- 509 名前:神様仏様名無し様 [2007/01/17(水) 02:10:09 ID:DTY6/QLo]
- >>496
打球がビッグボードの奥の立見席に到達するには、ビッグボード下部から立見席 の足元までの2.5m〜3mの高さを降下する間に、ビッグボード〜立見席までの 約5mの水平距離を移動する必要がある。このためにはかなり低い弾道が必要である。 これまでビッグボードに当てた打ホームランは数多くあるが、その後ろの最上段(=立見席) に飛んだ打球は見たことがない。これは、インパクト時は低い弾道で打ち出した打球も、 100m以上の距離を移動する間に受けた空気抵抗によって大幅に水平方向の速度が 減少して急角度の落下軌道になっているからである。最上段に届くような打球は、ことごとく ビッグボードに妨害される。 ”弾丸ライナーで看板を直撃”などという表現が明らかな誇大表現であり、実際にはそんな 打球は誰も打てないことを、この事実が証明している。 さて、本題に戻るが、 昨年の日米野球において水平距離、約130m、高さが約15mのバックスクリーン上部に ぶち当てたライアンハワードのホームランの飛距離は140mと報道された。 一方、松井の2002年の16号HRは、水平距離110m強、高さは同じく15mのライト 中二階席の壁面に当てたものであるが、このHRの飛距離を145mと発表すること が水増しといわずしてなんであろうか。 あの”特大”ホームランはセンターに飛んでいたら、センターフライかフェンス直撃 の二塁打程度である。 なお、両者とも非常に高弾道だが良く見ると松井の打球の方がやや弾道が高い。 参考までに同じところにハワードのインパクト瞬間の画像を置いておいた。 松井の写真と比較すればどちらの打ち出し角度が大きいかは解るだろう。 g-week.sakura.ne.jp/DO/upload/upload.cgi?page=Main&dir=/00111&sort=date 当たり前のことであるが、打ち出し角度の大きい方が落下時の角度も大きいので、 仮に障害物が存在しなかった場合に移動する水平距離は、松井の打球の方が短い。
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