[表示 : 全て 最新50 1-99 101- 201- 301- 401- bbspinkのread.cgiへ] 2chのread.cgiへ]
Update time : 03/30 14:51 / Filesize : 202 KB / Number-of Response : 470
[このスレッドの書き込みを削除する]
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧] [類似スレッド一覧]


↑キャッシュ検索、類似スレ動作を修正しました、ご迷惑をお掛けしました

バーチャファイターのエロパロ 6



1 名前:名無しさん@ピンキー [2008/09/18(木) 15:07:31 ID:Eosc1SQH]
バーチャキャラのSS、イラスト、雑談等のスレです。
一部・及び特定のキャラクターの作品の排除・もしくは
特定のキャラのみの投下を認める行為は、いっさい禁止です。
創作されている作者や発言の自由、もしくは意思を妨げる
荒らしはスルーして、楽しくバーチャキャラに萌えましょう。

VFDC in USA
virtuafighter.com/

旧保存庫(休止中)
www2.gol.com/users/kyr01354/vf/index.html

バーチャ2ちゃんねるエロパロ保管庫
www24.atwiki.jp/vf2006/


101 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/06(火) 02:29:15 ID:gk7xXbEh]
そりゃお前サラとジャッキーは現実離れして綺麗だけど
ラウとパイだと親子感がリアル過ぎるからだろ

102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/06(火) 03:58:12 ID:rxCocYo3]
強姦じゃないレイ×パイも好きだな〜脳内で展開してるw文才がないから書けないけど

103 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/07(水) 13:13:52 ID:9atOzS/X]
ジェフ×サタンシャークはまだですか?

104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/07(水) 13:34:27 ID:085wYv1t]
何気にベネがリアル百合っぽい

105 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/07(水) 16:07:02 ID:Ae8BdkmR]
ベネはサラのボディーガード兼愛人
サラはバーチャの女キャラ全員とやってそう。
 

106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/08(木) 13:36:50 ID:uSfmFvfD]
らう「フヒヒヒお母さんにそっくりな子を生むんだぞ」
幼パイ「いやあそんなの入らないよ!お父さんやめて!」 

需要は山のようにあると思います

107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/08(木) 23:31:47 ID:tYGOkSTM]
意外にいいかもな

108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/09(金) 12:06:41 ID:kmBIAEnW]
幼児虐待はヤバいだろ
バーチャやってる奴でロリコンは少ないと思うが(アル○ナとか多そう)

やっぱりパイはボンキュボンでなきゃ!



109 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/16(金) 17:49:06 ID:uBhbu7Ec]
腐女子パイがまた読みたい。
貴腐人サラとかも!!



110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/17(土) 09:34:08 ID:rYzFYzA1]
サラはカリスマ的大手っぽい

ベネッサは軍隊オタ

葵はコスプレイヤー臭い
着物にハマる人はコスプレ願望が強いと聞いた

111 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/17(土) 19:02:04 ID:AIUuYh0x]
銃や戦車の模型ショーケースにはりついてブツブツ呟き時に笑うベネ。
戦隊ものや萌えアニメコスをしてカメラ小僧に取り囲まれ、嬉しそうにポーズをとる葵。

これは今までにない…!

112 名前:110 mailto:sage [2009/01/19(月) 21:07:46 ID:vcvgfsKh]
一応腐女子パイ書いた奴だけど、正直ネタないwごめん
コスプレ葵を絡めるなら書けるかもしれん。暇が出来たらだけど。

113 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/21(水) 17:43:59 ID:x7tDE20Q]
>>112
腐女子パイおもしろかったぞ
気分が乗ったら続編書いてほしいな

114 名前:名無しさん@ピンキー [2009/01/22(木) 23:21:31 ID:/47qZGao]
葵の剛を攻めるSS大好きです・・・

115 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/29(木) 16:20:14 ID:LGXQDhui]
>貴腐人サラ
・生意気なリオンきゅん(ベスト&ハーパンの2仕様)で
「強気受け可愛い…」「生ベストハアハア」なんて妄想するサラ
・妄想が昂じてリオンきゅんを拉致ってきて
新刊の資料として恥ずかしいポーズを取らせてスケッチするサラ
・新刊のネタ取材を兼ねてチンコからアナルまでさんざんペニバンかバイブで玩び、
最後には美味しくいただいちゃうサラ

相手がリオンきゅんしか思い浮かばない上に
オチは逆レイプか強制射精しか思いつきません…つか書けない。

116 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/31(土) 03:24:07 ID:PmNWWK9X]
ここには以前から「サラさん、サラさん」言うサラ信者と「リオンきゅん、リオンきゅん」言うショタ女が居るな。
後者は女かどうか分からんが。
そいつらの為にかなり前『サラ×リオン』を書いていたんだけど……データが飛んだのさ。

117 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/01/31(土) 08:48:47 ID:y+qukg1c]
お姉様萌えの人とリオンきゅんの人は
ここの陰のスレ主に近い存在になってるからねw

サラは腐でもリアルと2次の住み分けは完璧そう
美形好きには間違いないだろうけどw

ビーチサイドでナイスバディを晒しながらカクテル飲み
男達の視線を感じつつクールに本を読んでるはず
「何を読んでるんだ?サラ」と兄貴に聞かれても
「人類学の本よ」といいながら静かにBL本を閉じる感じでw

好きなプレイは3Pで近々ジャンとリオンを誘おうと思っているはず

ちなみに男性向けもイケる口なので女も食いまくる

118 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/04(水) 17:15:21 ID:R/I5BA5v]
スレに毒され過ぎだと思うけどサラはバイのイメージ強いな
でもジャッキーは断固拒否しそう

119 名前:名無しさん@ピンキー [2009/02/05(木) 22:57:40 ID:p1dSrTNW]
保守☆



120 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/05(木) 23:08:53 ID:5hpxSddU]
リオンがおにゃのこだったらなぁ…

121 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/06(金) 21:34:14 ID:n4oPpOmT]
やべ、リオン女体化なんて腐女子臭い妄想が湧いてきたじゃねーか。


122 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/07(土) 12:56:26 ID:r9OzqkuO]
サラパイアオベネアイが居るのに…

123 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/08(日) 08:28:46 ID:SHqXJLTz]
バレンタインにアテがない俺に
誰かパイたんをプレゼントしてくれないかなー

124 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/08(日) 10:56:33 ID:DlL4L0h3]
5人娘のバレンタイン予想

サラ 高級チョコレートを男友達に惜しげもなく配る

パイ スタッフに配る義理チョコが毎年大変。正直面倒だと思ってる。

愛  手作りチョコをパイに送るがホワイトデーは返事がない

葵  一応手作りするが、渡せずに父親に食べさせる

ベネ 毎年女から大量にもらうが野外キャンプの非常食になる。

125 名前:晶×サラ mailto:sage [2009/02/11(水) 21:04:27 ID:KTk7ITH4]
晶×サラ(1/2)
ただの和姦です。

 ブライアント家の豪邸内に設けてあるサラの寝室。そこには屈強な筋肉を纏う男と、すらりとした長身に金色のポニーテール、艶のある肢体をもつ女。
月明かりの差す部屋に二人の雄雌が性交という戦いを始めようとしていた。
 
