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1 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2010/05/13(木) 23:56:08 ID:W+00SvcH]
出演:妻夫木聡、松山ケンイチ、忽那汐里、石橋杏奈、中村蒼、韓英恵、あがた森魚、長塚圭史、三浦友和
監督:山下敦弘「天然コケッコー」「リンダリンダリンダ」
脚本:向井康介
撮影:クランクインし、7月上旬にクランクアップ予定
公開:アスミック・エース配給で、2011年に全国で公開。
ttp://eiga.com/buzz/20100513/1/

354 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 10:35:49.80 ID:Eqm/F514]
最後泣いて終わるのは途中で気づくよね
「きちんと泣ける男の人が好き」これは係り結びだから
泣いた理由は見た人によってさまざまに感じるんだろうけど
うさぎから居酒屋まで10年
その10年が一瞬にして凝縮され過去の悔恨や罪悪感がよみがえってくる
ああこういう映画なんだってそこで気づく
このラストはとても印象的だと思う
もう一度最初から見たくなる人もいるんじゃないかな
山下&向井はラストどうやって終わらせていいかわからなくて
妻夫木に丸投げしたって言ってたけどw

355 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 11:59:25.88 ID:W3vDBEMC]
WOWOW以外で宣伝ってやってる?
まだ地上波でCM見たことないんだけれど。

356 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 12:03:40.66 ID:GHzLpj0X]
>>354
うさぎから居酒屋まで10年もたってた?

357 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 12:10:09.86 ID:Eqm/F514]
>>356
うさぎが1969年だよね?
最後試写室で見てた「十九歳の地図」は1979年の映画

358 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 12:45:04.76 ID:0zEYXcET]
泣いた理由について語り始めるととたんにありきたりで陳腐な話になる
そういう意味ではそのシーンはなくてもよいともいえる
あるいは語らないでいるか

359 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 13:07:05.31 ID:3ndJ6kk6]
十九歳の地図の試写会やってたのスバル座ってなってたけど
実際のスバル座は座席にあんなに勾配ついてないよね
あそこは前にでかい人が座ると辛い

360 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 13:09:47.40 ID:3ndJ6kk6]
あっ、スバル座はファイブイージーピーセスだったかも

361 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 13:13:53.22 ID:+FhuyZb4]
>泣いた理由について語り始めるととたんにありきたりで陳腐な話になる
これは認めてもいいが

>そういう意味ではそのシーンはなくてもよいともいえる
これは論理が飛躍しすぎ


362 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 13:22:40.19 ID:qy2JRNoy]
学生運動?とか全くわからない者だが観て楽しめますか??



363 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 13:26:56.27 ID:+FhuyZb4]
監督、脚本ともに学生運動を知らない世代が作った映画だから心配すんな
若者によくありがちな、普遍的な失敗を描いてる
ただ、安田講堂陥落や三島由紀夫自決くらいはネットで調べて行くとよい

364 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 13:34:17.59 ID:U0uZ+Wyt]
>>357
なるほどそういうことね。
服や妻夫木の顔から、それなりに時間が経過したことは汲み取れたけど、具体的に提示されてたんだ。
ありがとう。

365 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 14:15:44.65 ID:XyQrismS]
妻夫木は童顔だから10年の歳月は判らなかったな
3年とか5年後位かと思って見てた

366 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 14:22:44.46 ID:VZE51Ucj]
三浦友和のスーツだけがやけに目立ってたw
クソ暑いのにジャケット!?って出てきた瞬間に思った。
嵌められた。


367 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 14:32:39.75 ID:oSyOysMu]
>>361
同意
語ると陳腐になるのは作り手の側の問題じゃないw

368 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 15:08:17.47 ID:xGNDTJ7c]
>>362>>363
いや学生運動知らなくても少しでもあの時代の文化に興味ある人なら
充分楽しめるが全く興味が無い人間には無理に薦めないな
そういう人はパイレーツでも見に行った方が楽しめるんじゃないかね

369 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 15:27:32.69 ID:W3vDBEMC]
>うさぎが1969年だよね?
>最後試写室で見てた「十九歳の地図」は1979年の映画

連合赤軍のあさま山荘事件が1972年ということは、
その頃には沢田も梅山も裁判中か服役中だったことになるのかな?

370 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 15:31:15.10 ID:oSyOysMu]
>>368
俳優に興味ある→時代に興味持つ
時代に興味ある→監督に興味持つ
主題歌が聴きたい→俳優好きになる

きっかけなんてなんでもいいんだぜ〜
無理に薦める必要は無いけど、一歩入ってみると得したなって事はけっこう多い
まぁ損も同じくらいあるのかもしれんがw
それもまた映画のいい所

371 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 15:31:38.51 ID:W3vDBEMC]
あっ、でも朝霞の自衛官殺害が1971年8月であさま山荘が翌年の2月か。
梅山と沢田はいつぐらいに捕まったんだろう。

372 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 16:25:31.41 ID:8FZ1WdHx]
沢田は執行猶予でしょ
この作品は評価は高いみたいだけど
興行的にはかなり厳しいみたいだね



373 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 16:54:21.44 ID:O6Rl8YBs]
>>352
下のブログのような文章を読むと、若いとき何かにかぶれると一生引きずり続けるんだなあ、と思う。

374 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 17:11:54.87 ID:PaJON52N]
>>368
キミは敵か?
敵なんだな?

375 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 17:19:12.76 ID:TaT2Mm+2]
根暗な作品で見た後心が重くなった orz

純文学の原作だから多少は仕方ないけど
映画には映画の楽しませ方があるだろう。
金が無いなら知恵を出して感動させて欲しかった。

376 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 17:19:21.09 ID:oSyOysMu]
>>374
包丁は置いておきなさい

377 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 17:40:49.64 ID:EJGHE/mY]
学生運動知らないうえに右も左もよくわかってないけど
若者の情熱が空回りして失敗する苦さを充分楽しみました

この作品の事じゃないけど期待しないで見に行く作品に限って面白かったりする
そういう時なんか興奮しちゃうよねw

378 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 17:54:54.10 ID:vsy9EvP9]
>>375
だよなー。日本映画の悪い作法まで再現してしまったようだ。

379 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:06:55.74 ID:wwTJXeGB]
>>375
純文学?
むしろ映画らしい映画だと思ったが価値観違うとそう見えるんだな

380 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:07:17.81 ID:uIFu2K91]
学生運動全然知らないけど
梅山みてて、あーいえば上祐思い出した
あのままなれそうな恐ろしさ

でも学生運動の方はまだ政治とか権力にかかわっていたという違いはあるのかな

381 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:07:25.18 ID:H+tLvxMK]
>>373
でもさ、この映画の素性を知ってて観に行くような客は、多かれ少なかれ似たようなもんじゃないの?

382 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:09:41.63 ID:Eqm/F514]
>>371
梅山が捕まったのが71年11月で沢田は72年1月
梅山は実刑で沢田は執行猶予つき

リアル沢田の川本さんは当時大学生の恵子さんとつき合っていて
「会社クビになった、もう結婚できないから身を引く」
「私は朝日新聞社と結婚するわけではありません」
と事件の翌年めでたく結婚してるのであまり同情しなくていいぞww



383 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:11:54.61 ID:Eqm/F514]
そういやSPA!の坪内祐三と福田和也のトークで
妻夫木が川本さんにそっくりと話題になっていた
妻夫木老けたらあんな顔になるんだーw

384 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:40:21.05 ID:O6Rl8YBs]
>>381
文体が蓮實かぶれだなあと思っただけ

385 名前:名無シネマ@上映中 mailto:age [2011/06/01(水) 18:41:47.08 ID:TaT2Mm+2]
タモリ ×
妻夫木聡 ○
    __
   / ̄ l|
   ■■-っ
   ∀`/
 __/|Y/\
ЁL__ |/ |
   |/  |

386 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:46:58.60 ID:oSyOysMu]
>>383
評論家になってから歩く姿がそっくりと言われてたね
演技してるうちに乗り移ったのかもなぁ

387 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 18:57:41.88 ID:Mb5ZhHeu]
若かりし頃の苦い思い出をフワッとダラダラ描いたらこうなりましたって感じ。
もっとドロドロ描くのとか思ったけど、物足りなかった。
似非左翼の内ゲバ振りはいまの民主党そっくりで笑えなかった。
恋人役の女がむっちりしてエロかったのだけは良かった。

388 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 19:12:09.37 ID:oSyOysMu]
公式の音楽流しとくといい感じだ

389 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 19:12:20.91 ID:2+nOGQJs]
>>355
地上波ではCMやっていた
WOWOW製作だから 他局ではあまりやらないと思う

390 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 19:42:37.24 ID:GlHC8OVP]
>>384
そういう意味ね
でも蓮實先生よりは読みやすいじゃん


391 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 19:56:59.02 ID:SGcqMHYa]
誰か頼むから悪人スレたててくれ

392 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 20:23:29.91 ID:osDlvMec]
俺は無料で映画見れるけど、今年は半年で50枚くらい観ずに捨てた



393 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 20:28:41.06 ID:8FZ1WdHx]
>>380
同意
連合赤軍とオウム真理教は似てるな
リンチ殺人とか


394 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 20:50:54.00 ID:GlHC8OVP]
>>392
で?


395 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 20:52:52.17 ID:X/fFkuJ6]
若いときにこんなことばかりしていたサヨが今の日本の総理大臣なんだよな
そりゃ日本もつぶれるわ

396 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 21:01:49.93 ID:5t1IpODe]
>>380
梅山の方が相当インチキ臭かったけどねw
梅山は知れば知るほどボロが出て小物に見えるタイプ

397 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 21:41:10.51 ID:Eqm/F514]
>>386
いやスチル写真しか見てないけどそっくりと言われていたw

398 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 21:45:54.85 ID:Eqm/F514]
>>393
オウムが出てきたんでふと思ったんだけど
今20歳くらいの人たちからすでに
オウムの一連の事件を克明に覚えていない世代になるんだね
今から20年後にオウムを題材にした映画が作られたりするんだろうか

399 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 21:46:22.85 ID:wsLPODJZ]
ジャンパーでトボトボ歩く姿が似てたのかも
川本さんの顔は赤塚不二夫系

400 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 21:56:28.33 ID:EZwbNHqM]
あのアイドルって誰の事?
ま、すぐに自死した人なら今言われても判らないだろうが


401 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 22:08:06.49 ID:osDlvMec]
>>395
なぜ澤田が逮捕されたのか分からなかったけど、管がこの役をすれば納得できる。

正月の新年の挨拶で、大勢の財界人が並ぶ前で、私は市民運動家上がりが原点ですとほざくアホ。



402 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 22:16:50.49 ID:H36154fs]
>>366
衣装協力:洋服の青山

>>389
チャンネルNECOがこの映画推してる。



403 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 22:36:44.44 ID:M0U8xw98]
>>398
オウムってあまりにバカで唖然としたけど後の世代にちゃんと
あれはバカだ
って伝えていかないと同じことをやりそうで怖いわ
どれほどバカだったかを克明に記録した映画を作ってもらいたいよ

404 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 22:43:40.93 ID:VAms3nMI]
監督と脚本家は実際の事件のほうをだいぶ調べたみたいで、
その結果自衛官の臨終シーンが付け加わったようだ。
川本三郎の原作は自己憐憫ばかりで読むにたえなかったが、
この映画は被害者側の命や日常生活を営む者を描き込んでいて
よかった。当時のことは知らないがオウム事件と重ね合わせると
監督たちのスタンスを強く支持したい。

405 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 22:48:49.27 ID:8OaFpYvS]
松ケンの役は離れたところから見るといかにもイカサマ臭いんだが
正面から接すると巻き込まれる奴がいるのもわかる
言ってることはデタラメなのに妙な説得力がある
サイコパスの犯罪者ってこんななんだろうな
オウムとか自己啓発セミナーとかカルト人気の作家とかを連想した
団塊世代に限らずいつの世にもいるイカサマカリスマをうまく描いていた

406 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 22:51:56.20 ID:Eqm/F514]
>>404
川本さんは「東京人」の対談で
「自衛官の殺害場面がちゃんとあるから原作より映画のほうがいい」と
言ってたよ
ところで「東京人」て東京以外でも売ってるんだろうか

407 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 23:01:23.34 ID:VAms3nMI]
>>405
ちょっとマーク・ザッカーバーグも入ってる感じだったね
あいつもにせものの疑いをかけられたわけだが

>>406
そうなんですか、失礼しました

408 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 23:06:03.45 ID:Qc23QY3L]
「十九歳の地図」のポスターには気がついたけど、むしろ「へぇ、73年(72年?)に映画化されてたのか」
と思った(苦笑

昔読んだ記憶があるが、そう言えばあの小説の主人公と片桐が少しダブるよな、と今思った。

409 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 23:14:29.64 ID:Qc23QY3L]
川本さんの原作は読んでいないけど、「自衛官の殺害場面」の有無はどちらがいいとかの程度の問題ではなく、
もっと本質的な違いだと思う。

どこで読んだかは忘れたけど(ネットで読んだ)、脚本家の向井氏が川本氏と話していて「自衛官の死についてどう思いますか」と
尋ねたら、初めて言葉に詰まったらしい。そこで、これだと思ったと監督が言っていた。

リンダリンダリンダもオリジナルのストーリーに、これでは何か足りないということで、
山下監督がペ・ドゥナの起用を思いついたとwikiに書いてある。

山下氏も向井氏もなかなか、したたかだと言う気がする。

410 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 23:32:11.69 ID:Eqm/F514]
>>409
これかな?山下敦弘監督のぶっちゃけトーク

>原作者が記憶にフタそしてきたエピソードこそ、きっちり描こうと思った

lmaga.jp/article.php?id=692

411 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/01(水) 23:32:38.84 ID:XIi5PtFr]
>>409
もう少し上の世代や、学生運動に思い入れがある監督だったら
自衛官=権力の犬といった認識だったかもしれないね。
「一人の命が奪われた」という視点は若い世代の作り手だから出てきたもの。
窓がサッシだとか時代が描けてないとか年寄りは突っ込むんだろうけど
自衛官のシーンを入れたことに、この原作をいま映画化する意味があると思う。

団塊批判とか深刻に考えた風じゃなくて
悪友同士でワイワイやってネタ考えたらこうなっちゃいました
みたなところもなんか好感触だw


412 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 00:06:25.88 ID:CIa8Ynzq]
>>410
おお、それだ。もう一度読もうと思っていたので、ありがとう。

>>411
>団塊批判とか深刻に考えた風じゃなくて
>悪友同士でワイワイやってネタ考えたらこうなっちゃいました

乱暴にテーマを言えば「人殺しは悪いことです」ということだから、団塊批判とかじゃないよね(笑

リンダリンダリンダのコメンタリーでも思ったけど、この二人仲がいい。おそらくモラリティが近いのだと思う。
ベースの倫理観がしっかりしてるから、映画のことだけ考えて作ってもおかしなことにはならないというか。

それと、蓮実さんのことを上でだれか書いていたけど、蓮実さんって山下監督について言及していないよね。
(私が知らないだけかもしれないけど)それも何かいい。「文壇」的なところにいない感じがして好感触だ。



413 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 00:20:07.62 ID:NjClg7sN]
>この二人仲がいい。

監督と脚本のこと?
大阪芸大の同級生だが
カメラマンの近藤も

414 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 00:43:34.21 ID:f7xZstvC]
前田敦子ちゃんが観てくれたらしい
何でこんな映画と思ったらヒロインの葱ちゃんと月9で共演して友達だったんだな

415 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 00:46:22.40 ID:CIa8Ynzq]
>>412
山本剛史氏と山下監督は中学の同級生らしいけど、あまり「仲がいい」感じはしない。
向井氏とは大学のサークルで知り合ったのだろうけど、気が合っている気がする。

と、このレスを書くためにネットを見て気がついたけど、「つ同士!」の広島大学中退の元自衛官って
山本剛史だったのね。

416 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 01:23:21.32 ID:LA5bmu8p]
>>403
「A」「A2」という事件後のオウム内部を撮影したドキュメンタリー観るといいよ

417 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 01:50:55.29 ID:LVLEUC4D]
オウムの映画化のときには、上祐役は松ケンで

418 名前: 【東電 61.9 %】 mailto:sage [2011/06/02(木) 07:42:29.81 ID:HFtp1sLv]
>>417
都沢和子役は?

419 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 09:41:37.47 ID:xfxptYSr]
出演者は最高
演出家は最低

420 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 09:43:53.26 ID:ntAe1wTg]
やはり出てくる人間が薄かったのが敗因か
ちっぽけな詐欺師、ただの大ホラ吹きという一面的な視点でのみ描かれて
沢田や梅山の魅力的な部分を感じにくかったから、観客も入り込めなかったわけだ

421 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 10:36:25.90 ID:KvIYcOFZ]
>>420
>観客も入り込めなかったわけだ
勝手に一般化しないように


422 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 10:43:33.56 ID:IHXxZyK8]
山下監督は落ちこぼれをちょっと引いた目線で撮るのが得意な人だから



423 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 11:15:43.38 ID:ntAe1wTg]
>>421
興行がそれを示してるでしょ
いつもの山下作品なら口コミで増えてるはず

424 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 12:37:21.25 ID:vYZ9vVm8]
>>414
この子月9出てたっけ?

