- 650 名前:日本@名無史さん mailto:sage [2007/07/02(月) 23:40:25 ]
- 『諸君!』 2007年6月号
国家情報論 21世紀日本生存の条件(20) 日本の最高機密を狙う「軍事大国・中国」の黒い影 中西輝政(京都大学教授) イージス、デンソー、上海領事館……。続発するスパイ事件に防諜体制の確立が急がれる www.bunshun.co.jp/mag/shokun/shokun0706.htm 日本共産党の「地下組織」を解明せよ 1943年2月、アメリカのFBI長官だったJ・エドガー・フーバーは、国務次官補アドルフ・パール に対して、「つねに極めて信頼できる秘密の情報源によれば、ソ連は、戦時下の日本において も、手に入る限り最も重要な内部情報を日本の共産党を通じて入手している。(中略)日本の 共産党は、軍部を始めとする全ゆる日本の要所に協力者を有する大変優秀な地下組織を持っ ている」(Hoover to Berle,February 5,1943,File 894.00B/62,RG59,National Archives) と語っている。我々が知る「日本共産党」は、周知の通り昭和10年代に入ると、既に、「完全に 壊滅」していたと言われてきたので、フーバーがここで言う「日本の共産党」とは一体何を指し ているのか若干の戸惑いが残る。しかしそれが「地下組織」と表現されている点に注意する 必要がある。日本共産党の研究は、それこそ山のように沢山あるが、その殆どはウォルトンの いう第一の類型に属する「共産党」論なのである。(続く)
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