- 99 名前:名無し名人 mailto:sage [2018/10/12(金) 20:57:59.36 ID:zBrJlDSe0.net]
- >>3のBonanzaの資料を知っている人なら驚くかもしれない
最強候補にふさわしく大山、羽生どちらもソフトとの一致率平均は70%を超えていた 分析の角度を変えながら解説していく 大山:1964年 羽生:1995年 ★全棋戦の比較 勝率 棋士名 一致率 (相手) 前半 (相手前半) 後半 (相手後半) 局数 0.727 大山康晴 74.0% (67.8%) 53.9% (49.1%) 83.6% (76.7%) 44 0.739 羽生善治 71.0% (68.0%) 50.4% (52.1%) 83.5% (77.4%) 46 整形していないので見にくいだろうが 大山も羽生もデータ局の勝率と対局データ数はほぼ同じ 先に断ったように羽生のほうは入手できる全局の7割程度だがタイトル戦はすべて入っている 対局相手の一致率データを括弧内に挟んで、@初手から終局までの一致率 A前半20手(先手後手合わせて40手)の一致率 B前半40手を除外した後半の一致率となっている 意外だったのは前半の指し手の一致率が羽生50.4%より大山53.9%のほうが高かったことだ これは振り飛車のほうが居飛車より序盤が易しいのであまり考えずに済むという定説を裏付けているのかもしれない そして、何よりも特筆すべきなのは前半40手を除外した後半の一致率だろう 両棋士ともほぼ同じで平均が84%に近い このように中終盤に強いことが大山と羽生が抜きん出ている理由を如実に示している 純粋な強さということなら、大山と羽生の右に出る者はいないといって過言ではないだろう
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