425 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 12:46:48.76 ID:U353xDQc]
>>423
そういうのはあなたの感覚じゃなくて
過去作の初動を含めた動員を数字で出さないと意味ないと思うけどね
このスレ見ればあなたが欠点だと思ってるところが演出意図なのは分かるだろうから
単にあなたの好みの問題なようも気もする
ちゃんと届いてる客もいるわけだしね

426 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 13:05:12.33 ID:1WLe4cQd]
>>425じゃないけど、興行が全てではないでしょうし。
腰が据わって、静かな怒りを伝えるようないい映画でした。
またブッキーがこんなに良いとは、正直ビックリした。
松山も良かった。この人は監督次第なところがあるけど、
今回はホント良かった。



427 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 13:11:27.41 ID:CIa8Ynzq]
まぁ、そんな目くじら立てなくてもいいのでは。

私は山下監督のファンで、この映画も堪能できた。
ただ、興行的には実際厳しい気がする。公開規模が既にそこそこ大きいので、
ここから口コミで広がるとかは、どうか。

このスレにも「沢田は何で最後に泣いたの?」と書いている人がいる。たしかに少しわかりにくかったような気がする。
何人かが指摘しているけど、だれに感情移入していいのか、いまひとつわかりにくかったと思う。

特に沢田。これは、私だけかもしれないが、唐谷を送る車の中で「ぼく、唐谷さんの後輩なんですよ。」とか、表紙のモデルの女子高生と
映画を観に行ったりとか、感情移入しにくい(笑

監督も脚本家も、沢田(=川本さん)とは距離を置いているだろうから、それが画面に出たのだと思う。
表紙モデルの倉田さん(と、あえて言えば唐谷)ぐらいしか、前半で感情移入できる人物がいなかった。

最後にタモツが登場して沢田と会話を交わすところで、私は映画的カタルシスを覚えたけど、
少し、いきなりな感じはした。

まぁ、世間の評判と関係なくDVDは買うと思うし、次回作も期待している。

428 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 13:19:55.72 ID:2sXck9Xd]
窓サッシが案外新しい事をここを見て知った
あんなのもっと昔からあるのかと思ってた

429 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 13:32:53.24 ID:pI5L56aq]
忽那栞里が意外に良かった。
最後、主人公は映画雑誌のライターになったということなのか。

430 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 14:13:36.64 ID:Rvsd2usM]
>>426
前文同意
興行が×2言うのは金が入らないと困る関係者だけでいいw
見てる側としてはああいうのが見れて満足だった

431 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 14:18:04.58 ID:8w7rQ6Pi]
>>420
原作があることすら知らず、ただ、作品の時代背景はテレビやら歴史やらで
知ってる程度で見たんだけど。
沢田=原作者に魅力を出せるような内容ではなかったな。

ノンフィクションものの場合、作者を悪く書けないから基本的に
作者をヒーローにするので大抵つまらない。
時代背景だけをいただいたものだと勘違いして見にいったのが失敗でした。

432 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 14:18:08.95 ID:Rvsd2usM]
あと、ああいう特殊な時代を生きた人間にそうそう簡単に「感情移入」なんて出来んよw
共感しないと楽しめないってのは今のJポップみたいだな
俯瞰でみる楽しみってのもあると思う
まぁ人それぞれだけどね

サッシって枠はちゃんと上から木をかぶせてたみたいだね



433 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 14:33:47.15 ID:ntAe1wTg]
JPOPが共感できるのかどうかはしらんが、
人物に感情移入できないってことは、物語に入り込めないってことだよ
劇場でなおかつ初見なのにもかかわらず、俯瞰でしか楽しめないなんて
劇映画としては駄作の烙印おしてるのと同じことだ

434 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 14:40:15.81 ID:1WLe4cQd]
忽那栞里、良かったね。低い声で落ち着いて話す子なんだね。
刺された自衛官が自分を見つけてもらおうと、必死で動いて息絶える処は、
監督や脚本家が川本さんに見せたかったシーンなのかも・・・と、後で思った。

これはこれで、ホント窮屈な時代だね。実録あさま山荘〜、ノルウェイ〜と
これで、同じ時代のドラマを観たけど、この時代に大学生とかじゃなくて
良かったと、心から思った・・・。


435 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 14:45:47.69 ID:+pKX+Ink]
共感派はもっと映画をいろいろみろとしかいえんなw

436 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 14:48:12.23 ID:Rvsd2usM]
>>435
それに尽きるね

437 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 15:03:20.65 ID:8w7rQ6Pi]
ペイできないと困るから規模を大きくしてるのかもしれんけど
わかる人にだけどうぞ、てな作りじゃないと思うんだけどね。

ドラマ映画しか見てないのなら見にくるなって感じなら
もっと無名の俳優さんですればよかったじゃない。
なら、映画をいろいろ見てる人だけのスレになって平和だったと思うよw

438 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 15:04:35.60 ID:AAw/xVNC]
>>433
いつもの山下作品ならって口コミで伸びたっていうけど
松ヶ根とか共感できる登場人物皆無だし
マイバックもある意味すごく山下監督らしい作品だよ

439 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 15:04:36.38 ID:Rvsd2usM]
>>437
なんかもうどっからつっこんでいいのか分からんぞw

440 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 15:07:16.98 ID:U353xDQc]
これってこんなに紛糾するほどややこしい映画かなあ

441 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:23:14.57 ID:3WCWuVf9]
読解力あるやつだけにわかる映画てことでいいわ

人が破綻してた乱射事件のほうには
のれたけど、これにはのれんかった。
主演二人かえてたほうがより客層絞れてよかったんじゃね
ライト層嫌いなやつにも

442 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:30:10.34 ID:LVLEUC4D]
なんで有名な俳優つかってるから大衆うけする作品にしないと
という発想になるのかわからんな
役者の知名度なんて関係ないね
第一、ツマブキもマツケンも非大衆作品に多く出てきた人たちだし



443 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:32:19.93 ID:xfxptYSr]
2時間ドラマで充分な作品。

444 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:32:48.26 ID:Rvsd2usM]
>>442
最後の一行知らない人が書いてるんじゃないかな
客層を搾ったほうが「良かった」って何に対して良かったのw
興行的なことか?
客層搾ったら作品の質が上がるの?
なんかもうよくわかんないわw
>>440
全くそんな事は無いと思うんだけどなぁ

445 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:37:31.26 ID:Rvsd2usM]
ちょっと書き込みすぎた
もうやめとく

446 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:47:37.67 ID:O6IDW3eR]
この程度の入りにしたって
キャスト目当ての率高いんのに
NHKでの2時間ドラマレベルだから。
内容の質の話したければキャストは無名でいいんじゃね

登場人物に魅力はなく、あるとしても
俳優がもってる、いつもの演技力。

447 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:50:44.31 ID:YmwU53kw]
観ていてどっちだろうと思ったのは。
自衛官の殺害は最初から予定していたのか。

潜入したふたりが“予定が狂った”(基地内の人数が多い)的なことを言ってたから、
本当はライフル銃とか武器だけを奪うつもりだったのかと思ってた。
でも殺したあとにヘルメットやビラをばら撒いたり。

で、あの自衛官を襲ったのも武器だけを奪うつもりだったのか。
抵抗が激しくて衝動的に殺してしまったのか。

どっちなんだろ。

448 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 16:59:45.73 ID:ZRrzas4J]
これは単なる青春映画だと思う
なに難しく考えてんの?

449 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 17:01:04.22 ID:LVLEUC4D]
松ケンヲタにとっては、見てて恥ずかしくなるような青春映画のDMCにくらべると
ずっとまともに見てられる青春映画ですたw

450 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 17:51:40.24 ID:tSkrYOuk]
>>444
今回は有名俳優使ってるから
いろんな思惑で書き込みに来てる人が多いんじゃないかね

451 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 18:15:48.12 ID:OzoS5kX7]
松ケンも妻夫木もいい仕事してるのに、
出なくてよかったみたいな言われようは不憫だな
「スター目当てで見たら話さっぱりわかんなかった」ヽ(Д´ ゚)ノ ってこと?

>>447
自衛官殺害は偶発的な出来事だと思った
奪った武器でもっとたくさん殺したかもしれないが


452 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 19:14:07.39 ID:ICI9NSZe]
一ヶ月以上前から公開されてるガンツやら阪急電車やらよりも客入ってないってマジですか?



453 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 19:15:08.63 ID:0kHlDlz1]
こういう映画がガンツ並みにヒットしたらそっちの方がビックリ

454 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 20:06:22.51 ID:ljr1EbRt]
くつな汐里や中村蒼って上手いイメージがなかったけど
山下監督の演出だと上手く見える

話は100%は理解できてないけど
映画らしい映画を観たって気がする
大満足
でも友だちにはあんまり勧められないなあ
女の子がひとりで観に行く映画ではない気がするので

455 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 20:22:14.20 ID:NEM4Y2W9]
ホテルで柴山が仲間を殺したのは梅山の指示ですか?
自衛官殺害の前のホテルの流血は事件にならなかったの?
その時柴山は未成年?

456 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 20:31:39.68 ID:s5WODgMR]
仲間なんか殺してない
悠然とタバコ吸ってたろ

457 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 20:34:36.34 ID:DBDAI4vX]
>>455
あのあと殺されたはずの彼、タバコ吸ってたじゃないの。
赤い絵の具を用意してたり。金用意できないからハメたんだよ。

458 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 20:50:41.58 ID:OX23YkSO]
あの小芝居もちゃちな事やるな〜と思ったが、あれも実話なのかな?
ああいうのや、自衛官殺害のシーンも、なんというかこの監督は
淡々と進めるよね。自衛官の時も、「あら〜・・銃、無いわ」みたいな、
いい意味で緊迫感無い感じで。
でも、喫茶店で梅山が笑いながらナポリタン食べてる
所と女の子達の緊張の対峙は凄かった。

459 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 20:52:51.08 ID:ZRrzas4J]
>>451
偶発的?
じゃ なんで凶器のナイフを最初から用意してたんだ

460 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 21:01:54.54 ID:/KSDlY5j]
不明な点2つについて教えて下さい:

@忽那さんが演じていた子は、どうして早死にしたのですか?
A最後の居酒屋の場面における沢田の職業は?


461 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:06:23.28 ID:8UIIJtMc]
ホテルのは小芝居だったのかぁ〜〜〜気が付かなかった
自衛官殺害も格闘の末って感じじゃなくていきなりだったから
柴山は殺人鬼なのかと勘違いした
でも実話を調べると犯人は梅山(菊井)だから柴山はどうなった?と気になった

462 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:08:07.64 ID:s5WODgMR]
1.モデルになった子の死は諸説あるが、劇中では不明
2.映画ライター



463 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:19:52.53 ID:/KSDlY5j]
>>462

ありがとうございました。

あと、広大中退の偽自衛隊関係者を仲間に引き入れた時、
眼鏡の人を別室で刺していましたが、あの人は死んでは
いなかったんですよね?

464 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:21:27.13 ID:/KSDlY5j]
あ、既出でしたね。やっぱりあれは芝居でしたか。

465 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:38:08.07 ID:skFZjsmp]
>>427
なんで表紙モデルの女の子と一緒に映画見にいくと感情移入しにくいの?w

あれは原作まんまのエピソードだよね
原作には彼女に本を借りっぱなしのまま返しそびれた話も出てくる
形見となった本は後に彼女の大ファンの高取英に譲った
そんなわけで高取はツイッターでこの映画のことをつぶやいているよ

466 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:41:03.89 ID:LVLEUC4D]
最初はまじに殺したかと思ってびびったが、すぐずっこけたというかw

くつなたんはすごくよかったね
今後も期待

467 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:41:28.94 ID:skFZjsmp]
>>460
試写室の外で手渡されたキネ旬に
沢田(川本さん)の書いた「アメリカ映画に見る泣く男の系譜」が掲載されている


468 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:44:09.31 ID:skFZjsmp]
>>466
登場時(高1)に比べて最後の編集部の場面(高3)では
ぐんと大人びているのもいいよね
あの年齢の女の子はすぐに大人になるからなあ

469 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:50:22.64 ID:/KSDlY5j]
>>467

ありがとうございます。

くつなさんは、金八に出てきた時、英語ペラペラで、
黒人のモンド君を差別する役でした。当時から、外見
だけ見ても、恐ろしいまでの華やかさがありました。
同じ金八デビューの上戸彩級まで行くかも。

470 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 21:57:19.59 ID:GHEiKYel]
あの時代を描くのであれば、だいたいこんな感じだろうという風な
妻夫木と松ケンだったらこんな感じだろうという風な
そんな映画・・

二人の存在感も出てるし、物語としてもきっちり出来てる。
時代の雰囲気は一見それ風だがイマイチそれっぽくない。

471 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 21:58:32.09 ID:LVLEUC4D]
へーくつなたんがよかったのは、山下の撮り方がいいのかと思ったが
そうでもなくて、素材がいいんだね

472 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 21:59:39.99 ID:GHEiKYel]
「恋の季節」や「真夏の出来事」もいいけど
「夜明けのスキャット」や「或る日突然」「悲しみは駆け足でやってくる」「山羊にひかれて」
などの方が良かったw

この監督はやっぱり女の子を描く方が上手いから
女の子たち、石橋杏奈、韓英恵らに焦点を置けば、この監督らしさ、良さが
もっと出たんじゃないだろうか。



473 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:01:40.92 ID:/KSDlY5j]
韓英恵が涙目だった時に、ナポリタン食べながら漫画読んで
笑っていた梅山には引いたなぁw

474 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:02:51.39 ID:PNIdpca8]
関連サイトや雑誌類みてないから
わかってないけど青春映画を撮った(出た)つもりだったんだ。
じゃ選んだ元があってないわ


475 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:10:14.23 ID:LVLEUC4D]
自分はもっと沢田中心を徹底して120分以内におさめればよいと思うな
まあ、そうすると自己弁護ぽくなってうざくなるかもしれんから
距離感をたもつにはあの程度がいいのかもしれんが

476 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 22:16:20.71 ID:GHEiKYel]
原作は読んでないけど、学生運動の描かれ方って
だいたいこんな風だし・・
それよか、あの女の子たちから見た方が面白そうだ。

477 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:24:54.41 ID:v+hEvX5g]
二宮和也太ったなーと感じていたら松山ケンイチだった

478 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:28:22.75 ID:Cy1WrMpF]
取調べの時に言ってた、大迫さんがどうのこうのってのは何のこと?

479 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/02(木) 22:28:29.28 ID:p83+q286]
>>414
前田敦子は天コケのファンだそうだ

480 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:35:56.12 ID:s5WODgMR]
殺害された自衛隊員=大迫さん

481 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:38:10.58 ID:x6BVP8bA]
>>478
殺された自衛官の名前も覚えてなかった、知らなかったというショッキングなシーン

482 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:47:29.99 ID:/KSDlY5j]
鬼畜大宴会を思い出した人っていますか?



483 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:48:21.56 ID:skFZjsmp]
この映画好きなところいろいろあるけど
自衛官殺害のニュース見た前園から電話もらって
沢田が「やりましたね!」って声弾ませちゃうとことか好きだ
人が殺されたのにやりましたねはねーよな
正常な反応じゃない
新聞社に入ってたった3年なのに本人は感覚が狂ってることにすら気づかないの
取調べで「大迫さん」って言われるまで死んだのは自衛官という記号でしかなくて
人格のあるひとりの人間で家族もいてってことに考えが及ばないの
だからそこから沢田がちゃんと自責と罪悪感を持てるようになるまでの話になるの

484 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 22:53:25.20 ID:Cy1WrMpF]
前園は何歳の設定だったの、あれでまさか在学中?

485 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 23:17:37.97 ID:LVLEUC4D]
でも今でも、テロとかでアメリカ人とか死ぬと喜ぶ連中いるじゃん
狂ってるというほどあっち側の世界の話でなくて、日常の中で意外とありふれてるような

486 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/02(木) 23:32:51.79 ID:d0X29tCF]
沢田は狂ってるというより自分は特別だと勘違いしてたんだと思う
社会に出たての若造が自分には力が無くても会社の名前だけで
一般人が知りえない情報を得られる立場にいたら
勘違いして倫理観もマヒするだろうなと

487 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:16:03.55 ID:epGieKp3]
今もマスゴミは
自分のスクープ欲しさから
被害者のプライバシーを書き立てたり
マイクを向けたりする
ハイエナみたい奴らなんだよ

488 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:18:11.90 ID:/Un6bfFZ]
そういう映画ではないと思うが

489 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:18:39.40 ID:peGL760s]
沢田は社内じゃ傍流だった感じで描かれてるから
思い上がりとかじゃなく一発デカいのを打ち上げて
「本物のジャーナリストになる」功名心から
思わず喜んじゃったという風に解釈したな俺は。
だから梅山は思想犯という事にならにと困る

490 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:20:11.96 ID:tvi0s5g/]
自分は特別な存在って思うのは、若者に付き物な思考だと思うので>>486に同意だなー。
20年前ならオウム、最近なら若手ベンチャーやネットワークビジネス。若者の情熱って利用されやすいよな。

491 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:35:28.85 ID:iF2NE8a3]
>>462
自殺したんだよね、女の子
電車に飛び込んで

492 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:44:43.30 ID:fXIOeAJ+]
学生時代はちょっと運動なんかしちゃった俺、
なのに全国紙の大新聞社に入社できちゃった俺
同期が地方支局に放り出される中で雑誌にルポ書いちゃう俺
無粋な社会派だらけの社内でナウな若者文化を理解する俺
ルンペンやプータローの気持ちがわかっちゃう俺
ブル新社員だけど左翼学生のルサンチマンに共鳴できる俺
モデルの女子高生とも話が通じる俺

川本さんには悪いが、こんな青臭いナルシシズムが
沢田という人物からはそこはかとなく漂っていた
そこに「クライマーズハイ」状態の高揚感が重なったのが、
>>483の言う「やりましたね!」のシーンだと思う
書いててうんざりするような鼻持ちならないキャラなのに
跡に嫌悪感が残らないのは監督と妻夫木の功績だな




493 名前: 【東電 67.3 %】 mailto:sage [2011/06/03(金) 00:52:10.71 ID:OIv1r0Cd]
さる横須賀線の陸橋にて

痴漢車トーマス 葱子、ガキを堕ろしてくれ!
葱子      あなたの強姦は許しても、それだけは嫌。
痴漢車トーマス 堕ろせ葱子!!
葱子      この左右対称苗字の在日野郎! 私の赤ちゃんは堕ろさない!!
痴漢車トーマス それじゃ、轢くぞ!!
葱子      あーれー!!
痴漢車トーマス ザーメン!(合掌)

国鉄職員 またトーマスがネギトロ丼をつくっちまったか・・・・

494 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 01:17:28.67 ID:S1U1PTuD]
原作は読んでないから、よくわからないけどそんなウキウキのナルシズムは感じなかった。
「東都ジャーナル」を希望しながら「週刊東都」に配属。エリート意識は当然あるだろうけど、
だからこその挫折感があってがあって、いつかスクープをものに、ということだと思った。

