんなにいやらしかったのに、終わった後は兄さんに謝るなんて…)
勇人にはそのことが不満であった。
(でも、何だかんだで、止めないもんな…)
結局、否定しているのは口先だけではないか。
勇人はそんなことを思いながら、唯の胸を弄り余韻に浸った。


勇人と唯が交わってから、1週間が過ぎたその日、唯は涙目で勇人の元へきた。
「勇人君…私、私」
今にも崩れ落ちてしまいそうな様子に勇人は驚きを感じた。
「どうしたの、唯さん?」
「健人が、健人が…」
言いながら唯は、勇人に倒れこむように抱きついてきた。
「唯さん?」
「健人が他の女と、宝石を買っていたの…私、捨てられたんだわ」
そのまま、唯は声をあげて泣き出した。
勇人は彼女の腰に腕を回し、優しく抱きしめる。
「唯さん、僕は唯さんのこと愛してる」
「勇人君…わ、忘れさせて、あの人の…こと」
唯が積極的に自らを求めることに勇人は嬉しく思った。
涙で濡れた目のまま、勇人にキスをしてきた。
彼女の方から積極的に舌を絡めてきて、勇人もそれに答える。
「んっ、んん…もっと、もっとしましょう…」
そう言うと、唯は自分から服を脱いでいった。
白い肌が美しく輝いて見える。
「勇人君も脱いで…」
唯は勇人の服も脱がしにかかる。
そうして、たちまち2人は全裸になった。
彼女の裸体を見つめる。
整った顔に、美しいうなじ、揉まれるのを待ち望んでいる乳房とつんとたった乳首。
ももは引き締まっているが、女性らしい柔らかみがあり、すらりとした足も美しい。
そして、その間にある彼女の秘所。
その全てが勇人に犯されるのを待っている。
「あんまり…じろじろ見ないで」
恥ずかしそうに唯が言う。
「だって、唯さんすごくきれいなのにじっくり見る機会が今まで無かったんだもの」
「もう…」

421 名前:家庭教師の唯先生3 mailto:sage [2007/12/11(火) 04:02:14 ID:sC9Ist4v]
勇人の言葉に唯がさらに赤くなる。
(今日は唯さん、とっても積極的だ…)
兄の浮気が原因でも、自分に対してこうまで積極的になったのは初めてである。
「唯さん!」
勇人は見るだけではもう我慢できず、彼女の乳房から攻めることにした。
勇人の手が乳房を揉むと、柔らかく弾力を持って応えてくれる。
「あんっ……やぁ……勇人君…いいっ」
唯が積極的に快楽を肯定する。
初めてのことに勇人はさらに興奮する。
「ほんとにいい?気持ちいい?」
彼女をベッドに押し倒して肉体を堪能する。
そして今度は乳首に口付けして、チュパチュパと吸い付く。
「あっ…あんっ……いいよ、勇人君いいよ、もっと良くしてぇ」
頭を反らし、黒髪を振り乱して快楽を受け入れる唯。
自分の力で唯に快楽をもたらせばもたらすほど唯を自分のモノにしたような気分になる。
さらに乳房と乳首への刺激をさらに強くする。
「唯さん、今度は唯さんのここを気持ち良くするね」
そう言って、彼女の足の付け根に指を持っていく。
唯はその台詞を聞いて足を広げる。
(すごいよ、唯さんとっても積極的だ!)
兄に対して感謝の念すら湧いてくる。
彼女の秘所はすでにたっぷりと濡れていて準備は整っているように見えた。
しかし、勇人は彼女の乱れる姿を見たくて、秘所の突起に指を伸ばす。
「唯さんって、淫乱だね。ここ、こんなに濡らしちゃってさ。洪水だよ」
言いながら唯のクリトリスに刺激を与える。
「やっ……はぁん…私…淫乱じゃ、ない……ああっ…んぁ」
その声に勇人は指の動きをピタリと止める。
唐突に快楽の供給が止まり、唯が不思議そうに勇人の顔を見つめる。
「勇人君…?」
「唯さんが淫乱じゃないなら、こんなことしなくて良いよね?」
そう言って秘所から指をゆっくりと抜こうとする。
「い…いや!続けて!勇人君続けてよ!」
抜こうとした指を止める。
「唯さん、淫乱じゃないんでしょ?」
「そ、それは…私…」
唯が躊躇うのを見て勇人は指を這うようにしながら、彼女の亀裂をゆっくりと移動させる。
「あっ…ああっ……」
唯が喘ぎ声を抑えきれずに声を出す。
「淫乱じゃないなら、こんなことしなくていいでょ?」
笑みを含んだ勇人の声。

422 名前:家庭教師の唯先生3 mailto:sage [2007/12/11(火) 04:03:41 ID:sC9Ist4v]
「…欲しいの」
囁き声が微かに勇人の耳に入る。
肩を羞恥に震わせ、耳まで赤くしての唯の台詞。
「何ていったの?唯さん」
「勇人君が、欲しいの」
先ほどよりはっきりと耳に入る声で唯が口にする。
勇人はなおも焦らそうとする。
指で秘所を刺激しながら問いを重ねる。
「僕の何が欲しいの?」
「勇人君のオチンチン…」
再び唯の声が小さくなる。
「だから、聞こえないよ。唯さん」
「頂戴!勇人君のオチンチン頂戴!」
我慢の限界に達した唯が大声をあげる。
「よく言えたね、唯さん」
勇人はにっこりと笑って唯に自分の肉棒を見せる。
それは女を求めてはち切れんばかりになっていた。
「僕も、唯さんが欲しかったんだよ」
勇人は笑いながら、唯の秘所に自らの肉棒を入れていく。
「あはぁ……勇人君くぅん…素敵…」
唯が甘えるように快感に酔うように勇人の耳元で囁く。
(くっ…唯さんの中、やっぱりすごいや)
勇人の肉棒がヌルヌルとした肉壁を突き進む。
そして、最後まで到達する。
「唯さん…最後まで入ったよ」
「勇人君…」
2人は1つになったままどちらとも無くキスをした。
「んんっ……んちゅ……んふ」
先ほどのキスよりもさらに密着した状態であり、熱烈なものとなった。
キスしながらも、唯の柔らかい乳房、優しく包み込む秘所などから快感が与えられていく。
さらに快感を得ようと腰を動かしていく。
「ああっ……やあっ……勇人君……あんっ……あぁん……いいっ…」
唯が勇人と繋がったまま乱れる。
今回の行為は今までよりもはるかに気持ちよいものだった。
何しろ、2人が心から快楽を求め、心を1つにしているのだから得られる悦びもまるで違う。
勇人は今回の行為で初めて1つになれたような気がした。
「唯さん、どう、もっと欲しい?僕が欲しい?」
「勇人君欲しい!もっと、もっと頂戴!」
勇人の問いかけに素直に快楽を求める唯。
そのことに気を良くした勇人は乳房を揉みながら、さらに腰を動かしていく。

423 名前:家庭教師の唯先生3 mailto:sage [2007/12/11(火) 04:04:35 ID:sC9Ist4v]
「あっ……あっ……ああっ……やっ…勇人君…ああん」
唯が高みにのぼりつめる。
彼女と目が合い、その瞳にはさらなる快感を与えて欲しいという懇願が含まれていた。
「唯さん、唯さん、これでどう?」
勇人がさらに深く突き入れていく。
それに対して唯は髪を振り乱し、首を振りながら勇人の足と自分の足を強く絡める。
そして、2人は達する。
「くっ、うう!」
「ああん…もっと…もっと……ああっ…やぁ…あぁああああああぁあああ!」
ビュク、ビュク、ビュク、と唯の中に自らの想いを注ぎ込む。
そして全て彼女の中に注ぎ込むと、彼女の柔らかい肉体に倒れ込んでいく。
「ゆい、さん」
勇人は唯を抱きしめてその女体を堪能する。
唯も勇人を抱きしめ返して、互いに余韻に浸る。
「勇人くぅん…とっても…とっても…良かったよぉ」
快楽にまだ意識を奪われたままの声で唯が勇人に囁きかける。
「ほんとに?兄さんよりも?」
だが、健人のことを持ち出した途端、唯の瞳に涙が滲んでいく。
「ううっ、健人…」
また、泣き出しそうになる唯に勇人は焦る。
「唯さん、ごめん。ほら、僕のこれで、嫌なこと忘れてよ」
そう言って再び力を取り戻しかけていた肉棒を唯に差し出す。
それをぼんやりと唯が見つめる。
「ほら、これを舐めて…唯さん…」
勇人がそう言うと、理解したとばかりに舌で勇人の肉棒を舐め始める。
健人のことを忘れたい一心なのか、熱心にペチャペチャ肉棒を舐めていく。
「ううっ…唯さん…いいよ…」
勇人の快楽の呻きに気を良くしたのか、嬉しそうに笑みを浮かべ舐めていく。
しばらく舐めた後、今度は口に含む。
そこは唯の秘所とはまた異なる悦びを勇人に与える。
そのまま唯は奉仕を続ける。
「ん…んぐっ……んんっ……んむっ……んん」
先ほど出したばかりだと言うのに、勇人の肉棒は完全に力を取り戻していた。
「唯さん、すごくいいよ…」
その声に唯は奉仕を止める。
「唯さん…?」
「また、入れて…勇人君」
そう言って、再び足を開く唯。

424 名前:家庭教師の唯先生3 mailto:sage [2007/12/11(火) 04:06:52 ID:sC9Ist4v]
「唯さん、ちょっと待って」
そう言って勇人は唯を四つんばいにさせる。
「勇人君…恥ずかしいよ」
獣のような格好をさせられ、唯が顔を赤らめる。
「この格好、やったことないの?」
「ないわよ…こんなケダモノみたいな格好…」
その台詞に勇人は興奮する。
(じゃあ、後ろからはしたことないんだ…)
「じゃあ、唯さん、僕とHな勉強しよう」
勇人はいやらしく唯の尻を撫で回す。
そして、唯の腰を掴んで背後から唯の秘所に肉棒を入れる。
きつく、締め付けるようにして、勇人を受け入れる。
「あっ…勇人君、やあっ、あぁん、恥ずかしい」
唯の恥らいながら快楽を覚える姿に勇人は悦びを覚える。
「ほら唯さん、すごくいいでしょ?」
そう言いながら、勇人は腰を動かしていく。
「あっ、ああん、やっ……いいのっ、いいっ、いぃっ、すごくいいの!」
髪を振り乱しながら唯が乱れていく。
「唯さんって、Hだね。こんな獣みたいな格好でして興奮するなんて!」
腰の動きを止め、背後から乳房を揉む。
ぐっとつかんだり、やわやわと揉みしだいたりとする。
背後からの行為はいつもと違った悦びを勇人に与えた。
獣のような格好で唯を乱すとまるで、唯を自分のモノにしたような感覚を得られる。
再び腰を動かして、唯の秘所を突く。
「あんっ、ああっ、あぁっ、もっと、もっと、勇人君、頂戴っ、もっと頂戴!」
顔を激しく振り、髪を振り乱しながら唯は狂ったように叫ぶ。
(もっと、唯さんをおかしくさせたい)
その思いから、勇人はさらに腰の動きを激しくする。
「やあっ、やっ、あぁっ、ああっ……勇人君、勇人君凄いのっ、私変になっちゃうよ!」
「唯さんは変だよ!こんな格好で興奮するんだもの!」
「いやあっ、言わない、でっ、ああんっ、ああっ、あっ!」
唯の秘所は勇人の肉棒を逃すまいとするかのようにきつくきつく締め付ける。
(もうっ、出そうだっ)
「唯さん、出すよ、そろそろ出すよ!」
「ああっ、出してっ、中に出してっ、ああっ、私、ああああああああああああああああ!」
唯の絶叫と共に勇人はドクン、ドクンと中に出す。
獣のような唯を快楽で屈服させたように思い、勇人は今までにない満足感を抱いた。
そして、唯の横に寝そべる。
2人して快楽の余韻に浸る。
しばらくして、唯の乳房を揉んだり、乳首を弾いたりしながら勇人は問う。
「どうだった唯さん、後ろからするのは?」
「あん、もう…良かった、気持ち良かったよ勇人君…こんなの初めて」

