- 207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2006/06/20(火) 09:41:00 ID:I11T3Slf]
- >>204 の説明では、金融システム全体を見た場合最初の現金が
どこから来るか説明できない。ごく常識的な「金融機関の本質は受信 行為である」という見方ではありますが。 これとは異なり「金融機関の本質は与信行為である」という考え方が あります。通貨があって、それが貸借されるのではなく、貸借関係から 貨幣が生まれる、ということです。金融論ではこの相異なる考え方が対立 しており、前者の方が主流だと思います。後者の考え方は中央銀行系 あるいはマルクス経済学系の人が主張しています。 貨幣流通速度の加速により流通現金が節約され、それが本源的預金に転化 するという考え方もありますけど、日銀券が年々増加している現実は説明 できませんね。
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