まあ、斜に構えたナルシズムはプンプンしていた。このレスで、山下監督は川本さんに優しいな、
と書いていたけど、逆に監督も脚本家も原作者に対して、すごく冷めていると思ったな。

ところで、ホテルの小芝居のところは、山本剛史氏の「同士!」の台詞とか、完全に笑わせるシーンだと思った。
後、片桐がセックスしている隣でヘルメットを赤く塗っているところも。

ただ、劇場では、なかなか笑いにくい雰囲気だったけど。

495 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 02:24:40.00 ID:ZjFIg9lN]
編集部のシーンで終わらせた方がノンフィクション映画としては
良かったと思う。あの時も沢田一応泣いてたし。あの娘のいう
男の涙って「女性の前でも堂々と泣ける男」って意味もあると思うし。

けど、沢田=川本氏でないのであれば、タモツに会う=涙は
ありだと思う。自分が信じた梅山に裏切られた事を引きずって
生きてきた彼が、逆に自分が偽ってたタモツに凄く思いやられてた
という事に号泣したとおれは思ってるんで・・・・
原作読んだ限り、川本氏にそういうナイーブな部分は感じなかった
んで、これは映画を作った側の意地かなってなんとなく思いました。

496 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 04:00:33.11 ID:iF2NE8a3]
>>494
そうなんだよ!
明らかに笑いたいんだけど笑えなくてけっこう辛かった
ニヤニヤしてたわ、途中から終始
梅山が作り物だと気付いた辺りからかなぁ
女に「妊娠したって嘘つけよ、初めてじゃないんだから言えるだろ」とかって言ってる辺りがニヤニヤピークだった
この感覚を一緒に味わえる人とならこの映画について語れそうだw

497 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 05:17:37.44 ID:W0VoYu/a]
>>496
もし山下監督の過去作品を見ていなければ是非
特にリアリズムの宿とか

498 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 mailto:sage [2011/06/03(金) 05:29:03.89 ID:OiDGfLXh]
『二十歳の原点』の高野悦子さんを思い出して、恋人役の子と重なった。

499 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 06:17:52.45 ID:KinFRiuh]
ホテルの粛清場面の血のりの色がテレビドラマチックだったので
ほんと最近の映画はこういうとこダメなんだよなっ!
と数分間本気で怒ってしまった俺を笑ってくれ

500 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 06:19:34.45 ID:vWaJDGZK]
>>492
ホントだね。妻夫木は凄いと思った。
松山ケンイチも凄い。なんつうか、二人のキャラは対極的だけど、どこか
透明感があるというのか、こういう役やってても「臭み」が無かったのが
共通してる気がする。だから、澤田も梅山も嫌いになれなかった。
監督のお陰か、二人の持ち味か、三人の化学反応か。

501 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 07:06:18.90 ID:tkZYAkiL]
ホテルのシーンでの、「同士!」には、自分も
笑いかけました。

502 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 07:07:34.60 ID:fPN/bv/5]
>>482
私、観ながら思い出してた。
そして、あの時と同じ位、衝撃受けた。



503 名前: 【東電 56.3 %】 mailto:sage [2011/06/03(金) 07:10:22.08 ID:OIv1r0Cd]
(コピペ)
462 :特捜芸能記者 :2006/12/24(日) 17:12:06 ID:BFhXOVK50

(名前なので自主規制)の未成年者強姦騙しテクニック

1−演技指導してあげるといってやたら難しい演劇論をぶちあげ時には怒ったりなだめたり
  未成年相手に尊大な態度で大人物を装い圧倒し強姦に持ち込む。
  得意の演技力をつかい巧妙なので子供相手なら簡単らしい=本人談話。
2−自分と関係したら後ろ立てになってやるので芸能会でチャンスをつかめると強調
  自分との関係がいかにも得策であるといいふくめ強姦に持ち込む。
  さらに自分にさからうと芸能界ではいきていけない、し必ずつぶすと
  脅し強姦に持ち込む=本人談談話。
3−異常に処女に興味を持ち処女を見分ける能力がばつぐん、処女に対しては
  未成年の恥じらいをみたいがため言語に絶する性技を使いまた男の喜ばし方
  演技指導といいながら自分の性感を攻めるテクニックの指導しながら強姦する。=本人談
4−交尾を拒否すると(この世界は体をはる世界だ、体をはれないくらいならやめてしまえ)と恫喝
  頭が真っ白くなった状態に落としてから強姦交尾=もうだいぶいたについているようである=本人談
5−上記の手口で劇団員の未成年処女を強姦すること4,50人ともいわれている。

504 名前: 【東電 56.3 %】 mailto:sage [2011/06/03(金) 07:17:26.01 ID:OIv1r0Cd]
>>491
高速列車に轢かれたために事故現場は凄惨で、遺体は顔面が完全に粉砕され、胴体も手足が
轢断して散り散りになるなど損傷が酷かったと言う。加えて身元を証明出来る所持品が一切
無かった事から警察は身元確認に手間取り、当初は身元不明人として荼毘に付された。その
後、家族からの捜索願や着用していた衣類、血痕などから自殺者が保倉である事を突き止め
たのは7月10日になってからであった。遺体の検視で強姦や妊娠の兆候があったとされ殺害
も疑われたものの、遺体の損傷や腐敗が酷く、すぐに火葬されたため結局再捜査はされず自
殺と断定された。

505 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 09:41:41.87 ID:vA/0Tqn2]
>>472
『二十歳の原点』をこの監督で撮ったらいいんじゃない?

506 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 10:42:43.84 ID:Gvd1Q7RY]
来週は1日1回の上映になっていた
そんなに客の呼べない映画かな?
もう1回見たいと思ったけど時間が合わない

507 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 10:50:28.71 ID:GN+P2MYU]
>>494
つーか山本剛史が出てきた時点で笑いになるのは、もはや山下映画のお約束。
梅山の役なんて本当はピッタリだと思うんだけど、まあ無理だわな。

508 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 11:03:43.35 ID:5KeUw8HO]
赤衛軍のアジトを家宅捜索したら大人のオモチャが出てきたなんて
話もあるんだよね
こういうの入れたかったろうなあww

509 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 11:14:07.88 ID:5KeUw8HO]
>>495
原作の川本さんってナイーブ(本来の意味で)な感じすると思うけどなあ
ていうか昔の言葉で「おセンチ」っていうの?使い方間違ってるかもw

原作の川本さんはかなり強烈なキャラでやんちゃ気取った甘ったれで
実を言うと映画見ている間ずっと沢田に違和感感じてたんだけど
梅山とのバランスやラストから逆算するとああなってしまうのは仕方ないかと
時間が経ってから思うようになった

510 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 11:47:11.19 ID:S1U1PTuD]
>>499
逆に、よく血糊の違いに気がついたなと感心した。



ところで、今思ったけど、結局片桐は殺人に関しては直接実行犯ではないのね。これは真相に寄ったものなのだろうか。
たとえそうだとして共犯が成立するので、罪は実行犯と同じだろうけど、仮に偶発的な殺人だった場合は少し弱い気がする。
刑事罰を問えないのでは、とかではなくキャラの立ち具合が。

しかし、初日の土曜に観てから一週間たった。日に日にいい映画だったな、という気持ちが強くなる。
もう一度観に行くかもしれない。

今思うのは、この現実の世界に、あの自衛官の遺族が存在するわけで、その遺族が
この映画を見れば、きっといくらか癒されるのではないだろうか、ということ。

たぶん、遺族は当時の映像や学生運動を肯定的に捉える言動を見るたびに心が痛んで来たと思う。
川本氏の活躍も、ある意味辛いことだったと思う。川本氏も思い物を抱えているだろうが、遺族も
それ以上のものを抱えているはず。その遺族の人にも観てもらえる映画だと思う。

511 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 11:59:56.11 ID:WY2y5uRD]
菊井はこの映画こっそり見に行ったんだろうか

512 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 12:10:43.19 ID:S1U1PTuD]
ああ、それも思った。もし観ていたら、とても辛かっただろうと思う。
彼の犯した罪は横に置いといて。



513 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 12:36:13.14 ID:5d6D9tQs]
キャスティングが良かったと思う。

目つきのいいのと悪いのと・・
それぞれ役に上手くハマッテた。
映画自体はそんなには面白くなかったが・・
いつもの感覚的な映像の魅力っていうの?
そういうのが感じられなかった。

514 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 13:43:58.90 ID:Uvt9zqEi]
つーか、川本氏は思想犯だと思ってたとしても、現実に人を殺してたら逮捕はされるし自分も引っ張られるでしょそりゃ
原作読んでないんだが、川本氏は自分の逮捕には恨みがましい事は書いて無いんだよね?
検事がどういう罪状で告発しようが被告人になるのは最初から当然なんだから覚悟してないとおかしい
いまいち事件後の妻夫木の自己認識が解らなかったような

515 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 13:56:50.33 ID:ncIpzc1b]
原作もそうだし、この作品もそうみたいだけど
言い訳が入ってるな

516 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 14:15:15.36 ID:B6IR2d+a]
オウムの信者みたいに梅山に洗脳された沢田なんだと感じた
言い訳というと卑怯な人のイメージになるけど
川本氏は知らんが沢田は誰にでもある心の隙につけこまれたボンボン
沢田のしたことは悪なんだというメッセージもちゃんと入ってる
で梅山は何がしたかったんだろうな、ただの人格破壊者?

517 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 14:26:27.97 ID:5TiBMu6R]
前園のような大物になりたかったんじゃね?
認められたかったと

518 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 14:51:47.67 ID:ZWjfgc59]
そう思う。沢田も一人前に認められたかったんだろうと思うが
梅山がスクープが欲しかったんでしょって言ったシーンも
沢田も梅山も2人ともガキだなぁと思いながら見てた

519 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 15:48:23.72 ID:epGieKp3]
キネマ句報の川本氏の書いたレビューを読んだけど
この人 自分のした事を正当化してるなと思った

520 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 19:32:28.19 ID:tkZYAkiL]
山本義隆とか、秋田明大って、この映画と関係ありそう?

521 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 20:30:28.61 ID:5KeUw8HO]
>>514
川本さんの罪状は腕章を焼却したことによる「証拠隠滅」だよ
焼いちゃったけど写真は撮ってあったから
とっととネガを警察に提出してれば逮捕まではされなかったかも?

この腕章のくだりは原作でもなんかよくわかんないんだよな
知人に預けてあったが記事を載せないと決まったため不要になり
焼却するよう頼んだってのが原作にあるいきさつなんだけど・・・
それに殺人にまつわるものを持っていることが「気味が悪かった」とも

映画では「気持ち悪くて」焼いたと言ってるけど
「気持ち悪い」と感じるまでの描写がないからなんか唐突だよね
実際焼く描写を入れればいいというもんでもないけれども

522 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 20:50:08.30 ID:tkZYAkiL]
なんだかんだで、東都ジャーナルの上司が、
沢田を逮捕に向かわせた気がする。



523 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 21:04:21.40 ID:5KeUw8HO]
>>516
梅山は特殊な人間ではなくて
「自分はなにものかになれるはず」「自分はなにか成し遂げられるはず」と
夢見る10代のころって誰しもが思い当たるでしょ
そういう自分らと地続きの人間なんだけど詭弁という才能があったばかりにw

「記事が出れば本物になれる」と梅山は言ったけど
記事にならなければ活動家と呼んでもらえないんだよね

524 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 21:08:12.32 ID:yHUyXcbL]
>>512

菊井良治はそんなタマじゃない。
出所後のヤツを知ってるけど、彼に懺悔とか後悔という言葉はない。
彼は生まれながらのマルPだ。

525 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 21:17:16.34 ID:Uvt9zqEi]
「思想犯」「ジャーナリスト」ってものに人を殺しても何か特権的な地位があると思ってるのが不思議なわけ
「革命」に失敗した途端もうそれは単なる人殺しに過ぎないよ
ラスコーリニコフは自分の矮小さに後から気付いて懺悔したけど、川本氏はいまだに単なる人殺し(支援者)扱いされた事に不満を持ってる様な気がして引っ掛かるんだわ
あの居酒屋男がソーニャと言うには少し弱いしな

526 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 22:55:19.71 ID:utBFlwgF]
>>524
マルPってどういう意味?

527 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 23:03:05.60 ID:ziaI8QJr]
みなさんなかなかいい批評書いてますね
勉強になった。最後の涙は、梅山のための涙じゃなく
居酒屋のためのものと思いたい

528 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:25:31.56 ID:qWPUmfpQ]
梅山のため?
なんで?

529 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:27:48.85 ID:ncIpzc1b]
最後まで自分に酔ってる

そういう意味で 酔っちまったの?てな台詞は当たってるわなと思った。

530 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 23:27:50.29 ID:B1j05o+Q]
妻夫木って女のことになるとぶん殴るのなw

531 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:29:32.32 ID:FM8WFE/l]
満島ひかりか

532 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:32:37.55 ID:c88jzKOc]
>>525
反省するとしたらこれからかもしれないね
もし自分が同じ立場だったら別の新たな人生を生きるのに精いっぱいだし
懺悔もしないが不満も持たずに
過去の事件は若気の至りと蓋を締めて封印してしまうかな
60位になって始めて自分に向き合える気がする



533 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 23:40:42.62 ID:ziaI8QJr]
>>528
梅山のための涙じゃない、と書いたつもり。
梅山は、大した男じゃなく、後に彼のためを思って泣くという線は無いかなと。
でも、昔の、束の間の友が、ひどい仕事やってたのに、店を持って、それなりにやってる
というのは、感極まって泣く材料には十分になりうるなと。自分ならね

534 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 23:43:28.12 ID:ziaI8QJr]
古舘寛治って、いい役者だね

535 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:45:14.38 ID:S1U1PTuD]
松ケンのキャラだけど、「梅山」と「片桐」のどちらで呼ぶか迷う。「梅山」と書いている人が多いけど、
これは彼が作った虚構の名前。だから、「梅山」と呼ぶのは、彼の手の内に入っているみたいで少し抵抗がある。

「麻原彰晃」ではなく、「松本智津夫」だろ!みたいな。

まあ、いずれも映画上の架空の人物だから、わざわざ「片桐」とするのも何だけど。

ただ、それでも「K」や「菊井」と呼ぶのは間違いだと思うのね。
もちろんこのキャラの造形に影響は与えているだろうけど。


ところが、「沢田」については、明確に線引きできていない人が結構いるのね。
もしかすると、「川本」氏本人が、「沢田」の涙を見て、「これは俺だ!」と思っているかもだが。

536 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:51:31.67 ID:+cfw35oP]
梅山のために泣いたなんて、
そのレス読むまでこれぽっちも考えたこともなかった。
泣く訳ない。
自分を偽って近づいた名もない市井の人の優しさに触れて
自分を守ってきた意地が溶けて、自分の愚かさに泣いた。
って受け取っていたけどなぁ

537 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/03(金) 23:56:06.29 ID:S1U1PTuD]
>>533 >>538
たぶん、最後の涙を見て「梅山のため」と思った人はあまりいないと思う。
「居酒屋のため」と思った人も少数派だと思う。
まぁ、ひとそれぞれだと思うが。


この映画、メジャーな二人を遣っているのに、脇役があまり有名じゃない人が多いよね。
(まあ、何人かはそんなことを書くと失礼かもだけど)
古館寛治はたしかによかった。あがた森魚もよかった。昨日レンタルDVDでライブドキュメンタリー
(あがた森魚 ややデラックス)があったので、思わず借りてしまった。この人も、なかなか大人になれない人だ。

538 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 23:57:41.03 ID:LXtNzvww]
ホリプロばっかしだな

539 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/03(金) 23:59:57.67 ID:LByHhA4C]
松ケンの愛人は利用されてただけ?

540 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 00:01:22.09 ID:4P/+xoCe]
そういえば、酒場で、古館に「お前ときどき記者じゃなくなるときがあるからな」
と絡んで、沢田に「そんな悠長なこと言ってる時期ですか?」と返される
新聞社の人も、すごい古風な顔だけど、あの役者は誰?あの人も良かった

541 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:01:36.86 ID:vim8Nyrd]
居酒屋のタモツは「松浦祐也」という役者らしいけど、この人もホリプロ?

というのは冗談だけど、この人もなかなか大人になれない人だ。
ここ読むと、地でタモツ役をやっているような気がする。
d.hatena.ne.jp/kukinikorosareru/20090309/1236614072

542 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:04:40.49 ID:dpDKpVyQ]
>>525
余計なおせっかいだったら申し訳ないが
ラストの居酒屋のシーンは完全な創作だよ
それに脚本に川本さんが関与してるわけではないし



543 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:14:23.97 ID:ZdZNOJZg]
>>535
喜んで手の内に入る訳じゃないけど、
乗せられてやんよwww
という気分で梅山と呼んでいる
片桐って呼ぶんじゃねーよとキレてらっしゃったしw

544 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:20:06.94 ID:m/FjzWZQ]
彼女には、優さんと呼ばせてたけどなw

545 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:21:25.02 ID:RGYsWgZv]
>>428
1971年には普通にあったよ。風のつよい沿岸部では、既に殆どサッシになっていたはず。

その年に、貸家新築したからよく覚えている。

低予算の割には時代考証しっかりしているよ。

546 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:22:25.02 ID:pot3io2w]
ラストとの沢田の涙は監督の創作
川本氏は涙なんか見せてない
あのシーンは原作に対して
俺はこう思うんだって
監督の考えが入ったシーンだと思う

547 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:23:51.11 ID:vim8Nyrd]
沢田は東大卒で、安田講堂には参加できなくて、実家の離れ住まいで、など氏素性がなんとなく読める。

ところが松ケンのキャラについては、生活感がまるでない。

後付けで、強引に解釈すると、この映画の最初のカットが「梅山」の誕生シーンだったような気がする。
安田講堂が生み出した怪物。何となく、牝馬が仔馬を産むような感じだったと記憶している。

ただ、その割には小物感を演出で出し過ぎた気も少しする。
まあ、松ケンは上手かったし、沢田との対峙場面は不気味でよかったが。

548 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 00:35:39.11 ID:fmXPxoDe]
ヤフオクに保倉幸恵表紙の週刊朝日が20点ほど出品されていて、
画像が見られる。 >>297は奇跡の一枚だな。



549 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 00:39:43.94 ID:uilcI4ps]
この映画の一言感想
 
 
 
 
 
ようタバコ吸うなこいつら

550 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:39:49.00 ID:dpDKpVyQ]
冒頭のうさぎを死なせたエピソードも創作ね
うさぎを売った話は出てくるけれども

551 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 00:41:39.57 ID:C+qCDJaM]
ラストの涙って・・・

改悛や後悔や安堵や・・・いろんな感情が溢れてきたのかなと。
観てるこっちも泣けてきた・・・。

原作には無い話なんだね。どれだけ映画=監督の考え=と違うのか、
凄く興味あるな。読んでみよう。

552 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 01:03:05.04 ID:XUBzPTBm]
ラストの涙は、
自分のことを友人と思ってくれて、自分が姿を突然消したことをずっと心配してくれていて、
しかし自分はその人を騙して商売のネタにしていた、
そのことを突きつけられて、いたたまれなくなったのだと思うよ。

>>549
友人の大学の同級生が新聞社に就職したのだが、
その人自身はタバコを吸わない人だったが、
周囲は猛烈にタバコを吸いまくる人だらけで
副流煙食らって肺ガンで亡くなったそうだ



553 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 01:25:39.45 ID:uilcI4ps]
>>552
だろうな〜…
主流煙より副流煙のほうがはるかに体に悪いっていうもんなぁ
そんであの時代は今と違って喫煙所とかなかった時代だし
あんだけの副流煙食らって死なない方が不思議だよなぁ

554 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 01:34:22.64 ID:4P/+xoCe]
>>553
副流煙説は俗説らしい

555 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 01:35:59.45 ID:uilcI4ps]
タバコは魔力だな

556 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 01:38:09.06 ID:4P/+xoCe]
冒頭で、「キリスト」が、就職面接の相談をしてるところで
「ネクタイは用意したんだけど」なんて、自分の長髪と髭を省みずに言ったときに
沢田とウサギ屋が「そういう問題じゃないだろ」っていう声が
見事に揃った、あの感じ!