425 名前:家庭教師の唯先生3 mailto:sage [2007/12/11(火) 04:08:12 ID:sC9Ist4v]
うっとりと夢見心地で答える唯。
「僕も、凄く良かったよ。兄さんよりも良かった?」
そのことが勇人には気になる。
「健人より良かった…勇人君凄くいい…」
その台詞で勇人は兄に勝利したかのような思いを抱いた。
兄から、唯を奪ったのだと言う実感が湧く。
「じゃあ、これからもしようね、唯さん」
「ええ…そうね」
(やった、唯さんが僕ともっとしたいって言った!)
そう思うと再び肉棒に活力が満ちていく。
「それじゃあ、しようか…唯さん」
「もう?ふふ…勇人君ってとっても元気ね」
淫靡な笑みを浮かべた唯に今度は正面から挿入していく。
「あっ……いいっ……勇人君いいよぉっ」
挿入と共に唯が喘ぎ声をあげる。
(もっと、もっとするんだ…)
兄よりもいいといわせた。
しかし、満足など到底していない、もっと唯を貪りたい。
そう思いながら勇人は激しく腰を動かしていった。


以上です。

426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/11(火) 16:40:29 ID:+O2sioVP]
>>425
GJ!
兄が宝石を買っていたのは伏線と見た

427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/11(火) 17:37:25 ID:SrxQYxV0]
GJ!

兄貴が彼女をビックリさせるために弄した策が
裏目にでる(時すでに…)→弟ルート
大成功→弟涙目

大成功……とみせかけて→最近多くね?

時すでに…みたいなパターンが好きな俺は、兄目線でも弟目線でも良いからソッチに行って欲しいと願う

428 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/12(水) 01:15:01 ID:Cc+WSUaO]
やっぱりどうしても伏線にしか思えないよねw
今回は実にエロかった。GJ!!

429 名前:名無しさん@ピンキー [2007/12/13(木) 12:35:44 ID:oIsAJS0N]
「兄も老いたな。時、すでに遅いのにな。」



430 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 22:59:04 ID:0MgoThWU]
時崎勇人はその日も上迫唯がやって来るのを心待ちにしていた。
前回の唯は良かった。
自分とするほうが兄よりも良いと言って、さんざん声をあげさせた。
今回はどれくらい唯をイカせられるだろうか。
すでに勇人の肉棒は膨れ上がっており、準備は整っていた。
しかし、その日やって来た唯は悲しげな眼で勇人を見つめた。
「唯さん!」
唯が部屋に入ってきてすぐ勇人は唯に抱きつこうとしたものの、唯によって押し留められてしまった。
そのことに勇人は驚いた。
そのままキスをして、行為を始めようとしているのに、どうして唯は拒むのだろうか?
「唯さん、どうしたの?」
勇人は自らの疑問を口にする。
「勇人君…」
唯が何を言っていいか分からないと言った様子で立ち尽くしている。
焦れた勇人は質問を繰り返す。
「どうしたの唯さん?早くしようよ」
「…もう、あんなことしちゃだめなのよ…私たち」
そう言った唯の言葉が勇人には信じられなった。
一体、何があったというのだろうか。
「どうしちゃったの、唯さん?」
唯は顔を覆って泣き始めた。
「わ、私ね、勘違いしてたのよ…」
一体何を勘違いしたというのだろう。
その疑問に答えるように、唯は箱を取り出す。
そして、箱を開けると中にはダイアモンドが入っていた。
「健人はね、私を驚かそうとしてね、こ、婚約指輪を買ってくれてたの…」
そう言って、唯はしゃくり上げる。
勇人はその指輪を食い入るように見つめる。
「だって、兄さんは女の人と一緒に…」
唯は涙に光る目を勇人に向けて、話し出す。
「自分には指輪は良く分からないって、女友達に選ぶのを手伝ってもらったのよ…」
そう悲しげに言う唯。
勇人はそんな唯をどうしていいか分からない。
ただ、自分と唯の関係が終わってしまうというというのではないかと思った。
なんとか、しないと。
「そ、そんなの嘘かもしれない…」
勇人はようやくそう言った。
唯は首を横に振る。
「その人は、宝石店に勤めている人なの。誤解されるかもしれないから、
 私と一緒に買った方が良いってアドバイスもしてくれたようだけど…
 健人が、私を驚かせたいって言って…それで…」

431 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:02:02 ID:0MgoThWU]
その台詞に勇人は、宝石店に勤めている相手と浮気してたかもしれないではないか、と思った。
が、唯は兄のことを信じきっている。
「それで、どうするの…?」
勇人は分かりきっていることを聞く。
「返事を…待って下さいって言ったわ」
その言葉は勇人にとって意外だった。
まだ、自分にもチャンスがあるのではないか、と思った。
「どうして、すぐにOKしなかったの?」
「勇人君に、言っておきたかったの…こんなことはもうしないって…
 そうしてから、プロポーズに答えようと思ってるの…
 あなたとの関係にけじめをつけてからじゃないと、私…」
そして、唯は泣き崩れる。
兄の健人を裏切ったことへの後悔だろうか。
それとも、自分に対する謝罪だろうか。
彼女はひたすら、「ごめんなさい、ごめんなさい」といい続ける。
しばらく泣きじゃくった後、唯はすすり泣き程度になって来た。
勇人はしゃがみこみ、唯に視線を合わせる。
「それで、唯さんは僕とはもうしないの?」
「ええ、勇人君…これからは、ちゃんと勉強しましょう」
勉強、本来はそのために唯は勇人の元へやってきているのだ。
セックスのためなどではない。
だが、勇人は唯なしでは気が狂ってしまうとすら思っている。
(唯さんとできないなんて、そんなの絶対嫌だよ…)
だから勇人には納得できない。
「分かったよ…」
勇人はそう言った。
「そう、良かった…」
勇人の返事に唯はほっとする。
まさか、これほどあっさり認めてくれるとは思わなかった。
唯は勇人との行為に夢中になり始めていたので、これで安心して健人の元へ戻ることができる。
そう唯は思った。
しかし、勇人の次の言葉に唯は驚愕する。
「唯さんは兄さんを裏切ったのに、のうのうと兄さんのとこへ行くんだね」
「えっ…勇人君…?」
「僕に後ろからされて、獣みたいになってたのに、何事もなく兄さんのところへ行くんだ?」
その指摘に唯は勇人との行為を思い出してしまう。
思わず、体が熱くなる。

432 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:04:00 ID:0MgoThWU]
唯も分かっているつもりだった。
健人を裏切り、勇人と快楽を貪っていたということを。
しかし、改めて勇人に指摘されると罪悪感がこみ上げてくる。
「あ、あれは…私は健人が私のことを捨てたと思って…」
「僕の方が良いって言ってたよね」
確かに落ち込んでいた時にした勇人との行為は最高だった。
後背位での行為も最初は「ケダモノみたいだ」と思っていたが、
いざしてみると本当に獣のようになって交わり興奮したのだ。
「…とにかく、だめなのよ、勇人君…えっ?」
勇人が唯を抱きしめてキスをした。
驚きながら唯はキスから逃れようとする。
「ん…やあっ…勉強を…んんっ…するのよ、勇人君…んむっ」
なんとか勇人から逃れようとしながら唯が言葉を発する。
「うん、僕と唯さんがどうすればもっと気持ちよくなれるかの勉強しなきゃね」
言いながら胸を弄りベッドに押し倒す勇人。
「んあっ…やん…勇人君、だめぇ」
何とかして逃れようとするが、勇人は無視して、ブラウスのボタンを外していく。
純白のブラジャーごしに胸を弄り唇を貪る。
舌をいれて、自分の唾液をたっぷり注ぎ込む。
「ああんっ、んんっ…勇人…くん」
頬が紅潮しているのは羞恥からだろうか、それとも興奮しているからだろうか。
勇人は唯の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外す。
勇人は今度は直接、胸を弄り回した。
服ごしや下着ごしで触るのもいいが、やはり直に触るのが最高だ。
優しく勇人の手を受け入れ、柔らかく押し返す。
(やっぱり、唯さんは最高だよ)
この感触を手放すなどできるはずがない。
乳首を摘んだり、吸ってみたりと気の向くままに味わってみる。
「あっ、ああっ、ああっ、あんっ、勇人君、やっ、やあっ」
唯も感じてきているのか、勇人の行為を受け入れている。
「綺麗で、とってもいやらしいね…唯さん」
「いやあっ」
ブラウスのボタンを外され、ブラジャーを外され半裸になった唯は確かに淫らだった。
こんなことをしてはいけない。
唯はそう思いながら、勇人の下半身に目が行ってしまう。
ズボンからでも、勇人が自らを求めているのがわかる。
思わずつばを飲み込む唯。
(そんなところ、見てはいけないのに)
そう思ったが、勇人は目聡く唯の目線に気づく。
「そっか、唯さんも僕のが欲しかったんだね。
 キスに夢中になって気づかなかったよ。ごめんね」

