- 1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/04/11(火) 00:20:21 ID:9JT1B9Rl]
- なかったんで立てました。
- 384 名前:KATU mailto:sage [2006/06/13(火) 01:44:25 ID:Cpxbtoyg]
- とりあえずここまで
PSPで投下するのはめんどい
- 385 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/13(火) 02:04:51 ID:dP8j1B5a]
- >384
(゜Д゜) ハア?? か、神だ!!!! G!!!J!!!
- 386 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/13(火) 02:29:36 ID:EtcVwkdv]
- 黒子フラグを強引に立てる384GJ
- 387 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/14(水) 21:59:05 ID:UyqRUXWB]
- むしろこのフラグが未だ立っていない原作の有り様こそが黒子のびりびりへの想いの強さを証明しているのかも知れない。
あの恐るべき、人類半分の絶望とまだ評されたフラグ力(ちから)の渦を前にしてなお巻き込まれずにいるとは、そう言うことではないのか?
- 388 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 00:05:57 ID:nP74P+Yh]
- >>384
なかなか先が楽しみな展開だ、グッジョッ! しかしPSPから投下とはなかなか無理をなさる 作品数が増えてきて、とてもうれしい
- 389 名前:KATU mailto:sage [2006/06/15(木) 17:47:45 ID:5+3kkXt7]
- ひがががががががが
なんか最近意識がよく飛ぶ 最近は寝落ちしまくってるしなぁ・・・ 昨日だって本当はPSPからつづきを投下するはずだったのに てかSONYはPSPに繋ぐキーボードみたいの作ってクレー
- 390 名前:名無しさん@ピンキー [2006/06/15(木) 18:10:23 ID:43W9jc+d]
- 続き干す!!
- 391 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 19:05:06 ID:9T+G1e5D]
- 警備員「むっ、不審者!?」
当麻「違う、それはアニェーゼだ」 当麻「そいつは俺の知り合いのアニェーゼだ」 当麻「アニェーゼをいじめるな」 警備員「懐かれてるな、君」 (胸元に抱かれてゴロニャン状態のアニェ) >>355のアニェ×とうまと先日の本スレで見かけたネタを掛け合わせて見ました >>365氏、ゴメン ちなみにアニェをインデックスに変更すると元ネタ通りのオチになるw では>>340からの続きです 今回は短め
- 392 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:05:38 ID:9T+G1e5D]
- 優しくゆっくりと、美琴をベッドの上に横たえる。
心臓が限界以上に稼動している。美琴はその心地よい鼓動に酔いしれていた。 (ああ、コイツと、しちゃうんだ……) 今まで、そんなシーンを夢想した事がない訳では無い。 それどころか、それを使って自分を慰めた夜を数えれば、両手両足の指を足してもまだ足りないくらいだ。 それが今、現実のものになろうとしている。 一枚、また一枚と上条の手が美琴の衣服を剥いでいく。その手に抗わず、また自分の手を使うことなくその身を委ねる。 ついに、美琴の体を覆うものがなくなった。 流石に気恥ずかしいか、美琴は両手でその慎ましやかな胸の膨らみを上条の視線から隠した。その一方で、両足を合わせてもじもじとくねらせている。 その眼下に横たわる光景に、上条の情動は更に掻き立てられる。 ゴクリ。 知らず溜まっていた唾を飲み込んで、上条は美琴の腰の上に馬乗りになり、まずは胸を隠している腕をどかせようとする。 「や、ぁ……」 言葉では拒絶するものの、美琴は上条にされるがままに腕を退けた。 「胸、小さいから……。あまり見ないで……」 顔をトマトのように真っ赤にしながらぽそぽそと告げる美琴を見て、上条は、 「可愛いなぁ」 と率直な感想を洩らした。それを聞いて、更に顔を紅く染める美琴。その口はパクパクと開閉するだけで、何も言葉は出てこない。 そんな動きを止めてしまった美琴に対し、上条は好都合とばかりに胸への侵攻を再開する。 まずは上からすっぽりと手の平をかぶせて、全体を軽く揉みしだいてく。 「ひゃうっ!?」 突然の刺激に裏返った声を上げてしまう。 「ふむ、感度は良好」 「な、何をいってむっ!?」 言って上条は今度は抗議の声を上げようとした美琴の口を自らの口で塞いだ。 そのまま美琴の上に圧し掛かるように体勢を倒し、左膝で閉じられた美琴の足をこじ開け、出来たスペースに体を割り込ませて右手を無防備状態となった秘所へと走らせる。 くちり、と湿った感触が上条の指先に伝わった。 (濡れてきてる、けど) 美琴の秘裂はぴったりと閉ざされており、何者の侵入も許した事が無いであろう事が伺える。 (よく濡らさないとキツイだろうし) そう思ったが早いか、上条は美琴の唇から首筋、鎖骨、胸、腹と舌を這わせて行く。 「ん、くぅぅ」 上条の舌の感触が伝えてくるねっとりとした快楽に溺れ、美琴は上条の思惑に気づけていない。 そして、ついに目的地へと辿り着いた。 うっすらと申し訳程度に生えた茂みの下、ぴったりと閉じた合わせ目にロックオン。 ぺロリ、とまずは一舐め。 「あぁ!?」 予想外の箇所から伝わる感触に、美琴は何度目かの悲鳴を上げる。 「やっ、そんなとこっ、舐めないでぇ」 両手で顔を覆い、イヤイヤ、と首を振る。 しかしそんな抗議は聴く耳持たぬとばかりに、上条は口淫を開始する。 逃げようとする美琴の腰をかっちりと両手で押さえ込み、まずは丹念に舐っていく。 「どうしてぇ!?こんな、こんなぁっ」 未知の感触に混乱しながらも伝わってくる快楽を、美琴はそれでもしっかりと受け止めた。
- 393 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:06:11 ID:9T+G1e5D]
- 一方その頃御坂妹はと言うと、二人のすぐ傍でその痴態を見せ付けられていた。
その顔には少なからず不満の色があった。 (お姉様はずるいです、とミサカは胸中で不満を述べます) あそこで乱入されなければ、彼の下で乱れているのは自分だった筈なのに。 (……でも) それでも、上条から与えられる快楽に乱れ悦ぶ美琴の姿を見ていると、段々と自分がされているような気になってきた。 同じ顔が悦楽に酔いしれ、同じ胸を揉みしだかれ、同じ秘部に――。 そろりそろりと自らの秘所へと指を這わせる。 「…………あ」 しっとりとした湿り気をそこに感じた瞬間、もう止まらなくなってしまった。 先に気付いたのは上条だった。 局部への攻めを中断して、美琴の耳元に囁きかける。 「美琴……、右」 薄く靄がかかった頭に、それでも聞き取れた声に従って美琴は視線を右に向けた。 そこには。 同じ顔を淫らに染めた御坂妹の姿があった。 こちらの方をじっと見据え、パジャマの上からもどかしげに胸や太腿の付け根辺りを弄っている。 「同じ表情、してるぞ」 上条の言葉が、美琴の内面に嵐を巻き起こす。 自分が? あんな? いやらしく? 乱れた? でも、……見とれてしまいそうな。そんな顔をしていると? 「あぁ。綺麗だよお前たち」 言って上条は、美琴の唇を強く吸いたてる。 その言葉とその行為に誘われて堕ちていく自分を、美琴はうっすらと自覚した。
- 394 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:07:37 ID:9T+G1e5D]
- 足の間に体を入れて、腰を密着させる。
ピトリ、と未踏の裂け目に熱く滾った欲望の写し身が押し当てられる。 「力を抜いといた方が良いぞ」 その言葉に従うように、全身から力を抜いた。 つもりだった。 「やっぱり、怖いか?」 初めての行為に対する緊張からなのか、四肢の強張りが緩まない。 「うぅん、大丈夫よ。……優しく、してよ、ね?」 両腕を縮こませながら上目遣いで聞いてくる美琴へ、上条は、 「……善処します」 と返し、準備万端な息子に手を添えて位置を合わせる。 くち、と粘膜同士が擦れ合う。 「行くぞ」 そう宣言して、腰を突き入れていく。誰も踏み入れたことの無い肉の道を、みちり、みちりと押し広げる。 予想以上の痛みに、思わず腰が引ける。 「………………っ!」 上がりかけた悲鳴を、美琴は噛み殺した。 そんな事をしたらコイツはやめるとか言い出しかねない。 それだけは絶対にイヤだ。 見れば、困ったような顔でこちらの顔を覗き込んでいる。その表情が気に触った美琴は、両手で上条の顔を引き寄せる。 「やめたら……怨むわよ」 うっすらと涙を浮かべた目で見つめられて、上条は一瞬よぎった躊躇いを捨てた。 無言で触れるだけのキスをしてから上体を起こす。改めて両手で美琴の腰を持ち、かっちりと固定してから侵入を再開。 暫らくもしない内に、先端に今まで以上の抵抗を感じた。 これ以上は進ませないとでも言うように立ち塞がるそれを、上条は一突きで突破する。 ぶちぶち、と裂けるような痛みが美琴の体を疾る。 「――――っ!!くぅっ……」 反射的にせり上がってきた叫びを喉下で押さえ込む。 そんな美琴を気にしないふりをし、上条は更に奥へと肉棒を捻じ込んでいく。 「くっ、あん。おっ、きぃ……」 吐息と共に、自らの膣内へと挿入ってきたモノへの感想を吐き出す。 「どんな感じなのですか、お姉様、とミサカは興味を抑えきれずに質問します」 見てるだけではもう我慢が出来なくなったのか、御坂妹が四つん這いの体勢で美琴の傍らへと近付いて来た。 その表情は先程と同じく、情欲に染まりきっている。記憶の中にあるあの鉄面皮はどこへ行ってしまったのか。 「この、へんまで、届いて、広がって。アンタ、の番に、なれば、分かるわ、よ」 へその下辺りを擦りながら、切れ切れに妹の質問に答える。 「綺麗です、お姉様、とミサカは乱れるお姉様への率直な感想を述べます」 言いながら、御坂妹の顔がじわじわと美琴の体へと接近する。 「もう、我慢が出来ません、とミサカは……抑えていた欲求を解放します」 言うが早いか、御坂妹は固くしこらせた美琴の胸の先端を口に含んだ。 「やぁっ!?な、にすんの、よっ?」 突然の妹の行動に、一瞬思考が停止する。 理性が機能するよりも早く、裂華から、胸尖から送られてくる刺激が美琴の全身を駆け巡る。 「うっ、きゃうっ、はぁんっ!?」
- 395 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:08:41 ID:9T+G1e5D]
- 一方上条の方も、割とのっぴきならない状況だった。
(っんだっ、これ!?) 美琴の口内と同じく、膣内にも微細な電流が流れているようであり、肉襞のざらつきとはまた違った刺激が上条の男根に襲い掛かってくる。気を抜いたら一瞬で放精してしまいそうになる。 それでも腰の動きを止めずに、美琴の膣を攻略していく。 そうやって美琴の攻撃(美琴本人にその意図は無い)を耐えた所で眼に飛び込んできたのは、仲睦まじい姉妹の姿だった。 御坂妹に乳首を重点的に責められ、その快楽から逃れるかのように美琴が身を捩る。その動きが膣に伝わり上条のペニスを扱き立てる。 「もぅ、わかんない、わかんないぃぃ」 口元から涎を垂らしながら、うわ言の様に繰り返す。未体験の快楽に、メーターが振り切れてしまった様だ。 「くっ、もう……」 上条の方も臨界が近い。最後の一突きを美琴の最奥部に叩き込んでから肉茎を引き抜き、扱く。 その勢いのまま、脱力した美琴の下腹部目掛けて白濁色の欲情の証をぶちまけた。 どくんっ、どくん、どくっ。 「はーっ、はーっ」 「………………………………」 一戦交えた疲労感を滲ませて息を荒げる上条と、ピクリともせず静かに胸を上下させる美琴。 そんな二人だけの空気を打ち破るかの如く、御坂妹の声が上条の頭を震わせる。 「さぁ、次はミサカの番です、とミサカは期待を込めた眼差しで見つめます……」 期待感を隠さずに見つめて来る御坂妹の眼差しを真っ直ぐに受け止めて、上条は御坂妹にこう告げた。 「ミサカ、お尻をこっちに向けて四つん這いで美琴の体を跨いでくれないか」 「こうですか、とミサカは指示通りに体勢を整えます」 言われた通りに上条の方に尻を向け美琴の体の上を四つん這いで跨ぐ。先程までの自慰行為の所為でしとどに濡れた御坂妹の陰部が、上条の視線に晒された。 そんな男を誘引する淫華を、上条は右手でなぞり上げた。 「んぅ……っ」 熱の篭った吐息が御坂妹の口から洩れる。 「大分濡れてるな……。待ちきれなかったか?」 指先に付いた愛液をぺろりと舐め取ってから、どこか楽しそうに上条はそう言った。 「そ、そんな事は聞かないで下さい、とミサカは赤面しながら申告します」 顔を羞恥に染めて後ろを振り向きながら御坂妹が答える。はっきりと『表情』を見せた御坂妹に一瞬心を奪われる。 ふと気が付けば、既に愚息は戦闘可能な状態にまで回復していた。 「す、ごいです……」 自分の尻越しに姿を出した上条の肉凶器を見て、御坂妹が感嘆の声を溢す。 「これから、それがミサカの膣内に挿入されるのですね……、とミサカは期待を隠さずに言います」 「ああ。……怖いか?」 「愚問です、とミサカは一言で切り捨てます」 即答する御坂妹へ苦笑混じりに、 「だよな」 と応じ、手を添えて御坂妹の秘裂に狙いを定める。 「行くぞ」 上条の言葉に無言で、コクリ、と頷く。それを見て、上条は腰を前進させた。
- 396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 19:11:38 ID:9T+G1e5D]
- いじょっす
次来る時には御坂編は終わらせるようにします では >>389 PSPからとは無理をなさる…… でも続き期待してまっさ
- 397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 19:15:07 ID:04ot1W5Z]
- キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
GJ、最高さー 続き待ってるよ
- 398 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 20:08:52 ID:YBfKQNzg]
- 「どうしてぇ!?こんな、こんなぁっ」
がなんか一番燃えました。GJ
- 399 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 20:26:46 ID:43W9jc+d]
- > r⌒ヽ
| (o:@){GJ!! _エニニニエ_ r⌒) o`ヾ、 [ニ]>ーーーΘ―ーθ]> [_]> |]> [_]> |]> [_]>エニニニニニニエニ]]> [_]>^ O |口> [_]ス ノ口> [_]>∩ー―ー∩口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> Ш」 口 □Ш 品 品
- 400 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 21:02:58 ID:v9Q0q39J]
- GJ
- 401 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sageGJ [2006/06/15(木) 22:51:01 ID:ENFwjw9u]
- 小萌先生!スレ住人が一様に前屈みです!!
- 402 名前:KATU mailto:sage [2006/06/15(木) 23:09:52 ID:YVYIkSkV]
- >>396
GJ!! そんなっ!?御坂編もう終わっちゃうの!? すごいなぁ 自分はただでさえ微妙なのにPSPで書いたらさらに微妙に・・・ とりあえず続きでーす この先エロ書けるのか怪しくなってきた
- 403 名前:KATU mailto:sage [2006/06/15(木) 23:11:20 ID:YVYIkSkV]
- 「ん?どうした?」
振り向こうとした彼の首をガシっと掴んでギギギギと無理矢理前を向かせる 「な、なんでもありませんわ!」 「は、はひ!?」 そしてまた歩き出す 少したって黒子は眠気に襲われた 頭をこっくりこっくりやっていたら上条が前を向きながら 「寝ててもいいぞ、まだ少しかかるみたいだし」 空間移動を使ってのすぐは歩いてすぐとは限らない その上女の子をおんぶして歩いているので歩く速度は普段より若干遅い 「そう・・・です、わね・・・少し、寝かせて、もらいます・・・」 そして黒子は眠りについた その背中がとても大きく感じ、暖かで、ひどく安心した 「寝ちまった、か・・・」 (うう・・・自分で言い出した事だけど、上条さんはピンチですよー) 白井黒子は中学1、2年 その年頃はまだ未成熟の体 しかし女の子であることには変わらない 柔らかい肌、控えめだが確にある胸 トリートメントだろうか?上条の頬に触れるサラサラとした髪から花のような淡く甘い匂いがした その上、無防備に上条の背で眠る黒子の穏やかで可愛らしい寝息が聞こえてくる 健全な男子高校生である上条の心臓はドクドクと鳴っていた
- 404 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/16(金) 13:47:07 ID:b1BlTv7J]
- >>391
全然おkですよ〜 相変わらお見事です。すっきりした書き方、見習わせていただきます。 >>402 いいですねいいですね、青春ですね〜続き期待してます。 しかしPSPからとは…強者ですな。 さて、こちらも>>365の続きを投下します。 なお、野郎の受けは見たくないんだYO!という方はスルーして下さいな。
- 405 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:48:21 ID:b1BlTv7J]
- 立ったまま、ズボンの上から陰茎の形を確認するように軽く撫で擦る。
“大きい、それに硬い…!” 西洋人のものには無い、鋼のような硬さに驚く。服の上からでは我慢できなくなり、急かされるようにジッパーを下げ、下着を掻き分け、陰茎をさらす。 目にした上条の陰茎は、血管を浮き上がらせ、はちきれんばかりに勃起していた。まさに、怒張。 「ふふ…」 淫靡な笑みを漏らしながら、陰茎に指を絡める。それだけでびくっと陰茎が震えた。そのまま上下に手を動かし、擦る。 「うあっ…」 噛み潰したような呻きがを上条が漏らす。快感が脳に突き刺さってきた。 “うわ…射精しちまいそうだ…” 快感に耐える上条をアニェーゼは面白そうな表情で見上げ、擦るスピードを上げる。 “責められる側の気持ちが分かりますねと言うかなんと言うかー!” そんな冗談で気を紛らわせないと、本当に漏らしてしまいそうなほど、アニェーゼは上手い。ただ茎を擦るだけでなく、鈴口や尿道口にも指を這わせ軽く爪を立て、刺激してくる。 「もっと声、出しても良いんですよ?」 しかし応える余裕が上条には無い。そんな上条に微笑み、アニェーゼは爪先立ちになり、口付けてくる。 「んんっ!?」 上条が先ほどしてきたように、舌を絡めあう。
- 406 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:49:13 ID:b1BlTv7J]
- ぷち、ぷち、ぷち…
空いている手で上条のシャツのボタンを器用に外し、さらにTシャツを捲り上げる。 露になった上条の胸板。鍛えてはいないのだろうが、適度に筋肉の付いたそこは、ひ弱さとは無縁だ。 「ぷは…」 唇から口を離し、かかとを地面につける。そして目の前のかすかに汗ばんだそこに口付け、舌を這わす。 「うわ!?」 鎖骨の形を確認するように丁寧に舐め上げる。そして、胸板に舌を下ろしていく。 「うぁ…」 ぞくぞくした感触。 アニェーゼは胸板に円を描くように舌を這わせる。その舌が軌道を変え、上条の乳首にたどり着く。 「男の人も、ここは感じるんですよ?」 そこをちろちろ舐められ、反対側は指で擦られる。これまで感じたことの無い、むずがゆいような感覚。それは怒張を擦る快感と相乗しあい、上条は耐えるしかできなくなる。 たっぷり苛め、アニェーゼは胸から口を離した。 “ほっとしたような、物足りないような…” そんな思いが表情にも出たらしい。 「そんな顔しなくても大丈夫ですよ。これからが本番なんですから…」 そして腰を落とし、上条の怒張に視線を合わせる。 反り返った上条の陰茎。それが放つ濃厚な雄の匂いを、胸いっぱいに吸い込む。 “下が、蕩けちまいそうです…” それだけでアニェーゼの秘所から新たな蜜があふれ出し、地面に滴り落ちる。 「いい匂いですよ、カミジョウ…」 ふっと息を軽く吹きかけ、亀頭に舌を這わせる。
- 407 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:50:49 ID:b1BlTv7J]
- 「あうっ」
敏感なそこを舌先で触れられる感触に、上条は思わず声を上げてしまう。その反応に気を良くしたのか、アニェーゼは唇と舌が多彩な動きを見せる。 舌先でつつく。ちろちろと小刻みに舐める。そうかと思えば舌全体を亀頭に被せるように舐め上げる。傘の裏にまで舌を這わす。唇で吸い付き、亀頭の上下を挟み込む。 その妙技に、上条の射精感は一気に高まっていく。歯を食いしばって耐えるが、その間から声が漏れ出してくる。 「くっ、はっ、うっ、んっ…!」 「ん、んくっ、ん、ぷは…」 “亀頭が広がってきましたね…” 射精感の高まりを感じたアニェーゼは、一度唇を陰茎から離す。そして、陰茎の根元をぎゅっと握る。 「まだ、ですよ。もう少し我慢してくださいね…」 そうしておいて、今度は幹の側面を唇で挟み、舌で舐めたてる。 じゅっ、じゅっ、じゅっ… 卑猥な音を立て、幹の側面をアニェーゼの唇が何度も往復する。 「あ、あうっ、うっ、くあっ…」 “拷問に近いかも…” 射精を我慢させられた上で、さらに刺激を加えられる快感は暴力的だ。それでも多少なりとも余裕を保ってられるだけ大したものである。そのくらい、アニェーゼの口技は巧みだ。 幹の側面から、舌が裏筋に移る。舌先で裏筋を正確にトレースされた後、舌全体が裏筋を這っていく。 さらに、その下にあるボールをも、アニェーゼは口に含み、転がすように刺激する。 上条が漏らすのはもはや荒い吐息だけ。尿道からはだらだらと透明な液が滴ってくる。それでも、上条は地獄のような快感に耐えて見せている。
- 408 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:52:36 ID:b1BlTv7J]
- “ここまで粘ってくれるとは…嬉しいです”
開いた片手で自分の秘所をいじりながら、アニェーゼは思う。上条のタフさは、自分の持てる技術のすべてを尽くして愛するに足るからだ。 “だから、逝かせて上げますね…” 「ぷはっ…」 もてあそんでいたボールから口を離す。 そして口を大きく開き、陰茎全体を喉の奥へと飲み込んだ。 「うあぅっ…!」 アニェーゼの口内の熱さ。舌の感触。口を窄ませているため、陰茎全体に張り付いてくる頬の裏の粘膜の蠢き。尿道口を包みこむ、喉の奥の柔らかい肉の感触。 “やばい、漏らしそ…!” 上条はそれだけで達しそうになった。 アニェーゼはゆっくりと首全体を上下に動かし始める。上下の大きなストロークは、上条の陰茎全体を満遍なく刺激する。 その一回だけで上条は飛びそうな快感を味わい、背筋を震わせる。しかし、アニェーゼは動きを止めないどころか、そのスピードを上げていく。 じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっじゅぷっじゅぷっ… 「う、あ、あ、ああああ…!」 上条の声も止まらなくなる。辛うじて下腹部に力を入れて耐え続けるが、果たしてそれもいつまでもつか。 さらに、アニェーゼは自らの蜜に濡れた指を上条の不浄へと這わしていく。 「な、ちょ、アニェーゼ!?」 これにはさすがに上条も驚くが、快感に耐えるだけで精一杯で押しとどめられない。 アニェーゼの指は上条の不浄の形を確かめるようにくるくると這い回る。幼少の頃はさておき、物心ついて以降は他人に触れられたことのないそこを触れられ、上条は赤面する。
- 409 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:54:24 ID:b1BlTv7J]
- しかし、
“うう…気持ち良い?” 同時に快感。意識したせいで、加えられる刺激に余計敏感に反応してしまう。 不浄の表面を這い回る指が、そろそろと上条の不浄の中に侵入しようとしてきた。 “なんか上条さん、色々大切なものを失ってしまそうですよ!?” 貞操の危機ってこんなことを言うんだろうなー、と他人事のように誰かが脳内で呟く。全く冗談にならないが。 上条のそこは下腹部に力を入れているためきつく締められ、そう簡単に指の侵入を許さない。しかしアニェーゼは慌てず、不浄の穴を爪で軽くめくり上げ、その中の粘膜を刺激する。 “う、うう…” 不浄の周辺は、元来神経が密集した敏感な粘膜である。そこを丁寧に刺激されれば、初めてでも快感を感じさせるのは不可能ではない。 そして快感を感じれば筋肉は緩み、弛緩する。その例に漏れず、上条の不浄も徐々に力が抜けていく。 それを見逃さず、アニェーゼは上条の不浄に細い指を一本、差し入れた。 「おあ!?」 上条が変な悲鳴を漏らす。 “キツい、ですね…一本が限界ですか” そう判断し、アニェーゼは指を動かす。陰茎の裏側を這い回り、ぴくぴくと動く部分を探し出した。 “見つけましたよ…” “そこって、確か、前立腺!?” そして、陰茎をしゃぶる動きに連動させ、そこを指で刺激する。効果はてきめんだ。
- 410 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 14:00:13 ID:b1BlTv7J]
- 「ひあっ、うあっ、ううっ!」
陰茎を裏と表から刺激され、上条が女の子のような嬌声を漏らし、口の中の怒張もさらに硬度を増す。亀頭のふくらみも臨界に達した。それを察し、 “さあ、止めです…逝っちまいなさい!” アニェーゼは喉の奥で上条の陰茎に舌と口の粘膜を巻きつけ、頬をへこまして一気に吸い上げる。同時に、前立腺に軽く爪を立て、強い刺激を贈った。 下腹部の力が抜けた上条は、その快感に耐えられない。 「あ、出る、アニェーゼ、出るっ!」 悲鳴のような声を上条が漏らすと同時、 「!?」 びゅうううううっ、という擬音が似合いそうな勢いの射精。その濃さも量も半端ではない。アニェーゼの喉を直撃したそれは半分ゼリー状で、思わずむせてしまう。 しかしアニェーゼは口を離せない。いつの間にか上条がアニェーゼの頭をがっちり押さえ込み、喉奥にまで陰茎を突き込んで来たからだ。 「んーんーんんー!?」 あっという間にアニェーゼの口の中いっぱいに上条の精液が溜まってしまう。涙目になってえずくが、それでも上条は離してくれない。 長い射精は、一分に及んだだろうか。すべての精を吐き出すとようやく上条は我に帰り、アニェーゼを解放した。 解放されたアニェーゼは、掌に精液を吐き出し、咳き込む。 「けほっ…けふっ」 涙目のアニェーゼに、上条が慌てて謝ってくる。 「ごめん、アニェーゼ、その、あんまり気持ちよかったもんだから、つい…」 「いえ、気にしないで下さい…」
- 411 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 14:02:23 ID:b1BlTv7J]
- なんとか咳き込むのが止まったアニェーゼは、掌の上条の精液に視線を落とした。
「凄く、その、濃いですね…」 上条のそれは、白濁したゼリーのようにプルプルしていた。 「いや、だって、インデックスが来てから自分ですることも出来なかったし…」 自室に女の子がいる状況では、確かにオナニーなど出来ないだろう。それに、上条のメンタリティでは、インデックスを襲うなどとは思いもよらなかったに違いない。 インデックスを気にかける上条に、アニェーゼの心がチクッと傷んだ。 「まあ、禁書もこういうことには疎そうですしね…」 そんな感情をごまかすように、アニェーゼは上条を慰める。人としては立派だが、しかし健康な男性としてその身に強いた自制は、もはや聖人のそれに近い。 「あのさ、それ、捨てていいから…」 自らの吐き出した精液を気恥ずかしそうに眺め、そう上条が言いかけると同時、アニェーゼは掌にわだかまる精液を舐めとり、一気に飲み干してしまう。 「ふふ、飲んじまいました」 悪戯っぽく言う声と、下から見上げてくるようなアニェーゼの表情に、上条は撃墜される。その勢いのまま、アニェーゼの背を壁に押し付け、脚を開かせる。 「上条のそこ、まだ元気ですね…」 一度射精したばかりだというのに、上条の怒張は一向に納まる気配を見せない。 「アニェーゼのここも、もうすっかり準備OKって感じだぜ?」 アニェーゼの秘所も何かを待つようにひくついている。 ふふ、とアニェーゼは笑みを漏らし、迎え入れるように自分から秘所を開いて、告げた。 「カミジョウ、どうかあなたを、私に感じさせてください…」 「ん。いくぞ」 向かい合って、儀式のようにキスをする。 そして上条は、立ったままのアニェーゼの秘所に自らの陰茎を当て。 一息で、刺し貫いた。
- 412 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/16(金) 14:05:30 ID:b1BlTv7J]
- 今回はここまでっす〜
Hシーンに悪戦苦闘中ですが、気長にお待ち下されば幸いです。 ではノシ
- 413 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/16(金) 17:24:40 ID:rWqAZPPQ]
- >>412
チクショウ良い所で止めやがってw GoodJob
- 414 名前:KATU mailto:sage [2006/06/16(金) 19:39:36 ID:8LyAmo11]
- あはははは寝落ち寝落ちw
>>412 GJ!GJ!GJ!GJ! GJ!!!!!! うわぁ、すげぇ アニェーゼの黒いとこがツンデレになっている・・・ これが>>412の能力・・・
- 415 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 00:45:08 ID:m7jIcaGt]
- >>412
乙です。いいとこで…!w そして、久々に行ってみたスレでKATU氏見つけてびっくり。
- 416 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 02:58:38 ID:4hFGxs2N]
- だぁぁぁっ!
