- 83 名前:名無シネマさん [02/01/17 23:03 ID:Ef5PilMv]
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俺は当時のアメリカをダイレクトに知ってるんではないので、 あなたの方が正しいと考えるのが自然だろうか。
でも悔しいので、根拠らしきものを残す。脚本の面々からの推測だ。
製作のピーター・フォンダ。当時いわゆるヒヨッ子で、企画じたいが たぶん父親や姉の人脈で成立させたのではないか。また、本作の 前後に「ワイルド・エンジェル」、「ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー」 などに出ており、当時の彼の中にモーターマシン以上のテーマが あったとは思えない。
当時既に逸材と言われた俳優・デニス・ホッパーは、初監督作品である 本作で確か初めて賞を取った。ただ、脚本に関して言えば、俺の記憶に 間違いがなければ本作のみだ。また彼は、偉大な監督。製作者たちに 世話になったせいか、しきたりに割りと忠実なのだそうだ。しかもまだ 若い時代であったこの頃、製作者のフォンダに様様譲ったと考えている。 ここはまったくの憶測。
唯一の脚本のプロであった、テリー・サザーンは寡作だが名筆。 「バーバレラ 」「シンシナティ・キッド」「博士の異常な愛情〜」など。 「博士の〜」はもちろん痛烈な社会風刺だ。「バーバレラ」に関しては 主演のジェーン・フォンダはこの後、リブ活動に傾倒している。この インスピレーションを彼女に与えた一人がサザーンと言われている。 彼はいわゆるインテリだった。その立場から、ベトナムとアメリカに 象徴されるテーマを本作に出したのではないだろうか。
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