- 439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/03/20(火) 12:26:11 ID:O95Q8DOx0]
- >>437の続きでおま。
おばあが牛太郎のご機嫌をとっている最中、料理人は必死で猫の毛をむしっていました。 裸になった血だらけの猫を料理人は見て、「こんなもん食うのか?」とつぶやきました。 そのうち、おばあが調理場に牛太郎を連れてきました。 おばあ「男前はん。これ新鮮な猫やろ。さっきまで店の前まで歩いとったんや。」 牛太郎「旨そうやなあ。我慢できん。毛が少し残っててもかまへんから、はよ作ってや。」 牛太郎はご機嫌で料理人にそう言い残して、席に戻っていきました。 調理場に残ったおばあは、料理人にこう言いました。 おばあ「あたしも部落の出やさかい、昔はよう食ったもんや。最近は食わんな。」 料理人「犬とか猫とか、俺はちょっと遠慮したいけどねえ。モツ煮も苦手でね。」 おばあ「猫肉より牛の内臓のほうが、あたしは苦手やったんや。グロテスクやし。」 料理人「今じゃ、モツなら誰でも食いますからねえ。ホルモンとかね。」 おばあ「牛も犬も豚も猫も馬も、同じ四本足の動物なんだから、みんな食えばええんや。」 しゃべりながらも、料理人は裸になった猫をさばき始めました。
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