- 747 名前:優しい名無しさん mailto:sage [2010/12/04(土) 04:58:59 ID:gAyFH3kT]
- >>746の続きですが、
企業内において自己の生存や利益を守り、 自分を活かし、自分の能力を高める、という観点が欠けているので、 本人自身の個別の事情を失念したままで出勤して、与えられた作業を続けていると、 体力を落としたり、啓発に努めず、限界を超えた不具合にとつぜん怒り出したりするかもしれません。 雇用されて働く定型発達の労働者は、一見した所、自身の個別の事情など考慮せず 熱心に自社に奉仕しているように見えますが、実際は、目に見えない形で さまざまな意思疎通の方法を用いて、当人の個別の事情をきちんと周囲に伝えていますが 同じようにすればいいのに、アスペルガーには、それが見えません。 真似て学ぶのは困難であるので、言語化して説明して枠組みを与えて報告させる必要があります。 でなければ、個人的事情など勤務先に、尋ねられない限り述べる必要がないと考えているので、 限界まで滅私で勤務します。 本人が奉仕する対象や時間、場所を制限して、具体的ゴールを設定することで 集中した効率の良い仕事をこなすと思うのに、 定型発達者と同じように「なんとなく働かせようとする」と非常にまずいことをします。 営業職において成功しやすい、という通説に真実味があるのは、 まさに目標数値を明確にして、誰と誰にどんな利益を導くのか、明快にされている職場であることがポイントだと言えます。 身近にアスペルガーがいる定型発達者は、哲学者になったつもりで世界観人間観仕事観を総動員して 世界や共同体、身内、個人などの自他の区別の無い本人をどう導くか、力量が期待されています。
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