- 653 名前:名無しSUN [2008/02/14(木) 22:13:33 ID:nZiE3h/o]
- >>646
15μmの光を受けた二酸化炭素が一度振動して、次の分子の熱エネルギーとなり、これから赤外線を放出する。 これは正しい。ただ、エネルギーの励起というのがあって、ここから15μmの光は出せない。 LEDの話がいいたとえなんだけど、青色LEDは可視光の中で一番エネルギーが高い(短波長)。 凄く乱暴な言い方をすれば、青色さえあれば可視光は全色出せるが、赤色(一番低エネルギー)から青色は作れない。 低エネルギーから高エネルギーの状態にはいけないので。 15μmの光を受けた二酸化炭素は、熱エネルギーというより低エネルギーの状態となる。 これから再び15μmの光には戻れない。これ以上の長さの波長の赤外線(低エネルギー)となって放出される。 ただ、この場合も全てが長波長赤外線となるわけではなく、対流でも宇宙へと放出されていく。
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