何でどれもいいトコで切れてるんだっ!? 続きが気になるじゃないかっ?
- 417 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:12:24 ID:lcqfzmgk]
- >>403
この上条さんは健全ですなー GJを贈呈します >>411 この上条さんも踏み外してない健全な上条さんですねー GJを進呈します では踏み外してる上条さんを投下します エロとオチ
- 418 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:13:28 ID:lcqfzmgk]
- 美琴の時と同じく、途中にあった障害物を押し破って奥へ奥へと歩を進める。
当たり前の事だが、ひどくきつい。もしかすると、美琴よりもきついかもしれない位だ。前後の動きもあまり滑らかには行かない。 目線を下へ向けると、鳶色の小さな窄まりと上条自身を迎え入れて限界まで広がった御坂妹の陰唇が目に飛び込んできた。肉幹には処女の証がこびり付いている。 「う、あ、あ」 御坂妹の口から声にならない声が零れ出てきた。痛みを堪える為か、両手がシーツを強く握り締めているのが見える。 「お、きい、です。お腹が、こんな、あぁぁ」 最後まで言えずに、御坂妹は体を丸めるように頭を下げた。彼女の下には未だ脱力したまま横たわる美琴の体があり、御坂妹の額が、そのなだらかな胸へと着地する。 何かが胸元に降りてきたのを感じて、美琴は思考能力を取り戻した。 視線をそちらにやれば、自分の上で蹲るように頭を下げる妹と、その妹を後ろから責める上条の姿が映る。それで何となく今の状況を朧ろ気ながらも認識した。 美琴は、両手で御坂妹の顔をこちらへと向けさせた。 何故、と聞かれても、理由はわからなかった。 ただ、見たかったのだ。 好きな男に抱かれた妹の顔が。 抱かれた時に見せたであろう自分の顔が。 「あ、おねぇ、さま?」 その顔は、はたして、想像以上だった。 痛みに耐えながらも体を奔る快楽に酔う眼。上気し紅に染まった頬。だらしなく涎を垂らす半開きの口元。 気が付いた時には、既に唇を合わせていた。 間近に、驚きでか、両目を大きく見開いた妹の顔が見える。 そんな御坂妹の口内へ、自分の舌を割り込ませた。先程の上条とのキスで教え込まれた動きを、妹相手に実践する。 最初はされるがままだった御坂妹も、負けじと姉の舌へと挑みかかる様になった。 お互いの目の前には同じ顔。 まるで鏡像との交感行為。 永遠に続くかと思われた姉妹の行いは、 「!?ど、どこをさわって、るのですか、とミサカは驚愕します!!」 上条のある行為によって中断された。 姉との背徳的なキスを止めて後ろへ振り返る。 「どこ、って。言わなくても分かるだろ」 言って上条は意地悪そうな笑みを浮かべた。 「そ、そんなところを触らないで下さい、とミサカは羞恥を隠して抗議します。そこは汚いです、とミサカは忠告しまっ!?」 御坂妹の抗議も言い終わらぬうちに、 「いや、ここも結構重要な場所なんだぞ。知らなかったか?」 上条は先程も弄った御坂妹の菊座に指を這わせる。親指で円を描くようにぐりぐりと揉み解しながら、 「世間には、こっちの方に挿入れる方法もあるんだぞー」 「…………やっ、無理です!そんな、入りません!!とミサカは恐慌します!」 上条の言葉に一瞬想像して、その想像を打ち払うように首を横に振る。 「そんな知識はミサカの中にはありません、とミサカはっ!?」 再度、体を駆け抜けた快感に言葉を中断させられる。今度の発生源は上半身からだ。 犯人は美琴だった。 「さっきのお返し、してあげるわ。アンタと私って、感じるとこまで一緒なのね」 そう言って美琴は御坂妹の胸で尖っていた小さな果実を口に含む。 「ひゃうっ、あ、はぅん!」 各所から送られてくる刺激に、御坂妹にはそれらに抗う術がなかった。できる事は、ただそれら享受するのみ。
- 419 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:14:00 ID:lcqfzmgk]
- 「あ、あ、あ、あ」
乳首を甘噛みされ、肛門を弄ばれ、膣を打ち貫かれ、最早、限界だ。全身に何かが走り抜けたような感じがした。 「っ――――――――!!」 「うっ!?」 それは比喩ではなかった。美琴と同じく、御坂妹の膣壁からも電流による刺激を受けていたのだが、御坂妹が声にならない絶叫を上げた瞬間、その電流の強度が一気に増した。その刺激に、思わず膣内で射精してしまった。 二度目とは思えない量の精液が御坂妹に注ぎ込まれる。 「あっ、あぁぁぁぁ」 体内で何かがはじけている。そう思った瞬間、全身の力が抜けてしまった。 ……余計な所の力まで。 美琴の顔の上に圧し掛かるように上体を伏した瞬間、未だ繋がったままの股間から温かいものが零れ出てしまうのを、御坂妹は止められなかった。 「あっ、やあっ、み、見ないで下さい、とミサカは懇願しますっ」 ちろろろろ、と水音が部屋の中に響く。 「あぅぅぅぅ、ご、ごめんなさいぃ」 「あー、と、まぁ気にしなさんな、な?」 泣きそうになる御坂妹に慰めの言葉をかける上条。実際にはそれは逆効果だと思うが、どうか。 二回放ち若干項垂れた肉棒を御坂妹から引き抜いて、枕元に置いてあったティッシュで御坂妹の秘所を拭う。 「シーツとかぐしょぐしょになっちゃったわね。どうしよっか?」 最後のがなくとも、今までの行為で既にぐっちゃりになってしまったベッドを見下ろし美琴がそう言った時に、突然ノックの音が部屋の中に響いた。 瞬間、三人の動きが止まる。数秒後、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
- 420 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:14:31 ID:lcqfzmgk]
- 『終わったかな?』
ノックの主はあのカエル顔の医師だった。 『いや、若いことは結構だけどね?あまり大きい声を出すと外に聞こえるよ?』 聞かれてた!そう認識した途端、姉妹の顔が真っ赤に染まった。 『いや、ずっと聞いていたんじゃないよ?さっき往診しにきたら、何やら取り込み中だったみたいだからね?しばらくの間、病室の前を通行止めにしておいたよ?両隣が空き部屋でよかったね?』 「それに関してはお礼を言った方が良さそうですね。ありがとうございます」 端から聞くと皮肉にも聞こえるが、上条は割りと本心でそう言った。カエル医師も言葉通りに受け取ったようだ。 『いや、礼には及ばないよ?君もわりかし病院が好きだよね?希望するなら手術室とか手配するけど?』 「それは結構です、ってかまだ引っ張るかそのネタ!」 『むぅ、残念だね、ま、それはいいとしてだよ?ベッドの上とか凄い事になってないかな?信頼できるナースを呼んであるから、あんまり心配しなくてもいいよ?』 意外な裁量に、上条は思わず聞き返した。 「良いんですか?その、怒ったりとかしないんですか?公序良俗に反する、とか」 『別にそんな権限は僕にはないね?あったとしてもする気も無いけどね?』 上条の問いにそう答えたあと、医師の気配が離れて行くのが分かる。 『それじゃ、患者さんの診察は後回しにするからね?三十分くらい後にまた来るよ?』 三十分後、と聞いて無意識の内に病室備え付けの時計に目を向ける。 現在、三時二十八分。 「あ」 ここから姫神の待つデパートまでの道のりを考える。 まずい。間に合わないかも。 脱ぎ散らかしていた制服を取り集めて着ていく。 「ちょっ、どうしたのよ、急に」 突然の上条の行動に、美琴が問いかける。 「すまない美琴、後は頼む」 「何でよ。何かあるの?」 「あぁ、上条さんにも色々とあるのですよ。ミサカ、今日は帰るけど、また来るからな」 「……はい、お待ちしてます、とミサカは直視出来なくとも再来を待つ旨を伝えます」 御坂妹の声を背に受けて部屋と出ようとして、上条は足を止めて振り返る。 「ヤる事ヤっといてすぐ帰るってのは、何と言うか、すごく気まずい」 そこで、一回言葉を切る。 「この埋め合わせは、いつか、必ずするから」 「分かったわよ。良いからさっさと行きなさいよね」 常であれば怒り出しそうな美琴が、退室を促す。 「はい、その言葉、忘れませんから、とミサカは胸に刻み込みます」 御坂妹が、今度は顔を見て再会を期待する言葉を発した。 「ああ、またな……看護士さんが来る前に服位は着ておけよ」 「うっさい!行くならさっさと行け!」 美琴の怒声に押し出されるように、上条は病室から駆け出して言った。
- 421 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:15:05 ID:lcqfzmgk]
- 行間 一
医師の往診が終わった後も、美琴は御坂妹の病室にいた。 上条が出て行った後に訪れてきたナースの暖かく見守るような目を思い出して、一言洩らす。 「アイツってこの病院の何なのかしら」 「アイツ、とは当麻さんの事ですか、とミサカは念の為確認します」 ベッドの上から御坂妹が聞いてくる。結局ベッドは、布団一式を全部交換する事で落ち着いた。 「そーよ、ってアンタってアイツの事そんな風に呼んでた?」 「今までは違いますが、今日からはそう呼ぼうと考えました、とミサカは自説を披露します」 「……まぁ、いいけど、ね」 呼び方、ねぇ、と考えてから、先程の時のことを思い出して赤面する。 そう言えば、自分の事を名前で呼んでいなかっただろうか? それから、御坂妹の顔を見る。 「そうね、アンタのことも考えないとね」 「?何がでしょう、とミサカは首を捻ります」 「名前よ、な・ま・え。いつまでも『アンタ』とかじゃ不便だしね」 「別にミサカは現状に不満を感じてません、とミサカは言います」 そんな御坂妹の物言いに、美琴は、 「自分では分かってないのかしら」 と言ってから、分かっていない風な自分の『妹』に向けて、改めて向き直った。 「アンタはね、確実に変わったわ。今日一日の言動を振り返ってみたらどう?自分から、自発的に、何の打算もなく要望を口にするなんて真似、今までのアンタに出来た?」 一旦言葉を切ってから言いなおす。 「いえ、言い方を変えましょう。今日一日のアンタの行動を、他の『妹達』が出来ると思う?」 御坂妹は答えない。 「アンタは既にアンタ自身の自我を持ちえている、って私は思ったんだけどね」 それはとっくにそうだったかしら、と嘯きながら美琴は続ける。 「確かに『妹達』は私のDNAマップから創られている。それに加えてミサカネットワークだっけ?それで繋がっているんだから一が全、全が一と言えるかもしれない。けどね」 そこで再び言葉を切り、御坂妹へと近寄り、頭を抱き寄せる。 「私の『妹』は、アンタだけだって、私はそう思ってる」 随分な話だけどね、と付け加えてなおも言葉を繋げた。 「これは他の娘がどうなってもいい、って言っている訳じゃないの。もちろんアンタ以外の『妹達』を失いたくない気持ちもあるわ。 だけどそれは、なんて言えば良いのかしらね、身内に向ける感情じゃないような気がするのよ」 「お姉様……」 胸に抱かれたまま、御坂妹。 「まぁ、下世話な話だけど、同じ男に抱かれたってのもあるし」 照れ隠しと分かる口調で冗談を言う。 「だから、ね。アンタに名前を付けたいの。私の妹だ、って皆に言える名前をね」 「はい、お姉様、とミサカはお姉様の意見を受け入れます」 「あ、あと他の『妹達』に伝えて欲しいことがあるんだけど」 ごにょごにょ。
- 422 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:15:38 ID:lcqfzmgk]
-
ミサカ一〇〇三二号より全ミサカへ。お姉様からの伝言を伝えます。 『これより以後、私、御坂美琴の目の届かない所での性交渉を断固禁止するからね。これを最優先事項としなさい。以上』 学園都市内で幼女の悲鳴が上がったのは別の話。 おまけ 「そう言えばアンタ、膣内に射精されてたけど、その、大丈夫なの?」 「はい、ミサカにもしっかり生殖能力が備わってますから、とミサカはVサインで告げます」 「じゃあダメじゃない、って何でそんなに勝ち誇った顔すんのよ!!」 「安心してくださいお姉様、とミサカは補足します。あるミサカが芳川と言う研究員の方に受けたレクチャーなのですが、下腹部の電流を操作する事によって受精を阻止できるのです、とミサカは教えます」 「な、何だ。それなら大丈夫じゃない。勿論やったんでしょ?」 「…………答えは十月十日後に、とミサカは奥歯に物を挟んで言います」 「ちょっとぉ!?」
- 423 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:17:25 ID:lcqfzmgk]
- ここで御坂姉妹丼ぱーとは終わりっす
次回から姫神編でっす これを書いてたので今週は禁書板分はおやすみっす(謎) ではまた会う日までー
- 424 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:32:54 ID:l1YxZAlG]
- よし、一番槍GJ
- 425 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:52:00 ID:Yo97UGzx]
- ああ見える、みことがみさかがねーちんがその他のヒロインが
ボテバラになって蛙医者の診察を皆で仲良く廊下で待っている姿が。 GJ
- 426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 17:23:45 ID:o4wPFaAq]
- 避妊失敗フラグ立ってんな〜w
- 427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 17:29:26 ID:BzKi+4QO]
- 硬派な上条さんはお腹の中の子供にすらフラグを立ててるぜ!
- 428 名前:KATU mailto:sage [2006/06/17(土) 19:09:58 ID:oHba4MQx]
- >>423
GJ!! すげぇ!上条さんはとんでもないプレイボーイだな! >>427 ちょwwww鬼畜wwww
- 429 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 19:18:01 ID:wlbNz1DE]
- >>427
それなんて叔母風呂?
- 430 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 19:49:04 ID:3Cc1Xfm7]
- 上条さんの不幸×フラグをもってすれば、全員着床は十分有り得る。
とにかくGJ!
- 431 名前:名無しさん@ピンキー [2006/06/17(土) 20:42:52 ID:4hFGxs2N]
- 打ち止めカワイソス
そしてふきふきに萌え それにしても、あなた一人で何KB使ってるんですかw でもGj
- 432 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 20:47:49 ID:jxhDDnb/]
- GJ
>>430 着床は決して不幸な事ではないと思うんだ
- 433 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 22:48:05 ID:Cp786Y5C]
- うむGJ
てかアンタ禁書板のSSにも顔出してんのかw
- 434 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/18(日) 04:20:21 ID:mpcrXER3]
- l^丶
| '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう ミ ´ ∀ ` ,:' (丶 (丶 ミ いあ いあ (( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ ;: 姫 ミ ';´∀` '; ';´∀` '; `:; ,:' c c.ミ' c c.ミ U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J /^l ,―-y'"'~"゙´ | それ るるいえ うがふなぐる ふたぐん ヽ ´ ∀ ` ゙': ミ .,/) 、/) いあ いあ ゙, "' ´''ミ ハ,_,ハ ハ,_,ハ (( ミ 姫 ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`'; '; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ (/~"゙''´~"U ι''"゙''u ι''"゙''u l^丶 | '゙''"'''゙ y-―, じか いはわ たしが しゅじ んこう ミ ´ ∀ ` ,:' (丶 (丶 ミ いあ いあ (( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ ;: 姫 ミ ';´∀` '; ';´∀` '; `:; ,:' c c.ミ' c c.ミ U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J
- 435 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/18(日) 10:43:27 ID:QeTUyWVC]
- Non、Non、次回『も』
- 436 名前:KATU mailto:sage [2006/06/20(火) 23:27:36 ID:Xo1eNVuf]
- つづきです
細切れになっていてすんませんorz ていうか、ぶっちゃけ投稿する分が書き終わる直前に PSPがバッテリー切れて今まで書いた分が消えるのって悲しいね (すでに三回やったorz)
- 437 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/20(火) 23:28:25 ID:Xo1eNVuf]
- 上条当麻は決意した
「早くこいつを寮まで送り届けよう」 女の子の寝込みを襲うなんて甲斐性はない上条だった 白井黒子は夢を見ていた 暖かくて、大きくて、優しく包まれている そんな幸せな夢だった だからこそ安心して眠れた もっと、もっと、もっと この温もりに包まれていたい 「・・たぞ、白井」 「うぅん・・・ふぇ?」 「着いたぞ」 黒子が見上げるとそこは自分が住む寮の前だった 「で?どうする?中まで連れてくか?」 「いえ、それには及びませんわ」 「だけど・・・」 「ここからなら直接ベットに行けますから」 そう言われて渋々黒子を降ろす 上条が触れていると[幻想殺し]の効果で黒子の[瞬間移動]が使えないからだ 「では、ありがとうございました」 「ああ、またなんかあったら気軽に言えよ」 それを聞いて白井はニコリと笑ってテレポートした 「あ、黒子お帰り」 突然ベットの上に現れた黒子に出迎えをした御坂美琴はぎょっとした 「ち、ちょっと!!どうしたのその足!?」 少しだが足はまだ赤みを持ち腫れていた 「ちょっと転んでしまいまして」 「全く、気をつけなさいよ」
- 438 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/20(火) 23:29:59 ID:Xo1eNVuf]
- 「ああ!お姉様が心配してくださるなんて!もう毎回足を捻ってもいいですわ!」
歓喜の表情でそんなことを言う黒子 「・・・あんた絶対足に後遺症残るわよ?」 そこまで言って、ん?と首を傾げる美琴 「じゃあ、あんたどうやってここまで戻ってきたの?」 「送ってもらいました」 「誰に」 「お姉様のよく知る人に」 御坂美琴は検索を開始した 御坂美琴は検索を終了した その間、僅か0.5秒 もとよりそんな奴は一人しか覚えがない またあいつか そんな言葉が頭に浮かぶ 「お姉様が言っていたあの人の良いところも何となく分かりましたわ」 本人は気づいていないのだろうがその顔には朱が差していた 口元がひきつる 「そっか、そっか、ならお礼言ってきてあげるわ」 外に出ようとする美琴 「あ、いえもうお礼はしましたので」 「後輩が知り合いに世話になったんだからその知り合いにお礼にいくのは当然でしょ?」 「お姉様・・・」 感動している黒子 しかし、彼女は知らない 御坂美琴がポケットにじゃらじゃらコインを入れてる事に
- 439 名前:KATU mailto:sage [2006/06/20(火) 23:34:09 ID:Xo1eNVuf]
- PSPではこれが限界です・・・
うう・・・進行遅くてすみません 読んでくれる人がいたらうれしいですよー
- 440 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/21(水) 00:23:37 ID:bH52yPly]
- 1番槍GJ
- 441 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/21(水) 06:59:07 ID:822EyWN7]
- >>439
ちょ、美琴さーん!? お礼じゃなくてお礼参りの方ですかw 純だ、gj
- 442 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/21(水) 23:33:57 ID:IwIZ8sjI]
- いやはやGJ
PSPでよくやれるな〜
- 443 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 22:11:47 ID:ZiLFK30J]
- つづき〜
「ふー、さっき自販機で買った[にがりゴーヤコーラ]はすさまじい味だった」 上条はしかめっ面をしながら道を歩いていた 「うう・・・まだ苦い、あれじゃソーダ水をそのまま飲んだ方がましだ」 そんな苦い事で有名な物が二つも入っていたら当然だ 「ふう・・・暇だなぁ」 周囲は既に日が落ちて星が輝いている 本来なら急いで帰らないと妖怪ハラペコシスターに頭をかじられるのだが ハラペコシスターはお供の猫と上条の担任で見た目12歳の小萌が買った超・豪華絢爛焼き肉セットを食べに行っている しかも、三連休を利用して二泊三日の泊まり掛けで 「どんな量だっていうんだ・・・」 上条が考えていると、ざっ!という音とともに誰かが後ろに立った 「なんだ、御坂じゃん」 振り向くとそこには御坂美琴が笑顔で立っていた 上条はその時妙な寒気を覚えた 「あんた黒子を送ってきたって?」 「ああ、そうだけど?」 「どうやって?」 「そりゃ・・・こう、背中にせおっーーー」 て、と言えなかった 真横をオレンジ色の閃光が通り過ぎた ドオォォォン!!と冗談みたいな音が後ろから聞こえた さびた歯車みたいなギギギギという音をたてて後ろを見ると
- 444 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 23:08:23 ID:ZiLFK30J]
- 小型のクレーターができていた、アスファルトの道に
「は、え?み、御坂センセー自分はなにも悪いことはしてないです!?ちょ、ちっ!ってなに!?」 上条当麻は危険信号を発していた 記憶を無くす前に見たことがあるのか 美琴がコインを持つのを見ただけで 逃げなくては!と思った 「いったいなんだってんだー!?って、ぎあぁぁ!?二発同時はやばいぃ!!」 叫びながら走り逃げ回る上条 「とにかくあんたが悪いー!!」 追いかけながら超電磁砲を連射する美琴 「なんじゃそりゃー!?」 結局、二人は朝まで命がけと嫉妬の鬼ごっこをした 次の日の午後、黒子は風紀委員の仕事で地下街のゲームセンターの見回りをしていた 足はすっかり治っていた 「ケガが意外と軽かったのか、それとも治療が良かったのか・・・きっと両方ですわね」 一人そんなことを呟く黒子 その時、一角のゲームの前に人だかりがあるのに気づいた それは最新のゲームでゴーグルのような物を着け 手と足にも中世の防具のような物を着けてスペースの中に入って動くとキャラがその通り動く 今、一番人気のゲームだ このゲームセンターにも四台ある
- 445 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 23:09:42 ID:ZiLFK30J]
- 今は、なんと十人抜きをしている人がいるらしい
プレイヤー以外は対戦の様子を大画面のスクリーンで見れる このゲームは武器も選べて相手は剣を持ってる だが勝ち抜きをしている人は武器を持っていなかった そのため、一際人が集まっていた 足の指潰し、肘打ち、後頭部攻撃、耳への平手打ち、膝蹴り 余りにも精巧に作られているこのゲームは人体の構造についても忠実に作られている 故にそれを受けた相手はいとも簡単に倒れる しかし、その攻撃のすべてはぎこちなかった まるで他人の技を真似てるように 「オラァァァ!!」 連勝中の・・・彼は叫びながら右拳で相手のキャラを殴りとばす それは一番慣れた動きだった K.Oの文字が出てそこで彼はやめた 周囲から人がいなくなって 彼は機械をはずして出てきた 「お疲れさまです」 彼は黒子の方を向いて驚いていた 「白井?足は大丈夫なのか?」 開口一番に心配してくる彼に苦笑する 微笑もうと思ったのだができなかった きっとそれは他の女性にも向けられる気遣いだと思ったら ひどく、悲しくなったから 自分より三歳近く年上で背も自分より高いかれ上目遣いで見る 「ええ、もう治りましたわ」 足でトントンと地面を叩く
- 446 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 23:16:57 ID:ZiLFK30J]
- >>445
の下から三行目の 「背も自分より高いかれ上目遣いで見る」 は 「背も自分より高い彼を上目遣いで見る」 でしたorz とりあえずここまで
- 447 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 00:07:40 ID:Gm8f1Ks9]
- 乙!
- 448 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 00:16:27 ID:qyKHieHz]
- GJであります!
- 449 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 16:17:52 ID:/nOJqVN/]
- 土御門をコピー? 上条さんLvアップの予感!!
- 450 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 21:11:30 ID:A1whJB+a]
- ミサカ13Pの人は、もう書かないのかな?
- 451 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 21:21:28 ID:VNJGdB2l]
- 小萌先生ってタバコ吸ってたっけ?
- 452 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 21:27:37 ID:xlD/fzGz]
- >>451
あ〜、たしか吸ってなかった様な……。 あれ?ビールの散乱してる部屋は思い出せるんだが……。
- 453 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 21:59:22 ID:ZZzpVBtO]
- ビールの違いが判る人だったのはおぼえてるんだが。
- 454 名前:KATU mailto:sage [2006/06/26(月) 22:05:46 ID:zp6NAPkv]
- >>451
銀色の灰皿には煙草が山盛りにされている とあるから吸うんだよ
- 455 名前:451 mailto:sage [2006/06/26(月) 22:42:56 ID:VNJGdB2l]
- >>452-454
サンクス
- 456 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 22:54:10 ID:ZZzpVBtO]
- しかし、本スレじゃなく、ここで聞くということは何か準備中と見たが?
- 457 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 23:05:41 ID:TA/W9NlY]
- もともとタバコ吸わない派だったが大学の先輩が吸っていてその先輩とねんごろになるも先輩死亡
その後タバコを吸うようになり生活が荒れていたときに幼い上やんとであいフラグを立てられ改心し しかし喫煙の習慣が抜けず今に至っているなんて妄想した俺はちょっと原作読み直してきますねノシ
- 458 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 23:07:16 ID:5ID2xMzO]
- 禁書でタバコと言えばステイルだが……ま、まさか小萌×ステイルなのか!?
- 459 名前:KATU mailto:sage [2006/06/26(月) 23:14:21 ID:zp6NAPkv]
- >>457
三巻の小萌先生の軽さだと・・・ どうなんだろ? 役にたたなくてスマソorz >>458 そして、ステイルは土御門の思い通りに・・・w
- 460 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 08:40:13 ID:iy2XIeOX]
- ステイルはやっぱりロリコンだったのか!!
- 461 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 11:11:34 ID:hGgli5S5]
- HaHaHa何をいまさら。彼は間違いなく真性ですよ
- 462 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 14:15:51 ID:n6jL7i9l]
- ロリコンっていうかステイルは十四才じゃなかったっけ?
- 463 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 16:00:02 ID:3MOfukUX]
- 身体は大人、頭脳は子供…その名は!
- 464 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 16:28:58 ID:jFlcW1VU]
- 名探偵KODAMA
- 465 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 17:00:13 ID:HsxVnttH]
- 年は下手すりゃ小萌先生の方が倍近くいってるかもしれないんだがこの場合ステイルが
ロリコンになるのか小萌先生がショタになるのか
- 466 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 20:55:04 ID:iy2XIeOX]
- ロリコンorショタに歳は関係あるのか?
- 467 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 23:08:34 ID:U1YbtMnb]
- しょーじき見た目だよなぁ
- 468 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage 同じキャラでほのぼのとエロを同時に書いているのからじゃ(ry [2006/06/28(水) 23:25:28 ID:uZHe/jS1]
- うーむ、イマイチまとまらない現状
こんな時は小ネタに逃避しよう 小萌先生の部屋でアルバムを発見した。好奇心に負けて中を覗くと、小萌先生に良く似た大人っぽい女性の写真が数多く収蔵されていた。 「小萌先生ー。この人、先生のお姉さんかなんかですかー?」 「どれですか?……やですねー、上条ちゃん。これは先生ですー」 そう言って小萌先生が指差した写真に写っていたのは、どう年を高めに見ても大学生に行くか行かないか、と言う風体の女性だった。 確かに顔立ちは小萌先生とそっくりだが、どう見ても外見に格差がありすぎる。 「……マジですか。ちなみにこれはいつ頃の写真なのでせう?」 「これは先生が小学校を卒業する時の写真ですよー」 オチもなく終わる 流れを見て何となく思いついた 今は反省してる
- 469 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 01:17:31 ID:ORgetGN5]
- 続きを投下〜
微妙なとこで切れますorz
- 470 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/29(木) 01:21:56 ID:m7pEp4Pl]
- おk!
