- 401 名前:伏線は380 mailto:sage [2007/11/01(木) 21:01:30 ID:DmOWFW96]
- あゆみと淳子、それに美奈子は、中学3年間同じクラスだった。
普通に恋をして普通に幸せになりたい、そういう考えの少女だった。 女の子としてのたしなみ、恥じらいも、 普通に(←この表現がはたして適切かはいささか疑問だが)持ち合わせていた。 制服のスカートも細工をして短くすることはせず、 淳子と美奈子は膝丈のスカートをきちんと行儀よく身に着けていた。。 あゆみのスカートもひざ上5cm程度少し短いくらいだった。 太ももを露出していすの上にあぐらをかいたり、 ジャージの上にスカートを短くはいて地べたに大股で座ったりするような子ではなかった。 イスにはきちんと膝をそろえて姿勢良く座り、地面には両脚をきちんとたたんでスカートで隠して座る。 体育座りの時も太ももの下でスカートの裾をきちんと押さえないと、恥ずかしいと感じるような子だった。 だから3人にとって、スカートをめくられることはものすごく恥ずかしいことだった。 スカートめくりはいきなりされるものなので、常に注意しなければいけない。 そういう注意を忘れないことも、彼女たちのたしなみのひとつであるといっていい。 スカートの中に短パンなりブルマなりを履き、3人の間でスカートめくりごっこをよくしていたが、 やっぱりめくられると恥ずかしい。でも、スキがあるとめくられてしまう。 そういう「スキ」がないようにする訓練になったのは結果論かもしれないが、間違いない。 そしてその訓練の発想は、美奈子が合気道を選んだ一因であったことも否定できないだろう。 そして、男子の付け入る「スキ」も無かったのかもしれない。。。
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