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第一次世界大戦について語るスレ



1 名前: [2008/02/18(月) 19:12:29 ID:LQIKMuot]
日本では知名度がイマイチの第1次大戦について語りましょう。
話題に詰まったら、ロシア内戦、シベリア出兵、大戦前後のバルカン半島情勢
などについてもいいと思います。

70 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 00:16:04 ID:???]
1914年運動戦における独仏両軍砲兵戦術

1914年の開戦と共に、仏軍の火器効力の無理解と重砲数の不足(独軍2000門 仏軍308門)は、
ドイツ軍重砲兵の遠距離射撃の為にフランス軍は行軍縦隊のまま急襲され、陣地占領後も独軍重砲の跳梁に許し、
砲兵の攻撃準備を待たずして前進する攻撃精神に満ちたフランス軍歩兵は甚大な損害を蒙って撃退されてしまった。

フランス軍総司令官はその損害を緩和する為、「まず防勢に先立ち砲兵が攻撃準備完了した後、
疎散な隊形をもって前進すべきである」との命令を下した。
ドイツ軍は重砲支援の下に攻勢に次ぐ攻勢をもってフランス軍領土内に進入したが、
重砲が追及できない時はフランス軍野砲のため大損害を蒙った。
こうして「マルヌ」会戦はドイツ軍の失敗に終わったが、「オアス」「エーヌ」両河間の平地に退却するや独軍は重砲兵と合流し、砲兵威力を発揮した。
しかしながら両軍の砲兵弾薬の欠乏により、11月15日以来陣地戦入ってしまった。

1914年は、火砲威力が敵歩兵を停止させることができること、夢にも思わない弾薬消費、
重砲兵の必要、十五榴の精神的威力(精神的?)、対砲兵戦の必要、観測通信機関の不足、
空中観測の必要などの教訓が出た。


71 名前:名無し三等兵 [2008/02/22(金) 10:16:01 ID:vVAB+kOv]
フランスの教典のほうが存外鋭いと思う

準備砲撃が、掩護された標的に対して効果が小さいというのは塹壕戦で実証される
延々砲兵戦やったあとでは、精神的な効果はさておき、相手に迎撃準備させるだけ
結局、短時間の制圧砲撃だけで、歩兵を散開突撃させるという方向に移行する

暴露目標に対する砲撃が効果的なのは認めている
で、これも自らの犠牲で実証してくれるわけだがw

72 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 10:30:29 ID:???]
WWIIのフランス全軍がWWIにタイムスリップしたら、
フランスは独力でドイツを追い返せただろうか?

73 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 11:16:43 ID:???]
>>72
それはあまり意味がないというか、フランス軍をなめすぎている感じがする。

74 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 14:23:53 ID:???]
オーストリア地中海艦隊vsイタリア海軍

75 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 16:23:54 ID:???]
>>74
1914年8月のイタリア海軍の戦力

ドレッドノート級x3
前ドレッドノート級x7
装甲巡洋艦x7
防護巡洋艦x11(どう訳すのか分からない。原文はProtected Cruiser)
その他巡洋艦x3
駆逐艦x33
魚雷艇x80
潜水艦x23



76 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 16:27:04 ID:???]
1914年のオーストリア=ハンガリー海軍の戦力

ドレッドノート級x6
前ドレッドノート級x6
装甲巡洋艦x2
防護巡洋艦x3
その他巡洋艦x2
駆逐艦x18
魚雷艇x65
潜水艦x5

ほぼ互角? オーストリア海軍の潜水艦の少なさが気になる。
ドイツ潜水艦の戦果に刺激されて戦中に増加していったと思われるが・・・?

77 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:23:40 ID:???]
オーストリア=ハンガリー海軍の根拠地ってどこにあったの?アドリア海か?
封鎖されてたよなw

78 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:26:20 ID:???]
連合軍はそこに英仏の地中海艦隊が加わるから勝負にならないのだな



79 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:31:44 ID:???]
と思ったらオーストリアは、戦中にU-10型5隻とU-27型7隻しか建造していなかった。
しかも小型。トラップ大佐はこんなんでよくやったなあ・・・


80 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 17:32:57 ID:???]
>>79>>76の付け足しでせう。

81 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 19:03:28 ID:???]
昔から、よく解らないのだが、当事者のバルカン半島の人たちって、どうなってたのかな?
資料が見つかんない‥‥

82 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 19:26:24 ID:???]
セルビアでオーストリア皇太子が暗殺されてドイツがベルギーに侵攻した
という流れを「シュリーフェンプラン」という言葉を用いずに
今の歴史教科書はどう説明してるのかね。
相変わらず3Bだの3Cだの書いてんの?