- 471 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 02:12:20 ID:ORgetGN5]
- 「そっか、良かったな」
そう言って頭を撫でてくる 頬を朱に染めて目を細める黒子 「そ、そういえばさっきのすごかったですわ!」 「あれか?あれはなぁ・・・」 そう言って気まずそうにする上条 「なあ、さっきの俺ぎこちないとこあったか?」 「え?そういえば、最後の右拳の一撃以外はどこかぎこちなかったような・・・」 それを聞くと肩を落として大きくため息をつく上条 自分が何か言ってしまったのかとオロオロする黒子 「あの技な最後の奴以外、全部友達のなんだ」 「お友達の?」 「実はな・・・」 話は数時間前に遡る 朝まで鬼ごっこをを続けた上条は帰宅した直後に爆睡した そして、昼前に目を覚ましてクリームパン(一個)を食べていた 何で昼にクリームパンを食べているのかというと それは上条が帰宅する前に寄ったコンビニで・・・ 午前四時 「ね、眠い・・・朝はいいから昼飯買って寝よう・・・」そんな、説明するように呟きながら店内に入る上条 「カップ麺あるかな?」 「すいません、只今切らしております」 「あり?そうなの?じゃあ、おにぎりでも・・・」 「申し訳ありません、おにぎり、お弁当各種も只今切らしております」 「・・・何故?」
- 472 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 02:14:04 ID:ORgetGN5]
- 「実は商品を積んだ車が事故が原因の渋滞に捕まりまして・・・」
申し訳なさそうに言う店員の言葉を聞いて顔を引きつらせる上条 「パ、パンは?パンは幾らなんでもあるだろ!?」 「あるにはあるのですが・・・このクリームパンだけ」 こうして、上条は昼に甘いクリームパンを食べることになった 閑話休題 「閑話過ぎだろうが!!」 「なに叫んでんだにゃーカミやん?」 声が聞こえた方を向く そこには、扉を開けて中に入ってくる隣人、土御門元春がいた 「よお土御門、てか勝手に入ってくんなよ」 「カミやん朝帰りなんだろ?土御門さんはなんでもしってるんだぜい、お楽しみはどうだったにゃー?」 上条の言い分をさらりと無視する土御門 「・・・あれをお楽しみと言うなら俺はお前を脳外科に送る」 「相当な目に遭ったんだにゃーカミやん・・・」 カタカタと小刻みに震える上条を心配する土御門 「まあ、それは置いといて」 気を取り直して話を始める二人 「なあ、土御門、頼みがあるんだけど・・・」 「なんだ、カミやん?」 真剣な顔になった友人を見てそれまでふざけていた顔が真剣になる 「お願いだ土御門!俺は強くなりたい!」 「カミやん・・・」
- 473 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 02:16:53 ID:ORgetGN5]
- ね、眠い・・・
こ、ここまで・・・ (ガクッ・・・)
- 474 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/30(金) 18:53:00 ID:h5EHBeZe]
- ちょ、相変わらずのPSP乙^^;
GJですよ、続き期待してます〜
- 475 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:33:09 ID:NCmHCbCk]
- 毎度どうも、久方ぶりです
今回は本筋ではなくて挿話、っつーか過去話を投下します ぶっちゃけると>>214の続きです 陵辱っぽいので苦手な方はNGワード『挿話』でお願いします では、上条当麻の一歩踏み外した生活:挿話です
- 476 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:33:59 ID:NCmHCbCk]
- >>214より
「さて、まずは復習だ」 そう言って男は、私の目の前に力なく垂れ下がった男根を差し出してきた。 「どうするかは、判るだろう?」 気色を隠さずに聞いてくる。そんなのは言われずとも判っている。 私は差し出された男根に手を添えて、それを口に含んだ。 口の中だけでなく、鼻の方にまで嗅ぎ慣れた匂いが充満してくる。 男が先を促すより速く、私は亀頭に舌を這わせた。先端から雁首、肉茎へと絡めていく。 「もっと奥まで飲み込むんだ……そうそう、上手だなぁ」 別にあなたの指示通りにしている訳じゃない、とは思ったがそれは口にはしない。痛いのは嫌だから。 段々を硬度を増してきたモノから、一旦口を離して一呼吸入れる。 男は何も言ってこない。これから何をするのか判っているのだ。そう思われているのも癪な様な気もする。 そんな事を考えながら、私は大きく口を開けてすっかり硬くなった男のモノを根元まで口に含んだ。鼻先をちくちくと突付く陰毛がうっとおしい。 「んぐ……。ぅ。…………っく」 喉で亀頭を締め上げ、舌を裏筋辺りにあてがう。そのまま頭を後ろに引いて口先まで亀頭を引き出してから、再び喉奥にまで飲み込んでいく。 「くっ……、いいよぉ……」 喘がないで欲しい。ただでさえ低いやる気が更に萎えてしまう。 しかし、それでも私は口淫行為を中断させない。この行いがすっかり染み着いてしまった我が身を嘆く。何の救いにもならないが。 「うっ、出る……っ!」 幾分もしない内に男は臨界点を突破したらしく、私の口から男根を引き抜く。その際に雁首を歯がかすめ、それが引き金になったのか、私の顔に白くて生臭い物を撒き散らした。 「いやいや、上手くなったもんだねぇ。こんなに早くイかされるとは思わなかったね」 先程より五割増のにやけ顔で、白く染まった私の顔を見下ろしてくる。 これで終わり、とはいかない様だ。
- 477 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:34:44 ID:NCmHCbCk]
- 顔に付いた汚れを拭き取った私に、男はまっさらな巫女装束を差し出してきた。今日は着衣したままの行為を所望のようだ。
何も言わずにそれを受け取って身に纏う。 その後、四つん這いの状態で床に設置された枷に拘束される。更にギャグボールと目隠しまで装着させられた。身動きはおろか、周りの状況すら判らなくなった。 諦観が身を支配する。今日は痛いことをさせられるんだろうか。 しかし、私の予想に反して、男はそのまま何もしてこなかった。時間だけが無為に過ぎていく。 そんな中で、突然扉がノックされた。おかしい。この部屋にノックが響く事など今までなかったのに。 「お、やっと来たか」 そう言って男の気配が離れていく。次いで、ドアが開く音が聞こえた。 「あ、先生」 「よく来た。ま、入んなさい」 複数の足音が聞こえる。何が始まると言うのか。 「さて、ここにきてもらったのは他でもない」 男が入ってきた誰かに何事かを話している。 「キミたちは我が三沢塾の中でも優秀な人材だ。そんなキミたちに対して我々としても、何か特別な報いを用意した方が良いのではないか、と言う話が持ち上がってね」 声が近付いて来る。 「そこで自分が用意したのは、こういう趣向なんだが」 複数人の息を呑む気配を感じた。 「気に入ってもらえたかな?」 男の口調は腹立たしいほどに嬉しそうだった。
- 478 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:35:24 ID:NCmHCbCk]
- 入ってきたのは三沢塾の生徒のようだった。
入室当初は困惑気味だったが、男の話を何の疑いも無く受け入れる辺り、ここの教師とそんなに変わらない人種のようだ。 男の方も、この話に反対しそうも無い生徒を選出して連れて来たに違いない。 「さぁ好きに使うといい。ただし前の穴は使用禁止だ。……そうだな。間違えていれる奴もいるだろうから、念のため塞いでおくか」 言って男は、緋袴を引き摺り下ろした。下着も着けていない下半身が多分会った事も無い男たちの視界に曝け出される。 それに対して感想を抱く間も無く、秘所にひんやりとしたものを貼り付けられた。前貼り、と言うものだろうか。 「……これでよし、と。さて、誰から行く?」 男に促されるように、一人の男子生徒が寄ってきたようだ。カチャカチャとベルトを外す音が後ろから聞こえてくる。 「最初はきついかも知れない。良かったらこれを使うか?」 その台詞が聞こえて暫らくしてから、唐突にぬめぬめしたものをお尻にかけられた。 ローションか何かだろう。 そう考えている内に、お尻の穴に硬い物が宛がわれた。 次の瞬間に訪れるであろう光景が脳裏に描き出される。幾度と無く見た光景だ。今更、心など動かされるものではない。 ズブリ、と私の体の内へ知らない人の男根が侵入ってきた。 「……っ」 ギャグボールを噛まされた口から唾液と共に声が漏れた。 うるさい。別にあなたのもので感じたわけではない。これは反射的にとってしまう行動だ。 投げかけられた言葉に心の中で反論する。 経験が無かったのか、数回腰を振っただけでもう射精してしまった。暖かな液体が私のお尻に振りかけられる。 周りから揶揄する声が投げかけられていた。その声に反駁しながら、その人は私から離れていく。 間を置かずに次の人が挿入れてきた。こう言っては何だが、小さい。 まぁこのままじっとしてれば良いのだろう。最初に予想していたものと比べれば、こちらの方が断然楽だ。
- 479 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:35:58 ID:NCmHCbCk]
- 異変は、三人目が私の背中に放精した頃から始まった。
秘所が、酷く、熱い。 おかしい。私は全く感じてはいないというのに。 熱い。熱い。熱い。 息が乱し、体をくねらせる私の姿を見て、ずっと黙って鑑賞していた男が口を開いた。 「どうやら効いてきたみたいだねぇ?」 生徒たちへ話していた時とは違う、いつものこの男の口調だ。 「何のことかわからないかなぁ?そんな事はないよねぇ」 男の声を意に介せず、四人目がいれてきた。 今回は先程までと全く違った。 侵入してきた男根が酷く熱く感じられる。まるで焼けた杭を捻じ込まれたみたい。 「……っ!!……!」 突然の私の痴態に、周りから歓声が上がった。 「ふふん。気持ちいいだろう?」 生徒たちの悦ぶ声に気を良くしたか、男の舌が滑らかに回りだした。 「さっき貼ったものにちょっとした薬が塗ってあったんだよ。……弄りたくなってきただろう?」 男の言葉に思わず何度も肯いてしまう。 お願いだから、せめて手の拘束だけでも解いて欲しい。 「だが断る、なーんてな。最近態度が反抗的だからねぇ。ちょっとおしおきさせてもらうよぉ」 私の心の中に絶望感が芽生えた。このままの状態で放って置いたら、私の気が触れてしまいそうだ。 しかも、絶え間なく私を責めてくる人達も問題になってくる。今の状態では、この人達くらいの技巧でさえも私を逝かせるのには十分すぎる。 混乱する私に止めを刺すが如く、四人目が私の腸内で射精してきた。 灼けるような刺激が私の体を駆け巡る。 「――――――――っっ!!!!」 ……もう、ダメかもしれない。
- 480 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:36:57 ID:NCmHCbCk]
- 「……めがみちゃーん、姫神ちゃんってば!どうしたんですー?急にぼうっとしたりなんかして」
呆然と立ち尽くす私へ、小萌先生が心配そうに声を掛けてきた。 不意に蘇えってきた過去の映像に囚われていた私は、端から似れば随分と不審な人物だったに違いない。 「なんでもない」 短く返す私。 「ひょっとして上条ちゃんの事が心配なんですー?もうすぐ待ち合わせの時間なのに来る気配が無いですしー」 私の返事に何かを感じ取ったのか、小萌先生はそんな事を言ってきた。 「大丈夫。それは心配してない」 そう。上条君がいれば私は大丈夫。先程の映像だって、感触以外は不鮮明だった。 このままならきっと大丈夫。そう。私は大丈夫なんだ。 視線を何となく遠くへと投げると、脇の道から凄いスピードでこちらの方に走ってくる人影が見えた。 多分。今の私は。ちゃんと笑えているに違いない。 ……だが、彼女は気付いているのだろうか。 大丈夫、と自らに言い聞かせている時点で。 それは既に『大丈夫』ではない、と言うことに。
- 481 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:39:43 ID:NCmHCbCk]
- 今回はここまでっす
一人称は初めてでした、はっきり言ってムズイっす 次こそ本筋もって現れます >KATU氏 PSP、大変だとはおもいますが頑張ってくだせい では、再見っ
- 482 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:45:23 ID:WqrxLkZu]
- ( TДT)オロローン!! 姫神ー!!
- 483 名前:KATU mailto:sage [2006/07/01(土) 21:49:04 ID:oRkagWmY]
- 一番槍GJ!
姫神が・・・ 上条幸せにしてやってくれ PSPほんときついね 今はPCだけど今日はもうだめだからやはりPSP・・・orz
- 484 名前:KATU mailto:sage [2006/07/01(土) 21:50:06 ID:oRkagWmY]
- 一番じゃなかった
orz
- 485 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:53:13 ID:ibOQwdTv]
- >>483
まさか……今日投下する? 投下を願ってます
- 486 名前:KATU mailto:sage [2006/07/01(土) 22:05:00 ID:oRkagWmY]
- 深夜になるかもだけど
- 487 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 01:00:51 ID:GPcEw/Gv]
- NGワード登録した俺は勝ち組?
- 488 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 01:06:18 ID:M8Z4bZEJ]
- 書き手の人が言うほどでもないと思うけど人それぞれだしなぁ
出来は良いと思うのだが
- 489 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 10:14:37 ID:WbOJW+gd]
- 俺もそれほど陵辱が酷いわけではないと思った。
いい作品でした。GJ
- 490 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 15:01:51 ID:kpU1CSNy]
- 乙、GJ。
まあ人それぞれ好みは違うよな。カプ厨なんかこいつイラネって素で職人に言い出したりするし。 俺は楽しめたよ。鬼畜趣味だしw
- 491 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 15:40:06 ID:JNJADtdz]
- >>487
どうやら負け組のようです。
- 492 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:49:30 ID:KFEI5Zli]
- つづきです
土御門は上条が力を求める理由が分かる [妹達]の時も、事前に疲弊し傷ついていたとはいえ彼女達の助けがなければどうなっていたか [御使堕とし]の時も、結局最後に上条は土御門を止められなかった [風斬氷華]の時も、上条があの時に敵を早く倒せていたら彼女は自分のことに気づかずに一緒に居られたのではないか? [大覇星祭]の時も、自分がもっと強かったら吹寄と姫神は倒れずにすんだかもしれない そんな、全て自分のせいだと思い 過ぎてしまった事は仕方のないことだと言い切れない上条だから なれば なればこそ 「頼む・・・」 上条当麻は力を求める しかし それを それを知るからこそ 「だめだ、カミやん」 土御門元春は協力できない 「なんでだ!?」 「カミやん、お前は誰かの急所をついて問答無用で倒したいのか?」 「なっ!?ちがーーーー」 違うだろう?俺の技はそういうものだ」 上条は黙り込む 確かに土御門の技は人体急所を攻める技だ 一歩間違えばなんてこともある 「でも・・・俺は・・・」 俯いて呟く上条 土御門はため息をついて上条をみて 「なら、カミやん賭をしよう」 「え?」 突然の申し出にまぬけな声をだす上条
- 493 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:50:10 ID:KFEI5Zli]
- 「カミやん、ゲームセンターに最近入った最新のゲーム、分かるな?」
「あ、ああ・・・」 「それで俺の技を使って、そうだな・・・十連勝くらいするんだ。ただし」 「・・・ただし?」 「十連勝できなかったり、最後まで技がぎこちなかったらだめだ。いいな?」 「分かった・・・絶対に守れよ!!」 二人は上条の部屋を出た 上条は駆け出して行った それを見届けると土御門は自分の家のドアを開けて呟く 「守る必要はないんだにゃーカミやん」 おどけたように言ってるが目が全く笑っていなかった 「この賭は絶対に俺の勝ちだから」 一通りの説明を終えて途中で買ったジュースを自販機コーナーで飲む上条と黒子 「やってみて分かったよ」 「なにがですの?」 首を傾げる黒子を見て苦笑して答える 「俺は勝ち目のない賭をさせられたんだなってこと」 「どういうことなんですの?」 「ためらっちまうんだよ、相手に技をやんのを」 「あ・・・」 先程のゲームと話を聞く限りでは彼は優しすぎる そんな人体急所を狙う攻撃 彼が躊躇わないなんてことがありえない 「まったく、あいつはこれが分かっててやらせたんだな」 上条さんの完敗ですよーと降参のジェスチャーをする
- 494 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:50:50 ID:KFEI5Zli]
- 「優しいんですのねその方は」
「へ?」 白井の言葉に驚く上条 「その方はきっとあなたに使ってほしくなかったんですの」 「白井・・・」 「優しいあなたに、自分が使うようなそんな技を使って欲しくなかったのですわ」 優しい笑顔で、そんな慈愛に満ちた目を向けてくる黒子 周囲の喧噪が遠くに聞こえる 「そっか・・・そうかもな」 「ええ、きっとそうですわ」 「サンキュ、白井」 黒子は彼にうれしそうな笑顔を向けた 「お、話し込んでたらいつのまに四時になってら」 何気なく携帯の画面を見たらすでに夕方だった 地下のここでは外の様子を窺い知ることはできないが、きっと綺麗な夕日だろう そう、黒子は思った 「帰りましょうか」 「そうだな」 二人は出口に向けて歩きだす 突然、足を止める黒子 「?どうした、白井」 黒子の視線を追ってみるとUFOキャッチャーがあった 厳密にはUFOキャッチャーの中のくまのぬいぐるみに 「欲しいのか?」 「ええ・・・はっ!い、いえ!欲しくなんてないですの!」 そんな白井を無視してUFOキャッチャーを始めている 「そんなのとれるわけ・・・」 「とったー」 「はやー!?」 黒子の叫びはエコーつけて周囲に響いた
- 495 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:53:43 ID:KFEI5Zli]
- とりあえずここまで
昨日投下できなくてごめんなさい
- 496 名前:名無し [2006/07/03(月) 01:35:46 ID:pU3XYrfa]
- 乙。つーか、当麻さんあんたUFOキャッチャーのプロかなんかですか?
- 497 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/03(月) 02:03:48 ID:Y6VmbO52]
- UFOキャッチャー ↓ 揺れで捕まえ損ねる ↓ 不幸だ
- 498 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 02:15:22 ID:Uv+AZ1IL]
- 取れたというなら、その結果この先とった物に関係したなにかしらの不幸がまってるはず。
- 499 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 02:32:21 ID:2M0Ym2Oa]
- >>498
つまり人形をもらった白井に嫉妬したビリビリが 当麻さんに私の分もとってよとおねだり(脅迫)したら なぜかとれなくて風穴あけられちゃったりするんですね
- 500 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 02:41:47 ID:o2EY4A0P]
- >>499
きっとフラグ建て能力の一つなんですよ。
- 501 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 03:00:16 ID:Uv+AZ1IL]
- >>499
それもわるくないね。 人形もらった黒子に嫉妬した美琴がつい意地になって黒子と喧嘩して、人形を燃やしてしまい黒子まじ泣き。 とかどうだろう。当然全てのつけは当麻にいくわけですが。 >>501妄想乙
- 502 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 07:25:39 ID:KFEI5Zli]
- >>499
考え読まれたーorz
- 503 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 20:34:29 ID:O2OjBfH6]
- >>499はファービジョン系能力者
- 504 名前:498 mailto:sage [2006/07/04(火) 00:14:07 ID:Ftq+5BRN]
- >>502
ちょ、変なネタだしてすいませんでしたorz そして今更ながらに乙です。
- 505 名前:KATU mailto:sage [2006/07/04(火) 08:23:13 ID:576XxKQH]
- 只今、風邪でグロッキーです
投下は夜か明日になります >>504 いいですよ おかげでなんかよさげ?な話が思いつきました
- 506 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 06:59:06 ID:sFti3Prz]
- 捕手
- 507 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 18:30:01 ID:2fxF0il4]
- >>501
むしろ影で泣いちゃって、夜中に黒子に電話したりして 大覇星祭のあとに、ミサカと舞夏と禁書が消えて、 当麻がナイフで刺されるってのはどうよ?
- 508 名前:KATU mailto:sage [2006/07/06(木) 19:38:43 ID:ch6VoB5e]
- すみません治るどころか悪化してました今やっと治りはじめたとこです
続きはもう少し待ってください エロまでいけるか・・・?orz >>507 え?原作?
- 509 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 20:57:37 ID:36zik+qu]
- >>507
それなんてひぐらし?
- 510 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 20:59:44 ID:36zik+qu]
- >>507
それなんてひぐらし?
- 511 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 21:04:44 ID:36zik+qu]
- ミスった…orz
- 512 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/07(金) 14:42:44 ID:o5dMPFoE]
- もちろん当麻はそのあと釘を打ち込まれたりするんだな
- 513 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/07(金) 15:27:32 ID:y9XLqxqr]
- >>508
続き期待age
- 514 名前:KATU mailto:sage [2006/07/07(金) 20:45:12 ID:9igj317M]
- >>507-512
ちょっと息抜き便乗小ネタ 「あんたが悪いのよ、あの時あんたが私にぬいぐるみををくれなかったから・・・」 美琴のために買ったぬいぐるみが 血で汚れてしまって こすっても こすっても 余計に 汚れて 「どうだにゃーカミやん?今度の常盤台中学との合同演劇これでいこうぜい」 「ていうか、もう話は向こうにいってるですよー上条ちゃん」 「はっはっはっ、やはり上条さんは殺される役なのですね?」 「「当然」」 「当然てなんだー!頷かないでクラスのみんなー!?」 「しかもノーカットでリアルを追求したぜい」 「え?俺ホントに刺される?」 「うんにゃ、超電磁砲」 「もっとひどいー!?」 怖いのだめなのに無理してWING読み直してこのためにネタを あれ?息抜きになってない てか、怖いの見て余計に疲れたorz でも、笑いに持ってたしいいやw
- 515 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/07(金) 22:47:03 ID:iLMXGTcd]
- >>507-512gjww
少し矛盾が、超電磁砲で撃たれたら焦げても血は出ないんじゃ^^;
- 516 名前:KATU mailto:sage [2006/07/07(金) 23:02:37 ID:9igj317M]
- 骨が飛び出たとか?
- 517 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/07(金) 23:47:19 ID:iLMXGTcd]
- オーケイ、落ち着いて三巻を読みかえすんだ。
- 518 名前:KATU mailto:sage [2006/07/07(金) 23:50:22 ID:9igj317M]
- あー、じゃあ衝撃で吐いた大量の血ということじゃだめ?
- 519 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/07(金) 23:55:33 ID:iLMXGTcd]
- こうか?
美琴レールガン発射吹っ飛ばされる上条さん壁に激突大量出血・・・・・チーン
- 520 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:02:29 ID:MzTWhdQu]
- それがぬいぐるみにかかると・・・
そして映画はハッピーエンドw 「ハッピーじゃねぇー!?」
- 521 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:08:52 ID:zkVDA3Fn]
- そこで入院した上条さんを看病する&お見舞い(女性陣)フラグが。
- 522 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:12:11 ID:MzTWhdQu]
- 事情を知らないみんなは口々に
「演劇で大怪我するなんて(笑)」
- 523 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:19:25 ID:zkVDA3Fn]
- 上条さん「つーか、エンゲキでレールガンぶっ放す方がどうかと上条さんはおもうのですがッ!!
そこんとこどう思いますかーーー」全員(女)「「「自業自得」」」「ふっ不幸だーーーッ」 オチはこんなんかな?
- 524 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:23:33 ID:MzTWhdQu]
- なんかこれだけでネタにたってるなぁ
- 525 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:24:51 ID:zkVDA3Fn]
- ww一筆書きますぅ?^^
- 526 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:28:05 ID:MzTWhdQu]
- 白井もの書いてるし次書こうかなぁってのもきまってるからなぁ
- 527 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:29:30 ID:zkVDA3Fn]
- まあ保留ということで。
- 528 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/09(日) 03:53:05 ID:mO4AkrGc]
- 三巻を読んでて幻想。
「ん…ちゅ、む…」 「く、あっ……!せ、先生ちょ、待っ…!」 「ちゅうう〜〜……っ、ぷはっ…ふっふっふ、舌技で小萌先生と戦おうなんて100年早いのです。ほら上条ちゃん、もっと先生のココ…可愛がってくださいー」 たぶん小萌先生は作中で最も性技に長けていると思います。
- 529 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/09(日) 11:44:56 ID:qcHICWVa]
- >>528
さくらんぼのやつか よし、そのまま続けてくれ
- 530 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 21:15:15 ID:iQtlfNoH]
- つづき
あり得ない速度と正確さでぬいぐるみをとった上条は、今日は調子がいいと言ってまだとっている 黒子は自分が抱いているぬいぐるみに視線を落としす ふわふわとしてかわいい そして、大きい 1メートルはあるそのぬいぐるみをUFOキャッチャーに置くゲームセンターがある辺り、さすがだ学園都市 そんなことを考えている間に上条が、とったどーと言っていた ぶっちゃけた話、一発だった (あの人はその筋では有名だったりするんですの?) ぬいぐるみを抱えた黒子は上条が戻ってくるのかと思ったが彼は続けてやっていた 傍らにはうさぎのぬいぐるみがあった 耳がなければ同じ1メートルくらいだった 「とったー、ダブルで」 「ダブル!?」 実際にそういう技術があると美琴に聞いていた黒子だったが実際には初めて見た 「白井、くまとうさぎの普通サイズ手に入れたからやるよ」 「あ、ありがとうございますですの・・・」 インフレ的ぬいぐるみキャッチに呆れつつもお礼を言う黒子 「ところで・・・」 「ん?なんだ?」 「さっき十一回あの格闘ゲームをしたんですのよね?」 「ああ」 「UFOキャッチャーを三回」 「うん」 「お金は大丈夫ですの?」
- 531 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 21:15:52 ID:iQtlfNoH]
- ビシッ!
周囲の空気が凍る 笑顔のまま上条が固まる 格闘ゲームは一回300円 UFOキャッチャーは200円 300×11+200×3=3900 「きゃー!?上条さん家の食生活に暗雲が!!」 ムンクの叫びよろしく叫ぶ上条 「だ、大丈夫ですの!人間もやしご飯でも暫く生きられますの!」 「うう・・・ありがとう白井」 ガシッ!と黒子の手を握る 「へ?」 突然の出来事に驚いて心臓の鼓動が速まる、きっと顔は赤くなり始めているだろう が、それもすぐに止まった 上条の手には、うっすらと無数の傷跡があった 何かで軽く切ったとかそんなレベルではない、もっと深い傷 きっと怪我をした時は血がたくさん出て きっと凄く痛かったんだろう そんなことを考えた 「うわ!もう夜だ!?」 「あ、あらもうそんな時間ですの?」 時刻は18時、辺りはすっかり暗くなっている 「帰りましょうか?」 「そうだな」 二人は歩きだして出口の前にきたところで 「・・・」 「な、なんで笑って立ち止まるんですの?」 「この扉を開けたら上条さんは不幸になるからです」 汗をだらだら流しながら笑顔のまま言う 黒子は笑いながら扉を開けようとする 「そんなわけ・・・」
- 532 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 21:16:35 ID:iQtlfNoH]
- ガチャと音をたてて扉が開いて
瞬間、二人はそのまま固まり そっと扉を閉めた 扉を開けたらなんかいた、そんな感じだった 「・・・ほかに出口なかったっけ?」 「ないですの」 はあ、と諦めるようなため息をつく上条 そして、扉をあけると バチバチとビリビリを出してる美琴がいた その指はコインを持って上条に向けられていた 「遺言は?」 「いきなり!?」 (なんですか!?この浮気をした夫に妻が包丁向けて言い訳は?とか言ってるような状況!?) 「み、美琴さーん!上条さんは白井にぬいぐるみを二つあげただけでーす!」 美琴は黒子を見て大小の二つのぬいぐるみ確認して 「ふーん、ぬいぐるみねー」 明らかに不機嫌だ なんでこいつは不機嫌なんだろうと上条は考えてもしかしてと声を出す 「おまえぬいぐるみが欲しいのか?」 「は?」 当たらずとも遠からずといった答えに驚く美琴 「このうさぎ二つともやるよ」 ほら、とぬいぐるを渡す上条と受け取る美琴 「あ、ありがと・・・」 顔を朱に染める美琴 黒子はその時 チクリと痛みを感じた が、気にせず美琴に話しかける 「大小のぬいぐるみでおそろいですの♪」 「名前はきるぐまー二世?」
- 533 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 22:30:09 ID:iQtlfNoH]
- 上条は笑いながら言う
「そこまで詳しく見たの?」 上条は笑いながら (上条さん墓穴ほったー!?) と嘆く 「弁解は?」 「い、いや違いますよ美琴さん上条さんはベットの下のぬいぐるみの首輪のきるぐまーとあの紙を見ただけで決して香水っぽい小さなビンを見たりとかしたわけではないですよだからそのあれだつまり色々とごめんなさいでしたーっ!!」 「よし、遺言はそれだけね」 「弁解って言ったじゃん!?」 「そうだっけ?」 「うわーん!助けて白井!こいつそうだっけ?で人殺そうとしてるー!?」 泣きながら黒子の方を向く、すると 「・・・」 黒子は悲しそうな顔で俯いていた 「白井?」 上条は心配そうに白井を見る その視線に気づいて顔を上げる黒子 「あ、あの私用事があるので帰りますわ・・・」 「そ、そうか。またな」 「ええ、では」 そう言ってまるで逃げるように空間移動していった 「白井・・・?」 黒子は数分後にはもう寮の近くに着いていた 二人が話しているのを見ていたら 胸の中が痛みだして とにかく逃げたくなった (痛い・・・) 黒子は胸を押さえる (どうしたんですの・・・私?) 寮の前に着いて空間移動で直接部屋に移動する
- 534 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 23:01:07 ID:iQtlfNoH]
- 突如、文字どおり黒子の目と鼻の先に壁があった
「ひっ!・・・は・・・あ・・・」 精神的に揺らいでいた黒子は計算式を間違えたのだ 恐怖でその場にへたり込む 計算式の間違いが致命的でなくてよかった あと数センチもずれていれば壁に埋まって呼吸ができず計算式も組めずに死んでいた 下手をすれば結標淡希のようになっていたかもしれない ふるえる足で黒子はシャワーを浴びてベッドに入って眠った 上条は歩きながら考えていた 黒子のことだった 「なんか変だったな白井の奴」 前に助けたこともあり何か悩んでいるのか気になってしょうがなかった できることなら力になってやれないかと もっとも能力関連だったら無能力の自分は力になれないし知り合いにも空間移動などいない 「とりあえず今度聞いてみよう」 そのまま家に帰る気になれなかったのでほんの少し夜遊びをすることにして 上条は歩き出す 星が綺麗だった
- 535 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 23:05:15 ID:iQtlfNoH]
- とりあえずここまで
PSPはタブ3つしかないからつらいorz ・・・[orz]何回使ったんだろう? ぶっちゃけ話の細かいところはその場で考えるからつらいね・・・orz
- 536 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 00:10:24 ID:2pM05qpc]
- ブラボー(*´Д`)ー!!