山下が帰ってきたって感じで、胸が高鳴った。つかみはOK!と思ったね

557 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 01:52:15.54 ID:XUBzPTBm]
いや、十分いい映画だと思うぞ。個人的には今年のベスト級。
熊切の海炭市叙景ぐらいの規模で公開していたら、絶賛されてたのだ多分。
妻夫木松ケンで大規模公開するから、いろいろ言われる。
もっとも妻夫木は繊細な演技で非常に良かったけどね。
松ケンは妻夫木と並べるとコドモにしか見えんなぁ(実年齢の話でなく)、
ということが気になってたのだが、あのコドモにしか見えんというのも、山下の計算なのかいな。

558 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 02:01:25.61 ID:p38qzlf2]
ここまでコケるとは
ひっそり公開ひっそり終了かな

559 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 02:48:40.30 ID:87VKN4IT]
東大の議長、最初に出てきた時オーラあるなぁと思って見てたんだけど
移送中に車で沢田が話しかけて発した声が妙に高くて笑いそうになったのは自分だけ?

560 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:03:22.03 ID:ZdZNOJZg]
>>559
どんな声かは知ってるからそれは無かったな

561 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:15:43.86 ID:fGutprIP]
普段と演説の時とのギャップを際立たせたかったってどっかで見たな
自分はオヤジさんの声(そうだ京都行こう)とそっくりって思った

562 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:17:06.46 ID:EyBk7fkL]
>>558
ホリプロだからそうじゃね
他事務所なら即座にコケ記事で煽ってくるけど



563 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:19:30.08 ID:5EbrInHU]
>>85
コケた今となればこの感想が象徴的だな

564 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:21:10.00 ID:ZdZNOJZg]
ゆとってる奴は映画見なきゃいいのに

565 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:30:42.58 ID:XUBzPTBm]
>>85
まあ俳優ヲタの女には分からないだろーな
時代背景についての最低限の知識がなければ何が何だか分からないだろーし
何故そうなるのか、を理解するには、もうちょっと細かい知識も要求される
話自体は青年の精神の彷徨という、時代に関係ない普遍的なものなのだが
「これは青年の精神の彷徨の話なのである」ことを理解するのに、知識が必要になる漢字

566 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 03:45:09.63 ID:g1gSvhGJ]
時代背景の知識以前に、動体視力や注意力の問題なのかもしれない
自衛官制服を受け渡すシーンで本当に殺人があったと思った人がいるわけだから

何本も見るうちに自然に見逃しは減っていくものだけどね
わかんね、つまんね、で放り出せばそこで終わりだけど


567 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 05:07:25.00 ID:CsbLhNpp]
数日前にここで書いた時は否定されたけど
だから例え学生運動を知らなくても
この時代の文化に少しでも興味があればこの映画は楽しめるが
全く興味無い人間には薦めないって書いたんだがな
興味がなければ集中してみることも後で調べようともしないから理解できるわけがない
役者目当てで話が判らなくても構わないというなら何も言わないが

568 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 08:44:31.74 ID:HHioJLB7]
個人的には好きな映画だけど
もうちょっと大衆受け狙っても良かったと思う
多くの人に時代や事件を知ってもらうためにも
でないと何のために売れっ子俳優使ったのかわからん

569 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 09:52:36.77 ID:45Eu4kML]
山下にとってはこれが限界ギリギリなくらいの大衆性を出してたと思うがw

自衛官の死も映画では1分だけど、本当は3分は這いずり回らせないと駄目だと言ってたし。
しかも自衛官に「痛い、痛い」と言わせて。
人1人死ぬのには3分は絶対必要だと。
プロデューサーがそれをやっちゃうと衝撃が強過ぎて、その後の沢田、梅山がなにやっても
薄くなるからと説得したらしい。

それと「君は敵か?」って台詞は山下と向井の知り合いの自主映画監督の台詞らしいw
勝手に周囲を巻き込んで、質問に答えず、言葉に詰まるとこの名言を吐くとのことw

570 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 09:59:59.45 ID:vim8Nyrd]
私も個人的にはすごく気に入った映画だ。

ただ、登場人物のだれに視点を合わせていけばいいのか迷った。その辺りが少し不親切な作りになっていると思う。
このレスでだれかが「時代背景が違うのに、簡単に感情移入なんかできない」「俯瞰で観ればいい」と書いていた。

でも、たとえば「母なる証明」の場合、韓国人の、しかも異性である女性の視点で私は鑑賞していた。だからこそ
あのラストは衝撃だったし感銘した。

そういう観客の視点の置きどころが難しい映画だったと思う。「動体視力」とか関係ないと思う。

むしろ、本当の俳優ヲタなら「なんか、よくわからなかったけど松ケンかっこよかった〜」
「映画は難しかったけど、最後の妻夫木くんの涙に感動しました」となるのではないだろうか。

まあ、一観客が興行を気にしてもしかたないかもしれない。しかし、山下監督のファンとしては、
もっとみんなに観てほしい。それにマッチポイントとかのこともあるし、これだけ大コケすると、
次回作にも少なからぬ影響があるのではと不安になる。

繰り返すけど、すごくいい映画だと、個人的には思うし、そのことを説明したくなったりもする。

571 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 10:05:49.62 ID:vim8Nyrd]
「母なる証明」を出したのは、ネットか雑誌か忘れたが、マイバックページに関する記事で
山下監督が気に言った映画だと書いていたから。

それに、自衛官が最後に息を引き取るときに流れ出した血(すごく言いシーンだった)を見て、
「母なる証明」で母親がジンテの部屋から去るときに倒したペットボトルから流れる水を思い出した。

572 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 10:13:59.94 ID:vim8Nyrd]
>>569
>自衛官の死も映画では1分だけど、本当は3分は這いずり回らせないと駄目だと言ってたし。
>しかも自衛官に「痛い、痛い」と言わせて。
>人1人死ぬのには3分は絶対必要だと。
>プロデューサーがそれをやっちゃうと衝撃が強過ぎて、その後の沢田、梅山がなにやっても
>薄くなるからと説得したらしい。

あの場面がもっと長かったのはどこかで読んだけど、具体的には知らなかった。
これは、たしかにプロデューサーが正しい気がする。




573 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 10:25:42.21 ID:S6iKGQH5]
>>557
梅山は21歳だからな〜

殺された自衛官も21歳…

574 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 10:38:59.49 ID:pot3io2w]
当時を知らない監督や脚本家が
川本氏の原作や学生運動を
理解はしたが共感出来なかったと書いてあったな
特に自衛官殺害に関しては
原作では川本さんの主観で書いてあったので不満があったみたいだ

575 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 11:02:55.51 ID:vim8Nyrd]
何か、登場人物のだれも好きになれない感じがあった。「梅山」はともかく、沢田に関しては
作り手の監督と脚本家自体が愛し切れていなかった気がする。どこか「許せない」というか、
そういう微妙な距離感が画面に出ていたと思う。私は。

それがラストのシーンで一気に解消する。正直、私はフライングして妻夫木くんより先に
涙腺が決壊してしまった。

ただ、入っていけなかった人には、あのラストだけでは遅すぎたのだと思う。
それもわかる気はする。

576 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 11:22:09.77 ID:5EbrInHU]
その距離感のおかげで、あのラストも観客に客観的に受け入れられたのだよ
まわりには泣いてる人など皆無だった

577 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 11:26:28.47 ID:iA73Te92]
自衛官の死は壮絶って言えば壮絶だけど
実際観てた時はそんな感じはしなかった。

這いずりだした時、あ、生きてたんだ・・
流れ出る血もなんか液体のようで・・夜の暗がりの中では・・

あくる日のニュースも、 重傷でしたが一命はとりとめました
って言うのかと思った。
この人の映画はゆるいのか切羽詰ってるのか分からないのが
特徴だから・・

578 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 12:08:51.92 ID:LBnWZ3GV]
ツイッターで感想読んでいると絶賛してる人が多い。
そういう人達は長文の感想で読んでて興味深い。

逆に否定的な感想は、つまらない、イマイチ、よくわからない、長い、寝た。
などなどひと言で書き捨てているのが多い。

学生運動とか知らなくて興味もなくて、
なんとなく主演のふたりを目当てに観た若い人達って感じ。

それでもやはり役者とラストを誉める感想は多いね。

579 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:13:50.11 ID:Btm/JTDJ]
妻夫木の顔が浮いていたことをのぞけば、いい映画だったと思う

580 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:18:25.02 ID:aP59/S0Y]
>>579
ああ、確かに
髪型とかも、今風だったしね


581 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:20:31.55 ID:dpDKpVyQ]
>>568
大衆受けを狙うなら恵子さんを出せばいいんだろうと思うよ
その代わり表紙モデルの女の子を出さない
彼女が若くして亡くなったのは事実だから変えようがないけど
いきなりナレで死んだとか言われてもなw
川本さんの逮捕・解雇の苦境を支えた恵子さんとの恋愛映画
いやこれはこれでドラマチックだけどダメ男たちの男泣き映画ではなくなるねえ

582 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:21:22.01 ID:dpDKpVyQ]
>>580
髪型は当時の川本さんと同じです



583 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:29:44.75 ID:dpDKpVyQ]
当時の川本さんてこれね

ttp://livedoor.2.blogimg.jp/aryu1225/imgs/3/a/3a6d9c15.JPG

意外と似てるでしょw

584 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:47:24.87 ID:DAJ7fEGo]
>>578
俺はわかってるよという人がわかってない客を蔑んでみる映画ね。

それなりに長い作品なので一本で伝えられてなければ
その程度の作りなんだと思う。

585 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:50:31.73 ID:lXjMc+w6]
やはぎだ

586 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 12:50:53.58 ID:VofKERXC]
どういう層がこの映画を見るのか考えて造って欲しい。

2時間以上はションベンが我慢できない。

587 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 14:08:52.11 ID:2raXi1Zs]
>いきなりナレで死んだとか言われてもなw

沢田が片付けをしてた場面での学生運動を肯定してる台詞とかで、この時代の
女子学生の感性(病死じゃなくて自殺)を読み取れって事なんじゃない?
難しすぎるか。

588 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 14:15:45.37 ID:jNaRVmAV]
見てきたけどハナからこの2人に共感できなかったので、
やっぱり最期まで後味悪い内容だなぁと思った
ラストの泣くシーンも「何今更泣いてんだ?」としか思えなかった
(それが狙いだったのかも知れないが)
あとは見終わった後、無性に煙草が吸いたかったw
あとマツケンが彼女とギシアンするところは
もうちょっと尺が短くても良いのではと思った

589 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 14:27:42.65 ID:vim8Nyrd]
>>587
むしろ、あのナレは脚本家も悩んだと思った。私は。選択肢としては、

(1)亡くなっていないことにする。
(2)亡くなったことにする。
(3)不明確にする。

があって、(2)についてはさらに

(2-1)自殺したことにする
(2-2)病死したことにする
(2-3)不明確にする

の選択肢がある。思うに、モデルになった女の子は自殺しているという現実がある(2-1)。
それを考えると(1)と(3)は不誠実だろう。ただ、(2-1)を明確にすると、ナレーションで
終わらせるには重すぎる。そこで、そこはボカす(2-3)しかなかったのだと思った。

それでも、いきなりな感じはした。


とにかく、私個人は好きな映画になったけど、>>588さんの感想もよくわかる。
私は、前半は山下監督の新作を観ることができるという幸福感があって、画面を
「さすがだなぁ」といちいち堪能しながら観ていたから途上人物に共感できなくても
退屈はしなかった。ただ、山下監督に思い入れのない人は(全員とは言わないが)よく
わからない映画だったような気がする。

590 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 15:42:27.64 ID:xwizdI5G]
>>586
若松の実録連合赤軍は4時間休憩なしだったぞ!
終了後の便所がえらいことになっててワロタw

1969年あたりの話というのは、日本映画では定期的に出てくる定番コンテンツなので
映画好きなら自然と知識はついてくると思うのだが、
そうじゃないやつは映画自体に興味のない、俳優好きなんだろうな

591 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 15:53:58.68 ID:jNaRVmAV]
主な観客層

1 俳優好き
2 監督好き(>>589さんがここかな?)
3 団塊世代
4 仕事柄w(おいらはこれ)

592 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 17:08:29.28 ID:LBnWZ3GV]
一般エキストラを沢山集めてたのって長塚が逮捕されるシーンかな?
機動隊役の人とか暑いなか動けなくて大変だったろうな。



593 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 17:11:44.53 ID:VCKCftIh]
長塚はいい演技してたな
出てきた瞬間から 学生リーダーって顔になってた

594 名前:サッシ窓の人気に嫉妬 mailto:sage [2011/06/04(土) 17:31:19.11 ID:Of5RX79t]
誰も言わないから言うけど
オウム映画をマツケン上裕で作ったら
ウッパラバンナー役は間違いなく小雪だろう

595 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 18:06:55.55 ID:4P/+xoCe]
>>592
あそこで、古舘寛治に「今度は歩けなくしてやるからな」と言ってたのは
公安でしょう。脚本には私服刑事としか書いてなかったけど。なんかリアルだった。
オウムのドキュメンタリーで偶然転び公妨が映っちゃったシーンの公安は
あんな感じだった

596 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 18:20:43.29 ID:j19SbYNK]
>>594
いや上祐は韓国のぺスピンだろう。

597 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 18:40:59.08 ID:SN1EJR75]
難波パークスで映画観ましたが、
客が4人だけで驚きました。
松ケンとブッキーが出ているのに、
どうして・・??

598 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 18:42:20.35 ID:SN1EJR75]
キリストって、原作ではどこに就職したことに
なっているのですか?

599 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 18:54:26.63 ID:iA73Te92]
「松ヶ根乱射」「リンダリンダリンダ」「天然コケッコー」
の3本しか観てないけど
この映画に共通点って感じます?
割といいなーと思ってたあの絵作りを
これには見出せないんだけど・・

600 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 19:20:52.55 ID:a/NLelVt]
全部青春映画じゃん
マイバックページも

601 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 19:38:05.25 ID:vim8Nyrd]
>>599
逆に相違点を言えば、マイバックページはアップが多く、建物内部の場面が多いのではないだろうか。
唐谷が最後のアジをするところは戸外だけど、林の中であまり解放感とかなかった。

たとえば、リンダリンダリンダだと屋上の留年した先輩との会話のシーンとか、カメラの位置は遠い。

憶測だけど、戸外で撮影すると「平成」が映り込んでしまうから、その辺りを考慮したのではないだろうか。
最初、沢田がルポから新聞社に戻るときに、「西新宿」の線路脇を歩く場面があった。ビルが手前にひとつだけあって、
昭和っぽい雰囲気がした。よくそれっぽいのをロケーションできたなと思いながら観たのを覚えている。

602 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 19:43:42.22 ID:uilcI4ps]
ブッキーと松ケン主演だから結構でっかめのスクリーンかと思ってたのに
割と小さいスクリーンでやってて拍子抜けした

あ、そうかパイレーツとトヨトミで押さえてあるから
マイバックはまたの機会にってことか



603 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 19:46:16.13 ID:aP59/S0Y]
>>583
ほんとだ。
雰囲気は似てる。
でも、やっぱ、顔が浮いてるよねw>妻夫木くん


604 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 19:49:31.01 ID:aP59/S0Y]
>>590
浅間山荘への道程のこと?
あれって、さすがに4時間はないよ
3時間ちょいじゃない?