83 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 20:57:39 ID:???]
>81 レオン・トロツキー「バルカン戦争」読め。えらく高価なんで図書館推奨だが。
革命における暴力というものを真面目に捉えてる本物のコムニストの常として、トロツキーは優れた軍事記者だ。面白いよ。


84 名前:名無し三等兵 [2008/02/22(金) 21:36:47 ID:FWOTi10M]
>83
dです。探してみます

85 名前:名無し三等兵 [2008/02/22(金) 21:40:02 ID:vVgB+5IA]
皆さんはどんな第一次大戦の映画を見た??

86 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 22:36:25 ID:???]
動員直後の兵力

同盟国
ドイツ 450万人
オーストリア=ハンガリー 335万人
ブルガリア 85万人(7万人は本国警備、残りの半分が戦闘員)
トルコ ?(平時は23,5万人)

連合国
フランス 378,1万人
ロシア 500万人(前線に従事するのは40%)
イギリス 73,35万人
イタリア 87,5万人
ルーマニア 56,4万人
セルビア 46万人
ベルギー 17,7万人(35%は要塞要員)
オーストラリア 6,5万人
ニュージーランド 8430人

ドイツの動員力は桁違いいいwww

87 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/22(金) 23:28:02 ID:???]
>75
>どう訳すのか分からない。原文はProtected Cruiser
「防護巡洋艦」で正解。
日露戦争前後頃に流行った巡洋艦の形式で、基本的に舷側装甲帯が無く
垂直防御を水平防護甲板と石炭庫に頼る形式の巡洋艦。
しかし同時期に急速に普及した中口径速射砲により舷側防御装甲が無い
と防護甲板で機関部を守れても他の部分をズタズタにされる事から水平
防護甲板の厚みを削って、舷側装甲に回すようにしたのが装甲巡洋艦と
軽巡洋艦(ただしこの類別も絶対ではなく、防護巡洋艦に分類されても
舷側装甲を持つものもあるのであくまで一般論)。
日本で言えば吉野とか須磨とかが典型的防護巡洋艦(舷側装甲帯もある
あいのこ型の例には千代田がある)。
>76
墺のド級戦艦戦力はVウニーティス級4隻しかない。即ち
フィリブスウニーティス(力をあわせて)、テゲトフ(リッサ海戦で
伊海軍を刺殺wした猛将)、プリンツオイゲン(かつての名将。独逸
のは墺併合によるパクリ)、シュツェントイシュトヴァーン(洪牙利
の守護聖人)。
その一方基準戦艦の帳簿上の数はもっと多い。
>77
イストリア半島のプーラ。
もちろんイタリア、英地中海艦隊、仏海軍の三重戦略的封鎖状態に終始。

88 名前:>>75>>76 mailto:sage [2008/02/23(土) 00:39:23 ID:???]
>>87
どうもありがと。海の方はサッパリなもので。
オーストリア側のド級戦艦が4隻ということは、イタリア海軍に対して劣勢っぽくなるね。



89 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 01:03:08 ID:???]
>88
もひとつ補足させてもらうなら、WW開戦時ならば
×魚雷艇
○水雷艇
であろうと思われ。
魚雷艇はモーターボートの親分みたいなヤツ(滑走艇)が魚雷を抱いて
駆け込んで来るってヤツだが、水雷艇は小型駆逐艦モドキの排水型船体
のモノ(つか駆逐艦が水雷艇のデカくなったもので「水雷艇駆逐艦」で
あったものが何時の間にやら何を駆逐するのか目的語が無くなった物)。
つまり全くの別物なんだが、困った事に伊海軍はWW1半ばから魚雷艇
に力をいれ始めるのでコレが両方存在するようになってしまう。ハナシ
の流れによってはこの峻別に充分な注意を要する。

90 名前:>>75>>76 mailto:sage [2008/02/23(土) 10:13:22 ID:???]
>>89
重ね重ねありがとう。
原文はTorpedo Boatでつ。

91 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 12:48:03 ID:???]
大戦初期の歩兵突撃戦術(ロシア軍)

打撃を与えるため、銃剣をもってする動作を突撃と為す。
目的、状況、達成した成果により突撃の時期が来るか、もしくは敵の士気喪失したのを認識したときは、
敵との距離に関せず直ちに突撃を開始する。
突撃の要は迅速にして疾風の如く一挙に急襲することにある。
銃剣突撃は敵線から50メートルから行う。
歩兵は近距離から小銃、機関銃火をもって敵を射撃し突撃を行う。
そして突入の直前手榴弾を投擲する。突然、敵と遭遇したら射撃することなく一挙に突撃する。
突撃が奏功すれば極力敵を追撃し、また奪取した陣地を強固にしておく。
追撃の目的は敵を殲滅し、抵抗できなくさせることである。
突撃奏功しないときは目的を達するまでこれを反復する。
ゆえに突撃不成功に終われば歩兵はなるべく敵の近くに停止し、
隊伍を整え、さらに突撃を実施するものとする。

<独断をもってする突撃>
敵に近迫するや第一線の指揮官は独断をもって突撃してもよい。
時として達成した成果および有利な情況を捕捉し、散兵線より突撃を開始することがある。
この際近くの部隊は突撃部隊を援助し、その成果を拡張する。