- 537 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 12:36:12 ID:H/DJcDzX]
- なるほど、そう来たかgj!!
- 538 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 21:02:47 ID:oOhs8H68]
- GJ
PSP頑張る君に乾杯 いやほんと凄い
- 539 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 22:42:28 ID:RggDcoLe]
- グッジョ!
PSPからの書き込み天晴れ 一歩踏み外した生活のお人も降臨なさったようで さぁ次は神裂ねーちん編カモン
- 540 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/12(水) 07:36:07 ID:MZ67rlOT]
- 一歩踏み外した人マダー?
- 541 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/12(水) 12:20:04 ID:u0ufSjYs]
- >>539
あれ? 次は>>434にかいてあるあのひとじゃ?
- 542 名前:KATU mailto:sage [2006/07/12(水) 22:07:13 ID:HoPm/+vQ]
- PSPがコショったのでしばらく投下できません
PCが使えればいいのだけどあんまり使えないので書いてる時間が無いのです 直ったらまたきまーす
- 543 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/13(木) 15:21:58 ID:lvKXmVAT]
- >>542
待ってますッ!
- 544 名前:別スレより転載 mailto:sage [2006/07/13(木) 19:16:46 ID:1t51Yvpm]
- 569:以上、自作自演でした。 :2006/07/13(木) 01:28:00 [sage]
真っ赤な夕日が教室をだいだい色に染める。学園都市内でも平凡な学校のとある教室では生徒と教師が向き合っていた。 「だ、ダメですよ〜!、上条ちゃん!」 担任の小萌の話には耳を傾けず、上条は指をいれ豆と表現されるものを撫で、つかむ。 「ひゃんっ」 小萌は体全体をビクッとふるわせ、頬は端から見て分かるほど真っ赤になっていた。目には涙を浮かべている。 「か、上条ちゃん駄目です!上条ちゃんと私は教師と生徒なんですよ〜!?」 「小萌先生…、そんな事はどうでもいいです。」 上条は真剣な眼差しで見つめながらそう告げた。小萌はその眼差しに何かを感じ取ったのか、決心したかのように首を縦にふった。 「上条ちゃんがそこまで言うなら…。好きにしちゃってください。」 目を瞑った小萌は誰がどう見ても怯えきっていた。 「で、でも優しくですよ!?」 上条はその言葉に苦笑いをしながら彼女を攻める。 「い、痛いです…上条ちゃん!ひゃっ」 上条は時には上、下と体位を変えながら小萌を攻め続ける。 「先に約束したのは先生ですよ。責任は取ってもらいませう!」 夕方の教室に二人の声が響きわたる。 続きは別スレにて
- 545 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 00:33:03 ID:hZFFArGM]
- どこだぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!
- 546 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 08:40:00 ID:X13DbDTi]
- それには驚かされたなw
やっぱりここに転載されたか
- 547 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 15:55:05 ID:qsjXUuzl]
- なに転載してくれてんですか!?
改めて見ると我ながら酷い文章だ…
- 548 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 16:53:33 ID:OjC59vdF]
- 土御門元春にゃー!
で調べれば>>547を苛めれるよ。
- 549 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 17:06:41 ID:DZqvCiAb]
- ふぁっきん!orz
>>547、俺達のこの幻想をどうしてくれる!?
- 550 名前:547 mailto:sage [2006/07/14(金) 18:03:40 ID:qsjXUuzl]
- >>549
てめがエロいSSを俺に望むというなら、もうその幻想をぶち殺した!
- 551 名前:KATU mailto:sage [2006/07/14(金) 21:09:17 ID:dETrGVDW]
- あはは
変な雰囲気ぶった切って発言 なんかPSPがおかしくなったり直ったりで投下しかねてますよ 壊れるか直るかハッキリしろ!
- 552 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 22:43:54 ID:p/73e0DP]
- これが【定時破壊(ソニータイマー)】レベル5の力か…
作品完結もさせんとはなんたる威力だ。
- 553 名前:KATU mailto:sage [2006/07/14(金) 23:04:15 ID:OV0S7nGg]
- どうもバッテリーらしい
高いよ、バッテリー! 非エロの小ネタしかも微妙にパクり 鎌池スレかこっちのどっちに投下しよう?
- 554 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 04:36:27 ID:gDaeScsC]
- こっちでいんじゃね?
まあ、まかせるさ
- 555 名前:KATU mailto:sage [2006/07/15(土) 13:03:25 ID:rTr4+q+F]
- こっちには続きを投下することにしました
PSPの調子がよければ夜には投下できると思います
- 556 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 14:16:51 ID:gDaeScsC]
- 待ってるよ〜
- 557 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 19:22:43 ID:gbEU94sD]
- 小萌先生と上条くんの馴れ初めをエロで書こうと思うんだが需要ある?
- 558 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 19:24:07 ID:aJV62arF]
- >>557
需要1ノ
- 559 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 19:47:27 ID:rSDO+OD1]
- >>557
需要2ノ
- 560 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 19:52:46 ID:gbEU94sD]
- 了承した。レス早いな、おい。
携帯からだから遅筆になるだろうからまったり待ってください。
- 561 名前:KATU mailto:sage [2006/07/15(土) 20:10:35 ID:73IaqyZ7]
- PSPに比べれば速いさ!
タブ三つで文字制限ありとか・・・orz ファミ通で『こんなPSPの周辺機器がでるかも』のやつの キーボード、マジでホスィーー!!って心の中で叫んだ
- 562 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 20:48:00 ID:gbEU94sD]
- 早速書いてみたが、なんか数行で終わらせようとしたものがダラダラ長くなっちゃいましたよ…。
- 563 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 20:49:04 ID:gbEU94sD]
- 早速書いてみたが、なんか数行で終わらせようとしたものがダラダラ長くなっちゃいましたよ…。
>>561 苦難を乗り越えてこそ、何かが見つかるかもしれないかもしれない
- 564 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 20:49:45 ID:gbEU94sD]
- 日本には世界でも一つしかない機関がある。
それは超能力育成機関であり、機関には超能力を育成するための教育施設が集まった都市があった。 通称学園都市と呼ばれるその都市には、名の通り中学から大学までの学校があり生徒用の寮もある。 その数ある寮の一つの比較的平凡な男子寮で、何故だかバスルームで睡眠をとろうとしている青年がいた。 名前を上条当麻。機関には無能力と認定されている彼だが、実際は『現実殺し』という異能の力なら何だろうと打ち消してしまう非常に貴重な能力を持っている。 とある事情で彼は夏休み以前の記憶を持っていない記憶喪失者である。彼はある一人の少女の笑顔を護るために、誰一人にも記憶喪失した事実を告げず、偽りながらごまかしながらも生活を続けていた。 (俺はちゃんと“上条当麻“として暮らしているだろうか?) 上条は自身に問いかける。 自分自身で決めたことにより他人にも相談もできず、自分が自分でいられているか不安になるのも当然かもしれない。 (誰にもバレてないてこだとは大丈夫と考えていんだよな。あーもう、変なこと考えてないで明日も学校だし寝るか…。) ふと学校のことを考えたからか、上条の頭に一人の担任教師の顔がよぎる。 (そういえば、小萌先生とはどんな風に出会ったんだろ。…今の俺じゃ分かるわけないか。) 上条は自嘲気味に呟くと今度こそ本当に眠りについた。
- 565 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 00:21:30 ID:FHqdKHLw]
- ええと、かなり前に上条×アニェ書いていた者ですが。
続き投下してもよろしいでしょうか? KATU氏、初々しい黒子と妬いてるビリビリがめっちゃ可愛いです。PSPお大事に〜 >>563 547氏、何か良い感じですよ!?続きwktkして待ってます。長いっていったら私のほうが冗長ですし…orz
- 566 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 00:29:31 ID:NE4IDxe4]
- 現実殺し……一瞬オリキャラかと思ったお
- 567 名前:547 mailto:sage [2006/07/16(日) 00:42:47 ID:VBzSGjVs]
- 携帯からだから予測でぽんぽん入れてったらミスた…。
すまんorz
- 568 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 00:59:06 ID:VBzSGjVs]
- >>565
問題ナッシングです!さあどうぞ
- 569 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 01:17:49 ID:gOjyeBhn]
- >>565
どーぞどーぞ。っつーか続きが気になって仕方ありませんぜ
- 570 名前:547 mailto:sage [2006/07/16(日) 01:24:17 ID:VBzSGjVs]
- (そういえば彼は駄フラグとか言ってたけど私も含まれてるのかな…。)
上条のクラスメートであり、訳あって担任教師の月詠小萌の部屋に居候している姫神秋沙は心の中で呟く。 (上条君にとっての私はやっぱり大多数の内の一人にしか過ぎない。分かってはいるつもりだけど…。) 「何思考にふけってるんですかー?姫神ちゃん。」 「わっ」 姫神の正面には部屋の主である小萌がたっていた。考え込んでいた姫神は気づいていなかったようで、彼女にしては珍しく動揺していた。 少し間を空け落ち着いた姫神は小萌の目を真っ正面から見つめた。 (小萌も自分で上条君となにかあったようなことをほのめかしてたし…。) 「…?なんか先生の顔についてますかー?」 「…小萌が上条君と初めて会ったとき、彼はどんな感じだった?」 姫神の言葉を聞いた小萌は、あまり上品ではない笑みを浮かべ。 「うふふ、上条ちゃんのことを考えてたんですかー?」 「…」 「そうですねー。今と比べると、もうちょっとツンツンしてましたねー。」 「ツンツン?」 「髪のことじゃないですよ?先生が最初に上条ちゃんに会ったのはですね―」 眠れないので、続きを書いてみる。 一巻の上条さんは御坂の電撃をくらっても余裕なふりをしたり少しキャラが違いますが、今の構想だと更に最新刊の上条さんぽくなくなりそうです。 じゃなきゃ先生とあんなことやそんなことしないもんな!ということでひとつお願いします。
- 571 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 03:57:05 ID:lb8UPLEt]
- 続きっ!続きっ!
- 572 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 10:42:22 ID:FHqdKHLw]
- >>568>>569
レスありがとうございます。 では、>>411からの続きです。
- 573 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:43:19 ID:FHqdKHLw]
- その一瞬、二人の時間が止まる。
アニェーゼは膣を埋め尽くすような大きさと熱さに。上条はその膣襞の締め付けと蠢きに。お互いの性器から伝わってくる快感で、頭がオーバーフローを起こす。 「っはぁっ!」 「っあ!」 そして二人はタイミングを計ったかのように息をつく。そんなことにお互い小さく微笑みあった。 「どう、ですか…私の中…」 「熱くて、ぬるぬるで、いやらしい…」 「カミジョウのも、熱くて、お腹いっぱいです…」 膣襞の蠢きは、指でピストンしたとき以上だ。ただ入れているだけでまとわり付き、陰茎を擦りあげてくる。 “う、うわ、これってもしかして名器って奴か!?” 冷や汗をかきながらも、腰を動かし、陰茎を引き出す。隙間無く陰茎全体に吸い付く感触に、上条は背筋を震わせた。 そして再び挿入。 「あん…」 強い締め付けを掻き分けて、再びアニェーゼの中を陰茎で満たす。そのゆっくりしたピストン一回だけで、すでに上条は歯を食いしばらないと耐えられない。 「凄いよ、アニェーゼ…」 「ふう、ああ…嬉しいです…」 喘ぎながらアニェーゼは言う。肉の快感に加え、上条が自分で感じてくれているという事実が、精神の快感を呼び起こす。 喘ぐアニェーゼに、自分だけ先に漏らすわけには行かないという思いを強くする。 「一緒に、気持ちよくなろうな」 軽く口付け、上条は腰の律動を本格的に始める。 「あうっ、ああっ、んっ」 腰を軽く前後に動かすピストン。 「ふああああうっ!」 そしてその間に、陰茎を抜けかけるほどぬき、一気に子宮口まで撫で上げる長いストローク。 「ひうっ、ひあっ、あんっ」 さらに、亀頭でGスポットだけを小刻みに擦りあげるバイブレーション。 多彩に腰を運動させ、上条はアニェーゼの小さな膣を蹂躙する。
- 574 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:44:28 ID:FHqdKHLw]
- 動かすのは腰だけでは無い。手指も舌も活発に動かし、全身でアニェーゼを貪る。
「ふあ、ふううん…」 アニェーゼの腰を片手で抱き、空いた片手を胸に這わす。敏感になったアニェーゼには、さわさわとした軽めのタッチでも充分な快感を呼び起こしてしまう。 「ひうっ、はうっ、んんっ」 指が乳首をこねくり回す。潰し、押し込み、摘みあげれば、痛みにも似た鋭い快感が脳を焼く。 指がいじるのと反対の胸に、口を押し付ける。小ぶりなカップ全体にむしゃぶりつき、吸い上げる。 『ああっ、変、なんかこれ変っ』 カップ全体を唇が這う。胸全体が乳首になってしまったかのような、未知の快感。 その上に、敏感な乳首に舌を這わせ、絡ませる。起き上がったそこをヤスリのように舌で擦り上げられ、アニェーゼは悲鳴を漏らす。 「ひいっ、ひっ、ふあっ」 舌は胸に置いたまま、上条を指を下に滑らせる。そして、秘所の敏感な突起に触れた。 「ふああっ!?」 アニェーゼの身体が跳ねる。膣とクリトリスの快感が相乗しあい、アニェーゼを更なる高みへと押し上げる。 上条の指がそこを押しつぶし、つまみ上げる。 「あうっ、あんっ、はうっ」 高音の嬌声。 そこで上条の頭にふとした思い付きが浮かぶ。 “これ、できるよな?” 上条は、つまみあげたクリトリスを、まるで陰茎をしごくように擦りあげる。 効果は絶大。 「やああっ、やんっ、ひいいいっ」 さらに、腰の律動と同調させれば、もうアニェーゼは声も出せない。ただ上条の背中に強くしがみつく。
- 575 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:46:25 ID:FHqdKHLw]
- 「っつ」
アニェーゼが上条の背中に爪を立てると、血がにじむ。しかし、その痛みは上条の欲望に油を注いだだけだった。 両腕でがっちりとアニェーゼを捕まえ、腰を強く大きく突き上げる。 「ふんっ、んっ、んっ」 「カミジョウ、激しすぎっ…!」 何度も子宮口を抉られたアニェーゼが、悲鳴のような嬌声を漏らす。 「ふ、うあ、すご…」 アニェーゼの快感を示すように、アニェーゼの膣襞は活発にカミジョウの陰茎に絡みつき、射精を促すようにしごきたててくる。 「ふっ、ふっ、カミジョウ…」 そこで、上条は唐突に腰を止める。 「え、あ、カミジョウ?」 戸惑うアニェーゼ。きょとんとした表情で、根元まで埋まった陰茎に視線をやった。 しかし、それも数瞬。内臓の奥からわきあがる快感に、アニェーゼは溶かされていく。 それに追い討ちをかけるように、上条は腰を動かさないまま、指と舌を存分に運動させた。 背に回した右腕。その手で左胸を揉みしだき、乳首をつねる。 反対の右胸は唇と舌の領分だ。乳首に吸い付き、ポンプのように吸い上げる。 そして左手は秘所へ。はみ出した花びらを指で撫で、突起をさする。 「はうっーーーっ!」 両の乳首とクリトリスを同時に刺激され、アニェーゼは飛びそうになった。頭が白くなる。しかし、 「あうっ、ふうっ、ううっ」 陰茎の律動がもたらす、体の中をかき回される快感。その不在は、アニェーゼのストレスを高め、感覚をさらに鋭敏にしていく。
- 576 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:48:56 ID:FHqdKHLw]
- 一方の上条も余裕を演じてはいるが、気を抜いた瞬間限界に達してしまう。そんな確信があるくらい、切羽詰っていた。
ストレスをためたアニェーゼの膣襞の動きが激しさを増した。 一部の隙も無くぴっちりと上条の陰茎を包み込んで離さない。そのくせ、活発に蠕動し、上条をしごきたててくる。滴る愛液の感触さえ感じ取れそうだ。さらに、 “なんて表情するんだよ” 快感に泣くアニェーゼ。その表情が上条の男を刺激し続けていた。 我慢できず、アニェーゼが抱きつき、その小さな腰をくねらせる。陰茎の先が子宮口で擦られる快感に、上条はうめいた。 「ふっ、ふううんっ、あふっ」 アニェーゼが腰を動かすが、小柄なアニェーゼは地面につま先しか付いていないため、本格的な律動は出来ない。それがさらにアニェーゼの欲求を昂ぶらせていく。 上条にはそのもどかしい動きが逆に新鮮だ。こみ上げる射精感を全力で押さえ込む。 “上条さんレッドゾーン突入ですよー!?そ、そうだ、こういうときは関係ないことを考えるといいって話だったな!” 膣襞が強制的に与えてくる快感を紛らわせるために、上条は頭を捻る。 しかし、記憶喪失の上条に、早々都合よく萎えさせる様な記憶があるわけも無く。それどころか、余計にアニェーゼの襞の感触を意識してしまう羽目になった。我慢が削り取られていく。 アニェーゼの表情を見れば、こちらもストレスの極致のようだ。もどかしさに顔をくしゃくしゃにして、腰をぎこちなくくねらせている。 そのいじましい様子に、 “アニェーゼもいいみたいだな…こっちももう限界だし、一気に行くか” 上条は腰を再び動かす。長いストロークでアニェーゼを突き上げた。
- 577 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:54:13 ID:FHqdKHLw]
- 「ひあああああっ!」
ストレスで敏感になっていたところに一気に強い快感を加えられ、アニェーゼは背中をのけぞらせて軽く達してしまう。 じゅっじゅっじゅっじゅっじゅぷっ… しかし、上条は止まらない。ズンズンと、深いストロークを連続させる。少しずつそのスピードを上げながら。 「あふああっ、はうっ、あああっ、ひうううううっ!」 アニェーゼの口から出るのは、もう言葉にならない。上条の一突きごとに軽い絶頂を連続で味わう。その快感で頭は真っ白だ。 上条も、連続で絶頂を迎えうねりまくる膣襞になぶられ、こちらも快感で意識が飛びそうになりながらも、腰の動きは止まらない。 『あはあうっ、こ、怖い…』 母国語での叫び。連続した絶頂が、アニェーゼを感じたことも無い快感の高みへと押し上げていく。その感覚に、アニェーゼは怯え、上条にしがみつく力を強くする。 上条は、そのアニェーゼの頭を優しく撫で、口付ける。安心させるように。 そして、渾身のラストスパート。上条のうめきと、アニェーゼの嬌声がシンクロする。 「ふっふっふっふっ…!」 「ふあっはっあんっひうっ…!」 「アニェーゼ、も、駄目っ、行く、ぞ…!」 『トウマ、来て、来て、私も、もうっ…!』 そして、上条が一際腰を強く打ちつけた瞬間。 アニェーゼは、頭に中で白い爆発が起きたような感覚と共に、深い絶頂の渦に引きずりこまれた。 「っっっっはあああああああああああああーーーーっ!!」 大絶頂と共にアニェーゼの体がピンと張る。 筋肉の硬直に引っ張られ、アニェーゼの膣襞もこれまでに無いほど急激に締まり、うねって上条に射精を促す。 さすがに上条もこれには抗しきれない。慌てて引き抜こうとするが、 「ア、アニェーゼ!?」 アニェーゼは上条の腰を抱え込むように脚を絡めてくる。振りほどく暇は、無かった。 「うあああああっ!」 上条も叫び、アニェーゼの胎内に深く己を埋めたまま、白濁をぶちまけた。止まらない、止まらない。先ほどの射精よりも、量も勢いも上かもしれない。 ほぼ零距離で何度も勢い良く子宮口を直撃され、アニェーゼもダメ押しの快感を味わう。快感の最後の大波に襲われ、意識は完全にホワイトアウト。
- 578 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 11:06:10 ID:FHqdKHLw]
- 「あ、ふああ、うあ、うふあ…」
硬直した体を弛緩させ、アニェーゼは意味を成さないうめきを漏らす。しかし目を閉じたその表情は穏やかだ。 そんなアニェーゼをしっかりと上条は抱きしめる。 穏やかな顔を飽きずに眺めていると、アニェーゼの胎内に埋まったままの分身が、再びむくむくと自己主張を始めだす。 “うわー、オレってここまで絶倫だったっけ!?” どうしたものかと内心頭を抱える。 と、胎内で起き上がる感触を感じたのか、アニェーゼが薄く目を開いた。 「凄かった、ですよ、カミジョウ…」 その言葉に赤面すると同時に、素直に達成感を感じる。喜んでもらえたのはやはり嬉しい。 「下の名前でいいさ」 その言葉に、アニェーゼも少し照れた様子で、上条を上目遣いに見上げ、 「じゃあ…トウマ。素敵でした」 その表情に、上条は心臓を射抜かれそうになる。 「でも、トウマは、まだ元気ですね…」 「いや、その、これは…」 「良いんですよ、トウマ。あなたが感じてくれれば、私もうれしいですから」 だから、と続ける。しかし今度は少し間があった。顔を伏せて、しばしの逡巡。 「あの、その…」 「?アニェーゼ?」 「…今度は、その…後ろで…」 「え?」 意を決した様子で、アニェーゼは顔を上げて、言う。 「後ろで、してくれませんか…」 言った後でアニェーゼは真っ赤になって、再び俯いてしまった。
- 579 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 11:10:41 ID:FHqdKHLw]
- 今回はここまでっス〜
エロいと思っていただけたなら、無上の幸いです。 次か次の次の投下で最後まで持っていけたらよいなぁ。 読んでいてくださる方、遅筆ですが気長にお待ちください。 では、ノシ
- 580 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 11:19:37 ID:OVQGuw9j]
- 一番槍GJ
アニェーゼに目覚めた
- 581 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 13:29:11 ID:kyv9w41h]
- エロスGJ!!
アニェ、ミーシャ好きの俺にゃたまらない作品です。
- 582 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 22:28:36 ID:jvj3CgLV]
- くそっ3番目か。
アニェGJ
- 583 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 22:52:38 ID:VBzSGjVs]
- アニェGJ
しかしこのスレの共通認識だと、とうま=ヤリチンなんだなwやっぱり
- 584 名前:KATU mailto:sage [2006/07/16(日) 23:09:12 ID:MmUAlsrW]
- ぎゃあああああ!!
書き途中に電源落ちたー! バッテリーの[定時破壊(ソニータイマー)]は質が悪いorz 投下直前だったのに・・・ 今日は投下無理です 速くて明日です
- 585 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 01:27:53 ID:SoP6p1Xo]
- な、なんとっ!!
- 586 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 07:06:47 ID:EI0npoiE]
- PSPやめたら?w
- 587 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 07:16:45 ID:XKv+ryxN]
- >>584
上条に関わるやつはみんなこうなっちまうんだ・・・
- 588 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 10:09:56 ID:jseDnBCu]
- あれだ、
KATU氏のPSPは具合が悪い KATU氏は不幸 ――――――――ここでちょっとタイム――――――――― 当麻は不幸 当麻はフラグを持ってる ――――――――ここで逆転ホームラン――――――――― KATU氏はフラグを持っている KATU氏数え切れないフラグを持っている ――――――――ここでサヨナラホームラン――――――――― KATU氏数え切れないフラグを書き込んでくれる KATU氏数え切れないフラグを書き込んで僕らに夢を見せてくれる ということになるんだ
- 589 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 10:26:34 ID:EI0npoiE]
- な、なんだ(ry
- 590 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 22:14:16 ID:xxBkILdq]
- 不幸と引き替えのフラグか・・・たまには良いな。
- 591 名前:KATU mailto:sage [2006/07/18(火) 00:30:20 ID:87a43aoD]
- 鎌池スレの55は自分です
- 592 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/18(火) 01:50:33 ID:CP/s4ZF9]
- >>591
ちょwwwwwwドラゴンボールwwwwwwww
- 593 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/18(火) 20:27:46 ID:p1FaYAVK]
- 保守
- 594 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/18(火) 20:47:05 ID:0QjkGSbl]
- 一方さんがちゃんと「打ち止め」って呼んでくれるのはいつ?
- 595 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/19(水) 20:46:54 ID:jh47lOOa]
- 「打ち止め」って研究員側のコードネームみたいな名前だからなぁ。
むしろ、一方さんによる命名イベントが起きそうな気がする。上条さんが「御坂妹」って名前付けたみたいに。
- 596 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/20(木) 03:45:37 ID:11exvkJr]
- 一方さん命名「御坂幼女」
一方さんはこんな名前付けませんねハイ・・・
- 597 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/21(金) 19:19:08 ID:LcDcKQ5x]
- 踏み外した人の再臨を俺はいつまでも待ち続ける
- 598 名前:KATU mailto:sage [2006/07/22(土) 10:49:39 ID:Y4luAe5Q]
- 自分はとうとうバッテリーがご臨終したっぽい
続きはもう少し待っててくださいー(待ってる人がいたら)
- 599 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/22(土) 11:05:46 ID:LnjLkyu5]
- >>598
居ますさ。超待ってます
- 600 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/22(土) 12:42:09 ID:x94SCV0o]
- >598
うちも待ってますぅ。
- 601 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/22(土) 20:50:40 ID:NxfAraEG]
- なんか過疎ってるなー
投下マダー?
- 602 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 19:19:44 ID:actrjrJ/]
- >>596
一方さんが自分の名前を打ち止めにあげるとかどうよ?
- 603 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 19:43:08 ID:eOFWejK1]
- 実は一方さんは♀なんだよ
- 604 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 22:01:25 ID:rPvm8wxZ]
- ( ´∀`)はは、まさか・・・・
(゚д゚)
- 605 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 22:39:41 ID:P7RXPHWg]
- (゚д゚)
- 606 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 22:40:39 ID:HTj+STO6]
- (゚д゚)
え?違うの?
- 607 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 01:25:58 ID:DXt4FUGq]
- う……うろたえるんじゃあないッ!禁書読者はうろたえないッ!
一方さんは♀!ハイル・かまちー!
- 608 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 01:48:02 ID:1v09OSnO]
- いいかい?