出演者のファンだったので3〜4回は見たけど、
3時間あっても飽きなかった記憶がある


605 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 19:52:53.44 ID:Vh5gFyeq]
これの後トヨトミみたら安っぽい大衆向けテレビ映画って感じがした
やっぱり山下作品は通向けなのかな


606 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 19:54:44.49 ID:iA73Te92]
役者もメジャーだし   アップが多いし
ここらで今までより映像より物語作りに主体を置いた
て感じがした。

607 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 19:59:07.79 ID:Btm/JTDJ]
そうか、沢田が外歩くシーン少ないと思ったら、ロケの問題か
でも街なみでいいな、と思ったとこもあったよ

608 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 20:12:14.05 ID:vim8Nyrd]
山下特集のユリイカの表紙をめくった見開きが、前園の京大アジトの写真。これがすごくかっこいい。
テーブルの上に置いてあるのはSuntory Whiteだったりする。

この絵をポスターに使えば、もっとマイナー感が出て、逆に団塊世代が観に来たのではないだろうか。
とか思ったりする。

609 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 20:22:06.87 ID:038EoQVp]
左乙

610 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 20:24:13.98 ID:dpDKpVyQ]
ヤフーのレビューをこわごわ覗いたが落ち着いていて拍子抜けw
「つまんない」「何が言いたいのかわからない」であふれかえってるかと思ったぜw

これってラスト10分のために2時間余があると言っていい映画なんだが
入り口(視点)がわかりにくいうえ筋道見失いやすくて
ただ退屈でラスト蛇足とかなんで泣いてるのとかいう感想が
出てきちゃうんだよなあ
山下+向井は「自衛官の死の重さ」を核にしたかったようだから
そこへ向けて脚本と演出で流れをわかりやすくできなかったものかな
大衆性ってわかりやすさが必要だもんね
それとあと10分は削れるよね

611 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 20:25:33.03 ID:dpDKpVyQ]
>>598
キリストは原作には出てきません

612 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 20:36:48.08 ID:SN1EJR75]
>>611

そうなんですか・・。ありがとうございました。
あの、漢字を教えるシーン、結構好きだったのですが。。



613 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 20:38:08.82 ID:SN1EJR75]
あと、梅山に利用されていた古風な美人、
あれでもかなり若いんですよねw

614 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 21:05:15.32 ID:038EoQVp]
ムチムチして美味しそうだったな

615 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 21:32:27.32 ID:Nr+sGJIm]
冒頭の松けんのシーンは深い意味があるんですよね?

616 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 21:53:08.37 ID:CcrygZbf]
活動家側をわざと幼稚に安っぽく描いてて

昔の学生はしっかりした思想を
もっていて情熱的で現代の若者とちがって....
時代を変えようとして
ってその世代の人達がする自画自賛に対して

どうせ、この程度だろ!って叩きつけてる感じがした。

617 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 21:54:30.53 ID:CSnaG6EG]
大パニックっす

618 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 22:22:35.63 ID:jNaRVmAV]
>>615
東大紛争に間に合わなかったと云うことを
表してるんだと思ったけど?

619 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 22:27:10.74 ID:LBnWZ3GV]
実録連合赤軍を観た。
公開当時は生きていた永田洋子も今年死んだんだね。
仲間を15人もリンチで殺しておいて65歳まで生きたのか。

620 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 22:38:55.19 ID:i/+xoolz]
漫画家のいましろたけしはどこにでてたんだろ。

621 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 22:43:45.51 ID:ay6FosMz]
何者かになろうとして足掻いたボクたちの失敗。
ほろ苦い青春映画でした。
川本さんかなり引きずっただろうなあ(今もかもしれないが)。

あと先輩記者と体験ルポ先の先輩の優しさが染みたよ。役者も良かった。

622 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 22:50:11.97 ID:SN1EJR75]
>>619

SPA!で読んだのですが(笑)、ああいう形で国に立てついた
人間は、すぐには死刑にせず、寿命が来るまで生かしておく
らしいですよ。



623 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 22:52:20.12 ID:vXbbO3wZ]
>>613
中の人は未成年です

624 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 23:01:50.13 ID:4gkTrmMK]
自分はラストシーンにいらいらした
自己憐憫乙!としか思えなかった

625 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/04(土) 23:21:25.25 ID:038EoQVp]
映画はしょせん娯楽なんやからそれでええやろ
リアル思想家はどっかいっとけアホんだらクソボケ


626 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/04(土) 23:40:05.35 ID:SN1EJR75]
>>623

なんだか、髪質まで昭和テイストでしたよねw

627 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:17:55.90 ID:69RT9LW2]
>>578
これ、ヤフーのレビューでも同じ事が言えるね
そこに物凄く真実が現れてる気がしてたんだけど、
無粋かなと思って書かなかった
でもあなたが言ってたから乗ったw
興味を持ってなくて見に来ても、そっから色々感じたり考えたりした人はいるし、
そういう人はちゃんと長文で何か表現して書いてる
頭を動かしてみる気があるかないかだと思う
そしてそれは別に崇高な事でも、ハードル高い事でも無い
たぶん普通に映画好きなら普段から誰でもやってる

628 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:19:28.02 ID:69RT9LW2]
>>589
監督に思い入れは無かったけど(リンダは10分も見なかった)
大好きだぞ、これ

629 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:26:09.35 ID:clFjVArK]
>>627
青春映画なんだろ、そこまで客選ぶ作品なら
違いのわかる俺すげぇでいいじゃない。

長文で、どこがどうよくなかったのか感想書いてる場合も沢山あるけどね。
(この作品についてはレビュー読んでみたいと思わなかったのでツイッターやレビューを漁ってはないけど)

630 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:29:49.82 ID:69RT9LW2]
>>629
いやだから、
作ってる方もやってる方も選んでる気なんてさらさら無いと思うぞ?
何をそんなにハードル上げてんだ…
違いの分かるってよりわかんない自分をもうちょっと省みた方がいいんじゃない?そこまで言うならさ


631 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:30:49.66 ID:M4pePhnt]
何ら衝撃がない映画だった。浅薄すぎる。糞なはずの大人の意見のほうが説得力があってどうするよ

632 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:36:19.69 ID:8GFscwAo]
浅はかな若者を描いた映画だぞ
何見てたんだ



633 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:41:09.85 ID:JONCX45b]
yahooやtwitterの長文、短文と映画の出来に相関関係はないと思うよ。
そう思うのはバイアスによって無意識下で情報を選択しているからだよ。

634 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 00:58:48.00 ID:WkqmLRuw]
お話は素晴らしいけどさ。画面がつまらなくね?

635 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 01:01:50.23 ID:voDa5QVT]
「天然コケッコー」「リンダ×3」で得た株を落としたな>山下

636 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 01:05:43.72 ID:spwOqa91]
どんでん生活が1番。

637 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 01:10:44.40 ID:qPzyKy3F]
ブッキーは忽那しおりとムッハァな展開になると思ってたのに残念

638 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 01:14:17.40 ID:bwdi40QG]
>>635
そうか?
天コケもリンダもマイバックも、時が経てば経つほどに評価される映画だと思うんだが

639 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 01:16:26.12 ID:dM5jo4o+]
民主党のテロリスト共の青春映画はどんなもんでしたか?

640 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 01:48:38.33 ID:9c73GH+M]
>>636
どんてんな

641 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 03:10:09.40 ID:do2qP2/+]
妻夫木の先輩記者の目線で描いたほうが痛さがもっと伝わったかとおもった。

642 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 03:13:15.28 ID:+pyOlj7a]
>>635
その2作は山下作品の中では好みじゃない



643 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 mailto:sage [2011/06/05(日) 04:35:18.28 ID:AFJPOgOO]
観たい・・

644 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 09:45:24.00 ID:9c73GH+M]
>>635
それで株上げたわけでもないだろ
株があがってたからそういう「お仕事」が来たわけで

645 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 10:00:15.65 ID:axnoM+Ac]
もうちょっとギャグ要素や
叙情性をにじませれば良かったのに・・

646 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 10:16:27.79 ID:7NSrzIKt]
>>622
法学を学んだことがあるモノだけれど、全然違う。
あれは共犯者(板東国男)が国外逃亡しているので執行が出来ないだけ。
死刑囚を共犯者の裁判で証人尋問するために生かしている。
福岡連続強盗殺人事件で後の古谷惣吉連続殺人事件の犯人が、
既に死刑執行された共犯者に罪を押し付け自分の罪を軽くしたから

647 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 10:20:59.54 ID:giaVwrZM]
片桐(梅山)が出てくるシーンは、ほとんどブラックコメディー。
注目されたい、一目置かれたい、だけの男。
笑いを堪えるのに苦労した。

三浦友和は少ない出演シーンだが、圧倒的な存在感。
韓英恵はセリフは少ないが、抑えた表情が印象的。

ラストは本当に良い。
他人を、自分を信じないようにしていた沢田が、
信じられる人に会って涙を流す。
今回の妻夫木は「悪人」より適役好演。

パンフレットは表紙のセンスも良く、内容もそれなりに充実。
正誤表がついているところは、ご愛敬。

648 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 10:33:25.40 ID:JONCX45b]
何気にすごいのは、この板で2007年公開の天然コケッコーだけでなく2005年公開の
リンダリンダリンダのスレッドがいまだに残っているという事実。
さすがにリンダリンダリンダのほうはネタ切れで、現存のスレで終わりそうだけど。

さて、マイバックページのスレッドはどうなるのだろうか?地味に続きそうな気もするが。

649 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 10:34:15.76 ID:edDR9PvU]
三浦さんの演技は凄かったですよね。
一瞬だけでしたけど。石田ゆり子と
共演した映画を観たので、ギャップが
大きかったです。

650 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 10:59:13.87 ID:Q2+45L08]
時代の空気感がよく再現されていた。これが皆無だったのが「実録 連赤」。
本当は、都電や引きの街並みや学生集会の本会場も再現して欲しかったが予算的に無理だったのかな。
全体的に無駄に長い
カットが多すぎてテンポがわる過ぎる。尺切りたいなー、切れば充分に2時間内に収まるのに。
あと、あのラストは、騙してた事を懺悔するのかと期待してたので拍子抜けした。ホフマンばりに顔をクシャクシャにしながら「怖かったんだよ〜」って。

651 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 11:03:28.54 ID:Q2+45L08]
で、心臓発作で店で死ぬの。

652 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 11:06:39.00 ID:ACe1Y+3T]
>>649
松ヶ根だともっとすごいよ
着てるセーターの柄まですごい



653 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 12:36:38.25 ID:edDR9PvU]
www

654 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 12:47:13.90 ID:T6puPTmd]
どうしよう
三浦さんのために見に行こうかな

655 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 12:53:30.31 ID:spwOqa91]
アウトレイジでもおもったけど
三浦友和はあんなでっぷりした貫禄がある役者だっただなと
思ったよ。

なんか、スマートな印象があったからさ。

656 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 13:05:34.31 ID:3TfDNMYG]
ほんとに一瞬だったよ三浦
何しにでてきたん、とワラてしまったぐらいだ
尺はもう少し短くできなかったのかな
2時間でおさめる努力をすべきだと思うが

657 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 13:09:26.45 ID:2yCeHxIc]
偉いんだよ!!

658 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 13:10:30.61 ID:CXlBU9tI]
初めは沢田(妻夫木)主観の90分くらいの映画を目指してたが
梅山のエピソードをリサーチしてたら膨大な量になり
この尺になったそうだ。俺は長いとは感じなかったけど

659 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 13:19:30.52 ID:ktuOxL+Q]
川本夫人は2008年に亡くなられたんだね。

660 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 13:30:18.55 ID:R7WSpPzr]
>>591
原作者川本三郎ファンもいれてほしい。
亡き妻との思い出を語った「今も君を想う」にぐっときた。

661 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 14:48:53.86 ID:A6UabPjJ]
>>646
政治犯だと見做されたら、先進国ではまず執行できんよ
政治犯というのは犯罪者の中でも特殊な立場
だからこの映画でも、政治犯なのか単なる殺人犯なのかで揉めてただろ

662 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 14:52:40.07 ID:FfAYMJ/0]
今年見た映画の中では、この映画と「八日目の蝉」が双璧だな。

トイレがガマンできなかったのは。



663 名前:591ではないが mailto:sage [2011/06/05(日) 15:19:11.94 ID:JONCX45b]
>>660
「政治犯」と認められれば、先進国では違法性がなくなるということ?
よく知らないけど、そもそも「政治犯」という犯罪はないよね。

実際に起訴される場合は「殺人罪」などの罪状になるだろうし、仮に「騒乱罪」を「政治犯」とするなら
それを犯せば当然刑を執行されるのではないだろうか。

東京裁判とかニュールンベルグ裁判では「平和に関する罪」とかあったと思う。

664 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 15:37:20.98 ID:GiHr4mJB]
十九歳の地図の試写のあとにキネ旬渡してた女性を演じてたのって誰かわかりますか?

665 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 15:37:31.41 ID:xGWWzJTB]
朝イチのシネコンの小さい箱が白髪頭の爺婆で7割方埋まってた。
40代半ばの自分が一番若かったw

先輩編集者達が当時の人にしか見えないのに
沢田だけが現代からタイムスリップした人みたいな浮き方だった。
沢田パートがとにかくダルイ。
特に同期の若い記者が皆無なため、一人だけ青臭いバカに見えてしまう。
ここは脚本・設定の失敗だと思う。

梅山のペテンぶりが面白くて、
ドロドロの罪なすりつけ合い裁判まで見せてほしくなってしまった。

冒頭の安田講堂陥落は音声だけでなく画像も出してほしかった。
ラストの居酒屋泣きシーンはグッジョブ。

666 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 16:45:33.85 ID:q/jujvz+]
梅山が沢田から1万円ちょろまかすシーンは要らなかったな
見てるこっちは
大金たかられて引き下がる沢田が頭おかしいとしか思えない
原作の川本さんならとことん問い詰めて金を奪い返しているはずw

667 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:03:00.46 ID:HdyHkF+2]
>特に同期の若い記者が皆無なため、一人だけ青臭いバカに見えてしまう。

狙い通り。
会議での「そんなセンチメンタルな記事・・・」
「うちは大学新聞作ってるんじゃないぞ」を思い出せ


668 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 17:06:15.92 ID:3JYea9Xh]
ホリプロは金輪際映画に関わるなよ

669 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:12:49.92 ID:q/jujvz+]
>>667
同期の記者はいなかったんだよね確か
平均年齢30以上でひとりだけ若い
だから表紙モデルの女の子も話しやすかったんだろうな

670 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:25:50.12 ID:spwOqa91]
川本さんは一回目の就職試験は落ちたんだよな。朝日。
卒業して2回目の試験で朝日に入れた。

東大ですからなぁ。

671 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:32:32.41 ID:xGWWzJTB]
>>667
いや、だから馬鹿すぎて感情移入できない・・・
嘘にでも同期か2、3歳年上の先輩を入れてほしかった。
梅山は学生同士の討論シ−ンが有るので世代の空気を出し易い。

672 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:36:52.17 ID:xGWWzJTB]
>>670
>東大ですからなぁ。

学生運動が盛んな大学出身は就職に不利だったと聞いたことがあるけどその事?



673 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:48:39.75 ID:q/jujvz+]
>>671
別に感情移入しなくていいのでは?先輩記者目線で眺めてれば
原作ではあの青臭さに暑苦しい気負いが加わってウザいことこの上ないよw

674 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:51:11.29 ID:spwOqa91]
いや、普通はそんな卒業した人を合格させないでしょ。

なんか、二回目受けに来た時、また来たか。そんなにうちで働きたいならみたいなことで合格出来たみたいな事、本のマイバックページに書いてあった様な。
俺がこの本読んだの10年以上前の話だからぼんやりだけど。

新聞社とか一流大学出しか取らないからね。



675 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 17:53:04.29 ID:HdyHkF+2]
青臭い馬鹿な若者の挫折を描いた映画だからなぁ
現代の若者にも通じるテーマ


676 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 18:02:04.23 ID:JYaAJrDo]
リンダの後半の演奏時のカラッポの校舎のシーンや
天コケのファーストシーンやドラマの間に挟まれる田舎の風景など
甘酸っぱいショットが好みなので、今回のは残念



677 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 18:11:56.00 ID:D3AHeye6]
原作の冒頭に樹村みのりの漫画のセリフが引用されてる。
その臆面もないセンチメンタリズムを嫌悪する人は多いだろうけど
正直そんな部分に心を寄せてしまう自分がいるのにも気付く。
なので原作を冷徹に批判して作られた映画版にちょっと鼻白んでしまった
映画の佇まいがなんというか立派すぎた

678 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 19:01:15.59 ID:JONCX45b]
ルポから1ヶ月ぶりに週刊東都に戻ったときに、沢田に気づいた同僚が「おお、東大くん。戻ってきたか。」
と言っていたと思う。ここ、少し違和感があった。

週刊朝日がモデルだと思うが、東大出は少なかったのか?あるいは、フィクショナルな効果を狙ったものなのか?
後者だとしたら、監督、脚本家の川本さん=沢田に対する距離感が垣間見える気がする。

679 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 19:38:10.60 ID:ACe1Y+3T]
>>676
この監督はそっちが本筋じゃないからしょうがない

680 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 19:53:43.97 ID:JONCX45b]
この映画に足りなかったものをひとことで言うと「貧しさ」だと思う。

70年と言えば、所得倍増を達成した後ではある。ただ、高度経済成長に乗りきれなかった人たちも
いたるところにいた。いずれにせよ「貧しさ」は人々の記憶に生々しく残っていた。

あれだけ学生運動が盛り上がったのは、そういった「貧しさ」の記憶を国民全体が共有していたからだし、
その運動が下火になっていったのも、その「貧しさ」の記憶が薄れていったからだと思う。

その「貧しさ」が画面に映りこんでいなかった。たとえば「梅山」が沢田から1万円をちょろまかすところ。
今の1万円とは意味が違う。平均給与が7万5千円の時代の1万円だったりする。
それにしては沢田はあっさりしすぎていた気がする。

東京から京都の前園に会いに行くときの「交通費」はどうだったのか?女と二人で行く必要があったのか?