433 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:05:55 ID:0MgoThWU]
そう言って自らのズボンを脱ぎ、下着を脱ぎ自らの肉棒をさらす。
女を求めて、そそり立つそれはビクビクと震えていた。
唯はいけないと思いながら肉棒を食い入るように見つめてしまう。
勇人はそんな唯に悪戯心が起きる。
「えいっ」
「きゃっ、勇人君!」
勇人は唯のスカートをめくる。
一度してみたかったのだ。
それも唯相手に出来るとあっては興奮も並みのものではない。
肉棒がビクンビクンと反応している。
唯を押し倒した状態なのでスカートは捲れあがったままだ。
白く美しい脚が勇人の前にさらされる。
そして、濡れたショーツも。
「濡れたままでいると風邪をひくから脱がないとね」
勇人はショーツをずり下ろす。
「勇人君…だめ…」
唯の言葉にはもう力がない。
熱に浮かされたようにぼんやりとしている。
そこにはすでに男をスムーズに受け入れるための準備が出来ていた。
「こんなに濡らしちゃって…綺麗にしなきゃ」
そう言って唯の脚の間に自らの顔を押し込む。
今日は、舌で舐めていく。
少し、しょっぱい気がしたが構わず舐めていく。
「あっ……駄目…駄目よ、やっ……勇人、くんっ……駄目」
勇人は唯に顔を埋めたまま、唯の嬌声に調子付いてさらに舌で舐めていく。
そして、突起物に舌をあてると反応が特に良いことに気づいた。
「ああっ、ああっ、駄目っ、やっ、やぁ、そんなの、駄目なのにぃ」
(これが、クリトリスか…)
そこを指で摘んだり、撫でてみたり、舐めてみたりと色々と試していく。
「ああっ、やあっ、あぁぁぁぁっ」
何とか声を抑えようとしたものの唯は軽くイッてしまったようだ。
呆然とした表情でぐったりとする。
「気持ちよかった、唯さん?」
「ああ…駄目なのよ…勇人君…こんなこと」
「ほら、僕のオチンチン見てよ。唯さんが欲しいって言ってるよ」
唯はビクビクと震えている肉棒から目がそらせない。
あれを受け入れた時に快楽を思い出すと何も考えられなくなってしまいそうになる。
自分の理性が崩壊しつつあるのが分かった。
舌でイッた後、勇人の肉棒が欲しくてたまらないのだ。
(駄目よ、今日は勇人君との関係を終わらせに来たはずなのに…)

434 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:07:29 ID:0MgoThWU]
しかし、唯の肉体は勇人との行為を望んでいる。
抵抗しようという意思が起こらない。
「じゃあ、いれるね」
とうとう勇人が挿入を始めようとする。
「駄目、勇人君、だめ」
最後の理性を振り絞ってそう言うが、勇人の挿入は完了してしまった。
「ああっ、勇人君…」
自らの中に勇人を受け入れたことに絶望と喜びを覚える。
理性ではいけないと感じつつ、自らの肉体は勇人を離すまいとするかのように肉棒を締め付ける。
そして、勇人が自らの中に満ちたことに快楽が巻き起こる。
「何度やっても最高だね、唯さん…」
うっとりした声で勇人が唯の耳元で囁く。
思わず頷きそうになるのを唯は堪えて言葉を発する。
「駄目、駄目、勇人君、駄目なの…」
首を振って快楽を紛らわせながら唯が言う。
「なんで、駄目なの、唯さん?」
挿入したままの状態で勇人が問いかける。
「健人は裏切ってなかったのよ…だから…」
「兄さんは裏切ってるよ」
勇人は断言する。
なぜ、勇人が断言しているのか唯には分からない。
「どうして…?」
「だって、プレゼント買うために何度も女の人なんかと会うなんておかしいよ。
 きっと、唯さんのプレゼント買うのはついでなんだよ」
「ついで…?」
「そうだよ、こんなこととかさっ」
そういって一回だけ勇人が腰を突き出す。
「ああっ」
与えられる快楽に思わず声をあげる。
確かに、そうかもしれない。
自分のプレゼントを買うというのは言い訳で他の女と浮気をしていたのかもしれない。
いや、そうに違いない。
それならば、勇人との行為に何の問題があるのだろうか。
それに、健人のプロポーズに即答をしなかったのはなぜだろう?
本当に勇人との関係を清算するためだったろうか。
自分も健人と結ばれることに疑問があったからではないか。
そう、目の前で自分を乱している少年を求めているのではないだろうか。
快楽と苦悩に濁った思考で唯はそう考えた。
勇人との快楽を得られるような思考を描いた。
それとともに唯の中で何かが壊れていく。
それは理性だったかもしれないし、健人への愛だったかのもしれない。

435 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:09:07 ID:0MgoThWU]
今は快楽を貪りたい、苦悩など捨てて。
そして、唯は言葉を発した。
「勇人君…して…」
一向に動こうとしない勇人に焦れた唯は小さい声だが、そう言った。
それこそ、ここにいない健人への決別の言葉だったかもしれない。
「何を、するの?」
穏やかに自分を見つめる勇人の声に苛立ちすら覚えながら唯は言った。
「セックス…して…」
その言葉に勇人の顔が輝く。
だが、なおも焦らそうとする勇人。
「大きな声じゃないと聞こえないよ」
「セックスして!オチンチンで思いっきり突いて!!」
とうとう唯は絶叫した。
その顔に理性はなく、快楽のみを求めた本能がむき出しとなっていた。
勇人にとっては、そんな唯も美しかったが。
唯の想いに答えるため、そして自らの欲望を満たすため勇人が腰を動かす。
「ああっ!ああっ!いいっ!勇人君、いいよぉ!もっと、もっとして!」
理性のタガの外れた唯は絶叫する。
そんな唯をさらに快楽で満たそうと勇人が腰で強く突く。
乳房を弄ったり、乳首を舐めたりしながら勇人は高ぶっていく。
「勇人君!あっ!ああっ!やあっ!凄い!気持ちいい!」
「僕も、僕もだよ!凄くいいよ!」
2人して天にも昇る気持ちで互いを貪る。
「兄さんのっ、ことはっ、良かったのっ?」
「知らないっ、そんなのっ、知らないっ!勇人君がっ、欲しいの!」
その言葉に勇人は力づけられる。
(唯さんは、もう僕のものだ!)
そして、スパートをかける。
「唯さん!唯さん!唯さん!」
「ああっ、やあっ、いいっ、やっ、ああぁぁぁああああぁああ!!」
2人は、共に果てた。


しばらく行為の余韻に浸っていた2人だが、やがて勇人が口を開く。
「唯さん、僕の恋人になってよ」
そうすれば何度でも唯を貪ることができる。
「勇人君…」
その提案に唯は驚いた表情を浮かべる。
照れくさそうにしながら勇人は続ける。

436 名前:家庭教師の唯先生4 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:11:07 ID:0MgoThWU]
「僕、まだ子供だけど唯さんを絶対に幸せにするからさ」
「もう、勇人君ったら、こんなことしてから言うのなんて変でしょ」
笑いながら唯が勇人の顔を優しく撫でる。
そして、顔を朱に染めて言う。
「ちゃんと、幸せにしてね…」
「うん!」
そう言いつつ勇人は唯を四つんばいにさせる。
「ちょっと、勇人君?」
唯は自分の格好を思い出す。
ブラウスはボタンを外され、下着は脱がされた乱れた格好である。
裸よりも恥ずかしいかもしれない。
「こんな格好でしてたなんて…私…」
今度は羞恥で顔を染める。
「そう?スカートの中に何も穿いてないなんて…いやらしくていいよ」
笑いながら勇人は尻を撫でる。
「もう、勇人君ったら……ねぇ挿れて」
いったんは頬を膨らませたものの唯は勇人の肉棒をせがむ。
四つんばいになって振り向きながら懇願する唯に勇人は感動を覚えた。
「うん、唯さんを幸せにしないとね」
スカートをたくしあげて勇人はゆっくりと肉棒を唯の中にいれる。
「あっ……ああっ……勇人、くん……」
唯の声を聞きながら、自らも唯の中を味わう。
そこは勇人をきつく締め付けながらも決して拒絶しているわけではない。
唯の中に暖かく受け入れられながら勇人は腰をゆっくりと動かしていく。
「ああっ……勇人君……いい」
自らの乱れた格好すら快楽の前ではどうでも良いと唯は思っていく。
そして彼女は勇人の腰の動きに合わせて送られる快楽に身を委ねていく。
「あんっ……ああっ…ああっ……あっ……やっ」
婚約指輪返さなきゃ…
ぼんやりと唯はそんなことを思い、すぐにその思考も快楽の中に消えて言った。
「唯さん、くっ、いいよ」
「あぅっ……勇人くぅん…もっと……もっとしてぇ…」


その日、上迫唯に新しい恋人ができた。
そして、かつての恋人への別離を決意した日でもあった。

437 名前:家庭教師の唯先生〜後日譚〜 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:13:32 ID:0MgoThWU]
最近、唯の様子がおかしい。
そう思いながら、俺は日々を過ごしていた。
今までは軽い違和感を持つだけだったが、プロポーズの時の態度は明らかにおかしかった。
唯を驚かせるために買った指輪を渡したら彼女は泣き崩れ、しばらく待って欲しいと俺に言った。
やはり、こそこそと行動するのはまずかっただろうか。
女友達に頼み込んで指輪探しをした時も「本人と探したらどうか」と言われた。
俺が、唯を驚かせたいと思っているといったところ向こうも何も言わなくなったが。
だが、やはり何かがまずかったのだ。
次に唯と会った時に言われた言葉。
「分かれて欲しい」
そう言われたとき、俺は信じられなかった。
俺の何が不満なのか、それを聞いたら「あなたを信じられなくなった」と言われた。
俺が他の女と一緒に宝石店を周るのを見ていたようで、指輪のためだと言っても信じてもらえなかった。
結局、俺は唯に振られた。


それから、月日が流れた。
俺は唯を忘れることができずに傷心の日々を過ごした。
だが、そんな中で唯と再会する機会があった。
「彼女が僕の恋人の上迫唯さんだよ」
「よろしくお願いします」
そう言って唯は俺たちに頭を下げた。
弟の恋人。
彼女はそういう肩書きで俺たち家族の前にやって来た。
なぜ、どうして。
俺では駄目だったのに、弟が選ばれるなんて。
2人は結婚を控えているという。
俺はなんとかして、唯と2人で話をした。
「俺では…駄目だったのか」
「私、あなたと別れるときに悩んだの」
ならばなぜ。
その言葉を俺が発する前に彼女は続けていた。
「でも、今はそれで良かったと思うの」
彼女の穏やかな言葉が俺を切り刻む。
「どうして?」
俺は言葉をなんとか振り絞った。
「勇人君は私のこと愛してくれているし、あの人となら幸せになれると思うの」

438 名前:家庭教師の唯先生〜後日譚〜 mailto:sage [2007/12/13(木) 23:15:17 ID:0MgoThWU]
心から満ち足りた表情でほほ笑む唯。
俺も、お前のことを…
「あなたは素晴らしい人だと思うわ。だから、縁のある人を探して幸せを見つけてね」
俺たちは縁がなかったというのか…
思わず笑い出しそうになる。
俺の心などわかるはずのない唯は穏やかに続けた。
「よろしくお願いしますね、お義兄さん」
お義兄さん。
彼女にとって俺は過去の人間となってしまったのか。
俺はうなだれたまま彼女の元を去った。


結婚式での唯は幸せに輝いていた。
ウェディングドレスなどよりもはるかに印象的で美しく彼女は幸福で輝いていたのだ。
俺は黙ってそれを祝福した。
そう、彼女は弟と幸せになれたのだから。
俺が彼女の幸せの邪魔をするわけにはいかない。
そして、自分の部屋で1人涙を流した。
それ位は良いだろう。
こうして、時崎健人の苦い恋は終わりを告げた。
俺は一体、何を間違ってしまったのだろうか?




