- 1 名前:依頼@台風0号φ ★ mailto:sage [2009/08/25(火) 01:13:54 ID:???]
- 米ホワイトハウスと米議会予算局(CBO)が25日発表する最新の予算見通しでは、今後10年の大幅な
財政不足が見込まれており、大統領が進める医療保険制度改革などに対する批判が高まる可能性がある。 最新の予算見通しでは、2009年度(9月30日に終了)の財政赤字は、1兆8400億ドルから1兆5800億ドル に引き下げられる。当初、金融機関救済のため確保されていた数十億ドルが削減されたことが見通し引き下げ の主な理由。 政府高官がロイターに語ったところによると、2010─2019年度の累積財政赤字見通しは、約2兆ドル 引き上げられ、およそ9兆ドルとなる。財政赤字の従来見通しは7兆1080億ドルだった。 ワシントンに拠点を置く財政政策の分析・調査機関、センター・オン・バジェットアンド・ポリシー・ プライオリティーズの連邦税政策部門ディレクター、チャック・マー氏は「これらの数字から伝わることは、 中・長期的な赤字に対処することが必要ということ」と指摘した。 オバマ大統領は、4年の任期終了時までに財政赤字を半減させる方針を示した。さらに、医療費コスト 引き下げが長期的な赤字削減のカギとなるとの考えを示している。 一方、大統領が提示する保険加入者を拡大し保険業界での競争を促す案に対しては、財政赤字が膨らむ なか、コストがかかりすぎると共和党は批判している。 アーバン・インスティテュートの特別研究員で、1983─87年の間に米議会予算局(CBO)局長を務めた ルドルフ・ペナー氏は「われわれは依然、持続可能でない長期的な軌道にある」と指摘。「医療費を管理する 取り組みを今以上に行い、保険の補償範囲拡大については議論している場合でないと思う」と語った。 ▽ソース:ロイター (2009/08/24) jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-11146920090824
- 10 名前:名刺は切らしておりまして mailto:sage [2009/08/25(火) 06:04:59 ID:Np6AQpGV]
- 米財務省は最近、5年もの米国債と7年もの米国債の入札を行ったが、
5年ものの売れ行きが悪かった半面、7年ものはよく売れたと発表された。 しかし実際には、5年ものの売れ行きが悪かったため、7年ものの入札の 際には連銀が売れ残りそうな分を買い取ったとの指摘がある。しかも、 連銀の買い取り分はその日の7年ものの総販売の47%もあり、指摘が 事実とすれば、すでに米国債は大量に売れ残る状態になっている。 景気対策費の増加などによって、米政府は財政赤字を急増させており、 米財務省は、9月末までに2兆ドルの米国債を売らねばならない。中国や アラブ産油国など、米国外で米国債を買ってくれそうな国々は、米国債購入 を嫌がる傾向を強めている。今後ますます、連銀が売れ残りを買わねば ならない傾向が強まる。 しかし、連銀は金融界を救済するために不健全な資産拡大を続けており、 連銀内部からは、これ以上資産拡大を容認できないので、9月中旬までに、 連銀が売れ残りの米国債を買う政策を中止したいという声が出ている。 連銀は秘密性が高いだけに、内部の意見がこのように外に漏れてくることは、 内部にかなりの危機感があると感じられる。 もし連銀が売れ残り米国債の購入をしなくなれば、その時点で米国債の 売れ残りが顕在化し、米長期金利が高騰し、ドル崩壊の危険が表面化する。 最近、米国などの経済裏読み者の分析の中に「9月末ドル崩壊説」を時々 見かけるが、米政府が2兆ドルの米国債を発行せねばならないのは9月末 までだし、連銀が売れ残り米国債の買い取りをやめる目標時期が9月中旬で、 いずれも9月末ドル崩壊説と奇妙な符合を見せている。気になるところだ。
|

|