- 572 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2008/06/18(水) 12:46:28 ID:vu1txPjH]
- >>563
> 最初の方でビンゴがなぜ逃げないかは、 > 理由付けをしておくべきだと思ったよ。 あえて好意的な解釈をするならば、村田が街に来るまでは「お約束な展開」しか許されないんだよな。 この映画は。だから、何を描いても「お約束」の範疇を超える出来事は起こらない。 この映画のプロローグは「備後に何が起きたのか」ではなく、「『マフィアのボスの女を寝取った男が 危機に陥り、ひと仕事しなきゃならなくなる』というお約束が起こったということで了解しておいてください」 ということなのではないかと思うんだよな。 「お約束」なんだから、その背景にどんな出来事や感情が渦巻いているのかは、過去のフィクションや、 観客個人個人の妄想などで補完すればいい。その方がよりパーソナルな映画になる。 1:脳内補完が容易である(多大な知識や、複雑なプロット理解などを必要としない)。 2:ただでさえ尺が長い。 「お約束フラグ」さえ立てばストーリーは転がっていくわけだから、「お約束を強固にするためのエピソード」に 尺を費やすのは、上記2点の理由により、この映画にとっては無駄だと思う。 少なくとも「お約束を裏付けるエピソード」のせいで、ギャグや小ネタが切られるよりは良いと思う。
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