 晶は自分の下で横たわるサラを見つめている。サラは少し微笑んで晶を見つめ返す。やっと晶の手が動いた。
服の、胸元のボタンをはずしにかかる。サラはその不器用な手で自分の服が脱がされる様を見守っている。
異性がこんな風に自分に触れるのは、サラも初めてだった。闘いの中で密着する事は幾度となく経験していたが…。
それにまさか晶とこうなるなど、まずないだろうと思っていた。
 前がはだけると、晶はそこに顔を埋めた。本能的な行動だった。

「…んッ」
 サラが、息を漏らした。晶はその微かな溜息を聞き、全身に電流が流れるような感覚を覚えた。サラは胸元の晶の頭をぎゅっと抱えた。晶は無我夢中でサラの胸元をまさぐっている。

「う…、あ、晶…はぁ…」
 誰に教わったわけでもないが、晶は自然にサラの胸を愛撫しつつ服を脱がす事に成功した。ここで晶は一旦顔を上げた。
サラの呼吸が荒くなっている。目を細めて晶を見る。晶を求めている顔。
それを見て晶は、またしても身体に電気が走った。心地よい電流。

(俺は、サラが好きだ!この思いはもう隠せない…)
 心の中で叫んだ。口に出す事は、晶には照れくさくて出来なかった。が、サラはあっさりと言ってのけた。

「晶…私、あなたが好きよ。…前から、ずっと好きだったの」
「サラ…!」
「今ね、すごく嬉しい。嘘みたい…あなたとこうなるなんて、考えられなかったから」
「俺もだ。まさか君が俺なんかをそんな風に想っていてくれたとは。…俺の一方的な想いだとばかり…」
「えっ!?」
「俺もずっと君が好きだったんだ。だが言えなかった!お互いの立場を考えてしまって」
 話しながら、晶はサラの下着を脱がした。布団の中とはいえ、サラは少し、恥ずかしそうにした。
晶のごつい指が、サラの誰にも触れさせた事のない場所に触れる。

「…!」
 サラは息を呑んだ。晶から顔をそらす。晶はサラの仕種に胸が締め付けられた。指をそっと動かしてみる。
 サラはぴくりとし、身体が強張る。
 晶は続けて、もう少し強く指を動かした。サラは我慢できず、止めていた息をはいた。

「はあッ…!」
 苦悶の表情と言おうか、なんとも言えぬ色っぽい表情だ。

「晶…ダメ」
 晶はサラに触れたくて仕方なかった。だが、「ダメ」という言葉は晶には効果があった。


126 名前:晶×サラ mailto:sage [2009/02/11(水) 21:07:06 ID:KTk7ITH4]
(1/2)

「す、すまん…」
 手を止め、照れくさそうに晶は言った。サラはきょとんとした後、

「やだ、晶ってば。ホントにダメだったら蹴り入れてるわよ。ふふっ」
 悪戯に笑った。

「む、むう…」
「もう!…だから…いいのよ。晶ならいいの。わかった?」
「ああ。わかったよ」
 二人で微笑みあった。そして、キスをする。初めは軽く。
 唇を離した後、またすぐに今度は強く、長くお互いを求めあう。
「ふぅ…んむっ…はむ…ちゅ、ちゅぅ…はぁ…」
 晶の指は、お許しを得てまたサラに触れる。

「ああ…っ、はあぁ…ああ…」
(凄く濡れている。女性はこんなになるのか…)
「ああ…、晶」
「サラ、いいんだな?」
「…うん」
 そう返事を聞き、晶はサラの上に覆いかぶさった。そして、サラの中に…。
「ああぁ――あ、あっ――あああ――――ン!」

 サラの手が晶の背中を強く抱く。やっと。やっと一つになれた。

「サラ…!サラ…!」
 思わず名を呼ぶ。激しく動く。不器用な自分の今までの思いを伝えるかのように。
「――っく、ぁあああっ!!アキ…ラ…、はぁあ‥‥っ!!ああッ!!はあああン! 」
 今まで聞いた事のないサラの艶やかな声が晶を更に熱くさせる。
 晶はそのまま身体を起こし、脇にサラの腿を抱えた。あの凄まじい蹴りを繰り出す腿だ。まさかこんなかたちで触る事になろうとは。
 サラは寝転んだままなので、晶からは彼女を抱いている様が、そして彼女の身体全体がよく見えた。
「んッ、……ああッ、はっ、はっ、はっ……ああッ!」
 いつも陽の光の下で見る、サラ。今、月明かりの中でこうして自分を受け入れているのはあのサラなのだ。
 晶はなんだかとてつもなく感激した。
 サラは、晶の激しい動きに、もう自分がどうなっているのかもよくわからなかった。ただ晶の、自分への思いはひしひしと伝わってきた。激しく、けれど優しさも感じる。初めの痛みが快感へと変わっていく。深く、もっと深く。晶が欲しい。
 サラも上体を起こした。晶の肩に手を乗せる。晶の上に座った形になった。見つめ合い、キスをする。
 しばらくそのままでいたが、唇を離しサラが言った。

「晶…ずっと…こうしていたい」
「俺も…君を側に感じていたい」
 晶はそう言うと、そのままサラを再び突き上げた。

「…あっ!んっああぁあああああぁあぁぁん!! 」
 サラは快感に、思わず声をあげた。だがこの時、彼女は涙ぐんでいた。
色んな意味の、涙。晶の言葉の嬉しさと、気持ち良いのと、でも明日行ってしまうのだろうという寂しさ、昔の事まで思い出して、もう頭の中はめちゃくちゃだった。
その涙に気付いてか晶は動きを止め、サラを強く抱き締める。それをきっかけに、サラは本当に泣きだしてしまった。晶の胸の中で。

 行為が終わったのは夜明けを迎える前だった。辺り一面にティッシュが散らかっている様から何度も何度も求め合ったことが分かる。
 シーツに身を包む二人はただ身体を寄せ合い、互いの体温を感じていた。



ただ行為だけ書いてみた。

127 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/12(木) 00:54:16 ID:fxiudeSX]
GJ!
昔から金髪碧眼の巨乳長身美女に憧れてマスかきまくってました。
サラが晶と絡む話はあんま無いから最高に楽しめました。
素晴らしいアメリカンドリームをありがとう!

128 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 08:52:47 ID:bIUNW65j]
サラは久々だったね
5になってサラの美形っぷりにバーチャにハマったからなぁ

女キャラも全部使い倒して
今はジェフリーにたどり着きましたが

129 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:23:25 ID:nQxTKKQA]
腐女子パイ。その3です。
ヲタクネタなので、苦手な人はスルーして下さい。



130 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:24:05 ID:nQxTKKQA]
「私、間違ってた……こんなに大切に想ってくれる人が、こんなに近くにいたのに」
パイさんの細くて長い指が私の頬を滑ります。
「アイリーン……愛してるわ」
パイさんが甘い吐息を私の耳に纏わせながら、桜色の唇をゆっくりと私の唇に近づけてきます。

「ああ、パイさん……私、ずっと、ずっとその言葉待ってました」
パイさんは女神のような美しい微笑みを浮かべると
マシュマロのような柔らかい唇で私の小さな唇を覆い、深く重ねてきました。

「私達、やっと一つになるんですね……パイさん」

甘いキスに胸が締め付けられるほど愛しくて、息が出来ないくらいです。
キスの合間に呼吸をしようとしても、パイさんは私の唇から離そうとしません。
鼻まで塞がれて幾らなんでも、これは激しすぎです。愛はまだバージンなのに。
「パイさん…ちょ…苦し…」
息をしようとすれば、する程に苦しくなります。