一方さんは♀であると考えるんだ。 そうすると今までのこと、これからのこと、SSの中のこと。 すごいだろう?
- 609 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 09:57:50 ID:mxsaZ8PM]
- ん?一方さんが出てきたSSなんてあったっけ?
- 610 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 12:28:17 ID:2Yoqq5Wn]
- katu氏はアルカディアに行ったのか・・・?
- 611 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 14:00:31 ID:SiwodDG/]
- 禁書板のエロssスレに打ち止め×一方が投下されてたよ。
行き方はラバンの禁書スレに板のURLが貼ってある。
- 612 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 17:05:56 ID:5SBszKIE]
- SSのまとめサイトって無いの?
- 613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 22:01:24 ID:A7+dGfu0]
- Arcadiaのあれは偽物っぽくない?
コピぺ厨っぽいが、本物だったらすいません
- 614 名前:KATU mailto:sage [2006/07/24(月) 22:26:18 ID:7hR0Y6xj]
- アルカディアってなんですか?
てかPSP使えなくて携帯からなのにでれるわけないよー
- 615 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 22:56:27 ID:A7+dGfu0]
- ああそうか
SSの中身も違うか、勘違いしてた。 >>614 ttp://mai-net.ath.cx/bbs/ss_t_bbs/tree.php?all=925&bbs=18
- 616 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 23:10:19 ID:2Yoqq5Wn]
- >>614
氏のSSがコピペされてる投稿掲示板です。 削除依頼しときますね。
- 617 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 23:33:32 ID:MKlreIfd]
- KATU氏の名前を使って一歩踏み外した人の作品をコピペ
ばれないと思ったのかね やれやれだ
- 618 名前:KATU mailto:sage [2006/07/25(火) 00:14:41 ID:P4HyYi4I]
- ああ、そこか
よく小説見に行くけど投稿はしたことないな
- 619 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 15:13:43 ID:1Z4sv6PT]
- 理想郷か
魔界に次ぐ地獄だな
- 620 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 16:39:46 ID:4ZsMCxln]
- 理想郷はGS美神SS見に行くだけ。最近行ってないけど。
- 621 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 19:56:30 ID:OhBSb6BD]
- 理想郷か…エヴァのSS掘るのに行った事はあるな。
…ああ、そういやエヴァ板にもKATUってコテ居た気がする
- 622 名前:KATU mailto:sage [2006/07/25(火) 20:09:04 ID:HxL3piwu]
- とりあえず言っておきますが自分じゃありません
理想郷・・・ FateのSS見に行くから真っ先に思いついたのが 全ては遠き(ry
- 623 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 21:28:34 ID:p+u9+RVu]
- どうでもいいことだけどはが要らない
アルカディアは禁書の酷いSS予告あって少し楽しかったな
- 624 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 23:22:38 ID:a9VTa2wT]
- しかし、あっちに貼られたことでここに変なのが流れてこなければいいが。
感想でどこにあるかヒントでてるし
- 625 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/26(水) 00:59:57 ID:xaV+t4nw]
- >>624
あそこでエロパロが紹介されるのは日常茶飯事だよ。 そう気に病むことはない。 もっとも、大抵の場合は保管庫が紹介されてるから、直接スレに来たら…
- 626 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/28(金) 01:10:43 ID:EbpC1T32]
- 保守
- 627 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/28(金) 11:05:31 ID:nvTAyGgq]
- 保守代わりに。
今日中に。何か作品が投下されなかったら。姫神秋沙はメインヒロインになれる。
- 628 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/28(金) 18:42:40 ID:cdjNummT]
- >>627
その幻想をぶち殺す!!
- 629 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/29(土) 09:25:08 ID:dH0tkgPL]
- 保
守
- 630 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 01:37:04 ID:lIF/do8S]
- あはは……
まさかあんな所で自分の書いた文章見ることになるとは てかマジカンベンしてくださいな、どこの何方かは存じませんが! と、思わず上条さん口調 えーと、拙作の踏み外した生活を待ってくださってる方々 お盆休みくらいに投下できるかと思います つーか誰か私にまとまった時間を下さい…
- 631 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 01:45:20 ID:lIF/do8S]
- とか言ってるうちに削除されてたー
ありがとー管理人さん
- 632 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/30(日) 12:25:20 ID:cV6chVXX]
- いつの間にか重複スレがたっていたのでAGE
>>踏み外した人 お待ちしてます
- 633 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 12:38:16 ID:IM1IsUtq]
- サゲ
- 634 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 21:13:25 ID:r0xAUXxW]
- なんかスゲー過疎ってんなー
- 635 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/30(日) 23:47:40 ID:kMgEqvo5]
- 一方さん受けまだ?
- 636 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/01(火) 01:11:47 ID:8s2J4ral]
- 皆さんこんばんは。上条×アニェの者です。
>>630 踏み外した方、お疲れ様です。自分もお待ち申し上げておりますよ〜 さて、>>578の続きを投下させていただきます。
- 637 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:15:30 ID:8s2J4ral]
- 「後ろって…おしり?」
思考がフリーズしてしまった上条は、馬鹿のように聞き返してしまう。すると、アニェーゼはこくんと小さく頷いた。 「その、準備も、してきましたから…」 そのまま、ん、と吐息を漏らし、腰を動かして怒張を引き抜く。上条の精液とアニェーゼの秘蜜が混じった液体が、アニェーゼの内腿を滴り落ちた。 アニェーゼは壁に手をついた。上条にお尻を向ける。 「トウマ…見てください」 そして、みずみずしく張ったヒップを、片手で割り開き、その奥を見せ付けた。 「んん…見えますか…?」 秘所と、菊座が上条の眼前に晒された。上条は息を飲み、そこを凝視する。 秘所は、アニェーゼの愛液と上条の精液が混ざったものを滴らせ、ひくひくと蠢いている。 その上の菊座も、秘所から滴った愛液で誘うように濡れ光っていた。 「うわ…エロい…」 思わず漏れた上条の言葉に、アニェーゼはヒップを震わせる。その光景に誘われるように、上条はヒップに手を伸ばした。 まずは丸い桃を思わせるそこを手のひらで撫でる。汗に濡れたそこは、しっとりした最高の手触りだ。 その触感を楽しむように、上条は何度も手のひらで撫で、さする。その感覚に、アニェーゼはうっとりと目を細めた。 そこに、 ぱんっ! 「ひあっ、トウマ!?」 軽いスパンキング。油断していたところに鋭い刺激をくらい、アニェーゼは悲鳴を上げた。それでも上条は手を止めない。
- 638 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:18:03 ID:8s2J4ral]
- ぱんっぱんっ!
「うあう…トウマ、ひどい…」 痛みはすぐに抜けたが、繰り返しスパンキングを受けたヒップは赤く染まり、じんじんと熱を持った。 「ごめん、やりすぎた」 そう言って、上条は赤いアニェーゼの肌に口付けた。 「ふあっ、んんっ、うんっ」 腫れを鎮めるように、丁寧に舌を動かす。むずがゆい感触に、アニェーゼは甘い声を上げた。 「ふんんっ、っは、んんっ」 そのまま口を動かし、舌を双丘の谷間にもぐりこませる。初めての他人の感触に、アニェーゼは背筋を震わせた。 上条は両手で尻の谷間を割り開き、奥へ奥へと舌を進めていく。そして、菊座に触れる寸前に、上条は舌を止め、離した。 そして、改めて至近距離からアニェーゼの菊座を覗き込む。 上条の視線を感じ、アニェーゼは腰をくねらせて逃れようとするが、上条は両手で腰をがっちりと押さえ、逃がさない。 アニェーゼの菊座は、秘所よりは濃い目のピンクの窄まり。準備してきた、ということもあるのだろうが、微塵の不潔さも無い。 「トウマ、そんなにじっくり…」 「きれいだぜ、アニェーゼのここ」 そういわれては、アニェーゼは何も言えなくなってしまう。 反論を封じ込んだ上条は、アニェーゼの菊座にゆっくりと口付けをする。 「あは…」 粘膜同士の接触に、アニェーゼは吐息を漏らす。そして、上条はゆっくりと舌を動かし始めた。
- 639 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:19:58 ID:8s2J4ral]
- べろべろと舌を使い、菊座をその周辺の肉ごと何度も舐める。舌先で菊座をつつく。そうかと思えば、しわの一本一本に舌を滑り込ませるように、執拗にねちっこく舐め上げる。
「はうぅっ、んんっ、は、あああっ」 快感に押され、アニェーゼの菊座は徐々にほころんでいく。 ちゅにゅっ… 「ふあっ」 緩んだアニェーゼの菊座に、上条はすかさず舌を割りいれ、内部の粘膜を嘗め回す。そればかりか、舌を菊座に出入りさせた。 「ふっ、ふあっ、んんっ…」 何度も出入りを繰り返し、また、思い出したように菊座を舐める舌の動き。それにアニェーゼは蕩かされていく。強い快感ではないのに、全身に波及して消えない。 アニェーゼの身体は快感に弛緩していく。菊座の綻びも大きくなる。 舌の出入りに抵抗がなくなったのを感じた上条は、一旦菊座から口を離した。 「あう…もっと…」 「止めないよ」 そう言って、上条はアニェーゼの秘所に指を這わる。愛液と上条の精の混じったものを滴らせていたそこは、尽きることなく新たな蜜があふれ出させていた。 その蜜を指全体にたっぷりと塗りつける。そして、濡れた小指で確認するように菊座を軽く揉み解し、柔らかくなったその中に、指先を侵入させた。 「ひあっ、あっ!?」 驚く声が聞こえたが、上条は動きを止めない。ゆっくり、少しずつアニェーゼの菊座に小指を押し込んでいく。 「意外と…」 柔らかい。そう上条は思う。そして、それは一つの想像を呼び起こした。 「アニェーゼ、こっちもいじってたのか?」
- 640 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:23:45 ID:8s2J4ral]
- 「…こんな娘は、嫌ですか?」
微かな不安を含んだ声。上条はそれを一笑に付す。 「そんなわけないだろ。可愛いよ」 アニェーゼの内部の粘膜もすぐに上条の指に馴染んだ。小指で軽くピストンをしてみたが、奥の粘膜にも硬さは無い。 それどころか、襞は歓迎するようにうねり、菊蜜を漏らしている。 それでも念のためとばかりに上条は内部を揉み解す。 「ふあっ、ああっ、んんんっ…」 その指の刺激に、アニェーゼの腰が知らず知らずのうちにくねり始めた。 緩んだ菊座から小指を引き抜き、代わりに人差し指を挿入する。小指より奥にはいるが、そこの粘膜も準備万端とばかりに蕩けていた。 「動かすぞ」 一応断り、上条は指をピストンさせる。滴った菊蜜が、ちゅぷちゅぷと淫猥な音を奏でた。 「ふあっ、あっ、んんっ、はっ」 そのピストンにあわせ、アニェーゼは声を漏らし、菊蜜をあふれ出させる。 「凄いな…もうとろとろだぜ、アニェーゼ」 そんな上条の言葉も届いているのかいないのか。アニェーゼは菊座の快感に酔いしれている。 「これなら、大丈夫かな」 そう呟き、上条は菊座に中指を追加する。 「はうっ…!」 さすがにかすかな抵抗感。しかしそれも一瞬で、上条の指は二本とも、アニェーゼの菊座に深々と飲み込まれた。 「は、あう、太い…」 同じ指二本でも、自分のとは全く感触が違う。穴を埋める感覚が段違いだ。
- 641 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:27:03 ID:8s2J4ral]
- 「大丈夫か、アニェーゼ?」
「は、い…大丈夫です…続けて…」 「ん。きつかったら言ってくれよ?」 そう言って、上条は二本指でのピストンを開始する。 慣らす意味もあって小刻みに。徐々に動きを大きくし、スピードも上げていく。 大きく引き出せば、 「ふうううううう…」 それを一気に戻せば、 「ひあああっ!」 小刻みにピストンしてやると、 「あっ、あっ、ふぁっ、んんっ」 上条の指が動くたび、アニェーゼは楽器のように違った喘ぎをもらす。 声につられるように、アニェーゼの襞列の動きも激しさを増していく。それを感じた上条は、中で指を折り曲げた。 「ふあっ!?」 鉤になった指の圧迫感は今まで以上。しかも上条は、その指で容赦なく責め立ててきた。 「あっ、ひっ、ああっ、はああっ、あぐっ…」 ゴリゴリという音が聞こえてきそうだ。鉤指のピストンは穴を抉られるような感触がした。 指が内部から掻き出された菊蜜は、双丘の谷間を伝い秘所にまで流れ出し、地面に水溜りを作って行く。 「ふあっ、ああっ、んっ、はっ、はっ」 アニェーゼの声が切迫していく。襞の動きも激しさを増す。 アニェーゼの絶頂が近いのを感じた上条は、鉤指を一旦戻して一番奥まで付きこみ。その最奥の粘膜を強く引っかくように、襞を抉り出すように、一気に外まで引き抜いた。
- 642 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:28:51 ID:8s2J4ral]
- 「ふあああああああああ――――――っ!」
最奥から菊座までを一気に刺激されたアニェーゼは抗う間もなく絶頂を迎えた。全身から力が抜け、壁に寄りかかっていた状態が地面に崩れ落ちかける。 上条は慌ててアニェーゼを抱き寄せる。その全身は弛緩しきっていた。 “立ってやるのは、限界だな” もうアニェーゼはひざも立たない。とはいっても、全裸のアニェーゼを何の敷物もない地面に下ろすのも気が引けた。 判断は一瞬。上条は片手でアニェーゼを抱えたまま、器用に下着ごとスラックスを脱ぎ、脚で地面に広げる。さらにその上にワイシャツを広げて置いた。 “ま、直よりはましだろ” しいた衣服の上にアニェーゼを下ろす。胸をぴたりと地面につけた四つん這いの格好で。奥の菊座も丸見えだ。 絶頂の余韻からか、緩みきったそこはぽっかりと口を空け、ヒクついていた。菊蜜を滴らせるそこは、まるで唇のようだ。 「準備OK、かな」 上条も地面にひざを付く。そして、臨戦態勢の怒張を、アニェーゼの菊座に押し当てた。 すると、弛緩していたアニェーゼの体がかすかに強ばり、震えた。 「?アニェーゼ?」 「…その、白状しちまいますとね、こっちでするのは初めてなんですよ…」 「え?」 意外な告白だった。 「だから、その…ちょっと、怖くなっちまって…」 「大丈夫か?止めてもいいんだぜ?オレは、その、我慢できるし…」 あまりにもお人よしな上条の言葉に、アニェーゼは苦笑してしまう。こんなところまで我慢しなくてもいいのに、と思う。
- 643 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:33:31 ID:8s2J4ral]
- “でも、そんなトウマだから…”
上条当麻がそうあるからこそ。アニェーゼは初めてを捧げたいと思ったのだ。 「でも、平気です、トウマが相手ですから」 だから、と続け、 「トウマ、私の初めて、もらって下さい」 告白に、上条は、 「…あ〜、なんて言ったらいいのか分かんないんだけど、その…頂きます」 「ふふ…トウマらしい」 「笑うなよ…」 情けない声を出す上条に、アニェーゼは背を震わせる。やり取りをしているうちに、さっきまでの緊張感もほぐれ、体から力がいい感じに抜けていた。 「じゃあ、トウマ、来て…」 「ん。分かった」 「ああ、あと最後に」 「?」 「初めてだから、その、優しくしてくださいね」 いまさらといえばいまさらなアニェーゼの言葉に、一瞬ぽかんとしたあと、今度は上条が腹を震わせた。そしてにっかりと笑い、 「分かったよ」 後背位の格好なので、顔を合わせることは出来ない。なので、安心させるようにアニェーゼの背中をぽんぽんと優しく叩いて。 ゆっくりと、腰を進めた。
- 644 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/01(火) 01:40:54 ID:8s2J4ral]
- 今回はここまでです。
キャラが崩れてるとか色々反省点が多いですが、お楽しみいただければ幸いです。 最後になりましたが、レスを下さる方、本当にサンクスです。いつも励みになってます。 改善点を指摘していただければ最大限反映させる所存です。 次でラストだと思います。ではノシ
- 645 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/01(火) 06:20:37 ID:UmdXZKMX]
- GJ!
上条さん、エロ覚醒してるよ!
- 646 名前:KATU mailto:sage [2006/08/01(火) 09:10:11 ID:aXhpD4jF]
- GJ!!
上条さんエロイよー 自分はまだ投下できないー
- 647 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/02(水) 00:44:43 ID:w+4AYg0k]
- GJ!!!
アニェーゼかわいいよアニェーゼ(´д`*)
- 648 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/02(水) 01:20:07 ID:NVwXYu0/]
- GJ!!!!!!!
上条さん手慣れてるよ上条さん
- 649 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/02(水) 23:29:03 ID:SCdtk60q]
- ナマ殺しじゃああぁぁぁぁ!
GJ
- 650 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 02:09:51 ID:MieQOoYr]
- 上条さんの手慣れっぷりは父親譲りとみたが如何なものか?
- 651 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 02:27:16 ID:tGetoUdz]
- 母親の指導のたまものじゃないのかい?
- 652 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/03(木) 14:15:07 ID:1Gvc3AC3]
- >>651上条さんは母親にさえフラグを立ててたのか・・・
- 653 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 14:20:44 ID:OjVg1v8c]
- 上条の遺伝詞に刻まれてるんだよ、きっと
- 654 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/03(木) 14:34:44 ID:1Gvc3AC3]
- ならば次は自分の娘・・・・・いや!孫にまで手を出すに違いない!
- 655 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 15:14:20 ID:vM1Z4xmR]
- >>654
ヒント:手を出したら法律違反 あくまでフラグ立てるだけ。自分からは手を出せない生殺し
- 656 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 18:06:38 ID:/vJxX1fw]
- 運命の赤い糸って左手だっけ?
- 657 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 22:35:53 ID:0wcNXKjF]
- スレ違いなのかもしれないが、一応18禁なのでこっちで言ってみる。
俺はとあるコンビニ店員なんだが、成人書籍の棚にあった快楽天(この名前はちょい曖昧)の表紙が姫神秋沙にしか見えなかったんだが… おかげで掃除中に棚の前で立ち止まっちゃってエラく恥ずかしかったんだがどうしてくれる貴様ぁー!
- 658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 23:38:14 ID:v09fHIEr]
- 姫神って体臭キツめだと思うんだ。
夏場とかお手入れ大変だと思うんだ。 電車やバスに乗ったときに吊り革に掴まるときなんて大変だと思うんだ。 緊張して変な汗かいて、そういう汗って匂いの元になる成分が含まれていて
- 659 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 23:58:55 ID:Y1YD7tBo]
- >>657
ttp://www.wani.com/shouhin_detail.php?shouhin_code=10026 これか?
- 660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 00:00:40 ID:z/z4il5S]
- ttp://www.konami.jp/th/figure/mecha/shinden.html
俺はこれが姫神にしか見えないんだが ガイシュツだったらスマヌ
- 661 名前:美琴は僕に恋してる mailto:sage [2006/08/04(金) 00:17:21 ID:bIhAJPTB]
- お初です。乱文で失礼します。
夕方。学園都市のバスは5時までなので授業が終わった学生は急ぎ足でバス停へと向かう。 その光景に差異はあれども名門、落ちこぼれに差はない。無論、上条の高校とて然り。 今日もいつもの時間に学校を出て、いつもと同じ様な時間に寮に帰るはずだったのだ。 「ふ・・・不幸だ」 何故か上条当麻は教室に残って一生懸命に床を磨いていた。原因は文化祭準備の為のペンキ。 結局誰が倒したかは分からないのだが、犯人が分からない以上クラスの責任だということで超民主主義的議決法 『じゃんけん』 が青髪ピアス君と吹寄さんによって可決された。 上条が負けるのはお約束のパターン。最初は3人残っていたのだが、一人の金髪アロハ野郎は義妹が心配だから 帰るとかぬかしやがったし、もう一人はナチュラルに塾があるというので帰っていった。 「っと。まぁ、こんなもんだろ。ペンキなんて完璧に取れるもんじゃないしな」 床にこびりついていたペンキをあらかた取り除いた上条は雑巾を絞り、教室隣の洗面所で洗い流すと、 黒板の右側面のフックに掛けてある可愛いクマさんの(名前はきるぐまー)のストラップがついてある鍵を手に教室を出た。 鍵を閉め、鍵を渡すために職員室へと向かう。 職員室は王道的に1階にあるため上条の階からは階段を二つ下りなければならない。 「壊れあうから、動けない〜♪♪」 そんな鼻歌を歌いながら教室の角を曲がる上条当麻。そして、夕日の光が目に入ったと思った次の瞬間、 上条は驚きのあまりに目を見開いた。 そ こ に は 階 段 の 上 で 仁 王 立 ち す る 御坂美琴の姿があった。 「は?」 思わず声が出る。あまりにも突拍子のないことに目をゴシゴシ擦る。 消えない。本物のようだ。 まだ、信じられなくて右手で思い切り頬を殴った。 痛い。消えない。どうやら、本物らしい。 「は?」 もう一回声が出た。 これでさすがに痺れを切らしたのか、美琴はその腕をワナワナと震わせると 「あぁ、もうこのバカ!!いいからコッチ来なさい!!」 と叫び、ズカズカと階段を折りて上条の袖を掴むとガスガスを上の階へと登っていった。 上条は訳の分からぬまま。足をぶつけながら、やむなくその行為に従うのだった。 続く ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 正直、ネムかったとか文才がないとか言い訳はしない。 ダメだと思うならダメってはっきり言ってください。 まぁ、読んでやるかった人は読んでくれれば幸いです。 P・S Fateのトレースは少々マズかったかな?
- 662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 00:43:31 ID:ZUx3v8ES]
- >>661
実はFateをあまりよく知らないので、トレース云々はさっぱり解らないのだが、 とりあえず、上条さんの一人称は俺では? タイトル見た瞬間、美琴×アステカ君かと思った。 文章はいいと思う。続きでのエロシーンに期待。 色々と文句付けたけど、続きガンガレ。
- 663 名前:KATU mailto:sage [2006/08/04(金) 01:12:38 ID:rhsbEFlG]
- んー?
うっかり魔術士に追っかけ回される主人公の場面? なにげに鼻唄がイグナイテッド?
- 664 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 01:57:19 ID:UmIqBNf8]
- >>661
んー、Fateなのはすぐに気づいたけど、それ以前に「禁書目録」っぽくないんだよな、文章が。
- 665 名前:美琴は僕に恋してる mailto:sage [2006/08/04(金) 10:27:14 ID:bIhAJPTB]
- >>662
ん〜・・・色々とミスが多いようですいません。 以後は気をつけます。 >>664 やっぱり禁書風に書いた方がいいでしょうかね? 受付悪いでしょうか?ふぅむ・・・・ 評価は悪目ですが完結しないと後味悪いので続きイきます。
- 666 名前:美琴は僕に恋してる mailto:sage [2006/08/04(金) 11:00:59 ID:bIhAJPTB]
- 連れてこられた先は屋上だった。 夕焼けにカラスの鳴き声、遠くには急ぎ足で家へと向かう学生の姿が見える。
「なっ、ちょっ・・・おい御坂」 上条の抗議の声も無視して美琴はズカズカと歩き続ける。 ここの屋上は普通の学校と同じ様な感じでたいして広くもないので、12,3歩歩いただけで端の手すりへと辿り着く。 どうやら美琴はその手すりに向かって歩いているらしく入ってきた扉がどんどん小さくなっていく。 「・・・・」 上条は無言のままで引き摺られていたが、手すりに辿り着いたのか美琴は突然立ち止まると上条へと振り返った。 「ねぇ、手出してよ」 振り向きざまにそんなことを言う美琴。上条はわけのわからないまま左手を差し出すと、 「あぁ、違う。そっちじゃなくて、右手よ。右手」 「?」 ますます訳が分からない。右手ということは幻想殺しだ。別に握手をしたいわけではないだろうし、ましてや左手は不浄などと イスラム教徒みたいなことも言い出しはしないだろう。 結局、上条は美琴の考えが分からないので言われるままに右手を差し出した、次の瞬間 上条は右手の手首を掴まれ引かれ、まるで闘牛のように美琴の左をスゥと通り抜けると体を手すりに叩きつけられた。 「がっ!」 胸に棒が直撃して肺の中の空気が抜け出していく。ゲホゲホと咳き込む上条を尻目に美琴はポケットからロープのようなものを取り出して 『右手の手首より上の部分に触れないで』右手を手すりに縛り付けた。 「ちょ・・・げほっ。お前、何・・・してんだよ?」 フラフラする身体に無理矢理命令させてロープを千切ろうとする。 「見てわかんないの?縛ってんのよ。あ、ソレ切ろうとしても無駄よ。それ材質金属だから」 確かに外れる気配がない。 いや、そんなことはどうでもいい。ここは男として女子に、しかも自分より年下に拘束されたという事実が 一層上条の胸を苦しませていた。 「痛っ・・・これは何のマネだよ御坂?場合によっちゃ、本気でブン殴るぞ」 肺に酸素が満たされたのか痛みは残るが普通にしゃべれるようになった。本人としては相当怒りを込めていったつもりだったのだが、 美琴はまるで聞こえていない様子で 「私ね・・・アンタが好き」 なんてとんでもないことを言い出しやがった。 「・・・・・いや、ちょっと待て」 頭の中で思考を巡らせる。好き?誰を?俺?いやいや、冗談でしょ。 「今、何て言った?」 「だ・か・ら、あんたが好きだって言ってんのよ!!このバカ!!」 「・・・・御坂」 「何よ?」 「お前、変なもん食ったか?例えば、唐辛子入りケーキとか。」 こんなことを言っているが上条当麻もここまで鈍感ではない。 美琴が自分に告白している(信じられないが)ことぐらいは理解できる。 だが、しかし告白をするにしてはずいぶんと歪んでいるなとは思った。 告白するのならば普通にすればいいし、縛ることはない。 上条の背中に嫌な汗が流れていく 「(ま・・・まさか。この展開は・・・いや、待て。そんなエロゲの主人公でも体験できないような 体験があろうはずがない。)」 背中にさらに汗が流れていく。上条の前、ほんの1mほど先にいる少女は口元に邪悪な笑みを浮かべていた。 「ま、アンタが私をどう思うと知ったこっちゃないけどね。私はアンタが好きだし・・・・」 そう言いつつ上条に近づく美琴。 「そろそろ、観念しなさい」 上条に密着するように立った美琴はゆっくりと膝を折って上条のズボンのベルトに手を掛けた。 少女の口元は弛んでいた。 続く ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ごめん・・・禁書風になんて書けないよOTZ 加えて美琴のキャラ崩れ。まぁ・・・オチはあるんですけどね。 自分の文才のなさにショックを受けつつ、まだこのお話は続きます。 あと2〜3話です。
- 667 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 15:13:11 ID:8QBeOmBW]
- 当麻×御坂妹を書いて欲しい人!
この指とまれ エロシーンはだいぶ後になると思うから了承してちょ
- 668 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 15:30:10 ID:IOn7zb8Z]
- >>667
ピタッ
- 669 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 15:38:47 ID:ux9aWBPl]
- >>667
ペタッ
- 670 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 16:09:16 ID:TLsCK7YI]
- >>667
ペタッ
- 671 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 16:20:26 ID:aGeu+47C]
- >>667
ピトッ
- 672 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 16:44:05 ID:D156Sdn9]
- >>667
ムギュッ
- 673 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 17:16:02 ID:9UGUOqdE]
- >>667
ガシッ
- 674 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 18:02:57 ID:9iPmvRoH]
- >>667
モミ
- 675 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 21:19:14 ID:+VvGaEDq]
- >>667
ジュル、ヌプッ 「ん…、くぅ…。」
- 676 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 22:48:20 ID:ux9aWBPl]
- >>667
チュパッ、ペチャッ 「ハァ…ハァ…んッ!」
- 677 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 00:02:17 ID:vpEhkMdS]
- 打ち止め→一方通行→我らが上条サン
→は好きって気持ちの方向 実らない恋物語を書いてみたが収拾がつかなくなって破棄したっつーの!
- 678 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 00:23:45 ID:OlByyTTF]
- ゴミを増やすな!!
拾ってこい!!
