- 158 名前:ドレミファ名無シド mailto:sage [2010/07/26(月) 00:45:10 ID:o+PzjtS+]
- >>155-157
ちょっと長いので分けて答えるよ。まず>>155は殆どその通り。後、A#m6でも C#、Gのトライトーンが発生するね。トライトーンの順番と言うけど、単純に使用 されるコードの中でトライトーンに順番が発生する、つまりトライトーンを2つ以上 持つコードってのはdim7だから、dim7なら「解決は変わらない」っていう表現が ちょっと解らないけど、「解決する先は複数ある」ってことだよだから>>156は完璧 にあってる。短3度ずつ移動させる限りはC#を持つdim7はその全てに解決できるよ。 んで次に>>157だけど、まずマイナーへの解決の説明の前に、ドミナントの解決って いうのが何を持っているから非常に不安定から安定に回帰した様に感じるか、っていう 部分を説明するよ。まずドミナントモーションで一番重要な物は「三全音の反進行」と 言われる。そして順番は解らないけどその他に2つ「強進行」と「トライトーンの半音 進行」がある。これらが全て揃った解決感が非常に強いドミナントモーションが、 メジャーキーでのX7−Tなのね。これがマイナーへの解決だと、この中の一つ である「トライトーンの半音進行」がその内1つしか満たされない。だから少し解決感 は弱くなるよって話なのね。覚えておいて欲しいのは「メジャーキーのトニックへの ドミナントモーションよりもマイナーキーのトニックへのドミナントモーションの方が 解決した感じが弱い」って事。 しかし「トライトーンの方が重要」ってのは一番おかしい事を言ってるんだ。トライトーン ってのは様は増4度で重なる音、ってだけで、解決する動きが無ければただ気分の悪い 音の重なりでしかない。下に書いてるwikiから持ってきたのもそうだけど、それも単純に 代理ドミナントを使用したパッシングと同じなんだ。メジャーキーでUm7−♭U7−T△7 が代理ドミナントを用いた半音進行だけど、ここで♭U7が使えるのもX7と同じトライトーン を持ってるからってだけ。但し「コードのルートが強進行から半音進行になる」っていう 部分を持ってるだけでね。トライトーンの重要さってのはどう解決するか、だよ。
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