- 13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2006/05/30(火) 14:29:15 ID:qChPFXOm]
- >>12
金についても、それ自体が人の生活にとって価値のあるものじゃないよね。 金は食べられないし、食料を産む生産手段でもない。 みんなが共通に「価値あるもの」と認めていた基準だったに過ぎない。 金本位制以外にも、銀本位制も金銀の復本位制もあった。皆が認めるなら 別に何でも良かったわけだ。 金本位制とかの利点は、「お札がなんの価値も無いただの紙くずになる」 という心配が薄かったこと。お札は金と交換できたし、金自体が通貨と 同じような価値を持っていた。欠点は、経済が拡大するとお札が足りなくなった のに、増やせなかったこと。ひどいデフレ不況が起きた。 「お札がただの紙切れになる」(大幅なインフレで価値が下落する)ことは ないと国が約束して、それが十分に信用されるならば、金の裏づけは別に いらない。そして自由に量を調節できるという利点が得られる。これが不換通貨。
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