- 426 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/03/13(火) 12:41:45 ID:NAPh9L150]
- >>414のつづき・・、ではなく、>>410のつづきでおま。
やっとの思いで鬼のアジトまで目と鼻の先まで来ていた牛太郎。 自慢の純白スーツを汚してしまったことに気分を害したことから、 Uターンし、わざわざ元来た道を戻り始めましたが、意外にも上機嫌でした。 「ここに鬼がいることがわかったさかい、純白スーツを着たうえで、真っ向対決やな。」 どうやら、牛太郎にとっては、白いスーツが「勝負服」だったようです。 サイボシを咥え、ステアリングを握っていた牛太郎の口から、サイボシがポトリと膝の上に落ちました。 ふと目線をサイボシの落ちた膝を見て、牛太郎は愕然としました。 「さっきは気ぃつかんかったが、純白のパンツが破けとるわ!買うてこないとあかんやないか!」 そうです。単なる汚れだと思っていたのですが、よく見ると、膝上の部分が破けてしまっていたのです。 「凶都まで戻るには時間かかるやろし、負苦痴山あたりにええ店があるかいのう。」 牛太郎は、負苦痴山市内のデパートをカーナビで検索し、そこに向かうこととしました。 「負苦痴山といえば、妖蚊とはあまり離れておらんな。同志がアホな高校教師を糾弾してやったところや。」 妖蚊高校でのあの一件は、全国のヨツにとって非常に大きな勇気と希望を与えた歴史の一ページなのです。
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