- 40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2006/06/02(金) 02:44:20 ID:XXIPIm+i]
- 調子にのってもう1つ。
貨幣の発達史ってのを調べると面白いと思うよ。 西洋では、 1.貴金属のコインを使っていた時代 2.金の預り証を貨幣とした時代 3.金の量より預り証がはるかに多くなり、ただの紙切れとなった時代 の3段階を経由しています。 また、これは国内の通貨制度だけではなく、国際的な通貨取引も関係してきます。 金本位制・金ドル複本位制(ブレトン・ウッズ体制)・ニクソンショック・スミソニアン体制・変動相場制 こんな流れで変わっていきます。 日本の江戸時代の通貨の歴史なんて面白いですよ。 貴金属の通貨が存在しているのに、同時にお米の石高・俵数で価値を判断したわけですし、 金と銀の2種類の通貨が上方と江戸でそれぞれ別々に使われて、その交換比率が変動相場 だったりもしますし、藩札なんていう紙幣類似物もありますし。また、為替・手形・商品先物など の金融制度も、時代を考えれば恐ろしいほど発達していましたし(ある意味西洋より進んでた)。 江戸時代末期には、金・銀の交換比率でえらい目にもあっていますし。 そうだ。「大君の通貨」なんて本はどうでしょう。 www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163191208/
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