- 275 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2022/10/02(日) 23:13:26.84 ID:JrwprI03.net]
- リメイクと呼ぶ研究者もいる。
藤井淑禎の「清張 闘う作家」以降、天城越えを伊豆の踊子に「対抗」する作品とする論者が増えたが(阿刀田高もこの線) 清張自身による天城越えの後書きには、アンチ川端といった様子は特に見られない。 芥川賞の選評によれば、川端は坂口安吾に次いで「或る小倉日記伝」を評価したのであり、 数年後の「日本の文学」騒動を連想した故か、この件で川端への「対抗」を強調する論者は、 論者自身の欲望が先走っている観もあり、やや滑稽に見える。
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