「むぐぐ〜〜〜!!!くっっっ!苦しい!!」

ガハッ!と一気に口と鼻に息が入って来たと同時にに
耳のヘッドホンが首に絡まるように落ちた。

「やっと起きたわね。一体どういう夢を見てるのよ?相変わらずキモいわねー」

先ほどの女神のようなパイさんとは打って変わって
汚い物でも見るような顔のパイさんが隣に座ってます。

「え?あ?パイさん?」
アイリーンは暫く、状況を把握できずにキョロキョロと回りを見渡すと
キャビンアテンダントが二コリと微笑みながらシートを戻すように促してきた。

ようやく自分は東京行きの飛行機にパイと乗っている最中で
途中で寝てしまった事を把握したようでガックリと肩を落とした。
そんなアイリーンの目の前の椅子には
ガムテープの切れ端がプラプラと絡みながら揺れている。

「苦しいと思ったら……パイさん、まさかこれで?」
「あー……寝言がうるさいから仕方ないじゃない?
でも本を買いすぎた時の為にガムテープを持っていて正解だったわー、早速役に立ったし」
「ひどい!死んだらどうするんですかぁ!鬼!悪魔!!」

猿のように顔を真っ赤にしながら怒るアイリーンを気にも留めず
到着のアナウスと共に、BL本を閉じると冬コミのチェックリストと共にバッグに詰め
さっさと飛行機を降りるパイ。

「さて、エネルギーをチャージしに行きましょうか」
軽やかな足取りで歩くパイと、二つの荷物で潰れそうなアイリーンがフラフラとタクシーに乗り込んだ。


131 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:26:01 ID:nQxTKKQA]

「うう、寒い……っていうか、あの馬鹿どこにいっちゃったのよ!電話も出ないし……もう」

お互いジャンルが違うので、時間で待ち合わせをしているのに
この寒い中、待てどアイリーンはやって来ない。
もしかして先に来ていたのかも知れないが、この人混みでは人探しも一苦労だ。
多少目立つ格好をしている方が無難ではあるけど、職業柄そうもいかない。

「しかしコスプレイヤーは、こんなに寒い中で薄着で元気ねぇ……。
なんだっけ、あのセーラー服の奴……
『ジェフリーマクワイルドの憂鬱』?じゃなくて、何かそんな奴」

待ち合わせの広場で真冬の潮風に吹かれて、カタカタと小刻みに揺れるパイの目の前には
黒い髪を靡かせた、ミニスカートが扇情的なセーラー服のコスプレイヤー。
カメラ小僧におだてられて、ポーズを決めているコスプレイヤーを
パイは少々醒めた目で見ていた。

しかし、あのコスプレイヤーはどこかで見た顔だ。
ただのレイヤーにしては、無駄に手足の動きが優雅で
そう、試合前にヒラヒラと手を舞い上げる奴が居た、はず。

「……恥ずかしい人発見!!」


132 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:26:38 ID:nQxTKKQA]

「すみません。写真を一枚いいですか?」
「はいどす!」
寒さなど肌に感じて居ないのか、満面の笑みで決めポーズをする葵。
携帯カメラで撮影してるのは帽子を目深に被った長いおさげの髪の女……。

「……これ良く撮れたんで、貴女に差し上げたいんですが?」
「まぁ、おおきにどす。ほんなら、お名刺差し上げなあかんおすなぁ」
葵は携帯の画像を覗き込みながら、ポケットから名刺入れを出す。

「メアドじゃなくてぇ、葵ちゃんの家にお届けしたいんだけど?」
「……へ?」

「パ、パイはん!!!!!何でここに!?」

「まぁ。ちょっと仕事でね。ほら私って映画のPRとかもしてるじゃない?」
「ほ、ほんまどすか、お疲れはんどす……ほんなら、うちはこれで……」
「やだー葵ちゃんったら!私、葵ちゃんのお家にお邪魔したいって言ってるじゃな〜い!」
逃げようとする葵の肩を後ろからガシッと掴む。

「ねぇ?貴女の家って門下生居たわよね?」
「……へぇ?」
「私ね、ちょっと合気道場の門下生達の素敵な日常を見学したいんだよね」
「な、なんどすか!その邪な微笑みは!」
「別に取って食おうって訳じゃないんだけど。もちろん招待してくれるわよね?」
「……お断りどす」
「そうなの?ざーんねーん。じゃあ折角可愛い写真撮ったから、この画像を皆に転送しようっと」
「いや〜〜〜〜!!止めておくれやす〜!!」

泣きながら携帯を取り上げようとする葵の手首を掴み、顔を近付けて満面の笑顔でパイが問いかける
「じゃ、年明けたらお邪魔するわね。また連絡するから。
あ、分かってると思うけど、逃げたらこれ皆に年賀メールで送るからね」
「……分かったどす」

ガタン、ゴトンと満員電車で揺られながら、疲れた様子もなく
今日の収穫に満足気な顔のパイ。
「今日は、まさか葵ちゃんに会えるとは思わなかったけど
彼女意外と大胆な趣味を持ってるのねぇ……人って見かけに寄らないわね。
まぁ、お陰で葵ちゃんの道場に行けるし、本当私って日頃の行いが良いからツイてるわよねー」

結局アイリーンを会場に置いて、さっさと晶の家に向かうパイであった。

133 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:27:18 ID:nQxTKKQA]

……その頃のアイリーンは商業スペースの混雑と行列に行先を遮断され
方向音痴も災いして会場を彷徨っていた……。

「え〜んっ。なんだか臭いよ〜。携帯も落としちゃったよ〜。助けてパイさーん!
何だか全員同じ方向に向かって歩いてるし、ゾンビの行進みたいで怖いよぅ…って
本当にゾンビみたいな顔色した人がいるんだけど?」

のろのろと進む行列の先頭から、青白い顔の青年が現れた。
フードで深く顔は隠されてるとはいえ却って、その異質な雰囲気が悪目立ちしていた。
……そう、その人物は紛れもなく日守剛であった。

「ウキキッ!」
「……てめえ、何でここに居る?」
「君も何で居るの?」
「関係ねぇだろ……お前腐女子か?キモいんだよ」
「ムキーッ!!!自分もキモオタの癖に!!」
「あ?頼まれもんだよ、仕事だ仕事」
「え〜……こんな仕事までするんだぁ、解雇されたの?不景気だなぁ」
「されてねーよ!馬鹿猿!俺は忙しいんだよ、どけ」
「パイさんとの待ち合わせ場所が分からなくなっちゃったの!連れて行ってぇ!」

猿のように剛の頭にしがみ付いて離れないアイリーン。

「ふざけんな!手前で何とかしろ!」
「ウキキー!」
結局引き剥がすにも絶対離れないアイリーンを連れて
諦めてパイとの待ち合わせ場所に肩車状態で連れて行く事に。

「酷い、パイさん帰っちゃったんだ……」
半べそになるアイリーン。
「もういいだろ?どけ」
「嫌〜!1人は心細いよ〜!」
「ふざけるな!!殺すぞ!!」

そんな猿と犬のようなやり取りとしてると、剛の携帯が鳴った。
「……あ?終わったぞ…今から行く?はあ?アキバ?何だそこは?
おい!……ふざけやがって……切りやがった」
「何?アキバ行くの?」
「関係ないだろ、どけ」
「もしかしてパイさん居るかも知れないから行くもんね」
「……勝手にしろ、仕事終わったら殺すからな」