<機関銃による支援>
機関銃は近距離より敵を射撃し突撃を援護する。
このため友軍に損害を与えることなく、為し得れば斜射か側射をもって
敵に損害を与えることができる位置に進出するものとする。

攻撃精神に満ち満ちていますw
突入の直前手榴弾を投擲するというのは、日本軍の1909年版歩兵操典にはなかったので興味深いですね。

92 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 13:56:37 ID:???]
陣地戦における犬

大型犬は機関銃、小銃弾薬、その他軽い物資を引くなどに応用されることがあった。
一般には警戒用に使用していた。
すなわち最前線警戒兵が犬を随伴するときには、
犬は感覚が敏感なので早く敵の近接を感知することができた。
夜間の遮蔽地においては特にそうである。
であるからドイツ軍は戦線の各所に警戒のため犬を使用していたが、
フランス軍はヴォーヂュ山中でのみ犬を使用していた。

ドイツ軍は犬好きですねw

93 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/23(土) 18:42:46 ID:???]
>90
>Torpedo Boat
水雷艇ね。あんまりアテにならない事で著名なウィキだが
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Torpedo_boat
魚雷艇はこっち
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Motor_Torpedo_Boat
>91
ロシア軍にしてコレか。白兵突撃なんてな火力がどうこうより気合の
勝負ではあるが、仏軍の操典なぞさぞかし凄かったのジャマイカw

94 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 08:13:14 ID:???]
ロシアの銃剣ってこの頃もネジ止めのスパイクだったのかね。
日露戦争の時みたいに。

95 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 18:46:55 ID:???]
>>94
ttp://www.landships.freeservers.com/russian_uniforms.htmと
オスプレイ本のロシア軍見てもbayonetとしか書かれてないけど、
上アドレスのttp://www.landships.freeservers.com/jpegs/new_unifs/mosin-nagant_1.jpg
の画像を見る限りではスパイクに思える。

96 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 19:01:30 ID:???]
てゆうかロシア軍は貧弱な生産のせいでアメリカの小銃を輸入してたけど、
それでも足りなくてオーストリア軍のろ獲銃を使ってたり、
日本やイタリアやフランスから小銃を供給してもらっててカオスな状態になってたと思うんだけど。

97 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 19:05:24 ID:???]
そういえば輸入した日本製の30年式実包を使う、フェデロフ自動小銃なんてのもあったっけ

98 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 19:37:17 ID:???]
>>91
どこの軍隊も突撃失敗時は反復か。
第一次大戦以前の防御陣地ってひたすら突撃を反復すれば抜けるほど脆かったのか?



99 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 20:21:04 ID:???]
第1次大戦以前の戦争の死傷者は、

普仏戦争
ドイツ軍 小銃弾によるもの90% 砲弾によるもの5%
フランス軍 小銃弾によるもの70% 砲弾によるもの25%

日露戦争
日本軍 小銃弾によるもの85% 砲弾によるもの8.5%
ロシア軍 小銃弾によるもの86% 砲弾によるもの14%

WW1になると>>70にあるように「火砲威力が敵歩兵を停止させることができること」(大砲の数と威力の増加、観測システムの進化)、
また機関銃の登場が劇的に変えたと思います。
機関銃が数丁あれば一個中隊の突撃は勿論、下手をすると一個大隊の突撃も防げたかも。

そんなわけで1936年版赤軍野外教令では、
「現代戦は畢竟、その大部分は火力闘争に外ならず。
これゆえに赤軍幹部および赤兵は現代火器威力に関する知識を深くし、これの使用ならびに制圧手段を熟知しておかなくてはならない。
火器威力の破壊的性質を無視し、かつ火器威力の克服の手段を考えないものは、いたずらに無益の損害を蒙ってしまうであろう。」
となってしまいますw


100 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 20:36:19 ID:???]
榴散弾っていつ頃まで使われてたの?
日露では榴散弾が主流でWW1中に榴弾が主流になったと思うんだけど
境目がよくわからない。

101 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 22:23:44 ID:???]
1次大戦初期の頃迄は主流だったみたいだね
英国の13ポンド速射騎馬砲や10ポンド山砲は榴散弾がメインだったから。

塹壕戦が始まってから野砲の射程距離と性能が飛躍的にあがって
HE弾とかもでてきたから1915年以降ってところじゃないかな?