以上で全て終わりです。

439 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 00:01:57 ID:dHW16Zra]
グ、GJ!!
これはいい寝取り。
これで弟が兄に恨みがあったりしたらもっといいけどね。



440 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 00:04:42 ID:8cFQ0awo]
GJ

出来れば兄が弟と恋人のSEXを見てしまうシーンも欲しかった。

441 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/16(日) 00:45:41 ID:vxo+yeCu]
>>440
いちいちケチをつける
素直に歓迎出来ないものかね
乞食がw

442 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/16(日) 11:49:48 ID:qTXRUS6k]
次回作にそういうの期待って意味なんだろ。

443 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/16(日) 14:00:47 ID:aQUdpxPO]
クリスマスに誰か投下するんだぜ。



楽しみなんだぜ。

444 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/17(月) 06:38:04 ID:0d1WslMG]
個人的な嗜好だと表面的には寝取られ君の彼女なんだけど
実際は寝取り男のモノになってるって話が好き、彼女に負い目があったら尚良い
特に寝取り男の子供を寝取られ君に自分の子供だと信じ込ませて育てさせるとか最高

またやってじわじわ彼女を精神的に責めるのも良い
更に彼女には内緒で寝取られ君に秘密をバラして脅しをかけて色々するのも良い

445 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/17(月) 20:19:51 ID:ibmovv+h]
俺はその後寝取られ君なんてもうどうでもいいの的な展開まで行ってくれるとすごい好きだs。

446 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 13:24:55 ID:/dI30fg+]
今更だが>>417
の父娘スレへの誘導を頼みたい

447 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 14:21:41 ID:rnPThf09]
>>446
「娘」でスレ検索しろ

448 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 01:32:20 ID:SULv8W5l]
せめてスレの正式名称教えてほしかったんだぜ…
探すの苦労した割りにはそれほどのものではなかったな
まぁ短編だとあんなものか

449 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 02:06:34 ID:TFhcPjfd]
まずひとつ。
職人さんがSSを書く手間に比べても、あんたは苦労したと言えるのか?
もうひとつ。
本人が見ていないところで貶めるのって、下衆のすることだと知ってるかい?
ついでにひとつ。
職人さんは、スレ検索もろくに使えないあんたのためだけにSS書いてるんじゃない。

さいごにひとつ。

半年ROMってなさい。



450 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 02:18:32 ID:0RnW0xu9]
スレを探す手間

ctrl+F→「娘」と入力→enterを数回→発見!

苦労?

451 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 12:32:51 ID:Z527Qxvm]
おそらく
「父」
で検索していたんでは?

452 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 13:36:24 ID:T6+rTsXZ]
>>447のレスを見てそうしたんなら、ただの池沼だな。

453 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 16:20:00 ID:Z527Qxvm]
いんや、最初の報告時点でだよ。

454 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 20:50:27 ID:v7HqZ58a]
>>453
> 「娘」でスレ検索しろ
に対して
> せめてスレの正式名称教えてほしかったんだぜ…
と書いてるから「娘」で検索することすら手間が掛かったと
言っているわけだ。
つまり、「娘」で検索することすら苦労だと取れる。
まあ、最初に「父」で検索した苦労も含まれるだろうけどね。
どっちにしろ「父」でダメなら「娘」で検索することが出来ない
時点でダメすぎ。

何となく>>448みたいな奴が彼女をあっさり寝取られるような
気がしてきたw

455 名前:彼女の心は俺のもの mailto:sage [2007/12/19(水) 23:46:41 ID:oLBaBUsY]
水梨健吾(みずなしけんご)には自慢の彼女がいる。
名前は山神響子(やまがみきょうこ)。
さらさらとした栗色がかったロングヘアーに卵形の整った顔をしている。
プロポーションも絶妙ですらりとした手足には無駄な肉がない。
そのくせ胸はこぼれ落ちそうなくらい大きく、走ると胸が揺れるのが分かる。
そんな彼女に健吾は彼女に駄目元で告白して、OKをもらったのだ。
OKをもらったその日は有頂天になって夜も眠れないほどだった。
それから、半年経つが未だにキスすらしていない。
あまりがっつくような態度だと体目当てなのでは、と邪推されるのが嫌で何もしなかったのだ。
(あの胸触ったらどんな感触するんだろうな…)
そんな妄想を抱きながら健吾は響子の住むマンションへ向かっている。
今日は響子と遊ぶ約束をしている。
そろそろキスくらい良いのではないか、などと考えていると響子の部屋の前についた。
時計を見ると八時五十分であった。
九時ごろに行くと行っていたので十分前である。
(ちょうどいいか…)
響子からもらっていた合鍵で鍵を開けて、彼女の部屋に入る。
そして、リビングに向かう。
と、何やら物音が聞こえる。
(ひょっとして、泥棒か?)
それとも、ストーカーかもしれない。
そんなことを思いながらおそるおそる物音に近づく。
どうやら、響子の寝室から聞こえるようだ。
「……ぁ……あ……ぁん…」
なにやら声が聞こえる。
一体どうしたというのだろうか。
彼女の寝室のドアをそっと開ける。
そこには響子がいた。
そして、彼女は男に跨り激しく腰を振っていた。
「あっ!ああっ!ああっ!どうっ?気持ちいい?英二?んっ!」
男の肉棒を咥え込んで腰を振り続ける響子。
「すげえよ!いい!いいよ!響子!」
あまりのことに健吾は一瞬あっけにとられるがすぐに部屋に怒鳴り込む。
「お前ら何やってんだ!?」
その怒鳴り声に2人はこちらを振り返る。
響子は腰の動きを止めてこちらに不思議そうに話しかける。
「あれぇっ?健吾?どうしてここにいるの?」
本当にどうしてここに健吾がいるのかわからないといった表情であった。
快楽に惚けた声でこちらに話しかける声に健吾の怒りが強まる。
「お、お前と今日会うって約束しただろう!何だよこれ!?」
怒りに震えた健吾の声に彼女はえ〜っとなどと言いながら唇に指を当てて考え込んでいる。

456 名前:彼女の心は俺のもの mailto:sage [2007/12/19(水) 23:47:41 ID:oLBaBUsY]
そして、急に手をたたいて、舌をペロッと出しながら言った。
「そうだ、そうだ!今日は健吾と遊ぶ日だったね!ごめんごめん。英二、今日は帰って」
最後の言葉は男に向けられたものだった。
言いながら彼女は男の肉棒を引き抜いていた。
「なっ……俺まだ、出してねえよ」
「今度埋め合わせするから…ね?」
英二とよばれた男はそう抗議するものの響子に促されてしぶしぶ諦めたようだ。
後始末をした後に、健吾を睨みつけながら去って行った。
成り行きが理解できずに呆然とする健吾。
「なあ、響子…」
「あっ、健吾…汗かいてるし、臭うからシャワー浴びてくるね」
そう言って響子は風呂場にいってしまう。
全く理解できない成り行きに、ついていけずに健吾はただ、響子がシャワーを浴び終えるのを待った。
ずいぶんと長い時間に感じたが、実際はそうでないかもしれない。
響子がやって来た。
彼女は全裸でバスタオルを巻いているだけでいつもなら興奮していたろうが、今日はそれどころではない。
「響子…あいつは何だったんだ!?」
悲鳴になり掛けながら健吾は響子に詰め寄った。
彼女のシャンプーの匂いがふわりと漂ってくる。
「英二?Hの練習相手だよ」
あっけらかんと答える響子。
「な、なんだよ…それ…?」
響子が何を言っているのか分からない。
「えー、決まってんじゃん。健吾とのHのための練習だよ」
「俺との…?」
「そうそう。やっぱり健吾とするHで失敗したくないし」
当然だとばかりに言う響子。
夢でも見ているのかと思いながら、健吾は分からないことを聞いていく。
「Hで失敗ってなんだよ…!?」
健吾の声に悲愴さが加わっていく。
「Hで失敗してさ、別れるカップルがいるっていうじゃん。だから、Hの練習」
子供に言い聞かせるような口調で響子が説明していく。
「あいつとずっとしてたのか…?」
「んーとね、今は7人の人と一週間でローテーション回してる」
7人…?そんなにしていたのか。
「いつから…いつからなんだ…」
「健吾と付き合い始めた時からだよ」
なんと言うことだろう。
自分が何も知らずに浮かれていた時に彼女は知らない男たちに抱かれていたのだ。
「もう…しないでくれ」
彼女を見つめて離すのがこれほど辛かったのは告白の時以来だった。
「駄目だよぉ」
「何でだ…何で何だよ」
搾り出すように声をだす健吾に対して、響子は能天気に話す。
「だって、する度に英二たち『前よりいい』って言うんだもん」
「何だよ…それ…」

457 名前:彼女の心は俺のもの mailto:sage [2007/12/19(水) 23:49:41 ID:oLBaBUsY]
「前より良いってことはこれからもっと上手くなるかもしれないってことじゃん。
やっぱりさ、健吾とする時は一番上手くなってから、健吾をたっぷり気持ちよくしたいし。
私、健吾のこと愛してるから」
笑顔で話す彼女の表情に嘘は無かった。
嘘は無く、そのことが健吾の心を引き裂いた。
「だってさ、今のこと思いついてさっそく他の男の人と練習したんだけどね、初めての時は凄く痛くて…
もう、その相手とは顔を合わせるのも嫌になっちゃったの」
「俺は…俺は…」
健吾は何とか言葉を探そうとするが何も思い浮かばない。
「健吾もしたいの?じゃあ、今日のお詫びも兼ねて…」
そう言って響子は悪戯っぽく笑いながら健吾のズボンを脱がす。
「お…おい」
「ほーらほら、抵抗しない」
響子は言いながら、トランクスもずり下ろす。
健吾のそこは萎えていた。
「健吾のちっちゃーい、大きくしてあげるね」
そう言って響子は健吾のものを握る。
「あぅ…」
繊細な指が自分のものを握る感触に思わず声を出してしまう。
そして、みるみる大きくなる。
「んー?健吾のってこんなもん?大っきくなっても小さいね。待ってて、口でしてあげるから」
自分のものはそんなに小さいのか…?
感心したような響子の言葉が健吾の自尊心を傷つける。
そして、彼女は健吾のものを咥えて舌で刺激を与え続ける。
「ん……んぐ…小さいと咥えやすくていいよ…どう…健吾?」
そう問いかけてくる彼女に何も出来ずにされるがままになってしまう健吾。
そして、考える。
彼女の「心は」自分のものなのだろう。
愛しているといった言葉に偽りはなかった。
だが、これだけ上手くなるのにどれだけの男に抱かれたのだろうか?
与えられる快楽に反応する肉体に対して、健吾の心は冷えていく。
(もう…俺たちお終いだよ…)
健吾は涙を流しながら、響子の口による奉仕を受け続ける。
別れの言葉を考えながら。