134 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:28:19 ID:nQxTKKQA]

「Salut!ムッシュ日守。俺の言い付けは守れたみたいだね」

「……今後こんなふざけた仕事頼んで来たら殺すからな、後こんなふざけた場所に来るのもだ」
「まぁご主人さま、私たち真面目にお仕事してますわ」
「メイドカフェは愛も初体験です。萌え〜!ですねぇ……って
何で剛君がジャンさんの言う事聞いてるの?」

「それは、今は俺がこいつ上司だからさ、お猿さん。
俺達の会社では上司の言う事は絶対なのが決まりでね……。そうだよな?ムッシュ日守?」
「……チッ」
余程ジャンが癪に障るのか、舌打ちをして顔を下に向ける剛。
「いや、良かったよ。このコミックはフランスで大人気でね。
友人にも頼まれてたし、どうしても限定を手に入れたかったんだよね」
ジャンはソファーの両脇にメイドを侍らせながら、ご満悦の表情で頷く。

「で?お猿さんは何でこいつと?彼女かい?」
「違います!!!!私パイさんと、はぐれちゃって…たぶん晶さんの家に行ってると思うんだけど」

ピクッと剛が反応する。

「……結城晶か?……奴は近くに住んでいるのか?」
「まぁ一応、パイさんから住んでる駅は教えてもらってたけど、愛は方向音痴だからなぁ……はぁ」

これはチャンスではないか?と剛は考え始めた。結城晶の首を獲れば一躍昇進できる。
つまりジャン如きにコキ使われる生活どころか、逆に顎で使えるようになる筈だ。

「おい猿、俺が連れて行ってやる、居住区さえ分かれば大体の場所は特定できるだろ」
「ホント?剛タン、実はいい人なんだね」
ウルウルと目を潤ませながら剛にしがみ付くアイリーン。
「まぁ、せっかく日本に居る以上は奴の寝首くらいは掻かないとな……」


135 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:29:31 ID:nQxTKKQA]

その頃の結城道場……。

「え!?ええ?何で?何で誰も居ないの??」
半年前の熱気のある男たちで溢れていた道場は、全く人気のない静寂に包まれていた。

「年末だからな、正月明けたらボチボチ戻ってくる」
「そんなぁ……毎年こうなの?」
「大体な、まぁ一人位は仕事や事情で帰らない奴も居るが、今年は全員帰省したな」
「そっか……そうなんだ」
格闘男同士の素敵な共同生活の観察を毎回楽しみに来ているのに
誰も居ないとは、本当に残念、無念としか言いようがない。

(でも、誰か一人居るって事は、年末年始は毎年弟子と二人っきりだったって事よね?)
またあらぬ想像を掻きたてられ、パイは男二人の甘美な生活を妄想し始める。

「じゃあ(男同士が)ずっと二人っきりなんて、蜜月って感じよね……」
「……そうだな」
晶がパイの肩に手を回し、顔を近づける。
(そう、二人っきりで、こんな感じで気まずい雰囲気が段々って感じが)

覆いかぶさられるように唇が重なり合い。舌を絡ませ合う。
「んっ……ふ」
キスをしながら、上着の上から胸を弄られる。
ガサガサと布が擦れ合う音と共に、服の上からも分かる位に昂った乳首を指先で掻くように転がされる。
「ふぁ……やぁ、ん」
艶のある声色を合図に、上着を引き上げ、零れんばかりの乳房を吸い上げられると
胸は感じやすいのか、パイは仰け反るように喘いだ。
「ああっ、はぁんっ」
胸を責めながら、指先はショーツの中の、ぬかるみを掻きまわす。
吸いつくようなそれは、蜜を溢れさせながら卑猥な音で晶の情欲を煽った。

「悪い……もういいか?」
半年振りの再会もあってか、彼自身が限界まで張り上がっており足の間に割り入って来た。

「あ、ま、待って……その、今日はこっちにして欲しいの?」
指をアナルの方へ近づける。
パイの大胆な申し出に多少動揺を隠せずにいたが、そこはそこで魅力が無いと言えば嘘になる。
「大丈夫なのか?」
「う、うん、多分……」
「分かった、ゆっくりするからな、無理だったら言えよ?」
「うん……」

136 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:30:23 ID:nQxTKKQA]

ベッドに全裸でうつ伏せになると、腰を上げる形で彼を迎える姿勢を取る。
自分から誘ったとはいえ、小説や漫画で散々「痛い」と表現されてる場所である以上
流石に緊張でガチガチになるパイ。

覚悟を決めた矢先、ふいに尻にキスをされビクッとなる。
そのまま、晶の舌が濡れた割れ目をなぞる。
「ふぁ……、はぁ…ん…」
くちゅっ……、くちゅっ……
何度も唇を溝に滑らせ蜜を溢れさせながら柔らかな窪みに、舌を割り入れる。
「はあっ、舌…入れちゃ…だめぇ…」
指先は下腹をなぞりながら、乳房を触れられ肩が震える。

執拗に舌で責め立てられ、蜜と唾液が混ざり合いながら太腿を伝い、シーツに雫が落ちる。
「あぁ…んんっはぁ、はぁ、……舌は、だめぇ、だめぇ、はぁああっ……!」
高く上げた腰を支える両足がガクガクと震え、絶頂を迎えた途端に崩れ落ちそうになるのを
支えながら、何度も荒い呼吸を繰り返すパイの背中にキスを落とす。

溢れ落ちる蜜を指に絡ませながら、後ろの蕾を解すように優しく触れると
ビクッとパイは弱い反応を示すが、拒む事は無かった。
少しずつ、指から、晶自身を解すようにしながら、ゆっくり押し込む。
「はぁああああっ!!!あああああっ!」
ペニスが少しずつ飲み込まれる度に、体全体がビクビクと強張るように痙攣する。
パイはシーツを強く握りしめながら、破瓜の痛みとは違う、鋭い痛みに耐えるように頭を振った。

「はぁ、はぁ、ああっ、痛ぅ…ああっ」
「大丈夫か?余り力入れるな」
「う…んっ、はぁ、はぁ、はぁ、あぁ……」
何度も浅い呼吸を繰り返しながら、痛みに耐える体には
いつの間にか、びっしょりと汗が浮かぶ。
揺れる背中に張り付く黒い髪が何とも艶めかしく、晶は思うがまま行為に溺れたい体を必死で制した。

「動くぞ」
少しずつ腰を揺らされ、次第に激しさを増してくる。
「ひあっ、ああっ、はあああっ!」
乾いた音と、突き込まれる痛み、そして子宮の上から刺激されて痛みと快感に頭が真っ白になる。
汗と秘部から流れ出る蜜がポタポタとシーツに新たな染みを作る。

「……このまま出すぞ」
「あっ、あああっ、やあっ!」
直腸に注がれる初めて感じる熱さに震えながら、パイは握りしめたシーツに顔を沈めた。


137 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:31:17 ID:nQxTKKQA]

*******************

「ここだな……」
「本当に着いちゃった…剛タン凄い!」
「……『タン』はやめろ」
「じゃ、『ひのがみん』とか『レッツ』とかどう?」
「殺すぞ?剛でいい」
「んじゃ早速ピンポ〜ン!」
「ちょっ……!ばっ!待て!」
剛が制止する前に、アイリーンが玄関のチャイムを押すと
タイミング良くチャイムと同時に晶が門を開けた。