102 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/24(日) 22:25:11 ID:???]
>101

×>1915年以降
○>1915年頃迄

103 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/25(月) 03:45:24 ID:???]
戦車砲発射の、散弾と榴散弾復活の兆しがあるな。


104 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/25(月) 13:38:56 ID:???]
まあ対人制圧にはもってこいな弾だけどな。
でもまた非人道的兵器とかいって某国営放送が騒ぎ出しそうだな

105 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/25(月) 13:51:13 ID:???]
>100
WW2のビルマだかインドネシアだか、在庫品を対空砲として使ったって聞いたような。
もちろん日本軍の話。

106 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/26(火) 11:50:29 ID:???]
開戦時のフランス騎兵連隊数(1個連隊は4個大隊squadron)

12コ 重騎兵(Cuirassier)
32コ 竜騎兵(Dragoons)
21コ 軽騎兵(Chasseurs a cheval)
14コ ユサール(Hussars)
6コ  アフリカ騎兵(Chasseurs d Afrique})
4コ  植民地騎兵(Spahis)

合計で365大隊。約91連隊分。
アフリカ騎兵と植民地騎兵は一般的な訳語がなさそうだったので自分でつけた。
アフリカ騎兵は兵役でアフリカに行っていたものとアフリカにいたフランス人の志願兵から成っていたと思われる。
植民地騎兵はアフリカの植民地民が主。

ドイツ騎兵連隊は、
現役x110
予備x33
Landwehr x2 (後備軍?民兵?)
Ersaatz x1 (代用?)
で合計560大隊。

あとjager zu pferdとかいう騎兵部隊はなんというのか・・・?
フランス語の次はドイツ語か。英語の本なら英語だけにしてくれ(泣

107 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/26(火) 11:56:54 ID:???]
>>106のドイツ騎兵連隊の現役と予備の内訳

現役(Active)
重騎兵タイプx12
竜騎兵x28
ユサールx21
槍騎兵x24
jager zu pferd x13
バイエルン騎兵x12

予備(Reserve)
重騎兵x3
竜騎兵x10
ユサールx9
槍騎兵x8
jager zu pferd x1
バイエルン騎兵x3



108 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/26(火) 12:04:13 ID:???]
>>106訂正
Chasseurs a chevalは猟騎兵でJager zu Pferdeも猟騎兵ですた



109 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/26(火) 12:20:09 ID:???]
騎兵による包囲および迂回

騎兵はその速度を利用して遠い敵の翼側背後を脅威し、効果を得る。
特に砲兵および機関銃を有し有力な歩兵に支援された騎兵団は、強大な抵抗力を持ち、長時間独立行動ができる。
であるから直接会戦に参与して敵の翼側を包囲し、また会戦の前後に主力から離れて敵の側背に進撃し、
その連絡線を脅威して友軍の本作戦を容易にすることができるのである。
特に会戦の当初において敵の騎幕を突破し、その騎兵を撃退して敵軍の側背で行動するときは、
第一戦に効果を与え、じ後の作戦に良い効果を与える。

例1
1914年8月下旬、ドイツ軍は右翼第1軍をもって英軍を攻撃させ、
その騎兵に遠い英仏軍の左側背を脅威させた。
その騎兵団は騎兵師団x4、騎砲兵、載自動車軽砲、機関銃を有し、
また自動車輸送歩兵大隊x1より支援されて、セーヌ河下流とベルギー・フランス国境間の
地区にいる微弱な仏後備隊と鉄道守備をしていた英軍を駆逐し、
ツールネーにいた仏後備旅団x1を全滅させた。
そしてアラー付近に位置していた仏後備軍団x1を撃破し、英仏軍の左側背に甚大な脅威を与え、
ついに英軍はその兵站基地であるブーローギュを放棄してしまったのである。

例2
独軍ウィルナ付近の包囲作戦において、ドイツ軍騎兵団(師団x3)はアイヒホルン軍正面のロシア軍に対し
圧迫を加え、次いで敵の背後に進出し、ウォルヤニーとポドベレス付近で
デュナプルヒ―ウィルナ鉄道線に達し、なお前進を続けてウォルヤニー・スモルゴン・モロデチュノに達し、
またウィルナ―ミンスク鉄道を遮断してしまった。
そのためロシア第10軍はその側背の危険により退却するに至った。
ドイツ軍騎兵団のうち一個師団はアイヒホルン軍の左側を援護してウイライカ付近に進出した。


110 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/27(水) 21:05:21 ID:???]
1917年7月のケレンスキー攻勢を中止するか延期して、5月頃にカフカス戦線にブルシーロフを
派遣してオスマントルコ軍に対して浸透戦術を仕掛ければよかった。
モスル・キルクークまでロシア軍が進撃。それに続いてニコライ大公とユデニッシュが後詰めを
してくれる。彼ら二人はエベルトや日露戦争で失敗したクロパトキンよりも遙かに有能だからトレビゾンドから
後詰めの攻撃をしてくれるだろう。トルコ軍15万位は撃破できるでしょう。
後はクルド人とアルメニア人に武器を大量に渡して粛々とカフカスから撤退。
作戦期間は3か月、そのあとでケレンスキー攻勢を仕掛ければよい。
これでクルド人もアルメニア人も独立国を作れたのに・・・・・
(終戦の頃には英国軍がモスルより北に侵入できるのでクルディスタン共和国が英国保護下で独立できる、ケマルも手出しできない
ギリシャを使ってかき回せばアルメニアもロシアからもらった武器で武装しているし、ロシアに捕虜が行っているので安泰)