おしまい

458 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 01:20:24 ID:HkCfg4OW]
バカ女キタ
とりあえずこの女地獄に落ちてほしい

459 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 06:30:16 ID:tbLiuOAt]
そんな女「肉便器」と書いて公衆便所に繋いでしまえ!!
GJ



460 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 08:03:37 ID:P6ftpqh1]
馬鹿女をつかんだと思って諦めるしかないなぁ。

461 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 13:24:56 ID:AqS3vRok]
でも、小さくても不満も言わずに喜んでくれるんだから
やっぱりこの男にとってはいい女なんじゃね?w

462 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 15:08:52 ID:P6ftpqh1]
>>461
「私は全然気持ち良くなかったけど、健吾が気持ち良くなってくれたら、それが嬉しいの。
 オチンチンの大きさなんて関係ない。
 だから健吾は気にしないでね!
 私は毎日、他の男の子にイカせてもらってるから大丈夫!」


とか言われてもか?

463 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 15:25:12 ID:QYvWZa0k]
まあ、このスレの女は程度の差はあれ相手したくないけどな。
Hで男選ぶのが基本でセフレには都合がいいけど。

エロゲー「隣り妻」では寝取ってると思ったら、ほかの男に寝取られてるED
で非常に感銘を受けた。そりゃそうだよな・・・ってかんじ。 

464 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 19:13:16 ID:NshSufeD]
不倫まとめwikiで最近読んだ

夫になったばかりの男に
「今まで浮気してたけど昨日でちゃんと別れたよ(ハァト
夫婦間で隠し事はよくないんだよね」
と述べた馬鹿妻の話を思い出したあるよ

465 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 00:32:20 ID:7t8VDj8c]
カプ板の修羅場スレの体験談だな
あのスレ行けばその手のビッチがそりゃもう、いっぱいいるぞ

466 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 07:58:44 ID:r3jGZgCe]
>>462
しかし、男が真に小さいヤツなら、
ここまでありのままに愛してくれてしかも美人で優しいとなると
少々頭がおかしくても我慢して御釣りが来るのではないだろうかw

467 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 16:40:38 ID:IJBY2Hfw]
>>466
どうやら君は真性のマゾかヘタレのようだ。
これはありのままに愛しているとは言わない。


468 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 17:21:38 ID:jcoa4Sk+]
まあ、ヘタレ君とビッチがいないとNTRは始まらんからな

469 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 22:07:22 ID:0w6ve2Zh]
しかしもろビッチじゃ立つもんも立たんしな
口先だけでも貞操ぶってほしい



470 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/22(土) 09:32:44 ID:4n1SEqZ3]
こういうのはフェチの基本かも。ギャップに萌えるっていう。
でも男を寝取られるのはあんまり見たくないかな・・・・。

471 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/22(土) 15:14:27 ID:5XglEanQ]
何書いてもビッチビッチ言うから困る

472 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/22(土) 16:00:44 ID:LIGs1s2j]
ならベイベロンでいいじゃない!

473 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 06:10:26 ID:VyGixL7Q]
ベイベロンって聴くと「舐めるなよベリーメロン!!」って処女に叫ぶ若本神父がどうしても頭に浮かぶんだ

474 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 14:51:35 ID:qU+wWjDU]
 勇者ロビンとその仲間たちは冒険の末、魔王を打ち倒した。
 そして囚われていたユリア姫を救い出した。
 今、彼らは姫を連れて王国への帰路にあった。
 彼らは馬車で旅をしている。
「魔王を倒したなんて未だ信じられないわ」
 魔術師のファニーが興奮気味に言った。
 炎のように赤い髪をした少女。
 彼女の魔術は魔王を倒すのに大きな力となったものだ。
「そうですね、ようやく世界に平和が訪れたのですね」
 そう穏やかに答えたのは僧侶のアントン。
 常に慈愛に満ちた笑みを浮かべた聖者。
 彼の癒しの奇跡に仲間たちは何度も救われた。
「しかし、実感が沸きませんな」
 そう言ったのは王国の兵士クリストフ。
 顔に斜めの傷がはしる武人。
 彼の剣技により幾度も道は切り開かれた。
「まあ、すぐ分かるものでもないでしょうな」
 グフフと笑いながら商人のライマルは応じた。
 肥満した体格には優れた知恵と頭脳が収まる。
 彼はその戦闘能力よりも、商才によって旅の仲間達を助けたのだ。
「とにかく、王国へ帰って国王陛下に報告しよう!」
 力強く言ったのは勇者ロビン。
 勇者に憧れ、夢を叶えた少年。
 聖剣を振るい、魔王の野望を食い止めたのが彼だった。
「皆様、ありがとうございます」
 柔らかく微笑んだのはユリア姫。
 美しく輝く金髪の姫君。
 彼女を助け出し、旅の目的は果たされた。
 後は王国に帰るだけだった。


 魔王が死んだ後も危険が消えてしまった訳ではない。
 盗賊が街道に出没したり、未だ森の中には魔物が出没する。
 そして、今回も。
「魔物か…皆、備えてくれ…強敵だ」
 ロビンが皆に警告をおくる。
 一同、頷いてそれぞれの武器を手に取る。
「いくぞ!」
 ライマル以外の全員が馬車の外に出て闘う。
 ライマルも闘えない訳ではなかったが、彼は馬車の中で待機することにしている。
 他のメンバーが闘えなくなると馬車から飛び出して闘うのだ。
 闘いは一時間にも及んだ。

475 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 14:53:37 ID:qU+wWjDU]
 相手は攻撃力はさほど無かったが、再生能力があり手こずらされた。
 しかし、魔王をも打ち破った勇者達の敵ではなかった。
「ギシャアアア」
 断末魔の叫びを上げて魔物は崩れ落ちた。
 勇者達は馬車に戻る。
「大丈夫でしたか、ユリア姫」
 真っ先にロビンはユリアの安否を確かめる。
「はい…皆様のおかげで」
 勇者達は気づかなかった。
 彼女の頬が紅潮していたことに。
 そして、微かに息遣いが荒かったことに。
 そのことに気づくことなく旅は進んだ。


 ロビン達はほどほどに大きい町に到着した。
 町の中には結界が張ってあり、魔物たちも入ってこれない。
 安心して夜を過ごせる。
「あ〜、やっとお風呂に入れるのね!」
 魔術師のファニーが嬉しそうに言う。
 彼女にしてみれば体を綺麗にできることの方が嬉しいようだった。
「気を抜くなよ、ファニー」
 ロビンがファニーに注意を促す。
「わたくしも…お風呂に入りたいです…」
「そうでしたか、ユリア姫」
 ロビンはファニーへの対応を180度ひっくり返してユリア姫に応じた。
 それを周りの仲間達は呆れたような顔で見守る。
 ロビンはユリア姫を助け出したその時から彼女の虜になっていた。
 彼女が「死ね」と言えばそれこそ喜んで死んだだろう。
 そうして、久しぶりの柔らかい布団に満足して眠りについた。


 深夜。
 ロビンは何となく目が覚めてしまい、辺りをぶらぶらすることにした。
 どうしたのだろうか。
 魔王を倒した興奮がまだ残っているのだろうか。
 部屋を出たときに、ファニーがいた。
「うわっ」
「きゃっ」
 2人して同時に驚く。
「ど、どうしたんだ、ファニー?」

476 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 14:55:38 ID:qU+wWjDU]
「ユリア姫がいないのよ」
 ファニーは焦った声で言う。
「何?」
 ロビンは驚きを抑えられなかった。
 思わずファニーに詰め寄る。
「何があったんだ!?」
「わからないわ…見当もつかない…」
 心配そうな声を出すファニー。
 ロビンはいても立っても居られず駆け出した。
「ちょっと!」
 その後をファニーが追いかける。
 宿屋を出た後、ロビンはどうして良いか分からず立ち往生していた。
「待ちなさいってば」
 追いついてきたファニーがロビンに言う。
「探知の呪文があるからそれで場所は分かるわ」
「何で使わなかった!?」
 ファニーの胸倉を掴むロビン。
「何があるか分からないからあなた達を呼んだのよ」
「早く使ってくれ!」
 ロビンに急かされてファニーが呪文を唱える。
「こっちね」
 ファニーが歩き出す。
 ロビンはなぜ走らないんだ、と怒鳴りそうになるが何とか平静を保つ。
 呪文の集中が破られないように彼女は歩いているからだ。
 分かっていても焦りは募る。
 一体どうしたのか。
 姫は無事なのか。
 そんなことを考えているうちに
「ここら辺ね」
 というファニーの声にロビンは我に返る。
 街の外れであった。
 魔物から人々を守る結界はまだここでは通じる。
(良かった…)
 ロビンは思わず安堵した。
 そして辺りを探し回っていると。
「……ぁ……ぁ……あ……っ………あん」
 なにやら声が聞こえる。
(なんだ?)
 声を潜めてファニーに問いかけるロビン。
(分からないわ)

477 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 14:57:13 ID:qU+wWjDU]
 ファニーも声を抑えて答える。
 そして、木々の陰になっている場所に来ると。
「あんっ……ああっ……あっ……ああん……あん」
 ユリア姫が居た。
 ライマルに組み敷かれた状態で。
 彼の肥満した肉体がこれほどいとわしいモノに見えたのは初めてだった。
「…っ!」
 言葉が出ないロビンとファニー。
 ユリア姫とライマルの交わりは続いている。
「ああん……いいのっ……もっとぉ……ライマルさぁん」
 甘えたような声で淫らに求める。
 肥満したライマルの体が姫君を蹂躙する。
「ぐふっ……いいですか?……ぐふふ…さあ、言ってごらんなさい、姫様」
 そう言いながら激しく腰を動かすライマル。
「あん……チンポいいっ…チンポいいのぉ!」
 豪奢な金髪を振り乱しながらユリアが叫ぶ。
 たおやかな姫君が話す言葉とも思えず、ロビンは呆然とする。
 いやらしい声がそれに重なる。
「ぐふふ……いい子ですねっ……姫様っ」
 中年の肉棒にユリアが貫かれるのを呆然と見つめる2人。
 激しく姫君を突くライマル。
 激しく乱れるユリア。
「ああっ!チンポ!ああっ!あああああっ!」
 ユリアの体がビクビクと痙攣する。
 ライマルが自らの肉棒を引き抜く。
「さあ、今度は口でして下さい。姫様…」
「口は…嫌な味がしますわ…」
 ユリアが嫌そうな顔をする。
 しかし、ライマルの次の台詞で顔色が変わる。
「口でしないとチンポをあげませんよ?」
「い、いやっ、チンポ欲しい!」
 そう叫んでライマルの肉棒を咥え込む。
 そして、顔を小刻みに動かす。
 ライマルは快楽にため息をもらす。
「ぐふっ、動かしますよ!」
 そう言ってユリアの頭を掴み激しく腰で奥まで突く。