「……ん?何だお前ら?」
「尓好!パイさん迎えに来ました〜」
「ちょっと!何しに来たのよ!?」
「ウキィ〜!パイさん酷い!置いていきぼりにして!!」
「人聞き悪いこと言わないでよ。待っても来ないからじゃない!で?どうやって此処に来たの?」
「あ、剛が案内してくれたんだ〜!あれ……?何で隠れてるの?」
3人が一斉に電柱の陰に隠れてる剛を見る。

「……ちっ、馬鹿猿が……」
「ん?あいつは柔道の日守だよな?」
「あれ?本当。何であの人に?」
「え〜っとそれはですねぇ……商業ス……モガッ!モガモガ!!」
「……こいつが道で迷ってたから探してしてやっただけだ」
後ろから羽交絞されて、モガモガと口を押さえられるアイリーン。

「猿は帰巣本能があるから大丈夫だったのに……まぁ、でも良かったわね」
「用が済んだから俺は帰るぞ」
「待て。折角だから上がって行けよ、お前とは色々話して見たかったし」
帰ろうとする剛を晶が制止する。

「うんうん。愛はお泊りしてパイさんと帰る予定です!」
「ちょっと!誰が泊まって良いって言ったのよ!」
「まぁ折角来たんだ、いいじゃないか。おい、日守も上がれよ」
「……ああ、そうさせてもらうぜ」
剛の口角が歪んだ。


138 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:32:22 ID:nQxTKKQA]

アイリーンの荷物を部屋に置いて、カーテンを閉めるパイ。

「……臭い、家が男臭すぎる!パイさんもう帰りましょうよ〜」
「何言ってるのよ!これがいいんじゃない。価値が分からない子ね〜」
「分かりたくもないです!せめて今夜はパイさんの香りを嗅ぎながら愛は眠りに就きたいです」
「庭に放り出すわよ?日守君と同じ部屋になって男嫌いでも克服したら?」
「え〜それは無理です。だって剛は晶さんの寝込み襲うって言ってたもん……」

「……へ?はぁ!?ええええええええ!?ほ、ほほほほほほほほ本当に!???」
アイリーンの上着を掴んでガクガクと揺らしながら鼻息荒くパイが訊く。

「本当です!ってか落ち着いてくださいよ!」
「そうよ……そういえば、毎回ギラギラとした目で晶を見ていたわ、獲物を狙うような眼で。
あれはきっとアプローチだったのよ。とうとう今夜仕留めに夜這いを掛けるのね。
やだ……どうしよう!?アイリーン、どっちが受けだと思う?どっちも受け顔なのよ!?」
「あーあーあー聞こえない聞こえない」

「何だ、楽しそうだな?お前たち。相変わらず仲が良いな」
晶が来客用の布団を持って部屋に入って来た。
「そ、そうなのよ!あたしたち、とっても仲良しで、
その……今日は夜も一緒に寝ようねって話してるの!」
「そうなのか?」
「だから、晶はゆっくり部屋で寝てね?ほら……よ、夜は男同士で積もる話もあるだろうし!」
晶は分かった、分かったと笑いながら部屋を出て行った。

「パイさん、とうとう私と一夜を共にする覚悟を決めたんですね。愛は感激です!」
「アイリーンちゃんはガムテープは布と紙、どっちが好きかな〜?」
「うう、そうなると思いました……でも、どうするんですか?いいんですか?
一応パイさんの彼氏ですよねぇ?晶さん。愛は認めてませんけど」
「え?何で?相手は男だから浮気と違うし」
「うわ、何か屈折してますねぇ。くわばら、くわばら。愛はもう寝ます」
「はいはい、お休み」
パチン。と明かりが落ちる。

……暫くの間、暗闇の中で沈黙していたがムクッと起きるパイ。

(……もしかして今頃……ど、どうしよう。どっちが受けか気になって眠れない!!)

そろそろと布団を抜け出して、部屋を出るパイ。
薄暗い廊下を、音を立てないように静かに晶の部屋に向かう。
緊張の余り、口に溜まった唾液を呑み込む音すら気になる静けさだ。

部屋の前のドアに耳を付ける『家政婦は見た』さながらに真剣に聞き入る。
(だめ……何も聞こえない。ちょっとだけ、そーっと、そーっと)
音を立てないように静かに和風の引き戸を開ける、中は読書灯の灯りがひとつだけ。
目を凝らしながら様子を伺うと、いきなり手を掴まれ中に引き込まれた。


139 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:33:04 ID:nQxTKKQA]

「きゃっ……!!」
「!?パイか?どうしたんだ?」
部屋の中には晶一人。
まだ早かったと心の中で後悔しつつも、動揺は隠せないパイ。

「え?あ、その、私……その、邪魔するつもりじゃ……」
「ああ?寝る前の座禅は習慣だから気にするな、どうした眠れないのか?」
「そ、そうなの!何だか、き、気になって、ドキドキして……だ、大丈夫だから!じゃ」
「……待てよ、今日は一緒に寝よう」
「だ、ダメ!それはダメ!」
「嫌なのか?」
「絶対ダメ!日守君もいるし、その、今日は私が居ちゃダメなの!」
「日守?あいつは帰ったぞ?」
「へ?ええええええ!何で?どうして!?」
「仕事が早い、とか言ってたな、中々面白い奴だったな」
「そ、そんなぁ……」
ヘロヘロと床にへたり込み、がっくりと肩を落とす。

「どうした?何かあったのか?」
「……何でもない」
「体が冷たくなってるぞ、風邪を引く……」
パイの腰を引きよせ、抱きしめながら首筋に唇を這わせる。

「あ……だめ、ぇ…はぁっ…」
そのまま抱き上げられ布団に落とされた。




140 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:33:50 ID:nQxTKKQA]

*************

「ムキョ!?パイさん?」
寝ぼけた顔でキョロキョロと暗い部屋を見渡すアイリーン。

のろのろと、パイを探して暗い廊下を歩くと晶のドアの前に剛が立っていた……。
剛はアイリーンに気がつくと、指を口に当てて声を出すな。と指示をする。

アイリーンが訝しげな顔をして剛の顔を見ると
剛は無言でドアの隙間を顎で示した。
アイリーンがコソッと部屋の中を覗くと、寝室のライトに照らされているのは
パイのあられもない姿。
必死に押し殺した、か細い声で晶と男女の夜の営みに没頭していた。

『!!!!!!!!!!!!』
アイリーンは固まったまま動かない。
初めて見る憧れのパイの生まれたままの姿。淫猥な表情。声。
衝撃的な反面、次第に自分との行為に重ねてパイを見つめてしまう。
石のように固まってたアイリーンの足が次第に、もどかしそうに擦り合わされる。

その様子に気が付いた剛が、からかうように指で尻をなぞった。
『うきゅっ!』
『発情してんじゃねーよ、猿』
『してないもん!』
『へぇ?本当に発情してないか見てやるよ』
剛は後からパジャマのズボンに手を入れ、指を割れ目に当てるとヌルヌルとしたショーツの上から触る。
『ひゃっ、や、……っ!』
『濡れてるぜ?猿?盛りが着いたか?』
『ふぁっ、ちが…あっ……濡れてないもん』
『じゃあ小便でも漏らしたか?躾がなってねえなぁ』
ショーツの中に指を入れると
くちゅ、くちゅっと指で掻き回しながら、時折硬くなったクリトリスに粘膜を擦り付ける。