111 名前:名無し三等兵 [2008/02/28(木) 00:50:44 ID:G/upJ+uo]
学研の第1次大戦の2巻目が出ていたので、立ち読みしてみたらロンメルの事が一寸出ていました。
今回は、武器のことが多く書かれていたので、戦史は半分ほどしか有りませんでした。

112 名前:名無し三等兵 [2008/02/28(木) 03:38:28 ID:2f+K9thq]
【海相】第一次世界大戦Part4【伍長】
hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1137516320/


113 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/28(木) 09:55:50 ID:???]
>111
あ、もう出たのか。さっそく買ってくる。

114 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/28(木) 19:59:06 ID:???]
>>111
戦略・戦術分析がたまらん。
それより本誌のww1関連の記事が収録されていないのはなぜ?
アーカイブで出すから?

115 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/28(木) 21:20:09 ID:???]
WWTで潜水艦を使っていたドイツ海軍はネ申、
ところでその時の潜水艦はZC型?

116 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/28(木) 21:31:01 ID:???]
>>111
なぜブルシーロフ攻勢を大きく扱わなかったのだ。

117 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/28(木) 21:54:19 ID:???]
>>116
おれも思った。資料があまりないのかな?
英語の本探してみても、「The Brusilov Offensive」とかいう本しか見つけられなかった。

118 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/28(木) 23:32:40 ID:???]
>>115
VII型はWW2じゃん……他国だって潜水艦は使って、戦果も上げてるし



119 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/29(金) 00:17:34 ID:???]
今週の、CSで西部戦線異状なしのカラー版が放映される。


120 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/02/29(金) 00:19:07 ID:???]
ああ、無料だからな。

121 名前:名無し三等兵 [2008/03/01(土) 10:12:39 ID:SvrwlZnf]
銃剣について。
あのフランス軍のに代表される、錐のようなものはなんなんだ!
あれは「剣」ではない。

122 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/01(土) 10:37:20 ID:???]
>>121
もしかしてスパイクのこと? 
フランス軍は普通の銃剣だと思うよ。
ttp://www.landships.freeservers.com/french_ww1uniforms.htm(参考)

123 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/01(土) 11:46:35 ID:???]
フランスってマジでルベルをWW2まで使ってたの?
あれって世代的には村田連発銃と同じだろう?

124 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/01(土) 11:56:47 ID:???]
ほっとけ、銃剣の起源も知らないにわか知識坊やの戯言だ。

125 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/01(土) 12:08:49 ID:???]
>123
1940年の独仏戦までに後継銃のMAS 36が装備できたのは前線歩兵部隊だけで
それ以外はルベルだったらしいよ


126 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/01(土) 22:16:59 ID:???]
検索してみるもんだ。
WW1スレをみるのは>>112以来か。
学研効果なのか?

「エラン・ヴィタール」でぐぐると、
仏陸軍の歩兵のそれしか知らない身には笑いがこみ上げてくる。
特に現段階での3番目。

127 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/02(日) 00:45:55 ID:???]
www.youtube.com/watch?v=WC8ObqmSRUI

128 名前:名無し三等兵 [2008/03/02(日) 08:39:00 ID:ublJaxNT]
それで、バイオネットと銃剣の決着はどうなんだ?
日本軍は一度も、あんな錐見たいな物を採用していないぞ。
ww1当時は交戦各国はあれが標準だったみたい。
現代ではどうなん?




129 名前:名無し三等兵 [2008/03/02(日) 08:42:04 ID:ublJaxNT]
マルヌの会戦時の両軍配置をみると、ベルダンで凄く折れ曲がっていてあれがよかったのか悪かったのか?お互い兵力を伸ばせなくなっている。
ボージュ山脈から撃って出た仏軍が、当時のアルザスドイツ領をかなりの面積占領しているのがなかなか盲点ではないか?この占領地を絶対確保することが大事だった気がするが、この方面での戦闘はあまり取り上げられないな。


130 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/02(日) 11:25:52 ID:???]
>>100
高初速砲で直射なら榴弾より広い効力範囲となります。
まだ野戦砲の多くが軽加農砲で、直射支援を行うことが多かったWWII当時のソ連軍
では榴霰弾はまだ広く使われていました。

野戦砲兵の射法の主体が間接照準による曲射が主体となると弾速の低下と大落角の
ために榴霰弾は効果が出ないので主流からは外れましたが
WWI以降直射を担当する平射歩兵砲、対戦車砲、対戦車無反動砲では散弾や榴霰弾が用意されていました。

131 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/02(日) 15:27:25 ID:???]
>128
バイオネットじゃなくて ”バヨネット”だろ。

132 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/02(日) 16:01:53 ID:???]
ロシア軍はオーストリアハンガリーやオスマントルコには無敵の強さを誇るのに。
ドイツ軍には弱いな。