478 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 14:59:03 ID:qU+wWjDU]
「ふぐうっ……ふぐっ……っふぅ!」
 ユリアはくぐもった声で何やら呻くがライマルは構わず腰を使っている。
 やがて。
「うおっ!」
 その言葉とともにライマルは精をユリアの口に放った。
 しばらくして、ライマルは肉棒を口から引き抜いた。
 すると、ユリアが疲れ果てた声で
「チンポ…チンポ…ライマルさんの、チンポ…頂戴…」
 うわ言のように「チンポ、チンポ」と繰り返す。
 ライマルは穢れた笑みを浮かべる。
「はいはい、分かりましたよ…ぐふふ」
 そう言って再び挿入しようとする。
 もう、我慢できない。 
 ロビンは思わず剣を抜こうとするが。
「あんたたち、何やってんの!」
 ファニーが叫ぶ。
 先に衝撃から立ち直ったのはファニーだった。 
 その声にようやく2人は気づく。
 慌ててユリアから離れるライマル。
「お、おお、どうして、こんな所に?」
 ライマルがロビンとファニーを驚いたように見つめる。
 信じられないといった表情だ。
 しかし、信じられないのはロビンのほうだった。
「き、貴様…」
 怒りのあまり声に震えるロビン。
 この男をどうすればいい。
「何をしていた!」
 ロビンが一喝する。
「私たち、お友達同士なの」
 答えたのは真っ青になっていたライマルではなくユリアだった。
 口から白いモノを垂らしながら明るくロビンたちに話しかける。
 にこやかに。
「お…ともだち…?」

479 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 15:02:07 ID:qU+wWjDU]
 ゆっくりと呟くロビン。
 その言葉に頷くユリア。
「ええ、お友達はこんなことをするんですって、勇者様もしません?
最初は痛かったけど今はすごくチンポが気持ちいいの。あぁ、早くチンポが欲しいですわ」
 あどけない仕草で首を傾げるユリア。
 その仕草すら淫蕩なものに映る。
 そして、姫君がチンポなどと言うことにロビンは目が眩む思いがした。
 ユリアは男女の秘め事を知る前に魔王に攫われてしまい何も知らないのだ。
 ロビンはそのことに気づく。
 そして、ライマルへの怒りもわいて来る。
「貴様、貴様…」
「で、ですがロビンさん…私は」
 何とか言い募ろうとするライマル。
 しかし、彼の言葉は続くことはなかった、永遠に。
「け、汚らわしいわ!このクズ!!」
 体をわなわなと震わせていたファニーがそう叫んで火球を放つ。
 驚いたライマルだったが避けようも無かった。
「ギャアァァァァ」
 ライマルが叫ぶ。
 そして、その叫びが消えて炎が無くなった後には何も残らなかった。
「ファ、ファニー」
「汚らわしいわ。死んで当然よ!」
 ライマルがいた辺りを睨みつけながらファニーが言った。
 その言葉に驚きにかき消された怒りがまた湧き起こる。
「あの男…!」
 しかし、それよりも姫だ。
 ユリアは恐怖のあまり声も出ないで震えていた。
 そして、意識を失った。
「ユリア姫!」
 ロビンが慌てて抱き起こす。
「俺達は…どうすれば」
「そうね…とりあえずこの姫様の記憶をいじりましょう」
 ファニーが提案する。
「い、いじる…?」
「そうよ、あんなデブに汚された記憶なんて何の役に立つって言うの?」
 ファニーの言葉に思わず頷く。
 確かに彼女が男女のことを知った後にライマルにされたことの意味を知れば傷つくだろう。
「…ファニーに、任せる」
「じゃあ、まずは姫様の体を洗わないとね」
口から白いモノを垂らしたまま気絶したユリアを見下ろしながらファニーは言った。



480 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 15:03:56 ID:qU+wWjDU]
 翌日。
 ロビンとファニーがライマルのしたことをアントンとクリストフに話した。
 2人は驚いた顔をしたが、ロビンとファニーが口を揃えるので話を信じた。
「神よ…」
 アントンは罪を侵して死んだ仲間のために祈りを捧げた。
「畜生、あのデブめ!」
 自分の国の姫君を汚されたことを聞いたクリフトフはライマルを罵った。
 そして、仲間達は王国に入った。
 平和が訪れたことを国王に知らせるために。


「はぁ…」
 魔王を倒したことを報告を聞いて、国王はパーティーを開いた。
 ロビン達は今、そのパーティーに出席しているのだが。
(姫…)
 あれほど愛らしい姫だったのに。
 まさか、あんな淫乱な少女になってしまったなんて。
 勇者に群がる人たちから逃れるように薄暗い場所にロビンは1人でいた。
「何やってんの」
 聞きなれた声。
 顔を上げるとファニーがいた。
 彼女はいつものローブではなく、真っ赤なドレスを着ていた。
 思わず、ドキリとする。
「ファニー…」
「まだショックなの?」
 気遣わしげにファニーが問いかける。
 ショック。
 そう、ショックなのかもしれない。
 姫君の純潔を仲間に奪われたのだから。
「そう…だね」
「あなたには釣り合わなかったのよ」
 釣り合わない。
 確かにそうなのかもしれない。
 相手は姫君だ。
 そして、自分は田舎の村の少年。
 勇者と呼ばれる者になっても、釣り合わなかったのだろう。
「もう、辛気臭いわね!」
 ファニーが背中をどんと叩く。
「ああ、すまない…」
 力なく返事をする。

481 名前:帰り道 mailto:sage [2007/12/23(日) 15:05:29 ID:qU+wWjDU]
 その様子にファニーはまだ不満そうだったが、何を思ったのか急に笑顔になって言った。
「あなたは身の丈に合った相手と結婚すればいいのよ」
「身の丈に合った相手…?例えば?」
 その気のない言葉に彼女はむっとした様子だったが彼にはなぜかわからない。
「そうね…勇者になるっていって村から飛び出すような馬鹿について行って一緒に村から飛び出すような女の子よ」
 その言葉にロビンはまじまじとファニーを見つめる。
 ファニーとは幼馴染だった。
 ロビンが勇者に憧れて村を飛び出した時、彼女もまた村を出て彼と共に旅立ったのだ。
 危ない旅になると止めようとしたが、ファニーは怒ったような顔をしたままついて来た。
 どんなに危険な時でも。
 旅の始まりから、終わりまで。
 勝気で喧嘩っ早い赤毛の少女。
「ちょっと、何か言いなさいよ!」
 ロビンが何も言わないので焦れたファニーがロビンを罵る。
 どうして、気付かなかったのだろう。
 彼女はずっと傍にいてくれたのに。
「ファニー!]
「なっ…」
 ロビンはファニーを抱きしめてキスをした。
 温かい感触。
「ん……んん…もう、何か言うことがあるでしょう!」
 キスを終えた後ファニーが怒る。
 その言葉に一瞬理解できなかったが、ロビンは言う。
「ファニー、ありがとう」
 彼女の拳が顔面に来る。
「うぐっ」
「違う!あんたはお礼に女の子にキスするような奴なの!?」
 ロビンは顔を抑えながら考える。
 そして、言う。
「ファニー…好きだ!結婚してくれ!」
 その言葉にファニーは真っ赤な顔をする。
 彼女はこくんと、頷いた。


 世界に平和が訪れて、彼らの旅は終わりを告げた。
 そして、彼らは故郷に帰る。

482 名前:帰り道〜魔術師の独り言〜 mailto:sage [2007/12/23(日) 15:08:05 ID:qU+wWjDU]
 全く、ロビンの奴も世話が焼けるわ。
 「勇者になる!」とか言って村を飛び出した時は本当に驚いたわよ。
 魔術を習っていて良かったわ。
 魔術を習ってなければ旅について行けなかったもの。
 本当はロビンに近づく泥棒猫を始末するために習ったんだけど…
 人生どうなるかわからないわね。
 それにしても、まさかロビンがお姫様に惚れるなんてね。
 さすがに殺すわけにもいかないし、あの時は悩んだわ。

 ああでも、ライマルのおかげで助かったわ。
 お姫様を犯したくて仕方ないって顔してたから媚薬をあげてお膳立てしたらすぐにシテくれたんだもの。
 しかし、悪趣味ね。
 姫様に「チンポ、チンポ」言わせて悦に浸るなんて。
 私たちが必死で闘ってる時に、馬車の中で。
 まあ、あのデブも満足したでしょう。
 なにしろ、お姫様とイイことしてる時に死ねたんだもの。
 お姫様も初めてがあのデブなのは気の毒かもしれないけど、媚薬を飲んでしていたはずだから天国にいけたんじゃないかしら。
 それに下々の者との交流もいい経験になったでしょうし。
 勇者とはいえ、ロビンみたいな田舎の人間なんて釣り合わないでしょ。
 お姫様は王子様と結婚すればいいわ。
 
 
「何を考えていたんだい、ファニー」
 物思いに耽っていた私にロビンが聞いてくる。
 今では彼は私の夫。
 旅の途中には見せてくれなかった愛情に満ちた目で見つめてくる。
 どん底に落ちた相手は口説きやすいって本当ね。
「あの旅のことを思い出してたのよ」
 私も彼に愛情を込めた眼差しを送る。
 いろいろあったけど、ロビンは私のもの。
 私はロビンにキスをして、微笑みかける。
 お腹の中には彼の赤ちゃんがいる。
 しばらく愛し合うことはできないけど、彼との間に命を創れたのだ。
 魔王を倒しても手に入らなかったものを私は手に入れた。
 私はロビンを離さない。
「ロビン、愛してるわ」
 いつまでも、ずっと。


終わり

483 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 16:32:47 ID:lotyijFj]
乙です

・・・女って怖ええ((((;゜Д゜)))

484 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 16:45:54 ID:Xi5jFIdE]
乙。

でも、嫉妬スレ向きのような?
あっちが荒れてるからここに?