『うぁ、ふはぁあ、だめ、だめだよぉ…』
ガクガクとドアを支える細い腕に力が入らず、声が上がるのを堪える。
(まだあいつら終わりそうにもねえしな……先にこいつに今日の報酬を支払ってもらうか)
アイリーンの腰を抱え、別の空いた部屋に押し込んだ。


141 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:34:43 ID:nQxTKKQA]

「うきゃっ、だめだよお!愛のバージンはパイさんに捧げるんだから!」
「へえ?そいつはイイ事聞いた。それで今日の案内料はチャラにしてやる」
「酷い!だ、騙したなぁ!」
「あ?何勘違いしてるんだ馬鹿猿。俺が無償で働くかよ」
アイリーンの小柄な体では、柔道家の寝技を抜けられる訳はなく
剛は腕を首に回して頭を掴むと、首筋から舌で舐め上げながらアイリーンの耳を舐める。
「ひゃあっ、だめ、だめだよ〜!……あっ」
耳を責められながら、服を引き剥がしに掛かられると、あっと言う間に小柄な白い肌が畳の上に露わになる。
後ろから、羽交絞されるような形で、体全体をまさぐられ、小さな乳房にぷっくりとした
薄い桜色の乳首を指先で少々乱暴に摘み上げられる。

「はぁっん、だめ…えっ」
「ダメな割には、乳首おっ勃ってるぜ?もっと発情してみろよ、ほら」
片脚でアイリーンの脚を開かせると指を秘部に滑り込ませ、まだ誰も触れた事がない
窪みに指を沈める。
「ああっ、んんっ、あっあっ……、だめだよお…」
「流石に狭いが感度はいいな、あの女でマスばっかり掻いてたんじゃねえのか?」
「やだ違う…もん…あっ…や、ひゃんっ、そこは、だめ…だよぉ…」
クリトリスを摘まれて、アイリーンの腰がビクつく。
「じゃあリハーサルと行くか?」
指を沈めながら、狭い膣内を掻きまわす。
「ふぁあああっ!」
粘膜を弾かせるような音を立てながら、指で突き上げると
アイリーンの体が激しく揺さぶられる。

「あっああ!はああっ、ああああっ」
指を突き込まれながら、舐め上げられた乳首を甘噛みされると
アイリーンは初めての感覚に昇り詰めた。


142 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:35:17 ID:nQxTKKQA]

「はぁっ、ふえっ…はぁっ…はぁ」
剛はベッタリと濡れた手のひらを、ひと舐めすると
アイリーンの膝を掴み、押し上げた。
「やあっ!な、なに……」
秘部にゴリゴリと当たる、熱い塊にアイリーンは恐る恐る下に目を向ける。
「何…ソレ……」
「さあ?何だろうな?」
剛はニヤリと笑うと、産毛のような薄い茂みに強く押し付ける。
「ひぁっ!や、痛い……っ!ダメ……ダメだよ!」
狭い小さな入口に剛の大きなそれが引っかかり、押し付けられる度に痛みが増す。
「おい、暴れるな」
掴んでいる膝を更に開くと、アイリーンの体に乗りかかる。
「やっ……やだぁ…パイさぁん…っぐすっ…だめっ、こんなの……やだぁ」

剛の動きが止まり、薄暗い部屋に沈黙が続く中、突然体を離された。
「……チッ、やっぱりガキは趣味じゃねぇ」
そう言い放つと床の上のパジャマを拾い上げてアイリーンに投げ落とした。

「おい、今日の報酬はツケにしておいてやるから、誰にも食われるなよ。
……それまでに、ちょっとは女の色気付けて来い、馬鹿猿が」

先ほどから、ずっと上着の中で鈍く振動する携帯を苛立ったように開き
分かりきった着信相手を確認すると同時に舌を打つ。
「……クソが、今日は馬鹿猿には振り回されるわ、女には邪魔されるわ、散々だぜ」
そう言うと、そのまま剛は振り返らずに窓から庭の暗闇に消えた。

放心したように動かなかったアイリーンだったが、ポロッと涙を一粒落とすと
のろのろと起きてパジャマを着た。


143 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:37:42 ID:nQxTKKQA]

「一体どうしたのよ?変な物でも食べたの?」
朝だと言うのに布団から出てこないアイリーンを気遣うようにパイが眺める。
「……パイさん」
「何?正露丸?あるわよ?」
「……違います!その、女の色気ってどうやって付けるんですかね?」
「は?な、何を食べたの?」
「真面目に聞いてます!」
怒りながらアイリーンが布団から飛び出して来た。どうやら本当に真面目な話らしい。

「……そうねぇ、私は女優を目指した頃に言われた事があるのよね『色気が足りない』って」
「パイさんも?」
「うん、まぁね。で、色気って仕草とかに関係があるのよね。サラみたいに生まれつき
美貌がある人はともかく、一般的には表情とか、物腰とかね。
それで私、ダンスを始めたの、結構ああ見えて女心を表現してたりするんだよね。
日本とかでは舞踊とか、特に、お淑やかに見えるように踊るらしいけど」
「流石はパイさん!私も日本舞踊をする〜!」
「どこで習うのよ……」
「葵さん!葵さんね、何か日本舞踊もしてるって言ってたから、愛は葵さんに教えてもらいます!」
「え?そうなんだ、通りであのヒラヒラした手は納得だわ」
「……でも愛は葵さんの連絡先知らなかった……とほほ」
「ん?知ってるっていうか私、葵ちゃんの家に行くんだけど」
「本当ですか!?流石はパイさん!!で?年明け早々に何しに行くんですか?」
「馬鹿ねー。決まってるじゃない、合気道の道場視察よ」
「視察だなんて、格闘男まみれの生活を見たいだけなんじゃ……パイさんサイテーです」
「あ?そんな事言うんだ?じゃあ連れて行かない」
「やだやだ!嘘です〜!」


144 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:38:17 ID:nQxTKKQA]

*******************

「ほう、葵が友達呼ぶとは、珍しい事もあるんやなぁ」
「……友達ちゃいます、ただの道場見学者どす」
「まぁ、せやけどトーナメントの参加者の女優さんやったら、何もしいひん訳にはいかんやろ」
「お父はん、何もしはらんでおくれやす、ぶぶ漬けでいいんどす!」
「はは、葵がそこまで言うほど仲ええなら、良いこっちゃないか。仲良き事は美しき哉やの。
ああ、そうや葵、さっき晶君が正月の挨拶に来るって連絡があったなぁ」
「晶はんが?ほんまどすか!」
葵の顔が打って変ってパッと明るくなる。

「晶はんが来る前にパイはんには早よ、お暇してもらわなあかんなぁ……晶はん……」
葵の白い頬が桜色に染まった。

145 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:39:38 ID:nQxTKKQA]

**********************

その頃の京都行きの新幹線では……。

「やっぱり日本に来たならヤマトナデシコ、ゲイシャガールだよね?ムッシュ日守?」
「……知るか」

新幹線の中で京都のガイドブックを広げるジャンの横で、流れる景色を不満そうに見つめる剛がいた。


146 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 13:43:54 ID:nQxTKKQA]
おわり。

さーて次回の腐女子パイは!
・合気道場でウホッいい男達
・芸者部屋で猿まわし
・女の戦い勃発!?嵐山の決戦、春に萌ゑる

の三本です!ウキキィ!
(注・嘘です)

また調子に乗って反省してる。

147 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/17(火) 19:39:47 ID:509ysf4B]
>>146
GJ!一縷の望みにすがって待ってた甲斐があった!
腐パイ相変わらずバカ可愛いし、初心なアイリーンもなかなかいいなw
反省しなくていいから次回も楽しみにしてるw
何?嘘?アーアーキコエナイ

148 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/18(水) 19:13:58 ID:sj+h7rJs]
俺のコーヒーと制止返せw
剛×アイリンに萌えた
ロリコンもいいよね!

