- 315 名前:菜々しさん [2015/06/17(水) 13:45:36.12 ID:QsPpUMwo.net]
- 過去50年の間いろいろな研究によってさまざまなタンパク質必要量が発表されてきたが、
現在、多くの専門家や公的機関の合意のもとでの推奨量は、 総摂取カロリーの8%〜12%(平均10%)となっている。 この数字は成長率が最もめざましい子供から妊娠中や授乳中の女性たちまですべての人の必要量を満たし、 全般的な健康を維持していくうえで十分な量である。 菜食の食事は十分なタンパク質を含んでいる。 タンパク質の量が比較的少ないジャガイモしか食べなくてもカロリーの8.4%のタンパク質を摂取できる。 菜食の食事をする人は毎日数種類の食品をとることになるので、 食事中のタンパク質量は実際には総摂取かロリーの8〜12%になる。 とくにタンパク質の豊富な緑黄色野菜や豆類が食事に含まれていればタンパク質の摂取は万全だ。 低質であるといわれる植物性タンパク質は必須アミノ酸の量が十分でないかもしれないが、 植物性食品群全体としては必須アミノ酸のすべてを含んでいる。 ゆっくりだが着実にたんぱく質を合成できる植物性タンパク質こそ最も健康的なタンパク質である。 人間の体はバラエティーに富んだ自然の植物性タンパク質から非常に複雑な代謝システムを通して、 必須アミノ酸のすべてを引き出すことができるのだ。 より良質のタンパク質を摂取することも、また毎食時、細心の注意を払って組み合わせを考える必要もない。 残念なことにこうしたタンパク質に関する概念が長い間誤解されており、 この重要な情報がすっかり覆い隠されてしまっていたのである。
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