- 679 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 10:39:24 ID:VigxMfAI]
- 一方キュンの801穴に上条サンの剛直を突き立てる話じゃないんだが。
お前それでいいのか
- 680 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 11:03:29 ID:D251+6hd]
- フッ問題ない
- 681 名前:667 mailto:sage [2006/08/05(土) 18:13:44 ID:dDZsKCq8]
- 定数決の原理により、執筆することに決定しました。
ネタ張は携帯で
- 682 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 05:42:36 ID:1vJOYoAA]
- 早起き保守
- 683 名前:667 mailto:sage [2006/08/07(月) 14:05:48 ID:+jEpmDHK]
- 駄作!駄作!!駄作ぅうううううう!!!(自己判断)
それでも読みたい人は挙手してください。 自分の文才のなさにアボーン
- 684 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 14:09:01 ID:pVDXsruF]
- >>683
>>668-676
- 685 名前:667 mailto:sage [2006/08/07(月) 14:48:45 ID:+jEpmDHK]
-
新たな感情 In_the_Dream 何もない。 空も、太陽も、雲も、地平線も風も建物も街灯も木も人も色も音も。 ただ、自分だけがいる。 ただ、自分だけが見える。 (……、ここは――――――) 肩まである茶髪、半袖の白いブラウスにサマーセーター、灰色のプリーツスカートという格好の少女は、辺りを見回しながら考える。 (――――――、どこですか、とミサカは自分の立っている場所に疑念を懐きます) 検体番号(シリアルナンバー)一〇〇三二号、御坂妹。 とある少女のクローン体だ。 彼女は思考を巡らせる。 昨日の夜までは病院にいたはずだった。 いつも通りのベッドでいつも通りの時間に就寝し、それ以降は記憶がない。 ましてや、どこかに運ばれる感覚や、立っている感覚もなかった。 だとすると、ここは何処だろう? と、考え込んでいた御坂妹の目の前に、不意に人影が現れた。 御坂妹はその人物を凝視する。 俯いている為、顔はよく見えないが、黒いツンツンの髪には見覚えがあった。 そう、かつて御坂妹と、残り九九六八人の妹達(シスターズ)を『実験』から救い出してくれた、あの少年だ。
- 686 名前:667 mailto:sage [2006/08/07(月) 14:56:22 ID:+jEpmDHK]
- とりあえず、今回はここまでです。
文体はこんな感じでいきますがミサカの口調がよろしくないのはお許しを…orz あと禁書風じゃないのもお許しを…orz 予告みたく終わってしまったのもお許しを… ○......| ̄|_
- 687 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 16:09:39 ID:qxmRQAmg]
- ミサカは自分の立っている場所に疑念を懐きます
なつきます?
- 688 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:46:04 ID:YSJnglfY]
- 「…んっ……ぅ…」
日が暮れ、生徒達の部活も終わり、教師達もほとんどが帰宅し、ひっそりと佇校舎。 「…ぁふ……んはぁ…」 ほとんどの部屋の明かりは消え、職員室と宿直室に残っているのみである。 「…っ……はぁん…」 しかし、そんな真っ暗な教室の一つから、女性の艶っぽい声が微かに漏れている。 「…っく……ひぁ……」 そこでは月詠小萌が自らの秘部を机に擦り付け、一人痴態を働いていた。 「…上条ちゃんが……、…っ……、わるいんですよー……」 一人、自らの秘部を机に擦り付けるという変態的な行為に耽りながら呟く。 そもそもここでこんなことをするつもりなど、欠けらもなかったのだ。あのとき、上条のことを思い出さなければ。 ないしょの小萌 教室に忘れ物をしていることに気が付いた小萌は、一人、暗い校舎の中を自分の教室に向かって進む。 鍵を開け中に入り、教卓の上に目的の物を見付け、職員室へ戻ろうとしたとき、うっかり躓いてしまった。 よろめき、しかし転ぶまいとして何歩かたたらを踏むが、バランスを取り戻せずに顔から机にぶつかってしまった。 机にキスした小萌はぶつけた唇を押さえて立ち上がり、自らの唇を奪った机を睨み付け、そして気付く。 そこは上条当麻の机だった。 そういえば、今日の授業も机に突っ伏し寝ていたことを思い出す。 明日はきちんと授業を受けさせるですーと意気込んだところで、先ほど自分机にぶつかってしまった時に間接キスをしていたことに気付いてしまった。 息を呑み、徐々に頬を赤らめていく小萌。 うわー上条ちゃんと間接キスですよーと体をくねらせて悶え、そのまま妄想の世界に引きずり込まれる。 愛していると言ってもらって上条ちゃんと情熱的な大人のキスを交わす……そんな妄想に辿り着く。
- 689 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:49:16 ID:YSJnglfY]
- 体が奥が熱い。
本能が肉体の慰めを求める。 小萌はその本能に逆らうことができずに、自らの小さな胸へと両の手を伸ばす。 いつものピンクのワンピースの中、ほとんど役に立っていないブラの内側へと手を入れゆっくりと撫で回す。 もちろん頭のなかでは上条の手によってやさしく愛撫されている様を想像して。 最初はやさしく撫でるように。段々と動きを大きく、激しく。時折硬くなり始めた頂点を刺激して。 「…ぁ…、…ふ…」 小さな喘ぎが漏れる。 下腹部が熱を帯び始め、じんじんと痺れる。 右手を胸から大事なところへと伸ばしそっと触れる。 「……はぁぅ……」 心地よい快感。しかし、本能はさらなる快感を求める。 小萌は目の前にある上条の机を見つめる。そこに上条がいればという考えが一瞬浮かぶが、即座に否定する。こんな格好を見せられるわけがない、と。 その背徳的な考えは小萌の欲求をさらに大きくするだけであったが、一つの閃きを与えた。 上条ちゃんの机に擦り付け気持ち良くなるというアイデアを。 治まらない本能の求めのままに、自らの秘部を机の角に擦り付け快感を貪る。 「…はぅん……、…っひぅ……」 小さく漏れる声も既に気にならなくなってきている。「……上、条……、…ちゃぁん……」 自らの本能に従い、秘部を上条の机に擦り付け痴態を演じ続ける小萌。 秘所は濡れ、愛液を垂らし始めていた。 小萌がひたすら快楽を貪っていると、廊下を近づいてくる足音が聞こえてきた。
- 690 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:52:58 ID:YSJnglfY]
- とりあえずここまでです。後半は読みたいという方がいらっしゃれば投下しようと思います。
- 691 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:57:03 ID:E0AH2F9L]
- ワッフルワッフル
- 692 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/08(火) 00:04:54 ID:ppRHiF/l]
- ワッフルワッフルワッフルワッフル
- 693 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/08(火) 00:12:55 ID:jb15etEk]
- 廊下にいるのは、我等が上条さんか、それとも警備員さんか。自分としては黄泉川先生希望
- 694 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/08(火) 00:35:10 ID:HWyPLY2j]
- いや、ここはステイルだろう…フラグも立ててるし。
何はともあれワッフルワッフル
- 695 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 08:57:04 ID:12CR2kx/]
- >>687
『いだきます』です。 分かり難くてすいませんorz >>689 間を取って青ピor土御門! それでは、続きを
- 696 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 09:34:05 ID:12CR2kx/]
- 「 、 。」
少年は何かを呟いたが、御坂妹は聞き取れなかった。 「あなたは 、とミサカ――――――ッ!?」 御坂妹は思わず口を押さえる。 声が、出ていない。 それも、一部分だけ。 (どうなっているのですか、とミサカは驚愕します) 訳が分からないまま、御坂妹は言葉を紡ぎ出そうとする。 「こ 、 の 、 カ 。」 言葉の大部分は、御坂妹の心の中だけに響く。 と、今まで微動だにしなかった目の前の少年が、急に御坂妹に背を向け、歩き始めた。 「―――ッ!待っ 下さ 、とミサ 呼び す」 御坂妹は必死に叫ぶが、少年は止まらない。 少年と御坂妹の距離が開いていく。 「ま 、 が !!」 最早、その声は少年には届いていない。 (待ってください、とミサカは心の中で呼び掛けます) その思いも、少年には届かない。 ついに少年の姿は消えてしまった。 いやだ。 こんな世界で。 何もない世界で。 自分しかいない世界で。 一人で。 いやだ! おいて行かないで! こんなところで! 一人にしないで!!
- 697 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 11:25:35 ID:12CR2kx/]
-
御坂妹は目を覚ました。 「はっ……、ハァ……!」 コンクリートの天井に蛍光灯、窓から差し込む太陽の光。 いつも通りの病室だ。 ふう、と御坂妹は呼吸を整える為、深く息を吐く。 夢だった。 自分が今までいた空間は、夢の中だった。 御坂妹は悪夢を見ていた、ただそれだけの話。 それだけの話のはずだった。 冷静な自分が悪夢だけでここまで動揺するものだろうか? 呼吸はもう整ったものの、動悸は激しく身体中に嫌な汗がまとわり付いている。 さっきまで見ていた夢は……、とここまで考えたところで、視界の端に人影があることに気付いた。 「目覚めたかな?御坂妹サン?」 御坂妹は声のする方へ顔を向ける。 カエル顔の医者。 御坂妹は本名を知っているが、ここではこう表現しておこう。 彼はカルテを片手にドアの傍に立っていた。 「……。いたのですか、とミサカはリアクションを取ることも忘れながら言います」 「もう定期健診の時間だからね?だいぶ魘されていたみたいだけど、大丈夫かい?」
- 698 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 11:29:31 ID:12CR2kx/]
- 今回はここまでです。
御坂妹の口調考えるのムズイよ
- 699 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/10(木) 00:00:05 ID:xb2bo5iS]
- ワッフルワッフル!!
- 700 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/10(木) 10:27:45 ID:kGtEk7kk]
- 実のところ、禁書キャラの台詞を「らしく」書くのって、書き手の語彙が無いと難しいような気がする
本スレのようなネタはともかく、SSなんかは特に
- 701 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/10(木) 15:30:03 ID:hv2cyr4q]
- 未だに本スレがどこかわからない俺ガイル
- 702 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/11(金) 21:42:26 ID:vICclPz4]
- しかしまた、人がいないスレだねぇ……。
- 703 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/11(金) 21:57:04 ID:8nD5zgUk]
- みんな、里帰りかもよ
どこもそんな感じだし
- 704 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/11(金) 22:36:40 ID:tF4CGkl/]
- >>701
ライトノベル板の鎌池スレじゃない?
- 705 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/12(土) 01:43:55 ID:Ak20PLfK]
- どこもかしこも過疎ってやがる…
職人さんが来ないとこの板全体の盛り上がりもショボいなあ…
- 706 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:02:03 ID:Q/FoDMpK]
- やっぱり我が家が一番落ち着くな。
旅行から帰ってきたりすると、多かれ少なかれ大概の人は、このような感想を抱くだろう。 上条ももちろんそんな、小市民的思考の持ち主だ。 慣れ親しんだふかふかのベッドの上。 とても落ち着く。 だけれど上条は白い天井を眺めつつ、なんだか複雑な表情をしていた。 そのままキョトキョトと、辺りを見回して見る。 テレビ。 ベッドの横にあるテーブル。 そこにある数冊の本。 パイプイス。 備え付けの洗面台に置いてある、お泊りハミガキセット。 小さなロッカー。 ハンガーラック。 部屋にある物どれ一つをとっても、上条には見覚えのないものなどなかった。なにより――違和感がなかった。 だけど。 それでも。 この部屋は上条の本当の部屋ではない。 インデックスと住んでる部屋ではない。 (病室でこんなに落ち着くつ〜〜のも、何気にいやなもんがあるなぁ) そこはいつもの部屋。 そこはいつもの病室。 カエル顔がにこにこ笑いながら冗談交じりに言っていた。 『足繁く通う常連さんのきみのために、あの部屋は常に綺麗にして空けてあるから』と。 (ちっくしょうめ。んなの全然……) 嬉しくない。 最近は病院も空き部屋が、ほとんどないと聞くから、上条はその気遣いを有り難くもあったが、素直に喜ぶ気にもなれなかった。 ただ、 「……不幸だ」 口癖になってしまってる定番の台詞を呟きつつ、上条はテーブルに置いてある数冊の本に手を伸ばす。 見舞いの品。 青髪ピアスがこっそりと持ってきてくれたものだ。 ぱらぱらとページをめくる。 こうして一人の空間を提供してもらえるのは悪くない。 無言でめくるたびに、どんどんと、上条の顔がだらしなくにやけていく。
- 707 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:03:41 ID:Q/FoDMpK]
- シマリのない表情。
とてもあの少女にはお見せできない。 だからだ。 インデックスと一緒に住んでいて、疎ましいと感じた事は一度としてない。 だが一人になりたいと思う事はある。 それも結構頻繁に。 もうそれは仕方がない事だ。 思春期は発情期。 インデックスが好きだとか嫌いだとか、決してそういった次元の話しではない。 いや、好きだからこそ、一人になりたいのだ。 万が一にも見られたくない。 上条の右手が神の奇跡だけではなく、億単位の、己の分身を解放し殺している現場を、少女に見られるわけにはいかなかった。 風呂場。 トイレ。 学校内。 などなどで、上条はインデックスの目を盗むように処理してるわけだが、やはりこういうのは、ゆっくりと落ち着いた場でしたい。 今日の健診はもう終わっている。 ほぼ一日中入り浸っていたインデックスをはじめ、見舞い客もさっき帰った。 「よしっ」 と、そんなわけで。 お膳立ての揃った上条の右手は、布団を払いのけると、勢いのままズボンも下ろし、今か今かと出番を待っていた股間へと伸ばされる。 ステイルの炎剣の温度は三千度らしい。 しかし上条の勃起してる股間の剣も、ガッと握ると、それに決して負けずとも劣らずで熱かった。 (おっ? この娘いいなぁ) はたと手の止まったページでは、オッパイの大きいモデルが、うっすらと肌に汗を浮かべて、気だるげに寝そべっている。 ため息が聴こえてくるみたいだった。 トロ〜〜ンとしてる目の焦点が、いまいち合ってない。 まるでほんの少し前まで、ナニかをしていたみたいで、その姿はナニか、上条のナニかに滅茶苦茶訴えかけてくる。 (ん? 何かこう微妙に、誰かに似ているような?) 誰だろうか? どう見てもこのモデルは上条よりも年上なので、インデックスということはありえない。 小萌も失礼ではあるが必然で論外。 美琴や白井や御坂妹でもないだろうし、同年代の姫神や吹寄や風斬でも、ちょっと無理があるかなと思う。 モデルに西洋の血が入ってる感じもない。 ということは、オルソラやアニェーゼ、いや、後者になると体型的にも違うし。
- 708 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:05:36 ID:Q/FoDMpK]
- 「…………」
はて? 誰か忘れてる気がするが? 思い出せない。 「……まあ、いいか」 と、もう少し考えれば思い出せただろう上条だが、今は自分の全てを妄想に廻すべきだと、脳内検索を早々に打ち切ってしまった。 「とりあえず、幻想を終わらせてやるぜ」 過去に上条の右手に殴られてきた、数々の魔術師や超能力者。 彼ら彼女らが聞いたらば、その場にへたり込みそうになる台詞を呟いて、猛然と右手を動かそうとする。 カチャッ そのタイミングに合わせたように、病室の静かにドアが開いた。 「上条当麻、身体の具合はどうで――!?」 「!?」 この部屋が病室である以上、隠しようもないほど、ベッドは一番目立つ位置にある。 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 上条当麻。 神裂火織。 二人の間に言葉はいらなかった。 神裂は顔から一切の表情を消失させると、腰に差してある七天七支刀、その黒鞘を淀みなくゆらりと払う。 刀身がギラリと、妖しく光った。 彼女の得意は抜刀術なので、それはいくばくかの、上条に対する優しさなのかもしれない。 「でも嬉しくねぇっ!!」 ほとんど瞬間移動。 入り口から上条のいるベッドまで、神裂は目にも映らぬスピードで到達すると、大上段に振りかぶり、微塵も迷わず一閃させた。 墓碑には馬鹿ここに眠ると彫られるだろう。 アーメン。 そのぐらいなら神裂も、曲がりなりにも神の子羊、渋々とはいえ唱えてくれるはずだ。 だが祈りの言葉よりも先に、 パシンッ 殺意と共に剣が振り下ろされるのとほぼ同時、刹那すらも間を置かずに、子気味いい会心の音が部屋に響く。
- 709 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:07:30 ID:Q/FoDMpK]
- (じ、自分で自分を褒めてやりたい)
真剣白羽取り。 達人どころか聖人の神裂の剣を受け止めるとは、上条当麻の幸運は、このときのために、預金みたいに取ってあったのかもしれない。 ただ、 「……往生なさい」 「できません!!」 もう全額下ろしちゃってる。 覆い被さるように体重を掛けてくる神裂。 拝むように踏ん張る上条。 刀身がじりじりと、額に照準を定めて、確実に降りてきていた。 マジでヤバい10センチ前。 このままでは幻想より、上条が終わってしまう。 「だ、大体お前が、うぅう……、ぐぅおお!? い、いきなしドアを、を、ををを!? あ、開け、NO〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 迂闊。 しゃべったら走馬灯が見えちゃう5センチ前まで、一気呵成に押し込まれてしまった。 けれどそこで、少し神裂の力が緩まる。 「まさかあの娘にも、あんなものを見せてるわけでは、ないでしょうね上条当麻」 「あ、あんなものって?」 「あんな……」 言いつつチラッと神裂は、剥きだしのまま放っぽり出されてる、この特異な状況にいつもより、色んな意味で興奮してしまってるのか、 血液が収束され過ぎて、グロテスクなほど黒くなってる元気な勃起を見てしまった。 「や、ややや……」 視線を浴びてぴくんぴくんと動いてる。 「やはり死になさいっ!!」 耳まで真っ赤にさせた神裂が、情け容赦なく、遂にはトドメを刺しにきた。 とはいえ。 百戦錬磨の魔術師も、かなり動転していたのだろう。 それとも。 上条当麻の幸運、残高が残っていたのかもしれない。 「!? お、おりゃっ!!」 どんなに凄い剛速球だって、タイミングさえわかれば、打つのは難しくはない。――かもしれない。 身体を神裂の力に合わせて捻る。 「あっ!?」 つんのめるようにして神裂の身体が上条の上へと、どうにもできない死に体なのに空中で抵抗したが、結局はどさりと倒れ込んできた。
- 710 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:09:17 ID:Q/FoDMpK]
- ゴトンッ
いい具合に力が抜けたのか、テーブルが綺麗に真っ二つになってる。 でも二人は 「…………」 「…………」 そんなものを、 「…………」 「…………」 まるで見てはいなかった。 「…………」 「…………」 時間が止まってる。 「…………」 「…………」 至近距離。 二人の身体はぎりぎりのところで、ぴたりとはくっいてはいない。 その隙間わずか数ミリ。 不用意に動いたりすると、色々な部分が触れてしまう。 「…………」 「…………」 例えば唇とか。 ピトッ 「えっ!?」 「えっ!?」 二人の声がハモる。 目だけをお互い動かすと、脇を絞ったTシャツのおなか、その白い肌に、異端審問の焼きごてのように熱い勃起が触れていた。 今回はここまで。
- 711 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/12(土) 18:11:25 ID:c2/IyvsD]
- 生殺しキター
激しく悶えたGJ
- 712 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/12(土) 18:41:01 ID:p6mrk32D]
- 続き〜!!!!!!!!!!!!!
生殺し過ぎる……。うわぁああああああああ
- 713 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/13(日) 02:26:31 ID:yoW6AUBT]
- ねーちんktkr!!
続きに期待しまくりんぐ
- 714 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/13(日) 03:10:50 ID:gXrC3Z8O]
- う、うおおおぉぉ!
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 ねーちん!ねーちん! ⊂彡
- 715 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/13(日) 12:10:05 ID:DEbd1b04]
- なんて素敵(*´Д`)
- 716 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/14(月) 16:51:59 ID:X8WHEqRX]
- GJですな!
- 717 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 18:28:45 ID:CgSN7jvN]
- ねーちんに成り行きフラグを、ををををををををを!!!???
とにもかくにもGJ! では、続きいきます
- 718 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 19:01:52 ID:CgSN7jvN]
- 御坂妹は壁に掛けてある時計を見る。
十時ジャスト。 定期健診の時間だ。 定期健診は一週間に一度のサイクルで行っている。 いつもは大体、九時ごろには起床し、着替えも済ませていた状態でやっていたのに、今日は違った。 「あまりよくないことだね、ストレスでも溜まっているのかい?健診が終わった後外出許可を出すから、気晴らしに散歩でもするといいよ?」 「そう、ですね、とミサカは冷静に考慮してみます」 御坂妹は言いながら上半身を起こす。 結論を出すのはいつでもいいだろう。 すぐに出掛ける気はないし、暫く考え事をしたいと思っているので、今は黙っておくことにした。 (それにしても……) 御坂妹は夢の中でのことを思い起こす。 少年が去ろうとした時、彼女は心の中から込み上げてくる痛みを感じた。 これはかつてあの少年が御坂妹を助けるために、戦場に踏み込んだ時の感覚と似ていた。 しかし、その時の痛みとはまた別の痛みだった。 御坂妹には、それが何なのかはよくわからない。 (……、あれは何だったのでしょうか、とミサカはあの時の自分の心理状態に疑問を抱きます) 窓の外を見る。 小鳥が一羽、青い空の中で飛んでいた。
- 719 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 19:28:26 ID:CgSN7jvN]
-
失う痛み Only_One 「うっだー」 ものすごい疲労感と脱力感に、上条当麻は溜め息をつく。 結論から先に言ってしまえば、彼は不幸だった。 何が不幸かって? 全部だよ全部、all of things. どれくらい不幸だったかというと、 朝:朝食を作り眠っていたインデックス(注:上条当麻宅の居候シスター。ここでは妹でないもの、黒い修道服を着ていないもの、禁書目録であ るもの、近代文化がわからないものを指す)を起こそうと思ったら寝ぼけたインデックス(注:上条当麻宅で飼育している(?)猛獣外国人偽名 少女。ここでは噛み付くもの、大食らいのもの、鋭い歯を持っているものを指す)に襲撃される。 登校途中〜:校則違反を承知で乗るつもりだった電車が故障で遅れ仕方なく徒歩で登校中に御坂美琴に出会って色々話してるうちに触れちゃいけ ない逆鱗に触れちゃって逃走兼登校しやっと学校に着いたー、と歓喜してたら実は遅刻でしたお説教です上条ちゃーん、ってことになっちゃった次第。 昼:午前中の死闘をくぐり抜けやっと昼休みだよー、と伸びをして弁当を取ろうとカバンを漁ったらアッレーワタクシノオベントーハドコニイッ タノデセウ?という事態になり愛のお弁当提供イベントを求めても誰も一口もくれずに昼休み終了。
- 720 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 19:30:37 ID:CgSN7jvN]
- 以上です。
長い文を書くのはキツいっすね……
- 721 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/14(月) 20:36:26 ID:+S1vfZpf]
- GJです!お弁当提供を求めた時にクラスメイトの反応は「上条に餌を与えてはいけません」でしょうか。理由は 男:嫉妬など色々 女:淑女協定により と妄想してしまった
- 722 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 00:34:48 ID:1wXDTU4g]
- GJ!!!!
所々の小ネタにワロタw
- 723 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 10:51:49 ID:SUhlqrx8]
- >>721
いや女性陣の理由はあれですよ、きっと「下手に恵んでやるとフラグを立てられてしまうから」 とかですよw
- 724 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 16:28:29 ID:MkA9gIiA]
- あれよあれやという間にギシアン空間を作り出すからな、上条さんは。
- 725 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 16:40:41 ID:SUhlqrx8]
- 大覇星祭後は更に女性陣のガードが堅くなってる予感。
何せ、鉄壁と思われていた吹寄さんが突破されちゃったわけだし。
- 726 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:13:31 ID:7eh4/s2e]
- >>688-689の続きです
コツ、コツ、と廊下に響く足音。 快楽に捕われていた小萌も足音が近づいてきていることに気付く。 「…っはぁ…、…こんなところ…っ…、…誰かに見られ、たらぁ…、…大変なことになるですぅ……」 大変なことになるのは判っているのだが、火照った肉体は言うことをきかない。ひたすら、自らの秘部に刺激を与えるべく腰を動かし続けている。 コツ、コツ、コツ、コッ、この教室のドアの前で足音が止まる。 通り過ぎてくれるのではないかという淡い期待は打ち破られ、さすがに見つかるわけにはいかないため、隠れられる場所を探す。 前の教卓の下か、後ろの清掃用具入れの中。 鍵穴に鍵が入る音。 一瞬の逡巡。 ドアのある前ではなく、後ろの清掃用具入れの方を選択。 錠が廻りガチャンと音がする。 肉体の疼きを堪えて机から離れ、清掃用具入れに向かうが、圧倒的に時間が足りない。 鍵穴から鍵が抜かれ、ドアがガタンと音を立てる。 一秒ほど間があり、もう一度ガタンと音を立て、再び鍵穴に鍵が入る音がする。 小萌が鍵を開けていたため、外の人物は鍵を締めてしまっていたのだ。 間に合わず、見つかってしまうことを覚悟していた小萌だったが、思わぬ幸運に感謝し、清掃用具入れに滑り込む。 用具入れの扉と教室のドアが閉まるのはほぼ同時だった。 教室の明かりが点けられる。 いったい誰が入って来たのだろうかと丁度目の高さにある通気孔の隙間から覗く小萌。 そこにいたのは、上条当麻であった。
- 727 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:16:46 ID:7eh4/s2e]
- 上条の姿を見、先程までの自分の痴態を思い出した小萌は用具入れの中で赤くなる。
一方上条は、なんでこうやって何度も宿題を忘れるんだーッ! と一人で叫んでいる。 忘れ物の宿題のプリントをとるためにだろう、上条は自らの机に向かう。先程まで小萌が自慰行為に使っていた机に。 そう思った途端、再び小萌の肉体が疼き始める。 熱がぶり返す。自然と右手が秘所へと延びる。 小萌が自慰行為を始める時に置いてしまった出席簿に対して一瞬怪訝な表情を浮かべた上条だったが、目的の物を探して机の中を調べ始める。 自分の生徒であり、想い人でもある上条の、目と鼻の先で隠れながらの自慰行為。 今現在自分が清掃用具入れの中にいるという状況さえもが小萌を興奮させる要素となる。 左手は胸の、硬く尖った頂点を弄り、右手は中指を濡れた花芯に突き立てる。 快感に思わず漏れそうになる声を、唇を噛んで必死に押し止める。 小萌は上条の姿を見ながら浅ましく快楽を貪る。愛液が溢れだす。 上条はまだプリントを探している。小萌は初めて上条の不幸さに感謝した。 中指一本では足りず、人差し指も加え二本指で膣中をかき回す。左手で乳首をつねり上げる。 「……ッ! ……〜ッ!」 指の動きが激しくなる。右手を出したり入れたり折り曲げたりかき回したり、快楽を貪る。 そろそろ絶頂が近い。小萌はスパートをかける。 左手を胸からクリトリスへと移し、触れる。 「……ふぅッ! ……ぅん……、……ぁぁ……ッ!」 押し殺した声が小さく漏れる。上条に聞かれないかとヒヤヒヤしながら、しかし手の動きを加速させる。 そしてついに最後の瞬間が来る。 目は上条の姿を離さぬまま、大きな快楽の波が訪れ、背を反らせながら小萌は昇天した。 そのまま快楽の中で意識を手放してしまう寸前、上条がこちらを振り返ったような気がした。 翌朝、小萌は清掃用具入れの中で目を覚ました。 体中が痛い。こんなところで寝たのだから当たり前だが。 ふと、教室が騒がしいことに気付く。痛む体に鞭を打って立ち上がり教室を覗くと既に生徒達は登校しているようだ。 このままでは出ていくことが出来ない。小萌には冷や汗を流すことしか出来なかった。
- 728 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:20:56 ID:7eh4/s2e]
- お目汚し失礼しました。
至らぬ点、おかしな設定等はフレキシブルに願います。 それでは。
- 729 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:21:24 ID:nTZL1bw6]
- 一番槍GJ
- 730 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/15(火) 19:56:18 ID:ZggnPrL2]
- GJ!