149 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/19(木) 17:10:48 ID:SxsrdCNF]
GJー!お疲れさまです!!腐女子シリーズ楽しみにしてました!



150 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/21(土) 13:48:57 ID:4FLOhcaa]
愛はエテかわいい!
パイの無茶ぶりが最高です!
何気に晶が一番可哀想なキャラかも…

151 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/22(日) 08:10:28 ID:y7pqetle]
勝手に勘違いしてる晶もだけどw
普通ならいい加減気がつくだろう

152 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/22(日) 21:14:48 ID:qIK5UO+J]
GJ!
晶は気付かないままのが幸せだろw

153 名前:名無しさん@ピンキー [2009/02/23(月) 22:49:49 ID:Wq9kzJqY]
葵×剛に期待!

154 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/24(火) 08:35:34 ID:knz6hkU1]
それは愛の前で葵が剛を逆レイp・・
おや?雨がひどくなって来たから用水路見て来る

155 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/24(火) 23:44:52 ID:lOTSgG4P]
葵「アイリーンはん、よう見ときなはれ。これが一番色気付けるのに必要な事どす」
剛「やめろてめぇ!鞭やロウソクなんて何に使うつもりだこの…!」
アイリーン「はい!葵さんっ!」
剛「素直に返事してねぇでこの女どうにかしやがれ!猿!」

156 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/25(水) 08:00:08 ID:mV588Q4Y]
ワロス
同じく自分も腐パイ書きたくなったが勝手に続き書いたらダメ?

157 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/02/26(木) 15:58:29 ID:O5n68je4]
続きはダメだろ
腐女子の設定で別作品ならいいんじゃないか?

158 名前:146 mailto:sage [2009/03/01(日) 22:51:01 ID:DLME+TLz]
レスありがとう
相変わらず誤字脱字が多くて申し訳ない。

過去に書いた分も修正や改訂したり、追加したりしたいが
ここでまた投下するのも今更なんでサイトを作る事にしました。

保管庫の管理人さん、多分メール読まれてないかも知れないので
ここで重複しますが
腐女子パイ、脱衣麻雀、1−ブラッド×葵、5−晶×パイ、アイリーン×パイ、晶×パイレイプ
葵×パイレイプを今の所は転載予定です。(保管庫は外さないでも結構です)
不都合あれば教えてください。宜しくお願いします。私信で失礼。

159 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/10(火) 11:21:57 ID:W0JnUvZg]
保管庫更新されないね



160 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/11(水) 09:40:13 ID:KFD8T6if]
BBSにも投稿されてたね
あっちの方が人も多いから投稿するにはBBSがいいかも知れないね
こっちは人がいないからなー

161 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/14(土) 08:54:22 ID:4UH1vgy+]
ここまで晶×葵はなし。と
なんでないのか不思議だ
日本人には日本人が1番だと思うんだが

162 名前:名無しさん@ピンキー [2009/03/14(土) 14:23:39 ID:f+whPVDc]
当たり前すぎかのかな。。。
でも、知り合いだというような設定があったような。
2Pがセーラー服、という設定もみたかったなぁ。。。

163 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/15(日) 00:37:37 ID:cTbHindE]
何か2人とも消極的そうだから、地味な感じは否めない。
日本人同士で王道に見えるけど
カプとして話しに持って行くには、意外と難易度が高い組み合わせにはなるかも・・・・。

SとMにしても微妙に難しい。この2人では普通が一番だから。
ブラッドに取られそうで晶が嫉妬して、ならアリかも知れないけど
それ以外では普通すぎるのが原因かな。

晶はパイみたいな元気な子に振り回される
鈍い男があってる気がするような。自分的な萌えだけどね。

164 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/15(日) 14:02:00 ID:Wrn0rNHV]
あお

165 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/15(日) 14:04:08 ID:Wrn0rNHV]
ごめん。送信した

葵と晶のSMは確かに想像できないw

166 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/16(月) 16:52:02 ID:rQs10Uvi]
キチクなら葵が一服盛るしか……
ほのぼの夫婦系しかイメージ来ないかも

167 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/18(水) 01:21:59 ID:F+MBZPps]
鬼畜だったら葵と鷹はどうかな?

168 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/19(木) 15:14:27 ID:SyWvKHOE]
カプ話はいいけどカプ批判はやめてほしい
合ってるかあってないかなんて個人の主観でしかないし、それに萌えてる人もいるんだから

169 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/19(木) 16:54:38 ID:Xay3UoEx]
ん?今まで女キャラSM予想も散々してるし・・・

何で批判に??ほのぼの夫婦とか自分は想像して萌えたけどね



170 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/19(木) 21:24:59 ID:6M4OvKhT]
>>168
批判というより、「なんで少ないの?」の質問に検証してるだけではないかと、、、163も個人の趣向と書いてるし
まぁ「ここまで○○はなし」と、わざわざ書くのも、どうかと思うけど、、

171 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/20(金) 08:51:09 ID:5U+6yzbo]
もうマターリしようや
読みたいカプあるならネタ出しをしたりして、スレを盛り上げるようにしたら
それを書いてもいいかなーと思う人も出ると思うよー
実際腐パイもBBSの住民のネタ出しから書いてくれてるし
好きなカプがないと嘆く前に書いてもらえるような努力もいると思うなー

172 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/20(金) 08:53:45 ID:5U+6yzbo]
あ、あとベネ×ジャキもネタ出しから書いくれてるよね
ベネはなかったから嬉しかったなぁ

173 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/22(日) 10:15:05 ID:7twjXkIC]
新しいバージョンになればネタが少しは出るかな……。OPデモに期待。

174 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/23(月) 12:02:50 ID:a2mqNnBX]
パイにスカトロ強要したい
かわいいパイから臭い糞尿がブリブリ!ビチビチ!!
もちろんそれを食わす

175 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/23(月) 23:38:28 ID:RKJ2woSF]
∞(; `Д´)∞<・・・・・

176 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/03/25(水) 08:58:06 ID:W/U6xzcO]
よーし3月終わったらパパは暇になるから
頑張って何か書いちゃうぞ〜

177 名前:名無しさん@ピンキー [2009/04/08(水) 04:59:13 ID:8MVMAWDC]
保守

178 名前:保管庫”管理”人 mailto:sage [2009/04/11(土) 22:57:15 ID:uO1IQgnN]
ここまで保管完了しました
サイト転載了解しました。
また職人さんの力作をお待ちしてます。

179 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/04/14(火) 18:04:09 ID:JM+cKjni]
有り難うございます。
大変お疲れ様でした。