ただ、その辺りを作り込むとノスタルジックになり過ぎて、三丁目の夕日的な「昔はよかった」系の映画に
なったかもしれないので、それはよしとするべきか。

681 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 20:18:07.42 ID:3TfDNMYG]
学生運動と貧しさの関係なんて初めてきいた
むしろ学生運動というのは恵まれたぼっちゃんたちの運動というイメージだったんで
だからすぐ転向したし、後輩たちはあーはなるまい、とノンポリにいったというか

682 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 20:47:54.93 ID:X1xdL41E]
>>678
東大は新聞本体(かせいぜいジャーナル)に配属されて、
週刊誌なんて部署には東大いなかったんでないの



683 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 20:56:39.32 ID:31X6Edf0]
今日観てきたけど、なかなかよかったよ
俺はリアル世代じゃないけど、理想に燃えて行動を起こそうとするけど、現実の壁にぶち当たって挫折していくところとか、全共闘時代の息吹が感じられて面白かった
俺から見ると梅山はバカなことしてんなーって感想しかなかったけど、リアルで学生運動してた人にはこの映画はどう映ったのだろうか
映画自体のスタンスとしてはそういう運動に対しては結構批判的な印象は受けた



684 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 21:51:06.94 ID:gk0KhmfO]
>>681
連合赤軍のメンバーは貧困層が多い。
ぱっと思い浮かぶだけでも、坂口弘、重信房子、遠山美枝子。
まぁ、当時はほとんどが貧乏といえる時代でもあったが。
>>680の「『貧しさ』の記憶を国民全体が共有」という認識は正しい。

>>680
>「交通費」はどうだったのか?
当時は今以上にキセルが多かった。
無人駅や改札を通らないでも出られる駅が多かった。


685 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 21:52:05.88 ID:aHC/jV8X]
なんか「この監督は女の子を描くほうが巧いから〜」みたいなレスが頻出で驚いた。
ふつうにリンダやコケッコーよりも、リアリズムや松ヶ根の方が評価高いだろ

686 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 21:54:50.12 ID:aHC/jV8X]
>>656
ゴッドファーザーやロレンスにも2時間で納めろって言うの?

687 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 22:00:15.27 ID:spwOqa91]
あの時代ああいう運動してたのはあの時代に大学生にいけた人、
労働組合がある恵まれた会社で働いてる恵まれた少数の人達なんだよな。

貧乏な人達は一般的にはそんなに運動は参加していない。
仕事に追われてそれどころではないという人の方大多数。

で、その時期田舎に残れない二男三男の金が無くて都会に働きに出てきた、大多数の人達を、かっさらっていったのが創価学会。

688 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 22:03:32.10 ID:q/jujvz+]
大学進学率が2割の時代だっけ?
そりゃ大卒者のエリート意識というか
自分たちが国家の担い手たらんっていう自負は強くあったと思う

689 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 22:18:49.21 ID:axnoM+Ac]
>>685
オレは「リアリズム」は観てないけど
「松ヶ根」より「リンダ」「コケッコー」の方が好きだ。
リンダの二人、バス停だか何だかでずっと座ってるとこのカットとか
タマンネー。

690 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 22:21:24.76 ID:axnoM+Ac]
コケッコーの あの田舎のほのぼの感・・

691 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/05(日) 22:38:11.36 ID:yMl+HMXe]
>664
さおり

692 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 22:43:51.69 ID:JONCX45b]
>>689
あそこは、私も好きだ。

ソンの「見たことある↑」のイントネーションを疑問文として聞いた恵が「いいや(ソンのこと)見たことない」と答える。
実は、ソンが言いたかったのは「(恵のことをバスの中で、私は)見たことがある」ということ。
それを理解した恵が「ああ、そうなの。」「気がつかなかった。」とボソっと言う。

ソンが周りから視線を避けられていることがわかる。それが、徐々に変化していって、最後のライブ.
みんながソンを見る。ソンもみんなを見る。ライブ後は、4人が交互に視線を交わす。

ああ〜、また観たくなった。スレチすまん。



693 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 23:34:34.78 ID:GiHr4mJB]
>>691
ありがとう。小出早織だった子か。通りで聞き覚えのある声だったわけだ。

694 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/05(日) 23:46:01.40 ID:q/jujvz+]
逮捕された梅山の新聞に載った写真は
かなり菊井良治に似た感じに写ってたね
どうせなら髪型も同じにしてほしかったなーwムリかwあれ笑えるから

695 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 00:03:22.83 ID:FYu5JBys]
連合赤軍は貧しい階層出身が多くてもさ
たいていの学生運動は富裕層のなんちゃって運動だろ
安保がどーの豊かでないといえんと今では想像するが
留置所の中で漫画が散乱してたというが、梅山の食欲なんて実に納得というか

696 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 00:10:33.59 ID:/btxN510]
2週目で一日二回上映になる映画じゃないなコレ

冒頭のシーンが効いたね、梅山に関しては。
あの壁の文字に感化されてワナビーになってくっつうか。

見ておいてよかった映画。 

ミカン農家の出としては、ミカン箱が現代のソレだったのがツッコミどころw


697 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 00:58:21.14 ID:6d6Tdzss]
>>695
同世代ではなので、知識としてしかしらないが、学生運動と富裕層を結び付けるのはどうか。

かぐや姫が「神田川」で「三畳一間の小さな下宿」と歌ったのが1973年だったりする。

それから「富裕層」のイメージも今とは少し異なるように思う。
東大合格者トップ高が都立日比谷高から私立灘高に変わったのが安田講堂事件の前年1968年。
つまり、都立に代表される日本のイスタブリッシュメントの牙城を、私立の新興富裕層が崩しかけていた。
そういう側面もあったりする。


すいません。よくわからないままかっこつけて書いてしまいました。

698 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 01:15:13.82 ID:nf+Sh3Jn]

煙かった
 

699 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 01:16:26.50 ID:diwjy+iF]
学生運動は階級闘争ではないから貧しさとかいった生活要因はキックになってない

700 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 01:22:13.15 ID:6d6Tdzss]
>>699
>学生運動は階級闘争ではないから

「大学解体」とかも、一種の階級闘争だと思っていた。蒙を啓いてくれてありがとね。

701 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 01:26:09.14 ID:CYsMkK66]
>>697
三畳一間の下宿であろうが、子供を東京の大学にやれるような家庭は富裕層だ。
だいたいその時代にマンションなんかに住んでる学生いなかったろ。
賄い付きの下宿もしくはボロアパートだ。
学力のある中間層は地元国立大学に行き、優秀でも貧困層は高卒だ。
中卒がまだ珍しくない時代だぞ。

702 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 01:33:32.57 ID:6d6Tdzss]
>>701
たぶん、701さんの言っている「富裕層」は私の言う「貧しさ」と矛盾しないと思う。

田中康夫氏が浅田彰氏との対談で「庄司薫がひとつだけいいことを言っていて、」と前フリして、
「義務教育のいいところは、色んな階層の子供が一緒に学ぶ機会を与えるところだ」みたいなことを言っていた。

つまり、当時は「(701さんの言う)富裕層」と貧困層の垣根が今ほど高くなかったのね。流動的だったというか。
だから、「貧しさ」に対する想像力を社会一般が共有していたみたいな。



703 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 01:46:26.19 ID:6d6Tdzss]
それから、「ノルウェーの森」を昔読んだけど、その中でミドリだったか、「僕」の彼女が
お嬢様学校に通っているのね。で、彼女自身の両親はたしか古本屋経営で、無理して彼女を大学に通わせている。
で、彼女の台詞に、

「お金持ちの子には言えて、貧乏人な子に言えないことはわかる?」
「お金持ちの子は『私、今日は貧乏なの』って平気で言うけど、私には言えないのよ」

と言うのがあった。「富裕層」というのは、普通こういう金持ちを指すのではないだろうか。

704 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 03:20:17.76 ID:DCVnlLkM]
つまらなかったなー。何度途中退場しようと思ったことか。
男子中学生達と先生の青春ドタバタ劇って感じ。
褒められるとこは演技と時代描写ばかりじゃん。
それって映画の内容じゃなくて装置でしょ。
つまらんと言い辛い雰囲気は、なんちゃって社会派映画だからか。
もしくは今やメジャーな俳優二人を使ったせいでカッコいーしか
言えない人達が感想書いてるからか。

705 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 10:44:29.65 ID:6lm5gWdJ]
土曜日、吉祥寺のトークショー(山下、向井、w山本)に行った人いないかな?

706 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 11:07:15.77 ID:cOgW8oXW]
>>704
>もしくは今やメジャーな俳優二人を使ったせいでカッコいーしか
>言えない人達が感想書いてるからか。
このスレ読んだの?



707 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 11:28:44.99 ID:6d6Tdzss]
山下監督のファンの私は、どちらかと言えば、この映画に対して好意的なレスをしてきたし、好きな映画だったりする。

ただ、704さんの書いてあることはよくわかる。ここでも、雰囲気で誉めているだけの人が多い。
具体的な問題点を挙げたレスに対して「俯瞰で観ろよ」みたいな、何か言っているようで、実は中身のないレスをしている人とか。

708 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 11:42:23.27 ID:cOgW8oXW]
どんな映画でも何かを拾えた人と拾えない人がいるのは
正解不正解の話でなく仕方がないことだと思うよ

なんちゃって社会派映画(定義自体よくわからんけど)だと言われれば
上っ面はそうだけど、実際は青春が敗残する普遍的な話なんだけどなあと思うし
感情移入しづらいと言われれば
ラストの一点でしかそれを許さない構造になっててそれゆえのカタルシスはあったけどなあと言うしかない

だからお互いがお互いを極論で潰さないようにした方がいいと思うんだけどね




709 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 12:05:08.49 ID:6d6Tdzss]
>>708
>感情移入しづらいと言われれば
>ラストの一点でしかそれを許さない構造になっててそれゆえのカタルシスはあったけどなあと言うしかない

それは、私もその通りだと思うし、それで落涙した。

>だからお互いがお互いを極論で潰さないようにした方がいいと思うんだけどね

この部分も含めて、708に書かれていることはすごく共感しました。



710 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 13:36:09.87 ID:RSPRlIfn]
青春が敗残する普遍的な話だと言われれば
上っ面はそうだけど、実際はなんちゃって社会派映画だったと思うし
ラストの一点でのカタルシスはあったと言われれば
全編感情移入しづらいがゆえ、ラストも淡々と流れていったと言うしかない



極論を極論で潰すってこういうことなんだがね

711 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 13:50:40.58 ID:hWunSJR7]
だからそういう不毛で相手をねじ伏せるのはやめようぜってことだよ

712 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 15:54:19.21 ID:vL4eq7mc]
当時の女子学生はあなたまさか働いたりしないわよね
て会話してたそうだよ
特権階級だな

学生運動してる連中は貧しい連中と連帯してるつもりでも
実は単にひとりよがりで浮いてたわけだ
親のスネかじってるやつは卒業したら今度は会社に媚びるだけだな

と下の世代は学生運動したやつを欺瞞とみてバカにしてるよ
だから題材きいただけでこの映画をみようとしないのさ
何も得るものないのわかってるからな



713 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/06(月) 19:29:12.59 ID:qDm739Pt]
私は保倉幸恵に興味があったからこの映画を観ようと思っている。
レスを読む限りでは重要な役回りで、女優さんも好演してるみたいなのでうれしい。

714 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 20:19:44.34 ID:pp887hIw]
村上春樹のノルウェーの森じゃないけど、学校解体・社会解体と
叫んでも、大学4年になれば、普通に就職活動して就職。
自分たちの考えに賛同しなかった奴を吊るしあげたりしてた奴らが
ですからねぇ。

715 名前: 【東電 77.1 %】 mailto:sage [2011/06/06(月) 20:33:12.15 ID:N0XAF0Qw]
>>664
水沢アキ

716 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 22:18:31.83 ID:C2tZbsT4]
>>701さんの感覚は良く分かる。

うちの両親は全共闘世代の4、5歳上だが、辺鄙な自給自足農村出身の中卒だ。
母は学校で一番成績が良く担任教師が祖母に進学させるよう薦めたが
貧しくて下宿費用が捻出できず進学できなかった。

両親はビートルズの曲を知らないし、学生運動もあさま山荘事件とよど号しか知らない。
子育てと食べていくのに精一杯だった。
そういう階層が世の中の大半を占め、高度成長時の工場労働力になっていた。

自分は正直言って、学生運動なんて暇な大学生の遅れてきた反抗期だと思ってるよ。
子供の頃ニュースから流れてきた熱い時代の空気はワクワクさせるものがあったけどね。

717 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 22:50:57.11 ID:5ZsJGzf6]
沢田の部屋はおぼっちゃんぽく見えたが
あれは当時の生活水準だと上のほう?

718 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 23:05:24.40 ID:Tc4D/6OT]
>>712
本気で運動にのめり込んだ連中は、大学中退して山谷行ったりしてたぞ
もうちょっと勉強してから書き込め

719 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/06(月) 23:13:55.94 ID:oDVOvLG2]
神保町シアターが似合うなあ、川本対談つきで

720 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 23:23:01.87 ID:6d6Tdzss]
>>716
私の両親も中卒なので、701さんの「感覚」はわからないでもない。

それから、ロッキンオンでビートルズフリークの松村雄策氏が「まるで当時の若者がみんなビートルズに熱中していたかのように
思っているかもしれないけど、クラスでビートルズを聞いているヤツなんてひとりいるかいないか。たいていはドメスティックな歌謡曲
しか聞いていなかった」みたいなことを書いていた。そんなものだと思う。

そういうことを踏まえた上で、やはりビートルズは日本でも旋風を巻き起こしたと言えるだろうし、
学生運動がムーブメントを作ったことはたしかだと思うのね。

学生運動が「遅れてきた反抗期」や「なんちゃって運動」で「欺瞞」に満ちたものだとしても、
それがなぜムーブメントになったかと言えば、その大きな要因に、図らずも701さんも716さんが詳しく描写しているように
当時は、社会全体に「貧しさ」が残っていたからだと思う。

721 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 23:32:20.83 ID:TL+P9nHG]
貧しさって言うけど、今振り返るからそう見えるだけで
当時は貧しさそれ自体が自覚的なルサンチマンていうか負のエネルギーにはなってなかったんじゃないのかなあ


722 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 23:44:36.70 ID:6d6Tdzss]
たとえば、最近の「ホームレス」は物乞いをしないが、当時は「乞食」「ルンペン」と言っていた。
私も数度しか見た記憶がないけど、ゴザの上に座ってお金を恵んでもらっている人を見た。
茶碗に、通りすがりの人が小銭を放り込むんだけど、見ていて子ども心に凄く切なくなった。

私は記憶にないが、wikiを読むと「傷痍軍人」なんかも、実体験として当時の人は記憶していたらしい。
そういう時代だったということ。

つまり、社会の矛盾が「貧しさ」というわかりやすい形で、隣り合わせに存在していたのだと思う。
自分自身のルサンチマンというのとは、また別の問題として考えざるをえないというか。



723 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 23:50:49.42 ID:TL+P9nHG]
ただ、この映画に関してはその代弁は求められてないけどね

724 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/06(月) 23:57:30.41 ID:G5C7das+]
あれ、新宿東口から西口に繋がってる地下通路に
80年代の終わり頃でも傷痍軍人たまに見かけたけど
正直インチキ臭いと思ってたけど本物だったのかな

725 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 00:06:12.79 ID:bIU/aD6N]
古今東西現状に不満足な若者はいつもいるわけだし。
「貧しさ」を火種に騒ぎたいだけだった輩も大勢いたでしょう。
当時は文化人も煽ってたらしいし。
この映画の主題もそんな若者の青さについてだと思うよ。

726 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 00:23:49.02 ID:qMSTQiR6]
この映画の主題が「若者の青さ」だというのは、同意する。ユリイカの評を読んでも、そのことを理解できていない人が多い。

ただ、時代設定として「学生運動」を選んだ以上、何らかの政治性を持つのは作り手も自覚すべきだと思う。
「学生の左翼活動を描きながら、社会派の映画ではなく、青春ムービーを撮る」というのも、
ひとつの立派なポリシーだったりする。

そのためには「時代」をしっかりと描く必要があったと思う。たしかに時代考証的なことはよくできている。
服装や食事や街並み。たとえば自動販売機が映っていないことを見ても、注意深くロケーションしたことがわかる。

ただ、フェティシズムだけでは「時代」は描けない。当時のことを描いたのであれば、必ず映り込んでいたはずの
「貧しさ」が見えてこなかった。

ネットで感想を読んでいると、最初から沢田に甘さしか感じなかったから、最後に泣かれても…
というのを見かける。

あくまで、たとえばだが、「梅山」と沢田が町を歩いていると「ルンペン」がいる。
「梅山」が「沢田さん、100円貸してくれませんか」と言って、借りた100円を恵んでやる。
そういう描写があれば、沢田がなぜ「梅山」を信じてしまったのかの説明にもなったと思う。
その上での「甘さ」であり、最後の涙につながっていけたと思う。

727 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 00:44:00.00 ID:bIU/aD6N]
主人公への感情移入として、梅山になぜ傾倒したのかはたしかに説明不足だと思ったな。
でもウサギに同情したように「勝手に」梅山に入れ込んだ自分というのもこの映画の主人公らしいんだよね。
その結果自分が情けなくて涙したんだし。
薄っぺらい梅山に入れ込んだ本来の意味でのナイーブさを伝えるのが作品の趣旨だとおもったな。
「貧しさ」は現代的ではないけれど、「ナイーブさ」は今でも題材として通用するテーマかと。
ま、今の若者に伝わるように作らないと仕方ないんですがね。

728 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 00:51:47.17 ID:i2bvlNFw]
>>726
貧しさにこだわってる人がいるみたいだけど
この映画の登場人物において貧しさは行動原理に影響していないし
逆にそれを織り込むと、上でも書かれてたけど階級闘争的なミスリードになる



729 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/07(火) 00:56:19.65 ID:FZNFPo6M]
松ケンはノルウェイの森の二番煎じみたいなのだけはやめてくれよ・・・

730 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:05:47.97 ID:qMSTQiR6]
>>727
>ま、今の若者に伝わるように作らないと仕方ないんですがね。
ようするに、そこなんだよね。どうやら大コケ決定のような気がする。
山下監督ファンとしては、何と言うか「悔しい」気がする。次回作にも、少なからぬ影響があるのではないだろうか。

>>728
>逆にそれを織り込むと、上でも書かれてたけど階級闘争的なミスリードになる
それは見解の相違だと思う。たぶん、話し合っても埒は開かないと思うので、説明はしないけど。

>この映画の登場人物において貧しさは行動原理に影響していないし
これは、少しおかしい。つまり、私は「この映画の登場人物において貧しさが行動原理に影響していない」点を
批判しているんだから。その批判が正しいかどうかはともかく、この部分は私の言っていることを繰り返しているだけだもの。

ちなみに、原作は読んでいないけどユリイカの小熊英二氏の評を読むと、原作には貧しさに対する後ろめたさが書かれているようです。

731 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:10:18.70 ID:i2bvlNFw]
>>730
この映画で起きたことは貧しさが理由ではないでしょう?