2倍の数で攻めてもドイツ軍に負けるのに対して
逆に2倍の数でオーストリアハンガリー軍やオスマントルコ軍に攻められても打ち勝つのに。

ドイツの同盟国が弱すぎたのが同盟国側の敗因なんじゃないかと思えてきた。

133 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/02(日) 16:35:59 ID:???]
銃剣の歴史を少し勉強すれば分かると思うけど・・・
銃剣は騎兵突撃からマスケット銃兵を守るための槍兵隊の代わりに装備されたもと言われてる
時代的には 銃口差し込み型(15〜19世紀)、ソケット型(16〜19世紀)、一体型(18〜現代)、
刀剣装着型(19〜現代)、
銃口差し込み型は装着すると射撃も弾の装填も出来ない、その欠点を改良したのが
ソケット型。

銃剣は刀身が長ければ銃口が重くなって装着したままだと射撃し辛い。
スパイク型は刀身を長くしても刀剣型に比べて軽く済むから装着したままでの射撃もしやすい。
だが刀剣型は装着しないときは短剣としても使えて汎用性が高いが
スパイク型の場合は別に短剣を装備しなくちゃならないし、携帯するときもその長さ故に
不便を強いられる事が多々ある。

ロシアがスパイク型を採用してる理由は寒冷地の軍隊である為に軍服が厚着になって
刀身の短い刀剣型の銃剣だと敵に致命傷を与えられない場合がある為に
刀身が長くて使い回しがいいスパイク型が採用されてきた。

日本が近代軍隊を持ったのは19世紀以降だから装備としては刀剣装着型や一体型から。
軍隊モデルとしては英国やフランス式を手本にしてる事も関係している事もあるが
スパイク型の有用性が見いだせなかった為に主要装備としては採用されなかった。

自分が知ってる範囲ではこんな感じか・・・、間違えや説明不足があったら知ってる人
フォローお願いします。



134 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/02(日) 16:48:37 ID:???]
>133
ちょっと表現が紛らわしかったので補足
スパイクが採用されたのはソケット型(16〜19世紀)からとかなり古いです

>133 で「ソケット型」と書いてるところは「ソケット形式」に書き換えて理解してください

135 名前:AIRSHIP [2008/03/03(月) 00:39:59 ID:r8AdKBYd]
>>126
日本軍も銃槍を採用していますよ。
44式騎銃を知っているなら、折り畳みの銃槍が付属しています。
幕府歩兵は、フランスのシャスポーを装備していますので、銃槍付です。
明治期にも短期ですが、シャスポーも正規品として陸軍が使用しています。

136 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 07:38:16 ID:???]
>>132
工業化の差じゃないのか。


137 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 12:48:27 ID:???]
>132
リデル・ハートの「第一次大戦」を読めと・・・以下略

138 名前:名無し三等兵 [2008/03/03(月) 15:13:56 ID:4e7GPjva]
ロシアがオーストリアには本気になったんだよ。ドイツはまあ小手調べ。



139 名前:名無し三等兵 [2008/03/03(月) 15:50:06 ID:0eUNQLhT]
露オーストラリア戦線ってものすごい凄まじい気がする

140 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 16:18:31 ID:???]
イタリアーオーストリア戦線…

141 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 16:27:01 ID:???]
>>140
何回負ければ気が済むイタリア・・・

142 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 20:22:30 ID:???]
>>138
本気になったわりには
オーストリア正面でロシア陸軍史上最大の損害を出してたような

143 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 20:53:53 ID:???]
オーストリア軍は体裁こそドイツ式の模倣だけど、異民族国家の弱点と
面子の問題でドイツからの戦術&戦略的指図は一向に受けなくてロシアにボロ負け・・・
ってかずーっと負け癖が付いてるところにロシアに追い打ちくらったって感じか

144 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 20:54:36 ID:???]
>>142
いやゴルリッツ突破作戦はドイツ軍の戦果だから。その後に調子に乗ってオーストリアハンガリーが
追撃したら返り討ちにあったし。
ブルシーロフ攻勢を唯一食いとめたのもドイツ軍。その後に反撃くらわしたのもドイツ軍。
オーストリアハンガリー軍はただ逃げ惑うのみ。

オスマントルコ軍も1916年のロシア軍のトレビゾンド上陸作戦からムシュまでノ侵攻作戦でもフルボッコ。
同時期にペルシャでもロシア軍に敗退。
正にロシア軍にとっての「中国戦線」であり、連戦連勝。
ロシア革命で戦争が終わっても唯一まともな戦力を保持していたのがカフカス戦線のロシア軍。
当人達は全く負けた気がしなかったと言う。レーニンが戦争を止めると言う。なぜだ?勝っているのに。
彼らはもちろん白軍になりましたと。実は彼らこそが白軍の主力。
ドイツと戦っていたロシア軍は戦力を完全に喪失していたから仕方がないけどね。

