- 824 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2008/06/20(金) 12:31:38 ID:d7tkGn2t]
- おそらくあなたは、こないだ「宇宙人や幽霊は不在証明ができないからリアリティを持ちうる」とか
頓珍漢なことを言っていた人(あるいはそれに賛同していた人)ですよね。 どうりで「フィクションのリアリティ」についての考え方がおかしいと思いました。 初代ゴジラにリアリティがあるのは、確かに「ゴジラ=放射能の象徴」というような世相的認識もありますが、 その最も大きな要因は「ゴジラというマンガじみた存在を中心に沿えながら、監督、脚本、役者たちが 徹底して「ゴジラは本当に存在する」ということを表現する仕事を徹底させた」からなんです。 「ゴジラは無茶な存在なんだから、まわりも無茶していこうぜ」としていたら、ゴジラはリアリティを 持ち得ないわけです(「ID4」なんてのが、無茶のまわりで無茶して失敗した好例です)。 「俳優使ってボスを騙そう!」「ゴジラという放射能を吐く大トカゲがいる!」これはどちらも 「設定として無茶だけど、これがないと本筋が発生しない事件」です。 映画というのはもともと「無茶を描く」もの。 その無茶のまわりを、どれだけ「無茶と矛盾しないエピソード」で固められるかが命なんですから。 あと、「拳銃をくるくる回すのは実用的ガンシューティング」っていうのについて詳しく教えてもらえますか? かなり興味があるんで。
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