732 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:12:20.59 ID:MfzJ81vC]
>>727
毎日新聞のインタビューだったと思うが山下監督は
「沢田は行動しようとする梅山に対する負い目がある」て言ってたな
沢田は自分から動けないタイプだからね
そして本質的なところは似てるんだよこの二人
薄っぺらで甘ったれで子供・・・ええと類は友を呼ぶ?

それと意外と指摘されてないみたいだけど初対面で梅山は沢田に
「優しすぎる」「こんなふうに話してくれた記者の人は初めて」と
上手いこと言ってんだよね
大人ならこんなおべっかに騙されないだろうけどw



733 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:18:52.24 ID:xp/B2vSd]
>>728
同意。時代の臭いは冒頭のフーテンの描写でも十分出てた。
というか貧乏といっても70年頃は高度成長期で社会全体が前向きだったし
戦時中みたいに一般層が食べるのにも困るという訳じゃなし
家も裕福じゃないけど廻りもそんな裕福じゃないから
幼かったがみじめな思いは別に無かった
ホームレスなら現代もそこら中にいる。なぜ貧乏の描写にこだわるのか判らない

734 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:21:03.29 ID:qMSTQiR6]
>>731
だから「この映画でおきたことは貧しさが理由ではない」という点を批判しているわけです。
その批判が的を射ているかどうかは別として。


735 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:39:23.98 ID:JtV9My48]
>>734
仮に貧しさを理由にした場合、整合性のある物語になる?

736 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:41:42.34 ID:bIU/aD6N]
貧しさを描いていたらもっと深い話になったかもねたしかに。たとえば殺された自衛官は貧しさから公務員になったのだ!とかね。
しかしそうすっと、最後の涙ではまとめられなくなるんだよなー。
貧しさについての映画は「泥の河」が良かったね。

いまの若い人に観てもらうためには前半で主人公ふたりの類似性とそれにはまっていく陶酔感をもっと若者視線で描いて、後半オトナの現実で突き落とす。
うまくやれば「さらば青春の光」「マイプライベートアイダホ」クラスになれたかもね。
作り手が主人公に距離をおいてるから難しいかな。

737 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 01:59:00.77 ID:qMSTQiR6]
事実として、客が入っていないというのがある。もし違っているなら、そのほうがうれしいが、
おそらく驚くほど入っていないのではないだろうか。

私はこの映画を楽しめた。ただ、twitterやyahooの感想を見ていると、どうも沢田に感情移入できないので、
最後の涙を見ても、理解できない、長すぎるという人が多い。

そういう人を「俳優ヲタ」だと見下している人が何人かいるが、やはりこのコケ方は作り手にも問題があると思う。
客観的に考えて、「優しさ」や「甘さ」だけで沢田の行動を説明するのは無理がある。

>>734
前面に出す必要はなくて、背景として匂わせるだけでも違ったと思う。原作には、そういう描写があるようだし、
それに「貧しさ」に拘っているわけではなく、当時のことを描けば自然に出てくる貧しさで充分だと思う。
繰り返すけど、「一万円」の扱いが小さすぎる。山下監督は、その辺は抜かりないと思っていたけどなぁ。

>>736
まあ、たしかにまとめにくくはなるだろうね。とにかく、
>作り手が主人公に距離を置いている
これが一番の問題点のような気がする。

ちなみに「泥の河」はマルセ太郎の再現パントマイムをテレビで観た。映画も観たかもしれないが、
マルセ太郎の記憶が強すぎて、あまり覚えていない(苦笑

738 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 02:03:54.87 ID:xp/B2vSd]
>>736
ん?>>734の言ってるのは貧富の差に対する後ろめたさも
沢田の行動原理になってるって事じゃないのかな?
それもブレるから無くていいと思ってるが
貧乏人が苦労して公務員になったのに殺されてしまったみたいな
お涙頂戴な展開は個人的には全然いいと思えないなぁ
でもその方が受け入れ安くなってヒットするのかもね

739 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 02:32:08.96 ID:xp/B2vSd]
あ、作り手が主人公に距離をおいてるのが問題というのは同意だ
あと学生運動も間違った方向に進んでしまったけど
初期に参加した人達は青臭いけどちゃんとした理想を持ってた人も多かったと思うが
そこをあまり描いて無いから若い人は
学生運動に参加してた=全員キチガイと思わないかちょっと心配になった

740 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 02:54:27.40 ID:oSFSivIB]
>>717
郊外なら中の中以下だが、東京の戦災にあった地域なら中の上ぐらいかも。


741 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 03:24:00.48 ID:GozD/wbn]
原作では以下の様なエピソードが書かれている。
学生運動が盛り上がるさ中、東京下町の工業高校で起きた学生運動を先輩記者と取材に行き
帰りに二人で飲んでいると、下町出身の先輩記者が酔っ払って
「ドロップアウトだのヒッピーだの、そんなのは経済的な余裕がある連中がやることだ。
今日取材した高校からは大学に行ける子なんて半分もいないんだぞ」
とからまれ、自分は何も反論出来ず結局記事は先輩が書いた−
そんな話があえて日比谷高校を中退して奔放な行動をとる少年と対比する様に書かれている。

742 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 03:55:06.78 ID:GozD/wbn]
井筒監督の評(抜粋)
原作では実名で書かれている組織名や雑誌名が悉くニセの名になっていて興ざめ。
そんなところでウソついたら負けやろ。「僕たちホンモノになれるんですよ」って
台詞通りホンモノを見せてくれよ。
革命についての説明がないから今の若者には伝わらないだろう
滝田修と思しき黒幕本人にもちゃんと取材しろ、自分は当時京阪電車で本人見たぞ
見終わって秋田明大を思い出し、革命前夜の映画を撮りたくなった…等
あと、悪人の時は酷評していた妻夫木を熱演と評価しているが、
総じて前述の腰の引けた作り方のためピンとこない、とも



743 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/07(火) 07:39:51.50 ID:CU/So36R]
沢田は梅山にシンパシーを感じていた以上に「信じたかった」んだと思った。

まだ逃亡潜伏中の滝田修に興味持った。
ゲバラみたいにポップアイコン化しないかなw

744 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 08:09:04.15 ID:HnmIIkhC]
>>742
「ホンモノじゃない」からにせの名前なんじゃないかとw
あと「革命についての説明がないから今の若者には伝わらないだろう」
こういう思いこみで発言されても困るよな。今の若者ってどこの誰なんだと

井筒さんは良い映画撮るけど映画評はこれだもの

745 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 10:22:50.10 ID:qMSTQiR6]
やはり、沢田に感情移入しにくいというのが一番の問題点だと思う。

このスレでは、「感情移入しなくても、俯瞰で楽しむ映画もある」「最後まで感情移入できない構造になっているからこそのカタルシス」
という意見があった。でも、これだけのコケ方を見ると、やはりそれは一般的には伝わらなかったのだと思う。

もし、沢田に感情移入できていたら最後のシーンも、もっと感動的になったと思う。沢田に感情移入できるということは、時代が違うだけで
もしかすると、自分たちもあの時代に生まれ、沢田と同じ立場にあったら、沢田と同じ行動を取ったかもしれない。
そう同化できていれば、タモツの言葉が観客の心にも響いてきたと思う。

このスレの感想を見ても、学生運動に対して「なんちゃって」「甘い」など、否定的な意見が多い。
実際の学生運動を否定するのはかまわない。ただ、映画の感想として

「そうだよ、沢田くん。最後にようやく自分の間違いに気がついたのね。よかった。ぼくもうれしいよ。」

という、俯瞰した感想しか観客に呼び起こせなかったとしたら、やはり作り手の失敗だと思う。
色々インタビューとか読んだけど、やはり作り手自身がが沢田(=川本さん)を愛していないのがすべてだ。

746 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 10:51:44.31 ID:+/8oFjbH]
>>745
でもそのためには沢田に何らかの形で美化を施さなければならないけれど
それこそ川本氏の本意ではないような気がするなあ

747 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 11:03:18.04 ID:qMSTQiR6]
原作を読んでいないので川本氏の本意がどこにあるのかはわからない。

ネット情報だけで言うのもなんだけど、もしかすると、逆に「自分のとった行動を正当化したい(美化したい)」
というのが本音なのかもしれない。その辺りを監督や脚本家が「共感できなかった」と
言っているような気がする。よくわからないけど。

で、そういう部分も含めて、やはり川本氏を愛せなかったのが問題かと。
あるいは、愛させることができなかった川本氏が問題かと。

とにかく、これだけコケると、山下監督ファンとしては自己否定されたみたいで悲しい。

748 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 11:12:39.48 ID:gcwXVJM1]
間接的とはいえ沢田の行動によって人が死んでるのに、美化されても萎えるわ。そんなことを感動ドラマになんぞする必要はない
俺も原作を読んでないんで、原作者がどういう姿勢でこの作品を書いたのは知らないが、仮に自己弁護をつらつらと書いてたなら
それをある程度突き放して、映画化した監督の姿勢を俺は評価するね。興行収入と映画としての評価はまた別の話だよ

749 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 11:20:27.32 ID:hUYgqZyF]
amazonで書評みてみるといい
多くの人が自己弁護に嫌悪感しめしてるから

750 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 11:28:45.40 ID:qMSTQiR6]
自衛官の死について言えば、現代的な感覚で言って、あるいはこの映画で言っても、間接的というよりも、
むしろ直接的だと思った。

「梅山くん、事を起こす時には俺だけに取材させてくれ」

と、事件前に武器を目の前にしながら言っている。その後の腕章の件と合わせて、充分共犯、もしくは教唆、幇助が
成立すると思う。そういう現実の刑事罰とは別に、マスコミが直接煽っていると感じた。私は。

だから、その点を「美化」する必要はない。そもそも居酒屋のラストシーンは全くのフィクションだから、
その点で、作り手の原作(舎)への批判的な姿勢は充分伝わる。

やはり、問題は前半で沢田に感情移入しにくい点だと思うけどなぁ。

ただ、そういう問題点があっても、私としては充分楽しめたし、山下監督の力量を改めて感じた。
リンダリンダリンダのコメンタリーとか聞くと、この監督と脚本家は「反省」が得意なのだと思う。
今回のコケ方を見て、反省した後の次回作が楽しみではある。ただ、このコケ方は少なからず、
次回作のあり方に影響を与えるようで怖い。

「興行収入と映画としての評価は別の話」というのは、同意も反論もしない。

751 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 11:40:29.55 ID:gcwXVJM1]
確かに沢田が梅山にどうしてあそこまで傾倒したかという描写はちょっと足りない気はする
そこが沢田に感情移入できない原因の一端かもしれない

752 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:13:00.46 ID:qMSTQiR6]
かなりのチラ裏だけど、今気がついたことがある。

以前から、山下監督の映画を観ていると,AKIRAを描く前の大友克洋氏の漫画の作風に似ていると思っていた。
「HIGHWAY★STAR」という単行本の「ハイウェイスター」という作品なんかを読んでもらえれば、
この感じはわかってもらえると思う。間の取り方とか、笑いのセンスが近い。

加えて、大友克洋氏の画力は当時から群を抜いていた。にもかかわらず、絵の印象が「白い」。
この「白い=空白が多い」というのは、単行本の後ろで評論家が書いていたことだけど、なるほどと思った。

画力があるけど、絵の印象が「白い」というのも、何となく山下監督に似ている気がしていた。
だから、半分本気で、いつか山下監督にはSF映画を撮ってほしいと思っている。

で、突然先程思い出したのだが、その「白い」と書いていた評論家が川本氏だった。
今まで忘れていた。そう思って、上の単行本をチェックすると「初版1979年」と書いてあった。
「ああ、タモツの店で涙した年だ!」と思った(バカ)。



753 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:25:24.44 ID:vJhQdm2q]
なんかコケた理由でどうこう言ってるけど
学生運動っていうだけで客は入らないんだよ
そこんとこ勘違いしないでね
ドラマでも学生運動扱うと視聴率悪いでしょ

754 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:28:44.46 ID:vJhQdm2q]
この映画は一部の評論家に強い支持を受けてて
絶賛レビューも書かれてたりするけど
「いくら勧められても見る気にならない」そういう題材なんだよ
コアな映画オタクは興味持つだろうけどそれだけ

755 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:28:52.68 ID:gcwXVJM1]
まあ内容が素晴らしかったとしても、題材的に客が入る映画ではないわな
松ケンと妻夫木目当てでいった客はさぞかし肩透かし食らったことだろうw

756 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:32:08.29 ID:B5Vr9L1F]
そんなに感情移入しにくい作品かな?
自分はラスト沢田が泣く前に泣いたよ

757 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:45:13.45 ID:qMSTQiR6]
>>756
私もフライングした。タモツの「あれからどうしてたの?」の後の
「山谷にでも行ってたの?」で決壊した。

「あれからどうしてたの?」で、一瞬タモツは沢田が雑誌記者であることを知らされていて、
それで「あれから、(仕事)どうしてたの?」と聞いているのかと思った。

で、その後の「山谷」で、「あぁ、タモツは沢田を自分の仲間だと思っているのか」と理解できた。
そして、色々あった沢田に以前と同じように語っているところで泣けてきた。

758 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:52:26.61 ID:vJhQdm2q]
>>751
沢田の前だけでは「惹かれてもしょうがないほど魅力的な人物」として
梅山をえがくとかね
で見ているほうは梅山の裏の顔や素を知っているとすれば

でも映画では1万円という大金ちょろまかされたりしてるでしょ
これは原作にはない創作
しかもそんなことされても沢田は梅山に対する態度を変えない
アホちゃうかという感想しか出てこないw

正直言ってなんでこんな作り話をねじ込んだのか理解できない

759 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 12:59:03.88 ID:qMSTQiR6]
恥ずかしい話だが、あの「一万円」のエピソードの前後をよく思い出せない。
仮に、京都の梅山に会いに行く前だったら、あの一万円が旅費なのかなと、後から思った。

760 名前:759 mailto:sage [2011/06/07(火) 13:00:09.75 ID:qMSTQiR6]
×梅山
○前園

761 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 13:41:17.96 ID:kuPFUUx0]
キネ旬がこの映画の特集号組んでる
川本さんの文章も出ていた

762 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 13:44:26.00 ID:+/8oFjbH]
>>759
京都よりけっこう前のはずだよ
オレも京都のシーンで、よく2人分の旅費があったなあと思った




763 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 14:30:44.58 ID:cn3EYtze]
>>747
コケコケうるさいなぁ
山下監督がどんだけヒット監督なんだよ
松ヶ根やリアリズムの宿の興収いくらよ
リンダリンダが例外で万人受けするヒット映画作る監督なんて認識元から無いし
この人の作風が好きな人が見て評価が高い監督だろうに
言いたいことも判らなく無いが一人で連投に長文いい加減しつこいよ

764 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 14:32:46.15 ID:cn3EYtze]
書き忘れ
今回はキャストもあって間口も広がったし題材も題材だから
批判も多いのはある意味当然だといいたかった

765 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 14:57:58.99 ID:gcwXVJM1]
コケコケうるさいのは、監督の過去作の天然コケッコーとかけてるからに違いない

766 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 15:09:04.04 ID:hUYgqZyF]
まあ先週2700万、今週1400万とまったく口コミがない状況だしなあ

767 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/07(火) 15:41:08.29 ID:JO2L7jCk]
この映画を観てのいごごちの悪さは、どうして沢田(川本三郎)が梅山(菊井良治)に巻き込まれたのかが理解不能という点につきる。
それは山下監督も向井氏も菊井良治に取材していないという一言に尽きるね。
もう出所してるんだから、見つけ出して、「あの事件とは、いったいなんだったのか」を問いただしてもらいたい。
きっと滝田にも取材しないんだろうなあ。
それでリアリティなんて出せるはずがない。
だせるのは・・・川本氏の自己憐憫のみ!


あっ、それでよかったのか・・・。

768 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 15:47:45.48 ID:Uz/yb0YA]
「最後沢田が泣く理由がわからない」っていう書き込みを見てたから、
観る前は自分なりに感情移入できるか不安だったけど、実際見て感じたのは、
自分がカラッポの人間だって気づいたからのような気がした。

タモツにも本当の自分を見せず、梅山にも同化しきれず、
それをジャーナリストとして描く基盤も自分には無い、っていう。

769 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 16:17:10.76 ID:i2bvlNFw]
>>767
>この映画を観てのいごごちの悪さは、どうして沢田(川本三郎)が梅山(菊井良治)に巻き込まれたのかが理解不能という点につきる。
>それは山下監督も向井氏も菊井良治に取材していないという一言に尽きるね。

いや、沢田が巻き込まれた理由は単純に川本氏の問題で菊井は関係ないだろ
ただそれについては原作でも「文学的興味」とかいう微妙な言い方しかしてないし
映画が何かを掘り起こすとすればそこだった気もするから残念ではあるけどもね

770 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 16:27:51.91 ID:vJhQdm2q]
ツイッターで菊井に関しての噂がちょろっと拾えたりする
スパイ説とか
「Kには公安のスパイ疑惑があった、ただ日大全共闘の活動家には
Kに何かしらの弱みを握られ、彼の出所に動揺する者もいたと聞く」
こんなのとか

771 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 16:28:57.84 ID:vJhQdm2q]
ツイッターでもいろいろ面白い感想が飛び交ってるけど
自分が気に入ったのはこれ

「これって大人エレベーターの映画化だよね?」

772 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 19:37:43.61 ID:NmEfVKAD]
加齢臭がキツい香具師ほど長いレスを書くのな。日中ヒマなんだろうな。
最近2ちゃんねるというものを始めたのでカキコしたくてしょうがないんだろうな。




773 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 19:39:48.67 ID:hUYgqZyF]
香具師なんて使うやつ久々にみた

774 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 20:45:42.83 ID:085fVUGx]
シリアスなクヒオ大佐みたいな映画

775 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 21:18:25.99 ID:XNwMcUCK]
つーか原作知らずに言うのも何だが、川本氏はスクープ記事貰った!と思ってつきあってただけでしょ
もう世間的にも時効だし認めたら良いのに、「もっと複雑な人間」で居続けたいだけじゃないの?

