- 217 名前:山野野衾 ◆CXSSL1llHI mailto:sage [2006/02/25(土) 09:49:40 ]
- >>213
術は盗賊に等しい、とはよく書かれていましたからね。 ・音を立てずに引き戸を開ける方法 ・音を立てずに枕元を歩く方法 ・音を立てずに古い家の廊下を歩く方法 こうした手段は、説教強盗が語った内容と共通するものが多い。 名人がとった手段というのも、巧く刀を盗んだとか、井戸などに石を投げ込 んで自分が飛び込んだ振りをして逃れたとかいったもの。 上に水遁や火遁が出ていましたが、要は遁走術。 (遁甲の遁であり、活路を見出すからだとか言いますが、省略) >214−215 >いわゆる江戸城伊賀組の仕事。 ・・・の中に、軍学が含まれていたでしょうか。警備専門では。 中には楠流を収めたものもおり、藤林長門と山本勘助が交流していたなどと いう話も、近世に作られてはいますが、職務には出て来なかったかと。 上中下忍は、>>150-156あたりに。 強いて「忍者らしい」戦闘術を探すとすれば、印地打ちの類でしょうか。 しかし、出番が多かった筈の戦国期の「忍者」とされているものを見てみて も、対象はスッパ・ラッパから山伏まで広範囲に渉っている。 後世「忍者」や「忍術」という言葉でくくってしまっただけで、統一された マニュアルや起源やマニュアルがあった訳ではない。 だから既に何度か指摘されている様に「忍者とは〜」と言うのは無理だと思 います。「忍術とは〜」も同じ。以下、214などと重複しますが・・・ 専門の間者もいれば、雇われもいたでしょうし(雇われ専門ではなく普段は 普通に生活していた野盗・豪族の類)、そもそも聞かれて遠国で見てきた状 況を伝えただけで、間者という自覚が無いものもいた筈。
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