- 486 名前:ツール・ド・名無しさん mailto:sage [2016/08/08(月) 01:57:41.15 ID:m2j+5arr.net]
- ゴム糊は有機溶剤に天然ゴム溶かしてるだけで、いわゆる接着剤とは異なる
ゴム糊=加硫接着剤、文字通り加硫反応をさせるためのもの 天然ゴム(未加硫ゴム)は加硫しやすい(あと安い)からゴム糊は天然ゴム、パッチも天然ゴムでできてる でもチューブはブチルゴム(非極性&加硫ゴム)だから加硫接着しにくいんだよ じゃあどうするのかというとヤスリ掛け これはチューブ製造時の剥離剤やらを削り落とすため、それと表面積を増やすため さらにゴム糊の有機溶剤でチューブも溶かす ※ゴム糊を一度塗って拭き取り、もう一度塗り直すと削りかすがなくなるので良くつく チューブを溶かすことで天然ゴムとの接着性がよくなるんだ(液状化して固めるイメージ) ノントルエンよりトルエンのゴム糊の方が良くつく、というのは天然ゴムやブチルゴムに対する溶解性が違うからだろうね 業務用やタイヤ用のトリクロロエチレン入りのゴム糊だともっと強力にゴムを溶かすよ 詳しい話が気になる人は加硫、ゴムの極性、SP値、KB値、アニリン点、などでググってね ここまで書いたけど半分くらいうそでごめんね
|
|