145 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 21:01:40 ID:???]
日本が敗北しても中国戦線の日本兵は「我々は負けていない、中国軍に負けた覚えはない」と言う物が大勢いたのと同じく。
カフカス戦線のロシア軍も「我々は負けていない、トルコ軍は敗退した」と言う物が大勢いた。
なぜ勝っているのに戦争を止めねばならないのか?
こういうのはどこの国でも共通。なまじ連戦連勝だっただけに。
ハルカミッシュ・カルス・エルズルム要塞・トレビゾンド・バン・ムドロア山脈、そして、ペルシャ
オスマントルコ軍は手も足も出なかった。ケマルがムシュでロシア軍の攻勢を止めたが、撃破したわけではなく
ロシア軍の進撃スピードに補給が追い付かなくて攻勢がストップしたのが実情。
ロシア革命さえなければ1917年中に東アナトリア打通作戦が成功していた事でしょう。

146 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 21:12:52 ID:???]
>>144
なるほど
ブルシーロフ攻勢でのロシア軍死傷100万ってのはドイツ野郎の仕業であったか

147 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 21:13:53 ID:???]
そんなオーストリア軍が停戦間際まで高い戦意を誇ったのがイタリア戦線。
ドイツ≧ロシア>>越えられない壁>>オーストリア>>超えられないイソンゾ河>>ヘタリア

148 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 21:32:18 ID:???]
>>146
そう正確に言うとブルシーロフ攻勢自体は大成功をした。だがその成功のさなかにも
ドイツ軍とぶち当たった部隊は撃退されている。まあアレはその方面のロシアの将軍が
浸透戦術を理解せずに準備砲撃の後に突撃と言う「何この西部戦線」みたいな攻勢を仕掛けたのが原因。
もう一つは駄目押しとしてエベルトが追撃したらオーストリアハンガリーは速攻で崩壊したでしょう。
エベルトはやっぱり浸透戦術を理解できず、上司のアレクセイエフからもブルシーロフの後に続けと言われたのに躊躇。
おかげでブルシーロフは攻勢成功後も自分の部隊で追撃をせねばならなくなった。そこで西部戦線より引き上げてきたドイツ軍(オーストリア軍じゃなくて)が
猛烈な反撃を加えて「ブルシーロフの追撃」を粉砕。正確には「ブルシーロフ攻勢」を粉砕したのではなく、エベルトが動かなかったのでやむなくやった「ブルシーロフの追撃」を
粉砕した。エベルトはアレクセイエフに言われて時期を逸した後にどうでもいい場所を兵力を小出しにして攻撃、失敗するとアッサリあきらめて撤退。
おかげで何の役目も果たせなかった。エベルトとクロパトキンが追撃してればブルシーロフが無理な追撃をしなくてもよかった。
よって彼ら二人の責任ですね。


>>147
イタリアに対してはもう反論の余地もありません。アレはほとんど敗戦国です。



149 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 21:43:05 ID:???]
>>148
なるほど…クロパトキンは日露戦争でもヘタレてたなぁ

しかし初動で60万やっつけて追撃で100万失うとか、すごいスケールだ
ロマノフ王朝とハプスブルク王朝をダブルノックアウトさせた戦いだな

150 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 21:56:44 ID:???]
つーか大規模な浸透戦術ではそれなりに死傷者は出るもんでしょう。
日本も日中戦争初期に2万人死んでる。20万人殺したけど。

ブルシロフが日露戦争に来なかったのはラッキーだったねえ。

151 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 22:27:25 ID:???]
その時歴史が動いた、第316回
軍服を脱いだジャーナリスト
〜水野広徳が残したメッセージ〜
でベルダンの第一次世界大戦の頃の写真とか出てたよ。

放送 2008年3月3日(月)
16:05〜16:48 NHK総合などで再放送もあるよ。 


152 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 22:32:17 ID:???]
アレクセイエフもエベルトとクロパトキンが動かないのに相当苛立っていたが
彼らを罷免する権限が無かったので出来なかったようだ。
ブルシーロフはエベルトが動くのを待った。しかし、追撃はされない。ブルシーロフは
戦線には大きな穴が開いた今が最大のチャンスだと参謀本部に訴えた。しかし、エベルトもクロパトキンも何もしない。
やむを得ず疲れきって補給もままならない自身の軍で無理やり追撃を行った。攻勢を再開した時には西部戦線からドイツ軍の精鋭が
やって来ていて穴は埋められてしまっていた・・・・・・

エベルト
クロパトキン
サムソーノフ
レンネンカンプ
ロシアが誇る愚将

逆に
ブルシーロフ
ユデニッシュ
ニコライ大公(カフカス戦線のみの評価)
イワノフ
が名将

153 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/03(月) 22:57:44 ID:???]
ロシア軍は勇気と忍耐力は抜群、足りないのは知性と積極性・・・と、

おらのジッちゃんがいっていた。

154 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 00:50:26 ID:???]
ちなみに>>152の「愚将」の内、エーベルトとレンネンカンプフは名前から解る様にドイツ系な