485 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 18:38:45 ID:tZqkQyym]
G.J!
誰も不幸になってないっていうのが凄いな
めちゃくちゃハッピーエンドじゃないっすか

486 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 20:01:19 ID:snV7iJZO]
NTR的には勇者が姫に惚れるイベントが欲しかった

487 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 23:36:18 ID:OJNuVkoe]
>>485
本気でいってるん?(怖)

488 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/23(日) 23:57:54 ID:76nDRS58]
面白かったけど、確かに嫉妬スレ向きではあるな

489 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 04:14:26 ID:AJp0Ovar]
もっとライマルや姫の視点を取り入れるとこのスレ向きになったんだが。



490 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 06:25:21 ID:aOwB+iDz]
まあ、思いつきの季節ネタで…炉がダメな人はスルーで

今朝、朝食を食べながら、妹の雪菜がニヤニヤしながら言った。
「ねえお兄ちゃん、今年もまたお相手無しなの?」
「なに言ってんだ、クリスマスをお前と過ごしたいから彼女を作らないんだろうが」
と俺が冗談っぽく切り返すと、
「ば、バカッ!ヘンな事言わないでよっ!…まあ、可哀想だから今年も付き合ったげるけどさ…」
と、なぜか頬を赤らめ、うつむきながらモゴモゴ言う。
そんな反応されると、言ったこっちも何か恥ずかしい。
でも彼女の、長いまつ毛の下からチラッ、チラッと俺の表情を伺う様子に、なぜかちょっと“女性”
を感じてしまった俺は、妙に落ち着かない気持ちになってしまう。

小学4年生になって、彼女のただ細かっただけの体が、ほんのちょっぴり女の子っぽくなってきた。
例えばほら、今目の前で、ブラウスの胸をほんのかすかに押し上げてる膨らみも、何と言うか
そのー、趣きのある…うぉ!いかんいかん、このまま行ったらマジ変態だぜオレ!

その夜、俺達のクリスマスパーティーは、2人きりだけど賑やかだった。
両親はレストランをやってて、イブの今日はまさに掻き入れ時だから、毎年この日は2人きり。

「…もー、サンタさんは絶対にい・る・の!」
クリスマスケーキの2切れ目を頬張りながら、雪菜がフォークを振り回して熱弁を奮う。
今どきの小学4年生にあるまじき発言だ。
「私は、大人になってもずーっとサンタさんを信じてくからねっ!!」
「えー、マジー」
俺のいかにも疑わしげな顔に、彼女の可愛い顔がプウッと膨れた。

もう夜も11時過ぎ。両親はまだ帰ってこない。
俺は、自分の部屋のベッドで、まだ満腹感の残る腹を擦りながらウトウトし始めていた。
だが気付くと、隣の妹の部屋から、妙な音が聞こえてきた。
妹のすすり泣くような声。男のものらしい荒い息遣い。ベッドの激しく軋む音。
な、何だこれ。どうしたんだよ雪菜!!

俺は、万一に備えて金属バットを握り締めながら、彼女の部屋のドアをバンッ!と開けた。
だが、そこに繰り広げられていた光景は、想像を超えるとかそんなレベルの話ではなかった。

まず、俺の目に飛び込んできたのは、立派なツノを持った、何か鹿みたいな馬みたいな動物の
でかいケツだった。
だが、部屋の中にいるはずも無いその異様な姿にも、俺は最初全く気付かなかった。
その時、俺の目を釘付けにしていたのは、部屋の奥のベッドにあぐらを掻いて座ってる、外人の
太ったジジイが、太い腕で素っ裸の雪菜を抱え込んでいる姿だった。
ヤツは、信じられないほどデカいチンポを、大きな手で鷲?みにした雪菜の小さな尻に、ズボズボ
遠慮なく突き込んでいた。
雪菜は、その細い背中をこっちに向け、悲鳴のような喘ぎ声を上げながら、夢中で奴にしがみ付い
ていたので、俺が入ってきた事には気付いてないみたいだった。


491 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 06:26:41 ID:aOwB+iDz]
俺が呆然と立ち尽くしていると、その白ひげジジイが、雪菜と舌を絡め合いながら、ニッと俺に
笑いかけてきた。
俺はハッと我に返り、全身を怒りで震わせながら、
「て、テメエ!!雪菜になにしてんだッ!」
と思わずバットを振り上げる。
すると、何かが目の前をビュッと凄いスピードで掠め、次の瞬間にはバットはひしゃげて床に
転がっていた。
それが、トナカイ(だよな)の後ろ足で蹴り飛ばされたのだと理解するまで、少し時間が掛かった。

雪菜が、その騒ぎにさすがに気付き、振り向いて俺を見た。
「え…お、お兄ちゃん?!あ…イ、イヤッ!見ないでッ!こんな雪菜、見ちゃいやあっ!」
彼女が、赤らんでいた顔を更に真っ赤にして、ジジイの厚い胸板に顔を埋めてしまう。
ジジイが、その様子をさもいとおしげに眺めながら、ギュッと抱きしめた彼女の小さな体を、更に
激しく突き上げる。

その極太チンポが出入りするたび、彼女の幼いアソコがめくれ上がりながら、少しだけ血の
混じった彼女自身の粘液を、ブジュリ、ブジュリと大量に流し出している。
「アッ…お…おなかの…なかっ…全部…サンタさんので…いっぱ…いっ…」
切なげに喘ぐ彼女の耳に、ジジイが囁く。
「お兄さんが見てるのに、そんな声出しちゃうんデスか?…ホラッ…ホラッ!」
ジジイが更に激しくチンポを突き込むと、彼女は夢中で彼にしがみ付きながら、自分でもその
小さな尻を上下に動かし始めてしまう。
「イヤァ…お兄ちゃん見ないで…こんなエッチな雪菜…見な…あ…イヤ…あっ…アアッ!!」
雪菜は、汗まみれの細い背中を仰け反らせながら、小さな尻をビクビクッと激しく痙攣させた。
それに合わせるかのように、ジジイもチンポを更に深くねじ込みながら、腰をブルッと震わせる。
やがて、荒い息のまま抱き合う二人のつなぎめから、大量の精液がドロッ…と流れ出てきた。

ジジイが、もうろうとした表情でベッドに横たわる彼女の半開きの口に、二人の体液でドロドロの
チンポを押し当てた。
最初は弱々しくイヤイヤをしていた彼女だったが、ジジイに
「雪菜ちゃん、オトナはみんなこうするデスヨ」
と言われると、ゆっくり唇を開いて、ジジイの赤黒い大きな亀頭を口いっぱいに頬張った。
「オウ、最高デース」
といいながら、ジジイは彼女の頭を抱え、チンポを出し入れしつつ、いきさつを語り始めた。


492 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 06:30:34 ID:aOwB+iDz]
「今の子供、ゲームとか、お金とか、そんなのばっか欲しがって、夢もなにもアリマセーン。
 でも、そんな時、私の心のレーダーが、彼女のピュアなお願い、ピピッとツカマエました!
 『早く大人になりたい。サンタさんを信じ続けてる私を、お兄ちゃんに見せてあげたい!』
 私、彼女のピュアハートに答えてあげたいケド、体を大きくしたりなんて、大きな魔法は
 使えません。
 その代わり、ちょっとキモチの良くなる魔法で、彼女を…ステキなオトナに…して…」

雪菜の口にチンポを突き込むジジイの腰の動きが激しくなる。
彼女も、時々苦しそうな顔をしながらも、チュバチュバ夢中でチンポをしゃぶっている。
「雪菜ちゃん、ほんと…さいこお…でーーっす!」
ジジイは腰を震わせながら、またも大量の精液を、彼女の口内にぶちまけた。
彼女は一瞬ビクッとしたが、やがてジジイの言うとおり、ゴクリ、ゴクリと喉を鳴らしながら、
それをほぼ全部飲み込んだ。

「お礼はいりまセーン。これもサンタの勤めデース」
と言いつつ、雪菜にチンポをキレイに舐め取らせたジジイが、彼女から離れて赤い服を着始める。
俺はその瞬間を狙い、殺意を持って奴に飛び掛った…つもりだったが、次の瞬間、俺は頭に強い
衝撃を受け、そのままひっくり返って意識を失ってしまった。
薄れゆく意識の中、ジジイがトナカイに『ルドルフ、ナイスキックでーす』とサムアップしている
姿が見えた。

やっと俺が気付くと、もうジジイと殺人トナカイの姿は無かった。
ベッドの上では、精液まみれの雪菜が、激しい疲れからか、そのまま眠り込んでいた。
俺は、「見たいけど、見たくない」と言う葛藤に襲われながら、まだ赤く腫れたまま、精液をトロリ、
トロリと流し出している彼女の小さなアソコや、同じく白いネバネバを垂らしている半開きの唇
なんかをきれいに拭いていると、彼女がうっすらと目を開けた。
「ゆ、雪菜、大丈夫か!」
「あ、お兄ちゃん…ごめんね…私の初めて…お兄ちゃんにあげたかったのになあ…」
彼女の衝撃発言にも、動転してる俺は全く気付かない。
「な、何でお前が謝るんだよ!悪いのは全部あのクソジジイじゃねえかよ!」
「ウフフ…お兄ちゃん優しいなあ…お兄ちゃんだーいスキ…」
彼女は、寝言のようにつぶやきながら、また眠りについてしまう。

俺はベッドの横で、スウスウ寝息を立てる彼女をしばらく見守っていた。
だけどそのうち堪え切れなくなって、思わず寝ている彼女を抱きしめキスをしてしまった。
彼女は、夢うつつのまま俺の唇を軽く吸い返し、ムニャムニャつぶやいた。
「…ん…もう…サンタさんのえっち…お兄ちゃん来ちゃうよぉ…」

そのつぶやきを聞いた俺は、バイトのシフトを増やす事にした。
なぜかって?
もちろん、金を貯めて、フィンランドだかノルウェーだかに行って、あのクソジジイを叩き殺すためさ!

終わり。皆様良い聖夜を。


493 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 11:15:34 ID:Njlb7LCw]
Gj!


494 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 23:02:53 ID:blpOm28Z]
そういえばヨゼフもマリアを神様に寝取られてるんだよな。
挙句孕まされて今宵出産か……。

495 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/24(月) 23:59:03 ID:AJp0Ovar]
お兄ちゃんがんばれ!!
俺は応援してるぞ!!