776 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/07(火) 21:27:27.18 ID:JO2L7jCk]
福井惇『1970年の狂気 滝田修と菊井良治』読んだよ。
「マイ・バック・ページ」に載っていない(川本氏が載せたくない)事件の本当の姿が読み取れる。
映画の視点に近いかも・・・

777 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 21:31:19.36 ID:vJhQdm2q]
>>775
原作では川本さんとKは映画と違ってもっと距離があるよ

778 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:06:27.07 ID:J9aLBh4H]
>>767
細かく見てりゃ分かるのだが、最初のほうで沢田が
取材者としての(一般的な)事件からの疎外感、当事者感覚のなさについて語っている。
まあ一般に分かりやすい感覚ではないだろうが、そういう感覚にさいなまれてて
更に理想に燃えて就いたはずの職業の現実のしょーもなさにぶつかって
悶々としてるときに、梅山が現れた。
そこで、これこそが俺の事件だ!俺はいま事件のまっただなかにいる!
と思いこんじゃったわけだ。それで「俺の事件」にのめりこんでいく、という図式と理解した。
これは功名心とは違うし、梅山自身に魅かれたわけでもない。
まあ一般に分かりやすい感覚とは到底言えないので、
>>758が言うような、梅山そのものに魅かれてgdgdgになった話にしたほうが
一般的には分かりやすいし、腐女子などの客層も獲れるので
たぶん興収ももうちょっと上げられた。

779 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:12:21.55 ID:rR2RZE4Q]
菊井もシャバに出てから、普通にそのへんにいるようなオッサンとして
暮らしてたりしてるのかなぁ。過去は封印して。
忘れられていた存在だったのに、映画化で一気に注目を集めるようになってしまって
彼はどう思ってるんだろう。

780 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:14:31.86 ID:Z6i33m0G]
>>777
原作未読なんですが、そうなんですか。
原作ブックレビュー読むと、
川本氏はKを個人的に大好きになったゆえの結果でありそれを川本氏自身が認めていないのであきれる
という感想もあった。

映画では沢田の表情から警戒心が感じられて、行動とチグハグな印象を受けた。
ここで知った事ですが、安田講堂から沢田が逃げ出しすシーンを入れていれば
梅山をかつての自分自身と同一視て共感することに見せる事ができた思う。

781 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:16:38.30 ID:+H9DCP47]
原作読んでないけど
原作通り二人の関係に距離があったら映画としては更に淡々として退屈になりそう

782 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:23:06.78 ID:vJhQdm2q]
>>780
どのインタビューか忘れたけど山下監督は
「映画では二人の距離を近づけた」と言ってたよ
時間のあるときに立ち読みでもどうぞ



783 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:32:10.16 ID:32+mCWE7]
>>780
>安田講堂から沢田が逃げ出しすシーン
製作費かかるから却下

784 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 22:43:35.37 ID:vJhQdm2q]
>>783
金はかからんでしょう
安全なところから見ているだけのアルバイトだったから
見ているだけなのがつらくて帰りたいと先輩記者に言ったら
「苦しいからといって見るのをやめたらジャーナリストにはなれないよ」
と諭される
でも結局帰ってしまうんだな

785 名前:名無シネマ@上映中 mailto:名無シネマ@上映中 [2011/06/07(火) 22:55:25.01 ID:JO2L7jCk]
>>779

菊井なら自慢しながら、またほら吹きまくってるよ。

「おれはホンモノだ〜っ!」って

786 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/07(火) 23:57:03.79 ID:BCL1Cp3/]
監督は菊井を取材してないのに
梅山はモロ菊井を表現できてたってこと?

787 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 01:58:47.49 ID:grG6LkpZ]
>>778
梅山を超イケメン設定にしておけば簡単だったかもw
「なんで惹かれたんだろね?
「顔じゃね?」」

実際の菊井はチビブサだけどなーw

788 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 02:49:00.54 ID:UWvscXif]
梅山を信じたのは
信じたかった、自分も本物になりたかったのと
雨を見たかい?を歌われたからで十分でないの?
ミーハーはああいう攻撃に弱い
更に疑ったときのダスティンホフマンの涙攻撃w
東大卒だけど、本質を見抜けないタイプなのを感じているから、あの女子高生に憧れるしコンプレックスも感じてる
それと同じこと言われたら落ちるよ
身につまされる映画だったわ

789 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 05:04:51.93 ID:+Hgl3BF4]
女が言った「泣ける人が好き」という台詞を
偶然梅山も言ったからじゃないの?

790 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 08:13:22.84 ID:kWi33jPK]
東大卒の人たちがオウムに入信しちゃった構造と多分ほとんど同じだろうね

791 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 09:40:56.62 ID:t9PGWLZa]
権力に近いところにいる人は、社会変革を自分の手でやりたいという欲求が強い(人が多い)。
それ自体批判すべきことではないが、ある意味で、官僚になるのも、学生運動に身を投じるのも、
オウムに入信するのも、「権力志向」ということで同じ類型で捉えることもできなくはないと思う。

まぁ、そんなに単純化すべきではないとは思うし、沢田は少し違う気もする。
むしろ「梅山」のほうにオウムに近いものを感じるけど。

792 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 10:53:06.61 ID:t9PGWLZa]
最初の、沢田の先輩の中平が初登場する場面だけど、少し疑問がある。

たぶん、テレビに映っていたのはアポロの月面着陸で、それを記事にするために会社に残っていたのだと思う。
居眠りしながら見ていた。それは「東都ジャーナル」に配属を希望していた沢田の、現状に満足していなという気分を
表していたのだと思う。それは、わかる。

ただ、アポロの月面着陸って、結構ジャーナリスティックというか、センセーショナルなことではなかったのだろうか?
それを、たとえ「週刊東都」とはいえ、ひとりで居眠りしながら会社で見ているという図に違和感を覚えた。
中平もまるで興味なさそうな感じだったけど、もう少し興味を持ってもいいのでは?と思った。

ところで、東大全共闘の「唐谷」は評論家の「柄谷」行人から来ているのだろうかと思っていたけど、
柄谷の本名は「義男」で「唐谷」の役名が「善朗」だったのね。これは確実だね。少し笑える。



793 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 11:43:31.78 ID:Ws6rXoFU]
>>788
そういうふうに感覚でわかる人ならいいんだけど
何しろ山下&向井がそこんとこわかってなくて撮ってるからなあ
「川本さん優しすぎるよね、どうして信じちゃうんだよ」とか
インタビューで言ってるでしょ

梅山のことも「人たらし」と位置づけてるけど
演出のせいで見た人の反応は「不気味」とか「気持ち悪い」とかが多い
「ダメすぎてほっとけない」タイプまでいっちゃえばまだよかったんだろうが

原作のスクープが欲しさという糸口からアプローチすればよかったんだよ
「入社3年目のペーペーが大きなネタを扱えるかもしれない興奮」と
原作にはっきり出てくるんだよね
ジャーナルの回収事件、2週にわたる休刊、有能なベテラン記者たちの左遷、
弱体化した編集部に放り込まれたおよそ政治向きでない未熟な記者が
焦りと気負いからまがい物に目がくらんで失敗する
原作をこっちから読み解けばわかりやすかった

794 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 12:13:40.95 ID:8tzuS/RR]
>>793
スクープ欲しさというのをもっと強調しても良かったかもしれないが
映画では沢田はいろんな事に無自覚で
最後にいろいろ自分の浅はかさに気づいた事で
涙のシーンが生きたとも思う
あと梅山が人たらしという説明がどういう意味で言ってるのか知らないが
観客が見て不気味なのは沢田の知らないいろんな面を見てるからでもあるし
彼女とのやりとりはこいつ女たらしだなと思って見てたよ
ああいう男に騙される馬鹿な女って一定数はいるんだよね

795 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 12:25:49.87 ID:t9PGWLZa]
スクープ欲しさを強調したとしても、最後のシーンを生かす方法はあるだろうし、
むしろ、いろんなことに無自覚で、みたいな理由だと、最後の涙も「自業自得じゃん」
「自己憐憫でしょ」となって白けてしまう危険があるし、実際、そういう感想をよく見るし、
客が入っていないところを見ると、やはり、最後のシーンを損なう結果になっているのだと、
私は思う。

796 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 12:41:33.60 ID:FhVpS1iU]
>>793
>何しろ山下&向井がそこんとこわかってなくて撮ってるからなあ
>「川本さん優しすぎるよね、どうして信じちゃうんだよ」とか
>インタビューで言ってるでしょ

「どうして信じちゃうんだよ」は原作の読後感と一緒で川本氏の煮えきらない点の一つだから
あえて後付のアレンジを加えなかったんだなあと思った
だから解釈不足というわけではないと思うよ

797 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 12:43:50.13 ID:R5YwqrJ6]
>実際、そういう感想をよく見るし、

そうなん?
結構ネットでいろんな人の感想読んでるけど、
あの最後のシーンを否定してる感想って殆ど見かけないんだけど。

798 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/08(水) 12:54:59.70 ID:MZSnXYry]
 この映画の製作者に、あの当時の闘争をまだ総括したくはないという思いがあって、それがむし
ろ中途半端さになった原因と思います。原作者の川本においては、この後の足取りを見ることで
彼がどう総括したかは掴める。記者を辞めた後、街路や呑み屋街の探訪を書いていく、そこには彼
がこの後、愛していったものが何だったか、感じ取れるわけである。一切歴史に名前を刻むことの
ない無名性に彼が価値ーというより、価値とも呼べない価値ーの源泉を見るようになった。それ
は川本のこの後の足取りに出ている。しかし、この映画製作者は、この川本の感性をそのまま採用
することはなかった。何故採用できなかったか、が問題で。それがこの製作者側の不徹底だとみる
。不徹底さがどこか中途半端さになってしまった。

799 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/08(水) 13:05:53.81 ID:MZSnXYry]
 続けると、この映画の座標軸を設定するとすれば、梅山-沢田の二名に、最初と最後だけ
現れるフーテンを入れるべきである。梅山は歴史に参加し、名前を残すことを渇望する、
そのためなら全てを道具にする。政治的情熱のいち典型である。これに対置されるのは
沢田ではなくあのフーテンなわけ。ヤクザの子分やったり、でも足を洗って結婚し、家庭
をもち、居酒屋をやり、梅山のような、歴史に参加したがる権力志向とは対極にある。こ
れの意味がもっと映画のなかで掘り下げられたら良かった。

800 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 13:23:14.75 ID:Ws6rXoFU]
>>796
いやそこんとこを解釈してすっきりさせて映画に立ち上げてないから
「沢田が梅山に惹かれた理由がわからない」
この映画の欠点として挙げる人が少なくないのはそのせいでしょ
完全な創作パートで梅山のダメっぷりをあそこまで表現しているからなおさら

801 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 13:24:14.15 ID:VQqzItz2]
その方法論で言えばうまいこと円環させてたと思うし
結局、話をややこしくしたのは梅山を一人歩きさせ過ぎて
梅山の極論に拮抗する視点を沢田に用意できなかったからだと思うよ

802 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 13:25:26.07 ID:VQqzItz2]
アンカー抜けてた
>>801>>799



803 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 13:30:11.17 ID:VQqzItz2]
>>800
それはすごくよく分かるんだけど、原作者すら明らかにしてない(できない?)その曖昧を
誰にも見てとれるフックにすることで沢田の曖昧のある部分だけが二元論的に決定されちゃうのを避けた気もするんだよね



804 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 13:52:02.06 ID:UWvscXif]
沢田は梅山に「惹かれた」のか?
自分が出来なかったことを体現してくれる男を求めていて、そこにたまたま梅山が現れたから
自分の理想に当てはめただけじゃないの?
偽物だと薄々気付きながらも信じたいっていう話だと思った

805 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 14:57:04.38 ID:xWXVjyU2]
>>795
スクープ欲しさに騙される方がよっぽど自業自得だよ
なんか自分の意見通すためにこじつけた様にしか見えないなぁ
具体的にスクープ欲しさだった場合のラストの涙のシーンの落としどころはどうするの?
欲にかられて俺って馬鹿だったなってだけにならずに
今より良い終わりってイメージできないんだけど
客の入りが問題っていうならこんな挫折物語を題材に選んでちょこちょこ直すより
悪事を暴くヒーローみたいな記者を題材にする方が早い

806 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/08(水) 15:45:50.46 ID:uDwNovm5]
観てきた。今年観た映画の中ではかなり好きな部類。

一番最初のウサギのシーンでウサギが死んだ理由ってなんだったんでしょう?

807 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 15:52:18.51 ID:R5YwqrJ6]
馬鹿だから小難しいことはよく判らんけど。

「菊井を恨んでない、今でも会いたい」
「一緒に“雨を見たかい”を歌った時のことが一番印象に残ってる」

↑キネマ旬報の特集記事に載ってた川本氏の言葉。

沢田が梅山に惹かれた理由ってのは単純に、
なんとなくピンとくるものがあったんじゃないか。
そういうもんじゃない、若い時は特に。

同じ唄(雨を見たかい)同じ作家(宮沢賢治)が好きで、
こいつちょっと変だけど面白いな、みたいな。

先輩記者はすぐに梅山の本質を見抜いたけど沢田は見抜けなかった。
単純に人間としても記者としても甘かった。
俺はそれで納得出来たけどなぁ。

逆に何故惹かれたのかとか判りやすく描いて欲しくない、気もする。

808 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 16:13:57.38 ID:9cC2YjmM]
オウムを映画化してその信者目線でドラマつくって
なんで彼がオウムにのめりこんでいったかわかった!と思いたいかね
自分はなぜ?という気持ち悪さをむしろ見たいね
もっともオウムなら、たとえば坂本弁護士事件を追求する側の立場から描いたりする
社会派ものの方が見やすいと思う


この映画は外部から見たつくりではないからわかりやすくはないが
まあ面白がったよ

809 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 16:43:22.56 ID:PUuSwaaW]
トーホグの人?

810 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 17:37:30.18 ID:qYSlNZTw]
>>799
見終わった後に思い返してみてそういやあの二人って対極だったんだなとか
いろいろ余白残した作りの映画もたまにはいいもんだけどね
まぁこの映画は明確に打ち出した結論がある訳では無いから
中途半端と思われてしまうのも判る

811 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 18:19:44.08 ID:tF9zcR0L]
今日見てきたのだけど
邦画らしい映画だったけど あのゆっくりした展開が眠気を誘う
妻夫木と松ケンの演技対決が面白かったね
時代背景もあって、沢田は梅山に惹かれるところもあったのだろうが
自分にはわからなくて、でもわからない、答えはない、っていうのが
この映画の醍醐味なんじゃないか
実際あの場所にいた人たちでさえ、何と戦ってたかわからないんだろう?
最後は妻夫木お得意のシーンだったから笑い泣きみたいになった
でも飲み屋の主人(昔、ウサギ売ってた人)の
「生きていればいいさ」って言葉はよかった

812 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 20:41:35.19 ID:k9ymYW8g]
 あのフーテンに象徴される裏町の、呑み屋街のざわめき、たむろする人間の如何わしさ…そこに
あの後川本は牽かれて、訪ねていくわけで、そこに川本の感覚は明らかに見い出せる。あの映画が
もしも救いを描けるとしたら、唯一そこだった。また、沢田がモノを書いていくことの、あり得る
方向もそこにあった。その意味でもフーテンの存在は鍵になりえた。あのフーテンとの出会いが
あったのだから、そこに何か、政治闘争の取材では見つけられなかった何かを見つける、というこ
ともあり得た筈。そこが掘り下げられなかった。それがあれば、最後の場面も違うものになったと
思う。ただ若かりし頃の苦い思い出、というだけの物語にしないために、川本の内面的風景、価値の
在り方にまで踏み込むことが出来ていればよかったが、出来ていないまま作ってしまったという
印象。



813 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 21:34:26.55 ID:Ws6rXoFU]
>>805
スクープ欲しさを強調すれば
被害者の名すらロクに覚えていない愚かしさがより際立つと思うんだよね
山下&向井が軸にしようとしたのはそこでしょ>人一人の命の重みと罪悪感
ラストの「生きてりゃいいよ」の痛烈さも強まる

・・・とか思ってたけど考えてみればどうえがいたところで
万人が同じ受け止め方をするなんてありえないよね
なんかいろいろ押しつけがましいことばっか書いてごめん

814 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 21:36:52.53 ID:Ws6rXoFU]
>>806
中華料理店の排気口?の真下に置いてしまい
熱風と油にまみれてうさぎたんたちは死んでしまったのです・・・

815 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 22:20:36.16 ID:yXHmoSfX]
>>800
そういう風に単純化したら、一般ウケはするかも知れんが
糞つまらん映画になったと思うよ
むしろ、この映画はそういう単純化を避けてるように見えるが

816 名前:名無シネマ@上映中 [2011/06/08(水) 23:20:14.18 ID:uDwNovm5]
>>814
ありがとう。色弱であまりに画面が暗いとよくわからんのだ。スッキリした。

817 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 23:20:18.33 ID:A8Dcdmh8]
監督は固定カメラ長回しやフェイドアウトで日常性やリアリティを出すタイプなんだろう。
でもこの映画は一つの「社会的事件」を扱っている以上、その手法はそぐわない。
梅山のペテンは早々に討論場面で観客に明らかになるので、沢田が騙される過程が退屈だった。
映画的には
徹底的に沢田の功名心や学生運動に対する共感を描き、梅山の本性は徐々に観客に判明するようにするか、
梅山中心にして奴のペテンぶりを観客に堪能させつつ沢田の前にいつ本性が露呈するかヒヤヒヤさせる。
どちらかにハッキリ重みをもたせるべきだった。

事件に対する考え方自体は正しいと思う。
ただ、見せ方に工夫がほしい。

818 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2011/06/08(水) 23:51:14.27 ID:xtNurAeC]
>>816
あの場面は暗いしせりふも聴き取りにくかったね
自分も「車から出して別の場所に隠したから死んじゃった」以上のことはよくわからなかった

あと、ウサギ1000円ってあの時代にしては高くね?
テキ屋の露天だから法外な値段ふっかけてるのかもしれないけど、
いまとは違う時代だと印象づけるのに、ウサギの値段が邪魔になってる気がした
その後出てくる食べ物屋の値札とかは時代を感じさせたんだけどさ







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