- 595 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2010/07/07(水) 10:51:49 ID:y2kyT+nF]
- わかる人には俺の言ってることわかると思うよ。
>>593 この映画は絵的には陰鬱ではないがそれに通じる「空虚感」がある。 アート性が高いところは映画自体の歪んだ構造。 非常に前衛的だ。普通の映画で喜んでる人間がついてこれるわけない。 そりゃ、「前半は怖いけど、後半ダラダラ」ってなるよ。 それでこの映画はどう考えても難解だろ。何が言いたいのかよくわからん。 井筒監督はアホだから、「若者のリアル」だの「ニューシネマ」だの ああだこうだ自分の映画を薄っぺらくする発言してるが、本質はもっとねじくれてる。 ラストシーンの唐突すぎるド富士山がそれを代表してる。 それはアート性の高さにも通じるが。 要するにな、 シュールな手法が好きな若手監督が、自己満足でとった映画と同じなんだわこれ。 多分自分でも言いたいこと、やりたいことは完全に固まってないっぽいけど勢いはすごいし それでいて天賦の才能に恵まれちゃったら、偶然傑作が出来たパターン。 一般ウケするわけない。それがatgみたいだなって思った所以。 なんでこんなこと思ったかって言うとね、 >>575 >正直、人に薦めるとき褒め方がわからん。 これに同意だったから。 俺はatgや昔のアート性の高い映画好きなんだけど、 普通の友達に薦める時なんて言っていいのかわかんねえのと同じだなって思ったわけ。
|
|