これはまだ続く?先生がロッカーの中にいることを知っている上条さんは脱出を手伝う、とか
- 731 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 00:49:15 ID:5ZB5fGzy]
- 新しい人が出てきて存在が薄れてきた所で少し投下します
エロ無しです
- 732 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/08/16(水) 00:50:12 ID:5ZB5fGzy]
- 病院から駅へと、街中を駆ける。
「あーもーどーして駅方面行きのバスがねぇんですか全くー!!」 全速力、とまではいかなくともそれなりのスピードで走りながら上条は愚痴った。 「走ったほうが速いってどう言う事ですか学園都市の交通事情っ!!」 しかしこの独り言はかなり的外れである。 第一に、病院から駅方面へ行く路線バスは少なくない本数が運行している。 その中で最も早く駅に着くバスには乗り遅れ、次に来るバスは遠回りになる路線だった。相変わらず不幸である。 第二に、走ったほうが速い、と言うのも場合による。 上条当麻の場合、夏からこちら学園都市内を駆けずり回っていた為、結果として裏道事情に明るくなっただけの話で、一般の住人ならば次のバスを選択した方が早く目的地に着く。 第三は、上条当麻の体力だ。 如何に近道を知っていても普通の高校生なら走って行こうとは思わない距離であるにもかかわらず、その手段を選択できる程度には上条の体力は平均以上だった。 (まぁでも、あの角を曲がればすぐだ) 目前に見えた駅前通りへと出る曲がり角を、速度を落とさずに曲がる。 まぁ、あえて誤算を一つ挙げるとするならば――。 開けた視界の中、待たせている相手の姿を見つけた瞬間、 ――さっきまで致していた行為によって溜まった疲労を考慮してなかった所であろうか。 上条の世界は回転した。
- 733 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/08/16(水) 00:50:51 ID:5ZB5fGzy]
- 凄いスピードで走ってきたかと思えば、突然、勢い良く転げた上条へ、
「…………君。大丈夫?」 姫神秋沙は傍らにしゃがみ込んで、とりあえず、と言った風情で声をかけた。 「……姫神さん。一つ質問があるのですが」 何故か上条は姫神の問い掛けには応じず、顔を伏せたまま弱々しく挙手した。 「何?」 「その格好は何でございましょう?」 「何って。普段着」 その姫神の答えを聞き、上条はバッと上半身を起こして、 「普段着って!いやまあ確かにお前の普段着と言えばそれしか記憶に無い様な気がしますけど!」 と叫んだ。 上条がこうも躍起になって騒ぐ理由。 それは。 「この人込みの中で巫女さんの格好した女の子が立っていたら、他人にナニ勘繰られるかくらいは考えていただきたい!!」 姫神の格好、初めて会った時と同じく、いわゆる巫女さんルックと言うものにあった。しかも、 「今日は。2Pカラー」 「いや、聞いてないから!」 常なら赤の袴のところを、今日は濃紺色の袴を着用していた。 この場にいる他の人間は全て洋装の為、はっきり言って目立っている。浮いている、と言っても過言ではない。 先程の転倒は、視界に飛び込んできた一種異様な光景に意識を取られてしまい、足が縺れてしまった事が原因だった。 「ところで」 なおも何か言ってくる上条をスルーし、姫神は手を差し出しながら今度は違う質問をした。 「君の格好。制服のままなんだね」 「あぁ、まぁ、そうだな」 差し出された手を握って立ち上がりながら、上条は相槌を打つ。 「授業が終わった途端に教室を飛び出たから。着替えとか済ませてくるかと思ってた」 「用事があったんだよ。それに思ったより時間を喰っちまってな。着替えるヒマとか無かったんだ」 姫神の質問に、制服に付いた汚れを掃いながら答える。 「痛っ」 掃った際に手の平に痛みを感じた。返して見ると、擦り傷が出来てしまっている。 「上条ちゃん、大丈夫ですー?」 「こんくらいならいつもの事ですから。……え?」 突然聞こえてきた姫神とは異なる聞きなれた声に、上条は視線を下に向けた。すると、そこには。 「小萌先生?何でここに!?」 上条達の担任兼姫神の居候先の家主である所の小萌先生の姿があった。 「何で、はひどいです。今日は姫神ちゃんが上条ちゃんと買い物をするって聞いたですから、監督に来たんですよー」 予想外の言葉に、上条は言葉に詰まった。なおも小萌先生は言葉を紡ぐ。 「最近二人とも生活の乱れを感じるのですよ。こないだなんか、上条ちゃんはともかく姫神ちゃんまで授業をサボっちゃったですし」 なのでお目付け役ですー、と締めて小萌先生は言葉を切る。上条は困ったような視線を側に立つ姫神に向けるが、姫神は呆、と言った感じで立ち尽くしているだけだった。 その瞳は、何も映してないかの如く、虚ろ。 「姫神?」 上条の問い掛けに姫神はヒクッ、と体を震わせて一言こぼした。 「……においが」 「におい?あぁ、走って来たからな。そんなに臭うか?」 「さぁ、先生には分からないですけどー?とにかく上条ちゃん、一応消毒とかしなくちゃダメですよ」 そう言って小萌先生は上条の手を取った。 「とりあえずどこかで休憩して、そこでしてあげますです」 「先生、それ凄い微妙な発言に取られます」 そんなやり取りをしている二人を傍目に、 「………………フゥ」 姫神は一つ大きな息をついた。 まるで、体内に籠った熱を吐き出すように。
- 734 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/08/16(水) 00:51:30 ID:5ZB5fGzy]
- 三人は、まず一階にあるコーヒーショップに入り、そこで上条の傷の手当てを行うことにした。
飲み物を購入してから四人掛けのテーブルに上条と小萌先生が並んで座り、上条の向かい正面に姫神が腰を下ろす。 「手当てして貰っておいてなんだが、こう言うのって、いつも持ち歩いてるものなのか?」 手の平の擦り傷を小萌先生に消毒して貰いながら、上条は対面の姫神に尋ねた。この応急手当キットは姫神の私物だ。 「乙女の嗜み?」 「何で疑問系なんだよ」 小首をかしげて答える姫神に間髪入れずに突っ込む。 「姫神ちゃんは色々持ち歩いてるですからねー」 小萌先生の言葉に、上条は夏の日のとある一コマを思い出した。 (そう言えば殺虫剤持ち歩いてたっけなぁ) もしかするとあの袖は四次元に繋がっているのかもしれない。 そんな益体も無い考えを思い浮かべながら、上条はこれからの事を問うて見ることにした。 「で、これからだけどって言うか小萌先生来るんだったら私めが来る必要はあったんだろうかなんて疑問が脳裏を掠めて行くんですが」 「二人きりの方が良かったですかー?」 上条の言葉に小萌先生がニコニコしながら答える。 「今日のことはお昼過ぎに聞いたんですよ。お邪魔虫だとは思ったですが、さっきも言ったとおり最近二人ともだらしが無いですからー」 と、ここでイチゴ・オ・レを一口飲み、続ける。 「それに上条ちゃんの意見を取り入れたら何を買うか分からないですからね。ナース服とか」 「……普段着を買いに来たんですよね?」 「女性用衣類の売り場に足を踏み入れるなんて、人生の内ではもう無いと思っていたんだけどなー」 コーヒーショップを出た後、三人は目的地である女性用衣服の売り場のあるフロアまでやってきた。それから小萌先生が、 『それじゃあ上条ちゃんはその辺で待っててくださいねー。まずは先生が適当なのを選択しておきますですから。上条ちゃんの出番はそのあとなのですよー』 と言って、姫神の手を引っ張って売り場の中へと姿を消していってしまった。 そして今、上条はエスカレーター横に設置してあるベンチに腰を掛けお呼びがかかるのを待っている状態となっている。 「と言うか実際問題、一人でこの場にいるって言うのは凄く目立っているような気がするのは上条さんの気のせいでせう?」 韻を踏みつつ自問自答してみる。はっきり言ってしまうと、暇を持て余し気味だ。 「あーもーいっその事ついて行った方が良かったかなー、でもそれだったら今よりも針の筵のような気もするし」 などと言いながら左手で頭を掻き毟り、手当てしたあと絆創膏では塞ぎきれなかったのでそのまま外気に晒しておいた傷口を髪の毛で擦ってしまい無言で悶絶する。 女性用衣服売り場の脇で無言で悶絶する男子高生。 端から見ていると、かなり怪しい。 そんな怪しげな通行人Aへ声を掛けるというのは勇気が要りそうなものだが。 「……何をやっている上条当麻」 どうやら勇者が通りすがったようである。 「え?あ、吹寄」 勇者は上条のクラスメイトの吹寄制理だった。下から上がって来たばかりなのか、エスカレーターの降り口の脇で仁王立ちをしていた。 「こんな所で一人で怪しげな動きなどして、さては毒牙にかける新たなターゲットを物色している最中か!?」 いつものように「上条当麻に好印象を持ってませんよ」と言う空気を醸し出す台詞を投げかけてくるクラスメイトに、 「何処をどうやったらそんな素敵な結論に到るのか、その思考ルーチンを教えて欲しいものだけど」 と、嘆息を一つ入れてから、 「そんなんじゃなくて、ただの買い物の付き添いだよ。そう言う吹寄も服を買いに来たのか?」 「いや、あたしは八階で行われる予定の実演販売を見に……って何を言わせるのよ!これも貴様の策略なの!?」 「だからそんなんじゃねーっての!」 きゃいきゃいと言い争いを始める二人。端で聞いてるとただの痴話喧嘩にも聞こえなくも無い。 その光景を注視しようとする者など、普通はいないであろう。 普通なら。
- 735 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 00:53:08 ID:5ZB5fGzy]
- 今回はここまでっす
筆が思うように進まないのですよ 次来る時はエロまで持って行けるようにしますです、はい ではノシ
- 736 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 00:58:02 ID:1op76WC7]
- No!!生殺しですかッ!
でもGj
- 737 名前:KATU mailto:sage [2006/08/16(水) 08:38:25 ID:rgn6DP/K]
- 生殺しー!!
女の子と買い物に来てても別の子のフラグを進行させる上条さんGJ! PSPは本体にも難ありらしく修理に出すの決定…orz
- 738 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 14:09:29 ID:t9kT/XJe]
- 「何で疑問系なんだよ」⇒「何で拷問系なんだよ」
に見えた。 疲れてるな・・・
- 739 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/16(水) 14:14:05 ID:ouD2cKUk]
- >>734
今回は誰だ? 姫神?小萌? それとも大穴で吹寄? それとも・・・・・まさか、3人同時!?
- 740 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 14:48:19 ID:e1FhIhOM]
- >>739
「このあと神裂&目録との3Pがまってるから、とうまの精力は温存。 小萌×姫神の更衣室プレイで、すっかり出来上がった所を上条に『見て』もらう。 無論、吹寄は深夜のレイトショー要員としてフラグが立つ」に15カノッサ。
- 741 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 14:59:23 ID:aUHIL/md]
- 上条さんの精力はフラグに合わせて増減するから大丈夫さ
- 742 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:37:06 ID:Yd4YtQl1]
- 読んでくださった方レスくださった方ありがとうございました。
>>710 の続き 上条の顔が恐怖に引き攣る。 「こ、これは不幸な事故なん――」 チキン万歳。 考えるよりも先に、口は言いわけの言葉を紡ぐべく、無意識に動いていた。 ゴッ!! そしてそれはなにも、上条ばかりではない。 神裂の身体も無意識に動いている。 ただしそれは言いわけするための口ではなく、固く握り締められた拳という違いはあるが。 声もなく上条の身体が、豪快に吹っ飛び宙を舞う。 お見事。 もつれ合う不自由な体勢で放たれたのに、その速度と威力はさすがで、短時間とはいえ、天使とも互角の聖人なだけはあった。 だけれど上条も負けてはいない。 修羅場の経験値。 伊達に素人の高校生の身でありながら、ここ数ヶ月というもの、誇張なしで生死の境を何度もくぐり抜けてる。 主人公補正もあるが、思いの他丈夫だった。 顎をさすりさすりしながらも、 「つ…が……ツ。い、痛ってぇなぁもう。あんさ神裂さん、俺が入院患者だって事、あなた、覚えてらっしゃいますか?」 ダメージらしいダメージはなさそうである。 むしろ上条に背を向けて、 「い、いいから早く、…………、早くそれをしまいなさいっ!!」 何故かベッドの上で正座してる神裂。 この無愛想で凛々しい年上のお姉さんの方が、あらゆる意味で鈍い年下の少年よりも、はるかにダメージは大きかったようだ。 声にもいまいち迫力がない。 微かにではあるものの、ぷるぷるとしてるその後姿は、限りなく間抜けでシュールである。 それと、
- 743 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:38:19 ID:Yd4YtQl1]
- (……可愛い……い?)
エロカッコイイという印象が先行する神裂。 この頼れる怖いお姉さんは、可愛いという属性からは、上条はまるっきり真逆の人だと思っていた。 今だってその氷華、じゃなく評価は、あまり変わってない。 だがこれは、改めないわけにはいかなかった。 だがこれは、認めないわけにはいかなかった。 「ん?」 「!?」 窓ガラスに映る上条と目が合うと、ササッと、慌てて逸らしたりするその仕草。 「うんうん」 正統派である。 これなら俺も殴られた甲斐があったと、上条は一人納得顔で目を瞑ると、深く深く何度も何度も頷いたりしている。 だから気づかなかった。 落としては上げ落としては上げ、神裂がチラチラと、視線を忙しく動かしてる。 聖人も好奇心には勝つのは難しい。 これでもまだ十八歳の麗若き乙女なのである。 「…………」 (あんなに膨らませて、だ、大丈夫なのですか? あ、あれは?) 元気溌剌な勃起。 頷く主人と一緒になって、律儀に何度も何度も揺れていた。 さらに角度が急勾配になり、びたんびたんと、若さを誇示するようにお腹を叩いて、それはそれは物凄い事になっている。 人を殴ったら殺せそうだった。 て、 「……そうではなく。上条当麻っ!! 早くしまいなさいっ!!」 「うおぅ!?」 身体はしっかりと前を向いて、正座してる体勢のまま、神裂が刀を後ろにいる上条へと一閃させる。 刃先は勃起ぎりぎりで止まっていた。 あと少しで、天使のように、性別を失くすところである。 「御仏の顔は三度だそうですが、神の顔にだって、限度というものはあるんですよ」 「は、はいっ!! 仕舞いますですっ!!」 殺気。 低く落とされた声のトーンに、死の匂いを敏感に感じ取った上条は、そりゃあもう急いでパジャマのズボンを元に戻した。 でも、
- 744 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:39:38 ID:Yd4YtQl1]
- 「小さくしなさいっ!!」
「無茶言わんでください」 立派なテントを張ちゃってるのは、上条にはどうにもこうにも何ともしがたい。 威風堂々な勃起。 まだびくんびくんしてる。 その様子は布地を今にも突き破らんばかりだった。 「……さっきは訊きそびれてしまいましたが、まさかあの娘の前でも、そんなものを出してるんじゃないでしょうね?」 「してるかつ〜〜の」 「本当でしょうね?」 疑いの眼差し。 カチンとくる。 勃起したまま。 溜まってたものが爆発。 「インデックスが居るとできねぇから、こんなとこで、その、…………オナニー、…………してん……だよ、…… 悪りぃかよっ!!」 上条当麻。 言わなくてもいい事まで一気に言っていた。 勃起したまま。 後半は涙目の告白である。 好きで背負い込んだ苦労だが、否、苦労とも思ってないが、それでも、人知れない努力なしには、あの少女との生活は語れないのだ。 それなのに それなのに、 「それなのにっ!! ノックもしねぇで勝手にドア開けておきながら、いきなし問答無用で人に切り掛かってくる奴はいるし」 「うっ!?」 「オカズの本なんて見ろっ!! しっかりと三冊全部ぶった切ってやがるじゃねぇかっ!!」 「あっ!?」 真っ二つになったテーブルの残骸。 それに紛れて六冊になった本が散乱していた。 「借りなんてどうでもいいからさ、まずは本を返してくれよっ!! そんで頼むから一人にしてくださいっ!!」 !! この短い時間だけで何回使っただろう? それは魂の慟哭だった。 ぶっちゃけて二十四時間の内二十三時間は、エロで頭がいっぱいいっぱいの、思春期直球ど真ん中ストレートの青少年。 人間の三大欲求。 食。 眠。 性。 どれが独走状態かなんてわかりきってる。
- 745 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:40:59 ID:Yd4YtQl1]
- 食べるのを邪魔されるよりも、眠るのを邪魔されるよりも、オナニーを邪魔されるのが、一番腹が立って仕方のない年頃なのだ。
こうなったら怖いものなど何もない。 優しさだけである。 「…………返せと…………言われても…………」 それは異様な迫力だった。 世界で二十人ほどしかいない聖人である神裂炎織が、世界で一人しかいないだろう幻想殺しの少年に押されていた。 良心の呵責。 Salvare000(救われぬ者に救いの手を)の誓い。 そんな感じなくていいものを。 思い出さなくてもいいものを。 あまりにも根が優し過ぎる神裂は、感じてしまったし、思い出してしまったからかもしれない。 「ハァ……」 「…………」 かなり恥ずかしいだろう心情を、勢いのまま吐露した少年が、溜息なぞを一つすると、お姉さんは長身を申し訳なそうに小さくする。 暴走はした者勝ち。 二人の立場がそんなわけで逆転していた。 「もう本当に今日は帰ってくれ。見舞いに来てくれたのに悪りぃんだけど」 「…………」 「俺、これからセロハン職人になって、無残な姿になった本の修繕に、チャレンジしなきゃいけないからさ」 「…………」 窓ガラスに映る上条の肩は、がっかりとうな垂れていた。 日本人の手先の細かさで直しても、どうしたところで、本にベタベタと張られまくるセロハンテープは目立ってしまう。 視覚が命のエロ本。 それは致命的なまでの欠陥といえた。 上条もそれはわかってる。 わかっているけど、いつまでも神裂にキレてたって、どうにかなるもんでもない。 「ハァ……」 「…………」 「今度また見舞いに来てくれる事があったら、ノックだけはちゃんと忘れずにしてくれよな。あと本を買ってきてくれると――」 「代わりがあれば、…………いいでしょうか?」
- 746 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:42:13 ID:Yd4YtQl1]
- 上条の言葉は神裂に遮られた。
それは大きな声ではない。 だがすでに決意を完了してる強い声。 「……え?」 「…………」 ガラス越しにそっと上条を見ていた神裂は、小さく頷くと、ゆっくりとベッドから降りて、顔を俯かせたまま無言で脇に立つ。 「約束してください」 「は、はい? 何でしょうか?」 目まぐるしい。 立場がどうもまた逆転したっぽい。 「本の代わりである以上は、…………見るだけ…………ですからね」 「えっ?」 脇の絞ってあるTシャツの結び目を、神裂は小刻みに震えている指先で解いていた。 今回はここまで。
- 747 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 18:13:57 ID:55lvuq11]
- え?生殺しが解消されたと思ったら、更に生殺し?
そんなぁ…。
- 748 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 18:34:12 ID:1op76WC7]
- くっやってくれる。
生殺し多すぎ^^;
- 749 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 19:04:27 ID:wCUKBmKS]
- それでも読まずにはいられない
- 750 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/16(水) 19:27:57 ID:m57OwWdF]
- いいところでぇぇぇ!
- 751 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 02:24:36 ID:Q6WV8fW/]
- くっ……次まで全裸で待機だ……
- 752 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 21:35:16 ID:pKA9CyKi]
- ふむ・・・まだミーシャのを書いてる人はいないな・・・
では俺がひとつ・・・・ 「新感覚☆拷問少女ミーシャたん」をかいてみようかな・・・?
- 753 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 22:13:54 ID:6OrHhM7h]
- さあ、みんなでねーちんコールだ!(ねー、チンコールとか言うな)
やり方は簡単!腕を上下に振るときに一緒にコールするだけ! 上に上げるときに「ねぇえええええええええええええ!!!!!」 下に下げるときに「っちぃんっっっ!!!」 繰り返すと、ねぇええええええええええ!!!!!!!っちぃんっぅtぅつ!!!!! さあみんなで!
- 754 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 22:49:54 ID:Kd3ig1i0]
- ねーちん!ねーちん!助けてねーちん!
- 755 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 23:00:02 ID:1WwqJyWB]
- ねーちん!ねーちん!恥ずかしがらずにこっちむいて!
>>752 舞台が九州になりそうで怖いな。
- 756 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/18(金) 10:28:42 ID:IbzF/1uQ]
- 今から30分書き込みが無かったら美坂は俺の嫁
- 757 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 10:39:44 ID:LIWO8YuQ]
- >>756
そんな事言う人嫌いです まぁ御坂じゃないからいいか
- 758 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 12:32:14 ID:eX0KIhK2]
- Kanonテラナツカシス
- 759 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 18:07:32 ID:R7rVz42U]
- Kanosoじゃねーか?
- 760 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/19(土) 08:50:10 ID:j7vgnGi8]
- >>752
ミーシャ好きの俺にとってはwktk以外の何物でもない。 ばっちこーい!!
- 761 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/19(土) 10:49:09 ID:4Xpj1yGe]
- というわけで書いてみた
先に言っておくとあんまり・・・萌えない。 >>760あんまり期待しないでね?
- 762 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/19(土) 10:50:51 ID:4Xpj1yGe]
- 【新感覚☆拷問少女ミーシャたん!!】
「ふん・・・・もう辛抱できないのか?」 暗い地下室。 小さな蝋燭に照らし出されたそこは天使が堕ちた地獄のようにも見える。 「なんで・・・こんなことすんだよ・・・!?」 部屋の中心に立てられた十字架に上条当麻は鎖で縛り付けられていた。 「回答1。私はお前に興味を持った。お前達の概念で言うなら・・・好奇心だ。」 ミーシャの小さな人形のような片足は上条のそそりたつソレを包み込み、刺激を 与え続けていた。 「人間だって興味があればそれに対して何かを行おうとするだろう。その「それ」が お前だっただけだ。上条当麻。」 ぼんやりとする視界をミーシャの裸体がよぎる。 あの拘束服のような服を着ているが、胸の部分露わになっていた。 「きっと言っても否定されるだけと思っていたからな。寝ているところを拉致させてもらった。」 「く・・・んくぁ・!も、もうやめ・・ろよ・・・!!ミーシャがしたいなら・・その・・ 俺だって、ちゃんとやるよ!!俺はお前のことを否定してなんか・・・・うああ!!」 ミーシャの足の指がソレの先端を這い回る。ただ指でなぞられているだけなのに、 脊髄に直接訴えかけられるような快感の波が当麻の思考をかきまぜていた。 「ダメ」 ミーシャの水晶のような目に「意思」のようなゆらめきが灯る。 「ふふ・・・わたしが否定されると思ったのはお前の意思じゃない。・・・これから私がすることだ。」 足の動きが止まり、刺激を失ったソレは直立したままビクビクと蠢いている。 「簡単に果てられると思うなよ上条当麻。私が飽きるまで・・・いろんなことをしてやるぞ?」
- 763 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/19(土) 10:55:55 ID:4Xpj1yGe]
- しかもこれだけ
この後、延々といろんなプレイして、当麻は寸止めが続いて、 ミーシャがちょっとだけ素直になっていく・・・・ってシナリオです。 続かないけど、各々の頭の中で補完させてもらえれば嬉しいです。 お目汚しすみません・・・・。
- 764 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/19(土) 11:17:13 ID:hY31hBbq]
- www.ruf-soft.net/yume/graphic/04.jpg
www.ruf-soft.net/yume/graphic/05.jpg www.ruf-soft.net/yume/graphic/07.jpg
- 765 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/19(土) 12:19:27 ID:1zr0eR09]
- インデックス
- 766 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/20(日) 00:15:03 ID:P8pdNJUh]
- 顔はまんまなんだけど声がなー
- 767 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/20(日) 00:48:19 ID:V0QNhb55]
- >>763
GJ!! このSなミーシャがだんだんと受け身になっていくのを想像して身悶えた。 出来たら続きも見たいわけで…
- 768 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 01:43:55 ID:9Rw58GGl]
- 更新頻度が上がってきましたね。
未だにエロシーン入れないことに激しく自己嫌悪orz それでは続きを
- 769 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 02:15:36 ID:9Rw58GGl]
- 午後〜:うわー空腹状態で午後の授業を乗り切るんですか体育とかあったら死亡確定ですよ?と落胆しながら授業予定
表を見ると幸いにも体育はなくておっラッキー、とか思っていたが六時限目のLHRで大変嫌な予感がしたが案の定持久走大会に向けて特訓ですー、とか言いやがった嗚呼もう死ん だわインデックス(注:上条当麻宅の純白碧眼のシスター。ここでは料理も何もできない非家庭的なものを指す)俺がいなくても元気でやってけよ、と死を覚悟したが何とか耐え抜き 下校時に一時幽体離脱しても誰にも声を掛けてもらえなかったものの気力とど根性と精神力で動きコンビニで食料品を調達し魂の帰ってくる場所を確保して現在に至る。 とまあ、こんな感じである。 (あーもういやだ。不幸だー、とか言うのも飽きたし。っつーか不幸人生そのものにも飽きたし) テンションが下がりに下がった上条は、口から魂が出そうな雰囲気で今まで挙げてきたシスターの待つ学生寮に向かう。 と、彼は何か思いついたように足を止めた。 その視線の先には一件のコンビニがある。 いや、コンビニだけなら無問題。 問題はコンビニの中の雑誌コーナー辺りにいる、一人の少女だ。 (えっ……?) 肩まである茶髪、半袖の白いブラウスにサマーセーター、灰色のプリーツスカートという格好の少女。 知人ならばその少女のことを御坂美琴と呼ぶだろう。 しかし彼女の頭には、暗視(NV)ゴーグルが付いていた。 (御坂妹?何でこんなとこに?) 上条は腕を組んで首を傾げる。 彼の知り得る限り、御坂妹は入院中であるはずだ。
- 770 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 03:09:05 ID:9Rw58GGl]
- ここから病院までそう遠くないが、出歩いて大丈夫なんだろうか?
と上条は考えたが、とりあえずそのコンビニに入ることにした。 入店すると涼しい冷気が上条の体を包んだ。 店内の人はそう多くなかった。 上条は真っ直ぐ、御坂妹のいる窓際の雑誌コーナーに向かう。 と、今気付いたが彼女は何かの雑誌を両手で広げ、立ち読みしていた。 「おっす、久しぶり」 上条が歩み寄りながら声を掛けると、御坂妹は首だけで振り向く。 一瞬、その無表情な顔に笑みが浮かんだ。 「お久しぶりです、とミサカは笑顔で挨拶を返します」 すぐにまた無表情になり、小さく手を振る御坂妹に、上条は小さく笑う。 「もう、出歩いて大丈夫なのか?お前身体の調整がどうとかで入院中じゃなかったっけ?」 「はい、まだ調整は終わっていませんが担当医に外出許可を貰い、気分転換に読書をしていた次第です、とミサカは懇切丁寧に説明します」 「……、(コンビニじゃなくてもいいのにな)」 「はい?何か言いましたか?とミサカは確認します」 「いや、何でも。っつーかお前読書とかするんだな、何読んでたんだ?」 「学習装置(テスタメント)で入力されなかった情報を収集する為でもあります、とミサカは付け加えます。ちなみに読んでいたのはこれです、とミサカは雑誌を差し出します」 御坂妹は両手で持っていた雑誌を見せる。 どうも、学園都市の全体的な状況を載せている情報誌らしい。 「……、こんなの読まなくても大画面(エキシビジョン)とかテレビがあると思う」 「……、人の読む本にケチつけるような人間だったのですか、とミサカは深く溜め息をつきます」
- 771 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 04:41:46 ID:9Rw58GGl]
- 以上です。
そういえば毎回2連・・・
- 772 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/20(日) 09:42:58 ID:xlgd3RFl]
- >>767そういってもらえるととても嬉しい。
いつか続きを書いてみよう・・・
- 773 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/22(火) 23:23:04 ID:QV8IeTw+]
- 保管庫ってあるのー?