180 名前:名無しさん@ピンキー [2009/04/22(水) 14:29:08 ID:++o0S9p6]
ビンゴをネタにして思案中。。。

181 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/04/26(日) 16:35:21 ID:8M3x4Rt0]
過疎すぎ。
bbsもあんな感じになったし。
バーチャは需要がないのか心配になる(性的な意味で)

182 名前:名無しさん@ピンキー [2009/05/05(火) 12:26:28 ID:Rz0qpOtJ]
エロパロすら鉄拳に負けるバーチャw

183 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/05/14(木) 05:02:14 ID:MVozOXz2]
懐かしいな、バーチャが上だの鉄拳が上だのガキみたいな事で騒いでた頃があった。

184 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/05/17(日) 00:25:14 ID:a2YMr0KU]
誰も居ないみたいだからコッソリ殴り書いてみた。

移動前のBBSの小ネタからインスパイアされてみた。
一応レイ×パイ鬼畜。



185 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/05/17(日) 00:25:46 ID:a2YMr0KU]
「う……」
目を覚ますと見知らぬ場所にいた。
コンクリートに囲まれた薄暗い部屋……積み上げられた荷物を見ると、どうやら何処かの倉庫みたいだ。

そう、昨夜は仕事が早く終わったので、久々にアフターを満喫すべく
1人でお気に入りのBarに向かって居る途中だった。
もう少しで、あの店の看板が見えるという高架下を潜っていた、その時に後頭部に激痛が走った。

それから記憶はない。

気が付くと、この有様……。
両手を椅子の背もたれに縛り付けられており、両足は、はしたなく開いたままで同じく椅子に縛りあげられている。
「どうやら犯人は唯のファンって訳じゃなさそうね」
背後から殴られる前の気配は完全に消されていたし、目を覚ます前の手際の良さ。到底素人の所業ではない。
自分の作品の中でも、このようなピンチは数多くあったが、どうやら現実は甘くはなさそうだ。

「良い子は真似しないでね。て注意書きしておくべきだったわ……くっ……!」
紐を解こうとすればする程に、手首足首に食い込んでくる苦痛と屈辱にパイの顔が歪んだ。
そんなパイをあざ笑うかの様に、高らかに響く足跡。それと同時にドアのノブが回った。

「いい格好だな。パイ・チェン」
見下したように笑う男の目は、侮蔑したようにパイの両足の間に向けられていた。
そこには必死で、もがく余り食い込んだパンティ。はっきりと割れ目に沿って布地が線を引いていた。
「やっぱり、この変態趣味はアンタだったのね……。レイフェイ!どういうつもりなの!」

ククッと笑い飛ばすように、パイの両足の間に胡坐をかきながら視線は逸らさずにレイは話を始める。

「貴女には色々と借りがありますからね……私が散々かかされた恥を味わって貰おうと思ってね。パイ・チェン。
……しかし香港を代表する女優が良い格好じゃありませんか?幾らで売れますかね?コレは。
我々も資金振りが厳しくてね。是非とも御寄付を賜りたいのも目的のひとつでしてね」
そう言うと、小型のビデオカメラをパイの体に近づける。
「……ふざけないで、ビデオを止めなさいよ!!……ひっ…ぁ!」

食い込んだパンティの上から指がのめり込む。
ゆっくりと線を上に、なぞりながら中指が小さな突起を捕らえる。指先で数度弾くと硬さを帯びて
更に薄いパンティに浮かび上がる。
「おや?何ですかね?コレは……どうも大衆に疎いもので教えて頂けると助かるのですが」
そういいながら撮影したまま指先で突起を摘んでは転がし始める。

「ふざけ、ないでよ……」
「ちゃんと教えて頂かないと、コレを人に見せて教えて貰わないといけませんね。困りました」
「う、分かった、わよ……ク、クリト…リスよ……これでいいでしょ!?」
「え?物憶えが悪いもので……申し訳ありませんがハッキリ言って頂いていいでしょうか?」
爪先で引っ掻くように、腫れ上がったそれを刺激する。

「うあぁ…っ!クリトリス!クリトリスよ!この変態!!これで良いでしょ!ビデオを止めなさいよ!!」
「有難う御座います、大変勉強になりました。しかし触れば触る程に何か下着に水のような物が付くのですが……。
具合が悪いのでは?」
突起を嬲りあげた指を、線のようになったパンティの中に潜り込ませる。
「いやぁ!」

ぬぷっ……ぬちょ……ぬちゃっ…


186 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/05/17(日) 00:29:15 ID:a2YMr0KU]
力尽きた。
また続きは殴り書きにきます。保守原稿で推敲もしてませんのでご容赦を


187 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/05/17(日) 00:32:19 ID:a2YMr0KU]
×足跡
○足音

重ね重ねすいません。今度は一回くらいは見直そう……

188 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/05/24(日) 03:23:08 ID:JY+/Qen8]
いいぞもっとお願いします

189 名前:名無しさん@ピンキー [2009/06/08(月) 21:07:53 ID:M1AZu8g1]
がんばれ!



190 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/06/24(水) 15:15:56 ID:90DJXhEv]
書き込みなさすぎだろ

191 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/06/25(木) 00:03:13 ID:71iBFX6W]
頑張って保守

パイの黒ウエイトレスにホーテッドマンションを思い出した。
丑三つ葵に脅かされたい。今日この頃
怖いけど可愛い。新鮮すぎ

192 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/07/01(水) 09:01:33 ID:p3/MRehR]
昨日みくみくなアイリーンを見たんだ。全国配信弟子で。

193 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/07/04(土) 14:13:12 ID:jbBN1cUx]
何それ気になる

194 名前:192 [2009/07/06(月) 18:29:44 ID:Omyw8Bvh]
みくみくなツインテールに黒に水色の縁取りの服に、同色のスカート。

こんなアイリーン。

195 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/07/10(金) 20:59:59 ID:J0XmRHVG]
ミクより三國史対戦はイラストレーター豪華だから
少し位バーチャも描かせて欲しい…

3Dが売りとはいえ2まではイラストレーターに描かせてたんだからさー

196 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/08/02(日) 18:21:16 ID:n1MYJ/3m]
寺田克也のバーチャ絵また見たいなぁ

197 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/08/09(日) 04:13:31 ID:WVfDXP8o]
腐パイの人のサイトはどうなったんだろうか?
あと、サラパイのレズもののサイトのURL持ってる人いない?ブクマ間違えて消してしまった・・・

198 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/08/09(日) 23:17:17 ID:cnnAVGV7]
久々に来たけど過疎ってるな…
BBSも無くなってる?

199 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/08/11(火) 21:42:32 ID:T7iGw+HC]
BBSは変なサイトに吸収されてから行ってないや。

もうすぐ夏コミだ。久々に2日目に行くから格闘系まわってみようかな。
バーチャ本は一冊位はあるだろうか…(´・ω・`)



200 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/08/12(水) 01:49:22 ID:IEw7TtHV]
やっと規制解除。
せっかくのエロ小説も削除しちったからもったいない・・・






[ 続きを読む ] / [ 携帯版 ]

前100 次100 最新50 [ このスレをブックマーク! 携帯に送る ] 2chのread.cgiへ
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧]( ´∀`)<202KB

read.cgi ver5.27 [feat.BBS2 +1.6] / e.0.2 (02/09/03) / eucaly.net products.
担当:undef