- 790 名前:していたことがわかっている
2009年のBonanza4.0ではプロ棋士の狭義一致率は60%を下回る評価だった 何のことはない Bonanzaよりプロ棋士のほうが正しい手を多く指していたのだ ところで、一致率が高いことがわかったため、逆に優劣がつかないことになった すでに、終盤の悪手率も最強棋士の指標としては有効でないことが判明している 悪手の数は局面の複雑さと関係しているからだ では、どんな有効な指標が考えられるのか? 終盤の大悪手を免罪して計算する山下式平均悪手は論外だ 将棋倶楽部24のレートと平均悪手の相関式でプロ棋士レベルのレートを正しく算出することはできない 結局信頼できるのはプロ棋士の評価だ 史上最強の棋士は棋譜を見れば分かる 人間が指せる手と容易に指せない手の見分けがつく棋力のアマならソフトで検討しても分かる 棋力が劣る棋士は分かりやすい局面になるように手を選びがちだ 変化が少ないほうが間違いが少なくて済むからだ 強い棋士は複雑な局面を厭わない 誰でも間違えそうな難しい局面で正しく指せるかが勝負の別れ目なのだ だから、簡単に勝とうとあせることがない 手数が長くなるほどどこかで間違えるのが人間だ 人は間違いに気づかないから悪手を指す そうした勝敗を分ける局面での正解率が高い棋士でないと何度もタイトルをとれないのだ 大山がまさにそうだった 20年間で総タイトルの8割を獲得している 大山が現代の定跡を学んだら、今のプロ棋士では全く歯が立たないだろう [] - [ここ壊れてます]
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