- 774 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 09:40:50 ID:Jkw8HeVK]
- 平日に休みを取る私は気違いorz
暇なので投下します。
- 775 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 10:11:53 ID:Jkw8HeVK]
- 御坂妹は本当に、心底本当につまらなそうな深い溜め息をついた。
何だか彼女の周囲の温度が二、三度下がったような錯覚がする。 いつも無表情な御坂妹がこんなところを見せるなんて新鮮だなぁ、と思いながら上条は慌てて、 「い、いや別にケチつけようと言った訳じゃありませんのことよただ俺の周りには非常識っつーかツッコミどころ満載な奴らが多い環 境から分かるとおりつい無自覚に本心を暴露してしまう体質になってしまった訳であってそこまで何かがっかりしなくてもいいんじゃ ないかなと上条さんは考えているのですがそこの所御理解してください!」 「無駄に長い説明では逆に分かりかねます、とミサカは呆れ顔で言います。というか、句切りのないあっさりし過ぎな言い方はどうか と思うのですが、とミサカは注」 「あーっ!お前だって人の事言えねえじゃん!っつか周りの人々の視線が集まっているようなので一時退却!」 コンビニ内の、店員さんを含む多数の人達の視線にようやく気付いた上条は、早歩きで店を出て行く。 しかし、不幸は上条を見放さなかった。 ガラス張りの自動ドアの向こうには、 土御門元春と青髪ピアスのコンビがいた。 「……」 自動ドアが開く。 彼らは既に、上条の存在に気付いていたようだった。 「おう、カミやん。午後は大変だったにゃー、只今補給完了ってとこぜよ?」 「いやー、食料補給なら学校の前のコンビニで間に合うはずやろ。……そやね、エロ本の立ち読みとちゃいますか?」 明らかに他人事な二人の言葉に、上条は俯いて口の端を歪める。 「……、野郎共?よく私の前に顔を出しましたね。昼休みにチミタチが何をやったか覚えていないのかな?」 「弁当のことまだ根に持ってるのかにゃー?土御門さんも余裕がなかったんですたい。それと、カミやんを救おうとした勇気あるオンナノコの件はカミやんの為を思っての行動だぜい」
- 776 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 10:40:42 ID:Jkw8HeVK]
- 「そうそう、カミやんはただでさえ大量のフラグを抱えてるんよ?ここらへんは僕らの親切な心遣いに感謝して貰わへんと」
バブチン、と上条の額から愉快な音が炸裂した。 ちなみに一日の工程表にそのイベントを載せなかったのは、ど忘れです、すみません。 「ふ、ふふ。うふふぇへへぁはあはははブチコロス。チキュウジンフゼイガワタクシヲコケニシヤガッテユルサンゾォォォオオオオオオオオオオオオ!!」 思考回路が完全にイカれた上条は、動物の咆哮に似た叫び声を放ち、犬歯をむき出しにして青髪ピアス達(エモノ)を睨みつける。 というか、完全に獣。 「おおお!?カミ、カミやんが宇宙の帝王にー!!」 「こうなったカミやんは誰にも止められないぜい!逃げる打算をしとかなきゃにゃー!」 何か言ってるようですが、音声波長が合わないので聞こえません。 両腕をだらりとぶら下げ、襲撃せんとしたところで、 「何をしているのですか、とミサカは質問します」 御坂妹の声が聞こえてきた。 その平淡な声に上条は頭を冷やす。 「(ぷしゅー)……、ああ、ごめん忘れてた」 「……、あなたの記憶力は鶏以下ですか、とミサカはツッコミを入れてみます」 と、青髪ピアス達も御坂妹の存在に気付いた。 「……っ!カミやんの彼女!?カミやん、フラグの成長スピード早過ぎだぜよ!」 「……、いや、ちゃうな」 は?と上条と土御門は青髪ピアスの方に向く。 ついでに言うと、御坂妹は上条以外の人達にあまり興味を示していなかった。
- 777 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 11:11:01 ID:Jkw8HeVK]
- 上条は青髪ピアスに聞く。
「違うって、何が?」 「ん?何がって、その子カミやんの彼女の妹か何かやろ?……、ハッ!まさかカミやん、姉妹セットで攻略しようとしてへんやろうな!?キサマァ、それだけは絶対に許さんぞっ!」 上条と土御門は唖然とした。 ちなみに御坂妹はボウ、と突っ立っている。 「うん?何で分かんの、って顔やな。ハッ、あらゆる女性に対する包容力を持つ上で双子ちゃんを見分けるくらいわけないんですよ?」 「っって何だその無駄スキルは!?超能力に目覚めずにそっちに目覚めてどうする!」 「む、無駄スキルとは何や!それとこれは目覚めたんじゃなく元々持ってたんよ!」 「能力名言い当ててやろうかにゃー。……ズバリ、百発百中(オリジナルプレイス)ってとこぜよ!」 「っつか土御門も無駄なとこで頭回してんな!問題点そこじゃねえだろ!」 「そのネーミング気に入った!いいねえ、百発百中」 「何か納得してるし!」 「……、何だかややこしい話をしているみたいですね、とミサカは中途半端なところから口を挟んでみます」 「あーもう御坂妹!こいつらと付き合うと日が暮れちまう!」 ぐぎゃあ!と上条は叫ぶと、御坂妹の手を掴んで猛ダッシュ。 「逃げたぜい」 「あ、て、カミやん!やっぱりその子をををををををを!!」 青髪ピアスはムキになって腕をぶんぶんと振り回す。 「なぁ、カミやんを追いかけな、奴ぁ絶対よからぬことを考え――――――、ってありゃ?」 青髪ピアスは振り返ったが、そこに土御門の姿はなかった。 「あっりゃー、帰っちまったか?しゃあない、僕一人でカミやん狩りを開始しますよおおおおおお!」 そう言うと、青髪ピアスは猛スピードで上条が去った方へ走っていった。
- 778 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 11:14:14 ID:Jkw8HeVK]
- 以上です。
どうも萌えない…… これはシリアス場面へ繋がる可能性があります。
- 779 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 15:10:09 ID:LRnlc+7x]
- >>667
なにはともあれ、乙! ところで、いま書いてるのが御坂妹しか出てこないのだが、需要ある?
- 780 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 16:22:31 ID:aglUbeQb]
- むしろそれを待っていた!
- 781 名前:779 mailto:sage [2006/08/24(木) 19:35:04 ID:LRnlc+7x]
- わかった、あと4〜5日くらいで書き上がると思う。
御坂妹どうしの会話で頭がおかしくならなければ、ね。
- 782 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 23:21:42 ID:MohgQBaS]
- >>752神降臨!!!!!
ミーシャたんの続きキボンヌ(`・▽・´)
- 783 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/25(金) 08:39:23 ID:IJpqx2qA]
- ミーシャのSSって初めて見た
- 784 名前:667 mailto:sage [2006/08/26(土) 21:11:46 ID:nYlGodo7]
- シリアス場面も問題なく読めるぜー!
という人は賛同アピールをしてください。 どうしても当麻を入院させなくては……
- 785 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/26(土) 21:15:57 ID:I5uYk9hA]
- >>784
え、当麻さんは入院がデフォじゃ無いんですか!? てことで無問題なのがここに一人。
- 786 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/26(土) 22:59:05 ID:nwxFqGZs]
- 当麻さんと某戯言遣いは病院が別荘だろ?
それは別として無問題。
- 787 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/26(土) 23:30:26 ID:mSH5HvL6]
- てゆーか、
ブツブツ言いながら病院のベッドに既に横たわってるトコから初めても委員ジャマイカ(酷
- 788 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/27(日) 23:53:48 ID:fUYapvez]
- もしも上条のことを知っているとか言って見ず知らずの女の子が来たら
記憶喪失で現在フラグ立てまくりの彼はどう対応すべきなのだろうか
- 789 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 00:28:46 ID:LYnIiBv/]
- とりあえずベットの上でゆっくり話を聞こうじゃないか
もちろん性的な意味で
- 790 名前:667 mailto:sage [2006/08/28(月) 15:59:05 ID:a+GOdW9u]
- 戦闘シーンでオリキャラが出てきてしまった……
うぅううううぅううううどうするべきか
- 791 名前:KATU mailto:sage [2006/08/28(月) 17:51:42 ID:aLZWSzb9]
- イエーイ
PSPの箱がやっと見つかった え?まだ出してないのかって? いや箱がね・・・ ああ!石投げないで! 戻ってきたら続き書きますんですんません
- 792 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 20:04:06 ID:QGKaEjrE]
- 何故そこまでPSPに拘る?
PCで書けばいいのに。
- 793 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 21:54:39 ID:TNp67NFO]
- 世の中にはPCが無い人間もいることを忘れてはならない←その筆頭の携帯厨
まああれだ。楽しみに全裸待機しているぜ!
- 794 名前:KATU mailto:sage [2006/08/29(火) 12:32:29 ID:t6tQbU3a]
- PCはあるけど使用していられる時間が都合により短い
何よりねたが思い浮かばないorz
- 795 名前:667 mailto:sage [2006/08/29(火) 19:51:01 ID:dtfvBv7C]
- 真面目な顔してぎゅっと抱きしめた〜♪
的な展開が望ましいと思ってるのでオリキャラ出てきます(宣言) 異議ありな方は言って下さい、書き直します >>KATU氏 兎にも角にも投稿待ってます。
- 796 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/30(水) 02:39:14 ID:lPy44vRD]
- >>795
> 真面目な顔してぎゅっと抱きしめた〜♪ 湘南乃風か、あれは名曲だ、目を閉じれば一億の星、一番光るおまえがいる〜♪ とにもかくにもwktk
- 797 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 01:37:10 ID:MrGjPvar]
- >>796
ご名答、やはり有名なんですね。 それでは続きを。
- 798 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 02:01:06 ID:MrGjPvar]
- 土御門は上条達がいたコンビニの隣の脇道にいた。
コンクリートの壁に背を預け、電話をしている。 その相手は、学園都市統括理事長、『人間』アレイスター。 『君はまだ知らないだろうから、伝えておこう』 「どうしたんだ。また何か問題でも発生したのか?」 男にも女にも、大人にも子供にも、聖人にも囚人にも聞こえる声は、静かに告げる。 『学園都市内に魔術師が侵入していた』 その言葉に土御門はチッ、と舌打ちした。 「まったく何処の馬鹿だ?平日にまで乗り込んでくるなんて気違いとしか思えない。それに今、『侵入していた』と言ったな。さっきまで気付けなかったわけか」 言葉こそ冷静だが、土御門は内心絶句していた。 無数の警備ロボットや監視カメラ、衛星からの目を全て逃れ、気付かれずに侵入をするなど並大抵の人間ができる芸当ではない。 かなりやり手の魔術師なのだろう。 『第七学区の病院付近の警備ロボットのカメラが発見した。そちらに画像を送るから、一旦通話を切れ』 画像、というのはその侵入者のものだろう。 土御門は言われたとおりに通話を切る。 すると、二秒も経たない内に画像付きメールを受信した。 彼はすぐさま画像の確認をする。 そこに移っていたのは一人の少年だった。
- 799 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 02:36:06 ID:MrGjPvar]
- (こいつは……!?)
土御門は魔術師の顔を見るなり驚愕した。 すぐさまアレイスターにリダイヤルする。 「アレイスター、よく聞け。奴には手を出すんじゃない。奴はどこぞの流れ魔術師ではないんだ、ここは俺が食い止める」 『と、言うことはイギリス清教絡みか。実に愉快な仕事場だな』 直接見なくても、電話の向こうでアレイスターが笑っているのが分かる。 『念のため第二級警戒体制(コードオレンジ)を布いておいた。君は手を出さないでいてくれ』 「何だと……?まさかまた上条当麻にぶつける気か!?奴は今まで学園都市に入ってきた魔術師とは次元が違うんだ!」 『だからこそ、だろう。幻想殺しの少年の成長を促進するのに良い薬だ』 「……、最悪、奴に殺されることも分かっているのか」 『それは今までと一緒だろう?侵入方法から彼は無駄なことはしないようだ。こちら側の人間を殺したら面倒なことになるのは承知のはずだ』 土御門は奥歯を噛み締める。 「……、分かった。ここはお前を信じようか。ただし、やばくなったらすぐに行くからな」 『君をこちらに呼び寄せるべきだったかな。まあ、いい。出来る限り手を出さないでおけ』 ブツリ、と通話が途絶えた。 ツー、ツー、という音が耳に入る。 土御門は携帯を閉じてポケットにしまった。 (カミやん、気をつけろよ) 考えながら、上条達が走り去った方へ向く。 (守りながら戦うのは、そう簡単じゃないぜい)
- 800 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 02:39:01 ID:MrGjPvar]
- 以上ですぃ。
メモが消えたから書き直すのムズかった
- 801 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 00:52:10 ID:Y4hHLs20]
- 801ゲット。
さて、上条×土御門でも書こうかな
- 802 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 02:59:43 ID:pch+2bKC]
- >>801
妹の方か!!
- 803 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 11:50:57 ID:S9VYZ5di]
- いや、ガチだろう…。
>>801だしwww
- 804 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/02(土) 10:43:06 ID:P3MB+XEn]
- いやここは
上条×兄×妹で
- 805 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/02(土) 12:31:23 ID:nUL4qofV]
- 土御門妹「そこはそうではないぞ兄貴ー。
BLはもっと爽やかに情熱的に、責めるのだー」
- 806 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/02(土) 23:00:46 ID:/ytMqzSF]
- 地 獄 開 始
- 807 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 00:05:56 ID:UESHoHX9]
- 「しっかし流石フラグまみれの上条くんだにゃー。いったいかみやんのフラグ総数はいくつになるのやら。」
土御門はあまり上品とは言えないように微笑みながらつげる。 「てめえ!フラグまみれとかいうな!それにフラグつっても駄フラグばっかで全くもって実用価値皆無だし!…それに。」 「…それに?なんだにゃー」 上条当麻はとある事情により記憶喪失者である。よって、彼がいま話している土御門が本当に友達だったのかも分からない。 (でも、そんなの関係ないんじゃねえか?) 夏休み以前の記憶がなかろうと、数々の事件をともに解決してきた。 (俺はいつどんな風に土御門と出会ったのかすら知らない。) そして、会ってから夏休みまでの思い出は戻ってはこない。 (たぶん、昔はこんな想いを抱いてなかったかもしれない。) それでも、“今“の上条当麻の土御門元春への想いを否定することはできない。 ―魔術と科学の狭間で暗躍するスパイ ―目的の為には味方の背中も刺す魔術師 ―でも、いつも守りたいものの為に人一倍大怪我をする無能力者 どんな過程で土御門がスパイに入り、超能力者になったかは知らない。 しかし上条当麻は一人の男として土御門元春を愛していた。
- 808 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 00:24:27 ID:UESHoHX9]
- (…笑っちまうよな、でも幻想殺しだろうとこの幻想は消せねえ、消させやしねえ!)
ふとそんなことに思考を巡らせていたため、自然と嘲りの笑みがこぼれていたらしい。 「どうかしたのかにゃーそんなにやけ面なんかして?新しい攻略法でも思いついたのかにゃー?」 「…土御門。」 上条の声があまりに真剣だったため、土御門は少し辺りに注意を深め。 「どうしたんだ?」 周りに聞こえないように声をひそめて問いかけた。 「…俺はさ。」 上条は自分の想いが土御門に届かないことを知っている。彼の心はおそらく舞夏という義妹の元にあるのだから。 数十センチ先にある土御門の顔。髪の毛は金髪、顔は黒め、サングラスに反射してまぬけな自分の顔が映る。 (あー、なんですかこの告白しちゃいそうなムードは!しっちゃっていいのか!) もし告白したら今までのように接することは出来なくなる。一緒にバカやったりできなくなる、そんな不安が上条の口を重くする。 「かみやん?なんか様子がおかしいぜよ。」 心配そうに眉をよせる土御門。 (あーちくしょう!気遣った顔も可愛いじゃねえか!ってか顔近づけんな!!あとちょっとで口づけしちまう距離じゃねえか!)
- 809 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 00:29:59 ID:UESHoHX9]
- 801じゃないが、のりでBL風なものを書いてみた。BLは漫画しかみたことないからSSむずかし。
このあと青ピお加えた金青黒の数珠つなぎ三連星になる予定です。嘘です。 なんかIDがUHOとかそんな感じなのがやだなw
- 810 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 02:29:44 ID:qijTz48+]
- 明日は休みなので書きます。
書き終わったらゆっくり寝よ…… ちゃっちゃとシリアス場面を終わらせちゃいましょう。
- 811 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 02:47:11 ID:qijTz48+]
- 上条と御坂妹は、狭い裏路地で一息ついていた。
「ち、チクショー。青髪ピアスの野郎、執拗に追い回しやがって……。大丈夫か、御坂妹。なんか前、過激な運動は体に障るとか言ってたけど」 未だに呼吸が荒い御坂妹は、 「いえ、当時は体調が不健全だったこともあり、必要以上の運動が体に影響を与えたのです、とミサカは疑問に答えます。本日の体調はまだまだいい方ですし、さっきまでの運動はまだまだ許容範囲内です、とミサカは説明します」 そうは言っているものの、どこか苦しそうに見える。 「本当にゴメンな。調子悪かったら病院まで付き添うからさ、無理すんなよ」 「御心配をお掛けしてすみません、とミサカは謝罪します」 無表情でペコリと頭を下げる御坂妹。 (うっ……、真面目に謝られると正直キツい) 面食らった上条は慌てて言う。 「そ、そんな謝ることはないだろ。逆にこっちが無理に走らせちまったんだから」 「あなたに責任はありません。ミサカの体はミサカ自身が知っていますから、とミサカは――――――、ごふっ!」 と、御坂妹は突然手で口を押さえて咳き込んだ。 「お、おい御坂妹!大丈夫か!?」 とっさに上条は彼女を抱えようとする。 「だ、いじょうぶ、です。胸に違和感を覚えた途端に、咳が出てしまっただけです、とミサカは状況を説明します。心配には及びません」 御坂妹は平然を保とうとしているみたいだが、表情には少し苦痛の色が浮かんでいた。 「全然大丈夫そうには見えねえよ!やっぱ病院に戻った方がいい。おぶっていくから背中に――――――」 「すまないが、君は病院まで付き添えないよ。上条当麻くん」
- 812 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 02:59:44 ID:qijTz48+]
- と、不意に声が掛かってきた。
「!?」 上条は声のした方―――彼らが走ってきた方へ振り向く。 そこには、二十代前半くらいの青年が立っていた。 身長は上条より頭一つ分くらい高く、体型はどちらかというと細身だ。 髪は濃い茶色で、瞳も同じ色だった。 服装は紺色のジャケットの上に褐色のコートを羽織り、同色のジーンズを履いている。 肩からは布で包まれた、棒のようなものが出ていた。 上条が何か思う前に、その青年は優しい声で言う。 「ああ、申し遅れたね。私の名前は宮本静武(みやもとしずたけ)、魔術師だ。所属部署までは言わなくていいね」 その言葉に、上条はビクリと肩を震わせた。 魔術師。 ここにいるということは、おそらくインデックス絡みだろう。 しかし、上条は同時に違和感を覚えた。 宮本静武と名乗った魔術師は、今まで敵として会ってきた魔術師とは違う雰囲気を持っていた。 攻撃的なものが何一つ無い。 目的に躍起にならず、常に先を考えて行動する冷静さを含んでいるように見えた。 上条は隣を見る。 少し落ち着いた御坂妹が訝しげに宮本を見ていた。 思考を巡らす上条に宮本は少し笑って、
- 813 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 03:12:20 ID:qijTz48+]
- 「先に言うとね、禁書目録(インデックス)さんを狙って来た訳じゃないよ。直接君に用があってきた」
「……、俺に?」 上条は眉を顰める。 インデックス狙いでない事と、インデックスを『道具名』でなく名前で呼んだことの二つの意味でだ。 「上からは二人とも、と言われたけどね。あの命令は受けられない」 ふ、と宮本はつまらなさそうな短い溜め息を吐き、 「とりあえず、いつも通り病院送りになって貰おうか。上条当麻」 直後、宮本と上条との距離がゼロに縮まった。 彼らの距離は十メートル程離れていたはずなのに。 まるで瞬間移動のような速さで、上条の懐深くまで踏み込んでいた。 身を低く屈め、拳を握り締めている。 「……!?」 上条は反射的に身構えるが、遅すぎた。 ゴン!!という音と共に、彼の体が真後ろに吹っ飛ぶ。 「ぐ……、ぁ……!」 宮本の放った拳は、無防備な上条の胸板に直撃した。 嫌な音が打撃を受けた部分から響く。 そのまま無着地で五メートル程宙を飛び、地面を転がった。
- 814 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 03:14:39 ID:qijTz48+]
- 以上です。
オリキャラでちゃいましたよ。 今更ですがネーミング変えたい……orz キャラ作りもムズい……
- 815 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 04:14:17 ID:Q9N6yeuR]
- >>814
GJ!!!! オリキャラもイイヨイイヨー
- 816 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/04(月) 14:44:36 ID:F284RZ2m]
- オリキャラ書けば書くほどに馴染んでくる!
しまいには勝手に動き出す、ガンガレ!
- 817 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 00:59:20 ID:A7c6HQq9]
- 正直オリキャラは萎える('A`)
- 818 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 02:33:37 ID:nyjYRvVu]
- オリキャラTUEEEEEEE!=俺TUEEEEEEE!
にならなければいいよ。 オリキャラは自体は別にいいけど原作キャラより強いオリキャラが出ると氏ねって思う。
- 819 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 09:22:49 ID:3x+yZYgT]
- ねーちんより強いのはあれだけど当麻より強いのなんていくらでもいると思う。
- 820 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 15:39:53 ID:UeV4YyY0]
- ていうか幻想殺し+悪運無しで当麻が勝てる奴なんているっけ?
ところでアレイスター・クロウリーってサドでマゾで両刀なんだよな。
- 821 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 17:23:02 ID:7a4IY3V9]
- オリキャラはな、上手く動かせば面白いけど、
なんだか大立ち回りして終わる。みたいなのは嫌われる。 そこら辺が使い方次第かと
- 822 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 18:14:58 ID:Axp8sMRr]
- オリキャラは上手く使えば神作品に早代わりするけど、基本は地雷
当たりの確率は1/50位だな。俺の読んできた感じだと。 あと、オリキャラが強いのはオリキャラじゃなくて俺キャラな場合が多い。作者が自身を投影してるオナニー小説
- 823 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 19:14:38 ID:c0YUx3g/]
- 強キャラ=俺キャラ=作者が自身を投影
つまりかまちー=一方さん=かまちーはツンデレロリコンだったんだよ!
- 824 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 19:45:35 ID:7a4IY3V9]
- 一次創作なら俺キャラでもつまんなきゃ「フーン」でスルーされたり
普通に叩かれたりとまあ普通の対応 ただ、二次創作で俺キャラ俺設定作ると、ファンの神経を逆なでする場合がある。
- 825 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 19:57:51 ID:bM8+x/MG]
- すいません、俺設定で姫神を妖艶にしてました!!
- 826 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 20:32:04 ID:cm2DxP8B]
- それは、俺の脳内でデフォ
- 827 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 00:10:31 ID:l/l/d0zW]
- >>825
それはガチだ
- 828 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 06:44:00 ID:4rq1d4MC]
- すんません、自分は一方さん総受けの妄想してました
- 829 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 10:09:29 ID:bcuEbWsJ]
- さあ書こうか
- 830 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 13:25:13 ID:vdcNswFy]
- >>825
姫神には黒髪ロングという最大の武器があるからな。あれをこう、汗で頬に貼り付けたり だな、半脱ぎの襦袢からのぞく白い肩にするりとからみついたりとこう……分かるだろうッ!?
- 831 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 15:36:03 ID:qIOZzk8M]
- >>830
分かるさ!そりゃもう凄い勢いで分かるさ!!
- 832 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 17:50:38 ID:ZY5sbND0]
- オマエらマジでキメエ
前向きなのは良いことだけどそれは駄目だわ ラリってんじゃねえの? はひひひひ、とか言ってんだろ 俺はそういうのとは違うからな かまちーに失礼だ
- 833 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 19:08:58 ID:uCsPdpx1]
- そんなコト言うなよ、お前も同類だ
ウソだと思うか? ダメなやつなんだよ、このスレ住人は よーしパパたて読みしちゃうぞー
- 834 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 19:19:40 ID:sc7REFWc]
- >>832
なにげに上手いな
- 835 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 20:12:25 ID:bcuEbWsJ]
- つまり、なぜか着物姿の姫神と街中で遭遇し、巫女姿と違う色気にドキドキする当麻。
時々覗くうなじやら夏の暑さでうっすら汗ばんだ肌に張り付く黒髪やらにヒートアップカミやん。 そこで姫神が誘ってきて…なエロパロが読みたいです!
- 836 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 20:24:47 ID:mNWbG0wT]
- さあそのリビドーの赴くままに書き連ねるがいい
- 837 名前:667 mailto:sage [2006/09/06(水) 21:34:10 ID:6oUI0FnE]
- HAHAHAHAHAHAHA!
メモ代わり携帯を仕事場に置き去りだぜイエーイ 皆さんの意見を元に書き直すチャンスかもしれぬ。
- 838 名前:667 mailto:sage [2006/09/06(水) 21:34:52 ID:6oUI0FnE]
- ちなみに俺キャラにしたつもりはありません
- 839 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 23:50:53 ID:VR7G8A02]
- あまり主張しない方がいいよ
それが元で荒れたスレは数知れないからねぇ
- 840 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/07(木) 09:28:03 ID:TcUKgkaQ]
- そだな、「作者は作品以外は一文字も書き込むな!」なんて意見は流石に極端だけど、
あんまりSS以外で自己主張すると雰囲気が悪くなる場合もあるし。
- 841 名前:667 mailto:sage [2006/09/08(金) 14:24:17 ID:0K2l/Swp]
- 設定リセットするとこんなにも書き辛くなるんですね。
それでは、続きを。
- 842 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/08(金) 14:24:38 ID:qXDUmyHv]
- オリキャラ(゚听),イラネ
そんなに出したきゃ自分でHP作ってそこでやれ。
- 843 名前:667 mailto:sage [2006/09/08(金) 14:41:25 ID:0K2l/Swp]
- 「……!」
一瞬の出来事に動けなかった御坂妹だが、彼女は漸く迎撃態勢に入る。 といっても、何か特別な予備動作をするわけではない。 雷撃の槍はどこからでも放てる。 パチンと、御坂妹の前髪から青白い火花が飛び散った。 それを横目で見た宮本は、 次の瞬間には彼女の真横にいた。 「っ!や―――」 ―――、めろ!と、上条は慌てて叫ぼうとすたが、声が出ない。 先の一撃で肺の中の空気が絞り出されてしまったのだ。 ギョッとする御坂妹の頬に、宮本の岩のような拳が飛来した。 「が……ぶ……!?」 足が地面から離れ、彼女の体が竹とんぼのように回転する。 「み、さかァああああああ!!」 上条は震える腕と脚に力を込め、駆け出そうとするが、上体を起こすのが精一杯だった。 御坂妹の体は地面に叩き付けられると真横に跳ね、コンクリートの壁に背中から激突する。 「ぁぐ……っ!」 ずるずると、地面に崩れ落ちて行く彼女の口の端から、赤い液体が垂れる。 宮本はぐったりと手を投げ出して横たわる御坂妹を確認して、それから視線を上条へと移した。 「……一応、加減はつもりだ。それにしても上条当麻くん、君もなかなかやるね。私は本気で君の肋骨の二本や三本は砕こうと思ってやったのに、とっさに後ろに動いてダメージを軽減するとは」
- 844 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/08(金) 17:16:24 ID:cT1vkXgZ]
- ねーちんSSの続きマダー?
- 845 名前:667 mailto:sage [2006/09/09(土) 01:51:23 ID:ryyTpeeP]
- 途中で落ち……
いっそのこと、きりよく飛ばしましょうかね。病室まで(爆
- 846 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/09(土) 03:31:01 ID:fbHW6jYA]
- 戦闘シーンは果たしてストーリー上重要なのか?
- 847 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/09(土) 04:37:19 ID:43bmn6yH]
- >>845
辛いかもしれんが、完成させてからまとめて投下の方がいいかも。 思いつくままで書いてると、余計な部分が増長になりやすいし、書き手自身、修正が困難になると思う。 一度全体を見れれば、掲載に適した長さか確認できるよ。
- 848 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/09(土) 04:46:35 ID:43bmn6yH]
- sage忘れた〜 orz
- 849 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/10(日) 23:40:47 ID:RsWy6aSS]
- 一方さん受けまだ?
- 850 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/11(月) 01:08:24 ID:JUs5fvFU]
- IDが貴方に書けと申しておる
- 851 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/12(火) 08:44:54 ID:0f7MWRXo]
- 一歩踏み外した生活の人マダー?
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