- 475 名前:わんにゃん@名無しさん mailto:sage [2011/08/16(火) 05:01:35.32 ID:23WgHIDA]
- >>423です。t-PA製剤の事が図らずも関わったのでカキコします。
血栓症を患っていたうちの猫が亡くなりました。 今度は両足が麻痺。盆で普段の病院が休みだったので別の大病院に担ぎ込んだところ、 検査をするより前に 「ヘパリンとt-PA製剤があるが、今なら早い段階なのでt-PA製剤の投与で 血栓が溶ける可能性がある。翌日では効き目がない」と言われ、投与を承諾、 入院中に投与したようです。初めて行った場所なので分からなかったのですが、目の前では検査や処置をせず、 検査結果も見せず口頭のみで説明、一部見せたのも危篤状態になってからでした。 自宅で目の前で猫の腰が抜けたため、血栓が飛んで2時間弱で担ぎ込んだと思われるにも関わらず、 結果的にt-PA製剤による血栓の溶解は翌日になってから始まったそうです。 ドクター曰く 「血栓が溶解したことで、血栓が詰まって壊死していた細胞内からカリウムが流出し、インスリンと糖を投与して なんとかしようとしているが、カリウムの量は減らない。心臓に負担が掛かって 全身症状が悪化し手の施し様がない状態になった」と翌日には言われました。 回復の可能性を尋ねると 「血流が回復したから壊死した部分からカリウムが流れ続け心臓に戻るので、壊死した下肢を切断する訳にもいかないし、 運良くもう一回血栓が詰まれば奇跡が起こるかもしれないけど、いまの状態は延命措置をしているだけで 心拍数も落ちてきているため今夜が山だと思う」と言われましたのでそのまま退院させて家で看取りました。 眠るような最期を期待したのですが、血中にカリウムが増えた状態では 何度も何度も心筋梗塞が襲っている状態らしく、繰り返しのけぞって目を開いたまま死にました。 行きつけに入院させて回復した再発の時に投与していたのはヘパリンでした。一時危険にはなったのですが、 そこから急激に回復しました。おそらくはたまたまで、t-PA製剤が悪くヘパリンが良いという意味ではありません。 またうちの猫の心臓は元々正常でしたのでまた違うかもしれません。 もうどこに行っても何をしても助からなかったでしょうし、運だと思っていますが、 医師の対応全般を見ていてこの薬を即使う=良医院という訳ではないのではとは思います。
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