496 名前:弟の願い事 mailto:sage [2007/12/25(火) 06:11:28 ID:aHHSJ/SO]
 クリスマスイブ。
 吉岡秀雄は幼馴染で恋人の安岡恵里沙とデートをしていた。
 今は遊園地の観覧車に2人で乗っている。
 まだ、2人とも中学生だが、それでもロマンチックな気分になっている。
 雪でも降ればさらにいいのにな、と秀雄は贅沢なことを思う。
「あのね、秀雄…私…あなたに話したいことがあるの…」
 北欧系とのハーフだという彼女の顔は目鼻立ちがくっきりとして整っている。
 そんな彼女の美しい紅茶色の瞳に見つめられて秀雄はドキリとする。
 こんな少女が自分の恋人などというのは夢なのではないか、そんなことすら思ってしまう。
「なんだい?」
 彼女の美しい瞳を見つめながら秀雄は聞いた。
 恵里沙は真剣な表情でいった。
「私、サンタクロースなの」
 サンタクロース?
 秀雄の脳裏にジングルベルが鳴り響く。
 恵里沙を見ても冗談を言っているようには見えない。
「……えっ…?」
 それがやっとのことで秀雄が出すことのできた言葉だった。
 笑い飛ばすには、恵里沙の表情が真剣すぎるし、他に反応のしようがない。
 彼女が「うそうそ、冗談だよ〜」とでも言い出すのを期待しても彼女はじっと秀雄を見つめ続ける。
「…そうね、いきなり信じてもらうのは無理よね…」
 恵里沙がため息と共にそんなことを言う。
 どうやら本気でいっているようだ。
 正気でいっているかは大いに疑問があるところだが。
「いや、サンタクロースって…」
「いい?見ててね」
 そう言って恵里沙は帽子を取り出す。
 それは白いポンポンのついたサンタクロースがかぶるような帽子だった。
 それを彼女が被ると彼女の体が一瞬輝く。
「うわっ!」
 秀雄は眩しくて目を庇う。
 そして、輝きが消えたとき目の前にはサンタクロースのコスプレをした恵里沙がいた。
 秀雄は恵里沙を見ながらミニスカートじゃないのか、などとぼんやりと思った。
「恵里沙…?」
「私、ハーフだって知ってるよね?」
 恵里沙がそんなことを言い出す。
 勿論知っていることなので秀雄は頷く。
「父の家系がサンタクロースをしていてね、今年が私の初仕事なの」
 そんな話をされてもにわかに信じがたいが、一瞬でサンタクロースに変身されては信じるしかない。
 しかし、どうして今になって言うのだろうか。

497 名前:弟の願い事 mailto:sage [2007/12/25(火) 06:14:38 ID:aHHSJ/SO]
 秀雄がそんなことを思っているうちに彼女は帽子を外す。
 すると、再び彼女が光に包まれて元の服装に戻っていた。
「でも、何で俺に…?」
「秀雄はさ、恋人だから…隠し事はしたくなかったの。私のこと、嫌いになった?」
 彼女は恐れるかのように秀雄を見つめる。
 秀雄の中には驚きが渦巻いていたが、やがて喜びがそれを上回った。
 自分に対してそんな秘密を話してくれたのだ。
「そんなことないよ!俺、恵里沙のこと大好きだよ!」
 彼女が愛おしくて仕方ない。
 その想いはたとえ彼女がサンタクロースであったとしても変わらない。
 恵里沙はうれしそうに笑い、そっと目をつむる。
 秀雄は恵里沙の望みを理解して彼女に顔を近づけていき…
「ん…」
 キスをした。


「お帰り、兄ちゃん」
 秀雄が家に帰ってきたら、弟の誠司が出迎えた。
 今日は突然恵里沙から「サンタクロース」だ、などと言われて驚いたが彼は上機嫌だった。
 何しろ恵里沙とキスをしたのだから。
 そのことを思い出してにやにやしていると誠司に気づかれた。
「どうしたの、兄ちゃん?」
「ん、何でもないよ」
 そっけなく応じようとする秀雄。
 それでも、嬉しそうな声は隠せない。
「恵里沙お姉ちゃんとデートしたんでしょ?何かあったの?」
「ん〜、まあ、な」
「いいなあ、僕も恵里沙お姉ちゃんとデートしたいなぁ」
 素直に羨ましがる弟の態度に秀雄は得意になる。
「お前にはまだ早いよ」
 弟の誠司は8歳。
 恵里沙が誠司のことは昔から可愛がっていたので、誠司もなついているのだ。
「え〜、兄ちゃんだけずるいよ」
「はは、サンタさんにでも頼めよ」
 先ほどの恵里沙とのやり取りを思い出しながら秀雄は言った。
 誠司が驚いたような表情になる。
「サンタクロースっておもちゃをくれるんじゃないの?」
「さあな、とりあえずお願いするのもいいんじゃないか」
 冗談で言ったが、誠司は真剣な表情で考え込んでしまった。
 秀雄はさっきまでサンタクロースなど信じていなかったが、誠司の態度を見ていると微笑ましくなる。

498 名前:弟の願い事 mailto:sage [2007/12/25(火) 06:16:14 ID:aHHSJ/SO]
 自分は8歳の頃はサンタクロースを信じていただろうか。
「早く寝ろ。サンタさんは遅くまで起きてる奴のところにはこないんだぞ」
 そこのところはどうなのだろう?
 今度恵里沙に聞いてみるか。
 そんなことを考えていると誠司の「お休みなさい」という声が聞こえた。
 こうして、吉岡秀雄の最高のクリスマスイブは終わりを告げた。


 翌日。
「兄ちゃん、兄ちゃん!」
 弟の興奮した声で目が覚める。
 一体何があったというのだろう?
 秀雄は耳元で声を出す弟に苛立ちを覚えつつ目を開けた。
「何だよ…?」
 声が不機嫌なものとなったのは仕方なかっただろう。
 目の前の弟は興奮した様子だった。
 そして、なぜか困ったような顔をした恵里沙もいた。
「ええっ!?」
 どうして恵里沙がうちにいるんだ?
 その疑問に答えるように弟が嬉しそうな声で言った。
「サンタさんが願い事を叶えてくれたんだよ!」
 そう言いながら、誠司は恵里沙に抱きつく。
「サンタさん…?」
 秀雄はまだ眠くて頭がはっきりとしない。
 それともこれは何かの夢だろうか?
「うん!サンタさんに『恵里沙お姉ちゃんと恋人になりたい』ってお願いしたら本当にそうなったんだ!」
 そう言って誠司が汚い文字を見せる。
 サンタクロースへのお願いが書かれたカードだ。
 確かにそこには『えりさお姉ちゃんとこい人になりたい』と書いてあった。
 秀雄は呆然とした表情でそれを見つめる。
「嘘だろ…?」
 秀雄は思わず恵里沙を見る。
 恵里沙は困ったような表情でいる。
 否定の言葉が欲しいのに彼女はそれをしない。
「誠司、ちょっと待っててくれ、恵里沙」
 そう言って恵里沙を伴い部屋を出る。
 廊下は寒かった。
 身震いしながら秀雄は恵里沙に質問する。
「一体全体どういうことなんだよ?」
「実はね…初めての担当が誠司君で、誠司君のお願いが、その…」

499 名前:弟の願い事 mailto:sage [2007/12/25(火) 06:18:30 ID:aHHSJ/SO]
 恋人になりたい、だというのか。
 弟は何と自分の冗談を真に受けてしまったというのか。
 そして、それを叶えるのが恵里沙の仕事だというのか。
「な、何とかならないのかよ?」
「駄目よ…私の初仕事なのよ?」
 そんな馬鹿な。
 思わず恵里沙の顔を見つめる。
 彼女は今の言葉を覆しそうにも無い。
 秀雄はそのまま、キッチンへ向かう。
 この時間なら父親が起きて朝食の準備をしているはずだ。
「父さん!」
「お早う秀雄、どうした?」
「恵里沙が…どうして…うちに…?」
 父に否定して欲しかったのだ。
 恵里沙が秀雄の家にいることを。
「ずっと、恵里沙ちゃんはうちに住んでたじゃないか」
 しかし、不思議そうな口調で父は信じられないことを口にする。
「な、なんで…?」
 すると父は気遣わしげな表情になる。
「やっぱり、父さんの再婚には反対なのか?」
 再婚?
 その後父の話を聞くと、どうやら父は恵里沙の母と再婚しておりそのため恵里沙と一緒に住んでいるということなのだそうだ。
 確かに自分の母は亡くなっているし、恵里沙の父親も亡くなっている。
 だが、結婚などしていない。
 そのはずだ。
 そこに恵里沙と誠司がやってくる。
「お早うございます、お父さん」
 お父さん!?
 やっぱり冗談ではないのか?
 その日の朝は驚きで食事も何を食べたのか記憶に残らなかった。
 しかし、恵里沙の母もごく普通に朝食の席にいたことは秀雄の記憶に残っている。


 食後、何とか恵里沙と2人きりになる機会を作り彼女を問いつめた。
「何なんだよ?この世界は?」
「どうもね…誠司君は私と少しでも長く一緒にいたいと思ってるみたいで…」
 恵里沙が困ったような顔で言った。



500 名前:弟の願い事 mailto:sage [2007/12/25(火) 06:21:53 ID:aHHSJ/SO]
 そのために、秀雄の父と恵里沙の母が結婚して恵里沙と一緒に住んでいるということになっているようだ。
「そんな…馬鹿な」
 だが、考えを変えれば自分もまた恵里沙と一緒に住めるではないか。
 そう考えると悪くは無い、どころか素晴らしいではないか。
 秀雄は衝撃から立ち直るとそんな風に前向きに捉えることが出来るようになった。
「キス…しよう」
 そんなことを秀雄は思い恵里沙に言った。
 さっそく、そのご利益に預かろう。
 彼女はためらった後に目をつむる。
 そして、先日のように秀雄は自分の顔を恵里沙の顔に近づけていき――
 バン、と何かに弾かれた。
 しりもちをつく秀雄。
「な、な…」
 思わず、しりもちをついたままそんな言葉を繰り返す秀雄。
「秀雄、今の私は誠司君の恋人なの…だから、私たち…キスはできないのよ」
 その言葉に衝撃を受ける秀雄。
 そんな馬鹿な。
 それでは一緒に住みながら自分たちは何もできないのか。
 しかも、彼女は『今は弟の恋人だ』と言った。
 なんと言うことだ。
 自分は弟と恋人がいちゃいちゃするのを指をくわえて見ていなければならないのか。
「それ、いつ終わるんだ?」
「わからないわ。でもね秀雄、私の心はあなたのものだから…信じて」
 恵里沙の真摯な言葉に力なく頷く秀雄。
 その言葉は大いに彼の慰めとなった。
 それに、なんと言っても弟は8歳で恵里沙は自分と同じ14歳。
 恋人といっても大したことはできないだろう。
 その予想はあっさりと覆された。


 その夜。
「恵里沙お姉ちゃん、お風呂に入ろ!」
 誠司が恵里沙に抱きつきながら元気よく言った。
 弟が恵里沙に抱きついたのも気に食わないが、何よりもその言葉。
 お風呂。
 一緒に風呂に入るというのだろうか、誠司と恵里沙が。
 思わず誠司に詰め寄ろうとする秀雄を恵里沙が引き止める。
 そのことにカッとなって恵里沙を睨みつける。
(誠司君はまだ子供よ)
(だけど…)






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