155 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 01:10:41 ID:???]
名将はみんなして日露戦争お休みしてたんですな

156 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 01:17:27 ID:???]
ロシアは多民族国家なのだよ

157 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 01:20:20 ID:???]
ミシチェンコやコンドラチェンコ(後者は微妙だけど)、
グリッペンベルク(バルト・ドイツ人)とかも忘れないでください

158 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 03:16:32 ID:???]
マンネルヘイム



159 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 04:15:08 ID:???]
個人的にサムソノフを愚将扱いは言い過ぎかなと思う。

ブラゴフェシチェンスキーとか部下が酷すぎる。前衛が敵と接触するや否や指揮を
放り出して後退したあげく、サムソノフに報告しないとかありえん。
しかも前衛は善戦して敵の攻撃を食い止めてるんだぜ?

160 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 09:57:41 ID:???]
>>147
オーストリア相手に大攻勢

珍しく突破に成功、進撃

イ ソ ン ゾ 河 を 砲 兵 が 越 え ら れ な い

攻勢失敗(´・ω・`)
あれか、攻勢を成功させる気が最初からなかったのか?

161 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 21:54:58 ID:???]
>>160
何回やっても、何回やっても、イソンゾ河が越えられないよ〜♪♪

162 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 22:00:50 ID:???]
気がついたら同じ面でばかり突撃

そしていつも同じ場所で死ぬ

諦めずに有刺鉄線の向こうに挑戦するけど、すぐに当たって死ぬよ

毒ガス兵器があればガスは向こうの岸まで着くけど

何回やっても 何回やっても 塹壕が越えられないよ

あの機関銃撃何回やっても避けれない

うしろに回って浸透してもいずれはハジキ飛ばされる

戦車突入も試してみたけど故障続きじゃ意味が無い

だから次は絶対勝つために僕はアメリカだけは最後までとっておく

163 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 22:07:46 ID:???]
アレクセイエフは参謀総長なのに部下の将軍を罷免する権限が無かった。
ブルシーロフが攻勢を成功させたのを見て今こそ絶好の好機と判断、即座にエベルトとクロパトキンにブルシーロフに続いて
攻勢をかけよと命令を下したのに二人は難癖付けてなんと命令を拒否!!
アレクセイエフは地団太を踏んで悔しがったがどうにもならない。
あそこでエベルト達が攻勢をかけていたら、西部戦線のベルダン帰りの精鋭ドイツ軍がやって来てもブルシーロフだけに対処するわけにもいかず
戦力は分散される。結果オーストリア軍は完全に半身不随になり、すぐにでも降服の可能性が高くなる。

小モルトケが東プロイセンで失敗をやらかしたプリトビッツを罷免できたのとは対象外。小モルトケは無能な部下を罷免して戦局を打開した(タンネンベルク)が
アレクセイエフは無能な部下を罷免できなかった。これが両者の明暗を分けた。
ニコライ二世に権限が集中しすぎた結果だ。



164 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 22:21:20 ID:???]
クロパトキンとか日露戦争の10年後も何で将軍やってんの?て感じだな。
サムソーノフとレンネンカンプも日露戦争中に奉天駅で衆人観衆の中殴り合いの喧嘩するぐらい仲悪いのに
同時進行させるとか・・・・・

ニコライ大公は無能に見せかけて、カフカス戦線で汚名を返上した。対ドイツ戦での失敗の経験を生かして
軍と軍をできるだけ離さずに進撃させた。エンベルがアホみたいに突撃ばかりさせたので勝手にトルコ軍が
自滅してくれたのも大きいけどね。トレビゾンド上陸作戦などはガリポリ上陸作戦と並ぶ大規模な上陸作戦を
見事に成功させた。あと一歩でオスマントルコを完全に粉砕できたのにレーニンのせいで・・・・・

165 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 22:51:27 ID:???]
>>164
奉天駅の殴り合いはホフマンの法螺話だろ

166 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/04(火) 22:54:41 ID:???]
>>165
あれはやはり法螺なのか?
どうもはっきりしたソースがなくて、ずっと気になってたんだけど

ロシア語が読めないから、向こうの文献に当たることもできないし

167 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/05(水) 01:39:45 ID:???]
ホフマンとかルーデンドルフとか非ユンカー参謀が好きになれない。
参謀バカという感じがする。

小モルトケは言われてるほど無能ではないと思うのだがどうか。

168 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/05(水) 21:56:25 ID:???]
グレーナーは結構視野の広いタイプだと思うけどな。



169 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/05(水) 21:57:57 ID:???]
>>167
ファルケンハインよりちょっとマシな程度じゃないかな?
ファルケンハインのロシア軽視はちょっと困った事。

能力は
大モルトケ>ヒンデンブルク(ルーデンドルフとホフマンの功績大だが)>シリューフェン>小モルトケ>ファルケンハイン

170 名前:名無し三等兵 mailto:sage [2008/03/05(水) 22:11:39 ID:???]
シュリーフェンの過大評価は異常






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